JP2002027352A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
デジタル放送受信装置Info
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Abstract
や音質などを簡単に調整できるようにする。 【解決手段】 MPEGシステムのTS(Transp
ort Stream)に含まれるPSI/SIを、デ
マルチプレクサ3からシステムコントローラ10に取り
込む。システムコントローラ10は、メモリ30の標準
設定エリア31から、そのPSI/SIの情報に対応す
るパラメータセットを読み出し、そのパラメータセット
によって、サラウンドプロセッサ5における音場調整、
およびオーディオプロセッサ6における音質音量調整を
制御する。ユーザは、操作部21での調整操作によっ
て、その標準設定値のパラメータセットによる調整状態
を変更することができる。さらに、そのユーザによる調
整後のパラメータセットは、メモリ30に登録すること
ができる。この場合、システムコントローラ10は、操
作部21でのユーザの登録操作によって、ユーザによる
調整後のパラメータを、番組の名称と対応づけて、ユー
ザ設定値のパラメータセットとして、メモリ30のユー
ザ設定エリア32に書き込む。
Description
信装置の、特に音場、音質または音量の調整制御に関す
る。
場や音質のモードとして複数のモードを備え、ユーザ
が、そのうちから好みのモードを選択することができ、
さらにはモードの調整も可能なものが考えられている。
合、ユーザは、出力されている音を聴きながら、モード
を選択し、調整するので、経験の少ない多くのユーザに
とっては、最適な音場や音質に設定することが難しいと
ともに、編成チャンネルや番組内容が変わるたびに、モ
ードを設定し直す必要があるので、煩わしいという欠点
がある。
伝送などによって高度な音場情報を伝送することができ
るので、受信側で、それに適応した音場を簡易に設定で
きることが望まれる。
置において、編成チャンネルや番組内容などに応じて音
場や音質などを簡単に調整することができるようにした
ものである。
たデジタル放送のデータストリームから、音声符号化デ
ータを分離するとともに、番組関連情報を抽出する手段
と、その分離された音声符号化データを復号する手段
と、その復号された音声信号につき、音場、音質または
音量を調整する音声処理部と、前記抽出された番組関連
情報に基づいて、前記音声処理部を制御する制御部と、
を設ける。
放送のデータストリームから、音声符号化データを分離
するとともに、番組関連情報を抽出する手段と、その分
離された音声符号化データを復号する手段と、その復号
された音声信号につき、音場、音質または音量を調整す
る音声処理部と、標準設定値の調整用パラメータが書き
込まれたメモリと、そのメモリから、前記抽出された番
組関連情報に対応する調整用パラメータを読み出し、そ
の調整用パラメータによって、前記音声処理部を制御す
る制御部と、を設ける。
ル放送受信装置においては、ユーザによる調整操作を全
く必要としないで、あるいはユーザは装置の制御部によ
る音声処理部の制御を調整する程度の簡単な操作を行う
だけで、編成チャンネルや番組内容などに応じて音場や
音質などが調整される。
1、図2〕図1は、この発明のデジタル放送受信装置の
一実施形態を示し、BS/CSデジタル放送を受信でき
る装置の場合である。
テナ1で受信され、IF信号に変換されたデジタル放送
信号は、IFデモジュレータ(フロントエンド部)2で
復調されて、MPEG(Moving Picture
Experts Group)SystemsのTS
(Transport Stream)として、IFデ
モジュレータ2から出力される。
れ、デマルチプレクサ3において、TSに含まれるPS
I(Program Specific Inform
ation)/SI(Service Informa
tion)によって、TSパケットが解析されて、TS
の多重化されたデータから、目的の番組の映像、音声の
各ES(Elementary Stream)が分離
され、それぞれ映像PES(Packetized E
lementary Stream)、音声PESとし
て、デマルチプレクサ3から出力される。ただし、映像
系は、この発明と直接の関係がないので、省略する。
称、情報、番組の名称、放送日時、放送内容、現在の日
付時刻などが含まれる。
Sの符号化データは、オーディオデコーダ4で復号され
て、2〜5.1チャンネル(5.1チャンネルは、Do
lbyAC−3による、前方3チャンネル、後方2チャ
ンネル(SurroundLeft,Surround
Right)の5チャンネルに、低音補強チャンネル
(Sub Woofer)を加えたもの)のアナログ音
声信号として、オーディオデコーダ4から出力される。
については、サラウンドプロセッサ5において、システ
ムコントローラ10からの制御信号によって、後述のよ
うに音場が調整される。
声信号については、オーディオプロセッサ6において、
システムコントローラ10からの制御信号によって、周
波数特性の補正などの音質調整、およびダイナミクスの
補正などの音量調整が実行される。
は、オーディオアンプ7によって増幅されて、スピーカ
8に供給され、スピーカ8から音声が出力される。
が、高速のデジタルインタフェース回路9を介してデマ
ルチプレクサ33に供給されて、デジタル放送の受信の
場合と同様に音声が出力される。
を有し、そのバス12に、CPU11が実行すべきプロ
グラムや固定データなどが書き込まれたROM13、お
よびCPU11のワークエリアなどとして機能するRA
M14が接続される。
15を介して、リモートコントローラなどの操作部21
が接続されるとともに、表示制御回路16を介して、液
晶ディスプレイなどの表示部22が接続される。操作部
21および表示部22は、ユーザインタフェース部20
を構成する。
される。メモリ30は、標準設定エリア31とユーザ設
定エリア32とに分けられ、標準設定エリア31には、
あらかじめ装置の製造者によって、音場、音質、音量の
調整用の標準設定値のパラメータが、チャンネルや番組
ごとにパラメータセットとして書き込まれる。ユーザ設
定エリア32には、後述のように、ユーザの調整操作に
もとづいて、システムコントローラ10によって、音
場、音質、音量の調整用のユーザ設定値のパラメータセ
ットが書き込まれる。
SI、具体的にはPAT(Program Assoc
iation Table),NIT(Network
Information Table),PMT(P
rogram Map Table)を用いて、図2に
示すような選局処理ルーチンによって、選局を行う。
は、ユーザが操作部21でチャンネルを選択することに
よって選局処理を開始して、まずステップ41で、現在
受信しているトランスポンダのPATを読み込み、次に
ステップ42で、そのPAT内のプログラム番号に当該
チャンネル番号が含まれているか否かを判断する。
号が含まれていない場合には、ステップ42からステッ
プ43に進んで、PAT内で認識したネットワークPI
D(Packet Identifier)によってN
ITを読み込んで、当該チャンネル番号が含まれるトラ
ンスポンダを認識した後、受信トランスポンダを変更
し、さらにステップ44に進んで、新たに受信したトラ
ンスポンダのPATを読み込んだ上で、ステップ45に
進む。
ンネル番号が含まれていると判断した場合には、ステッ
プ42から直接、ステップ45に進む。
当該チャンネル番号のPMTを受信し、次にステップ4
6で、そのPMT内の情報から、当該チャンネル番号の
映像や音声のエレメンタリごとにエレメンタリPIDを
認識して、エレメンタリPIDと一致するPIDを有す
るTSパケットを分離し、次にステップ47で、その分
離したTSパケットを各デコーダに出力する。
3〕図1の例のデジタル放送受信装置では、選局時にデ
マルチプレクサ3からシステムコントローラ10に取り
込まれるPSI/SIの情報によって、サラウンドプロ
セッサ5における音場調整、およびオーディオプロセッ
サ6における音質音量調整が、編成チャンネルや番組内
容などに応じて制御される。
成チャンネルの名称、情報、番組の名称、放送日時、放
送内容、現在の日付時刻などが用いられる。
レクサ3からPSI/SIを受け取ると、メモリ30の
標準設定エリア31から、対応するパラメータセットを
読み出し、そのパラメータセットによって、サラウンド
プロセッサ5における音場調整、およびオーディオプロ
セッサ6における音質音量調整を制御する。
び音質音量調整) (1)ニュースなど、人の話しが中心のプログラムの場
合 この場合には、明瞭度を優先させて人の声の帯域(15
0Hz〜4kHz)以外をカットするとともに、明瞭度
に大きな影響を与える2〜4kHzのレベルを持ち上げ
るような音質調整用パラメータによって、オーディオプ
ロセッサ6における音質調整が制御される。
間には、ダイナミックレンジを圧縮し、音量の変動を抑
えることによって、アナウンスなどの会話内容を聴き取
り易くするような音量調整用パラメータによって、オー
ディオプロセッサ6における音量調整が制御される。
ログラムの場合 この場合には、再生チャンネル数など、収録時に意図し
た再生条件をできるだけ正確に再現するような音場調整
用パラメータによって、サラウンドプロセッサ5におけ
る音場調整が制御される。
設置本数が制限される場合には、疑似サラウンド処理に
より、例えば正面側のスピーカのみによっても十分な囲
繞感が得られるような音場調整用パラメータによって、
サラウンドプロセッサ5における音場調整が制御され
る。
度、操作部21でユーザ側の再生条件を指示することに
よって、システムコントローラ10は、ユーザ側の再生
条件に適合した音場調整用パラメータを読み出し、サラ
ウンドプロセッサ5にユーザ側の再生条件に適合した音
場調整を行わせる。
ば、クラシック音楽では周波数特性をフラットにし、ポ
ップスやロックなどでは低域および高域を若干強調し、
クラブサウンドなどでは低域をより強調するなど、ジャ
ンルに応じて周波数特性を補正する音質調整用パラメー
タによって、オーディオプロセッサ6における音質調整
が制御される。
音源の場合には、スタジオ、ライブハウス、スモールホ
ール、ラージホール、アリーナ、スタジアムなど、収録
された会場の種類に適合したサラウンドモードに設定す
ることにより、よりリアルな臨場感を実現するような音
場調整用パラメータによって、サラウンドプロセッサ5
における音場調整が制御される。
どのプログラムでは、サラウンドモードのスタジアムモ
ードなどに設定することにより、臨場感のある再現を実
現する音場調整用パラメータによって、サラウンドプロ
セッサ5における音場調整が制御される。
では、標準設定値のパラメータセットは、PSI/SI
の情報から選択されるだけでなく、ユーザが操作部21
での選択操作によって選択できるようにする。
して、あらかじめ番組のジャンルごとのパラメータセッ
トも、標準設定エリア31に書き込まれるようにする。
これによって、ユーザが操作部21で受信中の番組のジ
ャンルを指示したとき、システムコントローラ10は、
指示されたジャンルに対応するパラメータセットを標準
設定エリア31から読み出し、そのパラメータセットに
よって音場調整および音質音量調整を制御する。
って、番組のジャンルごとに最適な音場、音質、音量
で、番組を聴くことができる。
での調整操作によって、標準設定エリア31から読み出
されたパラメータセットによる調整状態を変更できるよ
うにする。この場合、システムコントローラ10は、操
作部21での調整操作に応じて、標準設定エリア31か
ら読み出したパラメータセットを補正し、サラウンドプ
ロセッサ5およびオーディオプロセッサ6の制御を調整
する。
って、自分の条件や好み、番組の内容に合った、音場、
音質、音量を得ることができる。
整後のパラメータセットを、メモリ30に登録できるよ
うにする。この場合、システムコントローラ10は、操
作部21でのユーザの登録操作によって、ユーザによる
調整後のパラメータを、番組の名称と対応づけて、ユー
ザ設定値のパラメータセットとして、メモリ30のユー
ザ設定エリア32に書き込む。
トがユーザ設定エリア32に登録される場合には、シス
テムコントローラ10は、図3に示すような調整処理ル
ーチンによって、サラウンドプロセッサ5における音場
調整、およびオーディオプロセッサ6における音質音量
調整を制御する。
は、デマルチプレクサ3からPSI/SIを受け取って
調整処理を開始して、まずステップ51で、PSI/S
Iを解析し、次にステップ52で、ユーザ設定エリア3
2に、対応するパラメータセットが存在するか否かを判
断し、存在する場合には、ステップ52からステップ5
3に進んで、ユーザ設定エリア32から、対応するパラ
メータセットを読み込み、さらにステップ54に進ん
で、そのパラメータセットによって音場調整および音質
音量調整を制御する。
ータセットが存在しない場合には、ステップ52からス
テップ55に進んで、標準設定エリア31から、対応す
るパラメータセットを読み込み、さらにステップ55に
進んで、そのパラメータセットによって音場調整および
音質音量調整を制御する。
整値を記憶させれば、以後、同じ番組を受信する際に
は、何ら操作を要することなく自動的に、自分の条件や
好み、番組の内容に合った、音場、音質、音量を得るこ
とができる。
ーザによる調整操作を全く必要としないで、あるいはユ
ーザは装置の制御部による音声処理部の制御を調整する
程度の簡単な操作を行うだけで、編成チャンネルや番組
内容などに応じて音場や音質などを調整することができ
る。
を示す図である。
例を示す図である。
の一例を示す図である。
略する。
Claims (7)
- 【請求項1】受信されたデジタル放送のデータストリー
ムから、音声符号化データを分離するとともに、番組関
連情報を抽出する手段と、 その分離された音声符号化データを復号する手段と、 その復号された音声信号につき、音場、音質または音量
を調整する音声処理部と、 前記抽出された番組関連情報に基づいて、前記音声処理
部を制御する制御部と、 を備えるデジタル放送受信装置。 - 【請求項2】請求項1のデジタル放送受信装置におい
て、 前記制御部による前記音声処理部の制御を選択または調
整する操作部を備えるデジタル放送受信装置。 - 【請求項3】受信されたデジタル放送のデータストリー
ムから、音声符号化データを分離するとともに、番組関
連情報を抽出する手段と、 その分離された音声符号化データを復号する手段と、 その復号された音声信号につき、音場、音質または音量
を調整する音声処理部と、 標準設定値の調整用パラメータが書き込まれたメモリ
と、 そのメモリから、前記抽出された番組関連情報に対応す
る調整用パラメータを読み出し、その調整用パラメータ
によって、前記音声処理部を制御する制御部と、 を備えるデジタル放送受信装置。 - 【請求項4】請求項3のデジタル放送受信装置におい
て、 前記制御部によって前記メモリから読み出されるべき調
整用パラメータを選択する操作部を備えるデジタル放送
受信装置。 - 【請求項5】請求項3のデジタル放送受信装置におい
て、 前記制御部による前記音声処理部の制御を調整する操作
部を備えるデジタル放送受信装置。 - 【請求項6】請求項5のデジタル放送受信装置におい
て、 前記制御部は、前記操作部によって調整された状態の調
整用パラメータを、ユーザ設定値の調整用パラメータと
して前記メモリに登録するデジタル放送受信装置。 - 【請求項7】請求項6のデジタル放送受信装置におい
て、 前記制御部は、前記メモリに前記抽出された番組関連情
報に対応するユーザ設定値の調整用パラメータが登録さ
れているときには、そのユーザ設定値の調整用パラメー
タによって前記音声処理部を制御し、前記メモリに前記
抽出された番組関連情報に対応するユーザ設定値の調整
用パラメータが登録されていないときには、前記抽出さ
れた番組関連情報に対応する標準設定値の調整用パラメ
ータによって前記音声処理部を制御するデジタル放送受
信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 2000-07-04 JP JP2000202838A patent/JP4507360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102551681B1 (ko) * | 2021-04-20 | 2023-07-06 | 주식회사 엘지유플러스 | 음량이 조절된 컨텐츠를 출력하는 방법 및 장치 |
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