JP2002027267A - 色信号変換装置 - Google Patents

色信号変換装置

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JP2002027267A
JP2002027267A JP2000207921A JP2000207921A JP2002027267A JP 2002027267 A JP2002027267 A JP 2002027267A JP 2000207921 A JP2000207921 A JP 2000207921A JP 2000207921 A JP2000207921 A JP 2000207921A JP 2002027267 A JP2002027267 A JP 2002027267A
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intensity signal
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memory
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JP2000207921A
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English (en)
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Hiroaki Ikegami
博章 池上
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色信号変換装置において、メモリ容量を少な
く、かつ計算時間の短縮かおよび回路構成の簡素化を図
ること。 【解決手段】 本発明は、色を表す3つの入力信号の各
々を上位ビットと下位ビットとに分け、上位ビットの組
みから得られる基準データと、上位ビットの組みと下位
ビットの組みとから、補間対象領域の6面体を、この6
面体を構成する8つの格子点のうちの1つを通る6つの
4面体に分割し、処理して得られる補間データの組みと
を加算して出力信号を得る色信号変換装置であり、基準
データを記憶する基準データ用色補正メモリ1と、この
内容の一部を共有する補間用強度信号計算用データを記
憶する複数の補間用強度信号計算用データメモリ41
3と、基準データ用色補正メモリ1および補間用強度
信号計算用データメモリ41〜43の各々出力から補間デ
ータを演算する演算部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー入力スキャ
ナ、カラーCRT、カラープリンタ、カラー複写機等、
中間調を含むフルカラー画像を入力したり出力する装置
において、原稿の色調を忠実に再現するための色信号変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラー印刷、カラーテレビ、
カラー複写機等の分野で色信号変換について多くの方法
が提案されており、その1つとして、テーブルメモリを
用いて入力の色空間、例えばBGR系から出力の色空
間、例えばYMC(K)系へ直接変換する手法が考えら
れている。
【0003】しかし、BGR系3色信号を、必要とする
濃度段階の分解能でそれぞれにデジタル信号に変換した
時、その情報量は非常に多く、従ってテーブルメモリの
容量が膨大となり、装置のコストアップを招くことにな
る。
【0004】例えば、入力BGR各色に対し8ビットを
割り当て、出力YMCK各色が8ビットで出力されると
すると、224×4バイトのメモリが必要となってしま
い、実用的でない。
【0005】そこで、テーブルメモリを用いて色信号変
換を行う場合のメモリ容量削減の方法として、補間を用
いる方法が検討されている。すなわち、この方法は、入
力信号の上位ビットをアドレスとした色補正メモリを用
いることによってメモリ容量を削減し、粗くなった分を
下位ビットを用いた補間回路によって補正するものであ
る。
【0006】ここで、特公昭58−16180号公報に
記載される補間方法の例を以下の(1)式に基づいて説
明する。
【0007】 I.yl<zl、zl≦xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)(1−x1)+X’(xh+1,yh, zh)(xl−zl)+X’(xh+1,yh,zh+1)(zl−yl)+X’(xh+1, yh+1,zh+1)y1 II.xl≧zl、yl≧zlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)(1−x1)+X’(xh+1,yh, zh)(xl−yl)+X’(xh+1,yh+1,zh+1)(yl−zl)+X’(xh+1 ,yh+1,zh+1)z1 III.xl≧yl、zl>xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)(1−z1)+X’(xh,yh,z h+1 )(zl−xl)+X’(xh+1,yh,zh+1)(xl−yl)+X’(xh+1, yh+1,zh+1)y1 IV.xl<yl、yl≦zlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)(1−z1)+X’(xh,yh,z h+1 )(zl−yl)+X’(xh,yh+1,zh+1)(yl−xl)+X’(xh+1, yh+1,zh+1)x1 V.xl<yl、zl<xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)(1−y1)+X’(xh,yh+1, zh)(yl−xl)+X’(xh+1,yh+1,zh)(xl−zl)+X’(xh+1, yh+1,zh+1)z1 VI.yl>zl、zl≧xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)(1−y1)+X’(xh,yh+1, zh)(yl−zl)+X’(xh,yh+1,zh+1)(zl−xl)+X’(xh+1, yh+1,zh+1)x1 …(1)
【0008】補間対象となる単位立方体は、x=y,y
=z,z=xの3面で分割されて、上記I〜VIに場合
分けされた6つの4面体に分割され、各々の式に従って
補間される。ここで、xh,yh,zhは入力の上位ビッ
ト、xl,yl,zlは入力の下位ビットを、X’(x,
y,z)は格子点における出力値、X(x,y,z)は
補間後の出力値である。
【0009】この補間方法では、補間したい点の下位ビ
ットの大小関係を調べて、補間したい点がどの4面体に
含まれるかを判定し、その4面体の4頂点に対応する出
力値を色補正メモリより呼び出し、下位ビットの減算か
ら求まる4つの係数とを乗算したあと、それぞれを加算
するという手順になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな補間を行う場合、次のような問題がある。 (a)4面体の4頂点に対応する出力値をいろ補正メモ
リよりシリアルに4回呼び出す必要があるので、ハード
ウェアが複雑となり、処理時間がかかる。 (b)4面体の4頂点に対応する出力値を色補正メモリ
より呼び出す場合にアドレス計算が複雑となり、ハード
ウェアが複雑になるか、またはソフトウェア処理をする
と時間がかかる。 (c)1出力につき、下位ビットの減算が3回、その減
算結果と4面体の4頂点に対応する出力値との乗算が4
回、最終の加算が3回と、計10回の演算が必要とな
り、ハードウェアが複雑になるか、またはソフトウェア
処理をすると時間がかかる。
【0011】このような問題を解決する観点から、米国
特許第4837722号においては、色補正メモリを最
初から適切な分割方式で4分割しておくことにより、適
切に計算されたアドレス操作によって4面体の4頂点に
対応する出力値を同時に呼び出すことができきるものが
開示されている。しかし、この補間では上記問題点
(a)は解決できるものの、問題点(b)のアドレス計
算はより複雑になるとともに、問題点(c)は解決され
ない。
【0012】また、特開平5−110840号公報にお
いては図4に示す装置構成および以下の(2)式による
補間方法が開示されている。
【0013】 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+ax(xh,yh,zh,dx(xl ,yl,zl))xl+ay(xh,yh,zh,dy(xl,yl,zl))yl+az( xh,yh,zh,dz(xl,yl,zl))zl …(2)
【0014】ここで、X’(xh,yh,zh)は、上位
ビットの組みから得られる基準データ(基準データ用色
補正メモリ1に記憶されるもの)を、ax(xh,yh
h,dx(xl,yl,zl))、ay(xh,yh,zh
y(xl,yl,zl))、az(xh,yh,zh,d
z(xl,yl,zl))は補間用強度信号を、dx(xl
l,zl)、dy(xl,yl,zl)、dz(xl,yl
l)は下位ビットの組から得られる補間領域選択信号
を意味する。
【0015】すなわち、予め補間に必要なデータを計算
して複数の補間用強度信号出力メモリ91,92,93
記憶しておき、これらを同時に呼び出すことにより補間
を実施するというもので、上記問題点(a)、(b)、
(c)を全てクリアーしている。しかし、補間用強度信
号出力メモリ91,92,93の容量が大きくなるため、
ハードウェアに実装するのは困難という問題が生じてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、色を表す3つの入力信号の各々を上位ビットと
下位ビットとに分け、上位ビットの組みから得られる基
準データと、上位ビットの組みと下位ビットの組みとか
ら、補間対象領域の6面体を、この6面体を構成する8
つの格子点のうちの1つの格子点を通る6つの4面体に
分割して処理することにより得られる補間データの組み
とを加算して出力信号を得る色信号変換装置であり、基
準データを記憶する基準データ用色補正メモリと、基準
データ用色補正メモリの内容の一部を共有する補間用強
度信号計算用データを記憶する複数の補間用強度信号計
算用データメモリと、基準データ用色補正メモリおよび
補間用強度信号計算用データメモリの各々出力から補間
データを演算する演算部とを備えている。
【0017】このような本発明では、基準データを記憶
する基準データ用色補正メモリと、補間用強度信号計算
用データを記憶する複数の補間用強度信号計算用データ
メモリを備えることで、補間計算に必要な4面体の4頂
点に対応する複数の出力値を同時に呼び出すことがで
き、計算時間の短縮化を図ることができる。しかも、補
間用強度信号計算用データメモリでは、基準データ用色
補正メモリの内容と一部を共有することから、補間用強
度信号計算用データメモリの容量を極力少なくできるよ
うになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る色信号変
換装置の構成を説明するブロック図である。なお、本実
施形態では、説明を容易にするため、入力をL*8ビッ
ト、a*8ビット、b*8ビットとし、このうち下位ビッ
トを各nビットで表し、出力をY%、M%、C%、(K
%)各8ビットで表しているが、本発明はこれら入出力
の種類やビット数に限定されることはない。
【0019】本実施形態の色信号変換装置は、主として
基準データ用色補正メモリ1と、3つの比較器21
2,23から構成される補間領域選択手段2と、3つの
補間用強度信号計算用アドレス算出器31,32,33
ら構成される補間用強度算出用アドレス算出手段3と、
3つの補間用強度信号計算用データメモリ41,42,4
3および3つのセレクタ51,52,53から構成される補
間用強度信号選択手段5と、3つの減算器61,62,6
3から構成される補間用強度算出用減算手段6と、3つ
の乗算器71,72,73から構成される補間データ算出
用乗算手段7と、3つの加算器81,82,83とを備え
ている。
【0020】このような本実施形態の色信号変換装置で
は、色を表す3つの入力信号の各々を上位ビットと下位
ビットとに分け、上位ビットの組みから得られる基準デ
ータと、上位ビットの組みと下位ビットの組みとから、
補間対象領域の6面体を、該6面体を構成する8つの格
子点のうちの1つの格子点を通る6つの4面体に分割し
て処理することにより得られる補間データの組みとを加
算して出力信号を得るにあたり、基準データ用色補正メ
モリ1の出力である基準データと、基準データ用色補正
メモリ1とその内容の一部を共有する複数の補間用強度
信号計算用データメモリ31,32,33の出力とから補
間データを算出することを特徴とする。
【0021】これを(3)式で表すと、以下のようにな
る。
【0022】 I.yl<zl、zl<xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+(X’(xh+1,yh,zh)−X ’(xh,yh,zh))xl+(X’(xh+1,yh+1,zh+1)−X’(xh+1,y h ,zh+1))yl+(X’(xh+1,yh,zh+1)−X’(xh+1,yh,zh)) zl II.xl≧yl、yl>zlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+(X’(xh+1,yh,zh)−X ’(xh+1,yh,zh+1))x1+(X’(xh+1,yh+1,zh)−X’(xh+1, yh,zh))yl+(X’(xh+1,yh+1,zh+1)−X’(xh+1,yh+1,zh ))zl III.xl≧yl、zl>xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+(X’(xh+1,yh,zh+1)− X’(xh,yh,zh+1))xl+(X’(xh+1,yh+1,zh+1)−X’(xh+1 ,yh,zh+1))yl+(X’(xh,yh,zh+1)−X’(xh,yh,zh)) zl IV.xl≦yl、yl<zlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+(X’(xh+1,yh+1,zh+1) −X’(xh,yh+1,zh+1))xl+(X’(xh,yh+1,zh+1)−X’(xh ,yh,zh+1))yl+(X’(xh,yh,zh+1)−X’(xh,yh,zh)) zl V.xl≦yl、zl<xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+(X’(xh+1,yh+1,zh)− X’(xh,yh+1,zh))xl+(X’(xh,yh+1,zh)−X’(xh,yh ,zh))yl+(X’(xh,yh+1,zh+1)−X’(xh,yh+1,zh)zl VI.yl>zl、zl>xlの時 X(x,y,z)=X’(xh,yh,zh)+(X’(xh+1,yh+1,zh+1) −X’(xh,yh+1,zh+1))xl+(X’(xh,yh+1,zh)−X’(xh, yh,zh))yl+(X’(xh,yh+1,zh+1)−X’(xh,yh+1,zh)) zl …(3)
【0023】ここで、I〜VIは、補間対象領域の6面
体を、この6面体を構成する8つの格子点のうち1つの
格子点を通る6つの4面体に分割した場合の各々の4面
体領域を表している。
【0024】(3)式は、上記(1)式と同じ分割方法
に対応した補間方法である。ただし、統合の付け方が若
干異なっている。これは、特開平5−110840号公
報でも述べているよう、このように修正しないと境界面
での不都合が生じるためである。
【0025】この補間は、分割領域のいかんに関わらな
い上位ビットの組みから得られる基準色補正データであ
るX’(xh,yh,zh)と、分割領域によって変化す
る補間用強度信号計算用データであるX’(xh+1,y
h+1,zh+1)、X’(xh,y h,zh+1)…等の演算に
よって実現され、基準データは基準データ用色補正メモ
リ1に、また補間用強度信号計算用データは、補間用強
度信号計算用データメモリ41,42,43に各々記憶さ
れる。
【0026】この補間用強度信号計算用データメモリ4
1,42,43は、3つの入力信号の1つについては基準
データ用色補正メモリに比べて1単位(1ビット)分シ
フトしたもので、例えばの2つの入力については基準デ
ータ用色補正メモリに比べて1単位多い単位数となって
いる。
【0027】図2は、補間用強度信号計算用データメモ
リを説明する模式図である。なお、この図では、上位ビ
ットは各2ビットとして、補間用強度信号計算用データ
メモリのアドレスを基準データ用色補正メモリのアドレ
スと対比する形で示している。
【0028】この場合、(a)に示す基準データ用色補
正メモリ1のアドレスは4×4×4であるのに対し、
(b)に示す補間用強度信号計算用データメモリ41
アドレスは4×5×5、(c)に示す補間用強度信号計
算用データメモリ42のアドレスは5×4×5、(d)
に示す補間用強度信号計算用データメモリ43のアドレ
スは5×5×4である。すなわち、各々、x、y、z方
向のいずれか1つについては基準データ用色補正メモリ
1と同ビット数、他の2つについては1ビットだけずれ
た構成となっている。
【0029】このような構成により、複数のデータの同
時読み出しを実現しつつ、補間用強度信号計算用データ
メモリ41,42,43の容量を極力少なくできるように
なる。
【0030】次に、本実施形態における色信号変換装置
の補間処理について説明する。基準データ用色補正メモ
リ1はルックアップテーブルメモリであり、入力のL*
* *の上位ビットをアドレスとして入力し、補正の基
準値、すなわち(3)式のX’(xh,yh,zh)に相
当するY’(Lh,ah,bh)を読み出して出力する。
【0031】また、補間領域選択手段2は、入力信号で
あるL***の下位ビットLl,a l,blの入力に対
し、Ll≧al、al>bl、bl>Llを判別する3つの比
較器2 1,22,23を備えており、真の場合は1、偽の
場合は0となる補間領域選択信号を各々出力する。
【0032】補間用強度算出用アドレス算出手段3は、
3つの補間用強度信号計算用アドレス算出器31,32
3を備えており、入力信号であるのL***の上位ビ
ットの組みLh,ah,bhと上記補間領域選択信号の一
部を入力とし、補間用強度信号計算用データメモリの入
力アドレスを出力する。
【0033】ここで、補間用強度信号計算用アドレス算
出器31について図3に基づき詳細に説明する。ただ
し、この説明における補間用強度信号計算用データメモ
リ41は、データのストアの順序に依存しており、ここ
では、L*がまず変化し、次にa*が変化し、最後にb*
が変化する順でデータがストアされるものとする。
【0034】すなわち、補間用強度信号計算用アドレス
算出器31は、Lh,ah,bhに関するアドレス計算結果
を順次加算していく構成となっている。まず、Lhに関
するアドレスは、基準データ色補正メモリのアドレスに
比べて1ビットシフトすればよいが、対応する補間用強
度信号計算用データメモリ41の内容自体が既に1ビッ
トシフトの内容が入っているので、Lhそのものを加算
器31−21の入力とすればよい。
【0035】次に、ahに関するアドレスは、基準デー
タ色補正メモリのアドレスに比べ1ビットシフトするか
どうかは、Ll≧alの判別結果に依存するため、まずL
l≧alの判別結果をインバータ31−1で反転したもの
を加算器31−21でahと加算し、次に、2nの演算を行
うため、ビットシフト31−31でnビット分シフトさ
せ、加算器31−23の入力としてLhに関するアドレス
と加算すればよい。
【0036】次に、bhに関するアドレスは、基準デー
タ用色補正メモリのアドレスに比べ1ビットシフトする
かどうかはbl>Llの判別結果に依存するので、まずb
l>Llの判別結果を加算器31−22でbhと加算し、次
に2n+22nの演算を行うため、ビットシフト31
2、31−33で各々nビットと2nビットシフトさ
せ、加算器31−24、31−25を用いてLhおよびah
関するアドレスと加算すればよい。
【0037】次に、3つの補間用強度信号計算用データ
メモリ41,42,43は、各々に対応する補間用強度信
号計算用アドレスを入力として、各々対応する補間用強
度信号計算用データ、例えば領域Iの場合は、式のX’
(xh+1,yh,zh)、X’(xh+1,yh+1,zh+1)、
X’(xh+1,yh,zh+1)に相当するY’(xh+1,y
h,zh)、Y’(xh+1,yh+1,zh+1)、Y’
(xh+1,yh,zh+1)を出力する。
【0038】補間用強度信号選択手段5は、3つのセレ
クタ51,52,53から構成され、複数の補間用強度信
号計算用データと基準色補正データとを入力として、補
間領域選択信号の組みにしたがい、複数の補間用強度信
号計算に適した信号、例えば領域Iの場合は、式のX’
(xh,yh,zh)、X’(xh+1,yh,zh)、X’
(xh+1,yh+1,zh)に相当するY’(xh,yh
h)、Y’(xh+1,yh,zh)、Y’(xh+1
h+1,zh)を出力する。
【0039】補間用強度算出用減算手段6は、3つの減
算器61,62,63から構成され、複数の補間用強度信
号計算用データと複数の補間用強度信号計算に適した信
号とを組みとして入力し、減算器での減算を実行するこ
とによって、複数の補間用強度信号、例えば領域Iの場
合、式の(X’(xh+1,yh,zh)−X’(xh
h,zh))、(X’(xh+1,yh,zh+1)−X’
(xh+1,yh+1,zh+1))、(X’(xh+1,yh,z
h+1)−X’(xh+1,yh,zh))に相当する(Y’
(xh+1,yh,zh)−Y’(xh,yh,zh))、
(Y’(xh+1,yh,zh+1)−Y’(xh+1,yh+1
h+1))、(Y’(xh+1,yh,zh+1)−Y’(xh+
1,yh,zh))を出力する。
【0040】補間データ算出用乗算手段7は、3つの乗
算器71,72,73から構成されており、上記複数の補
間用強度出力の各々と入力信号の下位ビットのうちの1
つを各々対応する乗算器71,72,73に入力し、補間
データ、例えば領域Iの場合、式の(X’(xh+1
h,zh)−X’(xh,yh,zh))、(X’
(xh+1,yh+1,zh+1)−X’(xh+1,yh
h+1))、(X’(xh+1,yh,zh+1)−X’(x
h+1,yh,zh))に相当する(Y’(xh+1,yh
h)−Y’(xh,yh,zh))、(Y’(xh+1,y
h+1,zh+1)−Y’(xh+1,yh,zh+ 1))、(Y’
(xh+1,yh,zh+1)−Y’(xh+1,yh,zh))を
出力する。
【0041】最後に、3つの加算器81,82,83は、
基準色補正データY%と複数の補間データY%とを加算
して、最終的に(3)式のX(x,y,z)に相当する
補間済みの値Y%を出力する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の色信号変
換装置によれば、補間対象領域の各6面体を、該6面体
を構成する8つの格子点のうちの1つの格子点を通る6
つの4面体に分割し、該4面体の各々で異なる補間デー
タの組みを用いて補間する場合に、基準データを記憶す
る基準データ用色補正メモリと、その内容の一部を共有
する複数の補間用強度信号計算用データメモリの出力か
ら補間データを算出することにより、補間用強度信号メ
モリに相当するメモリの容量を極力少なくし、又、それ
ほど複雑なアドレス計算無しに、4面体の4頂点に対応
する出力値をメモリから同時に呼び出すことができ、ま
た、1出力についての演算回数をなるべく少なくしてい
るので、簡単な回路構成でかつ高速処理を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る色信号変換装置の構成を説
明するブロック図である。
【図2】 補間用強度信号計算用データメモリを説明す
る模式図である。
【図3】 補間用強度信号計算用アドレス算出器を説明
するブロック図である。
【図4】 従来例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1…基準データ用色補正メモリ、2…補間領域選択手
段、21〜23…比較器、3…補間用強度算出用アドレス
算出手段、31〜33…補間用強度信号計算用アドレス算
出器、41〜43…補間用強度信号計算用データメモリ、
1〜53…セレクタ、6…補間用強度算出用減算手段、
1〜63…減算器、7…補間データ算出用乗算手段、7
1〜73…乗算器、81〜86…加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G09G 5/02 H04N 9/79 H 5C082 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH01 CH11 5C055 AA14 BA03 BA08 EA05 EA06 HA37 5C066 AA05 CA01 HA03 KD01 KE02 KE07 KP05 5C077 LL18 MP08 PP33 PP36 PP37 PQ08 PQ12 PQ20 PQ23 RR19 5C079 LA28 LA31 LB01 MA01 MA02 MA11 NA03 NA10 NA11 PA02 PA03 5C082 AA01 AA02 AA27 BA34 BA35 CA12 CB05 DA51 MM04 MM07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色を表す3つの入力信号の各々を上位ビ
    ットと下位ビットとに分け、前記上位ビットの組みから
    得られる基準データと、前記上位ビットの組みと前記下
    位ビットの組みとから、補間対象領域の6面体を、該6
    面体を構成する8つの格子点のうちの1つの格子点を通
    る6つの4面体に分割して処理することにより得られる
    補間データの組みとを加算して出力信号を得る色信号変
    換装置において、 前記基準データを記憶する基準データ用色補正メモリ
    と、 前記基準データ用色補正メモリの内容の一部を共有する
    補間用強度信号計算用データを記憶する複数の補間用強
    度信号計算用データメモリと、 前記基準データ用色補正メモリおよび前記補間用強度信
    号計算用データメモリの各々の出力から補間データを演
    算する演算部とを備えることを特徴とする色信号変換装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補間用強度信号計算用データメモリ
    は、前記3つの入力信号のうち1つについては前記基準
    データ用色補正メモリと同じ単位数で、かつ1単位分シ
    フトたもので前記補間用強度信号計算用データを記憶
    し、 前記3つの入力信号のうち他の2つの入力については前
    記基準データ用色補正メモリに比べて1単位多い単位数
    で前記補間用強度信号計算用データを記憶することを特
    徴とする請求項1記載の色信号変換装置。
  3. 【請求項3】 前記演算部は、 前記3つの入力信号の下位ビットの組みを入力とし、前
    記6つの4面体のいずれに属するかの判定結果である複
    数の補間領域選択信号を出力する補間領域選択手段と、 前記3つの入力信号の上位ビットの組みと前記補間領域
    選択手段から出力される補間領域選択信号の一部とを入
    力とし、前記補間用強度信号計算用データメモリの入力
    アドレスを出力する補間用強度信号計算用アドレス算出
    手段と、 前記補間領域選択手段から出力される補間領域選択信号
    を入力とし、前記基準データ用色補正メモリの出力と前
    記補間用強度信号計算用データメモリの出力とから補間
    用強度信号計算に適した信号を選択する補間用強度信号
    選択手段と、 前記補間用強度信号計算用データメモリの出力と前記補
    間用強度信号選択手段で選択された補間用強度信号計算
    に適した信号とを入力として補間用強度信号を算出する
    補間用強度算出用減算手段と、 前記補間用強度信号と前記3つの入力信号の一部の下位
    ビットとを入力として補間データを出力する補間データ
    算出用乗算手段とを備えることを特徴とする請求項1記
    載の色信号変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7447350B2 (en) 2002-11-27 2008-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Color difference judgment apparatus and method

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