JP2002029695A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JP2002029695A
JP2002029695A JP2000213754A JP2000213754A JP2002029695A JP 2002029695 A JP2002029695 A JP 2002029695A JP 2000213754 A JP2000213754 A JP 2000213754A JP 2000213754 A JP2000213754 A JP 2000213754A JP 2002029695 A JP2002029695 A JP 2002029695A
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一正 古倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下降動作中のフォークがラック棚と接触する
ことを有効に防止して、従来よりもさらに安全性を高め
た荷役車両を提供する。 【解決手段】 フォーク21上の荷物31の有無を検出
する荷物検出手段10と、フォーク21の高さ位置を検
出する揚高検出手段2と、走行装置3による車両本体の
前進距離および前進後の後退距離をそれぞれ個別に測定
する移動距離測定手段4と、揚高検出手段2で検出され
るフォーク21の高さH2が予め設定された基準値H1
を越えており、かつ、荷物検出手段10によって荷台2
1に荷物31が有ることが検出された状態下において、
移動距離測定手段4で測定される車両本体24の後退距
離S2がその前進距離S1以上となるまではフォーク2
1の下降動作を禁止する動作制御手段9とを具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
の荷役車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、荷役車両としてのフォークリフ
トの内には、いわゆるカウンタバランス型と称せられる
ものがある。このカウンタバランス型フォークリフト
は、図3に示すように、車両本体24の前側位置に、荷
物が載置される荷台であるフォーク21と、このフォー
ク21の昇降動作を案内する支柱であるマスト22とが
配設され、また、後側位置にはカウンタウエイト23が
配設されている。また、フォーク21を昇降自在に支持
したマスト22に沿って油圧シリンダ25が立設されて
おり、この油圧シリンダ25をアクチュエータとする昇
降装置(図示省略)によってフォーク21は昇降動作さ
せられるようになっている。
【0003】さらに、車両本体24には走行モータ26
が内装されており、この走行モータ26をアクチュエー
タとする走行装置(図示省略)によって車両本体24が
前後方向に進退動作させられ、かつ、旋回動作させられ
るようになっている。そして、車両本体24に配設され
た運転席パネル27の内部には、マイクロコンピュータ
を利用して構成されたコントローラ28が設けられてお
り、このコントローラ28によって、昇降装置や走行装
置などのような装置個々の動作や連携した動作などが統
括的に制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のフ
ォークリフトでは、フォーク21を上昇動作させたうえ
でラック棚30に対する荷積み作業や荷取り作業が実行
されており、例えば、荷取り作業では、車両本体24の
前進動作に伴ってラック棚30にあるパレット積みされ
た荷物31をフォーク21上に載置した後、車両本体2
4の後退動作に伴ってフォーク21をラック棚30外に
まで後退動作させ、その後にフォーク21を下降動作さ
せるなどの一連の動作が実行される。
【0005】しかしながら、車両本体24に着席してい
るオペレータとフォーク21との間には、フォーク21
の基端部に取り付けられたリフトブラケット(図示省
略)やバックレスト29などが介在しているため、オペ
レータが目視によってフォーク21の後退動作を確認す
ることが難しいことがある。また、ラック棚30は薄暗
い倉庫内に設置されている状況にあることが多々有り、
フォーク21がラック棚30外にまで出切ったことを視
認するのが困難な場合もある。
【0006】そして、フォーク21がラック棚30外に
まで出切ったと勝手に誤判断したオペレータが、フォー
ク21を下降動作させると、フォーク21がラック棚3
0と接触する結果を招いて荷崩れが発生することが起こ
っていた。
【0007】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであり、荷物の積み降ろしの際のオペレータ
の誤判断などによって下降動作中のフォークなどの荷台
がラック棚と接触して荷崩れを起こすなどの不具合発生
を有効に防止し、安全性を高めた荷役車両を提供するこ
と目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
荷役車両は、車両本体には、荷物が載置される荷台を支
柱に沿って昇降動作させる昇降装置が配設されるととも
に、この車両本体を前後に移動させる走行装置が設けら
れているものであって、前記荷台上の荷物の有無を検出
する荷物検出手段と、前記荷台の高さ位置を検出する揚
高検出手段と、前記走行装置による車両本体の前進距離
および前進後の後退距離をそれぞれ個別に測定する移動
距離測定手段と、前記揚高検出手段で検出される荷台の
高さが予め設定された基準値を越えており、かつ、前記
荷物検出手段によって荷台に荷物が有ることが検出され
た状態下において、前記移動距離測定手段で測定される
車両本体の後退距離がその前進距離以上となるまでは荷
台の下降動作を禁止する動作制御手段と、を具備してい
ることを特徴としている。
【0009】本発明の請求項2に係る荷役車両は、請求
項1に記載した構成において、動作制御手段は、揚高検
出手段で検出される荷台の高さが基準位置を超えている
場合において、予め設定された上下許容範囲内に限って
昇降装置による荷台の上昇動作及び下降動作を許容する
ものであることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項3に係る荷役車両は、請求
項1または請求項2に記載した構成において、動作制御
手段は、車両本体の後退距離がその前進距離以上となっ
た時点で車両本体の後退動作を停止させるものであるこ
とを特徴としている。
【0011】本発明の請求項4に係る荷役車両は、請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載の構成において、
動作制御手段は、車両本体の後退距離がその前進距離以
上となった時点で荷台の下降動作を自動的開始させるも
のであることを特徴としている。
【0012】本発明の請求項5に係る荷役車両は、請求
項1ないし請求項4のいずれかに記載の構成において、
動作制御手段の動作実行または動作禁止のいずれかを選
択する動作選択手段を具備していることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項6に係る荷役車両は、請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載の構成において、
動作制御手段の動作状態を外部に告知する通報手段また
は警報手段を具備していることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明するが、本実施の形態では荷役車両がカ
ウンタバランス型フォークリフトであるとしている。し
かしながら、このようなカウンタバランス型のものに限
定されず、リーチ型、ピッキング型、ストラドル型とい
った他のフォークリフトについても適用でき、さらに、
フォークリフトに限定されず、荷物が載置される荷台
と、この荷台を支柱に沿って昇降動作させる昇降装置
と、荷台及び支柱が前側位置に配設され、かつ、昇降装
置が配設された車両本体と、この車両本体に配設されて
車両本体そのものを進退動作させる走行装置とを備えて
なる荷役車両でありさえすればフォークリフト以外であ
ってもよい。
【0015】図1は本実施の形態に係るカウンタバラン
ス型フォークリフトが具備している制御系統の要部を示
すブロック図である。なお、このカウンタバランス型フ
ォークリフトの全体構造は、図3で示した従来の形態と
基本的に異ならないので、その全体構造については図3
を参照しながら説明する。
【0016】この実施の形態に係るカウンタバランス型
フォークリフトは、車両本体24の前側位置に、荷物3
1が載置される荷台であるフォーク21と、このフォー
ク21の昇降動作を案内する支柱であるマスト22とが
配設され、また、後側位置にはカウンタウエイト23が
配設されている。また、フォーク21を昇降自在に支持
したマスト22に沿って油圧シリンダ25が立設されて
おり、この油圧シリンダ25をアクチュエータとする昇
降装置1によってフォーク21は昇降動作させられるよ
うになっている。そして、その場合のフォーク21の高
さ位置は、リール式ポテンショメータやマグネットセン
サなどの揚高検出手段2によって検出されている。
【0017】また、この実施の形態において、フォーク
21のバックレスト29の一部には、光電式センサから
なる荷物検出手段10が設けられており、この荷物検出
手段10によってフォーク21上に載置される荷物31
の有無が検出できるようになっている。なお、荷物検出
手段10としては、光電式センサの代わりに、フォーク
21に加わる荷重を検出するロードセルなどを使用する
ことも可能である。
【0018】一方、車両本体24には走行モータ26が
内装されており、この走行モータ26をアクチュエータ
とする走行装置3によって車両本体24全体が前後方向
に進退動作させられ、かつ、旋回動作させられるように
なっている。そして、車両本体24の前進距離S1及び
後退距離S2は、例えば、車両本体24の前進距離S1
をアップカウントする一方で後退距離S2をダウンカウ
ントするようなアップダウン式カウンタなどの計測器で
構成される移動距離測定手段4によってそれぞれ個別に
測定されるようになっている。なお、アップダウン式カ
ウンタに代えてロータリエンコーダなどの計測器を使用
することもできる。
【0019】一方、車両本体24に設けられた運転席パ
ネル27には、昇降装置1などを手動操作する際に使用
される各種の操作レバーと共に、液晶表示器などの通報
手段5やブザーやランプなどの警報手段6が配置されて
いる。
【0020】運転席パネル27の内部には、マイクロコ
ンピュータで構成されたコントローラ7が設けられてい
る。このコントローラ7は、装置個々の動作及び各種装
置の連携した動作などを統括的に制御するもので、各種
のデータを記憶しているROMやRAMからなるメモリ
部8と、CPUからなる演算処理部9とを含んでいる。
【0021】メモリ部8には、移動距離測定手段4で測
定される車両本体24の前進距離S1及び後退距離S2
がそれぞれ記憶されるようになっている。また、メモリ
部8には、荷積み作業時や荷取り作業時におけるフォー
ク21の下降動作を禁止すべき基準となる高さ位置のデ
ータ、つまり、基準位置H1のデータが予め記憶されて
いる。この場合の基準位置H1とは、比較的安全と見な
せるフォーク21の揚高の最大許容値のことで、フォー
ク21の揚高がこの基準位置H1を越えると危険性が大
きいと判断してフォーク21の下降動作を禁止するため
に使用される。
【0022】さらに、メモリ部8には、基準位置H1を
超えた高さ位置H2にあるフォーク21の上昇動作及び
下降動作が許容される上下許容範囲Δのデータも予め記
憶されている。すなわち、実際に荷積み作業や荷取り作
業を行う場合には、フォーク21の高さを僅かに上下動
させてフォーク21が確実にパレットに差し込まれるよ
うに微調整する必要があるが、上下許容範囲Δはその必
要性に応じられるようにするために設けられている。
【0023】演算処理部9は、揚高検出手段2、移動距
離測定手段4、荷物検出手段10からの各検出出力、お
よびメモリ部8に記憶されているデータに基づいて、昇
降装置1、走行装置3、警報手段5、通報手段6などの
各部の動作を制御するもので、特許請求の範囲における
動作制御手段としての機能を発揮するものである。
【0024】そのため、この演算処理部9には、図1に
示すように、揚高検出手段2、移動距離測定手段4、お
よび荷物検出手段10のそれぞれからコントローラ7へ
各種の必要な信号が入力される一方、このコントローラ
7からは、昇降装置1、走行装置3、通報手段5、警報
手段6の各々に対して動作指示用の制御信号が出力され
るようになっている。
【0025】次に、本実施の形態に係るフォークリフト
が実行する荷取り作業時の制御を、図2に示すフローチ
ャートを参照して説明する。なお、ここではフォークリ
フトによる荷取り作業時の制御のみを説明しているが、
荷積み作業時の制御は荷取り作業時と基本的に同じであ
るから説明を省略する。
【0026】まず、オペレータは、荷取り作業を実行し
ようとするラック棚30の前面近くまで車両本体24を
接近させておいた後、リフトレバーを手動操作すること
によって昇降装置1の運転を開始する。すると、油圧シ
リンダ25が起動されて、フォーク21はマスト22に
案内されながら上昇動作を開始する(ステップ1)。そ
の際、フォーク21の実際の高さ位置H2が揚高検出手
段2によって検出される(ステップ2)。
【0027】次に、走行装置3によって車両本体24を
前進動作させると(ステップ3)、これに伴ってフォー
ク21がパレット積みの荷物が収納されているラック棚
30へ次第に接近する。その際の車両本体24の前進距
離S1が移動距離測定手段4によって測定され(ステッ
プ4)、その測定値S1がメモリ部8に記憶される。
【0028】そして、フォーク21がラック棚30の上
にある所定の荷物を荷取りできる高さH1と差し込み長
さが得られて、フォーク2の上昇と車両本体24の前進
動作とが共に停止された時点で、演算制御部9は、フォ
ーク21の実際の高さ位置H2が基準位置H1を超えて
いるか否かを判断する(ステップ5)。そして、フォー
ク21の実際の高さ位置H2が基準位置H1を超えてい
る場合には、引き続いて、荷物検出手段10の検出出力
に基づいて、フォーク21上に荷物31が実際に存在す
るか否かを判断する(ステップ6)。そして、フォーク
21に荷物31が存在していると判断した場合には、フ
ォーク21の下降動作を禁止する(ステップ7)。
【0029】ただし、フォーク21の実際の高さ位置H
2が基準位置H1を超えており、かつ、フォーク21上
に荷物31があることが検出された場合でも、コントロ
ーラ7の演算制御部9は、昇降装置1によってフォーク
21が上下許容範囲Δ内において上下動するのを許容す
る。したがって、上下許容範囲Δ内であればフォーク2
1の上昇や下降を行えるので、ラック棚30上にパレッ
ト積みされた荷物31をフォーク21上に確実に移載す
ることができる。
【0030】その後、走行装置3によって車両本体24
が後退動作されるのに伴って、荷物を載置したフォーク
21は、ラック棚30の外へと後退されるが(ステップ
8)、その際、移動距離測定手段4によって車両本体2
4の後退距離S2が測定される(ステップ9)。
【0031】そして、移動距離測定手段4によって測定
される車両本体24の後退距離S2が、メモリ部8に記
憶されている前進距離S1以上となるまではフォーク2
1の下降動作を禁止する制御が演算処理部9によって継
続して実行される(ステップ10)。
【0032】車両本体24の後退距離S2が前進距離S
1以上になると、演算制御部9は、フォーク21の下降
動作を禁止する制御を解除する(ステップ11)。そこ
で、この時点以降においては、リフトレバーを手動操作
して昇降装置1の運転を再開して、油圧シリンダ25に
よってフォーク21を上下許容範囲Δを越えて下側にま
で下降動作させることが可能となる。
【0033】なお、ステップ5において、フォーク21
の実際の高さ位置H2が基準位置H1未満であると判断
されたような場合には、オペレータによってフォーク2
1がラック棚30から出切ったことを容易に視認するこ
とができ、また、ステップ6において、フォーク21の
実際の高さ位置H2が基準位置H1を超えている場合で
もフォーク21には荷物が存在しないと判断されたよう
に場合には、崩れなどの危険性がないので、演算制御部
9は、フォーク21の下降動作禁止モードには移行せ
ず、したがって、フォーク21は上下許容範囲Δを越え
て下降させることができる。
【0034】上記の実施の形態について、次の変形例や
応用例を考えることができる。 (1) 上記の実施の形態では、車両本体24の後退距
離S2がその前進距離S1以上になったとコントローラ
7の演算処理部9が判断した時点でフォーク21の下降
動作を禁止する制御が解除されるようにしているが、こ
の判断を下した演算処理部9が、同時に、車両本体24
の後退動作を停止させる制御を実行する構成とすること
も可能である。
【0035】(2) 上記の実施の形態では、ステップ
11でフォーク21の下降動作を禁止する制御が解除さ
れた後は、リフトレバーを手動操作することでフォーク
21の下降動作を行うようにしているが、リフトレバー
を手動操作しなくても、ステップ10で車両本体24の
後退距離S2がメモリ部8に記憶されている前進距離S
1以上となったと判断された時点で、フォーク21の下
降動作を自動的に開始させる機能を動作制御手段である
演算処理部9に付与しておいてもよい。
【0036】(3) フォーク21の下降動作を禁止す
る制御が開始された旨やフォーク21が後退動作中であ
る旨の動作状態を、通報装置5及び警報手段6によって
オペレータへと適宜に告知する構成を採用してもよい。
このような構成を採用している場合には、オペレータの
誤判断が生じがたいという利点が確保される。
【0037】(4) フォークリフトを使用した荷取り
作業の全般で常にフォーク21の下降動作を禁止する制
御が必要となる分けではないので、運転席パネル27に
コントローラ7の有する動作制御手段としての機能を実
行させるか否か、つまり、動作制御手段の動作実行また
は動作禁止のいずれかを選択するための動作選択手段で
ある切換スイッチ(図示省略)を設け、オペレータの必
要性に応じて切換スイッチを切り換えて演算処理部9の
動作禁止か解除かを選択できる構成とすることも可能で
ある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る荷役
車両では、上昇動作した荷台の高さ位置が予め設定され
た基準位置を超え、かつ、荷台に荷物があることが確認
された状態下で後退動作を開始した車両本体の後退距離
がその前進距離以上となるまでは荷台の下降動作を禁止
する動作制御が実行される。
【0039】そのため、荷積み作業時や荷取り作業時に
おける荷台がラック棚の外側に出切ってしまうまでは荷
台の下降動作が禁止されることとなる結果、下降動作を
開始した荷台がラック棚と接触することは起こり得ず、
荷崩れの発生を確実かつ有効に防止し得るという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るフォークリフトが具備する
制御系統の要部構成を示すブロック図である。
【図2】制御過程を示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態及び従来の形態に係るフォークリ
フトの全体構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1 昇降装置 2 揚高検出手段 3 走行装置 4 移動距離測定手段 5 通報手段 6 警報手段 7 コントローラ 8 メモリ部 9 演算処理部(動作制御手段) 10 荷物検出手段 21 フォーク(荷台) 24 車両本体 H1 基準位置 H2 高さ位置 S1 前進距離 S2 後退距離 Δ 上下許容範囲

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体には、荷物が載置される荷台を
    支柱に沿って昇降動作させる昇降装置が配設されるとと
    もに、この車両本体を前後に移動させる走行装置が設け
    られている荷役車両であって、 前記荷台上の荷物の有無を検出する荷物検出手段と、 前記荷台の高さ位置を検出する揚高検出手段と、 前記走行装置による車両本体の前進距離および前進後の
    後退距離をそれぞれ個別に測定する移動距離測定手段
    と、 前記揚高検出手段で検出される荷台の高さが予め設定さ
    れた基準値を越えており、かつ、前記荷物検出手段によ
    って荷台に荷物が有ることが検出された状態下におい
    て、前記移動距離測定手段で測定される車両本体の後退
    距離がその前進距離以上となるまでは荷台の下降動作を
    禁止する動作制御手段と、 を具備していることを特徴とする荷役車両。
  2. 【請求項2】 動作制御手段は、揚高検出手段で検出さ
    れる荷台の高さが基準位置を超えている場合において、
    予め設定された上下許容範囲内に限って昇降装置による
    荷台の上昇動作及び下降動作を許容するものであること
    を特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
  3. 【請求項3】 動作制御手段は、車両本体の後退距離が
    その前進距離以上となった場合に車両本体の後退動作を
    停止させるものであることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の荷役車両。
  4. 【請求項4】 動作制御手段は、車両本体の後退距離が
    その前進距離以上となった場合に前記昇降装置を起動し
    て荷台の下降動作を自動的に開始させるものであること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    記載の荷役車両。
  5. 【請求項5】 動作制御手段の動作実行または動作禁止
    のいずれかを選択する動作選択手段を具備していること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    記載の荷役車両。
  6. 【請求項6】 動作制御手段の動作状態を外部に告知す
    る通報手段または警報手段を具備していることを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の荷
    役車両。
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US09/879,995 US20030024132A1 (en) 2000-06-14 2001-06-14 Cargo handling vehicle
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219884A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Nippon Yusoki Co Ltd 自動移載装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219884A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Nippon Yusoki Co Ltd 自動移載装置

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