JP2002027707A5 - - Google Patents
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Description
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、回転子、整流子、固定子ヨーク、界磁磁石及びブラシを有するブラシホルダを収納した有底円筒状のフレームと、フレームの開口部を閉塞して回転子の一端側を保持固定するブラケットとからなる直流整流子電動機と、直流整流子電動機の回転子と直結した送風用ファンとで構成され、送風用ファンの排気が直流整流子電動機内を通過する電動送風機において、前記フレームの内周に外側が多角形で内側が円状に形成された固定子ヨークの外側を固定させ、該固定子ヨークの内側に略半円状の複数の界磁磁石を互いに相対向させて設け、これら界磁磁石の互いに対向する端部間に形成された複数の隙間をそれぞれ磁石間風路とすると共に該フレームの内側と前記固定子ヨークの外側辺部との間にそれぞれ形成された複数の隙間をそれぞれ固定子風路としたものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、回転子、整流子、固定子ヨーク、界磁磁石及びブラシを有するブラシホルダを収納した有底円筒状のフレームと、フレームの開口部を閉塞して回転子の一端側を保持固定するブラケットとからなる直流整流子電動機と、直流整流子電動機の回転子と直結した送風用ファンとで構成され、送風用ファンの排気が直流整流子電動機内を通過する電動送風機において、前記フレームの内周に外側が多角形で内側が円状に形成された固定子ヨークの外側を固定させ、該固定子ヨークの内側に略半円状の複数の界磁磁石を互いに相対向させて設け、これら界磁磁石の互いに対向する端部間に形成された複数の隙間をそれぞれ磁石間風路とすると共に該フレームの内側と前記固定子ヨークの外側辺部との間にそれぞれ形成された複数の隙間をそれぞれ固定子風路としたものである。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上説明したとおり、直流整流子電動機の回転子、整流子等を収納するフレームの内周に外側が多角形で内側が円状に形成された固定子ヨークの外側を固定させ、該固定子ヨークの内側に略半円状の複数の界磁磁石を互いに相対向させて設け、これら界磁磁石の互いに対向する端部間に形成された複数の隙間をそれぞれ磁石間風路とすると共に該フレームの内側と前記固定子ヨークの外側辺部との間にそれぞれ形成された複数の隙間をそれぞれ固定子風路としたので、電動機内部には従来の磁石間風路だけでなく、複数の固定子風路が新たに増え、電動機内部に十分な風路が確保されるため、送風効率が改善されて電動機の冷却を十分に行うことができるという効果がある。
また、界磁磁石は固定子ヨークに固定され、その固定子ヨークがフレームに固定される構造となっているため、一方の界磁磁石より発生した磁束は回転子と界磁磁石間の隙間(エアギャップ)を介して回転子に伝わり、回転子は回転子鉄心から反対側のエアギャップを介して反対側の界磁磁石に伝わった後、固定子ヨークを介して元の界磁磁石に戻る磁気回路となっており、固定子ヨークの厚い部分を通るため、従来の円筒状継鉄の薄い部分を磁束が通るために磁束密度が高くなり、損失も増加するのに比べ、磁束密度が低くなり、損失も低減すると共に、従来の界磁磁石がフレームに直接固定されているものに比べて磁石の容積が実質的に大きくなり、磁束量が5%増加し、電動機効率も向上するという効果もある。
【発明の効果】
本発明は以上説明したとおり、直流整流子電動機の回転子、整流子等を収納するフレームの内周に外側が多角形で内側が円状に形成された固定子ヨークの外側を固定させ、該固定子ヨークの内側に略半円状の複数の界磁磁石を互いに相対向させて設け、これら界磁磁石の互いに対向する端部間に形成された複数の隙間をそれぞれ磁石間風路とすると共に該フレームの内側と前記固定子ヨークの外側辺部との間にそれぞれ形成された複数の隙間をそれぞれ固定子風路としたので、電動機内部には従来の磁石間風路だけでなく、複数の固定子風路が新たに増え、電動機内部に十分な風路が確保されるため、送風効率が改善されて電動機の冷却を十分に行うことができるという効果がある。
また、界磁磁石は固定子ヨークに固定され、その固定子ヨークがフレームに固定される構造となっているため、一方の界磁磁石より発生した磁束は回転子と界磁磁石間の隙間(エアギャップ)を介して回転子に伝わり、回転子は回転子鉄心から反対側のエアギャップを介して反対側の界磁磁石に伝わった後、固定子ヨークを介して元の界磁磁石に戻る磁気回路となっており、固定子ヨークの厚い部分を通るため、従来の円筒状継鉄の薄い部分を磁束が通るために磁束密度が高くなり、損失も増加するのに比べ、磁束密度が低くなり、損失も低減すると共に、従来の界磁磁石がフレームに直接固定されているものに比べて磁石の容積が実質的に大きくなり、磁束量が5%増加し、電動機効率も向上するという効果もある。
Claims (1)
- 回転子、整流子、固定子ヨーク、界磁磁石及びブラシを有するブラシホルダを収納した有底円筒状のフレームと、フレームの開口部を閉塞して回転子の一端側を保持固定するブラケットとからなる直流整流子電動機と、直流整流子電動機の回転子と直結した送風用ファンとで構成され、送風用ファンの排気が直流整流子電動機内を通過する電動送風機において、
前記フレームの内周に外側が多角形で内側が円状に形成された固定子ヨークの外側を固定させ、該固定子ヨークの内側に略半円状の複数の界磁磁石を互いに相対向させて設け、これら界磁磁石の互いに対向する端部間に形成された複数の隙間をそれぞれ磁石間風路とすると共に該フレームの内側と前記固定子ヨークの外側辺部との間にそれぞれ形成された複数の隙間をそれぞれ固定子風路としたことを特徴とする電動送風機。
Priority Applications (2)
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JP2000200796A JP3697633B2 (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 電動送風機 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000200796A JP3697633B2 (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 電動送風機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002027707A JP2002027707A (ja) | 2002-01-25 |
JP2002027707A5 true JP2002027707A5 (ja) | 2004-07-29 |
JP3697633B2 JP3697633B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=18698605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000200796A Expired - Fee Related JP3697633B2 (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 電動送風機 |
Country Status (2)
Country | Link |
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KR (1) | KR100390333B1 (ja) |
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CN102820751A (zh) * | 2012-08-20 | 2012-12-12 | 周大同 | 多转子电磁引擎 |
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JP2022062289A (ja) * | 2019-02-28 | 2022-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電動機及び電動送風機 |
-
2000
- 2000-07-03 JP JP2000200796A patent/JP3697633B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-11-23 KR KR10-2000-0069798A patent/KR100390333B1/ko not_active IP Right Cessation
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