JP2002029583A - エアゾール用遅延噴射装置 - Google Patents

エアゾール用遅延噴射装置

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JP2002029583A JP2000213122A JP2000213122A JP2002029583A JP 2002029583 A JP2002029583 A JP 2002029583A JP 2000213122 A JP2000213122 A JP 2000213122A JP 2000213122 A JP2000213122 A JP 2000213122A JP 2002029583 A JP2002029583 A JP 2002029583A
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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
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    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
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    • B65D83/265Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operating automatically, e.g. periodically by fall or rise in pressure or temperature

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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアゾール容器の遅延噴射を行うのに、高粘度
物等を一切用いる必要がなく、構成を簡易にするととも
にエアゾール内容物が高粘度物等と接触して変質したり
する恐れがないものとする。そして、製造も簡易で廉価
な製品を得る。 【解決手段】 ステム3の押圧位置を固定し得る押圧本
体5に、エアゾール内容物25の導入室11方向に押圧
付勢される押圧ピストン10を形成する。この押圧ピス
トン10に固定し上端に噴射ノズル18を形成した押圧
杆16を形成する。この押圧杆16による押圧時に、ス
テム3に連通する導入口12に挿入係合してこの導入口
12及び押圧杆16の導出路17を閉止する閉止駒13
に、微量流通路15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブ機構の開弁操作
後に、一定の時間を経過してからエアゾール内容物の噴
射が行われるようにする、エアゾール用遅延噴射装置に
係るもので、殺虫剤の噴射等、人体に悪影響を及ぼすよ
うなエアゾール内容物の大量噴射に用いる場合に、特に
有効なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉室内に殺虫剤等を大量に噴霧
し、ゴキブリ、ダニ等の、室内の有害虫を排除するため
に用いられるエアゾール装置に、エアゾール内容物の連
続的な噴射を可能とするとともに、このエアゾール内容
物の噴射と噴射開始操作との間にタイムラグを設ける遅
延噴射機構を備えたものが存在する。この遅延噴射機構
により、エアゾール内容物の噴射開始操作を行った後
に、この操作者が、エアゾール内容物の噴射開始前に、
安全に室外に退去できるものとしている。
【0003】そして、このようなエアゾール内容物の遅
延噴射を行う方法として、エアゾール内容物の流通経路
に、粘性の高い高粘度物を配置し、エアゾール内容物の
噴射の際に、このエアゾール内容物の噴射圧力によっ
て、高粘度物を排出する従来技術が存在する。この高粘
度物の排出後に、噴出ノズルからエアゾール内容物を外
部に噴出可能となるものである。そして、この高粘度物
の排出に一定の時間を要する結果、エアゾール内容物の
遅延噴射が可能となるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高粘度
物を使用する方法は、エアゾール内容物と高粘度物が接
触して化学反応を起こす可能性があった。また、ノズル
に目詰まりを生じたり、高粘度物が床材を汚す等の様々
な問題点があった。また、エアゾール内容物の流通経路
に高粘度物を配置するのに多くの手数が必要で、エアゾ
ール装置が高価となるし、使用後の高粘度物の回収や廃
棄等も面倒であった。
【0005】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、高粘度物等を全く用いる事なく、エア
ゾール内容物の遅延噴射を可能とし、高粘度物を用いる
事により生じていた、種々の欠点を除去する事を可能と
し、信頼性の高い遅延噴射機構を実現するものである。
また、この遅延噴射機構を、簡易な構造で廉価に得るも
のである。また、遅延噴射に於ける時間設定も簡易な方
法で任意に設定する事を可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き課
題を解決するため、エアゾール容器のステムを押圧可能
でこの押圧位置を固定し得る押圧本体と、この押圧本体
内に設けたエアゾール内容物の導入室と、この導入室方
向にエアゾール内容物の噴射剤の圧力よりも小さな圧力
で押圧付勢される押圧ピストンと、この押圧ピストンに
固定し上端に形成した噴射ノズルを押圧本体から外方に
突出するとともにこの噴射ノズルに連通する導出路を形
成した押圧杆と、この押圧杆による押圧時に、ステムに
連通する導入口に挿入係合してこの導入口及び押圧杆の
導出路を閉止するとともにステムと導入室とを連通する
微量流通路を形成した閉止駒とから成り、押圧杆による
閉止駒への押圧が解除された時には、閉止駒による閉止
を解除し押圧杆の導出路を開放するとともにエアゾール
内容物の噴出圧力により閉止駒を導入室方向に上昇移動
し、導入口を開口するものである。
【0007】また、閉止駒は、押圧杆側を径大、ステム
側を径小とする円錐形に形成し、押圧杆による閉止駒の
押圧の解除時には、エアゾール内容物の噴出圧により上
昇移動し、閉止駒外周と導入口内周との間に、エアゾー
ル内容物の大量流通路を形成して導入室とステムとを連
通可能としても良い。
【0008】また、閉止駒は、断面長方形の平板状に形
成すると共に外周面の上下方向に、微量流通路と連通す
る大流通口を開口し、押圧杆による閉止駒の押圧の解除
時には、エアゾール内容物の噴出圧により上昇移動し、
閉止駒の下面と導入口の底面との間に、エアゾール内容
物の大量流通路を形成し、この大量流通路と大流通口を
介して導入室とステムとを連通可能としても良い。
【0009】また、微量流通路は、閉止駒の外周面また
は導入口の内周面に、蛇腹状の溝部を設けて形成しても
良い。
【0010】また、微量流通路は、閉止駒の外周面また
は導入口の内周面に、螺旋状の溝部を設けて形成しても
良い。
【0011】また、微量流通路は、閉止駒の下面または
導入口の底面に、蛇腹状の溝部を設けて形成しても良
い。
【0012】また、微量流通路は、閉止駒の下面または
導入口の底面に、螺旋状の溝部を設けて形成しても良
い。
【0013】また、閉止駒は、導入室方向への移動先
に、移動停止用のストッパーを設ける事により、閉止駒
と押圧杆の導出路との間にエアゾール内容物の流通可能
な一定の流通間隔を介在可能としても良い。
【0014】
【作用】本発明は、上述の如く構成したものであるか
ら、エアゾール内容物の噴射を行おうとする場合には、
押圧本体をエアゾール容器方向に下降して、ステムを押
圧する。このステムの押圧状態は、固定的に行われるも
のであって、押圧本体への人手による押圧力を解除した
後も、ステムは継続的に押圧される。このステムの押圧
により、エアゾール容器のバルブ機構は継続的に開放さ
れ、ステムを介してエアゾール内容物は噴射ノズル方向
に噴出しようとする。
【0015】しかし、ステムと導入室とを連通する導入
口には閉止駒が挿入配置され、導入口を閉止するととも
に押圧ピストンの押圧力によって、押圧杆が閉止駒を押
圧し、この閉止駒と密着して押圧杆の導出路を閉止して
いる。そのため、エアゾール内容物が導入口を介して大
量に導入室に流出する事はなく、ステムと導入室とは、
閉止駒の微量流通路のみを介して僅かに連通している。
【0016】従って、エアゾール容器からステムを介し
て流出したエアゾール内容物は、この微量流通路を通っ
て導入室内に流入する。この導入室内へのエアゾール内
容物の流入は微量であるから、導入室内の圧力は徐々に
上昇し、急激に上昇することはない。そして、押圧ピス
トンは押圧発条によって導入室方向に押圧され、押圧杆
にて閉止駒を押圧しているから、導入室の内部圧力の上
昇過程に於て、導出路及び導入口が開放される事はな
い。
【0017】しかしながら、一定時間が経過し、微量流
通路を通過したエアゾール内容物が順次導入室内に蓄積
されると、導入室内の圧力が上昇する。この上昇限界が
押圧ピストンの導入室方向への押圧力よりも高くなった
時に、押圧ピストンは噴射ノズル方向、即ち導入室より
も上部方向に移動させられる。
【0018】この押圧ピストンの上昇に伴って、押圧杆
も同時に上昇するから、導出路を閉止していた閉止駒と
押圧杆との接触を開放する。この開放により、閉止駒が
エアゾール内容物の噴射圧力によって上昇するため、導
入口が開放され、一時に大量のエアゾール内容物が導入
口を介して導入室に流入する。そして、この導入室内の
エアゾール内容物は、押圧杆の導出路を介して噴射ノズ
ルから外部に噴出されるものとなる。
【0019】そして、この噴出に於てエアゾール容器内
に充填した噴射剤の圧力を、押圧ピストンの導入室方向
への押圧力よりも高いものとしておけば、エアゾール内
容物は、噴射剤に押し出されて、全量外部に放出される
ものとなる。また、エアゾール容器の操作者は、押圧本
体を前述の如く操作してエアゾール容器のバルブ機構を
開放した後、導入室内の圧力が上昇するまでの間に室外
等へ退避する事により、安全にエアゾール内容物の噴射
を行う事が可能となる。
【0020】また、押圧本体の操作を行ってエアゾール
内容物が外部に噴射されるまでの経過時間は、微量流通
路の形状や距離を変える事により、任意に設定できる。
即ち、微量流通路の距離を長くしたり、内径を小さく形
成すると、微量流通路を通過するエアゾール内容物の流
動抵抗が高くなるため、エアゾール内容物の導入室への
流入が緩慢となる。従って、エアゾール内容物の噴射ま
での時間を長く設定でき、遅延効果を高めるものとな
る。そして、閉止駒の外周面または導入口の内周面の全
面に、蛇腹状の溝部や螺旋状の溝部を設けて微量流通路
を形成すれば、微量流通路の距離を長く形成する事がで
き、エアゾール内容物の流動抵抗を大きくする事ができ
る。
【0021】逆に、微量流通路の距離を短かくしたり、
内径を大きく形成すると、エアゾール内容物の流動抵抗
が小さくなって、エアゾール内容物の導入室への流入速
度が速くなる。そのため、導入室内の内部圧力の上昇が
速まり、エアゾール内容物は短時間で外部に噴出するも
のとなる。
【0022】また、導入口に挿入係合する閉止駒は、何
れの形状で形成しても良いが、押圧杆側を径大、ステム
側を径小とする円錐形に形成すれば、閉止駒が押圧杆に
よる押圧で、導入口からステム側に脱落する事はない。
尚、本明細書中にて円錐形とは、先端を鋭角とした理論
上の円錐形は勿論、鋭角部分を切断し平坦とした、円錐
台形を含む概念で用いている。
【0023】また、押圧杆による閉止駒の押圧の解除時
に、導入口から閉止駒を完全に取り外さなくても、エア
ゾール内容物の噴出圧で導入室内方向に僅かに上昇移動
しただけで、閉止駒外周と導入口内周との間に隙間を生
じて、エアゾール内容物の流通が可能な大量流通路が確
実に形成される。従って、導入室とステムとが大きく連
通し、エアゾール容器からステムを介して流出したエア
ゾール内容物は、大量流通路を介して導入室に流入した
後、押圧杆の導出路を介して噴射ノズルから外部に噴射
される。
【0024】また、導入口に挿入係合する閉止駒を、断
面長方形の平板状に形成すれば、円錐形に形成する場合
に比較し、製造が容易で廉価な製品を得ることが可能と
なる。
【0025】また、閉止駒が上昇移動した際に、閉止駒
が導入室内に不規則に飛ばされたり、閉止駒が押圧杆に
接触して導出路を閉止してしまう虞れがある。これを防
止するため、閉止駒は、導入室方向への上昇移動先に、
上昇移動停止用のストッパーを設ければ、閉止駒の位置
が特定され、閉止駒と押圧杆の導出路との間にエアゾー
ル内容物の流通可能な流通間隔の形成が確実なものとな
る。そのため、押圧杆の導出路が閉止される事はなく、
エアゾール内容物を外部に確実に噴射する事ができる。
【0026】上述の如き作用により、本発明のエアゾー
ル用遅延噴射装置は、空間用殺虫剤、ゴキブリ用殺虫
剤、園芸用殺虫剤、殺鼠剤、ダニ用殺虫剤、不快害虫用
殺虫剤、忌避剤、アリ用殺虫剤、その他の殺虫剤または
帯電防止剤、室内消臭剤、室内用芳香剤、防カビ剤、そ
の他の家庭用品及び自動車用品に用いる事ができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に於て説明す
れば、(1)はエアゾール容器で、殺虫剤、その他の適宜
のエアゾール内容物(25)を充填するとともに図1に示
す如く、上端にマウンテンカップ(2)を固定している。
このマウンテンカップ(2)の中央部には、適宜のバルブ
機構(図示せず)を収納固定し、このバルブ機構にステム
(3)を進退可能に接続し、マウンテンカップ(2)の中央
部から外部に突出している。そして、このステム(3)は
エアゾール容器(1)方向に押圧する事によってバルブ機
構を開放し、エアゾール内容物(25)の噴出を可能とし
ている。
【0028】また、マウンテンカップ(2)は、上端に肩
カバー(4)を係合固定し、この肩カバー(4)に、ステム
(3)を押圧する押圧本体(5)を係合している。この押圧
本体(5)は、下端に嵌合部材(6)を嵌合固定し、内部を
密閉可能としている。そして、この嵌合部材(6)を、ス
テム(3)に接続する事により、押圧本体(5)によるステ
ム(3)の押圧を可能としている。また、嵌合部材(6)
は、エアゾール容器(1)方向に円筒状の固定筒(7)を突
設している。そして、この固定筒(7)の外周を軸方向に
数カ所切り欠く事により、内径を拡縮可能としている。
この固定筒(7)に臨ませて、肩カバー(4)には、固定筒
(7)の通常状態の外径よりも、内径をやや径小とする固
定開口(8)を設けている。
【0029】この、固定開口(8)と固定筒(7)は、押圧
本体(5)によるステム(3)の非押圧時には、互いに係合
する事はない。しかし、押圧本体(5)をエアゾール容器
(1)方向に強く押し下げれば、ステム(3)を押圧すると
同時に、固定筒(7)が内径を縮めながら肩カバー(4)の
固定開口(8)に挿入された後、復元方向に力が作用し
て、固定筒(7)と固定開口(8)とが強固に嵌合する。こ
の固定筒(7)と固定開口(8)との嵌合が容易に解除され
る事はなく、ステム(3)の押圧状態を継続可能としてい
る。
【0030】また、押圧本体(5)は、上部側に押圧ピス
トン(10)を上下に摺動可能に配置するとともに、この
押圧ピストン(10)と嵌合部材(6)との間の空間を、ス
テム(3)から流出するエアゾール内容物の導入室(11)
としている。更に、嵌合部材(6)には、この導入室(1
1)とステム(3)とを連通する漏斗状の導入口(12)を
開口している。そして、この導入口(12)に、導入室
(11)側を幅広、ステム(3)側を幅狭とする円錐形の閉
止駒(13)を上下動可能に挿入配置している。
【0031】この閉止駒(13)は、図7、図8に示す如
く、外周面に浅い溝部(14)を蛇腹状に形成する事によ
り、導入口(12)の内周面との間に、少量のエアゾール
内容物(25)が流通可能な微量流通路(15)を形成して
いる。このような構造で微量流通路(15)を形成する事
により、エアゾール内容物の流動抵抗が大きくなるの
で、導入室(11)へのエアゾール内容物の流入速度を遅
く設定する事ができる。また、この微量流通路(15)
は、螺旋状に形成しても長尺に形成する事ができる。
【0032】尚、この微量流通路(15)の長さや溝部
(14)の深さ、内径等を変える事により、エアゾール内
容物(25)の性質や用途に応じて、製造者は遅延時間を
任意に調整した製品を製造する事ができる。即ち、微量
流通路(15)の距離を長くしたり、内径や深さを小さく
形成すると、微量流通路(15)を通過する流動抵抗が高
くなるため、エアゾール内容物(25)の導入室(11)へ
の流入が緩慢に行われる。従って、外部にエアゾール内
容物(25)が噴射されるまでの時間を長く設定でき、高
い遅延効果を得るものとなる。
【0033】逆に、微量流通路(15)の距離を短かくし
たり、内径や深さを大きく形成すると、流動抵抗が小さ
くなるので、エアゾール内容物(25)の導入室(11)へ
の流入速度が速くなる。そのため、導入室(11)内の昇
圧速度が速まり、エアゾール内容物(25)は短時間で外
部に噴出するものとなる。
【0034】また、閉止駒(13)は、導入室(11)側を
径大とする円錐形に形成しているので、閉止駒(13)は
導入室(11)方向には上昇可能であるが、導入口(12)
からステム(3)側に抜け落ちる事はない。また、閉止駒
(13)が導入口(12)から完全に抜け出さなくても、僅
かに上昇するだけで、閉止駒(13)外周と導入口(12)
内周との間には、エアゾール内容物が大量に流通可能な
大量流通路(19)が形成されるものとなる。
【0035】また、この閉止駒(13)の上面の突当面
(22)に、導入室(11)内に配置した押圧杆(16)の下
端を突き当てる事により、閉止駒(13)の上昇を停止し
ている。この押圧杆(16)は、押圧ピストン(10)と一
体に形成するとともに上下方向に貫通した導出路(17)
を設けている。そして、導出路(17)の上端に噴射ノズ
ル(18)を形成し、この噴射ノズル(18)部分を押圧本
体(5)の上部から外方に突出して配置している。
【0036】また、押圧杆(16)と一体に形成した押圧
ピストン(10)は、押圧本体(5)内に於て摺動可能に配
置するとともに、押圧本体(5)の天板(20)との間隔に
介装した押圧発条(21)によって、導入室(11)方向に
押圧付勢されている。また、この押圧発条(21)の押圧
力は、エアゾール内容物(25)の噴射剤の圧力よりも弱
い圧力とし、前記の閉止駒(13)を押圧杆(16)を介し
て押圧している。
【0037】このように、押圧杆(16)が閉止駒(13)
の突当面(22)を押圧する事により、導入口(12)を閉
止するとともに押圧杆(16)の導出路(17)を閉止して
いる。従って、ステム(3)と導入室(11)とは、前記微
量流通路(15)のみを介して僅かに連通するものとなっ
ている。
【0038】また、押圧本体(5)は、閉止駒(13)の上
昇移動先に、円周方向の複数ヶ所に断面T字型のストッ
パー(23)を設けている。このストッパー(23)に突き
当たる事により、閉止駒(13)の上昇移動が停止すると
ともに、閉止駒(13)の上昇先での位置を特定可能とし
ている。また、この停止位置は、図4、図5に示す如
く、エアゾール内容物の噴射圧力で上端まで上昇した押
圧杆(16)の導出路(17)と、閉止駒(13)の突当面
(22)との間に、エアゾール内容物の流通可能な一定の
流通間隔(24)が介在可能な位置関係とする。
【0039】上述の如く構成したものに於て、エアゾー
ル内容物(25)の遅延噴射を行うには、まず押圧本体
(5)をエアゾール容器(1)方向に押し下げ、押圧本体
(5)下端の固定筒(7)を肩カバー(4)の固定開口(8)に
嵌合し、押圧本体(5)を固定する。この押圧本体(5)の
下降に伴い、図2に示す如く、押圧本体(5)は嵌合部材
(6)を介してステム(3)を押圧する。
【0040】このステム(3)の押圧により、エアゾール
容器(1)のバルブ機構が開放され、エアゾール内容物
(25)はステム(3)から導入口(12)方向に噴出する。
この導入口(12)は、図2、図3に示す如く、閉止駒
(13)により閉止されているので、エアゾール内容物
(25)は導入口(12)と閉止駒(13)との間に形成され
た微量流通路(15)のみを介して導入室(11)内に流入
し、導入室(11)内を昇圧する。
【0041】しかし、エアゾール内容物(25)の導入室
(11)への流入が微量流通路(15)を介して行うもので
あるため、前記導入室(11)内の昇圧は、緩慢に行われ
る。そのため、押圧ピストン(10)の押圧発条(21)に
よる導入室(11)方向への押圧力が優り、直ちに押圧ピ
ストン(10)を押圧移動させる事はない。この間にエア
ゾール容器(1)の操作者は室外等へ退避する事ができる
ので、エアゾール内容物(25)の人体への付着や吸い込
みを防止して、安全な使用が可能となる。
【0042】このように、エアゾール内容物(25)は微
量流通路(15)を介して少量づつ、順次導入室(11)内
に導入され、その導入量が一定の限界を超え、導入圧力
が押圧発条(21)の復元力に優るものとなった時に、図
4、図5に示す如く、押圧ピストン(21)を急激に上昇
移動させ、同時に押圧ピストン(10)に固定した押圧杆
(16)も上昇する。
【0043】その結果、押圧杆(16)による閉止駒(1
3)への押圧力が解除されるから、閉止駒(13)はエア
ゾール内容物(25)の噴出圧力によって上方に押し上げ
られ、導入口(12)を開放する。この閉止駒(13)の上
昇と同時に、押圧杆(16)と閉止駒(13)の突当面(2
2)とが流通間隔(24)を介して分離し、導出路(17)
を開放する。
【0044】この閉止駒(13)は、上昇先に配置したス
トッパー(23)に突き当たる事により、上昇移動を停止
するので、導入室(11)内に不規則に吹き飛ばされた
り、押圧杆(16)に接触して導出路(17)を閉止する可
能性を無くする事ができる。
【0045】従って、ステム(3)と導入室(11)とが大
きく連通し、ステム(3)から流出したエアゾール内容物
(25)は、導入口(12)と閉止駒(13)との間の大量流
通路(19)を介して導入室(11)内に急激に流入する。
そして、この導入室(11)内のエアゾール内容物(25)
は、流通間隔(24)を介して押圧杆(16)の導出路(1
7)内に流入した後、噴射ノズル(18)から外部に連続
的に噴射されるものとなる。
【0046】また、上記実施例に於いては閉止駒(13)
を円錐状に形成したが、閉止駒(13)の形状は円錐状に
限定されるものではなく、他の異なる実施例に於いて
は、図9〜図11に示す如く、閉止駒(13)は、断面長
方形の平板状に形成すると共に外周面の上下方向に、微
量流通路(15)と連通する大流通口(26)を開口する。
そして、微量流通路(15)は、閉止駒(13)の下面(2
7)または導入口(12)の底面(28)に、蛇腹状または
螺旋状の溝部を設けて形成しても良い。
【0047】そして、押圧杆(16)による閉止駒(13)
の押圧の解除時には、エアゾール内容物の噴出圧により
上昇移動し、閉止駒(13)の下面(27)と導入口(12)
の底面(28)との間に、エアゾール内容物の大量流通路
(19)を形成し、この大量流通路(19)と大流通口(2
6)を介して導入室(11)とステム(3)とを連通可能と
する。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成したものであ
るから、エアゾール容器の遅延噴射を行うのに、流動抵
抗の高い微量流通路によって、エアゾール内容物の流出
時間を遅延して行うので、従来の如き高粘度物等を一切
用いる必要がなく、構成を簡易にするとともにエアゾー
ル内容物が高粘度物等と接触して変質したりする恐れが
ない。また、高粘度物の処理手数等を必要としないか
ら、製造も簡易で廉価な製品を得る事ができる。そし
て、優れた遅延効果により、エアゾール装置の操作者に
エアゾール内容物が付着したり、吸引するのを確実に防
止して、安全な使用が可能となる。
【0049】また、バルブ機構を開弁してエアゾール内
容物が外部に噴射されるまでの経過時間を、微量流通路
の距離や内径の大きさを変えるだけで、任意に調整する
事が可能となる。従って、エアゾール内容物の使用目的
や性能に応じて、遅延効果を任意に設定した製品を製造
する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアゾール容器のバルブ機構の閉止状態を示す
断面図。
【図2】バルブ機構を開放し、エアゾール内容物を導入
室内に微量噴出している状態を示す断面図。
【図3】図2に於ける閉止駒部分の拡大断面図。
【図4】エアゾール内容物の外部への噴射状態を示す断
面図。
【図5】図4の閉止駒部分を示す拡大断面図。
【図6】図1のA−A線断面図。
【図7】閉止駒の拡大下面図。
【図8】図7のB−B線断面図。
【図9】他の異なる実施例に於けるバルブ機構の閉止状
態を示す断面図。
【図10】他の異なる実施例に於けるエアゾール内容物
の外部への噴射状態を示す閉止駒部分の拡大断面図。
【図11】他の異なる実施例に於ける閉止駒の拡大下面
図。
【符号の説明】
1 エアゾール容器 3 ステム 6 押圧本体 10 押圧ピストン 11 導入室 12 導入口 13 閉止駒 14 溝部 15 微量流通路 16 押圧杆 17 導出路 18 噴射ノズル 19 大量流通路 23 ストッパー 24 流通間隔 25 エアゾール内容物 26 大流通口 27 下面 28 底面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器のステムを押圧可能でこ
    の押圧位置を固定し得る押圧本体と、この押圧本体内に
    設けたエアゾール内容物の導入室と、この導入室方向に
    エアゾール内容物の噴射剤の圧力よりも小さな圧力で押
    圧付勢される押圧ピストンと、この押圧ピストンに固定
    し上端に形成した噴射ノズルを押圧本体から外方に突出
    するとともにこの噴射ノズルに連通する導出路を形成し
    た押圧杆と、この押圧杆による押圧時に、ステムに連通
    する導入口に挿入係合してこの導入口及び押圧杆の導出
    路を閉止するとともにステムと導入室とを連通する微量
    流通路を形成した閉止駒とから成り、押圧杆による閉止
    駒への押圧が解除された時には、閉止駒による閉止を解
    除し押圧杆の導出路を開放するとともにエアゾール内容
    物の噴出圧力により閉止駒を導入室方向に上昇移動し、
    導入口を開口する事を特徴とするエアゾール用遅延噴射
    装置。
  2. 【請求項2】 閉止駒は、押圧杆側を径大、ステム側を
    径小とする円錐形に形成し、押圧杆による閉止駒の押圧
    の解除時には、エアゾール内容物の噴出圧により上昇移
    動し、閉止駒外周と導入口内周との間に、エアゾール内
    容物の大量流通路を形成して導入室とステムとを連通可
    能とした事を特徴とする請求項1のエアゾール用遅延噴
    射装置。
  3. 【請求項3】 閉止駒は、断面長方形の平板状に形成す
    ると共に外周面の上下方向に、微量流通路と連通する大
    流通口を開口し、押圧杆による閉止駒の押圧の解除時に
    は、エアゾール内容物の噴出圧により上昇移動し、閉止
    駒の下面と導入口の底面との間に、エアゾール内容物の
    大量流通路を形成し、この大量流通路と大流通口を介し
    て導入室とステムとを連通可能とした事を特徴とする請
    求項1のエアゾール用遅延噴射装置。
  4. 【請求項4】 微量流通路は、閉止駒の外周面または導
    入口の内周面に、蛇腹状の溝部を設けて形成した事を特
    徴とする請求項1又は2のエアゾール用遅延噴射装置。
  5. 【請求項5】 微量流通路は、閉止駒の外周面または導
    入口の内周面に、螺旋状の溝部を設けて形成した事を特
    徴とする請求項1又は2のエアゾール用遅延噴射装置。
  6. 【請求項6】 微量流通路は、閉止駒の下面または導入
    口の底面に、蛇腹状の溝部を設けて形成した事を特徴と
    する請求項1又は3のエアゾール用遅延噴射装置。
  7. 【請求項7】 微量流通路は、閉止駒の下面または導入
    口の底面に、螺旋状の溝部を設けて形成した事を特徴と
    する請求項1又は3のエアゾール用遅延噴射装置。
  8. 【請求項8】 閉止駒は、導入室方向への移動先に、移
    動停止用のストッパーを設ける事により、閉止駒と押圧
    杆の導出路との間にエアゾール内容物の流通可能な一定
    の流通間隔を介在可能とした事を特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6又は7のエアゾール用遅延噴射装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000189855A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾ―ル用遅延噴射装置

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