JP2002027570A - 遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体 - Google Patents

遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体

Info

Publication number
JP2002027570A
JP2002027570A JP2000202715A JP2000202715A JP2002027570A JP 2002027570 A JP2002027570 A JP 2002027570A JP 2000202715 A JP2000202715 A JP 2000202715A JP 2000202715 A JP2000202715 A JP 2000202715A JP 2002027570 A JP2002027570 A JP 2002027570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
controlled
command template
control device
mobile phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000202715A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Takechi
秀明 武知
Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000202715A priority Critical patent/JP2002027570A/ja
Publication of JP2002027570A publication Critical patent/JP2002027570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅外から制御することが出来る被制御機器を
制御するためには、被制御機器を制御するためのコマン
ドを憶えておかなければならない。 【解決手段】 通信によって制御される複数の被制御機
器6〜9、7と、宅内ネットワーク2で被制御機器6〜
9に接続され、被制御機器6〜9を管理し、被制御機器
6〜9のそれぞれのコマンドを示すコマンド雛形を保持
する集中管理装置管理装置と、通信によって被制御機器
6〜9に直接または間接に操作コマンドを送ることによ
って前記被制御機器を操作する操作手段を有する制御機
器13とを備え、前記制御機器13が要求すると、前記
コマンド雛形が直接または間接に前記被制御機器13に
送られてくることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御機器が宅外か
ら被制御機器を操作することが出来る遠隔操作システ
ム、被制御機器、制御機器、集中管理装置、管理サー
バ、媒体及び情報集合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話回線などの通信回線から操作コマン
ドを送ることによって宅外から制御出来る機器がある。
このような機器として、例えば電話機がある。
【0003】電話機の場合、宅外から操作出来る機能と
しては、留守録の設定をしたり、あるいは留守録に録音
された用件を再生したりすることが出来る。このように
宅外から電話機を操作する場合、携帯電話や他の電話機
から、所定のコマンドを送信することによって行う。
【0004】例えば、留守録の用件を宅外から再生する
場合、まず、宅内の電話機に電話をかける。そして、電
話がつながったら、暗証番号を入力してから、留守録の
用件の再生を指示する操作コマンドを入力する。
【0005】また、用件再生を途中で停止する操作コマ
ンドを入力すると、留守録の再生を停止することが出来
る。さらに、留守録のテープを巻き戻す場合には、テー
プ巻き戻しを指示する操作コマンドを入力する。
【0006】このように、宅外から操作コマンドを宅内
の電話機に送ることによって、電話機の留守録を設定し
たり、用件を再生したりすることが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、宅外か
ら宅内にある電話機などの機器を制御する場合、ユーザ
は制御するためのコマンドを憶えておく必要がある。
【0008】また、電話機のみならず、今後ますます宅
外から制御することが出来る機器が家庭内に増えること
が予想される。このような場合、宅外から制御すること
が出来るすべての機器のコマンドを憶えておくことは非
常に困難である。
【0009】すなわち、宅外から制御することが出来る
被制御機器を制御するためには、被制御機器を制御する
ためのコマンドを憶えておかなければならないという課
題がある。
【0010】また、宅外から制御することが出来る被制
御機器が複数ある場合、それらの被制御機器を制御する
ためのコマンドを全て憶えることは非常に困難であると
いう課題がある。
【0011】本発明は、上記課題を考慮し、宅外から制
御することが出来る被制御機器を制御機器を用いて制御
する場合、被制御機器を制御するためのコマンドを憶え
なくても制御することが出来る遠隔操作システム、制御
機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及
び情報集合体を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、通信によ
って制御され、自らを操作するためのコマンドを示すコ
マンド雛形を保持する被制御機器と、通信によって前記
被制御機器に直接または間接に操作コマンドを送ること
によって前記被制御機器を操作する操作手段を有する制
御機器とを備え、前記制御機器が要求すると、前記コマ
ンド雛形が直接または間接に前記制御機器に送られてく
ることを特徴とする遠隔操作システムである。
【0013】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、通信によって制御される被制御機器と、前記被制御
機器を操作するためのコマンドを示すコマンド雛形を保
持する管理サーバと、通信によって前記被制御機器に直
接または間接に操作コマンドを送ることによって前記被
制御機器を操作する操作手段を有する制御機器とを備
え、前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が直
接または間接に前記制御機器に送られてくることを特徴
とする遠隔操作システムである。
【0014】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、通信によって制御される複数の被制御機器と、前記
複数の被制御機器と宅内ネットワークで接続され、前記
複数の被制御機器を管理し、前記複数の被制御機器のそ
れぞれのコマンドを示すコマンド雛形を保持する集中管
理装置装置と、通信によって前記被制御機器に直接また
は間接に操作コマンドを送ることによって前記被制御機
器を操作する操作手段を有する制御機器とを備え、前記
制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が直接または
間接に前記制御機器に送られてくることを特徴とする遠
隔操作システムである。
【0015】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、通信によって制御される複数の被制御機器と、前記
複数の被制御機器と宅内ネットワークで接続され、前記
複数の被制御機器を管理する集中管理装置と、前記複数
の被制御機器のそれぞれを操作するためのコマンドを示
すコマンド雛形を保持する管理サーバと、通信によって
前記被制御機器に直接または間接に操作コマンドを送る
ことによって前記被制御機器を操作する操作手段を有す
る制御機器とを備え、前記制御機器が要求すると、前記
コマンド雛形が直接または間接に前記制御機器に送られ
てくることを特徴とする遠隔操作システムである。
【0016】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、よって制御され、自らを操作するためのコマンドを
示すコマンド雛形を保持する被制御機器と、前記コマン
ド雛形を前記被制御機器から受け取り保持する管理サー
バと、通信によって前記被制御機器に直接または間接に
操作コマンドを送ることによって前記被制御機器を操作
する操作手段を有する制御機器とを備え、前記制御機器
が要求すると、前記コマンド雛形が前記管理サーバから
直接または間接に前記制御機器に送られてくることを特
徴とする遠隔操作システムである。
【0017】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、通信によって制御され、自らを操作するためのコマ
ンドを示すコマンド雛形を保持する複数の被制御機器
と、前記複数の被制御機器と宅内ネットワークで接続さ
れ、前記複数の被制御機器を管理し、前記被制御機器か
ら前記コマンド雛形を受け取り保持する集中管理装置
と、通信によって前記被制御機器に直接または間接に操
作コマンドを送ることによって前記被制御機器を操作す
る操作手段を有する制御機器とを備え、前記制御機器が
要求すると、前記コマンド雛形が前記集中管理装置から
直接または間接に前記制御機器に送られてくることを特
徴とする遠隔操作システムである。
【0018】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記要求は、前記被制御機器に対して行われること
を特徴とする第1〜6の本発明のいずれかに記載の遠隔
操作システムである。
【0019】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記要求は、前記集中管理装置に対して行われるこ
とを特徴とする第3、4、6の本発明のいずれかに記載
の遠隔操作システムである。
【0020】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記要求は、前記管理サーバに対して行われことを
特徴とする第2、4、5の本発明のいずれかに記載の遠
隔操作システムである。
【0021】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記操作手段は、前記操作コマンドを前記被制
御機器に送ることを特徴とする第1〜6の本発明のいず
れかに記載の遠隔操作システムである。
【0022】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記操作手段は、前記操作コマンドを前記集中
管理装置に送ることを特徴とする第3、4、6の本発明
のいずれかに記載の遠隔操作システムである。
【0023】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記操作手段は、前記操作コマンドを前記管理
サーバに送ることを特徴とする第2、4、5の本発明の
いずれかに記載の遠隔操作システムである。
【0024】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記コマンド雛形は、第1の表示用言語で記述
されており、前記コマンド雛形が前記制御機器に送られ
る際、前記制御機器が表示可能な第2の表示用言語に変
換されることを特徴とする第1〜12の本発明のいずれ
か記載の遠隔操作システムである。
【0025】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記コマンド雛形は、前記制御機器が表示可能
な第2の表示用言語で記述されていることを特徴とする
第1〜12の本発明のいずれかに記載の遠隔操作システ
ムである。
【0026】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記コマンド雛形は、第1の表示用言語で記述
されており、前記制御機器は、前記送られてきたコマン
ド雛形を前記制御機器が表示可能な第2の表示用言語に
変換することを特徴とする第1〜12の本発明のいずれ
かに記載の遠隔操作システムである。
【0027】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記コマンド雛形は、特定の機種に依存するこ
となく実行することができる仮想言語で記述されたプロ
グラムコードであり、描画要求に応じてGUIを描画す
る機能と、前記GUI上のオブジェクト指定に応じて前
記被制御機器を操作する操作コマンドを生成する機能と
を有することを特徴とする第1〜12の本発明のいずれ
かに記載の遠隔操作システムである。
【0028】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、第1〜16の本発明のいずれかに記載の遠隔操
作システムの全部または一部の手段の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
及び/またはデータを担持した媒体であって、コンピュ
ータにより処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0029】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、第1〜16の本発明のいずれかに記載の遠隔操
作システムの全部または一部の手段の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
及び/またはデータであることを特徴とする情報集合体
である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0031】(第1の実施の形態)図1に本実施の形態
の遠隔操作システムの構成を示す。
【0032】宅内1には、電話機6、ビデオ装置7、風
呂8、エアコン9が宅内ネットワーク2によって集中管
理装置10に接続されている。
【0033】また、集中管理装置10は、電話回線3に
よって宅外の電子メールサーバ11に接続されている。
【0034】また、中継局33は、電話機6などの一般
の電話と携帯電話13とが通話出来るようにする中継局
である。
【0035】電子メールサーバ11は、電子メールサー
バ12などの複数の電子メールサーバとネットワーク4
を介して接続されている。
【0036】また、携帯電話13は、電子メールサーバ
12に無線5によって接続し、電子メールサーバ12を
介して集中管理装置10と電子メールのやりとりを行う
ことが出来る携帯電話である。
【0037】ネットワーク4は、インターネットであ
る。
【0038】電話機6、ビデオ装置7、風呂8、エアコ
ン9は、携帯電話13によって制御され、それぞれ操作
の方法を示すコマンド雛形を保持している機器である。
【0039】集中管理装置10は、電話機6、ビデオ装
置7、風呂8、エアコン9を集中管理する装置であり、
電話回線3から送られてくる電子メールに記載された操
作コマンドに従って、これらの機器を制御し、また各機
器の操作の方法を示すコマンド雛形を電子メールとして
ユーザの電子メールアドレス宛に送信する装置である。
【0040】電子メールサーバ11は、電子メールサー
バ12などの他の電子メールサーバへ電子メールの転送
を行い、また、各機器を制御するための操作コマンドが
記述された電子メールを集中管理装置10に転送し、ま
た、各機器の操作の仕方を示すコマンド雛形を電子メー
ルを利用して送信するサーバである。
【0041】電子メールサーバ12は、携帯電話13が
送信した電子メールを受けとり、指定されたアドレスに
転送し、また携帯電話13からの要求に従って、送られ
てきた電子メールを携帯電話13に送信するサーバであ
る。
【0042】図2に、集中管理装置10の構成を示す。
【0043】集中管理装置10は、宅内ネットワーク通
信手段14、コマンド雛形格納手段15、機器管理手段
16、モデム17から構成される。
【0044】集中管理装置10を構成する宅内ネットワ
ーク通信手段14は、電話機6などの宅内ネットワーク
2に接続された機器に操作コマンドを送信し、また、こ
れらの各機器からコマンド雛形を受信する手段である。
【0045】コマンド雛形格納手段15は、電話機6な
どの宅内ネットワーク2に接続された各機器から送られ
てきたコマンド雛形を格納する手段である。
【0046】機器管理手段16は、電話機6などの宅内
ネットワーク2に接続された各機器を管理し、また、携
帯電話13から送られてきた電子メールの内容を解釈
し、コマンド雛形を格納した電子メールを作成し、携帯
電話13を使用しているユーザのアドレス宛に送信する
手段である。
【0047】モデム17は、機器管理手段16を電話回
線3に接続し、電話回線3を経由して外部との情報のや
りとりを中継する手段である。
【0048】また、図3に電子メールサーバ11の構成
を示す。
【0049】電子メールサーバ11は、モデム18、ネ
ットワーク通信手段19、電子メール管理手段20、メ
ールボックス22から構成される。
【0050】モデム18は、電話回線3に接続し、電話
回線3を経由して情報のやりとりを中継する手段であ
る。
【0051】ネットワーク通信手段19は、ネットワー
ク4を経由して、電子メールサーバ12などのネットワ
ーク4に接続されている他の機器と通信する手段であ
る。
【0052】電子メール管理手段20は、ネットワーク
通信手段19が受信した電子メールをメールボックス2
2に格納し、メールボックス22に格納されている電子
メールをモデム18を介して集中管理装置10に転送す
る手段である。
【0053】メールボックス22は、電子メールを格納
する手段である。
【0054】また、図5に携帯電話13の操作パネルを
示す。
【0055】携帯電話13は、画面24、右へ移動2
5、左へ移動26、上へ移動27、下へ移動28、選択
29、メニュー30、数記号文字31などの画面や操作
キーから構成される。
【0056】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0057】ユーザが、携帯電話13を用いて、外出先
から宅内1の電話機6を操作する場合の動作を説明す
る。
【0058】集中管理装置10は、宅内ネットワーク2
に新たに機器が接続されると、その機器にコマンド雛形
を送るように要求する。これを受けて、新たに接続され
た機器は自らを操作するコマンドを示すコマンド雛形を
集中管理装置10に送る。例えば、エアコン9が宅内ネ
ットワーク2に接続されたとすると、エアコン9は、エ
アコン9を宅外から制御するためのコマンドを示すコマ
ンド雛形を集中管理装置10に送る。
【0059】集中管理装置10は、送られてきたコマン
ド雛形をコマンド雛形格納手段15に格納する。このよ
うに、集中管理装置10は、電話機6、ビデオ装置7、
風呂8、エアコン9のコマンド雛形をコマンド雛形格納
手段15に格納している。
【0060】一方、ユーザは、外出先から電話機6を操
作して留守録に録音されているメッセージを聞こうとし
ている。しかし、ユーザは、電話機6を操作するための
コマンドを憶えていないとする。
【0061】ユーザは、他のユーザとメッセージをやり
とりするための電子メールアドレスとは別に、電話機6
などの機器を操作するための電子メールを送信する専用
の電子メールアドレスを持っている。この専用の電子メ
ールアドレスに電子メールを送信すると、送信した電子
メールは集中管理装置10に届けられる。以後、この専
用のメールアドレスを操作用メールアドレスと呼び、集
中管理装置10に届けられる電子メールを操作用電子メ
ールと呼ぶことにする。
【0062】まず、ユーザは、携帯電話13から操作用
電子メールアドレス宛に電話機6のコマンド雛形を送信
するよう要求する操作用電子メールを送信する。コマン
ド雛形を送信するよう要求するための書式は、所定の書
式を使用する。このような書式はどのようなものでも構
わないが、最低限その書式にコマンド雛形を要求するこ
とを示すコマンドと、電話機6を特定する情報が含まれ
ている必要がある。
【0063】このようにして携帯電話13から、無線5
でコマンド雛形を要求するための操作用電子メールが電
子メールサーバ12に送信される。
【0064】電子メールサーバ12は、ネットワーク4
に操作用電子メールを中継する。操作用電子メールはネ
ットワーク4に接続されている図示していない電子メー
ルサーバによって次々と中継され、最終的に電子メール
サーバ11に送られる。
【0065】電子メールサーバ11のネットワーク通信
手段19は、このようにして送られてきた操作用電子メ
ールを受け取り、電子メール管理手段20に出力する。
【0066】電子メール管理手段20は、操作用電子メ
ールをメールボックス22に格納する。
【0067】さらに、電子メール管理手段20は、モデ
ム18を介して、集中管理装置10に操作用電子メール
が到着したことを通知する。
【0068】この通知を受けて、集中管理装置10の機
器管理手段16は、電子メールサーバ11から操作用電
子メールを転送する。
【0069】機器管理手段16は、受け取った操作用電
子メールに記述されているコマンドを解釈し、電話機6
のコマンド雛形を送るよう要求されていることを知る。
そうすると、集中管理装置10は、電話機6のコマンド
雛形を電子メールでユーザの電子メールアドレスに送信
する。
【0070】送信された電子メールは、モデム17、モ
デム18を経由して、電子メール管理手段20が受け取
る。電子メール管理手段20は、ネットワーク通信手段
19にこの電子メールを出力する。そして、この電子メ
ールは最終的に電子メールサーバ12に届けられる。
【0071】電子メールサーバ12は、携帯電話13に
電子メールが届いたことを通知する。携帯電話13は、
この通知を受け取ると、画面24に電子メールが届いた
ことを通知するアイコンを表示するとともに、音でユー
ザに電子メールが届いたことを通知する。
【0072】ユーザの指示に従って、携帯電話13は、
電子メールを電子メールサーバ12から転送する。
【0073】図4にこのようにして集中管理装置10か
ら転送されてきた電話機6のコマンド雛形23を示す。
【0074】コマンド雛形23には、コマンドとその説
明が記載されている。例えば、コマンド雛形23で、
「0#」は電話機6の留守録の用件再生を指示する操作
コマンドであることを示している。図5の携帯電話5の
操作パネルで、数字記号文字31のキーで「0#」を押
せば、用件再生を指示することが出来る。
【0075】携帯電話13は、送られてきたコマンド雛
形23の書式を変換して、操作メニューを作成する。
【0076】図5の画面24にこのような操作メニュー
を示す。ユーザは、上へ移動27、下へ移動28などの
カーソル移動キーを押して、カーソルを移動させ、選択
29を押すると、そのタイミングで携帯電話13は、選
択した操作コマンドを送出する。
【0077】例えば、図5の画面24ではカーソルが
「用件再生」に位置している。ここで、選択29を押し
たとする。そうすると、電話機6の留守録の用件を再生
するための操作コマンドが送信される。
【0078】送信された操作コマンドは、中継局33で
電話回線3に中継され、集中管理装置10で受信され
る。
【0079】集中管理装置10は、電話機6に操作コマ
ンドを中継する。
【0080】電話機6は、操作コマンドを受け取ると、
その操作コマンドを実行する。例えば、操作コマンドが
留守録の用件を再生するものである場合、電話機6は留
守録を再生する。
【0081】ユーザが、留守録の再生を中止したい場
合、上へ移動27、下へ移動28などのカーソル移動キ
ーを操作し、「再生中止」の上にカーソルを位置させ、
選択29を押せばよい。携帯電話13は上記と同様にし
て操作コマンドを送信し、集中管理装置10は操作コマ
ンドを受け取り、操作コマンドを電話機6に送信する。
電話機6は、操作コマンドを実行する。すなわち、留守
録の再生を中止する。
【0082】また、ユーザがビデオ装置7を操作する場
合は、携帯電話13から操作用電子メールアドレス宛に
ビデオ装置7のコマンド雛形を送信するよう要求する。
【0083】図6にビデオ装置7のコマンド雛形32を
示す。コマンド雛形32で、例えば、「0#」は録画予
約することを示す操作コマンドである。
【0084】以下、電話機6の場合と同様にして、ユー
ザがビデオ装置7の操作コマンドを憶えていなくてもビ
デオ装置7を外出先からでも操作することが出来る。
【0085】このように、本実施の形態によれば、電話
機6やビデオ装置7を操作する操作コマンドを憶えてい
ないユーザでも、携帯電話13が集中管理装置10から
操作コマンドを電子メールで受け取り、携帯電話13が
コマンド雛形の書式を変換して操作用メニューを作成す
ることにより、ユーザはその操作メニューから操作内容
を選択するだけで、容易に電話機6やビデオ装置7を操
作することが出来る。
【0086】なお、本実施の形態の電子メールサーバ1
1、電子メールサーバ12は本発明の管理サーバの例で
あり、本実施の形態の携帯電話13は本発明の制御機器
の例であり、本実施の形態の電話機6、ビデオ装置7、
風呂8、エアコン9は本発明の被制御機器の例である。
また、本実施の形態の図5に示す携帯電話13の操作パ
ネルは操作手段の例である。
【0087】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。
【0088】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形を電子メールで要求したがこれに限らな
い。中継局33を介して電話回線3でコマンド雛形を要
求しても構わない。
【0089】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
が操作コマンドを中継局33を介して電話回線3に送信
したが、これに限らない。操作用電子メールで操作コマ
ンドを送っても構わない。
【0090】さらに、本実施の形態では、集中管理装置
10がコマンド雛形を電子メールで送信したがこれに限
らない。中継局33を通して、直接携帯電話13にコマ
ンド雛形を送信しても構わない。
【0091】さらに、本実施の携帯では、ユーザはメッ
セージをやりとりするための電子メールアドレスとは別
に操作用電子メールを送るための電子メールアドレスを
持っているとして説明したが、これに限らない。メッセ
ージをやりとりするための電子メールアドレスで機器を
操作するための操作用電子メールを送っても構わない。
【0092】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。
【0093】図7に本実施の形態の遠隔操作システムを
示す。
【0094】宅内1には、電話機6があり、電話回線3
によって宅外の電子メールサーバ11に接続されてい
る。
【0095】携帯電話13は、電子メールサーバ11に
無線5によって接続し、電子メールサーバ11と電子メ
ールのやりとりを行うことが出来る携帯電話である。
【0096】本実施の形態の第1の実施の形態との相違
点は以下の通りである。
【0097】すなわち、宅内1に集中管理装置10がな
く、電話機6は、電話回線3を介して電子メールの送受
信を行うことが出来る。
【0098】また、携帯電話13と電話機6は、ネット
ワーク4を介して電子メールのやりとりをせず、直接電
子メールサーバ11を介して電子メールをやりとりす
る。
【0099】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0100】本実施の形態では、第1の実施の形態と同
様にしてユーザが電話機6を宅外の携帯電話13から操
作する場合について説明する。
【0101】ユーザは、電話機6を操作するコマンドを
憶えていないので、第1の実施の形態と同様にして電話
機6のコマンド雛形を要求する操作用電子メールを電話
機6宛に送信する。
【0102】操作用電子メールは無線5によって電子メ
ールサーバ11に送られ、電子メールサーバ11は操作
用電子メールを電話機6に送信する。
【0103】電話機6は、操作用電子メールの指示を解
釈し、コマンド雛形23を電子メールでユーザ宛に送信
する。
【0104】この電子メールは電子メールサーバ11を
経由して、携帯電話13が受信する。
【0105】ユーザは、携帯電話13で電話機6の操作
を指示すると、操作コマンドが中継局33を介して、電
話機6に届けられる。
【0106】電話機6は操作コマンドを実行する。
【0107】このように、本実施の形態では、集中管理
装置10が持っていた操作用電子メールを解釈する機能
を電話機6に持たせることによって、携帯電話13から
電話機6を集中管理装置10がなくても操作することが
出来る。
【0108】なお、本実施の形態の電子メールサーバ1
1は本発明の管理サーバの例であり、本実施の形態の携
帯電話13は本発明の制御機器の例であり、本実施の形
態の電話機6は本発明の被制御機器の例である。また、
本実施の形態の図5に示す携帯電話13の操作パネルは
操作手段の例である。
【0109】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形を電子メールで要求したがこれに限らな
い。中継局33を介して電話回線3でコマンド雛形を要
求しても構わない。
【0110】さらに、本実施の形態では、電話機6がコ
マンド雛形を電子メールで送信したがこれに限らない。
中継局33を通して、直接携帯電話13にコマンド雛形
を送信しても構わない。
【0111】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について説明する。
【0112】図8に、本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0113】宅内1の構成は、第1の実施の形態と同一
である。
【0114】本実施の形態の第1の実施の形態との相違
点は、携帯電話13が電子メールによらずにコマンド雛
形を要求する点である。
【0115】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0116】本実施の形態でも、ユーザが、携帯電話1
3を用いて、外出先から宅内1の電話機6を操作する場
合について説明する。
【0117】ユーザは、電話機6の操作コマンドを憶え
ていないとする。まず、ユーザは携帯電話13で、自宅
に電話する。
【0118】そして、電話機6のコマンド雛形を要求す
る操作コマンドを、図5の数記号文字31のキーから入
力する。
【0119】この要求は、携帯電話13から中継局33
に送られ、中継局33から電話回線3を通って、集中管
理装置10に送られる。集中管理装置10は、携帯電話
13から送られてきた操作コマンドを解釈し、電話機6
のコマンド雛形を送出する。
【0120】集中管理装置10から送出されたコマンド
雛形は、電話回線3を通って、中継局33で中継され、
携帯電話13に届けられる。
【0121】携帯電話13は、第1の実施の形態と同様
にして送られてきたコマンド雛形の書式を変換し、図5
の画面24に示すような操作メニューを作成して、表示
する。
【0122】ユーザが、操作メニューから操作する項目
を選択すすと、携帯電話13は、対応する操作コマンド
を送出する。
【0123】中継局33は、携帯電話13から送られて
きた操作コマンドを電話回線3に中継する。
【0124】集中管理装置10は、操作コマンドを受信
し、操作コマンドを電話機6に転送する。
【0125】電話機6は、集中管理装置10からおくら
れてきた操作コマンドを実行する。
【0126】このようにして、電話機6の留守電のメッ
セージを再生するなどの操作を行うことが出来る。
【0127】なお、本実施の形態の携帯電話13は本発
明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、ビ
デオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機器
の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電話
13の操作パネルは操作手段の例である。
【0128】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したがこれに限らない。集中管理装置10がコマンド雛
形を保持していても構わない。
【0129】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態について説明する。
【0130】図9に、本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0131】本実施の形態の宅内1の構成は第2の実施
の形態と同様に集中管理装置10がない。また、宅外の
構成は、第3の実施の形態と同様である。
【0132】また、本実施の形態のビデオ装置7は、電
話回線3からの操作コマンドを実行することができる。
【0133】次に、このような本実施の形態の動作を第
2及び第3の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0134】本実施の形態では、ユーザが、携帯電話1
3を用いて、外出先から宅内1のビデオ装置7を操作す
る場合について説明する。
【0135】ユーザは、ビデオ装置7の操作コマンドを
憶えていないとする。まずユーザは、携帯電話13で、
自宅に電話する。
【0136】そして、ビデオ装置7のコマンド雛形を要
求する操作コマンドを、図5の数記号文字31のキーか
ら入力する。
【0137】この要求は、携帯電話13から中継局33
に送られ、中継局33から電話回線3を通って、ビデオ
装置7に送られる。ビデオ装置7は、携帯電話13から
送られてきた操作コマンドを解釈し、ビデオ装置7のコ
マンド雛形を送出する。
【0138】ビデオ装置7から送出されたコマンド雛形
は、電話回線3を通って、中継局33で中継され、携帯
電話13に届けられる。
【0139】携帯電話13は、第1の実施の形態と同様
にして送られてきたコマンド雛形の書式を変換し、図5
の画面24に示すような操作メニューを作成して、表示
する。
【0140】ユーザが、操作メニューから操作する項目
を選択すると、携帯電話13は、対応する操作コマンド
を送出する。
【0141】中継局33は、携帯電話13から送られて
きた操作コマンドを電話回線3に中継する。
【0142】ビデオ装置7は、電話回線3を通して送ら
れてきた操作コマンドを受信して、実行する。
【0143】このようにして、ビデオ装置7で録画予約
するなどの操作を行うことが出来る。
【0144】なお、本実施の形態の携帯電話13は本発
明の制御機器の例であり、本実施の形態のビデオ装置7
は本発明の被制御機器の例である。また、本実施の形態
の図5に示す携帯電話13の操作パネルは操作手段の例
である。
【0145】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態について説明する。
【0146】図10に本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0147】本実施の形態の第1の実施の形態との相違
点は、電子メールサーバ11、電子メールサーバ12の
代わりにウェブサーバ34、携帯インターネットアクセ
スポイント35を備える点である。
【0148】また、電話機6、ビデオ装置7、風呂8、
エアコン9は、携帯電話13によって制御され、それぞ
れ操作の方法を示すコマンド雛形を保持している機器で
ある。これらのコマンド雛形は、HTML(Hyper
text Markup Language)形式で記
述されている。
【0149】ウェブサーバ34は、電話機6、ビデオ装
置7、風呂8、エアコン9が保持しているコマンド雛形
を受け取り、HDML(Handheld Devic
eMark up Language)の形式に変換
し、携帯電話13が表示可能なウェブページとして携帯
電話13に提供し、また、携帯電話13から送られてき
た操作指示を集中管理装置10に転送するサーバであ
る。
【0150】また、携帯インターネットアクセスポイン
ト35は、携帯電話13をネットワーク35に接続する
サーバである。
【0151】図11にウェブサーバ34の構成を示す。
【0152】ウェブサーバ34は、モデム18、コマン
ド転送手段36、コマンド雛形変換手段37、コマンド
雛形格納手段38、ウェブページ格納手段39、ウェブ
ページ管理手段40、ネットワーク通信手段41から構
成される。
【0153】モデム18は、電話回線3を介してデータ
の送受信を行う手段である。
【0154】コマンド転送手段36は、集中管理装置1
0に携帯電話13から送られてきた操作コマンドを転送
する手段である。
【0155】コマンド雛形変換手段37は、集中管理装
置10から送られてきたHTML形式のコマンド雛形を
HDML形式に変換する手段である。
【0156】コマンド雛形格納手段38は、HDML形
式に変換されたコマンド雛形を格納する手段である。
【0157】ウェブページ格納手段39は、宅内1の機
器を操作するためのウェブページをユーザ別に格納する
手段である。このウェブページにはコマンド雛形も表示
される。
【0158】ネットワーク通信手段41は、ネットワー
ク4を介して他のウェブサーバと通信する手段である。
【0159】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0160】本実施の形態では、ユーザが宅内の風呂8
を携帯電話13から操作する場合について説明する。
【0161】ユーザは、ウェブサーバ34に宅内1の機
器を制御するためのウェブページを持っており、予め、
ウェブサーバ34に遠隔操作する機器を登録してある。
【0162】ウェブサーバ34は、ユーザからの登録が
あると、集中管理装置10にコマンド雛形を送るように
要求する。
【0163】集中管理装置10は、風呂8などのコマン
ド雛形を読み取り、ウェブサーバ34に転送する。
【0164】ウェブサーバ34のコマンド転送手段36
は、モデム18を介してコマンド雛形を受け取り、コマ
ンド雛形変換手段37に出力する。
【0165】コマンド雛形変換手段37は、HTML形
式のコマンド雛形をHDML形式に変換し、コマンド雛
形格納手段38に格納する。
【0166】図13に、風呂8のコマンド雛形46の内
容を示す。例えば、携帯電話13から「1#20#30
#」と入力すると、20時30分に給湯が完了するよう
風呂8に指示することが出来る。コマンド雛形46はH
DML形式で、コマンド雛形格納手段38に格納され
る。
【0167】ウェブページ管理手段40は、宅内1を操
作するためのウェブページに風呂8などのコマンド雛形
46を登録し、風呂8を操作するための操作メニューを
HDML形式で作成する。
【0168】図14にこのようにして作成された操作メ
ニューである風呂操作画面47を示す。
【0169】このように、ウェブサーバ34は、ユーザ
からの登録により、宅内1の機器を操作するためのウェ
ブページを予め作成する。
【0170】図14に、図13のコマンド雛形46をウ
ェブページにした例を示す。
【0171】一方、ユーザは、宅内の風呂8を携帯電話
13から操作しようとするが、風呂8の操作コマンドを
憶えていないとする。
【0172】ユーザは、携帯電話13を用いて、ユーザ
のウェブページにアクセスする。
【0173】すなわち、携帯電話13は、携帯インター
ネットアクセスポイント35に電話をかけ、ウェブサー
バ34に接続する。そして、ウェブサーバ34に宅内1
の機器を操作するウェブページを転送するように要求す
る。
【0174】ネットワーク通信手段41は、携帯電話1
3からのアクセス要求を受信すると、ウェブページ管理
手段40に通知する。
【0175】ウェブページ管理手段40は、ウェブペー
ジ格納手段39から宅内1の機器を操作するウェブペー
ジを読み出し、ネットワーク通信手段41に出力する。
【0176】ネットワーク通信手段41は、ウェブペー
ジ管理手段40から出力されたウェブページをネットワ
ーク4に送出する。
【0177】携帯インターネットアクセスポイント35
は、宅内1の機器を操作するためのウェブページを携帯
電話13に中継する。
【0178】携帯電話13は、携帯インターネットアク
セスポイント35から宅内1の機器を操作するためのウ
ェブページを受け取り、図5の画面24に表示する。
【0179】図12にこのようなウェブページの例であ
る機器選択画面42を示す。
【0180】機器選択画面42は、機器選択43、送信
44、中止45の各選択項目から構成される。
【0181】機器選択43は、携帯電話13から操作す
る機器を選択する画面である。
【0182】携帯電話13でカーソルを移動させ、選択
29を押すと、機器を選択することが出来る。さらにカ
ーソルを送信44に移動させ、選択29を押すと、携帯
電話13は選択した機器がいずれであるかをウェブサー
バ34に通知する。この通知は選択した機器のコマンド
雛形の要求も兼ねている。
【0183】すなわち、風呂が選択され、送信44が押
されたとする。
【0184】そうすると、携帯電話13は、風呂8のコ
マンド雛形をウェブサーバ34に要求する。
【0185】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は携帯電話13からのコマンド雛形の要求を受信す
ると、ウェブページ管理手段40に通知する。
【0186】ウェブページ管理手段40は、風呂8のコ
マンド雛形を含むウェブページをウェブページ格納手段
39から読み出し、ネットワーク通信手段41に出力す
る。
【0187】ネットワーク通信手段41は、携帯電話1
3にこのウェブページを転送する。
【0188】携帯電話13はウェブサーバ34から送ら
れてきたウェブページを受け取り、画面24に表示す
る。
【0189】前述したように、携帯端末13は、図14
の風呂操作画面47を画面24に表示する。
【0190】このように、風呂8のコマンド雛形がウェ
ブサーバ34で風呂操作画面47に変換され、携帯電話
13に表示される。
【0191】携帯電話13を用いて、ユーザはタイマー
給湯を選択し、時刻を入力したとする。そして送信49
を選択すると、携帯電話13は、図13のコマンド雛形
46に示すようにタイマー給湯を指示する操作コマンド
である「1#20#30#」をウェブサーバ34に送出
する。
【0192】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は、操作コマンドを受け取り、ウェブページ管理手
段40に出力する。
【0193】ウェブページ管理手段40は、操作コマン
ドをコマンド転送手段36に出力する。
【0194】コマンド転送手段36は、モデム18を介
して、集中管理装置10にこの操作コマンドを転送す
る。
【0195】集中管理装置10は、ウェブサーバ34か
らの操作コマンドを受け取り、解釈して、風呂8に操作
コマンドを送る。
【0196】風呂8は、操作コマンドを実行する。すな
わち、タイマー給湯を設定する。
【0197】このように、ウェブページを利用して、携
帯電話13から風呂8を操作することが出来る。
【0198】なお、本実施の形態のウェブサーバ34、
携帯インターネットアクセスポイント35は本発明の管
理サーバの例であり、本実施の形態の携帯電話13は本
発明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、
ビデオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機
器の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電
話13の操作パネルは操作手段の例である。
【0199】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。また、ウェブサーバ3
4がコマンド雛形を保持していても構わない。
【0200】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形をウェブページを利用して要求したがこ
れに限らない。電話回線3でコマンド雛形を直接集中管
理装置10に要求しても構わない。
【0201】(第6の実施の形態)次に、第6の実施の
形態について説明する。
【0202】図17に、本実施の形態の遠隔操作システ
ムを示す。
【0203】第5の実施の形態との相違点は、集中管理
装置80から送られてくるコマンド雛形がすでにHDM
L形式で記述されている点である。すなわち、本実施の
形態の集中管理装置80は、第5の実施の形態の集中管
理装置10とウェブサーバ34の機能を兼ねている。
【0204】また、図18に集中管理装置80の構成を
示す。
【0205】集中管理装置80は、宅内ネットワーク通
信手段81、コマンド転送手段36、コマンド雛形変換
手段37、コマンド雛形格納手段38、ウェブページ管
理手段40、ウェブページ格納手段39、モデム18か
ら構成される。
【0206】宅内ネットワーク通信手段81は、宅内ネ
ットワーク72を介して、電話機6、ビデオ装置7、風
呂8、エアコン9などの宅内ネットワーク72に接続さ
れている機器と通信する手段である。
【0207】モデム18は、ネットワーク4を介してウ
ェブサーバ82などとデータやコマンドをやり取りする
手段である。それ以外は、第5の実施の形態の集中管理
装置10と同様の機能を有する。
【0208】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0209】本実施の形態では、第5の実施の形態とは
異なり集中管理装置80が、コマンド雛形をHTML形
式からHDML形式に変換し、コマンド雛形格納手段3
8に格納する。
【0210】本実施の形態でも、第5の実施の形態と同
様にユーザが宅内の風呂8を携帯電話13から操作する
場合について説明する。
【0211】ユーザは、集中管理装置80に宅内1の機
器を制御するためのウェブページを持っており、必要に
応じて携帯電話13で閲覧することが出来る。すなわ
ち、予め、ユーザは集中管理装置80に遠隔操作する機
器を登録してあるものとする。
【0212】ユーザは、携帯インターネットアクセスポ
イント35からネットワーク4に接続し、このような登
録を行う。
【0213】集中管理装置80は、ユーザからの登録が
あると、風呂8などのコマンド雛形を宅内ネットワーク
72から読み取り、HDML形式に変換してからウェブ
ページ格納手段39に格納する。
【0214】すなわち、コマンド転送手段36は、宅内
ネットワーク通信手段81を介してコマンド雛形を受け
取り、コマンド雛形変換手段37に出力する。
【0215】コマンド雛形変換手段37は、HTML形
式のコマンド雛形をHDML形式に変換し、コマンド雛
形格納手段38に格納する。
【0216】図13に、風呂8のコマンド雛形46の内
容を示す。例えば、携帯電話13から「1#20#30
#」と入力すると、20時30分に給湯が完了するよう
風呂8に指示することが出来る。このようなコマンド雛
形46はコマンド雛形変換手段37でHTML形式から
HDML形式に変換された後、コマンド雛形格納手段3
8に格納される。
【0217】ウェブページ管理手段40は、宅内1を操
作するためのウェブページに風呂8などのコマンド雛形
46を登録し、風呂8を操作するための操作メニューを
HDML形式で作成して、ウェブページ格納手段39に
格納する。
【0218】図14にこのようにしてウェブページ格納
手段39に格納された操作メニューの画面イメージを風
呂操作画面47として示す。
【0219】このように、集中管理装置80は、ユーザ
からの登録により、宅内1の機器を操作するためのウェ
ブページを予め作成して、ウェブページ管理手段39に
格納する。
【0220】一方、ユーザは、宅内の風呂8を携帯電話
13から操作しようとするが、風呂8の操作コマンドを
憶えていないとする。
【0221】このような場合、ユーザは、携帯電話13
を用いて、ユーザのウェブページにアクセスする。
【0222】すなわち、まず携帯電話13は、携帯イン
ターネットアクセスポイント35に電話をかけ、ネット
ワーク4に接続する。そして、集中管理装置80に宅内
1の機器を操作するウェブページを転送するように要求
する。
【0223】集中管理装置80のモデム18は、携帯電
話13からのアクセス要求を受信すると、ウェブページ
管理手段40に通知する。
【0224】ウェブページ管理手段40は、ウェブペー
ジ格納手段39から宅内1の機器を操作するウェブペー
ジを読み出し、モデム18に出力する。
【0225】モデム18は、出力されたウェブページを
ネットワーク4に送出する。
【0226】携帯インターネットアクセスポイント35
は、宅内1の機器を操作するためのウェブページを携帯
電話13に中継する。
【0227】携帯電話13は、携帯インターネットアク
セスポイント35から宅内1の機器を操作するためのウ
ェブページを受け取り、図5の画面24に表示する。
【0228】図12にこのようなウェブページの例であ
る機器選択画面42を示す。
【0229】機器選択画面42は、機器選択43、送信
44、中止45の各選択項目から構成される。
【0230】機器選択43は、携帯電話13から操作す
る機器を選択する画面である。
【0231】携帯電話13でカーソルを移動させ、選択
29を押すと、機器を選択することが出来る。さらにカ
ーソルを送信44に移動させ、選択29を押すと、携帯
電話13は選択した機器がいずれであるかをウェブサー
バ82に通知する。この通知は選択した機器のコマンド
雛形の要求も兼ねている。
【0232】すなわち、風呂が選択され、送信44が押
されたとする。
【0233】そうすると、携帯電話13は、風呂8のコ
マンド雛形を集中管理装置80に要求する。
【0234】集中管理装置80のモデム18は携帯電話
13からのコマンド雛形の要求を受信すると、ウェブペ
ージ管理手段40に通知する。
【0235】ウェブページ管理手段40は、風呂8のコ
マンド雛形を含むウェブページをウェブページ格納手段
39から読み出し、モデム18に出力する。
【0236】モデム18は、携帯インターネットアクセ
スポイント35を経由して携帯電話13にこのウェブペ
ージを転送する。
【0237】携帯電話13は、携帯インターネットアク
セスポイント35を経由して集中管理装置80から送ら
れてきたウェブページを受け取り、画面24に表示す
る。
【0238】前述したように、携帯端末13は、図14
の風呂操作画面47を画面24に表示する。
【0239】このように、風呂8のコマンド雛形が集中
管理装置80から送られてきて、携帯電話13に表示さ
れる。
【0240】携帯電話13を用いて、ユーザはタイマー
給湯を選択し、時刻を入力したとする。そして送信49
を選択すると、携帯電話13は、図13のコマンド雛形
46に示すようにタイマー給湯を指示する操作コマンド
である「1#20#30#」をウェブサーバ82に送出
する。
【0241】集中管理装置80のモデム18は、操作コ
マンドを受け取り、ウェブページ管理手段40に出力す
る。
【0242】ウェブページ管理手段40は、操作コマン
ドをコマンド転送手段36に出力する。
【0243】コマンド転送手段36は、宅内ネットワー
ク通信手段81を介して、風呂8に操作コマンドを送
る。
【0244】風呂8は、操作コマンドを実行する。すな
わち、タイマー給湯を設定する。
【0245】このように、ウェブページを利用して、携
帯電話13から風呂8を操作することが出来る。
【0246】なお、本実施の形態の携帯電話13は本発
明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、ビ
デオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機器
の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電話
13の操作パネルは操作手段の例である。
【0247】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。また、ウェブサーバ3
4がコマンド雛形を保持していても構わない。
【0248】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形をウェブページを利用して要求したがこ
れに限らない。電話回線3でコマンド雛形を直接集中管
理装置10に要求しても構わない。
【0249】(第7の実施の形態)次に、第7の実施の
形態について説明する。
【0250】図16に本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0251】本実施の形態の第5の実施の形態との相違
点は、携帯電話13がウェブサーバ34からウェブペー
ジを受け取り、このウェブページに基づき入力した操作
コマンドをウェブサーバ34を介さず、直接中継局33
から集中管理装置10に転送する点である。
【0252】次に、このような本実施の形態の動作を第
5の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0253】第5の実施の形態と同様にして、携帯電話
13の画面24に図14の風呂操作画面47が表示され
る。
【0254】ユーザが、携帯電話13の入力フォームを
選択、入力して送信49を選択したとする。
【0255】そうすると、携帯電話13は、風呂8の対
応する操作コマンドを中継局33に送る。
【0256】中継局33は、この操作コマンドを集中管
理装置10に電話回線3を通して送る。
【0257】これ以外は第5の実施の形態と同様である
ので、記述を省略する。
【0258】なお、本実施の形態のウェブサーバ34、
携帯インターネットアクセスポイント35は本発明の管
理サーバの例であり、本実施の形態の携帯電話13は本
発明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、
ビデオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機
器の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電
話13の操作パネルは操作手段の例である。
【0259】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。また、ウェブサーバ3
4がコマンド雛形を保持していても構わない。
【0260】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形をウェブページを利用して要求したがこ
れに限らない。電話回線3でコマンド雛形を直接集中管
理装置10に要求しても構わない。
【0261】(第8の実施の形態)次に、第8の実施の
形態について説明する。
【0262】図10に本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0263】本実施の形態の構成は第5の実施の形態と
同一である。
【0264】ただし、携帯電話13は、第5の実施の形
態では、操作コマンドをウェブサーバ34に送信した
が、これとは異なり本実施の形態では、ブラウザに表示
されたボタンを押したことを示すメッセージをウェブサ
ーバ34に送信する。
【0265】また、ウェブサーバ34の構成は、図11
に示すように第5の実施の形態と同一である。相違点
は、ウェブサーバ34のウェブページ管理手段40は、
携帯電話13から受け取ったブラウザに表示されたボタ
ンを押したことを示すメッセージを機器を操作する操作
コマンドに変換する点である。
【0266】次に、このような本実施の形態の動作を第
5の実施の携帯との相違点を中心に説明する。
【0267】携帯端末13の画面24に、図14の風呂
操作画面47を表示するまでの動作は第5の実施の形態
と同一である。
【0268】ここで、携帯端末13は、図14の風呂操
作画面47を画面24に表示する。
【0269】このように、風呂8のコマンド雛形がウェ
ブサーバ34で風呂操作画面47に変換され、携帯電話
13に表示される。
【0270】携帯電話13を用いて、ユーザはタイマー
給湯を選択し、時刻を入力したとする。そして送信49
を選択すると、携帯電話13は、タイマー給湯を選択し
たことと、入力した時刻をウェブサーバ34に送出す
る。このように本実施の形態では、携帯電話13は、ブ
ラウザのボタンを押したというメッセージと入力項目に
入力した値を示すメッセージをウェブサーバ34に送信
する。
【0271】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は、携帯電話13からのメッセージを受け取り、ウ
ェブページ管理手段40に出力する。
【0272】ウェブページ管理手段40は、受け取った
メッセージを操作コマンドに変換する。すなわち、ウェ
ブページ管理手段40は、風呂操作画面47の画面レイ
アウトに関する情報とコマンド雛形を用いて、受け取っ
たメッセージを風呂8を操作するための操作コマンドに
変換し、変換した操作コマンドをコマンド転送手段36
に出力する。
【0273】コマンド転送手段36は、モデム18を介
して、集中管理装置10にこの操作コマンドを転送す
る。
【0274】これ以後の動作は第5の実施の形態と同一
である。
【0275】なお、本実施の形態のウェブサーバ34、
携帯インターネットアクセスポイント35は本発明の管
理サーバの例であり、本実施の形態の携帯電話13は本
発明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、
ビデオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機
器の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電
話13の操作パネルは操作手段の例である。
【0276】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。また、ウェブサーバ3
4がコマンド雛形を保持していても構わない。
【0277】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形をウェブページを利用して要求したがこ
れに限らない。電話回線3でコマンド雛形を直接集中管
理装置10に要求しても構わない。
【0278】さらに、本実施の形態では、ウェブページ
管理手段40が雛形を参照して操作コマンドに変換する
として説明したが、これに限らない。ウェブページ管理
手段40が雛形を参照して携帯電話13から受け取った
メッセージを操作コマンドに変換するステップを、機器
から取得した雛形データで特定された、ウェブサーバ3
4上で実行可能なプログラムによって行われても良い。
このようにすれば雛形データを予め統一する必要がな
く、プログラムの判定によりより高度な操作を行うこと
も出来る。このようなプログラムは例えばJava言語
で記述することが出来る。
【0279】(第9の実施の形態)次に、第9の実施の
形態について説明する。
【0280】図10に本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0281】本実施の形態の構成は第5の実施の形態と
同一である。
【0282】ただし、携帯電話13は、第5の実施の形
態とは異なり、JavaVM(Java仮想マシン)を
搭載しており、Javaプログラムをロードして実行す
ることが出来る。
【0283】また、本実施の形態では、雛形データとは
機器毎に固有の操作をするためのJavaアプレットで
あるとする。
【0284】また、本実施の形態のウェブサーバ34の
構成を図19に示す。本実施の形態のウェブサーバ34
は、第5の実施の形態とは異なりコマンド変換手段37
を備えていない。それ以外は第5の実施の形態と同様で
ある。
【0285】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0286】本実施の形態では、ユーザが宅内の風呂8
を携帯電話13から操作する場合について説明する。
【0287】ユーザは、ウェブサーバ34に宅内1の機
器を制御するためのウェブページを持っており、予め、
ウェブサーバ34に遠隔操作する機器を登録してある。
【0288】ウェブサーバ34は、ユーザからの登録が
あると、集中管理装置10にコマンド雛形を送るように
要求する。
【0289】集中管理装置10は、風呂8などのコマン
ド雛形を読み取り、ウェブサーバ34に転送する。この
コマンド雛形は第5の実施の形態とは異なり、機器毎に
固有の操作をするためのJavaプログラムであり、携
帯電話13にはJavaアプレットとして提供される。
【0290】ウェブサーバ34のコマンド転送手段36
は、モデム18を介してJavaプログラムであるコマ
ンド雛形を受け取り、コマンド雛形格納手段38に格納
する。
【0291】ウェブページ管理手段40は、宅内1を操
作するためのウェブページにコマンド雛形を登録する。
すなわち、このウェブページにアプレットタグを挿入
し、コマンド雛形をJavaアプレットとしてウェブペ
ージから参照することが出来るようにする。
【0292】図14にこのようにして作成されたウェブ
ページから呼び出されたコマンド雛形であるJavaア
プレットが携帯電話13上で描画した操作メニューであ
る風呂操作画面47を示す。
【0293】このように、ウェブサーバ34は、ユーザ
からの登録により、宅内1の機器を操作するためのウェ
ブページを予め作成する。
【0294】一方、ユーザは、宅内の風呂8を携帯電話
13から操作しようとするが、風呂8の操作コマンドを
憶えていないとする。
【0295】ユーザは、携帯電話13を用いて、ユーザ
のウェブページにアクセスする。
【0296】すなわち、携帯電話13は、携帯インター
ネットアクセスポイント35に電話をかけ、ウェブサー
バ34に接続する。そして、ウェブサーバ34に宅内1
の機器を操作するウェブページを転送するように要求す
る。
【0297】ネットワーク通信手段41は、携帯電話1
3からのアクセス要求を受信すると、ウェブページ管理
手段40に通知する。
【0298】ウェブページ管理手段40は、ウェブペー
ジ格納手段39から宅内1の機器を操作するウェブペー
ジを読み出し、ネットワーク通信手段41に出力する。
【0299】ネットワーク通信手段41は、ウェブペー
ジ管理手段40から出力されたウェブページをネットワ
ーク4に送出する。
【0300】そして、携帯インターネットアクセスポイ
ント35は、ネットワーク4に送出されたウェブページ
を携帯電話13に中継する。
【0301】携帯電話13は、携帯インターネットアク
セスポイント35から宅内1の機器を操作するためのウ
ェブページを受け取り、図5の画面24に表示する。
【0302】図15にこのようなウェブページの例であ
る機器選択画面82を示す。
【0303】機器選択画面82は、携帯電話13から操
作する機器を選択する画面である。
【0304】携帯電話13でカーソルを、電話器、ビデ
オ装置、風呂、エアコンのいずれかの上に移動させて選
択すると、カーソルが位置している機器を選択すること
が出来る。電話器、ビデオ装置、風呂、エアコンの各ボ
タンにはアプレットタグが挿入されている。そして、上
記のように機器を選択すると、携帯電話13は挿入され
たアプレットタグを参照して機器を操作するJavaア
プレットを要求する。すなわち、機器選択画面82で、
機器を選択することは、選択した機器のコマンド雛形の
要求も兼ねている。
【0305】今、風呂が選択されたとする。そうする
と、携帯電話13は、風呂8のコマンド雛形をウェブサ
ーバ34に要求する。
【0306】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は携帯電話13からのコマンド雛形の要求を受信す
ると、ウェブページ管理手段40に通知する。
【0307】ウェブページ管理手段40は、風呂8のコ
マンド雛形であるJavaアプレットをウェブページ格
納手段39から読み出し、ネットワーク通信手段41に
出力する。
【0308】ネットワーク通信手段41は、携帯電話1
3にこのJavaアプレットを転送する。携帯インター
ネットアクセスポイント35は、ウェブサーバ34から
送られてきたコマンド雛形であるJavaアプレットを
携帯電話13に中継する。
【0309】携帯電話13はウェブサーバ34から送ら
れてきたコマンド雛形であるJavaアプレットを受け
取り、JavaVMにより実行する。
【0310】前述したように携帯端末13は、コマンド
雛形であるJavaアプレットをロードし、JavaV
Mによって実行することにより図14の風呂操作画面4
7を画面24に表示する。
【0311】このように、風呂8のコマンド雛形である
Javaアプレットが実行され風呂操作画面47が、携
帯電話13に表示される。
【0312】携帯電話13を用いて、ユーザはタイマー
給湯を選択し、時刻を入力したとする。そして送信49
を選択すると、携帯電話13のJavaVM上で実行さ
れているJavaアプレットであるコマンド雛形が風呂
8を設定した時刻にタイマー給湯を指示する操作コマン
ドを生成し、ウェブサーバ34に送出する。
【0313】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は、操作コマンドを受け取り、ウェブページ管理手
段40に出力する。
【0314】ウェブページ管理手段40は、操作コマン
ドをコマンド転送手段36に出力する。
【0315】コマンド転送手段36は、モデム18を介
して、集中管理装置10にこの操作コマンドを転送す
る。
【0316】集中管理装置10は、ウェブサーバ34か
らの操作コマンドを受け取り、解釈して、風呂8に操作
コマンドを送る。
【0317】風呂8は、操作コマンドを実行する。すな
わち、タイマー給湯を設定する。
【0318】このように、ウェブページを利用して、携
帯電話13から風呂8を操作することが出来る。
【0319】なお、本実施の形態のウェブサーバ34、
携帯インターネットアクセスポイント35は本発明の管
理サーバの例であり、本実施の形態の携帯電話13は本
発明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、
ビデオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機
器の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電
話13の操作パネルは操作手段の例である。
【0320】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。また、ウェブサーバ3
4がコマンド雛形を保持していても構わない。
【0321】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形をウェブページを利用して要求したがこ
れに限らない。電話回線3でコマンド雛形を直接集中管
理装置10に要求しても構わない。
【0322】(第10の実施の形態)次に、第10の実
施の形態について説明する。
【0323】図10に本実施の形態の遠隔操作システム
を示す。
【0324】本実施の形態の構成は第5の実施の形態と
同一である。
【0325】ただし、携帯電話13は、第9の実施の形
態と同様にJavaVM(Java仮想マシン)を搭載
しており、Javaプログラムをロードして実行する。
【0326】また、本実施の形態では、雛形データと
は、Java言語で記述されたプログラムコードであ
り、描画要求に応じて機器を操作するためのGUIを描
画する機能と、描画したGUI上のオブジェクトが指定
されると、その指定に応じて機器を操作する操作コマン
ドを生成する機能を持つ。第9の実施の形態では、雛形
データがJavaアプレットとして、HTMLで記述さ
れたウェブページとともに携帯電話13に提供された。
これに対して本実施の形態では、HTMLを用いずに、
雛形データがJavaプログラムとして、携帯電話13
に提供される。
【0327】また、本実施の形態のウェブサーバ34の
構成を図19に示す。本実施の形態のウェブサーバ34
は、第5の実施の形態とは異なりコマンド変換手段37
を備えていない。それ以外は第5の実施の形態と同様で
ある。
【0328】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0329】本実施の形態では、ユーザが宅内の風呂8
を携帯電話13から操作する場合について説明する。
【0330】ユーザは、ウェブサーバ34に宅内1の制
御する機器を選択するためのウェブページを持ってお
り、予め、ウェブサーバ34に遠隔操作する機器を登録
してある。
【0331】ウェブサーバ34は、ユーザからの登録が
あると、集中管理装置10にコマンド雛形を送るように
要求する。
【0332】集中管理装置10は、風呂8などのコマン
ド雛形を読み取り、ウェブサーバ34に転送する。この
コマンド雛形は第5の実施の形態とは異なり、機器毎に
固有の操作をするためのJavaプログラムである。
【0333】ウェブサーバ34のコマンド転送手段36
は、モデム18を介してJavaプログラムであるコマ
ンド雛形を受け取り、コマンド雛形格納手段38に格納
する。
【0334】ウェブページ管理手段40は、宅内1の機
器を選択するためのウェブページにユーザから登録され
た機器掲載し、登録された機器とそのJavaプログラ
ムであるコマンド雛形と対応付けておく。
【0335】図14にコマンド雛形であるJavaプロ
グラムが携帯電話13上で描画した操作メニューである
風呂操作画面47を示す。
【0336】このように、ウェブサーバ34は、ユーザ
からの登録により、宅内1の操作する機器を選択するた
めのウェブページを予め作成する。
【0337】一方、ユーザは、宅内の風呂8を携帯電話
13から操作しようとするが、風呂8の操作コマンドを
憶えていないとする。
【0338】ユーザは、携帯電話13を用いて、ユーザ
のウェブページにアクセスする。
【0339】すなわち、携帯電話13は、携帯インター
ネットアクセスポイント35に電話をかけ、ウェブサー
バ34に接続する。そして、ウェブサーバ34に宅内1
の機器を選択するウェブページを転送するように要求す
る。
【0340】ネットワーク通信手段41は、携帯電話1
3からのアクセス要求を受信すると、ウェブページ管理
手段40に通知する。
【0341】ウェブページ管理手段40は、ウェブペー
ジ格納手段39から宅内1の機器を選択するウェブペー
ジを読み出し、ネットワーク通信手段41に出力する。
【0342】ネットワーク通信手段41は、ウェブペー
ジ管理手段40から出力されたウェブページをネットワ
ーク4に送出する。
【0343】そして、携帯インターネットアクセスポイ
ント35は、宅内1の機器を選択するためのウェブペー
ジを携帯電話13に中継する。
【0344】携帯電話13は、携帯インターネットアク
セスポイント35から宅内1の機器を選択するためのウ
ェブページを受け取り、図5の画面24に表示する。
【0345】図12にこのようなウェブページの例であ
る機器選択画面42を示す。
【0346】機器選択画面42は、機器選択43、送信
44、中止45の各選択項目から構成される。
【0347】機器選択43は、携帯電話13から操作す
る機器を選択する画面である。
【0348】携帯電話13でカーソルを移動させ、選択
29を押すと、機器を選択することが出来る。さらにカ
ーソルを送信44に移動させ、選択29を押すと、携帯
電話13は選択した機器がいずれであるかをウェブサー
バ34に通知する。この通知は選択した機器のコマンド
雛形の要求も兼ねている。
【0349】すなわち、風呂が選択され、送信44が押
されたとする。
【0350】そうすると、携帯電話13は、風呂8のJ
avaプログラムであるコマンド雛形をウェブサーバ3
4に要求する。
【0351】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は携帯電話13からのコマンド雛形の要求を受信す
ると、ウェブページ管理手段40に通知する。
【0352】ウェブページ管理手段40は、ユーザから
の登録された時に予め対応づけておいた風呂8のJav
aプログラムであるコマンド雛形をウェブページ格納手
段39から読み出し、ネットワーク通信手段41に出力
する。
【0353】ネットワーク通信手段41は、携帯電話1
3にJavaプログラムであるコマンド雛形を転送す
る。
【0354】携帯電話13はウェブサーバ34から送ら
れてきたJavaプログラムであるコマンド雛形を受け
取り、JavaVMがそのコマンド雛形を実行する。そ
の結果Javaプログラムであるコマンド雛形は、図1
4の風呂操作画面47を画面24に表示する。
【0355】このように、風呂8のコマンド雛形である
javaプログラムが実行され風呂操作画面47が、携
帯電話13に表示される。
【0356】携帯電話13を用いて、ユーザはタイマー
給湯を選択し、時刻を入力したとする。そして送信49
を選択すると、携帯電話13のJavaVM上で実行さ
れているJavaプログラムであるコマンド雛形が風呂
8を設定した時刻にタイマー給湯を指示する操作コマン
ドを生成し、ウェブサーバ34に送出する。
【0357】ウェブサーバ34のネットワーク通信手段
41は、操作コマンドを受け取り、ウェブページ管理手
段40に出力する。
【0358】ウェブページ管理手段40は、操作コマン
ドをコマンド転送手段36に出力する。
【0359】コマンド転送手段36は、モデム18を介
して、集中管理装置10にこの操作コマンドを転送す
る。
【0360】集中管理装置10は、ウェブサーバ34か
らの操作コマンドを受け取り、解釈して、風呂8に操作
コマンドを送る。
【0361】風呂8は、操作コマンドを実行する。すな
わち、タイマー給湯を設定する。
【0362】このように、ウェブページを利用して、携
帯電話13から風呂8を操作することが出来る。
【0363】なお、本実施の形態のウェブサーバ34、
携帯インターネットアクセスポイント35は本発明の管
理サーバの例であり、本実施の形態の携帯電話13は本
発明の制御機器の例であり、本実施の形態の電話機6、
ビデオ装置7、風呂8、エアコン9は本発明の被制御機
器の例である。また、本実施の形態の図5に示す携帯電
話13の操作パネルは操作手段の例である。
【0364】さらに、本実施の形態では、操作する機器
を選択するのにウェブページすなわち図12で示した機
器選択画面42を用いたが、これに限らない。機器を選
択するのにウェブページを用いなくても構わない。
【0365】さらに、本実施の形態では、操作する機器
を選択するウェブページとJavaプログラムであるコ
マンド雛形をウェブサーバ24が提供するとして説明し
たが、これに限らない。ウェブサーバ34を設けず、操
作する機器を選択するウェブページとJavaプログラ
ムであるコマンド雛形を集中管理装置10が提供しても
構わない。
【0366】さらに、本実施の形態では、電話機6など
の被制御機器がコマンド雛形を保持しているとして説明
したが、これに限らない。集中管理装置10がコマンド
雛形を保持していても構わない。また、ウェブサーバ3
4がコマンド雛形を保持していても構わない。
【0367】さらに、本実施の形態では、携帯電話13
がコマンド雛形をウェブページを利用して要求したがこ
れに限らない。電話回線3でコマンド雛形を直接集中管
理装置10に要求しても構わない。
【0368】さらに、第1〜7の各実施の形態におい
て、電話回線3を通して電子メールや操作コマンド、コ
マンド雛形の要求をやりとりするとして説明したがこれ
に限らない。電話回線3の代わりにCATV回線を利用
しても構わない。また、専用回線を使用しても構わな
い。
【0369】さらに、本発明の制御機器は携帯電話13
であるとして説明したが、これに限らない。携帯用のコ
ンピュータ、携帯用の情報端末、電話回線3を用いて通
話する電話機など、要するに、操作コマンドを送る操作
手段を備え、コマンド雛形を表示することが出来る機器
でありさえすればよい。
【0370】さらに、本実施の形態では、コマンド雛形
がHTML形式やHDML形式で記述されているとして
説明したが、これに限らない。Compact−HTM
L形式、XML形式、Javaプログラムで記述されて
いても構わない。
【0371】さらに、本発明の遠隔操作システムの全部
または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュー
タにより実行させるためのプログラム及び/またはデー
タを担持した媒体であって、コンピュータにより処理可
能なことを特徴とする媒体も本発明に属する。
【0372】さらに、本発明の遠隔操作システムの全部
または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュー
タにより実行させるためのプログラム及び/またはデー
タであることを特徴とする情報集合体も本発明に属す
る。
【0373】さらに、本発明の管理サーバ、集中管理装
置、制御機器、被制御機器の全部または一部の全部また
は一部の機能をハードウェアで実現しても構わないし、
コンピュータのプログラムによってソフトウェア的に実
現しても構わない。
【0374】さらに、本発明のデータとは、データ構
造、データフォーマット、データの種類などを含む。ま
た、本発明の媒体とは、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含
む。また、本発明の担持した媒体とは、例えば、プログ
ラム及び/またはデータを記録した記録媒体、やプログ
ラム及び/またはデータを伝送する伝送媒体等を含む。
また、本発明のコンピュータにより処理可能とは、例え
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラム及び/またはデ
ータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱え
ることであることを含む。
【0375】さらに、上記実施の形態の何れかに記載の
集中管理装置、及び電話機、ビデオ装置、風呂、エアコ
ンなどの被制御機器、及び携帯電話などの制御機器、電
子メールサーバ、ウェブサーバなどの管理サーバの全部
または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュー
タにより実行させるためのプログラム及び/またはデー
タを記録したプログラム記録媒体は、コンピュータによ
り読み取り可能であり、読み取られた前記プログラム及
び/またはデータが前記コンピュータと協動して前記機
能を実行するプログラム記録媒体であっても良い。
【0376】さらに、本発明の情報集合体とは、例え
ば、プログラム及び/またはデータ等のソフトウエアを
含むものである。
【0377】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなように
本発明は、宅外から制御することが出来る被制御機器を
制御機器を用いて制御する場合、被制御機器を制御する
ためのコマンドを憶えなくても制御することが出来る遠
隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装
置、管理サーバ、媒体及び情報集合体を提供することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における遠隔操作シ
ステムの構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態における集中管理装
置の構成を示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態における電子メール
サーバの構成を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態における電話機のコ
マンド雛形の例を示す図
【図5】本発明の第1〜7の実施の形態における携帯電
話の操作パネルを示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるビデオ装置
のコマンド雛形の例を示す図
【図7】本発明の第2の実施の形態における遠隔操作シ
ステムの構成を示す図
【図8】本発明の第3の実施の形態における遠隔操作シ
ステムの構成を示す図
【図9】本発明の第4の実施の形態における遠隔操作シ
ステムの構成を示す図
【図10】本発明の第5、6の実施の形態における遠隔
操作システムの構成を示す図
【図11】本発明の第5の実施の形態におけるウェブサ
ーバの構成を示す図
【図12】本発明の第5の実施の形態における機器選択
画面の例を示す図
【図13】本発明の第5の実施の形態における風呂のコ
マンド雛形の例を示す図
【図14】本発明の第5の実施の形態における風呂操作
画面の例を示す図
【図15】本発明の第9の実施の形態における機器選択
画面の例を示す図
【図16】本発明の第7の実施の形態における遠隔操作
システムの構成を示す図
【図17】本発明の第6の実施の形態における遠隔操作
システムの構成を示す図
【図18】本発明の第6の実施の形態における集中管理
装置の構成を示す図
【図19】本発明の第9、10の実施の形態におけるウ
ェブサーバの構成を示す図
【符号の説明】
1 宅内 2 宅内ネットワーク 3 電話回線 4 ネットワーク 5 無線 6 電話機 7 ビデオ装置 8 風呂 9 エアコン 10 集中管理装置 11 電子メールサーバ 12 電子メールサーバ 13 携帯電話 14 宅内ネットワーク通信手段 15 コマンド雛形格納手段15 16 機器管理手段 17 モデム 18 モデム 19 ネットワーク通信手段 20 電子メール管理手段 22 メールボックス 23 コマンド雛形 24 画面 25 右へ移動 26 左へ移動 27 上へ移動 28 下へ移動 29 選択 30 メニュー 31 数記号文字列 32 コマンド雛形 34 ウェブサーバ 35 ウェブサーバ 36 コマンド転送手段 37 コマンド雛形変換手段 38 コマンド雛形格納手段 39 ウェブページ格納手段 40 ウェブページ管理手段 41 ネットワーク通信手段 42 機器選択画面 46 コマンド雛形 47 風呂操作画面 48 入力フォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB02 FF01 FF22 5K048 AA04 BA12 BA13 DA02 DA07 DC01 DC07 EB02 EB07 FB10 FB15 HA23 5K101 KK02 KK11 LL01 LL02 LL12 NN02 NN18 NN21

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信によって制御され、自らを操作する
    ためのコマンドを示すコマンド雛形を保持する被制御機
    器と、 通信によって前記被制御機器に直接または間接に操作コ
    マンドを送ることによって前記被制御機器を操作する操
    作手段を有する制御機器とを備え、 前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が直接ま
    たは間接に前記制御機器に送られてくることを特徴とす
    る遠隔操作システム。
  2. 【請求項2】 通信によって制御される被制御機器と、 前記被制御機器を操作するためのコマンドを示すコマン
    ド雛形を保持する管理サーバと、 通信によって前記被制御機器に直接または間接に操作コ
    マンドを送ることによって前記被制御機器を操作する操
    作手段を有する制御機器とを備え、 前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が直接ま
    たは間接に前記制御機器に送られてくることを特徴とす
    る遠隔操作システム。
  3. 【請求項3】 通信によって制御される複数の被制御機
    器と、 前記複数の被制御機器と宅内ネットワークで接続され、
    前記複数の被制御機器を管理し、前記複数の被制御機器
    のそれぞれのコマンドを示すコマンド雛形を保持する集
    中管理装置装置と、 通信によって前記被制御機器に直接または間接に操作コ
    マンドを送ることによって前記被制御機器を操作する操
    作手段を有する制御機器とを備え、 前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が直接ま
    たは間接に前記制御機器に送られてくることを特徴とす
    る遠隔操作システム。
  4. 【請求項4】 通信によって制御される複数の被制御機
    器と、 前記複数の被制御機器と宅内ネットワークで接続され、
    前記複数の被制御機器を管理する集中管理装置と、 前記複数の被制御機器のそれぞれを操作するためのコマ
    ンドを示すコマンド雛形を保持する管理サーバと、 通信によって前記被制御機器に直接または間接に操作コ
    マンドを送ることによって前記被制御機器を操作する操
    作手段を有する制御機器とを備え、 前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が直接ま
    たは間接に前記制御機器に送られてくることを特徴とす
    る遠隔操作システム。
  5. 【請求項5】 通信によって制御され、自らを操作する
    ためのコマンドを示すコマンド雛形を保持する被制御機
    器と、 前記コマンド雛形を前記被制御機器から受け取り保持す
    る管理サーバと、 通信によって前記被制御機器に直接または間接に操作コ
    マンドを送ることによって前記被制御機器を操作する操
    作手段を有する制御機器とを備え、 前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が前記管
    理サーバから直接または間接に前記制御機器に送られて
    くることを特徴とする遠隔操作システム。
  6. 【請求項6】 通信によって制御され、自らを操作する
    ためのコマンドを示すコマンド雛形を保持する複数の被
    制御機器と、 前記複数の被制御機器と宅内ネットワークで接続され、
    前記複数の被制御機器を管理し、前記被制御機器から前
    記コマンド雛形を受け取り保持する集中管理装置と、 通信によって前記被制御機器に直接または間接に操作コ
    マンドを送ることによって前記被制御機器を操作する操
    作手段を有する制御機器とを備え、 前記制御機器が要求すると、前記コマンド雛形が前記集
    中管理装置から直接または間接に前記制御機器に送られ
    てくることを特徴とする遠隔操作システム。
  7. 【請求項7】 前記要求は、前記被制御機器に対して行
    われることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の遠隔操作システム。
  8. 【請求項8】 前記要求は、前記集中管理装置に対して
    行われることを特徴とする請求項3、4、6のいずれか
    に記載の遠隔操作システム。
  9. 【請求項9】 前記要求は、前記管理サーバに対して行
    われことを特徴とする請求項2、4、5のいずれかに記
    載の遠隔操作システム。
  10. 【請求項10】 前記操作手段は、前記操作コマンドを
    前記被制御機器に送ることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載の遠隔操作システム。
  11. 【請求項11】 前記操作手段は、前記操作コマンドを
    前記集中管理装置に送ることを特徴とする請求項3、
    4、6のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  12. 【請求項12】 前記操作手段は、前記操作コマンドを
    前記管理サーバに送ることを特徴とする請求項2、4、
    5のいずれかに記載の遠隔操作システム。
  13. 【請求項13】 前記コマンド雛形は、第1の表示用言
    語で記述されており、 前記コマンド雛形が前記制御機器に送られる際、前記制
    御機器が表示可能な第2の表示用言語に変換されること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれか記載の遠隔操作
    システム。
  14. 【請求項14】 前記コマンド雛形は、前記制御機器が
    表示可能な第2の表示用言語で記述されていることを特
    徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の遠隔操作シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 前記コマンド雛形は、第1の表示用言
    語で記述されており、前記制御機器は、前記送られてき
    たコマンド雛形を前記制御機器が表示可能な第2の表示
    用言語に変換することを特徴とする請求項1〜12のい
    ずれかに記載の遠隔操作システム。
  16. 【請求項16】 前記コマンド雛形は、特定の機種に依
    存することなく実行することができる仮想言語で記述さ
    れたプログラムコードであり、 描画要求に応じてGUIを描画する機能と、前記GUI
    上のオブジェクト指定に応じて前記被制御機器を操作す
    る操作コマンドを生成する機能とを有することを特徴と
    する請求項1〜12のいずれかに記載の遠隔操作システ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかに記載の遠
    隔操作システムの全部または一部の手段の全部または一
    部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
    ラム及び/またはデータを担持した媒体であって、コン
    ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  18. 【請求項18】 請求項1〜16のいずれかに記載の遠
    隔操作システムの全部または一部の手段の全部または一
    部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
    ラム及び/またはデータであることを特徴とする情報集
    合体。
JP2000202715A 2000-07-04 2000-07-04 遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体 Pending JP2002027570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000202715A JP2002027570A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000202715A JP2002027570A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002027570A true JP2002027570A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18700206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000202715A Pending JP2002027570A (ja) 2000-07-04 2000-07-04 遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002027570A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005086473A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Sanyo Electric Co Ltd コントローラ、プログラムおよび記憶媒体
JP2005198099A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ntt Docomo Inc 遠隔操作サーバ、プログラム、遠隔操作システム、及び、遠隔操作方法
JP2007288290A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Hitachi Ltd 情報家電遠隔制御装置および方法
JP2009171379A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Nec Corp 遠隔操作装置、遠隔操作システム、及び遠隔操作方法
JP2009252067A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Japan Radio Co Ltd 管理装置、管理方法及びコンピュータプログラム
JP2011048703A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Yamaha Corp 電子機器の動作設定方法、および電子機器
JP2011250338A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Nakayo Telecommun Inc 遠隔制御システム、制御対象装置、操作端末、および遠隔制御方法
JP2014195328A (ja) * 2014-06-11 2014-10-09 Nakayo Inc 操作端末
JP2015181300A (ja) * 2015-07-06 2015-10-15 株式会社ナカヨ 操作端末

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005086473A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Sanyo Electric Co Ltd コントローラ、プログラムおよび記憶媒体
JP2005198099A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ntt Docomo Inc 遠隔操作サーバ、プログラム、遠隔操作システム、及び、遠隔操作方法
JP2007288290A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Hitachi Ltd 情報家電遠隔制御装置および方法
JP4556905B2 (ja) * 2006-04-13 2010-10-06 株式会社日立製作所 情報家電遠隔制御装置および方法
JP2009171379A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Nec Corp 遠隔操作装置、遠隔操作システム、及び遠隔操作方法
JP2009252067A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Japan Radio Co Ltd 管理装置、管理方法及びコンピュータプログラム
JP2011048703A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Yamaha Corp 電子機器の動作設定方法、および電子機器
JP2011250338A (ja) * 2010-05-31 2011-12-08 Nakayo Telecommun Inc 遠隔制御システム、制御対象装置、操作端末、および遠隔制御方法
JP2014195328A (ja) * 2014-06-11 2014-10-09 Nakayo Inc 操作端末
JP2015181300A (ja) * 2015-07-06 2015-10-15 株式会社ナカヨ 操作端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8392852B2 (en) Information processing apparatus
CN106559598B (zh) 信息处理设备和信息处理方法
CN101334932A (zh) 家电代理设备
CN102801758A (zh) 终端的远程系统、远程操作方法
US7440775B2 (en) Method for controlling printer using portable terminal for mobile communication in home network system
CN102685176A (zh) 终端的远程支持系统、远程支持方法
US20100291913A1 (en) Remote control method between mobile phones
JP2002027570A (ja) 遠隔操作システム、制御機器、被制御機器、集中管理装置、管理サーバ、媒体及び情報集合体
JP2009232359A (ja) 携帯電話の操作支援装置
JP4754432B2 (ja) 遠隔操作システム、通信端末、サーバ装置、およびコンピュータプログラム
WO2011099403A1 (ja) 携帯端末装置、操作手法通知システム、および操作通知方法
JPH1168823A (ja) 情報通信システム、情報通信端末、サーバ装置、サービス選択用アイコンおよび情報通信方法
JP7327504B2 (ja) サービス連携プログラム、サービス連携方法および情報処理装置
JP3902959B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP3547159B2 (ja) 共同作業支援システム
JPH11136275A (ja) 情報通信方法、情報通信システム、サーバ装置および携帯情報通信端末
WO2008018553A1 (fr) Dispositif de communication, dispositif de communication utilisateur en fonction, dispositif de communication propriétaire-utilisateur,et programme, serveur de présence, dispositif en fonction, serveur prestataire de données de création d'instructions, système exploitation du dispositif, et proc&
JP2004005003A (ja) 電子機器のマニュアル提供方法及び電子機器のマニュアル提供システム
JP2005321926A (ja) ホームネットワークシステム
JPH11122674A (ja) 情報通信方法、情報通信システム、携帯無線通信端末およびサーバ装置
JP3728251B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JPH11127186A (ja) 情報通信システム、サーバ装置、情報通信端末および情報通信方法
JP5430918B2 (ja) 情報提供システム
JP5430917B2 (ja) 情報提供システム
JP2005339513A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100309