JP2002027127A - 発信通信代行方法及びその装置 - Google Patents

発信通信代行方法及びその装置

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JP2002027127A JP2000203632A JP2000203632A JP2002027127A JP 2002027127 A JP2002027127 A JP 2002027127A JP 2000203632 A JP2000203632 A JP 2000203632A JP 2000203632 A JP2000203632 A JP 2000203632A JP 2002027127 A JP2002027127 A JP 2002027127A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コールセンタの料金督促などのアウトバウン
ド業務の全体の効率を高める。 【解決手段】 リソース管理センタ33で全集団代行装
置31A,31B内の全代行パソコン13、全個人代行
パソコン31C1の状況を管理し、空き状態の通知を代
行パソコンからセンタ33が受信すると、データベース
55から発信先データを取出して、その装置31Aのサ
ーバ41とPBX17へ送り、サーバ41は属性データ
をDB42から取得し、PBX17で自動発信し、発信
先から応答があると、空きの電話機14と接続し、サー
バ41は取得した属性データを接続した空き電話機と組
のパソコン13へ送り、その代行者が通信話を行い、そ
の通信終了後、通信結果をパソコン13に入力して直ち
にセンタ33へ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばコールセン
タのアウトバウンド業務のように電話を掛けて業務を行
う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コールセンタの業務には不特定多数の人
から、電話による注文や問合せを受けるインバウンド業
務と、電話を掛けて例えば料金督促などを行うアウトバ
ウンド業務とに大きく分かれる。この発明はこのアウト
バウンド業務自体又はこれと対応した業務を行う方法を
改善したものである。従って、従来のコールセンタにお
けるアウトバウンド業務について図12を参照して説明
する。
【0003】公衆通信網11にコールセンタ装置(ここ
ではこの発明の一般性をもたせるために集団代行装置)
12の1つ又は複数が接続され、集団代行装置12はパ
ソコン13と電話機14との組よりなる代行卓15が複
数設けられ、ダイヤラー16はこれにインストールされ
た発信先データに基づき、発信先データ数(コール数)
をいくつにするか、そのコール間隔を何秒にするかを判
断して、発信先データを自動送受信器(PBX)17へ
送り、PBX17は受信した発信先データ(電話番号な
ど)に基づき、自動発信(自動ダイヤル)して通信網1
1を介して発信先端末18と接続し、その応答を受信す
ると、その端末18を空きの代行卓15の電話機14と
接続し、その代行卓15を使う代行者がそのパソコン1
3内に保持されているその代行発信通信業務プログラム
に応じて、料金督促、商品の宣伝、アンケートなどを電
話機14による着信先電話機の応答者との通信を行い、
その通信結果はダイヤラー16内に発信先データごとに
記憶される。又は他の記憶装置に記憶される。
【0004】このような発信通信代行を行うに先立ち、
銀行や製造会社、商事会社など事業者センタ装置21か
ら、その顧客データベース22を参照して、例えば料金
督促の場合は、所定金額以上が所定期間以上滞納されて
いる発信先データ(電話番号、属性データ識別情報I
D、口座番号など)とその属性データ(氏名、住所、購
入履歴など)を取出し、これら発信先データとその属性
データを依頼する集団代行装置12に応じて例えばフロ
ッピー(登録商標)ディスクなどの磁気記録媒体に記録
し、その記録媒体を持ち運び、あるいは郵送するこの記
録媒体にはその代行通信業務内容、例えば料金督促のた
め通信(通話)文例や、通信結果の報告フォーマットな
どとその処理手順を示すその業務プログラムが記録され
ている。
【0005】集団代行装置12ではその管理者が、発信
先データや属性データをダイヤラー16に入力し、業務
プログラムを各パソコン13にインストールする。この
ような環境がととのった状態で発信通信業務が行われ
る。この発信通信業務を行った結果、つまり通信結果は
ダイヤラー16又は他の記憶装置に記憶されるが、その
記憶内容は例えば定期的に(バッチ式に)フロッピーデ
ィスクに記録されて、発信通信業務依頼元、又はその他
の指定された所に送られる。
【0006】この集団代行装置12は銀行、製造会社な
どの事業者内の一部署、あるいは別の代行業者でもよい
(この点はこの発明でも同様である)。またこの発信通
信業務を、例えば家庭内で行うこともある。つまり個人
代行装置24として電話機を用いて、その代行者がその
電話機を手動操作して発信し、接続されると通信業務に
応じた通信を相手と行い、その通信結果を手書きで記録
する。その記録した通信結果はハードコピーとして指定
された部署へ送ることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の集団代行装置に
おいては、各代行者ごとに代行卓15が決められてい
た。このため代行卓15の使用効率が悪かった。代行装
置の処理容量を増加する場合も、代行卓の増加数を多く
せざるを得なかった。更に複数の集団代行装置がある場
合に、そのある集団代行装置の代行卓が全て使用状態に
あるが、他の集団代行装置に使用していない代行卓が可
成りあってもこれを有効に利用することはできなかっ
た。
【0008】また、従来においては各代行者の認証を行
って、特に許可されたものしか発信通信業務を行うこと
ができないようにされていた。しかしこの認証だけでは
代行者が任意のパソコンを用い、任意の場所で発信通信
事業を行うことができ安全性の上で問題であった。発信
先データを代行装置へ、磁気媒体やハードコピーを郵送
や持ち運びによってとどけており、手間がかかった。ま
た発信先データの削除を電話などにより連絡しているた
め、実際にその発信先データに対する発信通信業務が停
止されるのが遅れ、例えば料金督促の場合に納金があっ
た後も、督促を行ったりすることがあった。
【0009】また発信通信業務に用いる業務プログラム
が更新された場合、従来では各代行装置の全てのパソコ
ンについてその業務プログラムの更新を行う必要があ
り、つまりインストールすることになり、パソコンの数
が多いと時間がかかり、また手数も大変である。従来に
おいては発信先が応答した後に、その発信先と対応した
属性データをデータベースからパソコンに取込んでいる
ため、その属性データがパソコンの画面に表示されるの
に時間がかかり、それだけ全体としての処理時間が長く
なった。
【0010】また従来においては通信結果を、通信履歴
データベースからバッチ処理により抽出していたため、
その通信結果を得たい部署で得られるのに時間が掛っ
た、つまり遅くなった。個人代行装置では、手動で行っ
ているため、効率的な処理ができなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば複数の
代行装置の状況を管理して発信通信業務の代行を行わせ
るリソース管理センタ装置を設ける。リソース管理セン
タ装置に代行装置を登録するには、依頼業務情報、パソ
コンの数、管理者数、代行者数と共に登録開始要求をリ
ソース管理センタ装置へ送信し、リソース管理センタ装
置は登録開始要求を受信すると、パソコンの数のパソコ
ン識別情報PCIDと、管理者数の管理者識別情報(管
理者ID)及び管理者パスワードと、代行者数の代行者
識別情報UID及び代行者パスワードを生成して代行装
置へ返送すると共に、これらを依頼業務と対応ずけて、
認証データベースに登録し、代行装置は受信した返信情
報を記憶管理し、各パソコンについて受信したPCID
の1つと、そのパソコンを一意に識別する識別データ
(機器番号など)と共にパソコン登録要求をリソース管
理センタ装置へ送信し、リソース管理センタ装置はその
パソコン登録要求を受信すると、その受信情報をそのパ
ソコンを一意に特定する情報として認証データベースに
登録する。
【0012】集団代行装置での各業務のアプリケーショ
ンデータの更新に当っては、リソース管理センタ装置は
各代行業務のアプリケーションプログラムデータをAP
データ配信サーバで管理し、各代行装置はパソコンと電
話機の複数組の各組と、各代行業務のアプリケーション
プログラムデータを保持した業務サーバとを連動させて
各代行業務の発信通信を行い、リソース管理センタ装置
は代行業務アプリケーションプログラムデータの更新が
あると、その更新があったことの通知を各代行装置へ送
信し、代行装置は更新通知を受信すると、その更新アプ
リケーションプログラムデータの配信要求をリソース管
理センタ装置に送信し、リソース管理センタ装置はその
配信要求を受信すると、上記APデータ配信サーバから
対応する更新された代行アプリケーションプログラムデ
ータを要求のあった代行装置の業務サーバへ配信し、そ
の業務サーバは保持している対応する業務アプリケーシ
ョンプログラムデータを、配信された更新業務アプリケ
ーションプログラムデータに更新する。
【0013】個人代行装置の各業務のアプリケーション
データの更新に当っては、リソース管理センタ装置に各
代行業務のアプリケーションプログラムデータをAPデ
ータ配信サーバで管理し、各個人代行装置は代行業務の
アプリケーションプログラムデータを保持したパソコン
と電話機を備えて各代行業務の発信通信を行い、リソー
ス管理センタ装置は個人代行装置より代行業務の開始に
入るためのログイン情報を受信すると、その認証を行
い、認証に合格すると、ログイン完了通知と共に、AP
データ配信サーバからその代行装置の業務アプリケーシ
ョンプログラムデータの版数を個人代行装置へ返送し、
個人代行装置は受信した版数と保持している業務アプリ
ケーションプログラムデータの版数とを比較し、不一致
であればその業務アプリケーションプログラムデータの
配信要求をリソース管理センタ装置へ通知し、リソース
管理センタ装置はその配信要求を受信すると、APデー
タ配信サーバから対応する業務アプリケーションプログ
ラムデータをその個人代行装置へ配信し、その個人代行
装置は、保持している業務アプリケーションプログラム
データを受信した業務アプリケーションプログラムに更
新する。
【0014】集団代行装置において属性データの表示を
速く行うことを可能とするために、各代行装置はパソコ
ンと電話機の複数組の各組と、代行業務のアプリケーシ
ョンプログラムデータを保持した業務サーバとを連動さ
せて代行業務の発信通信を行い、また各代行装置に、各
発信データごとにその属性データを格納した属性データ
ベースを設け、リソース管理センタ装置は属性データ識
別可能な一意の情報IDを含む発信先データを、代行装
置の業務サーバへ必要に応じて先行して送信し、また必
要に応じて発信コール数や回線速度をもとに発信遅延時
間を設定しておくことにより、遅延時間経過後、その発
信先データの少なくとも電話番号を自動発信装置へも送
信し、上記業務サーバは上記発信先データを受信すると
その発信先データに基づき、その属性データを上記属性
データベースから取込み、上記自動発信装置は発信先デ
ータを受信するとその発信先データに基づき発信接続処
理を行い、発信先からの応答を受信するとその発信先を
空きの電話機に接続し、かつ応答情報を業務サーバへ送
信し、上記業務サーバは上記属性データベースから取込
んだその属性データをその電話機と組になった代行パソ
コンへ送り、また、上記業務サーバはリソース管理装置
へも上記自動発信装置から受取った応答情報を送信し、
上記代行パソコンは上記業務サーバから送られてきた発
信先属性データを表示する。
【0015】通信結果を直ちに得たい部署へ送信するた
めに、上記リソース管理センタ装置に転送条件記憶部を
設け、代行装置は発信先との通信が切断され、その通信
に対する結果の入力が終了すると、その通信結果をリソ
ース管理センタ装置へ送信し、リソース管理センタ装置
は通信結果を受信すると、その通信結果について上記転
送条件記憶部を参照し、転送条件を満すと、その代行業
務について予め決められた部署の装置へ通信結果を転送
する。
【0016】個人代行装置の処理を迅速に行うために、
リソース管理センタ装置は個人代行装置から空き状態の
通知を受信すると、複数の発信先データ及びその各属性
データを通知した個人代行装置へ送信し、個人代行装置
は複数の発信先データとその属性データを受信すると、
その一つを受信順に表示し、その表示に基づき発信接続
を行い発信先との通信が終了すると、発信先データ取得
要求をリソース管理センタ装置へ送信し、上記通信終了
に基づく通信結果が入力されると、その通信結果をリソ
ース管理センタ装置へ送信を開始し、その後、受信され
ている次の発信先データ及びその属性データを表示し、
リソース管理センタ装置は発信先データ取得要求を受信
すると次の発信先データ及びその属性データを、要求の
あった個人代行装置へ送信する。
【0017】リソース管理センタ装置は、発信先データ
ベースを参照して各代行装置に発信先データを送って、
その代行装置に発信通信を行わせ、発信通信業務の依頼
元から発信先データの追加・削除要求を受信すると、そ
の受信に応じて、発信先データベースに対し追加・削除
を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の実施例を適用し
たシステム構成例を示す。複数の集団代行装置31A,
31B、複数(図では1個のみを示している)個人代行
装置31Cとこれらを管理するリソース管理センタ装置
33とが例えばインターネットなどのネットワーク32
を介して相互に接続することができる。また代行装置に
発信通信業務を依頼する例えば事業者データセンタ装置
34もネットワーク32を介してリソース管理センタ装
置33と接続することができる。
【0019】集団代行装置31Aは従来と同様に、パソ
コン13と電話機14の組からなる代行卓15の複数が
設けられ、また公衆通信網35を介して顧客電話機36
に対し自動的に発信して、その顧客電話機36と代行卓
の電話機14とを接続することができる自動発信装置
(例えばPBX)17が設けられている。自動発信装置
17はその集団代行装置31A内の代行卓の電話機14
の空き状態の管理も行う。更に、管理者が使うパソコン
37と電話機38の組からなる管理卓39と、インター
ネットの世界でWebサーバと呼ばれている機能をもつ
業務サーバ41、発信先の属性データが格納される属性
データベース42、これら各パソコン13,37、自動
発信装置17、業務サーバ41などがリソース管理セン
タ装置33と通信するためのいわゆるルータと呼ばれる
送受信部43などが設けられている。この集団代行装置
31A,31Bは銀行、製造会社などの事業者の一部署
であっても、発信通信代行業務を業として行う会社であ
ってもよい。
【0020】集団代行装置は任意の複数設けられるもの
であり、以下の説明では集団代行装置31Aで代表して
説明する。集団代行装置31Aがある事業者から、例え
ば料金督促などの発信通信業務(プロジェクト)の依頼
を受けると、集団代行装置31Aの管理者はその管理卓
39を用いて、リソース管理センタ装置33に対し、プ
ロジェクト登録開始要求を送信する。つまりリソース管
理センタ装置33内の登録・認証部51と接続するため
の予め決められたアクセス点、例えばURLを、図2
に示すように管理者はそのパソコン37に入力し、かつ
プロジェクト情報(例えばその発信通信業務の依頼元な
どの発信通信業務に関係した情報)と、その代行装置3
1A内のパソコンの数mと、管理者の数n、代行者の数
pを入力してプロジェクト登録開始を要求する。
【0021】このプロジェクト登録開始要求は送受信部
43、ネットワーク32を通じて、更にリソース管理セ
ンタ装置33の送受信部(ルータ)52を通じて登録・
認証部51に送信される。登録・認証部51は必要に応
じてその管理者に対する認証を行い、それに合格する
と、受信したプロジェクト登録開始要求の情報に基づ
き、図3に一部を示すようにPCID生成部511で各
パソコンを識別する識別情報PCIDをm個生成し、管
理者ID生成部512で、管理者の識別情報(管理者I
D)をn個生成し、また管理者パスワード生成部513
で、管理者のパスワードをn個生成し、代行者ID生成
部514で、各代行者を識別する識別情報UIDをp個
生成し、またパスワード生成部515で各代行者のパス
ワードをp個生成し、更にURL生成部516で、これ
らが格納されたデータ位置を示す情報URLを生成す
る。これら自動生成された情報は認証データベース53
内にプロジェクト情報と共に関連付けて格納する。この
際、代行者の各UIDについて代行者パスワードを1つ
ずつ対応付け、これらはp個の組として格納される。管
理者IDと管理者パスワードも同様である。これらUR
L、m個のPCID、n個の組とされた管理者ID及
び管理者パスワード、p個の組とされたUID及び代行
者パスワードは、集団代行装置31Aの管理者パソコン
37へ送信される。パソコン37は図に示していない共
通の記憶装置にこれらをその発信通信業務(プロジェク
ト)ごとに区別して格納する。
【0022】管理者は受信したm個のPCIDを装置内
の各パソコンに1つずつ割当て、URLを入力して登
録・認証部51にアクセスして、受信したm個のPCI
Dを1つづつ入力すると共に、そのPCIDを割当てた
パソコンを一意に表わすPC固有情報、例えばそのパソ
コンの機器製造連番(PC番号)(これは自動的に読み
取るようにしてもよい)と共にパソコン登録要求を送信
する。登録・認証部51はその管理者と、受信したPC
IDを認証し、合格すれば、そのPCIDと、そのPC
固有情報と、例えば受信登録要求の発信アドレスの上位
桁より求めたその集団代行装置31Aを表わす代行装置
表示を認証データベース53内のパソコン識別領域に格
納する。その格納後、パソコン登録完了通知を代行者卓
のパソコンへ送信する。管理者は各代行者卓のパソコン
ごとにこのパソコン登録を行う。
【0023】個人代行装置31Cはパソコン31C1と
電話機31C2を備え、集団代行装置31Aもしくは集
団代行装置31Bの管理者により前述のようにプロジェ
クト登録してもらい、PCID、代行者のUIDとパス
ワードの組を受け取り、上記集団代行装置の管理者もし
くは個人代行者自身が前述のようにパソコン登録を行
う。集団代行装置31A内の業務サーバ41内には各発
信通信業務の業務アプリケーションプログラム(以下A
Pと記す)データが格納されている。これはインターネ
ットの世界におけるAPデータと同様なものであり、例
えばHTMLで記述されており、エンジンにより駆動さ
れ各パソコン13と連動して、その業務のアプリケーシ
ョンプログラムが実行されるものである。また個人代行
装置31Cにおいてはパソコン31C1内にエンジンを
備え格納された業務APデータを用いて、その業務アプ
リケーションプログラムを実行できるようにされてい
る。
【0024】集団代行装置31Aにおいてその代行者は
仕事を開始したい時は、管理者から使用するパソコンを
割当ててもらい、そのパソコン13に対し、ログイン情
報、つまり仕事の開始に入る要求情報として、URL
、そのパソコンのPCID、予めその代行者に割り当
てられているUIDとパスワードを入力してリソース管
理センタ装置33へ送信する。この際PC固有情報も自
動的に送信される。このログイン情報は登録・認証部5
1で受信され、登録・認証部51はこれら受信情報につ
いて、そのパソコン、代行者の正当性を、認証データベ
ース53を参照して検証し、これに合格すると、その代
行者がパソコンと業務サーバ41とを共用してその発信
通信業務を行うための、業務サーバ41におけるその業
務APデータを利用するためのデータ位置情報URL
をログイン完了通知と共にそのパソコン13へ返送す
る。なお登録・認証部51には各業務APと業務サーバ
41上でのその利用位置情報(URL)との対応表を備
えている。
【0025】ログイン完了通知を受信したパソコン13
は業務サーバ41にログイン完了とURLを通知し、
これを受信したサーバ41はログイン完了通知とURL
をそのパソコン13へ送り、パソコン13はログイン
完了とURLをその代行者に表示して知らせる。これ
によりその代行者は仕事の開始が可能となり、仕事を依
頼するために、空き状態であることをパソコン13に入
力して、リソース管理センタ装置33へ送る。この通知
はその装置33内の発信制御部54に入力される。発信
制御部54内のCTI制御部541は全ての代行者のパ
ソコン(13,31C1)の状況を管理し、つまり図に
示していないが各パソコンごとにそれが空き状態か、通
信状態か、通信結果を入力中(アフタコールワーク中)
かなどを示す情報を記憶する管理表を備えている。必要
に応じてそのパソコンが行う発信通信業務(プロジェク
ト)名も記憶してある。また後で述べるが通信結果を受
信し、条件を満していれば、決められた所へ送信する。
【0026】従ってCTI制御部541は、空き通知を
受信すると、その代行者の状況(空き通知)をペーシン
グ制御部542へ送る。ペーシング制御部542は、或
る一定の間隔で、各代行者の状況をもとに発信コール数
を求め、その発信コール数をデータベース制御部543
へ送る。データベース制御部543は発信先データベー
ス55を参照して、属性データ識別可能な一意の情報I
Dを含む発信先データをその発信コール数分だけ取出し
てCTI制御部541へ送り、CTI制御部541はこ
れら発信先データを暗号化してそのパソコンが属する集
団代行装置の業務サーバ41へルータ52より先行して
送信する。また、CTI制御部541は、発信コール数
や回線速度をもとに発信遅延時間を設定しておくことに
より、遅延時間経過後、それら発信データの少なくとも
電話番号を自動発信装置17へもルータ52より送信す
る。なお発信遅延時間を0秒にしてもよい、つまり業務
サーバ41への発信先データの送信と、自動発信装置1
7への発信先データの送信をほぼ同時に行ってもよい。
【0027】発信先データを受信した業務サーバ41は
その発信先データの属性データを属性データベース42
から取込む。この際受信した発信先データが暗号化され
ている場合は復号化して行うことは当然のことである。
なお発信先データは例えば発信先電話番号、顧客識別情
報(ID)、口座番号などであり、属性データはその発
信先データと対応する氏名、住所の他に、購入履歴など
その業務と関連した情報などである。
【0028】発信先データを受信した自動発信装置17
は、その発信先データに基づき、自動的にダイヤル発信
して、その顧客の端末(電話機)36を呼出し、相手か
らの応答があると、図5に示すようにその電話機36を
空いている電話機14とを接続すると共にその応答を業
務サーバ41に通知し、業務サーバ41は発信先属性デ
ータを前記接続した電話機14と組のパソコン13へ送
り、パソコン13に発信先属性データを表示させる。そ
の代行卓の代行者は電話により顧客とその業務に応じた
内容、例えば料金督促の通信、必要に応じてパソコン1
3の面表情報を参照しながら行う。また業務サーバ41
は前記応答を受信すると、その応答情報(発信先データ
などを含む)をリソース管理センタ装置33のCTI制
御部541へ送り、CTI制御部541でそのパソコン
通信状態になったと状況管理などを修正する。
【0029】この処理のように、発信先データを自動発
信装置17のみならず、業務サーバ41へも送り、業務
サーバ41で属性データをデータベース42から取り込
む場合は、発信先電話機36からの応答があった後に、
業務サーバ41が属性データを取込む場合より、パソコ
ン13に属性データを速く表示することができ、それだ
け発信通信業務を迅速に行うことができる。リソース管
理センタ装置33は発信先データとその属性データを、
代行装置31Aの業務サーバ41へ送信し、またその発
信データを自動発信装置17へも送信し、上記自動発信
装置17は発信先データを受信すると、その発信先デー
タに基づき発信接続処理を行い、発信先からの応答を受
信すると、その発信先を空き電話機14に接続し、かつ
応答情報を業務サーバ41へ送信し、業務サーバ41は
先に受信した属性データを前記発信先と接続された電話
機14と組になっている代行パソコン13へ送り、また
リソース管理センタ装置33のCTI制御部541へも
自動発信装置17から受け取った応答情報を送信し、代
行パソコン14は業務サーバ41から送られてきた発信
先属性データを表示するようにしてもよい。このように
することにより、発信先電話機14と組をなすパソコン
13にその発信先の属性データを直ちに表示させること
が可能となる。
【0030】代行者と、顧客との通信が終り、代行者が
パソコン13に切断命令を実行させると、そのパソコン
13は自動発信装置17に対し切断指令を出して、その
通信接続を切断させる。代行者はその通信内容に応じ、
また発信通信業(プロジェクト)に応じた必要とする通
信結果をパソコン13に入力すると、パソコン13はそ
の通信結果を発信先データと共に、必要に応じて暗号化
してリソース管理センタ装置33、発信制御部54(C
TI制御部541)へ送信する。
【0031】発信制御部54は受信した通信結果内容
が、その発信通信業務(プロジェクト名)について予め
記憶された条件記憶部544から読み出した条件と比較
し、その条件と整合していると、条件記憶部544のそ
の発信通信業務の条件と共に記憶された転送先アドレス
を参照して、その転送先へその通信結果を送信する。こ
の通信結果の送信先は図1では事業者データセンタ装置
34の他システム61であるが、例えばアンケートの収
集所や、統計処理所などであり、発信通信業務の依頼元
と必ずしも同一でなくてもよい。このように通信結果が
直ちに送られ、それが条件を満せば、直ちに予め決めら
れた所へ送られる場合は、発信通信業務によっては、な
るべく早く通信結果を知り、この結果に応じて処理を必
要な場合にその処理が迅速に行われる利点がある。
【0032】リソース管理センタ装置33の発信制御部
54(DB制御部543)は受信した通信結果を、他シ
ステム61へ送信するしないに関係なく、発信先データ
の属性データベース56の一部に又はログ(履歴)情報
としてデータベースに格納される。代行者は通信結果の
送信を流し、次の仕事を行いたい場合は図4中の破線1
01で示す以後の処理、つまり空き状態をリソース管理
センタ装置33へ通知する処理から実行すればよい。
【0033】代行者が通信結果を送信し、例えばその日
の仕事を終了としたい場合は、代行者はパソコン13に
対し、仕事を終了する通知、つまりこのリソース管理セ
ンタ装置33から離れるログアウト要求を入力して、リ
ソース管理センタ装置33へ送信する。リソース管理セ
ンタ装置33のCTI制御部541はその状況管理表の
そのパソコンを業務停止状態(ログアウト状態)に変更
する。個人代行装置31Cにおいてその個人代行者が仕
事を開始する際には図6に示すようにまずリソース管理
センタ装置33の管理下に入ることの要求、いわゆるロ
グイン情報をパソコン31C1に入力してリソース管理
センタ装置33へ送信する。このログイン情報は図4に
示した集団代行装置31Aの代行者が行うログイン情報
と同様の情報である。このログイン情報は先の場合と同
様に、登録・認証部51でその個人代行者とパソコンに
対する認証が行われ、その認証に合格すると、ログイン
完了通知をパソコン31C1へ送信すると共に、受信し
たログイン情報をセンタ装置33内のAPデータ配信サ
ーバ57へ通知する。APデータ配信サーバ57は、そ
のログイン情報中のパソコン31C1のPCID(又は
/及び代行者UID)によりそのパソコン31C1内の
業務APデータの版数をAPデータベース571から読
出し、そのAPデータ版数をパソコン31C1へ送信す
る。
【0034】パソコン31C1はログイン完了通知を受
信すると、これを表示し、また、受信した版数と、AP
データ格納部71に保持している業務APデータの版数
とを比較し、一致していなければ、リソース管理センタ
装置のAPデータ配信サーバ57に、その業務APデー
タの配信要求を送信する。これを受信したAPデータ配
信サーバ57は、APデータベース571から対応する
業務APデータを取出してパソコン31C1へ配信す
る。パソコン31C1は配信された業務APデータでそ
れまでの業務APデータを更新し、その更新が終了する
と、APデータ配信完了通知をAPデータ配信サーバ5
7へ送信する。
【0035】このようにパソコン31C1内の業務AP
データの更新が自動的に行われるようにした場合は、更
新された業務APデータを記録した磁気媒体を個人代行
装置31Cへ送り、そのパソコン31C1に更新業務A
Pデータをインストールする場合より、各個人代行装置
31Cのパソコン31C1の業務APデータの更新が迅
速に行われ、手間も省け、かつ古い業務APデータで処
理されるおそれがない。また前述のように、版数を送っ
て業務APデータの自動更新を行う場合に、パソコン3
1C1にその業務APデータが保持されていなければ、
配信要求を行うことにより、発信通信業務のAPデータ
をパソコン31C1に取込むことができる。
【0036】このようにして個人代行装置31Cがリソ
ース管理センタ装置33の管理下に入った後、その個人
代行者が仕事を要求する場合は集団代行装置31Aの代
行者と同様に、パソコン31C1が空き状態であること
を発信制御部54へ通知する(図7参照)。発信制御部
54は図4に示したと同様な処理を行うが、データベー
ス制御部543は発信先データベース55から複数、こ
の例では2つの発信先データを取得するのみならず、こ
れら発信先データの発信先の各属性データを属性データ
ベース56から取出し、発信先データとその属性データ
の組をCTI制御部541からパソコン31C1へ順次
送信する。この場合、必要に応じて暗号化して送信す
る。
【0037】これらを受信したパソコン31C1はこれ
らをパソコン31C1内の記憶部72に一時記憶し、そ
の記憶部72内の最も先に記憶された、つまり最も古い
発信先データと属性データを画面に表示し、個人代行者
はそれを見て、発信操作を行い、その電話機31C2を
発信先の電話機36と接続して、顧客と通信(通話)
し、通信が終了して電話機の接続を切断すると、切断命
令をパソコン31C1に入力する。パソコン31C1は
切断命令が入力されると、1つの発信先データについて
の通信が終了したことをリソース管理センタ装置33へ
送信する。
【0038】リソース管理センタ装置33はその終了切
断を受信すると、先の空き状態通知の受信時と同様に、
発信制御部54が動作して、次の発信先データとその属
性データの一組をパソコン31C1へ送信する。パソコ
ン31C1は受信した発信先データと属性データの組を
記憶部72に記憶する。一方、個人代行者が通信切断
後、パソコン31C1に対し、その通信結果を入力する
と、パソコン31C1はその通信結果を発信先データな
どと共に、必要に応じて暗号化してリソース管理センタ
装置33へ送信し、対応する発信先データと属性データ
を記憶部72から削除する。その後記憶部72から最も
古い発信先データ及びその属性データを取り出して画面
に表示する。よって個人代行者はその画面の表示をみて
前述したように発信通信業務を実行する。以下同様のこ
とをパソコン31C1及びリソース管理センタ装置33
は実行する。代行者が仕事を終了し、つまりリソース管
理センタ装置33の管理よりその個人代行装置31Cを
外すには、通信結果送信後に、パソコン31C1の画面
に表示された発信先データに対する発信通信業務を行う
ことなく、ログアウト要求を入力する。パソコン31C
1はそのログアウト要求をリソース管理センタ装置33
へ送信する。
【0039】リソース管理センタ装置33は、このログ
アウト要求が受信されるまで、終了切断を受信するごと
に、次の発信先データとその属性データの1組をパソコ
ン31C1へ送信し、また通信結果をパソコン31C1
から受信すると、集団代行装置31Aから通信結果の受
信に対する処理と同様につまり図5に示したように、通
信結果が条件を満せば、直ちに指定されている所へ送信
し、また全ての通信結果をデータベースに格納する。ま
たログアウトを受信した際に、発信制御部54は先に送
信した発信データと属性データの組についてその通信結
果が受信されていないことから、その発信先データにつ
いて発信通信業務が未処理であるようにその管理を訂正
する。このように個人代行装置31Cには最初に空き状
態通知があると複数の発信データと属性データの組を送
信し、パソコン31C1に終了切断が入力されるごと
に、発信データと属性データの1組を送るようにする場
合は、パソコン31C1には常に次の発信先データと属
性データの組が記憶されてあるため、リソース管理セン
タ装置33から常に発信先データと属性データの1組の
みを送り、かつそれに対する通信結果を受信した後の空
き状態通知に対し、1組の発信先データと属性データを
送信する場合より全体の処理が迅速に行える。
【0040】先に個人代行装置31C内の業務APデー
タの更新を迅速に行う手法を述べた。集団代行装置31
Aの業務サーバ41内に保持する業務APデータに対す
る更新を迅速に行うには、図9に示すようにすればよ
い。例えば発信通信業務の依頼元から、あるいはシステ
ムの改善要求などにより、リソース管理センタ装置33
のAPデータ配信サーバ57内のAPデータベース57
1内のある業務APデータに対する更新が行われると、
APデータ配信サーバ57は各集団代行装置31Aの管
理者卓パソコン37に対し業務APデータが更新された
ことを通知する。
【0041】そのパソコン37の管理者は、業務APデ
ータ更新通知を知ると、パソコン37よりAPデータ配
信要求をAPデータ配信サーバ57に送信する。APデ
ータ配信サーバ57はその配信要求を受信すると該当す
る業務APデータをAPデータベース571から取出し
て業務サーバ41へ送信する。業務サーバ41はそのA
Pデータ保持部411中の対応する業務APデータを配
信された新しい業務APデータに更新する。その更新が
終了するとAPデータ配信完了通知をAPデータ配信サ
ーバ57へ通知する。このようにすれば業務APデータ
が更新されると、全ての集団代行装置31Aでの発信通
信業務が、直ちに更新された業務APデータに基づいて
行われることになる。なお新たに発信通信業務を行う場
合は、その業務APデータをAPデータ配信サーバ57
のデータベース571に格納されると、APデータ配信
サーバ57から各集団代行装置31Aの管理者パソコン
37に通知することにより、更新の場合と同様にその業
務APデータを配信することができる。
【0042】次に発信先データの追加・削除の処理を通
信により行う例を図10を参照して説明する。発信先デ
ータはもともと例えば図1中の事業者データセンタ装置
34の顧客データベース62に例えば所定値以上の料金
を所定期間以上滞納したものについて発信先データが格
納されている。料金の納入により料金督促の必要がなく
なった発信先データが生じたり、逆に料金督促が必要な
発信先データが生じ、顧客データベース62の内容を変
更し、これに伴って発信通信業務の発信先データも変更
する必要がある。よってこのような発信先データの追加
・削除を行いたいと事業者データセンタ装置34の管理
者が思った時に事業者データセンタ装置34の管理者用
端末(パソコン)63にその管理者がログイン情報を入
力して、端末63からルータ64を通じてリソース管理
センタ装置33の登録・認証部51にログイン情報を送
信する。
【0043】登録・認証部51はその管理者、端末63
に対する認証を行い、その認証に合格すると、ログイン
完了通知を管理者端末63へ送信する。この通知を受信
した端末63はその画面にこれを表示し、管理者がその
通知を知ると端末63に顧客データベース62のデータ
を表示させ、追加・削除を必要とする発信先データには
そのことを示す情報を予め付けてあり、この情報をもと
に発信先データを選択しその追加又は削除情報と共に、
これらを必要に応じて暗号化して端末63からリソース
管理センタ装置33内の発信制御部54へ送信する。
【0044】発信制御部54は受信した発信先データの
追加・削除情報に応じて発信先データベース55に対し
発信先データの追加、また対応する発信先データの削除
を行う。必要に応じて属性データベース56に対し、同
様の追加・削除を行う。またこの受信した発信先データ
の追加・削除情報を、発信先データベース55の更新履
歴として図に示していない記憶部に記録する。次に発信
先データの追加・削除の必要が発生したタイミングで直
ちに、その追加・削除を行うようにすることもできる。
即ち例えば図11に示すように、事業者データセンタ装
置34の管理者は図10の場合と同様に、その管理端末
63を、ログイン情報をリソース管理センタ装置33へ
送信して、その管理下に入れておく、その状態で事業者
データセンタ装置34内の顧客データベース62に対
し、発信先データの追加又は発信先データの削除が行わ
れると、そのことが同時に管理者端末63に送られるよ
うにしておき、その追加・削除通知が端末63に入力さ
れると、端末63は直ちに、その発信先データの追加・
削除要求を必要に応じて暗号化して発信制御部54へ通
知する。発信制御部54は発信先データの追加・削除要
求を受信すると前述と同様に発信先データベース55に
対して発信先データの追加・削除を行う。なおこのよう
な発信先データの追加・削除は勝手に行われないよう
に、前述した認証を行い、合格した場合にのみ、発信先
データの追加・削除を行うが、その認証ができるよう
に、管理者やその端末63のリソース管理センタ装置3
3への登録は、先に述べた代行者やパソコン13、31
C1の登録と同様に行えばよい。
【0045】なお各集団代行装置31Aの属性データベ
ース42内の属性データは、例えばシステムを動作させ
る前に予め配信しておけばよい。図1に示していない
が、図12に示したように、営業店・窓口25などから
も、発信先データの追加・削除などをリソース管理セン
タ装置の発信先データベース55に対し、上述と同様に
行えるようにすることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によればリソ
ース管理センタ装置33で全ての集団代行装置内の全て
の代行卓、全ての個人代行装置の状況を管理しているた
め、全体として効率的に動作させることができる。特に
前述したように、代行者と使用パソコンの組合せを自由
にすることができる構成とした場合は、少ないパソコン
を効率的に利用できる。またパソコンを認証する場合
は、目的以外で発信先データが見られないよう安全性を
向上させることができる。
【0047】また業務APデータを配信により更新でき
る構成とした場合は集団代行装置の場合は、各パソコン
13ごとに行う場合より、一括して更新ができ、省力化
及び時間の短縮を実現できる。また個人代行装置におい
ても自動的に更新され、省力化ができる。なお発信通信
業務のアプリケーションプログラム自体を業務サーバ4
1や個人代行装置31Cにもたせることも考えられる
が、その場合は更新配信に時間がかかり、かつ、使用す
るパソコンと配信サーバとの機種を揃える必要がある
が、業務APデータを用いることにより更新配信が短時
間となり、使用するパソコンの機種も自由に選ぶことが
できる。
【0048】また通信結果を実時間で処理することがで
き、通信結果と連携させて処理する場合は、その処理を
早くすることができる。更に発信先データの追加・削除
を、リソース管理センタ装置33の発信先データベース
55に対し行い、発信通信業務の各代行卓や個人代行装
置への依頼は、それらが空きとなるごとに、発信先デー
タベース55から取出して行うため、例えば、料金督促
業務を料金納入があった発信先に対して行うおそれはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法が適用されるシステムの構成例
を示す図。
【図2】この発明方法におけるプロジェクト登録・手続
及びパソコン登録手続の手順の例を示す図。
【図3】リソース管理センタ装置内の認証部51の一部
の機能構成を示す図。
【図4】集団代行装置の代行者が業務を行うための処理
手順の例を示す図。
【図5】図4の処理手順の続きを示す図。
【図6】個人代行装置の個人代行者が業務を行うための
処理手順の例を示す図。
【図7】図6の処理手順の続きを示す図。
【図8】図7の処理手順の続きを示す図。
【図9】集団代行装置内の業務APデータの更新手順の
例を示す図。
【図10】リソース管理センタ装置内の発信先データベ
ース55に対する発信先データの追加・削除の処理手順
の例を示す図。
【図11】その追加・削除の処理手順の他の例を示す
図。
【図12】従来コールセンタの発信業務を説明するため
の図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 功 東京都江東区南砂二丁目36番11号 川鉄情 報システム株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AD02 AF02 5K101 KK02 KK16 PP03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して、代行装置に発信通信業務の代行
    を行わせる発信通信代行方法であって、 代行装置から依頼業務(プロジェクト)情報、パソコン
    の数、管理者数、代行者数と共にプロジェクト登録開始
    要求をリソース管理センタ装置へ送信し、 リソース管理センタ装置はプロジェクト登録開始要求を
    受信すると、パソコンの数のパソコン識別情報PCID
    と、管理者数の管理者識別情報(管理者ID)及び管理
    者パスワードと、代行者数の代行者識別情報UID及び
    代行者パスワードを生成して代行装置へ返送すると共
    に、これらを依頼業務と対応ずけて、認証用データベー
    スに登録し、 代行装置は受信した返信情報を記憶管理し、 各パソコンについて受信したPCIDの1つと、そのパ
    ソコンを一意に識別する識別データと共にパソコン登録
    要求をリソース管理センタ装置へ送信し、 リソース管理センタ装置はそのパソコン登録要求を受信
    すると、その受信情報をそのパソコンを一意に特定する
    情報として認証データベースに登録することを特徴とす
    る発信通信代行方法。
  2. 【請求項2】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 上記リソース管理センタ装置は各代行業務のアプリケー
    ションプログラムデータをAPデータ配信サーバで管理
    し、 各代行装置はパソコンと電話機の複数組の各組と、各代
    行業務のアプリケーションプログラムデータを保持した
    業務サーバとを連動させて各代行業務の発信通信を行
    い、 リソース管理センタ装置は代行業務アプリケーションプ
    ログラムデータの更新があると、その更新があったこと
    の通知を各代行装置へ送信し、 代行装置は更新通知を受信すると、その更新アプリケー
    ションプログラムデータの配信要求をリソース管理セン
    タ装置に送信し、 リソース管理センタ装置はその配信要求を受信すると、
    上記APデータ配信サーバから対応する更新された代行
    アプリケーションプログラムデータを要求のあった代行
    装置の業務サーバへ配信し、 その業務サーバは保持している対応する業務アプリケー
    ションプログラムデータを、配信された更新業務アプリ
    ケーションプログラムデータに更新することを特徴とす
    る発信通信代行方法。
  3. 【請求項3】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 上記リソース管理センタ装置に各代行業務のアプリケー
    ションプログラムデータをAPデータ配信サーバで管理
    し、 各個人代行装置は代行業務のアプリケーションプログラ
    ムデータを保持したパソコンと電話機を備えて各代行業
    務の発信通信を行い、 リソース管理センタ装置は個人代行装置より代行業務の
    開始に入るためのログイン情報を受信すると、その認証
    を行い、認証に合格すると、ログイン完了通知と共に、
    APデータ配信サーバからその代行装置の業務アプリケ
    ーションプログラムデータの版数を個人代行装置へ返送
    し、 個人代行装置は受信した版数と保持している業務アプリ
    ケーションプログラムデータの版数とを比較し、不一致
    であれば、その業務アプリケーションプログラムデータ
    の配信要求をリソース管理センタ装置へ通知し、 リソース管理センタ装置はその配信要求を受信すると、
    APデータ配信サーバから対応する業務アプリケーショ
    ンプログラムデータをその個人代行装置へ配信し、 その個人代行装置は、保持している業務アプリケーショ
    ンプログラムデータを受信した業務アプリケーションプ
    ログラムに更新することを特徴とする発信通信代行方
    法。
  4. 【請求項4】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 上記各代行装置はパソコンと電話機の複数組の各組と、
    代行業務のアプリケーションプログラムデータを保持し
    た業務サーバとを連動させて代行業務の発信通信を行
    い、また各代行装置に、各発信データごとにその属性デ
    ータを格納した属性データベースを設け、 上記リソース管理センタ装置は属性データ識別可能な一
    意の情報IDを含む発信先データを、代行装置の業務サ
    ーバへ送信し、またその発信先データ中の少なくとも電
    話番号を自動発信装置へも送信し、上記業務サーバは、
    上記発信先データを受信するとその発信先データに基づ
    き、その属性データを上記属性データベースから取込
    み、上記自動発信装置は発信先データを受信するとその
    発信先データに基づき発信接続処理を行い、発信先から
    の応答を受信すると、その発信先を空きの電話機に接続
    し、かつ応答情報を業務サーバへ送信し、上記業務サー
    バは上記属性データベースから取込んだその属性データ
    をその電話機と組になった代行パソコンへ送り、またリ
    ソース管理センタ装置へも上記自動発信装置から受取っ
    た応答情報を送信し、上記代行パソコンは上記業務サー
    バから送られてきた発信先属性データを表示することを
    特徴とする発信通信業務代行方法。
  5. 【請求項5】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 上記各代行装置はパソコンと電話機の複数組の各組と、
    代行業務のアプリケーションプログラムデータを保持し
    た業務サーバとを連動させて代行業務の発信通信を行
    い、 上記リソース管理センタ装置は発信先データとその属性
    データを、上記代行装置の業務サーバへ送信し、またそ
    の発信データを自動発信装置へも送信し、 上記自動発信装置は発信先データを受信すると、その発
    信先データに基づき発信接続処理を行い、発信先からの
    応答を受信すると、その発信先を空き電話機に接続し、
    かつ応答情報を上記業務サーバへ送信し、 上記業務サーバは上記受信した属性データをその電話機
    と組になった代行パソコンへ送り、また上記リソース管
    理センタ装置へも上記自動発信装置から受け取った応答
    情報を送信し、 上記代行パソコンは上記業務サーバから送られてきた発
    信先属性データを表示することを特徴とする発信通信業
    務代行方法。
  6. 【請求項6】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 上記リソース管理センタ装置に転送条件記憶部を設け、 代行装置は発信先との通信が切断され、その通信に対す
    る結果の入力が終了すると、その通信結果をリソース管
    理センタ装置へ送信し、 リソース管理センタ装置は上記通信結果を受信すると、
    その通信結果について上記転送条件記憶部を参照し、転
    送条件を満すと、その代行業務について予め決められた
    部署の装置へ上記通信結果を転送することを特徴とする
    発信通信業務代行方法。
  7. 【請求項7】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 リソース管理センタ装置は個人代行装置から空き状態の
    通知を受信すると、複数の発信先データ及びその各属性
    データを通知した個人代行装置へ送信し、 個人代行装置は複数の発信先データとその属性データを
    受信すると、その一つを受信順に表示し、その表示に基
    づき発信接続を行い、発信先との通信が終了し、発信先
    データ取得要求をリソース管理センタ装置へ送信し、 上記通信終了に基づく通信結果が入力されると、その通
    信結果をリソース管理センタ装置へ送信開始し、その
    後、受信されている次の発信先データ及びその属性デー
    タを表示し、 リソース管理センタ装置は上記発信先データ取得要求を
    受信すると、次の発信先データ及びその属性データを、
    要求のあった個人代行装置へ送信することを特徴とする
    発信通信業務代行方法。
  8. 【請求項8】 リソース管理センタ装置において各代行
    装置の状況を管理して代行装置に発信通信業務の代行を
    行わせる発信通信代行方法であって、 リソース管理センタ装置は、発信先データベースを参照
    して各代行装置に発信先データを送って、その代行装置
    に発信通信を行わせ、 上記発信通信業務の依頼元から発信先データの追加・削
    除要求を受信すると、この受信に応じて、上記発信先デ
    ータベースに対し、追加・削除を行うことを特徴とする
    発信通信代行方法。
  9. 【請求項9】 代行装置に発信通信業務を代行させるリ
    ソース管理センタ装置であって、 代行装置を認証するのに必要なデータを格納した認証デ
    ータベースと、 上記代行装置よりのログイン情報を上記認証データベー
    スを参照して認証する認証部と、 発信先データが格納された発信先データベースと、 各代行装置の状況を管理し、発信通信を行うべき、発信
    先データを上記発信先データベースから取出し、代行装
    置へ送信する発信制御部と、 を具備するリソース管理センタ装置。
  10. 【請求項10】 リソース管理センタ装置からの発信先
    データを受信して発信通信業務を行う代行装置であっ
    て、 パソコン及び電話機の複数組と、 リソース管理センタ装置から受信した発信先データに基
    づき発信し、その応答を受信して指定された電話機に接
    続する自動発信装置と、 発信先データの属性データが格納される属性データベー
    スと、 上記発信通信業務のアプリケーションデータを保持し、
    リソース管理センタ装置から受信した発信先データに基
    づき上記属性データベースから対応する属性データを取
    込み、パソコンと連動して業務を行う業務サーバと、 上記リソース管理センタ装置からデータを受信し、上記
    自動発信装置、上記業務サーバなど指定した箇所へ転送
    し、上記リソース管理センタ装置へ送信を行う送受信部
    と、 を具備する代行装置。
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