JP2002028100A - エアー式乾燥機 - Google Patents
エアー式乾燥機Info
- Publication number
- JP2002028100A JP2002028100A JP2000217369A JP2000217369A JP2002028100A JP 2002028100 A JP2002028100 A JP 2002028100A JP 2000217369 A JP2000217369 A JP 2000217369A JP 2000217369 A JP2000217369 A JP 2000217369A JP 2002028100 A JP2002028100 A JP 2002028100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric
- electric chamber
- suction opening
- control circuit
- circuit unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電気室内に浸入してしまった水滴を、高密閉状
態を維持したまま除去することができるエアー式乾燥機
を提供する。 【解決手段】吸引開口11bを有するケース本体10内
に吸引開口11bから吸引したエアーを排気ノズル60
から排気させる電動送風機本体40が設けられ、電動送
風機40の下方に位置し且つケース本体10内で隔離さ
れた電気室11d内に制御回路ユニット20が収納さ
れ、、制御回路ユニット20に供給された外部電力が電
気室11dから引き出されたリード線56によって電動
送風機本体40に供給され、電気室11d内に位置する
底壁11cに下端が当接する毛細管部材27の上端が蓋
体26から突出されている。
態を維持したまま除去することができるエアー式乾燥機
を提供する。 【解決手段】吸引開口11bを有するケース本体10内
に吸引開口11bから吸引したエアーを排気ノズル60
から排気させる電動送風機本体40が設けられ、電動送
風機40の下方に位置し且つケース本体10内で隔離さ
れた電気室11d内に制御回路ユニット20が収納さ
れ、、制御回路ユニット20に供給された外部電力が電
気室11dから引き出されたリード線56によって電動
送風機本体40に供給され、電気室11d内に位置する
底壁11cに下端が当接する毛細管部材27の上端が蓋
体26から突出されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水回り施設の近傍
に配置され、エアーの高圧噴射によって水滴を除去する
ことで乾燥させるエアー式乾燥機に関する。
に配置され、エアーの高圧噴射によって水滴を除去する
ことで乾燥させるエアー式乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、洗面所や流し台等の蛇口
近傍に設置され、利用者の手や食器等の被乾燥体に付着
した水滴をエアーの高圧噴射によって吹き飛ばすことで
水滴の除去と乾燥とを同時に行うエアー式乾燥機が知ら
れている。
近傍に設置され、利用者の手や食器等の被乾燥体に付着
した水滴をエアーの高圧噴射によって吹き飛ばすことで
水滴の除去と乾燥とを同時に行うエアー式乾燥機が知ら
れている。
【0003】図2は、このようなエアー式乾燥機Tを示
し、上面にスイッチ部1aを設けたケース本体1を備え
ている。
し、上面にスイッチ部1aを設けたケース本体1を備え
ている。
【0004】ケース本体1内には、図3に示すように、
制御回路ユニット2と電動送風機ユニット3とを備えて
いる。
制御回路ユニット2と電動送風機ユニット3とを備えて
いる。
【0005】制御回路ユニット2は、ケース本体1の内
底壁面1bから立ち上げられた周壁1cによって形成さ
れた電気室1d内に配置され、絶縁防水性のポッティン
グ剤4に覆われた高電圧系の第一回路基板2aと、低電
圧系の第二回路基板2bとを備え、電源コード5から供
給された高電圧の電源を第一回路基板2aで低電圧に変
換した上で第二回路基板2bによってスイッチ部1aの
制御等を行っている。また、電気室1dの上部開口は蓋
体6によって覆われている。
底壁面1bから立ち上げられた周壁1cによって形成さ
れた電気室1d内に配置され、絶縁防水性のポッティン
グ剤4に覆われた高電圧系の第一回路基板2aと、低電
圧系の第二回路基板2bとを備え、電源コード5から供
給された高電圧の電源を第一回路基板2aで低電圧に変
換した上で第二回路基板2bによってスイッチ部1aの
制御等を行っている。また、電気室1dの上部開口は蓋
体6によって覆われている。
【0006】電動送風機ユニット3は、電動送風機本体
7と、電動送風機本体7を覆う送風機カバー8とを備え
ている。この送風機カバー8には、先端がケース本体1
の前方下面から突出するノズル8aが連結されている。
また、電動送風機本体7は、電源コード5から各基板2
a,2bを経て蓋体6を貫通するリード線9からの供給
電源によって駆動し、この駆動に基づいて外気をケース
本体1の平面から吸気(矢印a参照)してノズル8aの
先端からエアーEとして噴射する。
7と、電動送風機本体7を覆う送風機カバー8とを備え
ている。この送風機カバー8には、先端がケース本体1
の前方下面から突出するノズル8aが連結されている。
また、電動送風機本体7は、電源コード5から各基板2
a,2bを経て蓋体6を貫通するリード線9からの供給
電源によって駆動し、この駆動に基づいて外気をケース
本体1の平面から吸気(矢印a参照)してノズル8aの
先端からエアーEとして噴射する。
【0007】リード線9は、蓋体6並びに送風機カバー
8にそれぞれ設けられたシールパッキン6a,8bを貫
通している。
8にそれぞれ設けられたシールパッキン6a,8bを貫
通している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気室1d
内は密閉状態としているが、上述したリード線9の蓋体
7を貫通した部分にあっては、シールパッキン6aを採
用したとしても、ケース本体1内に浸入した水の電気室
1d内へと浸入を完全に浸入を防止することは困難であ
った。
内は密閉状態としているが、上述したリード線9の蓋体
7を貫通した部分にあっては、シールパッキン6aを採
用したとしても、ケース本体1内に浸入した水の電気室
1d内へと浸入を完全に浸入を防止することは困難であ
った。
【0009】そして、このように電気室1d内に水滴が
浸入してしまうと、電気室1d内には基板4a,4b等
の回路部品が収納されていることから決して好ましいも
のではない。その反面、上述したように、電気室1d内
は密閉状態としたほうが水滴浸入防止の観点から好まし
いことから、例えば、電気室1dに対応する内底壁面1
bに排水孔を設けるなどの構成を採用することは困難で
あった。
浸入してしまうと、電気室1d内には基板4a,4b等
の回路部品が収納されていることから決して好ましいも
のではない。その反面、上述したように、電気室1d内
は密閉状態としたほうが水滴浸入防止の観点から好まし
いことから、例えば、電気室1dに対応する内底壁面1
bに排水孔を設けるなどの構成を採用することは困難で
あった。
【0010】本発明は、上記問題を解決するため、電気
室内に浸入してしまった水滴を、高密閉状態を維持した
まま除去することができるエアー式乾燥機を提供するこ
とを目的とする。
室内に浸入してしまった水滴を、高密閉状態を維持した
まま除去することができるエアー式乾燥機を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載のエアー式乾燥機は、吸引開口を有
するケース本体内に設けられて前記吸引開口から吸引し
たエアーを排気ノズルから排気させる電動送風機と、該
電動送風機の下方に位置して前記ケース本体内で隔離さ
れた電気室内に収納された制御回路ユニットと、該制御
回路ユニットに供給された外部電力を前記電動送風機に
供給するために前記電気室内から引き出された内部配線
とを備えたエアー式乾燥機において、前記電気室内の内
底面に下端が当接すると共に前記電気室から上端が突出
する毛細管部材を備えていることを要旨とする。
め、請求項1に記載のエアー式乾燥機は、吸引開口を有
するケース本体内に設けられて前記吸引開口から吸引し
たエアーを排気ノズルから排気させる電動送風機と、該
電動送風機の下方に位置して前記ケース本体内で隔離さ
れた電気室内に収納された制御回路ユニットと、該制御
回路ユニットに供給された外部電力を前記電動送風機に
供給するために前記電気室内から引き出された内部配線
とを備えたエアー式乾燥機において、前記電気室内の内
底面に下端が当接すると共に前記電気室から上端が突出
する毛細管部材を備えていることを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明のエアー式乾燥機の
実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1において、エアー式乾燥機Aは、ケー
ス本体10と、ケース本体10内の下方に設けられた制
御回路ユニット20と、ケース本体10内の上方に設け
られた電動送風機ユニット30とを備えている。
ス本体10と、ケース本体10内の下方に設けられた制
御回路ユニット20と、ケース本体10内の上方に設け
られた電動送風機ユニット30とを備えている。
【0014】ケース本体10は、断面有底角柱形状の下
ケース11と、下ケース11の上面開口を閉成すると共
に正面側にノズル部12を一体に突出した上ケース13
と、ノズル部12の下方を閉成するキャップ14とを備
えている。
ケース11と、下ケース11の上面開口を閉成すると共
に正面側にノズル部12を一体に突出した上ケース13
と、ノズル部12の下方を閉成するキャップ14とを備
えている。
【0015】下ケース11の後壁面11aにはその上方
寄りに吸引開口11bが形成されている。尚、吸引開口
11bの外側には下ケース11に着脱可能に保持される
多孔若しくは多条スリット15aを形成した吸引カバー
15に覆われている。また、この吸引カバー15と吸引
開口11bとの間には多孔質フィルター(図示せず)が
介装されている。さらに、下ケース11の底壁11cの
上面(内底面)からは制御回路ユニット20を取り巻く
ように立ち上げられて電気室11dを形成する周壁11
eが突出形成されている。
寄りに吸引開口11bが形成されている。尚、吸引開口
11bの外側には下ケース11に着脱可能に保持される
多孔若しくは多条スリット15aを形成した吸引カバー
15に覆われている。また、この吸引カバー15と吸引
開口11bとの間には多孔質フィルター(図示せず)が
介装されている。さらに、下ケース11の底壁11cの
上面(内底面)からは制御回路ユニット20を取り巻く
ように立ち上げられて電気室11dを形成する周壁11
eが突出形成されている。
【0016】上ケース13の上面13aにはスイッチ部
16が設けられている。また、上ケース13の裏面から
は電動送風機ユニット30を吊持するためのボス13b
が突出されている。
16が設けられている。また、上ケース13の裏面から
は電動送風機ユニット30を吊持するためのボス13b
が突出されている。
【0017】キャップ14には、膨出部14aが一体に
形成されており、この膨出部14a内には被乾燥体(例
えば、手や皿)の存在を検知する赤外センサー17が設
けられている。また、キャップ14には、この赤外セン
サー17から出射された赤外光の発光・受光を可能とす
る黒色透明板14bが設けられている。尚、赤外センサ
ー17の感度は、下カバー11の底壁11cより上方周
辺に設定されている。さらに、キャップ14には、ケー
ス本体10の幅方向に延びるスリット14cが形成され
ている。
形成されており、この膨出部14a内には被乾燥体(例
えば、手や皿)の存在を検知する赤外センサー17が設
けられている。また、キャップ14には、この赤外セン
サー17から出射された赤外光の発光・受光を可能とす
る黒色透明板14bが設けられている。尚、赤外センサ
ー17の感度は、下カバー11の底壁11cより上方周
辺に設定されている。さらに、キャップ14には、ケー
ス本体10の幅方向に延びるスリット14cが形成され
ている。
【0018】制御回路ユニット20は、電気室11d内
に設けられた保持皿21内に充填された絶縁防水性を有
するポッティング剤22に覆われた高電圧系の第一回路
基板23と、保持皿21から立ち上げられたボス24に
固定された低電圧系の第二回路基板25とを備え、高電
圧の外部供給電源を第一回路基板23で低電圧に変換し
た上で第二回路基板25によってスイッチ部16等が制
御される。また、周壁11eの上面開口は蓋体26によ
って覆われている。さらに、制御回路ユニット20は、
電気室11d内に位置する底壁11cの上面(内底面)
に下端27aが当接すると共に蓋体26を上端27bが
貫通することで電気室11dから突出する毛細管現象特
性を有する毛細管部材27を有する。
に設けられた保持皿21内に充填された絶縁防水性を有
するポッティング剤22に覆われた高電圧系の第一回路
基板23と、保持皿21から立ち上げられたボス24に
固定された低電圧系の第二回路基板25とを備え、高電
圧の外部供給電源を第一回路基板23で低電圧に変換し
た上で第二回路基板25によってスイッチ部16等が制
御される。また、周壁11eの上面開口は蓋体26によ
って覆われている。さらに、制御回路ユニット20は、
電気室11d内に位置する底壁11cの上面(内底面)
に下端27aが当接すると共に蓋体26を上端27bが
貫通することで電気室11dから突出する毛細管現象特
性を有する毛細管部材27を有する。
【0019】この毛細管部材27は、例えば、綿体等を
円柱形状に形成したものが使用されており、その円柱形
状が保形されることが好ましい。尚、図示例では毛細管
部材27の上端が蓋体26を貫通することによって電気
室11dの外部に毛細管部材27の上端27bが露出し
た構成を採用しているが、例えば、周壁11eを貫通す
るなど、少なくとも、毛細管部材27の下端が電気室1
1d内の底壁11cの上面に当接し、毛細管部材27の
上端27aが電気室11dの外部に露出され、毛細管現
象特性が発揮されるという条件を満たせば、毛細管部材
27の材質,形状,設置場所,本数等は特に限定される
ものではない。また、上述したように、第一回路基板2
3をポッティング剤22で覆ったような構成では、図1
の鎖線で示すように、ポッティング剤22の上面22a
を内底面とし、上面22aに下端27aを当接させると
共に上端27bを蓋体26から貫通させて電気室11d
の外部に露出した毛細管部材27としても良い。
円柱形状に形成したものが使用されており、その円柱形
状が保形されることが好ましい。尚、図示例では毛細管
部材27の上端が蓋体26を貫通することによって電気
室11dの外部に毛細管部材27の上端27bが露出し
た構成を採用しているが、例えば、周壁11eを貫通す
るなど、少なくとも、毛細管部材27の下端が電気室1
1d内の底壁11cの上面に当接し、毛細管部材27の
上端27aが電気室11dの外部に露出され、毛細管現
象特性が発揮されるという条件を満たせば、毛細管部材
27の材質,形状,設置場所,本数等は特に限定される
ものではない。また、上述したように、第一回路基板2
3をポッティング剤22で覆ったような構成では、図1
の鎖線で示すように、ポッティング剤22の上面22a
を内底面とし、上面22aに下端27aを当接させると
共に上端27bを蓋体26から貫通させて電気室11d
の外部に露出した毛細管部材27としても良い。
【0020】電動送風機ユニット30は、電動送風機本
体40と、電動送風機本体40を覆う送風機カバー50
と、送風機カバー50に連結された排気ノズル60とを
備えている。
体40と、電動送風機本体40を覆う送風機カバー50
と、送風機カバー50に連結された排気ノズル60とを
備えている。
【0021】電動送風機本体40は、遠心ファンをモー
タによって回転する公知の構成が採用されている。遠心
ファンはファンカバー41で覆われており、モータは複
数の排気口42を有するモータカバー43内に取り付け
られている。遠心ファンの回転によってファンカバー4
1から吸引した外気は排気口42から排出される。ま
た、電動送風機本体40はその前後を覆う防振ゴム4
4,45を介して送風機カバー50に保持されている。
タによって回転する公知の構成が採用されている。遠心
ファンはファンカバー41で覆われており、モータは複
数の排気口42を有するモータカバー43内に取り付け
られている。遠心ファンの回転によってファンカバー4
1から吸引した外気は排気口42から排出される。ま
た、電動送風機本体40はその前後を覆う防振ゴム4
4,45を介して送風機カバー50に保持されている。
【0022】送風機カバー50は、ファンカバー41を
覆ったファンケース51と、モータカバー43を覆った
モータケース52との合わせ構造からなる。
覆ったファンケース51と、モータカバー43を覆った
モータケース52との合わせ構造からなる。
【0023】ファンケース51の吸引開口11b側の縦
壁51aには吸引開口11bよりも外周側で本体カバー
11の内壁面と当接する周回形状のリブ51bが突出形
成され、これにより、送風機カバー51内とその他の本
体カバー11内とが隔離されている。また、縦壁51a
には多数の吸気孔51cが形成されている。さらに、縦
壁51aの吸気孔51cよりも上方には、リブ51dに
よって縦壁51aから離間された状態で螺子53を介し
て吸気側水滴センサー54が設けられている。また、縦
壁51aの内壁面には吸気孔51cを取り巻く櫛歯状円
筒壁51eが形成されている。この櫛歯状円筒壁51e
とファンケース51の内壁面との間にはドーナッツ形状
の吸音材55が設けられている。
壁51aには吸引開口11bよりも外周側で本体カバー
11の内壁面と当接する周回形状のリブ51bが突出形
成され、これにより、送風機カバー51内とその他の本
体カバー11内とが隔離されている。また、縦壁51a
には多数の吸気孔51cが形成されている。さらに、縦
壁51aの吸気孔51cよりも上方には、リブ51dに
よって縦壁51aから離間された状態で螺子53を介し
て吸気側水滴センサー54が設けられている。また、縦
壁51aの内壁面には吸気孔51cを取り巻く櫛歯状円
筒壁51eが形成されている。この櫛歯状円筒壁51e
とファンケース51の内壁面との間にはドーナッツ形状
の吸音材55が設けられている。
【0024】モーターケース52の後壁上部には排気ノ
ズル60が接続される円筒部52aが一体に形成されて
いる。また、ファンケース51とモータケース52との
合わせ部に設けられたシールパッキン56には第二回路
基板25から蓋体26に固定のシールパッキン26aを
貫通してモータと接続されるリード線57が貫通してい
る。さらに、円筒部52aと排気ノズル60との接合部
分には、両者に跨るように、ヒーター58が設けられて
いる。尚、モーターケース52の下面に水抜孔52bを
形成しても良い。この際、水抜孔52bを毛細管部材2
7の上端27bの近傍に形成し、排気口42から排気さ
れたモータ冷却風を毛細管部材27に吹き付ける冷却風
として用いることもできる。
ズル60が接続される円筒部52aが一体に形成されて
いる。また、ファンケース51とモータケース52との
合わせ部に設けられたシールパッキン56には第二回路
基板25から蓋体26に固定のシールパッキン26aを
貫通してモータと接続されるリード線57が貫通してい
る。さらに、円筒部52aと排気ノズル60との接合部
分には、両者に跨るように、ヒーター58が設けられて
いる。尚、モーターケース52の下面に水抜孔52bを
形成しても良い。この際、水抜孔52bを毛細管部材2
7の上端27bの近傍に形成し、排気口42から排気さ
れたモータ冷却風を毛細管部材27に吹き付ける冷却風
として用いることもできる。
【0025】排気ノズル60には、スリット14cから
先端が前方斜め下向きに突出するようにノズル部61を
下方に向けて屈曲した幅広(紙面と直交する方向)のも
のが使用されている。また、排気ノズル60内には、螺
子62を介して排気側水滴センサー63が固定されてい
る。
先端が前方斜め下向きに突出するようにノズル部61を
下方に向けて屈曲した幅広(紙面と直交する方向)のも
のが使用されている。また、排気ノズル60内には、螺
子62を介して排気側水滴センサー63が固定されてい
る。
【0026】このような構成において、エアー式乾燥機
Aは、流し台のシンク周辺の水平台や洗面台の水平台に
載置される。
Aは、流し台のシンク周辺の水平台や洗面台の水平台に
載置される。
【0027】これにより、本体内部の音が吸引開口11
bから漏れたとしても、使用者はエアー式乾燥機Aの前
方側に位置していることから、その音が使用者から離れ
る方向に漏れるため、音漏れによる不快感が緩和され
る。
bから漏れたとしても、使用者はエアー式乾燥機Aの前
方側に位置していることから、その音が使用者から離れ
る方向に漏れるため、音漏れによる不快感が緩和され
る。
【0028】そして、手や食器等の被乾燥体に付着した
水滴を除去する場合には、スイッチ部16をオンした状
態でノズル部61の下方に被乾燥体を臨ませることによ
り、赤外センサー17がその被乾燥体を検出して(或い
は、スイッチ部16の連続スイッチをオンして)電動送
風機本体40を駆動させ、多条スリット15a(多孔質
フィルター),吸引開口11b,吸気孔51c、送風機
カバー50内、電動送風機本体40内、排気口42,円
筒部52a,ヒーター57,排気ノズル60,ノズル部
61を経由して高圧エアーEが噴射され、この高圧エア
ーEによって、被乾燥体に付着した水滴が吹き飛ばさ
れ、これにより被乾燥体が乾燥される。
水滴を除去する場合には、スイッチ部16をオンした状
態でノズル部61の下方に被乾燥体を臨ませることによ
り、赤外センサー17がその被乾燥体を検出して(或い
は、スイッチ部16の連続スイッチをオンして)電動送
風機本体40を駆動させ、多条スリット15a(多孔質
フィルター),吸引開口11b,吸気孔51c、送風機
カバー50内、電動送風機本体40内、排気口42,円
筒部52a,ヒーター57,排気ノズル60,ノズル部
61を経由して高圧エアーEが噴射され、この高圧エア
ーEによって、被乾燥体に付着した水滴が吹き飛ばさ
れ、これにより被乾燥体が乾燥される。
【0029】一方、吸引開口11b,吸気孔51cを経
由して送風機カバー50内へと水滴が導かれた場合、そ
の水滴が比較的大量であった場合には、水抜孔52bか
ら排水された後、ケース本体10の電気室11dから外
れた底壁11c、即ち、周壁11eよりも外周に位置す
る底壁11cに形成された水抜き穴(図示せず)から排
水される。
由して送風機カバー50内へと水滴が導かれた場合、そ
の水滴が比較的大量であった場合には、水抜孔52bか
ら排水された後、ケース本体10の電気室11dから外
れた底壁11c、即ち、周壁11eよりも外周に位置す
る底壁11cに形成された水抜き穴(図示せず)から排
水される。
【0030】同様に、吸引開口11b,吸気孔51cを
経由して送風機カバー50内へと水滴が導かれた場合、
その水滴が少量でしかも水抜孔52bから排水されずに
(又は蓋体26の上面を伝って)リード線56に案内さ
れて電気室11d内に浸入した水滴は、底壁11cに下
端が当接する毛細管部材27に吸水されると共に、その
毛細管現象特性によって上昇して電気室11dの外部に
突出する部分で蒸発される。
経由して送風機カバー50内へと水滴が導かれた場合、
その水滴が少量でしかも水抜孔52bから排水されずに
(又は蓋体26の上面を伝って)リード線56に案内さ
れて電気室11d内に浸入した水滴は、底壁11cに下
端が当接する毛細管部材27に吸水されると共に、その
毛細管現象特性によって上昇して電気室11dの外部に
突出する部分で蒸発される。
【0031】尚、底壁11c(又はポッティング剤22
の上面22a)に毛細管部材27の下端22aに水滴を
導くように傾斜面を設けても良い。
の上面22a)に毛細管部材27の下端22aに水滴を
導くように傾斜面を設けても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
エアー式乾燥機にあっては、電気室内の内底面に下端が
当接すると共に電気室から上端が突出する毛細管部材を
備えていることにより、電気室内に浸入してしまった水
滴を、高密閉状態を維持したまま除去することができ
る。
エアー式乾燥機にあっては、電気室内の内底面に下端が
当接すると共に電気室から上端が突出する毛細管部材を
備えていることにより、電気室内に浸入してしまった水
滴を、高密閉状態を維持したまま除去することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態に係わるエアー式乾燥機の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】(A)はエアー乾燥機の前方斜視図、(B)は
エアー乾燥機の後方斜視図である。
エアー乾燥機の後方斜視図である。
【図3】従来のエアー式乾燥機の縦断面図である。
1…エアー式乾燥機 10…ケース本体 11…下ケース 11b…吸引開口 11c…底壁(内底面) 11d…電気室 11e…周壁 22…ポッティング剤 22a…上面(内底面) 26…蓋体 27…毛細管部材 40…電動送風機本体(電動送風機) 56…リード線(内部配線) 60…排気ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】吸引開口を有するケース本体内に設けられ
て前記吸引開口から吸引したエアーを排気ノズルから排
気させる電動送風機と、該電動送風機の下方に位置して
前記ケース本体内で隔離された電気室内に収納された制
御回路ユニットと、該制御回路ユニットに供給された外
部電力を前記電動送風機に供給するために前記電気室内
から引き出された内部配線とを備えたエアー式乾燥機に
おいて、 前記電気室内の内底面に下端が当接すると共に前記電気
室から上端が突出する毛細管部材を備えていることを特
徴とするエアー式乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000217369A JP3784246B2 (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | エアー式乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000217369A JP3784246B2 (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | エアー式乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002028100A true JP2002028100A (ja) | 2002-01-29 |
JP3784246B2 JP3784246B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=18712488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000217369A Expired - Fee Related JP3784246B2 (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | エアー式乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3784246B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009041007A1 (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-02 | Panasonic Corporation | 手乾燥装置 |
EP2187633A1 (en) | 2008-11-12 | 2010-05-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Program recording controller and program recording control method |
GB2508144A (en) * | 2012-11-21 | 2014-05-28 | Dyson Technology Ltd | Air hand Dryer |
US8997271B2 (en) | 2009-10-07 | 2015-04-07 | Bradley Corporation | Lavatory system with hand dryer |
US9441885B2 (en) | 2011-04-18 | 2016-09-13 | Bradley Fixtures Corporation | Lavatory with dual plenum hand dryer |
US9758953B2 (en) | 2012-03-21 | 2017-09-12 | Bradley Fixtures Corporation | Basin and hand drying system |
US10018417B2 (en) | 2012-11-21 | 2018-07-10 | Dyson Technology Limited | Hand dryer |
US10041236B2 (en) | 2016-06-08 | 2018-08-07 | Bradley Corporation | Multi-function fixture for a lavatory system |
US10100501B2 (en) | 2012-08-24 | 2018-10-16 | Bradley Fixtures Corporation | Multi-purpose hand washing station |
-
2000
- 2000-07-18 JP JP2000217369A patent/JP3784246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009041007A1 (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-02 | Panasonic Corporation | 手乾燥装置 |
EP2187633A1 (en) | 2008-11-12 | 2010-05-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Program recording controller and program recording control method |
US8997271B2 (en) | 2009-10-07 | 2015-04-07 | Bradley Corporation | Lavatory system with hand dryer |
US9441885B2 (en) | 2011-04-18 | 2016-09-13 | Bradley Fixtures Corporation | Lavatory with dual plenum hand dryer |
US9758953B2 (en) | 2012-03-21 | 2017-09-12 | Bradley Fixtures Corporation | Basin and hand drying system |
US10100501B2 (en) | 2012-08-24 | 2018-10-16 | Bradley Fixtures Corporation | Multi-purpose hand washing station |
GB2508144A (en) * | 2012-11-21 | 2014-05-28 | Dyson Technology Ltd | Air hand Dryer |
GB2508144B (en) * | 2012-11-21 | 2015-05-13 | Dyson Technology Ltd | A hand dryer |
US9986877B2 (en) | 2012-11-21 | 2018-06-05 | Dyson Technology Limited | Hand dryer |
US10018417B2 (en) | 2012-11-21 | 2018-07-10 | Dyson Technology Limited | Hand dryer |
US10041236B2 (en) | 2016-06-08 | 2018-08-07 | Bradley Corporation | Multi-function fixture for a lavatory system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3784246B2 (ja) | 2006-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002028100A (ja) | エアー式乾燥機 | |
ITMI20060664A1 (it) | Lavastoviglie con flusso a'aria dio contro-convenzione | |
KR20140093680A (ko) | 손 건조 장치 | |
CN214849734U (zh) | 一种污水厂用电气自动化控制柜 | |
JP2001327433A (ja) | 手乾燥装置 | |
JP2001258786A (ja) | エアー式乾燥機 | |
JP2001255063A (ja) | エアー式乾燥機 | |
JP2001258788A (ja) | エアー式乾燥機 | |
JP3052806B2 (ja) | 除湿機 | |
KR100606951B1 (ko) | 발건조기 | |
JP2012097981A (ja) | 加湿装置 | |
CN214013615U (zh) | 一种高压开关柜 | |
JP2000000181A (ja) | 手乾燥装置 | |
KR20090130591A (ko) | 좌변기용 비데 | |
JP2568216Y2 (ja) | プリント基板装置 | |
JP2005087283A (ja) | 手乾燥装置 | |
CN217387890U (zh) | 一种带有防潮装置的配电箱 | |
JP2019208894A (ja) | 衣類乾燥機 | |
JP2558867B2 (ja) | ダクト用換気扇 | |
JP3004125U (ja) | 埋め込み形除湿器の吸い込み吹き出し構造 | |
JP7060808B2 (ja) | 脱臭装置 | |
CN219147398U (zh) | 一种便携式食品加工机 | |
CN213636779U (zh) | 一种具有防潮功能的配电箱 | |
JPH0998908A (ja) | 温風乾燥装置 | |
JPS5929644Y2 (ja) | 乾燥装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |