JP2002026846A - 視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法およびシステム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法およびシステム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002026846A
JP2002026846A JP2000200329A JP2000200329A JP2002026846A JP 2002026846 A JP2002026846 A JP 2002026846A JP 2000200329 A JP2000200329 A JP 2000200329A JP 2000200329 A JP2000200329 A JP 2000200329A JP 2002026846 A JP2002026846 A JP 2002026846A
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Motomu Otawa
求 大多和
Hiroo Goto
浩朗 後藤
Hiromi Saito
宏海 斎藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各視聴者(消費者)が各企業の商品や有料サー
ビス等に対する他の視聴者の意識を非常に容易に把握す
る。 【解決手段】応答サーバ会社1のサーバ21(図2参
照)を含むシステム20(図2参照)は、商品・サービ
スに対する視聴者の意識情報の集計結果を表示可能な視
聴者参加型のデータ放送用コンテンツを作成する機能F
3と、作成したデータ放送用コンテンツを放送局2を介
して前記視聴者のデータ放送受信装置12に対して配信
する機能と、データ放送用コンテンツに基づいて視聴者
のデータ放送受信装置12を介して送られた意識情報を
集計結果にリアルタイムで反映させるランキング機能F
4および商品・店舗の比較/格付け機能F5とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば商品やサー
ビスのランキング等、視聴者の意識が反映された視聴者
参加型のデータ放送用コンテンツを作成して配信可能な
視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法およ
びシステム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】競争化社会の現代においては、各企業
は、他社の商品・サービスに対して自社商品・サービス
が置かれている位置や、自社商品・サービス自体に対す
る消費者の意識等を正確に捉えて今後の企業展開に活か
していかなければ、生き残れない厳しい段階を迎えてい
る。
【0003】一方、消費者も、自ら購入を予定している
商品や、有料サービス(例えば、ラーメン屋等の飲食店
における飲食物供給サービス、エステサロンにおけるエ
ステサービス等)の提供を受けることを予定しているサ
ービス店の人気、評判等を事前に知りたいという要望が
強かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、各企業は、莫大な数のモニター等を雇って調
査を行わなければ、多数の消費者の意識を探ることがで
きず、調査コストもかかるため、消費者の意識・動向を
調査するための簡易かつ低コストの手法の確立が望まれ
ていた。
【0005】一方、消費者の立場においても、その商品
や有料サービスを提供販売する企業から、自社商品・サ
ービスに関する人気や評判を受け取ることはできるが、
企業が自社の商品・サービスに関してマイナスの評価を
下すとは到底思えず、信頼できる情報とは言えなかっ
た。
【0006】また、消費者は、購入を希望する商品・サ
ービスに関する評論家等の専門的な評価ももちろん望ん
でいるが、それにも増して、他の消費者側、すなわち、
実際に商品・サービスを購入して利用した消費者の上記
商品・サービスに対する意識を実際に購入前に知ること
が理想的である。
【0007】しかしながら、従来では、実際に商品・サ
ービスを購入して利用した多数の消費者の上記商品・サ
ービスに対する意識を事前に簡単に知ることは難しく、
消費者側にとって不満の残る結果となっていた。
【0008】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、衛星(通信・放送衛星)、地上波、ケーブル等の
媒体を介してディジタル放送(電波)と共に各家庭に配
信されるデータ放送用コンテンツを利用して、各家庭の
各視聴者が各企業の商品や有料サービス等に係る所定の
テーマに対する評価、意見等の意識情報を入力でき、か
つその入力情報をリアルタイムで上記データ放送用コン
テンツに反映させることを可能にして、各企業の消費者
意識調査コストの低減を実現し、かつ各視聴者(消費
者)に対して、他の視聴者の各企業の商品や有料サービ
ス等に対する意識を非常に容易に把握させることをその
第1の目的とする。
【0009】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、商品・サービス提供元の各企業とは別個の
中立的な企業側において、各企業の商品や有料サービス
に対する実際の消費者の意識を集計してデータ放送のコ
ンテンツに反映させることにより、消費者にとって非常
に信頼性の高い情報を提供することをその第2の目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1記載の発明によれば、所定のテーマに対
する視聴者の意識情報の集計結果を表示可能な視聴者参
加型のデータ放送用コンテンツを作成するステップと、
作成したデータ放送用コンテンツを前記視聴者のデータ
放送受信装置に対して配信するステップと、前記データ
放送用コンテンツに基づいて前記視聴者のデータ放送受
信装置を介して送られた意識情報を前記集計結果にリア
ルタイムで反映させるステップとを備えている。
【0011】請求項2では、所定のテーマに対する視聴
者の意識情報を入力するための意識情報入力用コンテン
ツデータおよび前記意識情報の集計結果を表示するため
の集計結果表示用コンテンツデータを含む視聴者参加型
データ放送用コンテンツを作成するステップと、作成し
た視聴者参加型データ放送用コンテンツを複数の視聴者
側のデータ放送受信装置に対して配信するステップと、
前記配信された視聴者参加型データ放送用コンテンツを
前記データ放送受信装置のコンピュータによりそのメモ
リに蓄積記憶させるステップと、前記視聴者の要求に応
じて、前記視聴者参加型データ放送用コンテンツにおけ
る意識情報入力用コンテンツデータを前記データ放送受
信装置のコンピュータによりそのディスプレイに表示さ
せるステップと、表示された意識情報入力用コンテンツ
データに基づいて前記視聴者から入力された前記所定の
テーマに対する意識情報を前記データ放送受信装置のコ
ンピュータにより送信させるステップと、送信された意
識情報を前記集計結果にリアルタイムで反映させるステ
ップと、前記視聴者の要求に応じて、前記視聴者参加型
データ放送用コンテンツにおける集計結果表示用コンテ
ンツデータを前記コンピュータによりそのディスプレイ
に表示させるステップとを備えている。
【0012】請求項3では、請求項2記載の視聴者参加
型データ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記
コンテンツ作成ステップは、複数の企業が扱う複数の商
品またはサービスを表す情報が予め記憶されたデータベ
ースを用意するステップと、前記データベースに記憶さ
れた異なる企業の同種の商品またはサービスに対する人
気ランキングを前記所定のテーマとした際に、何れか1
つの企業の商品またはサービスに対する投票データを前
記視聴者が前記データ放送受信装置を介して入力可能な
意識情報入力用コンテンツデータを作成するステップ
と、前記複数のデータ放送受信装置を介して送信されて
きた複数の視聴者の投票データを集計し、その集計結果
に基づいて前記異企業かつ同種の商品またはサービスに
対するランキングデータを含む集計結果表示用コンテン
ツデータを作成するステップとを備えている。
【0013】請求項4では、請求項3記載の視聴者参加
型データ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記
視聴者参加型データ放送用コンテンツは、前記放送局か
ら配信される放送テレビ番組あるいはデータ放送番組に
連動して前記視聴者のデータ放送受信装置に配信される
ようになっており、前記放送テレビ番組あるいはデータ
放送番組のコンテンツの一部に、その番組出演者の少な
くとも一人により予め作成された前記異なる企業の同種
の商品またはサービスに対するランキングが含まれてい
る一方、前記集計ステップは、前記番組出演者の少なく
とも一人により作成されたランキングを反映させて前記
集計結果表示用コンテンツデータにおけるランキングデ
ータを作成するステップを含む。
【0014】請求項5では、請求項3または4記載の視
聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法であっ
て、前記コンテンツ作成ステップは、前記複数のデータ
放送受信装置に対して通信ネットワークを介して通信可
能なサーバにより実行されるようになっており、前記サ
ーバは、前記複数の企業とは別個の中立的な企業に設置
されている。
【0015】請求項6では、請求項3または4記載の視
聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法であっ
て、前記意識情報入力用コンテンツデータを作成するス
テップは、前記投票データに加えて、前記利用者の属性
情報を入力可能かつ前記何れか1つの企業の商品または
サービスに対する意見を入力可能な意識情報入力用コン
テンツデータを作成するステップである。
【0016】請求項7では、請求項6記載の視聴者参加
型データ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記
集計ステップは、前記投票データに加えて、前記複数の
データ放送受信装置を介して送信されてきた複数の視聴
者の意見データを集計するステップと、集計した複数の
視聴者の意見データに基づいて、前記異企業の同種の商
品またはサービスの格付けを行うステップと、前記異企
業かつ同種の商品またはサービスのそれぞれの格付け結
果を前記集計結果表示用コンテンツデータの一部として
作成するステップとを備えている。
【0017】請求項8では、請求項6記載の視聴者参加
型データ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記
集計ステップは、複数の視聴者から送られた複数の投票
データを、当該複数の視聴者の属性情報に基づいて集計
し、前記異企業かつ同種の商品またはサービスに対する
一定の属性範囲毎のランキングデータを作成するステッ
プを含んでいる。
【0018】請求項9では、請求項6記載の視聴者参加
型データ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記
視聴者参加型データ放送用コンテンツは、前記複数の企
業が扱う複数の商品またはサービスの内の少なくとも1
つの商品またはサービスを指定して注文可能な注文用コ
ンテンツデータを含んでいる一方、前記視聴者の要求に
応じて、前記視聴者参加型データ放送用コンテンツにお
ける注文用コンテンツデータを前記データ放送受信装置
のコンピュータにより前記ディスプレイに表示させるス
テップと、表示された注文用コンテンツデータに基づい
て前記視聴者から指定された少なくとも1つの企業の少
なくとも1つの商品またはサービスに対する注文情報を
前記コンピュータにより前記少なくとも1つの企業に対
して送信させるステップと、前記少なくとも1つの企業
により少なくとも1つの商品またはサービスを前記注文
情報送信元の視聴者に対して提供するステップと、前記
注文情報送信元の視聴者に対して前記提供した少なくと
も1つの商品またはサービスに関する課金処理を行うス
テップとを備えている。
【0019】請求項10では、請求項2記載の視聴者参
加型データ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前
記視聴者参加型データ放送用コンテンツにおける集計結
果表示用コンテンツデータは、無料コンテンツデータお
よびスクランブル化された有料コンテンツデータを含ん
でいる一方、前記データ放送受信装置のコンピュータに
より前記有料コンテンツデータの閲覧を希望するデータ
の入力を促す情報を前記データ放送受信装置のコンピュ
ータにより前記ディスプレイに表示させるステップと、
前記視聴者から前記有料コンテンツデータの閲覧希望デ
ータが入力された際に、前記コンピュータにより前記閲
覧希望データを送信させるステップと、送信されてきた
閲覧希望データを受信し、受信した閲覧希望データに対
応する視聴者に対して課金処理を行うステップと、課金
処理後において、前記閲覧希望データ送信元の視聴者の
コンピュータに対してスクランブル解除に必要なデータ
を送信するステップと、送信されてきたスクランブル解
除に必要なデータに基づいて前記コンピュータにより前
記メモリに記憶された有料コンテンツデータのスクラン
ブルを解除して前記ディスプレイに表示させるステップ
とを備えている。
【0020】請求項11では、所定のテーマに対する視
聴者の意識情報の集計結果を表示可能な視聴者参加型の
データ放送用コンテンツを作成する手段と、作成したデ
ータ放送用コンテンツを前記視聴者のデータ放送受信装
置に対して配信する手段と、前記データ放送用コンテン
ツに基づいて前記視聴者のデータ放送受信装置を介して
送られた意識情報を前記集計結果にリアルタイムで反映
させる手段とを備えている。
【0021】請求項12では、コンテンツ制作供給企業
から放送局を介して配信された、所定のテーマに対する
視聴者の意識情報を入力するための意識情報入力用コン
テンツデータおよび前記意識情報の集計結果を表示する
ための集計結果表示用コンテンツデータを含む視聴者参
加型データ放送用コンテンツを受信するコンピュータシ
ステムが読取可能なプログラムを記憶した記憶媒体であ
って、前記プログラムは、前記配信された視聴者参加型
データ放送用コンテンツを前記コンピュータシステムに
より自システムのメモリに蓄積記憶させる処理手順と、
前記視聴者の要求に応じて、前記視聴者参加型データ放
送用コンテンツにおける意識情報入力用コンテンツデー
タを前記コンピュータシステムにより自システムのディ
スプレイに表示させる処理手順と、前記ディスプレイに
表示された意識情報入力用コンテンツデータに基づいて
前記視聴者から入力された前記所定のテーマに対する意
識情報を前記コンピュータシステムにより前記コンテン
ツ供給企業のコンテンツ制作供給処理用サーバへ送信さ
せる処理手順とを備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の視聴者参加型データ放送
用コンテンツ作成配信方法およびシステム、ならびにプ
ログラムを記憶した記憶媒体に係る実施の形態を添付図
面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る視聴者
参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法およびシス
テムの概念を説明するための図である。
【0024】図1において、符号1は、応答サーバ会社
を示しており、この応答サーバ会社1は、放送局2か
ら、予め応答サーバ会社1と契約された複数の家庭・世
帯の(複数の視聴者、消費者、以下、契約済みの視聴者
を顧客とも記載する)3a1〜3anに対して配信され
るデータ放送に基づいて、その複数の顧客3a1〜3a
nとインタラクティブな応答を行なうことにより、複数
の顧客3a1〜3anに対して各種サービスを提供する
会社である。
【0025】特に、本実施形態の応答サーバ会社1は、
各顧客3a1〜3anとの契約時に入手され予め顧客D
B4に記憶された顧客3a1〜3anの名前、住所、連
絡先情報(電話番号、FAX番号、メールアドレス
等)、対応する顧客3a1〜3anの自宅に設置された
後述するディジタル放送受信装置の機体番号(各装置毎
に異なり、この機体番号により受信装置が設置された世
帯が特定できる)、顧客自身のID・暗証番号(パスワ
ード)等の認証情報および顧客3a1〜3anの取引金
融機関の口座番号等を含む顧客情報に基づいて、各世帯
・各顧客3a1〜3anの認証を行なう機能F1と、各
企業(家電メーカ、自動車メーカ、PCメーカ、モバイ
ルメーカ、飲食店、小売店等)5から自企業で扱う商品
・サービス情報を収集して、商品・サービス提供店舗毎
に商品情報・店舗情報DB6に蓄積記憶する機能F2
と、複数の視聴者(顧客)から電話回線、専用線、イン
ターネット等の通信ネットワーク(Network)5
を介して送信され顧客意識情報DB7に蓄積された異な
る企業(店舗も含む)5における同種の商品またはサー
ビスに関する顧客意識情報(人気投票、意見、クレー
ム、注文情報等)および商品情報・店舗情報DB6に記
憶された商品・サービス情報に基づいて、その商品また
はサービスに対する人気・売れ筋ランキングを全ての視
聴者(顧客3a1〜3an)に提供する視聴者参加型の
データ放送用ランキング番組コンテンツを企画・制作す
る機能F3と、複数の顧客から入力された顧客意識情報
の集計処理により、上記視聴者参加型データ放送用ラン
キング番組コンテンツを提供するための元になるランキ
ングを作成するランキング機能F4とを備えている。
【0026】また、応答サーバ会社1は、複数の顧客か
ら入力された顧客意識情報の集計処理結果に基づいて上
記同種の商品またはサービス提供店舗の比較および格付
けを行う機能F5と、所定の顧客からの商品またはサー
ビスの購入時において、予め名称、住所、連絡先情報等
が登録された金融機関DB8から、その所定の顧客の口
座番号(クレジットカードの場合にはクレジットカード
番号)に対応する金融機関(銀行、郵便局、クレジット
会社等)9を抽出し、抽出した金融機関8を介して上記
購入商品またはサービスの決済処理を行なう機能F6と
を備えている。
【0027】放送局2は、自局で制作した番組コンテン
ツ(本放送番組コンテンツ;映像・音声情報)および応
答サーバ会社1から送信されてきた消費者参加型データ
放送用ランキング番組コンテンツに基づいて、衛星(通
信・放送衛星)、地上波、ケーブル等の媒体を介して複
数の顧客(家庭)3a1〜3anに対してディジタル放
送{本放送番組(番組放送+データ放送番組}を配信す
るようになっている。
【0028】一方、各顧客3a1〜3anの各家庭(自
宅)10a1〜10anには、ディジタル放送(本放送
番組+データ放送番組)を受信して受信機のディスプレ
イ画面に表示させることにより、上記ディジタル放送を
各顧客3a1〜3anに視聴させる機能を有するディジ
タル放送受信表示装置12が設置されている。
【0029】このディジタル放送受信表示装置12は、
上記ディジタル放送受信機能に加えて、視聴者参加型デ
ータ放送用ランキング番組コンテンツに基づくデータ放
送番組を表示し、かつ対応する各顧客3a1〜3anが
表示された番組(コンテンツ)にディジタル放送受信表
示装置12を介して参加する機能F10を備えている。
【0030】また、各金融機関9は、応答サーバ会社1
から送られた自行の取引先である所定の顧客に対する口
座番号を含む決済情報に応じて決済処理を行うようにな
っている。
【0031】図2は、前掲図1で概略的に説明した視聴
者参加型データ放送用コンテンツ作成配信システム(以
下、データ放送用コンテンツ作成配信システムと記載す
る)のシステム構成図である。
【0032】図2によれば、データ放送用コンテンツ作
成配信システム20は、応答サーバ会社1に設置された
サーバ21を有しており、このサーバ21は、CPU2
2、このCPU22が読取り可能なプログラムを記憶し
たROM、RAM等の記憶媒体としての内部メモリ23
と、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)機能
を有する入力部24と、大容量記憶媒体としての外部メ
モリ(例えば、ハードディスクドライブ等)外部メモリ
25と、CPU22および通信ネットワークTN間の所
定の通信プロトコル(例えば、TCP/IP等)に基づ
く通信インタフェース処理用の通信インタフェース26
とを備えており、各構成要素22〜26はバス27によ
り相互通信可能に接続されている。
【0033】また、データ放送用コンテンツ作成配信シ
ステム20は、放送局2に設置され、通信ネットワーク
TNを介してサーバ21と通信可能な放送番組制作・配
信用の放送設備30を備えている。
【0034】さらに、各顧客3a1〜3anの各自宅1
0a1〜10anに設置されたディジタル放送受信表示
装置(TVシステム)12はコンピュータシステムとし
て構築されている。
【0035】すなわち、ディジタル放送受信表示装置1
2は、放送設備30のパラボナアンテナ31および通信
/放送衛星32を介して配信されたディジタル放送番組
およびデータ放送番組をパラボナアンテナ33を介して
受信するためのコントローラ(コンピュータ)内蔵型テ
レビ受信機34と、電話回線やBluetooth等の
有線/無線通信網を経由して通信ネットワークTNと所
定の通信プロトコル(例えばTCP/IP等)に従って
通信可能な有線/無線通信インタフェース35と、この
有線/無線通信インタフェース35に対して通信ケーブ
ルやBluetooth等の有線/無線通信ラインを介
して通信可能に接続されたプリンタ36とを備えてお
り、通信インタフェース35は、テレビ受信機34にお
ける後述するコントローラとプリンタ36を含む通信ネ
ットワークTNに接続された機器との間の通信ネットワ
ークTNを介した情報通信処理を行なうようになってい
る。
【0036】また、データ放送用コンテンツ作成配信シ
ステム20は、各企業5(図2では1企業のみ示してい
る)に設置されたサーバ40と、通信ネットワークTN
と所定の通信プロトコル(例えばTCP/IP等)に従
って通信可能な通信インタフェース41とを有してお
り、通信インタフェース41は、サーバ21等の通信ネ
ットワークTNに接続された他の機器とサーバ40との
間の通信ネットワークTNを介した情報通信処理を行な
うようになっている。
【0037】また、各金融機関9(図2では1金融機関
のみ示している)は、その金融機関9に設置された決済
処理用サーバ42と、通信ネットワークTNと所定の通
信プロトコル(例えばTCP/IP等)に従って通信可
能な通信インタフェース43とを有しており、通信イン
タフェース43は、サーバ21等の通信ネットワークT
Nに接続された他の機器とサーバ42との間の通信ネッ
トワークTNを介した情報通信処理を行なうようになっ
ている。
【0038】一方、外部メモリ5は、上記顧客DB4、
商品情報・店舗情報DB6、顧客意識情報DB7および
金融機関DB8をその記憶領域内に有しているととも
に、視聴者参加型データ放送用ランキング番組コンテン
ツの素材を記憶するデータ放送用素材DB44を備えて
いる。
【0039】そして、本実施形態のサーバ21は、ディ
ジタル放送受信システム12の複数の家庭10a1〜1
0anに設置された複数のテレビ受信機34の内の少な
くとも1つのTV受信機34から顧客意識情報が通信ネ
ットワークTNを介して自サーバ21に送信された際
に、その送信された顧客意識情報に応じて、データ放送
用素材DB44に記憶されたコンテンツ素材に基づいて
視聴者参加型データ放送用ランキング番組コンテンツを
作成して放送局2の放送設備30に配信するようになっ
ており、上記ランキング番組コンテンツ作成配信処理
は、顧客意識情報が送られる毎に順次、その顧客意識情
報を反映させるように行われる。
【0040】放送設備30は、図2に示すように、通信
ネットワークTNに対する所定の通信プロトコル(TC
P/IP等)に基づく通信インタフェース機能を有する
通信インタフェース55と、各種の映像素材情報・音声
素材情報等を本放送番組用コンテンツ作成素材情報とし
て蓄積記憶する素材DB56と、サーバ21から通信ネ
ットワークTNおよび通信インタフェース55を介して
順次送られた視聴者参加型データ放送用ランキング番組
コンテンツを受信して素材DB56に格納する機能、素
材DB56に格納された各種の映像素材情報・音声素材
情報等に基づいて複数の本放送用番組コンテンツを制作
して素材DB56に格納する機能、制作した複数(複数
チャンネル)の本放送用番組コンテンツおよびサーバ2
1から順次送られる1チャンネルの視聴者参加型データ
放送用ランキング番組コンテンツに基づいて、ディジタ
ル放送コンテンツ{本放送用番組コンテンツ+視聴者参
加型データ放送用ランキング番組コンテンツ}を制作編
集する制作編集サーバ57とを備えている。
【0041】また、制作編集サーバ57は、制作編集し
た本放送用番組コンテンツおよびデータ放送用ランキン
グ番組コンテンツを例えばMPEG2等の圧縮符号化フ
ォーマットに基づいてそれぞれ圧縮符号化し、圧縮符号
化した本放送用番組コンテンツおよびデータ放送用ラン
キング番組コンテンツを送信部58を介して多重化し、
多重化放送データとしておよびパラボナアンテナ31を
介して順次送信するようになっている。
【0042】一方、ディジタル放送受信システム12の
各家庭10a1〜10anに設置されたテレビ受信機3
4は、図2に示すように、放送設備30から通信/放送
衛星32のトランスポンダ60を介して中継されてきた
多重化放送データをパラボナアンテナ33を介して受信
する受信部61と、受信された多重化放送データを本放
送用番組コンテンツおよびデータ放送用ランキング番組
コンテンツに分離し、分離した本放送用番組コンテンツ
(映像データ+音声データ)およびデータ放送用ランキ
ング番組コンテンツをそれぞれ伸長復号化する分離・伸
長復号化処理部62と、後述する入力器の受信チャンネ
ルが所定の本放送チャンネルに設定されている際に、伸
長復号化された対応する本放送コンテンツの映像データ
を処理して後述するディスプレイに表示可能な映像情報
に変換する処理回路63と、受信チャンネルに対応する
伸長復号化された本放送コンテンツの音声データを処理
して後述するディスプレイのスピーカを介して出力可能
な音声情報に変換する処理回路64と、ディスプレイ6
5と、このディスプレイ65の表示画面に対応するバッ
ファメモリを有し、処理回路63および64からそれぞ
れ出力された映像情報および音声情報を合成してディス
プレイ65およびスピーカ(図示せず)を介して表示出
力する合成部66とを備えている。
【0043】また、テレビ受信機34は、本放送用番組
コンテンツを蓄積記憶するとともに、データ放送用ラン
キング番組コンテンツを上書き更新しながら蓄積記憶す
る大容量記憶媒体(例えば、半導体メモリや磁気メモリ
等)としての例えばハードディスクドライブ(HDD)
70と、受信機34全体を制御するためのコントローラ
71と、このコントローラ71が読取り可能なプログラ
ムを記憶した記憶媒体(半導体メモリや磁気メモリ等)
としてのROM72と、ディスプレイ65(受信機3
4)のチャンネル(本放送用番組チャンネル、データ放
送用ランキング番組チャンネルを含む)選択機能を有す
るとともに、コントローラ71との連動動作により、デ
ィスプレイ65の画面上の表示構成要素やソフトキーボ
ード等をカーソル移動により操作して、その表示構成要
素を指定(クリック)したり、上記表示構成要素内に文
字データを入力することが可能なGUI機能を有するリ
モートコントローラ(入力器)73とを備えている。
【0044】コントローラ71は、入力器73の設定受
信チャンネルがデータ放送用ランキング番組チャンネル
である場合に、HDD70に記憶されたデータ放送用ラ
ンキング番組コンテンツにおけるコンテンツデータを読
み出し、処理回路75を介してディスプレイ65に表示
可能な画像情報に変換し、合成部66を介してディスプ
レイ65に表示するようになっている。
【0045】図3は、HDD70に更新記憶されるデー
タ放送用ランキング番組コンテンツLCのデータ構造を
概念的に示す図である。
【0046】図3によれば、データ放送用ランキング番
組コンテンツLCは、例えばMHEG(Multime
dia and Hypermedia Inform
ation Coding Experts Grou
p)方式で定められたフォーマットを有するコンテンツ
データである。
【0047】すなわち、データ放送用ランキング番組コ
ンテンツLCは、そのコンテンツLCのコンテンツデー
タ内容を表示するためのメニュー画面データ(トップデ
ータ)IMと、このメニュー画面データIMにリンク付
けされた階層構造を有する投票用コンテンツデータIV
と、メニュー画面データIMにリンク付けされた階層構
造を有するランキング用コンテンツデータILと、ラン
キング用コンテンツデータILとリンク付けされた注文
用コンテンツデータIOと、メニュー画面データIMに
リンク付けされた階層構造を有する投票結果表示用コン
テンツデータINと、投票結果表示用コンテンツデータ
INにリンク付けされた有料コンテンツデータICと、
ディスプレイ65画面上での各コンテンツデータの配置
領域、およびディスプレイ画面上での入力器73の操作
に応じた画面処理等をそれぞれ制御するためのGUI処
理をコントローラ71に実行させるためのプログラム
(エージェント)PGとを備えている。
【0048】次に、本実施形態のデータ放送用コンテン
ツ作成配信システム20の全体動作について説明する。
【0049】予め、複数の企業5のサーバ40は、自企
業5で扱っている商品情報、およびその企業5がサービ
ス業の場合においては、その提供サービスに対応する店
舗情報を通信ネットワークTNを介して応答サーバ会社
1のサーバ21にそれぞれ提供する(ステップS1)。
【0050】応答サーバ会社1のサーバ21は、提供さ
れた複数の企業5毎の商品情報および/あるいは店舗情
報を、商品毎およびサービス毎に分類して商品情報・店
舗情報DB6に登録する(ステップS2)。
【0051】次いで、サーバ21は、例えば、所定期間
(例えば、1週間)毎に、商品情報・店舗情報DB6の
中から少なくとも1つの商品および/あるいはサービス
を選択し、この選択した商品および/あるいはサービス
(例えば、商品として掃除機、サービスとしてラーメン
とする)の人気ランキングを決定する視聴者(顧客)参
加型データ放送用ランキング番組コンテンツLCを制作
して放送局2の放送設備30における制作編集サーバ5
8に通信ネットワークTNを介して送信する(ステップ
S3)。なお、上記所定期間において、上述した商品お
よび/あるいはサービスを選択することは、予め全ての
顧客3a1〜3anに対して告知されているものとす
る。
【0052】制作編集サーバ57は、複数チャンネルの
本放送用番組コンテンツおよびデータ放送用ランキング
番組コンテンツLCを圧縮符号化および多重化し、多重
化放送データとしてパラボナアンテナ31を介して複数
の家庭10a1〜10an(複数の顧客3a1〜3a
n)のディジタル放送受信表示装置12へそれぞれ配信
する(ステップS4)。
【0053】配信された多重化放送データは、複数の家
庭10a1〜10anのディジタル放送受信表示装置1
2を介して受信され、分離・伸長複合化処理等を介して
本放送用番組コンテンツおよびデータ放送用番組コンテ
ンツLCに分離された後、データ放送用番組コンテンツ
LCは、HDD70に蓄積記憶される(ステップS5
A)。
【0054】このとき、入力器73の設定受信チャンネ
ルがデータ放送用ランキング番組チャンネルである場
合、コントローラ71の処理により、HDD70に記憶
されたデータ放送用番組コンテンツLCにおけるメニュ
ー画面データIMが読み出され、分離・伸長復号化処理
部62および処理部75を介してディスプレイ65の画
面に表示される(ステップS5B;図5参照)。
【0055】すなわち、図5に示すように、ディスプレ
イ65の画面には、メニュー画面データIMが表示され
ており、そのメニュー画面データIMには、商品・店舗
ランキング画面の表示を要求するエリアAR1と、投票
画面の表示を要求するエリアAR2と、投票結果の表示
を要求するエリアAR3とがそれぞれ表示されている。
【0056】今、例えば、家庭10a1の顧客3a1が
商品・店舗人気ランキングに投票を行いたいと考えた際
に、顧客3a1は、入力器73を操作してエリアAR2
をクリックする(ステップS6)。
【0057】コントローラ71は、エリアAR2のクリ
ックに応じてHDD70に記憶されたデータ放送用番組
コンテンツLCにおける投票用コンテンツデータIVを
読み出し、分離・伸長復号化処理部62および処理部7
5を介してディスプレイ65の画面に表示する(ステッ
プS7;図6参照)。
【0058】図6に示すように、投票用コンテンツデー
タIVには、ランキング投票対象となる異企業における
同種の商品およびサービス(例えば、A社〜C社の掃除
機およびA店〜C店のラーメン)の中から、特定の企業
4の商品およびサービスを選択指定可能な例えばプルダ
ウンメニュー方式の商品・サービス店名指定エリアAR
10と、投票数を入力するエリアAR11と、属性情報
としての例えば性別および年齢をそれぞれ指定入力する
ためのエリアAR12と、今後の商品/サービスの企画
開発に参加するためのコメントを入力するためのエリア
AR13と、このエリアAR13等に対して文字データ
を入力するためのソフトキーボードを画面上に表示させ
るためのボタンB1と、画面上の指定入力内容で確定
し、確定した属性情報およびコメント情報を含む投票デ
ータをコントローラ71に対して送信するためのボタン
B2と、画面上の指定入力内容をキャンセルするための
ボタンB3とがそれぞれ表示されている。
【0059】顧客3a1は、入力器73およびソフトキ
ーボード等を利用しながら、各エリアAR10〜AR1
2に対して投票データ、属性データ(デモクラフィック
データ)およびコメントデータ図6に示すようにそれぞ
れ入力してOKボタンB2をクリックする。
【0060】コントローラ71は、入力された人気投票
データ(投票対象、票数を含む)、コメントデータおよ
び属性データを通信ネットワークTN等を介して応答サ
ーバ会社1のサーバ21に送信する(ステップS8)。
【0061】このとき、サーバ21は、顧客3a1から
送信された人気投票データ(投票対象、票数を含む)、
コメントデータおよび属性データを顧客意識情報DB7
に記憶し、この顧客意識情報DB7に現在までに記憶さ
れた各商品毎の人気投票データの票数およびコメントデ
ータに基づいて、それらを反映させるように、放送局2
に対して配信するデータ放送用番組コンテンツLCにお
けるランキング用コンテンツデータILおよび投票結果
表示用コンテンツデータINを更新し、更新したランキ
ング用コンテンツデータILおよび投票結果表示用コン
テンツデータINを含むデータ放送用番組コンテンツL
Cを放送局2へ配信する(ステップS3)。
【0062】この結果、応答サーバ会社1のサーバ21
から放送局2を介して各顧客3a1〜3anに配信され
るデータ放送用番組コンテンツLCのランキング用コン
テンツデータILおよび投票結果表示用コンテンツデー
タINは、少なくとも一人の顧客からの人気投票デー
タ、コメントデータおよび属性データをリアルタイムで
反映するように更新されることになる。
【0063】サーバ21は、投票結果表示用コンテンツ
データINとして、例えば複数の投票データを、その複
数の視聴者の属性情報に基づいて集計し、ランキング対
象となる商品/サービスに対する一定の属性範囲毎のラ
ンキングデータのグラフを作成するようになっている。
【0064】一方、家庭10a1の顧客3a1が商品・
店舗人気ランキングを見たいと考えた場合に、顧客3a
1は、入力器73を操作してエリアAR1をクリックす
る(ステップS9)。
【0065】コントローラ71は、エリアAR1のクリ
ックに応じてHDD70に記憶されたデータ放送用番組
コンテンツLCにおけるランキング用コンテンツデータ
ILを読み出し、分離・伸長復号化処理部62および処
理部75を介してディスプレイ65の画面に表示する
(ステップS10;図7参照)。
【0066】図7に示すように、ランキング用コンテン
ツデータILには、複数の商品・サービスの人気ランキ
ング投票を同時に行っている場合において、ランキング
を表示したい商品・サービス名(例えば、掃除機)を例
えばプルダウン方式で選択するための選択エリアAR2
0と、選択エリアAR20で選択されたランキング対象
となる各社別同種商品(A社掃除機〜C社掃除機)の現
在の順位、その現在までの得票数およびその格付情報
(AAが最高格、以下、AB、BB、BC、・・・とい
う順番で格が下がっていく)を例えば表形式で示すラン
キング表AR21と、例えば、現在ランキング表AR2
1に表示された何れかの商品A社掃除機〜C社掃除機を
注文要求を入力するためのエリアAR22とがそれぞれ
表示されている。なお、OKボタンB5あるいはCAN
CELボタンB6は、最初のメニュー画面データIMに
戻すためのボタンである。
【0067】本実施形態において、格付情報は、コメン
トデータの内容に応じてサーバ21により決定される。
例えば、A社掃除機に対するコメントデータが肯定的な
ものであるとサーバ21のステップS3の比較・格付け
処理により分析されると、そのコメントデータによりA
社掃除機格付け査定ポイントは上昇し、反対に、C社掃
除機に対するコメントデータが否定的なものであるとサ
ーバ21のステップS3の比較・格付け処理により分析
されると、そのコメントデータによりC社掃除機格付け
査定ポイントは下降する。
【0068】このように、現在までのコメントデータに
基づく査定ポイントに基づいて各商品(A社掃除機〜C
社掃除機)の格付けが決定される。
【0069】この結果、顧客3a1は、ディスプレイ画
面に表示されたランキング表AR21を見ることによ
り、例えば自ら購入したかったA社掃除機がランキング
1位であり、最大の格付けを有していることを確認する
ことができる。
【0070】そして、ランキング1位で評判の高いA社
掃除機を注文する場合には、顧客3a1は、入力器73
を操作してエリアAR22をクリックする。この結果、
コントローラ71の処理によりHDD70に記憶された
注文用コンテンツデータIOがディスプレイ画面に表示
される。
【0071】図8に示すように、注文用コンテンツデー
タIOには、注文したい商品名、注文数、顧客IDおよ
びパスワードを入力可能な注文情報入力用表示エリアA
R30が表示されている。
【0072】このとき、顧客3a1は、自ら注文したい
商品(A社掃除機)、注文数、顧客IDおよびパスワー
ドを含む注文データを注文データ入力用表示エリアAR
30に入力する(ステップS11)。コントローラ71
は、入力された注文データODを通信ネットワークTN
を介して応答サーバ会社1のサーバ21に送信する(ス
テップS12)。
【0073】サーバ21は、送信された注文データOD
および顧客意識情報DB7に記憶された属性データ・コ
メントデータに基づいて顧客3a1の反応の分析(例え
ば、顧客3a1の属性情報(性別、年齢等)に基づく注
文データ内容の分析など)を行い(ステップS13)、
この分析レポート(文書ファイルデータ)ADを、各企
業5のサーバに通信ネットワークTNを介して送信する
(ステップS14)。
【0074】この結果、各企業5は、送信されてきた分
析レポートADをサーバ40を介して表示あるいは印字
出力することにより、顧客3a1がどの企業5製の商品
(掃除機)を購入したか、また購入商品に対するコメン
トの内容をその顧客3a1の属性情報と対応付けながら
把握することができる。
【0075】一方、ステップS13において、応答サー
バ会社1のサーバ21は、注文データODに対応する企
業5(A社)に対して注文データODを振り分け、顧客
DB4から顧客3a1の名前、住所、連絡先情報等を読
み出してA社に対して、注文データODと共に送信する
(ステップS15)。この結果、A社から、家庭10a
1の顧客3a1あてに商品(A社製掃除機)が配送され
る(ステップS16)。
【0076】この結果、顧客3a1は、自宅10a1に
てディスプレイ画面を見ながら、非常に簡単な操作を行
うことのみで、多数の視聴者の人気が高く、高い格付け
を有している商品を購入することができる。
【0077】また、ステップS15の処理と同時に、サ
ーバ21は、金融機関DB8を参照しながら、顧客3a
1の口座番号および購入商品(A社掃除機)に対応する
引落金額を決済情報として対応する金融機関9に送信す
る(ステップS17)。
【0078】金融機関9のサーバ42は、自機関の口座
マスタファイルMFを参照して、送信された口座番号と
口座マスタMFに格納された顧客3a1の口座番号とを
照合し、照合の結果一致した場合に、対応する口座から
引落金額を引き落とす(ステップS18)。
【0079】この結果、顧客3a1の商品注文の決済
も、自宅10a1にいながら簡単に行うことができる。
【0080】一方、家庭10a1の顧客3a1が人気投
票対象であるラーメンの店舗に関する人気投票結果を見
たいと考えた場合、顧客3a1は、入力器73を操作し
てエリアAR3をクリックする(ステップS19)。
【0081】コントローラ71は、エリアAR3のクリ
ックに応じてHDD70に記憶されたデータ放送用番組
コンテンツLCにおける投票結果表示用コンテンツデー
タINを読み出し、分離・伸長復号化処理部62および
処理部75を介してディスプレイ65の画面に表示する
(ステップS20;図9参照)。
【0082】図9に示すように、投票結果表示用コンテ
ンツデータINには、ランキング対象となっている商品
・サービス(掃除機・ラーメン)毎の一定の属性範囲毎
(例えば、図9では、女性の年代別)の投票結果を表す
グラフデータGDが表示される。
【0083】なお、図9ではラーメンの店舗に対する投
票結果グラフデータを示しているが、最も人気得票の高
かったラーメン店Cの店名については、まだ表示されて
いない。
【0084】また、投票結果表示用コンテンツデータI
Nにおいて対象となる商品・サービスを変更したい(例
えば、ラーメン店舗→掃除機に変更したい)場合には、
グラフデータGDが表示されている状態において次ボタ
ンB10をクリックすればよく、前に表示した対象とな
る商品・サービスを表示したければ、前ボタンB11を
クリックすればよい。
【0085】一方、図9に示す投票結果表示用コンテン
ツデータINには、有料コンテンツデータ表示用ボタン
B15が表示されている。
【0086】この有料コンテンツデータ表示用ボタンB
15は、現在表示されている投票結果表示用コンテンツ
データINにリンク付けされた次のコンテンツデータI
Cは、スクランブル化された有料コンテンツデータであ
るため、その有料コンテンツデータICを表示するか否
かを確認するための画面データを表示するためのボタン
である。
【0087】すなわち、本実施形態では、図3および図
10に示すように、放送局2から配信されたデータ放送
用番組コンテンツLCに無料コンテンツ(メニュー画面
データIM、投票用コンテンツデータIV、ランキング
用コンテンツデータIL、注文用コンテンツデータI
N)に加えて有料コンテンツデータICがコントローラ
71により受信されてHDD70に記憶されているため
(図10;ステップS5A参照)、ステップS20の処
理により表示された投票結果表示用コンテンツデータI
N上においてボタンB15をクリックすると、コントロ
ーラ71の処理により、HDD70に記憶された有料コ
ンテンツデータICにおける有料コンテンツ確認画面デ
ータが読み出されて処理回路75等を介してディスプレ
イ65に表示される(ステップS21)。
【0088】図11に示す有料コンテンツ確認画面デー
タCIには、顧客3a1に対して、有料コンテンツデー
タを表示してよいか否かを確認する文字情報が表示され
ており、OKボタンB20をクリックすれば、有料コン
テンツデータICをディスプレイ画面上に表示すること
ができ、CANCELボタンB21をクリックすれば、
有料コンテンツデータICをディスプレイ画面上に表示
することなくメニュー画面データIMに戻すことができ
る。
【0089】ここで、顧客3a1が有料コンテンツ確認
画面データCI上においてOKボタンB20をクリック
すると(ステップS22)、コントローラ71は、その
データ、すなわち、有料コンテンツ閲覧希望データDD
を通信ネットワークTNを介して応答サーバ会社1のサ
ーバ21に送信する(ステップS23)。
【0090】サーバ21は、送信されてきた有料コンテ
ンツ閲覧希望データDDに含まれる機体番号等の情報に
基づいて顧客DB4を参照して顧客3a1を特定し、特
定した顧客3a1の口座番号および引落金額を課金処理
として対応する金融機関9に送信する(ステップS2
4)。
【0091】金融機関9のサーバ21は、自機関の口座
マスタファイルMFを参照して、送信された口座番号と
口座マスタMFに格納された顧客3a1の口座番号とを
照合し、照合の結果一致した場合に、対応する口座から
引落金額を引き落とす(ステップS25)。
【0092】一方、サーバ21は、金融機関9から送ら
れた課金終了情報(引落完了情報)に応じて、番組スク
ランブルを解除する指示をディジタル放送受信装置12
のコントローラ71に送信し(ステップS26)、コン
トローラ71は、送信されてきたスクランブル解除指示
に応じて、HDD20に記憶された有料コンテンツデー
タICのスクランブルを解除し、有料コンテンツデータ
ICを処理回路75等を介してディスプレイ65に表示
する。
【0093】この結果、予め有料コンテンツとしてスク
ランブル化された、例えば20代女性に最も人気の高か
ったラーメン店Cの店名、住所およびその連絡先情報を
含むデータをディスプレイ画面上に表示することができ
る(ステップS27)。
【0094】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、各顧客3a1〜3anは、その各家庭10a1〜1
0anに配信されるデータ放送用ランキング番組コンテ
ンツLCを利用して、各企業5の商品やサービスに関す
る人気投票やコメント等の意識情報を受信装置12を介
して入力することができ、しかも、その入力情報をリア
ルタイムでデータ放送用コンテンツ(集計結果(ランキ
ングなど))に反映させ、反映させた集計結果(ランキ
ングなど)を各家庭10a1〜10anの受信装置12
にて閲覧することができる。
【0095】したがって、各視聴者(顧客)は、多数の
他の視聴者(顧客)の各企業の商品や有料サービス等に
対する意識を非常に容易に把握することができる。
【0096】特に、上記集計結果作成処理を含むコンテ
ンツ作成処理を商品やサービス提供企業とは別個の中立
的な企業である応答サーバ会社側で行っているため、視
聴者は安心して集計結果を自らの消費行動に活かすこと
ができる。
【0097】また、各企業5は、自社もしくは他者の商
品やサービスに対する各顧客3a1〜3anの属性情報
を含むコメントデータ(意見)の分析レポートを、自社
において何らアクションを起こすことなく取得すること
ができるため、各企業5における消費者意識調査コスト
の大幅な削減を実現することが可能になる。
【0098】なお、本実施形態では、各企業の商品やサ
ービスに対して視聴者がその意識を入力するようにした
が、各企業自体のブランドイメージに関する視聴者の意
識をコンテンツを介して入力可能に構成し、ブランドイ
メージに関する視聴者意識を集計してコンテンツに反映
させることも可能であり、また、商品やサービスに限ら
ず、前もって設定した所定のテーマに関する視聴者の意
識をコンテンツを介して入力可能にして、その所定のテ
ーマに関する視聴者の意識集計結果をコンテンツに反映
させることも可能である。
【0099】また、本実施形態では、本放送とは非連動
の独立型の視聴者参加型データ放送用ランキング番組コ
ンテンツを配信するようにしたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、放送局から配信される例えば人気
ランキング等の放送テレビ番組あるいは他のデータ放送
番組に連動して視聴者のデータ放送受信装置に配信する
ことも可能である。
【0100】また、そのとき、放送テレビ番組あるいは
データ放送番組のコンテンツの一部に、そのテレビ番組
出演者の少なくとも一人により予め作成された異なる企
業の同種の商品またはサービスに対するランキングが含
まれている場合には、応答サーバ会社のサーバは、放送
局から送られる番組出演者の少なくとも一人により作成
されたランキングを集計結果表示用コンテンツデータに
おけるランキングデータに反映させて視聴者のデータ放
送受信装置に配信することも可能である。
【0101】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
家庭の各視聴者は、各家庭に配信されるデータ放送用コ
ンテンツを利用して、多数の他の視聴者(顧客)の各企
業の商品や有料サービス等の所定のテーマに対する意識
を非常に容易に把握することができ、また、各企業側に
おいて消費者意識調査コストを大幅に削減させることが
できる。
【0102】さらに、本発明によれば、商品・サービス
提供元の各企業とは別個の中立的な企業側において、各
企業の商品や有料サービス等に対する実際の視聴者の意
識を集計してデータ放送のコンテンツに反映させること
が可能になり、視聴者(消費者)にとって非常に信頼性
の高い情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る消費者参加型コンテ
ンツ作成配信方法およびシステムの概念を説明するため
の図。
【図2】図1に示す消費者参加型データ放送用コンテン
ツ作成配信システムのハードウエア構成を示す図。
【図3】HDDに記憶された消費者参加型データ放送用
コンテンツのデータ構造を概念的に示す図。
【図4】消費者参加型データ放送用コンテンツ作成配信
システムにおける全体動作を説明するための概略フロー
チャート。
【図5】ディスプレイに表示されたメニュー画面データ
を示す図。
【図6】ディスプレイに表示された投票コンテンツデー
タを示す図。
【図7】ディスプレイに表示されたランキング用コンテ
ンツデータを示す図。
【図8】ディスプレイに表示された注文用コンテンツデ
ータを示す図。
【図9】ディスプレイに表示された投票結果表示用コン
テンツデータを示す図。
【図10】消費者参加型データ放送用コンテンツ作成配
信システムにおける全体動作を説明するための概略フロ
ーチャート。
【図11】ディスプレイに表示された有料コンテンツ確
認画面データを示す図。
【符号の説明】
1 応答サーバ会社 2 放送局 3a1〜3an 顧客 4 顧客DB 5 企業 6 商品情報・店舗情報DB 7 顧客意識情報DB 8 金融機関DB 9 金融機関 10a1〜10an 家庭 12 ディジタル放送受信装置 10 視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信シ
ステム 21 サーバ 22 CPU 23 内部メモリ 24 入力部 25 外部メモリ 26、35、41、43、55 通信インタフェース 30 放送設備 31、33 パラボナアンテナ 34 受信機 40、42 サーバ 44 データ放送用コンテンツ素材DB 56 素材DB 57 制作編集サーバ 58 送信部 60 トランスポンダ 61 受信部 62 分離・伸長復号化処理部 63、64、75 処理回路 65 ディスプレイ 66 合成部 70 ハードディスクドライブ(HDD) 71 コントローラ 72 ROM 73 入力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 宏海 東京都港区海岸一丁目9番11号 株式会社 アール・アイ・シー内 Fターム(参考) 5B049 AA00 AA06 BB00 CC05 CC36 EE02 EE07 FF03 FF09 GG09 5C025 BA27 CA02 CA09 CB10 DA01 DA04 5C064 BA07 BB01 BB07 BC01 BC07 BC16 BC23 BD04 BD07 BD08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のテーマに対する視聴者の意識情報
    の集計結果を表示可能な視聴者参加型のデータ放送用コ
    ンテンツを作成するステップと、作成したデータ放送用
    コンテンツを前記視聴者のデータ放送受信装置に対して
    配信するステップと、前記データ放送用コンテンツに基
    づいて前記視聴者のデータ放送受信装置を介して送られ
    た意識情報を前記集計結果にリアルタイムで反映させる
    ステップとを備えたことを特徴とする視聴者参加型デー
    タ放送用コンテンツ作成配信方法。
  2. 【請求項2】 所定のテーマに対する視聴者の意識情報
    を入力するための意識情報入力用コンテンツデータおよ
    び前記意識情報の集計結果を表示するための集計結果表
    示用コンテンツデータを含む視聴者参加型データ放送用
    コンテンツを作成するステップと、作成した視聴者参加
    型データ放送用コンテンツを複数の視聴者側のデータ放
    送受信装置に対して配信するステップと、前記配信され
    た視聴者参加型データ放送用コンテンツを前記データ放
    送受信装置のコンピュータによりそのメモリに蓄積記憶
    させるステップと、前記視聴者の要求に応じて、前記視
    聴者参加型データ放送用コンテンツにおける意識情報入
    力用コンテンツデータを前記データ放送受信装置のコン
    ピュータによりそのディスプレイに表示させるステップ
    と、表示された意識情報入力用コンテンツデータに基づ
    いて前記視聴者から入力された前記所定のテーマに対す
    る意識情報を前記データ放送受信装置のコンピュータに
    より送信させるステップと、送信された意識情報を前記
    集計結果にリアルタイムで反映させるステップと、前記
    視聴者の要求に応じて、前記視聴者参加型データ放送用
    コンテンツにおける集計結果表示用コンテンツデータを
    前記コンピュータによりそのディスプレイに表示させる
    ステップとを備えたことを特徴とする視聴者参加型デー
    タ放送用コンテンツ作成配信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の視聴者参加型データ放送
    用コンテンツ作成配信方法であって、前記コンテンツ作
    成ステップは、複数の企業が扱う複数の商品またはサー
    ビスを表す情報が予め記憶されたデータベースを用意す
    るステップと、前記データベースに記憶された異なる企
    業の同種の商品またはサービスに対する人気ランキング
    を前記所定のテーマとした際に、何れか1つの企業の商
    品またはサービスに対する投票データを前記視聴者が前
    記データ放送受信装置を介して入力可能な意識情報入力
    用コンテンツデータを作成するステップと、前記複数の
    データ放送受信装置を介して送信されてきた複数の視聴
    者の投票データを集計し、その集計結果に基づいて前記
    異企業かつ同種の商品またはサービスに対するランキン
    グデータを含む集計結果表示用コンテンツデータを作成
    するステップとを備えたことを特徴とする視聴者参加型
    データ放送用コンテンツ作成配信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の視聴者参加型データ放送
    用コンテンツ作成配信方法であって、前記視聴者参加型
    データ放送用コンテンツは、前記放送局から配信される
    放送テレビ番組あるいはデータ放送番組に連動して前記
    視聴者のデータ放送受信装置に配信されるようになって
    おり、前記放送テレビ番組あるいはデータ放送番組のコ
    ンテンツの一部に、その番組出演者の少なくとも一人に
    より予め作成された前記異なる企業の同種の商品または
    サービスに対するランキングが含まれている一方、前記
    集計ステップは、前記番組出演者の少なくとも一人によ
    り作成されたランキングを反映させて前記集計結果表示
    用コンテンツデータにおけるランキングデータを作成す
    るステップを含むことを特徴とする視聴者参加型データ
    放送用コンテンツ作成配信方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の視聴者参加型デ
    ータ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記コン
    テンツ作成ステップは、前記複数のデータ放送受信装置
    に対して通信ネットワークを介して通信可能なサーバに
    より実行されるようになっており、前記サーバは、前記
    複数の企業とは別個の中立的な企業に設置されたことを
    特徴とする視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配
    信方法。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載の視聴者参加型デ
    ータ放送用コンテンツ作成配信方法であって、前記意識
    情報入力用コンテンツデータを作成するステップは、前
    記投票データに加えて、前記利用者の属性情報を入力可
    能かつ前記何れか1つの企業の商品またはサービスに対
    する意見を入力可能な意識情報入力用コンテンツデータ
    を作成するステップであることを特徴とする視聴者参加
    型データ放送用コンテンツ作成配信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の視聴者参加型データ放送
    用コンテンツ作成配信方法であって、前記集計ステップ
    は、前記投票データに加えて、前記複数のデータ放送受
    信装置を介して送信されてきた複数の視聴者の意見デー
    タを集計するステップと、集計した複数の視聴者の意見
    データに基づいて、前記異企業の同種の商品またはサー
    ビスの格付けを行うステップと、前記異企業かつ同種の
    商品またはサービスのそれぞれの格付け結果を前記集計
    結果表示用コンテンツデータの一部として作成するステ
    ップとを備えたことを特徴とする視聴者参加型データ放
    送用コンテンツ作成配信方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の視聴者参加型データ放送
    用コンテンツ作成配信方法であって、前記集計ステップ
    は、複数の視聴者から送られた複数の投票データを、当
    該複数の視聴者の属性情報に基づいて集計し、前記異企
    業かつ同種の商品またはサービスに対する一定の属性範
    囲毎のランキングデータを作成するステップを含むこと
    を特徴とする視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成
    配信方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の視聴者参加型データ放送
    用コンテンツ作成配信方法であって、前記視聴者参加型
    データ放送用コンテンツは、前記複数の企業が扱う複数
    の商品またはサービスの内の少なくとも1つの商品また
    はサービスを指定して注文可能な注文用コンテンツデー
    タを含んでいる一方、 前記視聴者の要求に応じて、前記視聴者参加型データ放
    送用コンテンツにおける注文用コンテンツデータを前記
    データ放送受信装置のコンピュータにより前記ディスプ
    レイに表示させるステップと、表示された注文用コンテ
    ンツデータに基づいて前記視聴者から指定された少なく
    とも1つの企業の少なくとも1つの商品またはサービス
    に対する注文情報を前記コンピュータにより前記少なく
    とも1つの企業に対して送信させるステップと、前記少
    なくとも1つの企業により少なくとも1つの商品または
    サービスを前記注文情報送信元の視聴者に対して提供す
    るステップと、前記注文情報送信元の視聴者に対して前
    記提供した少なくとも1つの商品またはサービスに関す
    る課金処理を行うステップとを備えたことを特徴とする
    視聴者参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の視聴者参加型データ放
    送用コンテンツ作成配信方法であって、 前記視聴者参加型データ放送用コンテンツにおける集計
    結果表示用コンテンツデータは、無料コンテンツデータ
    およびスクランブル化された有料コンテンツデータを含
    んでいる一方、 前記データ放送受信装置のコンピュータにより前記有料
    コンテンツデータの閲覧を希望するデータの入力を促す
    情報を前記コンピュータにより前記ディスプレイに表示
    させるステップと、前記視聴者から前記有料コンテンツ
    データの閲覧希望データが入力された際に、前記コンピ
    ュータにより前記閲覧希望データを送信させるステップ
    と、送信されてきた閲覧希望データを受信し、受信した
    閲覧希望データに対応する視聴者に対して課金処理を行
    うステップと、課金処理後において、前記閲覧希望デー
    タ送信元の視聴者のコンピュータに対してスクランブル
    解除に必要なデータを送信するステップと、送信されて
    きたスクランブル解除に必要なデータに基づいて前記コ
    ンピュータにより前記メモリに記憶された有料コンテン
    ツデータのスクランブルを解除して前記ディスプレイに
    表示させるステップとを備えたことを特徴とする視聴者
    参加型データ放送用コンテンツ作成配信方法。
  11. 【請求項11】 所定のテーマに対する視聴者の意識情
    報の集計結果を表示可能な視聴者参加型のデータ放送用
    コンテンツを作成する手段と、作成したデータ放送用コ
    ンテンツを前記視聴者のデータ放送受信装置に対して配
    信する手段と、前記データ放送用コンテンツに基づいて
    前記視聴者のデータ放送受信装置を介して送られた意識
    情報を前記集計結果にリアルタイムで反映させる手段と
    を備えたことを特徴とする視聴者参加型データ放送用コ
    ンテンツ作成配信システム。
  12. 【請求項12】 コンテンツ制作供給企業から放送局を
    介して配信された、所定のテーマに対する視聴者の意識
    情報を入力するための意識情報入力用コンテンツデータ
    および前記意識情報の集計結果を表示するための集計結
    果表示用コンテンツデータを含む視聴者参加型データ放
    送用コンテンツを受信するコンピュータシステムが読取
    可能なプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記配信された視聴者参加型データ
    放送用コンテンツを前記コンピュータシステムにより自
    システムのメモリに蓄積記憶させる処理手順と、前記視
    聴者の要求に応じて、前記視聴者参加型データ放送用コ
    ンテンツにおける意識情報入力用コンテンツデータを前
    記コンピュータシステムにより自システムのディスプレ
    イに表示させる処理手順と、前記ディスプレイに表示さ
    れた意識情報入力用コンテンツデータに基づいて前記視
    聴者から入力された前記所定のテーマに対する意識情報
    を前記コンピュータシステムにより前記コンテンツ供給
    企業のコンテンツ制作供給処理用サーバへ送信させる処
    理手順とを備えたことを特徴とするプログラムを記憶し
    た記憶媒体。
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