JP2002259662A - 商品販売方法およびシステム、販売行為評価情報収集方法およびシステム、ならびにプログラム - Google Patents

商品販売方法およびシステム、販売行為評価情報収集方法およびシステム、ならびにプログラム

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JP2002259662A
JP2002259662A JP2001055926A JP2001055926A JP2002259662A JP 2002259662 A JP2002259662 A JP 2002259662A JP 2001055926 A JP2001055926 A JP 2001055926A JP 2001055926 A JP2001055926 A JP 2001055926A JP 2002259662 A JP2002259662 A JP 2002259662A
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JP2001055926A
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Yoshio Sato
恵生 佐藤
Tatsunori Shiraishi
達紀 白石
Kazuhiko Azuma
一彦 我妻
Hiroshi Azuma
啓史 東
Hidekazu Nakamura
英一 中村
Masato Komatsu
真人 小松
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Toshiba Corp
Toshiba System Development Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Development Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】会員が、収集された市場価格情報の内の最低の
価格情報で商品を購入することを可能にする。 【解決手段】商品供給者5から供給可能な商品およびそ
の価格を紹介する商品紹介情報を閲覧しながらその商品
を視聴者が注文できる商品販売用コンテンツCO1を含
むデータ放送番組を放送して商品を販売するための商品
販売システムSS。この販売システムSSにおける販売
サービス運営システム1は、予め登録された会員3から
提供された商品別の市場価格を表す情報を記憶する機能
および商品供給者5から提供された商品別の設定価格を
表す情報を記憶する機能を含む市場価格収集分析機能F
1と、市場価格情報が設定価格情報に一致するか、ある
いは高価格であるか否かを対応する商品毎に判断する機
能およびこの判断機能により、所定の商品の市場価格情
報が設定価格情報に一致するか、あるいは高価格である
判断された場合に、商品販売用コンテンツCO1におけ
る所定の商品の価格を市場価格情報に基づく価格に更新
する機能を含むコンテンツ生成用商品情報・価格情報送
信機能F2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ放送番組を
利用して会員に対して商品を販売するための商品販売方
法およびシステム、会員から注文された商品をその会員
に配達する販売行為に対する評価情報を収集するための
販売行為評価情報収集方法およびシステム、ならびにプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会の現代においては、消費
者は、新聞紙等に添付されるチラシ、価格紹介雑誌およ
びインターネットの価格情報サイト等の様々なメディア
を通じて、商品の市場価格を知ることができる。
【0003】したがって、消費者は、自らチラシや価格
紹介雑誌、価格情報サイト等を調査して、その調査範囲
内における購入したい商品の市場価格の最低価格を抽出
し、その最低価格で販売している店舗(実在店舗、イン
ターネット上のバーチャルモールを含む)において商品
を購入している。
【0004】また、店舗によっては、価格保証サービ
ス、すなわち、自店舗より低い価格で販売している商品
が存在している場合に、その販売価格を証明できるもの
(チラシ等)を持ち込むことにより、実際の販売価格よ
りも安く購入できるサービスを実施しているところもあ
る。
【0005】一方、インターネット上のバーチャルモー
ルやテレビ通販、カタログショッピングの隆盛により、
消費者が実際に商品を手に触れることなくその商品の画
像等で閲覧して注文することが頻繁に行なわれている。
【0006】このような商品販売手法においては、消費
者は、注文商品が配達員により例えば自宅に配達された
際に、初めてその注文商品を実際に受け取ることができ
る。
【0007】また、上述したように、消費者は、実在店
舗、インターネット上のバーチャルモール、テレビ通販
およびカタログショッピング等の様々な商品販売チャン
ネルで商品を購入することが可能になっている。
【0008】したがって、ある消費者が例えば各商品販
売チャンネルを利用して商品を購入した際には、各販売
チャンネルにおける上記消費者の購入履歴情報を収集す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、消費者は自ら様々なメディア(チラシ、価格紹介雑
誌、価格情報サイト等)を調査しなければ、購入したい
商品の市場価格を知ることができないため、非常に労力
がかかる。また、一消費者自らが調査できる範囲は限ら
れているため、実際に調査したとしても、その市場価格
が最低価格を保証しているわけではなく、あまり有益と
はいえなかった。
【0010】そして、店舗の一部で実行している価格保
証サービスにおいては、消費者自らが販売価格を証明で
きるチラシ等をその店舗に持ち込まなければならないた
め、非常に面倒であり、上述したように、その持ち込ん
だ販売価格でさえも、最低価格を保証しているものとは
いえず、効率的であるとはいえなかった。
【0011】さらに、上記価格保証サービスでは、購入
価格を安くすることができるのは、販売価格を証明でき
るチラシ等を持ち込んだ者のみであり、そのことを知ら
ない者は、その店舗の実売価格で購入するしかないた
め、全ての消費者に満足できるサービスとはいえなかっ
た。
【0012】そして、従来において、バーチャルモー
ル、通販等の実際に商品を手にすることがない販売チャ
ンネル(以下、通販型販売チャンネルと記載する)を利
用して商品を購入した際には、商品閲覧時のイメージと
実際に商品を手にした場合のイメージとが異なることが
頻繁に生じている。
【0013】また、商品配達時においても、配達員の応
対、配達時間等で不満が生じることも多かった。
【0014】しかしながら、従来の通販型販売チャンネ
ルでは、上述した販売チャンネル特有の問題に関する消
費者の意見を吸い上げることができず、消費者にとって
不満であった。
【0015】そして、従来の各商品販売チャンネルに基
づく商品販売方法では、収集した商品購入履歴情報を有
効に活用する具体的な方策が開発されていなかった。
【0016】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、データ放送番組を利用して商品の販売を行なう新
たな商品販売チャンネルを開設し、その商品販売チャン
ネルにおいて予め登録された会員からチラシ等の商品別
の市場価格情報を収集することにより、会員が、収集さ
れた市場価格情報の内の最低の価格情報で商品を購入す
ることが可能な商品販売方法およびシステム、ならびに
プログラムを提供することをその第1の目的とする。
【0017】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、上記データ放送番組に基づく商品販売チャ
ンネルを利用して商品販売行為を行なった際において、
実際に配達された商品のイメージの違いや、配達時の配
達員の応対等、商品を購入した会員の上記商品販売行為
に関する評価情報を収集することができる販売行為評価
情報収集方法およびシステムを提供することをその第2
の目的とする。
【0018】さらに、本発明は上述した事情に鑑みてな
されたもので、上記データ放送番組に基づく商品販売チ
ャンネルを利用して商品販売方法およびシステムにおい
て、収集した商品購入履歴情報を有効に活用する具体的
な方策を開示することにより、商品供給者および会員の
満足度を向上させることをその第3の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための本発明によれば、請求項1に記載したように、商
品供給者から供給可能な商品およびその価格を紹介する
商品紹介情報を閲覧しながらその商品を注文できる商品
販売用コンテンツを含むデータ放送番組を放送して前記
商品を販売するための商品販売システムであって、予め
登録された会員から提供された商品別の市場価格を表す
情報を記憶する市場価格情報記憶手段と、前記商品供給
者から提供された商品別の設定価格を表す情報を記憶す
る設定価格情報記憶手段と、前記市場価格情報が前記設
定価格情報と一致するか、あるいは高価格であるか否か
を対応する商品毎に判断する判断手段と、この判断手段
により、所定の商品の市場価格情報が前記設定価格情報
に一致するか、あるいは高価格であると判断された場合
に、前記商品販売用コンテンツにおける所定の商品の価
格を前記市場価格情報に基づく価格に更新する更新手段
とを備えている。
【0020】また、上述した目的を達成するための本発
明によれば、請求項6に記載したように、商品注文用コ
ンテンツを含むデータ放送番組に基づいて会員から注文
された商品を当該会員に配達する販売行為に対する評価
情報を収集するための販売行為評価情報収集システムで
あって、前記会員の指定場所に前記商品を配達する配達
員を介して、少なくとも注文内容を識別する情報を前記
注文元の会員に提供する手段と、前記注文元会員から、
その双方向通信機能を有するデータ放送受信機に基づく
処理により前記商品注文用コンテンツを介して送信され
た商品の識別情報、数量および前記配達員の識別情報を
前記注文識別情報に対応付けて注文情報として記憶する
注文情報記憶手段と、前記注文情報を前記データ放送受
信機に送信する手段と、送信された注文情報に基づいて
前記データ放送受信機により生成された、前記注文商品
配達までの販売行為に対する評価情報を入力・送信可能
な販売行為評価用コンテンツに応じて当該データ放送受
信機により入力・送信されてきた評価情報を受信する評
価情報受信手段と、受信した評価情報を記憶する評価情
報記憶手段とを備えている。
【0021】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項10に記載したように、商品供給者から供
給可能な複数の商品およびそれぞれの価格を紹介する商
品紹介情報を閲覧しながらその商品を注文できる商品販
売用コンテンツを含むデータ放送番組を介して会員から
送信された商品購入注文情報に基づいて当該会員に対し
て前記注文商品を販売する商品販売システムであって、
前記会員が前記商品販売用コンテンツを介して過去に購
入した商品の内容を表す購買履歴情報を記憶する購買履
歴情報記憶手段と、前記複数の商品の提供元から送られ
た前記複数の商品の内の少なくとも1つの商品に関連し
た特定の商品の購入を推奨する情報に基づいて、前記購
買履歴情報記憶手段により記憶された購買履歴情報を参
照し、前記特定の商品に関連する少なくとも1つの商品
が前記会員の過去購入商品に含まれている際に、その過
去購入商品および関連商品購入推奨情報を対応付けた買
物用リストを生成するリスト生成手段と、生成した買物
リストを前記会員に提供する手段とを備えている。
【0022】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項11に記載したように、複数の商品および
それぞれの価格を紹介する商品紹介情報を閲覧しながら
その商品を前記会員が注文できる商品販売用コンテンツ
を含むデータ放送番組を受信して表示する会員側のデー
タ放送受信機を備え、このデータ放送受信機から前記商
品販売用コンテンツを介して送信された商品購入注文情
報に基づいて当該会員に対して前記注文商品を販売する
商品販売システムであって、前記データ放送受信機に搭
載されており、前記会員が前記商品販売用コンテンツを
介して過去に購入した商品の内容を表す購買履歴情報を
記憶する購買履歴情報記憶手段と、前記複数の商品の提
供元から送られた前記複数の商品の内の少なくとも1つ
の商品に関連した特定の商品の購入を推奨する情報に基
づいて、当該少なくとも1つの商品および関連商品購入
推奨情報を含む買物用リスト生成用商品情報を生成する
手段と、生成された買物リスト生成用商品情報をデータ
放送用コンテンツとして配信する手段と、前記データ放
送受信機に搭載されており、配信された買物リスト生成
用商品情報を受信する受信手段と、前記データ放送受信
機に搭載されており、前記購買履歴情報記憶手段により
記憶された購買履歴情報に含まれる過去購入商品のリス
トを生成する手段と、前記データ放送受信機に搭載され
ており、前記受信された買物リスト生成用商品情報の中
から、前記リストに含まれる過去購入商品に関連する情
報を抽出し、前記過去購入商品および抽出情報を対応付
けた買物用リストを生成する買物リスト生成手段とを備
えている。
【0023】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項12に記載したように、商品供給者から供
給可能な商品およびその価格を紹介する商品紹介情報を
閲覧しながらその商品を注文できる商品販売用コンテン
ツを含むデータ放送番組を放送して前記商品を販売する
ためのコンピュータが実行するプログラムであって、前
記コンピュータに、予め登録された会員から提供された
商品別の市場価格を表す情報をメモリに記憶する機能
と、前記商品供給者から提供された商品別の設定価格を
表す情報をメモリに記憶する機能と、前記市場価格情報
が前記設定価格情報に一致するか、あるいは高価格であ
るか否かを対応する商品毎に判断する機能と、この判断
機能により、所定の商品の市場価格情報が前記設定価格
情報に一致するか、あるいは高価格であると判断された
場合に、前記商品紹介コンテンツにおける所定の商品の
価格を前記市場価格情報に基づく価格に更新する機能と
を実現させる。
【0024】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項13に記載したように、商品供給者から供
給可能な商品およびその価格を紹介する商品紹介情報を
閲覧しながらその商品を注文できる商品販売用コンテン
ツを含むデータ放送番組を放送して前記商品を販売する
ためのコンピュータを用いた商品販売方法であって、予
め登録された会員から提供された商品別の市場価格を表
す情報をメモリに記憶するステップと、前記商品供給者
から提供された商品別の設定価格を表す情報をメモリに
記憶するステップと、前記市場価格情報が前記設定価格
情報に一致するか、あるいは高価格であるか否かを対応
する商品毎に判断するステップと、この判断ステップに
より、所定の商品の市場価格情報が前記設定価格情報に
一致するか、あるいは高価格であると判断された場合
に、前記商品紹介コンテンツにおける所定の商品の価格
を前記市場価格情報に基づく価格に更新するステップと
を備えている。
【0025】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項14に記載したように、商品注文用コンテ
ンツを含むデータ放送番組に基づいて会員から注文され
た商品を当該会員に配達する販売行為に対する評価情報
を収集するためのコンピュータを用いた販売行為評価情
報収集方法であって、前記注文元会員から、その双方向
通信機能を有するデータ放送受信機に基づく処理により
前記商品注文用コンテンツを介して送信された商品の識
別情報、数量および前記配達員の識別情報を前記注文識
別情報に対応付けて注文情報としてメモリに記憶するス
テップと、前記注文情報を前記データ放送受信機に送信
するステップと、送信された注文情報に基づいて前記デ
ータ放送受信機により生成された、前記注文商品配達ま
での販売行為に対する評価情報を入力・送信可能な販売
行為評価用コンテンツに応じて当該データ放送受信機に
より入力・送信されてきた評価情報を受信するステップ
と、受信した評価情報をメモリに記憶するステップとを
備えている。
【0026】上述した目的を達成するための本発明によ
れば、請求項15に記載したように、複数の商品および
それぞれの価格を紹介する商品紹介情報を閲覧しながら
その商品を前記会員が注文できる商品販売用コンテンツ
を含むデータ放送番組を受信して表示する会員側のデー
タ放送受信機を用いて、当該データ放送受信機から前記
商品販売用コンテンツを介して送信された商品購入注文
情報に基づいて当該会員に対して前記注文商品を販売す
る商品販売方法であって、前記データ放送受信機におい
て、前記会員が前記商品紹介用コンテンツを介して過去
に購入した商品の内容を表す購買履歴情報を自受信機内
に記憶するステップと、前記複数の商品の提供元から送
られた前記複数の商品の内の少なくとも1つの商品に関
連した特定の商品の購入を推奨する情報に基づいて、当
該少なくとも1つの商品および関連商品購入推奨情報を
含む買物用リスト生成用商品情報を生成するステップ
と、生成された買物リスト生成用商品情報をデータ放送
用コンテンツとして配信するステップと、前記データ放
送受信機において、配信された買物リスト生成用商品情
報を受信するステップと、前記データ放送受信機におい
て、前記購買履歴情報記憶ステップにより自受信機内に
記憶された購買履歴情報に含まれる過去購入商品のリス
トを生成するステップと、前記データ放送受信機におい
て、前記受信された買物リスト生成用商品情報の中か
ら、前記リストに含まれる過去購入商品に関連する情報
を抽出し、前記過去購入商品および抽出情報を対応付け
た買物用リストを生成するステップとを備えている。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の商品販売方法およびシス
テム、販売行為評価情報収集方法およびシステム、なら
びにプログラムに係る実施の形態を添付図面を参照して
説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態に係る商品販
売方法およびシステム、販売行為評価情報収集方法およ
びシステムの概念を説明するための図である。
【0029】図1において、符号1は、販売サービス事
業者が構築した販売サービス運営システムを示してお
り、この販売サービス運営システム1は、データ放送を
放送する放送局2から放送されるデータ放送番組を利用
して商品の販売を行なうために開設されている。
【0030】すなわち、販売サービス運営システム1
は、その販売サービス運営事業者(システム)1と会員
契約された複数の会員顧客(以下、単に会員とする)3
に対して配信され、会員3が利用可能なデータ放送受信
機4を介して受信・表示されるデータ放送番組に基づい
て、その会員3に対して通信ネットワークN(電話回
線、専用線、インターネット等)を介したインタラクテ
ィブな通信を行なうことにより、会員3に対して商品の
販売サービスを提供するシステムである。
【0031】特に、本実施形態の販売サービス運営シス
テム1は、全国の衣料、食品、住居および娯楽等の様々
な分野に関連する複数の商品供給者(卸、メーカ等、以
下、商品供給者を卸・メーカとも記載する)5から、全
国に渡って配設された地域配送拠点6を介して供給可能
な商品の名称、種類、その属性情報{原材料、成分、カ
ロリー(食品の場合)、生産地・生産者(特に、生鮮食
品の場合)}、およびその商品供給元の卸・メーカ側で
設定された商品毎の設定最低価格(卸・メーカが希望す
る最低限度の販売価格)等を含む商品情報に基づいて、
その商品群およびそれぞれの商品の価格を含む商品紹介
情報(商品紹介カタログ)を閲覧しながらその商品を注
文できる商品販売用コンテンツを含むデータ放送用番組
を自システム、放送局2あるいは他の制作システム側で
生成し(本実施形態では、放送局2側で生成するものと
する)、生成した商品販売用コンテンツを含むデータ放
送用番組を放送局2を介して配信するようになってい
る。
【0032】また、販売サービス運営システム1は、例
えば、予め契約された全国の新聞販売店等の多数の市場
価格モニタ用のモニタ会員M1〜MnからFAX、電
話、電子メール送受信機器等の通信機器(以下、FAX
とする)10a1〜10anを介して提供された市場価
格情報{例えば、チラシに掲載されたチラシ価格情報
(チラシ価格およびそのチラシ価格保証期間を含む)
等}、および会員3のデータ放送受信機4を介して送信
されたチラシ価格情報等の市場価格情報に基づいて、商
品販売用コンテンツにおける各商品の価格を設定するよ
うになっている。
【0033】さらに、販売サービス運営システム1は、
データ放送番組の商品販売用コンテンツを利用して実際
に注文された商品を地域配送拠点6を介して配達員によ
り注文元の会員3に配達するまでの販売行為(以下、本
実施形態では、デリバリーと記載する)に対して会員3
からデータ放送受信機4により入力され通信ネットワー
クNを介して送信されたデリバリーに対する評価情報を
評価分析し、その分析結果(評価情報)を卸・メーカ5
や地域配送拠点6に提供するようになっている。
【0034】すなわち、販売サービス運営システム1
は、会員3およびモニタ会員M1〜Mnの会員情報{会
員3の氏名、会員3自信が属する世帯(家庭)の住所、
その世帯に設置されたデータ放送受信機4の機体番号
(機体ID)、会員3自身の利用者番号、会員ID、モ
ニタ会員M1〜Mnの氏名・住所、モニタ会員M1〜M
nのFAX10a1〜10anのFAX番号等}に基づ
いて会員を管理する機能F1と、放送局2に対して商品
販売用コンテンツ生成用の商品情報およびその価格情報
を提供する機能F2と、モニタ会員M1〜MnのFAX
10a1〜10anおよび会員3のデータ放送受信機4
から送信される市場価格情報を収集して分析する機能F
3と、会員3のデータ放送受信機4から通信ネットワー
クNを介して送信される注文情報を受信する機能F4と
を備えている。
【0035】また、販売サービス運営システム1は、市
場価格情報を提供した会員3に対して特典還元用のポイ
ントを付与し、付与したポイントを会員3毎に管理する
ためのポイント管理機能F5と、会員3のデータ放送受
信機4から送信されるデリバリー評価情報を収集分析す
る機能F6と、複数の卸・メーカ5から提供された、自
社の商品の販売促進を図るための販促情報に基づいて、
会員3に対して、上記販促情報に関連する商品の推奨
(レコメンド)を行なう機能F7とをそれぞれ備えてい
る。
【0036】放送局2は、販売サービス運営システム1
から提供された商品販売用コンテンツ生成用の商品情報
およびその価格情報に基づいて、対応する商品およびそ
の価格を紹介する商品紹介情報(商品紹介カタログ)を
閲覧しながらその商品を視聴者である会員3が注文でき
る商品販売用コンテンツ、チラシ価格を入力することが
できるチラシ価格入力用コンテンツ、デリバリー評価情
報を入力することができるデリバリー評価用コンテンツ
および商品レコメンド用の買物リスト閲覧用コンテンツ
を含むデータ放送番組を制作し、制作したデータ放送番
組を、例えば放送衛星BSを介して放送するようになっ
ている。
【0037】一方、各会員3が属する各世帯に設置され
たデータ放送受信機4は、放送されてきたデータ放送番
組を受信・表示することにより、その各コンテンツ(商
品販売用コンテンツ、チラシ価格入力用コンテンツ、デ
リバリー評価用コンテンツおよび買物リスト閲覧用コン
テンツ)をそれぞれ閲覧する機能、チラシ価格を含む
チラシ情報入力・送信機能、商品販売用コンテンツに
基づいて商品を注文する機能、デリバリー評価情報を
入力・送信する機能、買物リスト閲覧用コンテンツに
基づいて買物リストを表示して会員3に確認を促す機能
および販売サービス運営システム1から送信される後
述するキャッシュバック情報(貨幣還元情報)を受信し
て会員3に確認を促す機能をそれぞれ備えている。
【0038】一方、会員3は、無線通信機能(Blue
tooth通信機能、無線タグ(RF−ID)読取機能
等)を有する通信機としての例えば携帯電話11を所有
しており、例えば、この携帯電話11は、商品を配達し
てくれた配達員のIDおよび出荷情報を例えば商品に貼
付されたRF−ID12を介して受け取る機能、注文
No.をRF−IDから受信する機能および会員ID
をRF−ID12に対して送信する機能をそれぞれ備
えている。
【0039】なお、会員3が商品を注文・購入した際の
決済に関しては、会員3から口座引き落としに指定した
金融機関(クレジット会社、銀行等)Bに対して購入金
額に応じた請求情報を送付し、金融機関BAのコンピュ
ータシステムCSは、請求情報に基づく金額を会員3の
口座から引き落として販売サービス運営事業者1の口座
ファイルAに入金するようになっており、所定時期にお
いて、販売サービス運営事業者1の口座ファイルAから
対応する商品の供給元の卸・メーカ5に支払われるよう
になっている。
【0040】図2は、前掲図1で概略的に説明した商品
販売システムSSのシステム構成図である。
【0041】図2によれば、販売サービス運営システム
1は、コンピュータ20、このコンピュータ20が実行
可能なプログラムP1を記憶したメモリ21、GUI
(グラフィカルユーザインタフェース)機能を有する入
力部22、大容量記憶媒体としての外部メモリ(例え
ば、ハードディスクドライブ等)23、コンピュータ2
0および通信ネットワークN間の所定の通信プロトコル
に基づく通信インタフェース処理用の通信インタフェー
ス24、FAX10a1〜10anを介して送信されて
きた情報を読取って出力するFAX25をそれぞれ備え
ており、各構成要素20〜25はバス26により相互通
信可能に接続されている。
【0042】この外部メモリ23には、会員情報を記憶
する会員DB30と、卸・メーカ5から提供された商品
情報を記憶する商品DB31と、チラシ情報{チラシ対
象商品名、チラシ発行店舗(チラシ店舗)、チラシ対象
商品のチラシ価格およびチラシ価格保証期間}を商品毎
に記憶するためのチラシDB32と、会員別の注文情報
を記憶するための会員別注文ファイル33と、会員別の
キャッシュバック情報としての貨幣情報を記憶するため
の会員別貨幣ファイル34と、卸・メーカ毎の全ての配
達拠点の位置情報等を記憶する配達拠点DB35と、卸
・メーカ5の住所、連絡先情報(所有する端末の通信ア
ドレス等)等を記憶する卸・メーカDB36と、会員別
の購買履歴情報を記憶するための会員別購買履歴情報D
B37と、会員別の買物リストを記憶するための会員別
買物リストDB38と、デリバリー評価情報を記憶する
ためのデリバリー評価DB39と、買物リスト生成用商
品情報を記憶するための買物リスト生成用商品情報DB
40と、全国の地域におけるチラシ配布企業のリストを
記憶するチラシ配布企業リストファイル41とがそれぞ
れ格納されている。
【0043】放送局2は、図2に示すように、販売サー
ビス運営システム1から予め提供された商品販売用コン
テンツ生成用の商品情報およびその価格情報をそれぞれ
記憶する放送用商品ファイル50および放送用価格ファ
イル51と、映像、音声等のマルチメディア素材情報
(モノメディア)を記憶するモノメディアDB52と、
放送用商品ファイル50および放送用価格ファイル51
にそれぞれ記憶されたされた商品販売用コンテンツ生成
用の商品情報およびその価格情報とモノメディアDB5
2に記憶されたモノメディアとに基づいて、例えば、圧
縮符号化処理、BMLに基づくオーサリング処理を実行
して、商品紹介カタログを含む商品販売用コンテンツ、
チラシ価格入力用コンテンツ、デリバリー評価用コンテ
ンツおよび買物リスト閲覧用コンテンツが多重化された
データ放送番組を配信するサーバ53と、配信されたデ
ータ放送番組を変調してBSアンテナANおよび放送衛
星BSを介して放送するための送信部54と、放送局2
の各構成要素と通信ネットワークNと間の通信処理に関
するインタフェース用の通信インタフェース55とを備
えている。
【0044】データ放送受信機4は、放送局2から放送
衛星BSのトランスポンダを介して放送されてきたデー
タ放送番組を、BSアンテナ60および後述する入力部
の操作に応じてチューニングして受信するチューニング
ユニット61と、受信されたデータ放送番組を復調し、
次いでデコード(伸長復号化)するデコードユニット6
2と、デコードされたデータ放送番組を映像・音声信号
に変換して表示出力する音声出力機能付きのディスプレ
イ63とを備えている。
【0045】また、データ放送受信機4は、データ放送
番組を構成する各コンテンツ等を蓄積記憶するための大
容量記憶媒体(例えば、半導体メモリや磁気メモリ等)
としての例えばハードディスクドライブ(HDD)等の
蓄積部65と、データ放送受信機4全体を制御するため
のコントローラ(コンピュータ)66と、このコントロ
ーラ66が読取り可能であり、BMLによりスクリプテ
ィングされたデータ放送番組を閲覧表示可能なBMLブ
ラウザ(BMLプログラム)B、およびこのBMLブラ
ウザBと協調してコントローラ66を動作させて、チラ
シ情報入力処理、デリバリー評価処理および買物リスト
表示処理等を実行するためのプログラムP2を記憶した
記憶媒体であるメモリ67と、チューニングユニット6
1に対する受信チャンネル(データ放送番組のチャンネ
ルを含む)選択指定機能を有するとともに、コントロー
ラ66との連動動作により、ディスプレイ63に表示さ
れた画面(コンテンツ)上の表示構成要素等をカーソル
移動により操作して、その表示構成要素を指定(クリッ
ク)したり、上記表示構成要素内に文字データを入力す
ることが可能なGUI機能を有する入力部68と、通信
ネットワークNを介して通信可能に接続された通信イン
タフェース69と、データ放送受信機使用時におけるB
−CASカードや会員3に発行された無線通信機能を有
する会員カードCをコントローラ66が読取りできるよ
うに挿入可能なカードスロット70とを備えている。
【0046】蓄積部65には、受信したデータ放送番組
の各コンテンツ(商品販売用コンテンツ、チラシ価格入
力用コンテンツ、デリバリー評価用コンテンツ、買物リ
スト閲覧用コンテンツ等)を受信して蓄積するためのコ
ンテンツ蓄積部75と、対応する会員3の買物(商品購
入)時における注文商品を保持するための買物バスケッ
トファイル76と、対応する会員3のポイントを会員別
(利用者番号別)に保持するポイント用ファイル77
と、対応する会員3の貨幣情報を会員別(利用者番号
別)に保持する貨幣ファイル78と、対応する会員3の
購買履歴を表す情報を会員別(利用者番号別)に保持す
る購買履歴ファイル79と、会員3の買物リストを会員
別(利用者番号別)に記憶する買物リストファイル80
とがそれぞれ格納されている。
【0047】一方、各卸・メーカ5には、コンピュータ
85と、通信ネットワークNと所定の通信プロトコルに
従って通信可能な通信インタフェース86とを含むコン
ピュータシステム87が設置されており、コンピュータ
85のメモリには、販売サービス運営システム1から通
信ネットワークNおよび通信インタフェース86を介し
て送信された注文情報を受信して記憶するための受注フ
ァイル88が格納されている。
【0048】また、各地域配送拠点6・・・6には、コ
ンピュータ90と、通信ネットワークNおよびRF−I
D12と所定の通信プロトコルに従って通信可能な通信
インタフェース91とを含むコンピュータシステム92
が設置されており、コンピュータ90のメモリには、自
拠点で管理する商品の在庫情報を随時更新しながら保持
する在庫DB93が格納されている。
【0049】図3は、放送局2から放送されるデータ放
送番組のデータ構造の一例を概念的に示す図である。
【0050】図3によれば、データ放送番組DPは、番
組スタート用コンテンツSCと、この番組スタート用コ
ンテンツSCにそれぞれリンクされた商品販売用コンテ
ンツCO1、チラシ価格入力用コンテンツCO2、デリ
バリー評価用コンテンツCO3および買物リスト閲覧用
コンテンツCO4とから構成されている。
【0051】次に、本実施形態の全体動作について説明
する。
【0052】販売サービス運営システム1の商品DB3
1には、卸・メーカ5の例えばコンピュータシステム8
7から通信ネットワークNを介して提供された、商品の
名称、種類、その属性情報、およびその商品供給元の卸
・メーカ側で設定された商品毎の設定最低価格LP1が
格納されている。
【0053】一方、モニタ会員M1〜Mnは、定期的
に、自らが入手したチラシに基づくチラシ情報{チラシ
対象商品名、チラシ発行店舗(チラシ店舗)、チラシ対
象商品のチラシ価格およびチラシ価格保証期間}をFA
X10a1〜10anおよび通信ネットワークNを介し
て販売サービスシステム1に順次送信している(ステッ
プS1)。
【0054】販売サービスシステム1のコンピュータ2
0は、FAX10a1〜10anから送信されてきたチ
ラシ情報を通信インタフェース24を介して受信し、商
品DB31に格納された全ての商品に対応するチラシ情
報を自動的に読み出す(ステップS2)。
【0055】なお、ステップS2の処理では、送信され
てきたチラシ情報をFAX25で出力し、オペレータの
入力部22を介した操作により、コンピュータ20に対
して、各商品のチラシ情報を入力するようにしてもよ
い。
【0056】このとき、コンピュータ20は、商品DB
31に格納された各商品のチラシ情報におけるチラシ価
格が対応する各商品の設定最低価格より低価格であるか
否かを商品毎に判断する(ステップS3)。
【0057】ステップS3によりYES、すなわち、所
定の商品のチラシ価格が対応する商品の設定最低価格よ
り低価格であった場合には、所定の商品の供給元の卸・
メーカ5に対して、チラシ価格を表す情報を送信するこ
とにより、卸・メーカ5に対して設定最低価格の再考を
促す(ステップS4)。この結果、卸・メーカ5の価格
検討(ステップS5)により再度、所定の商品の最低価
格が設定され(ステップS6)、再設定された最低価格
情報は、販売サービス運営システム1に送信されて再度
商品DB31に蓄積記憶される。
【0058】また、ステップS3によりNO、すなわ
ち、所定の商品のチラシ価格が対応する商品の設定最低
価格と一致するか、あるいは高価格であった場合には、
コンピュータ20は、そのチラシ価格を含むチラシ情報
をチラシDB32に登録する(ステップS7)。
【0059】一方、放送局2の放送用商品ファイル50
および放送用価格ファイル51には、販売サービス運営
システム1から予め提供された商品販売用コンテンツ生
成用の商品情報およびその価格情報(初期販売価格情
報)がそれぞれ記憶されており、放送用商品ファイル5
0および放送用価格ファイル51にそれぞれ記憶された
商品販売用コンテンツ生成用の商品情報およびその価格
情報とモノメディアDB52に記憶されたモノメディア
とに基づいてサーバ53により配信された、商品販売用
コンテンツ、チラシ価格入力用コンテンツ、デリバリー
評価用コンテンツおよび買物リスト閲覧用コンテンツが
多重化されたデータ放送番組は、送信部54、BSアン
テナANおよび放送衛星BS等を介して配信される(ス
テップS8)。
【0060】すなわち、配信されたデータ放送番組の商
品販売用コンテンツにおける商品紹介カタログ中の各商
品の販売価格は、現在(配信時)の放送用価格ファイル
51が反映されている。
【0061】配信されたデータ放送番組は、例えば、そ
のデータ放送番組をチューニングしているデータ放送受
信機4のチューニングユニット61を介して受信され、
コンテンツ蓄積部75に蓄積記憶される。また、データ
放送番組における番組スタート用コンテンツSCは、デ
コードユニット62により復調・伸長複合化処理された
後、BMLブラウザBに基づくコントローラ66の処理
によりディスプレイ63に表示される(ステップS
9)。
【0062】図5は、ディスプレイ63に表示されたス
タート用コンテンツ(スタート画面)SCを示す図であ
り、各コンテンツ(商品販売用コンテンツCO1〜買物
リスト閲覧用コンテンツCO4)に対応するリンク情報
L1〜L4が表示されている。
【0063】ここで、会員3は、例えば、データ放送番
組における商品販売用コンテンツにおいて確認した所定
の商品の販売価格よりも安価なチラシ価格を、自宅に送
付されたチラシ等で知り得た際に、その所定の商品の販
売価格よりも安価な価格を入力するために、入力部68
を操作してスタート用コンテンツSC上において、“チ
ラシ価格”のリンクL2を選択してクリックする(ステ
ップS10)。
【0064】このとき、コントローラ66は、利用者番
号の入力を促す画面をディスプレイ63に表示し、会員
3の利用者番号入力に応じて、自受信機4の機体IDお
よび入力された利用者番号を通信ネットワークNを介し
て販売サービス運営システム1に送信する(ステップS
11)。
【0065】販売サービス運営システム1のコンピュー
タ20は、送信されてきた機体IDおよび利用者番号と
会員DB30に記憶された機体IDおよび利用者番号と
を照合して正規登録会員であるか否かを照合し(ステッ
プS12)、その照合の結果、正規登録会員であること
が確認された際に、会員DB30を参照して、その会員
3の地域別のチラシ配布企業リストをチラシ配布企業リ
ストファイル41から抽出し(ステップS13)、抽出
したチラシ配布企業リストを通信ネットワークNを介し
て、機体IDおよび利用者番号送信元のデータ放送受信
機4に送信する(ステップS14)。
【0066】一方、データ放送受信機4のコントローラ
66は、チラシ価格入力コンテンツCO2および送信さ
れてきたチラシ配布企業リストに基づいて、チラシ価格
入力対象となる商品名入力エリアAR1、現在の販売価
格、チラシ店舗選択エリアAR2、チラシ価格入力エリ
アAR3およびチラシ期限入力エリアAR4を含むチラ
シ価格入力画面I1をディスプレイ63に表示する(ス
テップS15;図6参照)。
【0067】このとき、会員3は、入力部68を操作し
て、商品名入力エリアAR1に対象商品名を入力し、チ
ラシ店舗選択エリアAR2のボタン▼をクリックして、
コントローラ66の処理によりサブメニューとして一覧
表示されたチラシ配布企業リストの中から、対応する店
舗を選択し、対応する商品のチラシ価格をチラシ価格入
力エリアAR3に入力し、チラシ期限入力エリアAR4
にチラシ保証期間(チラシ期限)を入力する(ステップ
S16)。
【0068】このようにして、入力したい商品毎にチラ
シ価格、チラシ店舗およびチラシ保証期間を含むチラシ
情報を入力した後で会員3は、“登録”をクリックする
と、コントローラ66の処理により、入力された商品別
のチラシ情報が通信ネットワークNを介して販売サービ
ス運営システム1に通知される(ステップS17)。
【0069】販売サービス運営システム1のコンピュー
タ20は、通知された商品別のチラシ情報の通知チラシ
価格とチラシDB32に設定された対応する商品のチラ
シ情報における設定チラシ価格とが一致するか否か判断
する(ステップS18)。
【0070】このステップS18の判断の結果、所定の
商品のチラシ価格が不一致である場合、すなわち、通知
チラシ価格の方が、チラシDB32の設定チラシ価格よ
り低価格である場合、コンピュータ20は、通知チラシ
価格に対応するチラシ情報のFAXでの送信を依頼する
メッセージ情報をデータ放送受信機4に送信し(ステッ
プS19)、データ放送受信機4のコントローラ66
は、送信されたメッセージ情報をディスプレイ63に表
示する(ステップS20)。
【0071】この結果、メッセージに基づいて動作した
会員3から図示しないFAXを介して運営システム1の
コンピュータ20に送信されたチラシ情報に基づいて、
ステップS2、S3およびS7の処理によりチラシDB
32のチラシ情報が更新される。
【0072】一方、ステップS18の判断の結果、所定
の商品のチラシ価格が一致する場合、コンピュータ20
は、チラシ情報通知行為に対するインセンティブとし
て、会員DB30における対応する会員3(機体IDお
よび利用者番号)に関連付けてポイントを付加し(ステ
ップS21)、次いで、通知チラシ価格が、商品DB3
1に記憶された対応する商品の設定最低価格より低価格
であるか否かを判断する(ステップS22)。
【0073】このステップS22によりYES、すなわ
ち、通知チラシ価格が対応する商品の設定最低価格より
低価格であった場合には、コンピュータ20は、価格交
渉中等の内容を表すメッセージ情報をデータ放送受信機
4に送信し(ステップS23)、データ放送受信機4の
コントローラ66は、送信されたメッセージ情報をディ
スプレイ63に表示する(ステップS24)。このと
き、コンピュータ20は、卸・メーカ5のコンピュータ
システム87に対して設定最低価格を通知チラシ価格ま
で下げる要求を送信し、値下げOKの返信がコンピュー
タシステム87から得られた際に、ステップS25の処
理に移行する。
【0074】一方、ステップS22によりNO、すなわ
ち、通知チラシ価格が対応する商品の設定最低価格と一
致するか、あるいは高価格であった場合には、コンピュ
ータ20は、チラシDB32に記憶された対応する商品
のチラシ情報(チラシ価格、チラシ店舗およびチラシ保
証期間)を、通知チラシ情報(通知チラシ価格、通知チ
ラシ店舗および通知チラシ保証期間)に更新し(ステッ
プS25)、更新した商品のチラシ情報(チラシ価格、
チラシ店舗およびチラシ保証期間)を放送局2に送信す
る(ステップS26)。
【0075】放送局2のサーバ53は、送信されてきた
チラシ情報に基づいて、放送用価格ファイル51におけ
る対応する商品の価格情報として、通知チラシ価格、チ
ラシ店舗、チラシ保証期間およびチラシDB32の更新
日時を付加する(ステップS27)。
【0076】この結果、次にサーバ53から配信される
データ放送番組の商品販売用コンテンツCO1における
対応する商品の商品紹介カタログには、当所設定価格
(初期販売価格)に加えて、チラシ価格更新履歴情報と
して、通知チラシ価格、チラシ店舗、チラシ保証期間お
よび更新日時がそれぞれ含まれることになる(図7参
照)。
【0077】一方、会員3が、商品販売用コンテンツC
O1を閲覧して買物(ショッピング)を行ないたいと考
えた際に、会員3は、入力部68を操作してスタート用
コンテンツSC上において、“ショッピング”のリンク
L1を選択してクリックする(ステップS30)。
【0078】このとき、コントローラ66は、商品販売
用コンテンツCO1に基づいて、商品毎に例えば、一定
時間ずつ商品紹介カタログ(当所設定販売価格、チラシ
価格更新履歴情報)I2をディスプレイ63に表示する
(図7参照)。
【0079】このとき、会員3は、表示された商品の注
文を行なう場合には、“登録”をクリックし、この結
果、コントローラ66の処理により、表示された商品の
注文情報が買物バスケットファイル76に格納され、コ
ントローラ66の処理により、図8に示すように、現在
の買物バスケットファイル76内に格納されている注文
商品の一覧画面I3が表示される。
【0080】なお、会員3が表示された商品の詳細な情
報(例えば、原材料、生産地等)を知りたい場合には、
“商品情報”をクリックする。この結果、コントローラ
66の処理により商品情報送信要求が運営システム1の
コンピュータ20に送信され、コンピュータ20は、商
品DB31から対応する商品の属性情報{原材料、成
分、カロリー(食品の場合)、生産地・生産者(特に、
生鮮食品の場合)}を読み出して受信機4に送信する。
【0081】受信機4のコントローラ66は、送信され
た商品の属性情報に基づくページを商品紹介カタログI
2上に重畳して表示する。
【0082】この結果、会員3は、実際に商品を注文す
る前に、その属性情報を確認することができ、属性情報
を詳細に検討した後で注文することもできる。
【0083】そして、会員3が注文商品一覧画面I3上
において“注文”をクリックすると(ステップS3
0)、買物バスケットファイル76内に格納された全て
の商品の注文情報が販売サービス運営システム1のコン
ピュータ20に送信される(ステップS31)。
【0084】販売サービス運営システム1のコンピュー
タ20は、送信された注文情報を受信し、その注文情報
(注文商品、注文価格、注文数量)を、注文元の会員3
(機体IDおよび利用者番号)に対応する会員別注文フ
ァイル33に格納する(ステップS32)。
【0085】一方、対応する商品のチラシ保証期間が終
了すると、その対応商品を注文した会員3を会員別注文
ファイル33を介して抽出し(ステップS33)、チラ
シDB32に格納された上記商品のチラシ価格と、抽出
した会員3の注文価格との差額を集計し(ステップS3
4)、集計した差額を補填するための電子的な貨幣情報
(差額を表す電子的兌換券)を生成して会員別貨幣ファ
イル34に格納する(ステップS35)。
【0086】次いで、コンピュータ20は、チラシDB
32に記憶された対応商品のチラシ価格を含むチラシ情
報をリセットし(ステップS36)、会員別貨幣ファイ
ル34に格納された貨幣還元情報(キャッシュバック情
報)を対応する会員3のデータ放送受信機4にそれぞれ
送信する(ステップS37)。
【0087】データ放送受信機4のコントローラ66
は、送信されてきたキャッシュバック情報をディスプレ
イ63に表示して会員3に確認を促し(ステップS3
8)、キャッシュバック情報を貨幣ファイル78に記憶
する(ステップS39)。
【0088】この結果、会員3がチラシ保証期間内にお
いて所定の商品を注文した後に、他の会員3から上述し
たチラシ価格通知処理によりチラシDB32が更新さ
れ、商品販売用コンテンツCO1の商品紹介カタログI
2における商品販売価格が下がった場合であっても、先
に注文した会員3は、チラシ保証期間終了時の最終的な
販売価格(チラシ通知価格)との差額を電子的貨幣情報
(電子的兌換券)として受け取ることができるため、会
員3においては、商品を何時注文した場合でも、チラシ
DB32内における最終的に更新された最低のチラシ通
知価格での購入が保証される。
【0089】一方、買物バスケットファイル76内に少
なくとも1つの商品の注文情報が格納されている状態に
おいて、ステップS30〜S31の処理が実行された際
に、コントローラ66は、商品販売用コンテンツCO1
に基づいて、注文・決済情報入力画面I4をディスプレ
イ63に表示する(図10)。
【0090】このとき、会員3は、入力部68を操作し
て、受渡方法として、“自宅に配送する”および“最寄
配達拠点△△△で受取”の内のどちらか一方のチェック
エリアCHをチェックし、続いて、希望配達日時を入力
エリアAR5に入力し、決済情報として、口座引き落と
しを希望する金融機関識別情報(口座番号を含む)を入
力エリアAR6に入力し、さらに、利用者番号入力エリ
アAR7に対して自分の利用者番号を入力した後、“送
信”をクリックする(図11;ステップS41)。
【0091】この結果、入力された注文・決済情報{機
体ID、利用者番号、受渡方法(自宅配送/最寄配達拠
点受取)、希望配達日時を含む}は、コントローラ66
の処理により運営システム1のコンピュータ20に送信
される(ステップS42)。
【0092】運営システム1のコンピュータ20は、送
信されてきた注文・決済情報における機体IDおよび利
用者番号と会員DB30に記憶された機体IDおよび利
用者番号とを照合して正規登録会員であるか否かを照合
し(ステップS43)、その照合の結果、正規登録会員
であることが確認された際に、決済情報(引き落とし金
融機関の口座番号)に対応する金融機関に対して購入金
額に応じた請求情報を送付して決済処理を行なうととも
に、受渡場所(配達指定場所;自宅/最寄配達拠点)に
基づいて、会員DB30および配達拠点DB35を参照
して、注文商品供給元卸・メーカ5における注文元会員
3の自宅に最も近い最寄配達拠点を経由した配送時間を
計算する(ステップS44)。
【0093】そして、コンピュータ20は、上記注文情
報に対して注文No.を発行し(ステップS45)、配
送時間計算結果に基づいて、発行した注文No.、注文
情報、配達拠点(途中配達拠点)到着時刻、および最寄
配達拠点到着時刻をデータ放送受信機4に送信する(ス
テップS46)。
【0094】受信機4のコントローラ66は、送信され
た注文No.、注文情報、配達拠点到着時刻、および最
寄配達拠点到着時刻を蓄積部65に保存するとともに、
その注文No.、注文情報、配達拠点到着時刻、および
最寄配達拠点到着時刻を注文確認用一覧表(注文確認画
面)Tとしてディスプレイ63に表示し、この結果、会
員3は、自らの注文の内容および配達日時を確認するこ
とができる(ステップS47;図12参照)。
【0095】一方、ステップS45の処理に続いて、コ
ンピュータ20は、注文情報{注文No.、注文元会員
3の氏名、自宅の住所(自宅配送の場合)、最寄配達拠
点6の識別情報、注文商品、注文数量等}を会員別注文
ファイル33および会員別購買履歴DB37にそれぞれ
格納し(ステップS48)、注文情報を対応する最寄配
達拠点6のコンピュータシステム92に対して配達依頼
を行なう(ステップS49)。
【0096】また、コンピュータ20は、注文情報を注
文商品提供元の卸・メーカ5のコンピュータシステム8
7に送信しており、コンピュータシステム87は、送信
された注文情報を受信して受注確認を行い、その注文情
報を受注ファイル88に格納する(ステップS50)。
【0097】注文元会員3の最寄の配達拠点6のコンピ
ュータシステム92は、送信されてきた注文情報に基づ
いて、出荷ファイルを作成する。
【0098】このとき、コンピュータシステム92は、
配達員が有する携帯端末のメモリ、あるいは出荷商品に
貼付されるRF−ID12のメモリに対して、配達員の
IDと共に上記注文情報を電子的出荷情報(電子デー
タ)として書き込むか、または、紙メディアである出荷
伝票を作成する(ステップS51)。
【0099】配達員Dは、携帯端末および商品P、RF
−ID12が貼付された商品Pまたは商品Pおよび出荷
伝票を、注文元会員3の自宅に配達する(ステップS5
2)。
【0100】注文元の会員3の自宅に対して商品Pが配
達された際に、注文元の会員3は、携帯端末11、ある
いは会員カードCを携帯しており、商品Pの受取時にお
いて、配達員が携帯する携帯端末あるいは商品Pに貼付
されたRF−ID12と注文元会員3の携帯端末11あ
るいは会員カードCとの間の無線通信により、携帯端末
あるいはRF−ID12のメモリに記憶されていた配達
員IDおよび出荷情報が、注文元会員3の携帯端末11
あるいは会員カードCに書き込まれる(ステップS5
3)。このとき、配達員Dは、注文元会員3から受取確
認としての会員IDを受取る(ステップS54)。
【0101】配達員Dから配達終了を連絡を受けた最寄
配達拠点6のコンピュータ90は、注文商品提供元の卸
・メーカ5のコンピュータシステム87に対して配達完
了通知を送信する(ステップS55)。コンピュータシ
ステム87のコンピュータ85は、送信されてきた配達
完了通知を受信して配達完了を確認する(ステップS5
6)。
【0102】また、最寄配達拠点6のコンピュータ90
は、注文No.別の配達日時および配達IDを運営シス
テム1のコンピュータ20に送信し(ステップS5
7)、コンピュータ20は、送信されてきた注文No.
別の配達日時および配達員IDを受信し、その注文N
o.に対応する会員3の注文詳細情報の一部として会員
別購買履歴DB37に格納する(ステップS58)。
【0103】このようにして、実際にデータ放送番組を
利用して商品を注文・購入した会員3は、その商品注文
から配達までのデリバリーに関して評価を行ないたいと
考えた際に、(1)出荷情報を紙メディア(出荷伝票)
で受取っている場合、会員3は、ディスプレイ63に表
示されたスタート用コンテンツSC上において、入力部
68を操作して“デリバリー評価”のリンクL3を選択
してクリックする(図13;ステップS60)。このと
き、コントローラ66は、クリックに応じたデリバリー
評価用コンテンツCO3に基づく処理により、蓄積部6
5に保存された注文No.および機体IDを運営システ
ム1に送信する(ステップS61)。
【0104】運営システム1のコンピュータ20は、送
信されてきた機体IDおよび利用者番号と会員DB30
に記憶された機体IDおよび利用者番号とを照合して正
規登録会員であるか否かを照合し(ステップS62)、
その照合の結果、正規登録会員であることが確認された
際に、会員別購買履歴DB37を参照して、対応する会
員3の注文詳細情報{注文No.、注文元会員3の氏
名、注文商品、注文数量、配達日時、配達員ID等}を
会員別購買履歴DB37から抽出し(ステップS6
3)、抽出した注文詳細情報を対応する受信機4に送信
する(ステップS64)。
【0105】データ放送受信機4のコントローラ66
は、デリバリー評価用コンテンツCO3および送信され
てきた注文詳細情報に基づいて、注文した注文No.毎
に、その各注文商品に対する評価情報(価格に対する評
価、品質に対する評価)を選択入力できるエリアAR8
および配達に対する評価情報(注文No.に対応する配
達員の応対に対する評価、配達時間に対する評価)を入
力できるエリアAR9を含むデリバリー評価情報入力画
面I5をディスプレイ63に表示する(ステップS6
5;図14参照)。
【0106】このとき、会員3は、入力部68を操作し
て、評価情報選択入力エリアAR8において各商品の価
格および品質の評価情報を入力し、次いで、デリバリー
評価情報入力エリアAR9において、配達員の応対およ
び配達時間に対する評価情報を入力し、“登録”をクリ
ックする。
【0107】この結果、コントローラ66の処理によ
り、入力されたデリバリー評価情報(商品別評価情報、
配達関連評価情報)が通信ネットワークNを介して販売
サービス運営システム1に送信される(ステップS6
6)。
【0108】販売サービス運営システム1のコンピュー
タ20は、送信されたデリバリー評価情報(商品別評価
情報、配達関連評価情報)を受信してデリバリー評価D
B39に蓄積記憶し(ステップS67)、商品別評価情
報を、対応する商品供給元の卸・メーカ5に通知し(ス
テップS68)、配達関連評価情報を対応する地域配達
拠点6に通知する(ステップS69)。
【0109】一方、デリバリーに関して評価を行ないた
い会員3が(2)出荷情報を電子データ(電子的出荷情
報)として受取り、携帯端末11あるいは会員カードC
のメモリに格納している場合、会員3は、携帯端末11
を通信インタフェース69を介して無線/有線通信可能
な状態にセッティングするか、あるいは会員カードCを
カードスロット70に装着し、ディスプレイ63に表示
されたスタート用コンテンツSC上において、入力部6
8を操作して“デリバリー評価”のリンクL3を選択し
てクリックする(図13;ステップS60)。
【0110】このとき、コントローラ66は、通信イン
タフェース69を介して携帯端末11から送信される出
荷情報を受信するか、あるいはカードスロット70に装
着された会員カードCのメモリから出荷情報を読出し、
デリバリー評価用コンテンツCO3および出荷情報に基
づいて、前掲図14に示すデリバリー評価情報入力画面
I5をディスプレイ63に表示する(ステップS7
0)。
【0111】以下は、上述したステップS66〜ステッ
プS69と同様である。
【0112】図15は、出荷情報を注文元の会員3に渡
すための手段として、商品Pに貼付されたRF−ID1
2を用いた場合の処理について示している。
【0113】すなわち、ステップS51の処理として、
コンピュータシステム92は、出荷商品Pに貼付される
RF−ID12のメモリに対して、配達員のIDと共に
上記注文情報を電子的出荷情報(電子データ)として書
き込んでおり(ステップS51a)、ステップS53の
処理として、商品Pに貼付されたRF−ID12と注文
元会員3の携帯端末11あるいは会員カードCとの間の
無線通信により、RF−ID12のメモリに記憶されて
いた配達員IDおよび出荷情報が、注文元会員3の携帯
端末11あるいは会員カードCに書き込まれるようにな
っている。
【0114】以上述べたように、実際にデータ放送番組
を利用して商品を注文・購入した会員3は、その商品注
文から配達までのデリバリーに関する評価情報を受信機
4のディスプレイ63を介して入力することができ、そ
の評価情報を対応する卸・メーカ5および地域配達拠点
6に対して通知することができる。
【0115】一方、販売サービス運営システム1のコン
ピュータ20は、卸・メーカ5のコンピュータシステム
87から、その卸・メーカ5の供給商品の価格変更等の
改定商品を推奨(レコメンド)するために、その改定商
品情報が送信されると(図16;ステップS80)、送
信されてきた商品情報を受信して推奨商品情報として商
品DB31に格納する(ステップS81)。
【0116】また、コンピュータ20は、卸・メーカ5
のコンピュータシステム87から、その卸・メーカ5側
でプロモーションしたい商品情報(推奨商品情報)を含
む依頼情報が送信されると(ステップS82)、その依
頼情報を受信する(ステップS83)。
【0117】ステップS81、および/あるいはステッ
プS83の処理に続いて、コンピュータ20は、会員別
購買履歴DB37を参照して、推奨商品情報に関連する
商品の購入履歴が存在する会員ピックアップし、そのピ
ックアップした会員3毎に、購入商品、その現在の最新
価格、購買履歴情報(購買日、購買価格)、推奨商品お
よびその推奨商品の最新価格を含む買物リストBLを作
成し(ステップS84)、作成した買物リストBLを会
員別買物リストDB38に登録する(ステップS8
5)。
【0118】一方、会員3は、例えば自らが購入してい
る商品についてのリスト(買物リスト)を閲覧したいと
考えた際に、入力部68を操作してスタート用コンテン
ツSC上において、“買物リスト閲覧”のリンクL4を
選択してクリックする(ステップS86)。
【0119】このとき、コントローラ66は、利用者番
号の入力を促す画面をディスプレイ63に表示し、会員
3の利用者番号入力に応じて、自受信機4の機体IDお
よび入力された利用者番号を通信ネットワークNを介し
て販売サービス運営システム1に送信する(ステップS
87)。
【0120】販売サービス運営システム1のコンピュー
タ20は、送信されてきた機体IDおよび利用者番号と
会員DB30に記憶された機体IDおよび利用者番号と
を照合して正規登録会員であるか否かを照合し(ステッ
プS88)、その照合の結果、正規登録会員であること
が確認された際に、会員別買物リストDB38を参照し
て、対応する会員3の買物リストBLを抽出し(ステッ
プS89)、抽出した買物リストBLを対応する会員3
の受信機4に送信する(ステップS90)。
【0121】このとき、コントローラ66は、買物リス
ト閲覧用コンテンツCO4および送信されてきた買物リ
ストBLに基づいて、その買物リストBLをディスプレ
イ63に表示する(図17参照)。
【0122】この結果、会員3は、自ら過去に購入した
商品リスト、その最新価格、その購買履歴(購買日、購
買価格)に加えて、推奨商品およびその価格を含む買物
リストBLを受信機4のディスプレイ63を介して閲覧
することができる(ステップS91)。
【0123】また、買物リストBLの各商品(推奨商品
も含む)対応して、注文数入力エリアAR10が設けら
れているため、会員3は、入力部68を操作して、注文
したい商品に対応する注文数入力エリアAR10に注文
数を入力して“注文”をクリックすることにより、注文
情報を運営システム1のコンピュータ20に送信するこ
ともでき、非常に簡単に注文することが可能になる(ス
テップS92)。
【0124】一方、買物リストBLは、他の方法でも作
成することができる。
【0125】すなわち、図18に示すように、コンピュ
ータ20は、ステップS81の処理に続いて、商品改定
情報を含む推奨商品を含む全ての商品をおよび商品別の
最新価格情報を商品DB31から読出し(ステップS1
00)、一方、ステップS83で受信した推奨商品に関
連付けられる条件(例えば、推奨商品にも興味を持つと
推測される商品の抽出条件)を設定し(ステップS10
1)、推奨商品に対して設定条件により関連付けられる
全ての商品情報(最新価格を含む)および買物リスト生
成用テンプレートを買物リスト生成用商品情報として作
成する(ステップS102)。
【0126】次いで、コンピュータ20は、作成した買
物リスト生成用商品情報を放送局2のサーバ53に送信
し(ステップS103)、サーバ53の処理により作成
された買物リスト生成用商品情報コンテンツは、データ
放送番組に多重化されて、送信部54、BSアンテナA
Nおよび放送衛星BS等を介して配信される(ステップ
S104)。
【0127】このとき、受信機4のコントローラ66
は、チューニングユニット61等を介して配信されたデ
ータ放送番組から買物リスト生成用商品情報コンテンツ
を分離し、購買履歴ファイル79を参照して、買物リス
ト生成用商品情報コンテンツにおける買物リスト生成用
テンプレートに対して、過去に購入した全ての購入商品
および購買履歴情報(購買日、購買価格)を展開する
(ステップS105)。
【0128】次いで、コントローラ66は、買物リスト
生成用テンプレートに展開された各商品の最新価格およ
び各商品に関連する推奨商品およびその推奨商品の最新
価格を含む買物リストBLを作成し(ステップS10
6)、作成した買物リストBLを買物リストファイル8
0に格納する(ステップS107)。
【0129】この結果、会員3が、例えば自らが購入し
ている商品についての買物リストを閲覧したいと考えた
際に、入力部68を操作してスタート用コンテンツSC
上において、“買物リスト閲覧”のリンクL4を選択し
てクリックすると(ステップS108)、コントローラ
66は、買物リストファイル80に格納された買物リス
トBLを読み出してディスプレイ63に表示する(ステ
ップS109)。
【0130】このように、データ放送受信機4側におい
ても、データ放送番組の一部として配信される買物リス
ト生成用商品情報コンテンツを利用して、買物リストB
Lを生成することができ、所望時(“買物リスト閲覧”
L4クリック時)において、生成した買物リストBLを
ディスプレイ63に表示することができるため、会員3
は、表示された買物リストBLを閲覧することができ
る。
【0131】以上、詳述したように、本実施形態によれ
ば、商品販売用コンテンツCO1およびチラシ価格入力
コンテンツCO2を含むデータ放送番組を放送すること
により、そのデータ放送番組におけるチラシ価格入力コ
ンテンツCO2を介して会員3からチラシ情報を収集す
ることができるため、収集されたチラシ情報の通知チラ
シ価格の内、最低の価格を商品販売用コンテンツCO1
の商品の販売価格に設定することができる。
【0132】したがって、会員3は、チラシ情報として
頒布されたチラシ価格の中から、最低の価格で商品を購
入することができ、会員の満足度を大幅に向上させるこ
とができる。
【0133】また、本実施形態では、デリバリー評価用
コンテンツCO3を含むデータ放送番組を放送すること
により、そのデータ放送番組におけるデリバリー評価用
コンテンツCO3を介して会員3からデリバリー評価情
報、すなわち、実際に配達された商品のイメージの違い
や、配達時の配達員の応対等、商品を購入した会員の商
品販売行為(デリバリー行為)に関する評価情報を収集
することができるため、上記評価情報が今後の商品およ
び配達に生かされることになり、会員の満足度を大幅に
向上させることができる。
【0134】さらに、本実施形態では、収集した購買履
歴情報に基づいて、その過去に購入した商品およびその
購入商品に関連する推奨商品を含む買物リストを生成す
ることができるため、卸・メーカ5にとっては、推奨商
品を、実際にその推奨商品に興味を持つと推測される会
員3に対して提供することができ、販促効果を向上させ
ることができる。
【0135】また、会員3側では、過去の購入商品、推
奨商品およびその価格が一覧表示された買物リストBL
を閲覧することができるため、その買物リストを利用し
て非常に容易に商品注文を行なうことができ、会員3の
満足度を大幅に向上させることができる。
【0136】なお、本実施形態では、市場価格を表す情
報として、チラシ情報を収集したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、その正当性が証明されるもので
あれば、価格紹介雑誌の価格紹介ページ、インターネッ
ト上の価格情報サイト、デジタルカメラ、ビデオカメラ
の映像情報等から市場価格情報を収集することも可能で
ある。
【0137】また、本実施形態におけるデータ放送受信
機4は、世帯(家庭)に設置するタイプでも、携帯型の
端末タイプの何れでもよい。
【0138】そして、本実施形態では、放送衛星BSを
介して放送されるデータ放送番組を用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、通信衛星(CS)/地
上波データ放送番組等でも可能である。
【0139】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、会
員は、市場価格情報として収集された市場価格の中か
ら、最低の価格で商品を購入することができ、会員の満
足度を大幅に向上させることができる。
【0140】本発明によれば、実際に配達された商品の
イメージの違いや、配達時の配達員の応対等、商品を購
入した会員の商品販売行為(デリバリー行為)に関する
評価情報を収集することができるため、上記評価情報が
今後の商品および配達に生かされることになり、会員の
満足度を大幅に向上させることができる。
【0141】さらに、本発明によれば、収集した購買履
歴情報に基づいて、その過去に購入した商品およびその
購入商品に関連する推奨商品を含む買物リストを生成す
ることができるため、商品供給者にとっては、推奨商品
を、実際にその推奨商品に興味を持つと推測される会員
に対して提供することができ、販促効果を向上させるこ
とができる。
【0142】また、会員側では、過去の購入商品、推奨
商品およびその価格が一覧表示された買物リストを閲覧
することができるため、その買物リストを利用して非常
に容易に商品注文を行なうことが可能になり、会員の満
足度を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る商品販売方法および
システム、販売行為評価情報収集方法およびシステムの
概念を説明するための図。
【図2】図1に示す商品販売システムのシステム構成を
示す図。
【図3】放送局から放送されるデータ放送番組のデータ
構造の一例を概念的に示す図。
【図4】本実施形態に係る商品販売システムにおけるチ
ラシ価格収集に関する全体の処理を説明するための概略
フローチャート。
【図5】ディスプレイに表示されたスタート用コンテン
ツを示す図。
【図6】ディスプレイに表示されたチラシ価格入力画面
を示す図。
【図7】ディスプレイに表示された商品紹介カタログを
示す図。
【図8】ディスプレイに表示された注文商品一覧画面を
示す図。
【図9】本実施形態に係る商品販売システムにおけるキ
ャッシュバックに関する全体の処理を説明するための概
略フローチャート。
【図10】ディスプレイに表示された注文・決済情報入
力画面を示す図。
【図11】本実施形態に係る商品販売システムにおける
デリバリー評価に関する全体の処理を説明するための概
略フローチャート。
【図12】ディスプレイに表示された注文確認用一覧表
を示す図。
【図13】本実施形態に係る商品販売システムにおける
デリバリー評価に関する全体の処理を説明するための概
略フローチャート。
【図14】ディスプレイ画面に表示されたデリバリー評
価情報入力画面を示す図。
【図15】図13において、出荷情報を会員に渡す際
に、RF−IDを用いた場合の全体の処理を説明するた
めの概略フローチャート。
【図16】本実施形態に係る商品販売システムにおける
買物リスト作成に関する全体の処理を説明するための概
略フローチャート。
【図17】ディスプレイに表示された買物リストを示す
図。
【図18】本実施形態に係る商品販売システムにおける
買物リスト作成に関する全体の処理を説明するための概
略フローチャート。
【符号の説明】
1 販売サービス運営システム 2 放送局 3 会員顧客 4 データ放送受信機 5 商品供給者(卸・メーカ) 6 地域配送拠点 10a1〜10an FAX 11 携帯端末 12 RF−ID 20 コンピュータ 21 メモリ 22 入力部 23 外部メモリ 24 通信インタフェース 25 FAX 26 バス 30 会員DB 31 商品DB 32 チラシDB 33 会員別注文ファイル 34 会員別紙幣ファイル 35 配達拠点DB 36 卸・メーカDB 37 会員別購買履歴DB 38 会員別買物リストDB 39 デリバリー評価DB 40 買物リスト生成用商品情報DB 41 チラシ配布企業リストファイル 50 放送用商品ファイル 51 放送用価格ファイル 52 モノメディアDB 53 サーバ 54 送信部 55 通信インタフェース 60 BSアンテナ 61 チューニングユニット 62 デコードユニット 63 ディスプレイ 65 蓄積部 66 コントローラ 67 メモリ 68 入力部 69 通信インタフェース 70 カードスロット 75 コンテンツ蓄積部 76 買物バスケットファイル 77 ポイント用ファイル 78 紙幣ファイル 79 購買履歴ファイル 80 買物リストファイル 85、90 コンピュータ 86、91 通信インタフェース 87、92 コンピュータシステム B BMLブラウザ P1、P2 プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 達紀 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 我妻 一彦 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 東 啓史 東京都港区海岸一丁目9番11号 株式会社 アール・アイ・シー内 (72)発明者 中村 英一 東京都港区芝浦一丁目1番1号 東芝ビル ディング 東芝システム開発株式会社内 (72)発明者 小松 真人 東京都港区芝浦一丁目1番1号 東芝ビル ディング 東芝システム開発株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品供給者から供給可能な商品およびそ
    の価格を紹介する商品紹介情報を閲覧しながらその商品
    を注文できる商品販売用コンテンツを含むデータ放送番
    組を放送して前記商品を販売するための商品販売システ
    ムであって、 予め登録された会員から提供された商品別の市場価格を
    表す情報を記憶する市場価格情報記憶手段と、前記商品
    供給者から提供された商品別の設定価格を表す情報を記
    憶する設定価格情報記憶手段と、前記市場価格情報が前
    記設定価格情報と一致するか、あるいは高価格であるか
    否かを対応する商品毎に判断する判断手段と、この判断
    手段により、所定の商品の市場価格情報が前記設定価格
    情報に一致するか、あるいは高価格であると判断された
    場合に、前記商品販売用コンテンツにおける所定の商品
    の価格を前記市場価格情報に基づく価格に更新する更新
    手段とを備えたことを特徴とする商品販売システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の商品販売システムであっ
    て、 前記会員は、複数の市場価格モニタ用会員と前記商品販
    売用コンテンツを利用して商品の購入を希望する商品購
    入用会員とを含んでおり、 前記データ放送番組は、前記商品購入用会員が利用可能
    な双方向通信機能を有するデータ放送受信機により受信
    ・表示されるようになっており、そのデータ放送番組
    は、前記商品販売用コンテンツにより紹介される商品の
    価格を入力できる価格入力コンテンツを含んでおり、 前記市場価格情報記憶手段は、前記複数のモニタ用会員
    からオフラインあるいは当該モニタ用会員の通信機器か
    ら通信回線を介して順次提供された前記商品の第1の市
    場価格情報に基づいて、その内の最低価格を表す情報を
    前記市場価格情報として市場価格情報用ファイルに順次
    更新記憶する第1の記憶手段と、前記商品購入用会員か
    ら前記データ放送受信機に受信・表示された価格入力コ
    ンテンツに基づいて所定の商品の第2の市場価格情報が
    入力された際に、入力された所定の商品の第2の市場価
    格情報が前記第1の記憶手段に記憶された対応する所定
    の商品の市場価格情報に一致するか否か判断する一致判
    断手段と、この一致判断手段により、不一致であり、か
    つ前記第2の市場価格情報が前記市場価格情報用ファイ
    ルに記憶された現在の最低価格を表す市場価格情報より
    も低価格であると判断された場合に、前記第2の市場価
    格情報を前記市場価格情報として前記市場価格情報用フ
    ァイルに更新記憶する第2の記憶手段とを備えたことを
    特徴とする商品販売システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の商品販売システムであっ
    て、 前記判断手段は、前記一致判断手段により、所定の商品
    の第2の市場価格情報が前記第1の記憶手段に記憶され
    た対応する所定の商品の市場価格情報に一致すると判断
    された場合に、当該所定の商品の第2の市場価格情報が
    対応する所定の商品の設定価格情報に一致するか、ある
    いは高価格であるか否かを判断する手段を備え、 前記更新手段は、当該判断手段により前記第2の市場価
    格情報が対応する所定の商品の設定価格情報に一致する
    か、あるいは高価格であると判断された場合に、前記商
    品販売用コンテンツにおける所定の商品の価格を前記第
    2の市場価格情報に基づく価格に更新する手段を備えた
    ことを特徴とする商品販売システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の商品販売システムであっ
    て、 前記商品購入用会員から前記価格入力コンテンツに基づ
    いて入力された所定の商品の第2の市場価格情報は、当
    該会員の識別情報を含んでいる一方、 前記商品購入用会員の識別情報を記憶する識別情報記憶
    手段と、前記一致判断手段により、所定の商品の第2の
    市場価格情報が前記第1の記憶手段に記憶された対応す
    る所定の商品の市場価格情報に一致すると判断された場
    合に、商品購入用会員に対する特典還元用のポイントを
    当該第2の市場価格情報に含まれる識別情報に対応付け
    て記憶するポイント記憶手段とを備えたことを特徴とす
    る商品販売システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の商品販売システムであっ
    て、 前記会員から提供された商品別の市場価格情報は、それ
    ぞれ当該市場価格情報を保証する保証期間を表す情報を
    含んでいる一方、 前記商品購入用会員の識別情報を記憶する識別情報記憶
    手段と、前記データ放送受信機により受信されたデータ
    放送番組における前記商品販売用コンテンツを介して前
    記商品購入用会員から所定の商品の数量および価格を含
    む購入注文情報が当該所定の商品の保証期間内に送信さ
    れてきた際に、当該購入注文情報を受信する受信手段
    と、受信した購入注文情報を、注文元の商品購入用会員
    の識別情報に対応付けて記憶する注文情報記憶手段と、
    前記所定の商品の保証期間終了において、前記注文情報
    記憶手段により記憶された前記注文元の商品購入用会員
    の購入注文情報の商品価格と前記市場価格情報用ファイ
    ルに記憶された市場価格情報とに差額が発生している際
    に、その差額を集計する差額集計手段と、集計された差
    額に対応する電子的な貨幣データを発行する貨幣データ
    発行手段と、発行された貨幣データを対応する注文元の
    商品購入用会員の識別情報に対応付けて記憶する貨幣デ
    ータ記憶手段と、前記貨幣データを前記注文元の商品購
    入用会員のデータ放送受信機に送信する貨幣データ送信
    手段と、前記データ放送受信機に設けられており、送信
    されてきた貨幣データを自受信機内に蓄積する貨幣デー
    タ蓄積手段とを備えたことを特徴とする商品販売システ
    ム。
  6. 【請求項6】 商品注文用コンテンツを含むデータ放送
    番組に基づいて会員から注文された商品を当該会員に配
    達する販売行為に対する評価情報を収集するための販売
    行為評価情報収集システムであって、 前記会員の指定場所に前記商品を配達する配達員を介し
    て、少なくとも注文内容を識別する情報を前記注文元の
    会員に提供する手段と、前記注文元会員から、その双方
    向通信機能を有するデータ放送受信機に基づく処理によ
    り前記商品注文用コンテンツを介して送信された商品の
    識別情報、数量および前記配達員の識別情報を前記注文
    識別情報に対応付けて注文情報として記憶する注文情報
    記憶手段と、前記注文情報を前記データ放送受信機に送
    信する手段と、送信された注文情報に基づいて前記デー
    タ放送受信機により生成された、前記注文商品配達まで
    の販売行為に対する評価情報を入力・送信可能な販売行
    為評価用コンテンツに応じて当該データ放送受信機によ
    り入力・送信されてきた評価情報を受信する評価情報受
    信手段と、受信した評価情報を記憶する評価情報記憶手
    段とを備えたことを特徴とする販売行為評価情報収集シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の販売行為評価情報収集シ
    ステムであって、 前記注文情報送信手段は、前記注文元会員のデータ放送
    受信機から送信されてきた注文識別情報を受信する手段
    と、受信された注文識別情報に対応する注文情報を前記
    注文情報記憶手段から抽出し、抽出した注文情報を前記
    注文元会員のデータ放送受信機に対して送信する手段と
    を備えたことを特徴とする販売行為評価情報収集システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の販売行為評価情報収集シ
    ステムであって、 前記注文内容識別情報を前記注文元の会員に提供する手
    段は、前記注文情報を、対応する配達員が携帯する携帯
    端末あるいは当該配達員が配送する商品に貼付された無
    線タグのメモリに書き込む手段と、前記携帯端末あるい
    は無線タグに搭載されており、前記配達員による前記注
    文商品の配達時において、当該携帯端末あるいは無線タ
    グのメモリに書き込まれた注文情報を前記注文元会員の
    通信機に対して無線で送信する無線送信手段と、前記通
    信機に搭載されており、前記携帯端末から無線で送信さ
    れてきた前記注文情報を受信して自通信機のメモリに蓄
    積する手段と、前記通信機に搭載されており、前記メモ
    リに蓄積された注文情報を前記データ放送受信機に送信
    する手段とを備えたことを特徴とする販売行為評価情報
    収集システム。
  9. 【請求項9】 請求項6または7記載の販売行為評価情
    報収集システムであって、 前記データ放送受信機は、送信された注文情報に基づい
    て、その注文情報、その注文情報に基づく評価項目およ
    びその評価項目に対する評価を入力可能なエリアを含む
    販売行為評価用コンテンツを作成して当該受信機のディ
    スプレイに表示する手段を備えたことを特徴とする販売
    行為評価情報収集システム。
  10. 【請求項10】 商品供給者から供給可能な複数の商品
    およびそれぞれの価格を紹介する商品紹介情報を閲覧し
    ながらその商品を注文できる商品販売用コンテンツを含
    むデータ放送番組を介して会員から送信された商品購入
    注文情報に基づいて当該会員に対して前記注文商品を販
    売する商品販売システムであって、 前記会員が前記商品販売用コンテンツを介して過去に購
    入した商品の内容を表す購買履歴情報を記憶する購買履
    歴情報記憶手段と、前記複数の商品の提供元から送られ
    た前記複数の商品の内の少なくとも1つの商品に関連し
    た特定の商品の購入を推奨する情報に基づいて、前記購
    買履歴情報記憶手段により記憶された購買履歴情報を参
    照し、前記特定の商品に関連する少なくとも1つの商品
    が前記会員の過去購入商品に含まれている際に、その過
    去購入商品および関連商品購入推奨情報を対応付けた買
    物用リストを生成するリスト生成手段と、生成した買物
    リストを前記会員に提供する手段とを備えたことを特徴
    とする商品販売システム。
  11. 【請求項11】 複数の商品およびそれぞれの価格を紹
    介する商品紹介情報を閲覧しながらその商品を前記会員
    が注文できる商品販売用コンテンツを含むデータ放送番
    組を受信して表示する会員側のデータ放送受信機を備
    え、このデータ放送受信機から前記商品販売用コンテン
    ツを介して送信された商品購入注文情報に基づいて当該
    会員に対して前記注文商品を販売する商品販売システム
    であって、 前記データ放送受信機に搭載されており、前記会員が前
    記商品販売用コンテンツを介して過去に購入した商品の
    内容を表す購買履歴情報を記憶する購買履歴情報記憶手
    段と、前記複数の商品の提供元から送られた前記複数の
    商品の内の少なくとも1つの商品に関連した特定の商品
    の購入を推奨する情報に基づいて、当該少なくとも1つ
    の商品および関連商品購入推奨情報を含む買物用リスト
    生成用商品情報を生成する手段と、生成された買物リス
    ト生成用商品情報をデータ放送用コンテンツとして配信
    する手段と、前記データ放送受信機に搭載されており、
    配信された買物リスト生成用商品情報を受信する受信手
    段と、前記データ放送受信機に搭載されており、前記購
    買履歴情報記憶手段により記憶された購買履歴情報に含
    まれる過去購入商品のリストを生成する手段と、前記デ
    ータ放送受信機に搭載されており、前記受信された買物
    リスト生成用商品情報の中から、前記リストに含まれる
    過去購入商品に関連する情報を抽出し、前記過去購入商
    品および抽出情報を対応付けた買物用リストを生成する
    買物リスト生成手段とを備えたことを特徴とする商品販
    売システム。
  12. 【請求項12】 商品供給者から供給可能な商品および
    その価格を紹介する商品紹介情報を閲覧しながらその商
    品を注文できる商品販売用コンテンツを含むデータ放送
    番組を放送して前記商品を販売するためのコンピュータ
    が実行するプログラムであって、 前記コンピュータに、予め登録された会員から提供され
    た商品別の市場価格を表す情報をメモリに記憶する機能
    と、前記商品供給者から提供された商品別の設定価格を
    表す情報をメモリに記憶する機能と、前記市場価格情報
    が前記設定価格情報に一致するか、あるいは高価格であ
    るか否かを対応する商品毎に判断する機能と、この判断
    機能により、所定の商品の市場価格情報が前記設定価格
    情報に一致するか、あるいは高価格であると判断された
    場合に、前記商品紹介コンテンツにおける所定の商品の
    価格を前記市場価格情報に基づく価格に更新する機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  13. 【請求項13】 商品供給者から供給可能な商品および
    その価格を紹介する商品紹介情報を閲覧しながらその商
    品を注文できる商品販売用コンテンツを含むデータ放送
    番組を放送して前記商品を販売するためのコンピュータ
    を用いた商品販売方法であって、 予め登録された会員から提供された商品別の市場価格を
    表す情報をメモリに記憶するステップと、前記商品供給
    者から提供された商品別の設定価格を表す情報をメモリ
    に記憶するステップと、前記市場価格情報が前記設定価
    格情報に一致するか、あるいは高価格であるか否かを対
    応する商品毎に判断するステップと、この判断ステップ
    により、所定の商品の市場価格情報が前記設定価格情報
    に一致するか、あるいは高価格であると判断された場合
    に、前記商品紹介コンテンツにおける所定の商品の価格
    を前記市場価格情報に基づく価格に更新するステップと
    を備えたことを特徴とする商品販売方法。
  14. 【請求項14】 商品注文用コンテンツを含むデータ放
    送番組に基づいて会員から注文された商品を当該会員に
    配達する販売行為に対する評価情報を収集するためのコ
    ンピュータを用いた販売行為評価情報収集方法であっ
    て、 前記注文元会員から、その双方向通信機能を有するデー
    タ放送受信機に基づく処理により前記商品注文用コンテ
    ンツを介して送信された商品の識別情報、数量および前
    記配達員の識別情報を前記注文識別情報に対応付けて注
    文情報としてメモリに記憶するステップと、前記注文情
    報を前記データ放送受信機に送信するステップと、送信
    された注文情報に基づいて前記データ放送受信機により
    生成された、前記注文商品配達までの販売行為に対する
    評価情報を入力・送信可能な販売行為評価用コンテンツ
    に応じて当該データ放送受信機により入力・送信されて
    きた評価情報を受信するステップと、受信した評価情報
    をメモリに記憶するステップとを備えたことを特徴とす
    る販売行為評価情報収集方法。
  15. 【請求項15】 複数の商品およびそれぞれの価格を紹
    介する商品紹介情報を閲覧しながらその商品を前記会員
    が注文できる商品販売用コンテンツを含むデータ放送番
    組を受信して表示する会員側のデータ放送受信機を用い
    て、当該データ放送受信機から前記商品販売用コンテン
    ツを介して送信された商品購入注文情報に基づいて当該
    会員に対して前記注文商品を販売する商品販売方法であ
    って、 前記データ放送受信機において、前記会員が前記商品紹
    介用コンテンツを介して過去に購入した商品の内容を表
    す購買履歴情報を自受信機内に記憶するステップと、前
    記複数の商品の提供元から送られた前記複数の商品の内
    の少なくとも1つの商品に関連した特定の商品の購入を
    推奨する情報に基づいて、当該少なくとも1つの商品お
    よび関連商品購入推奨情報を含む買物用リスト生成用商
    品情報を生成するステップと、生成された買物リスト生
    成用商品情報をデータ放送用コンテンツとして配信する
    ステップと、前記データ放送受信機において、配信され
    た買物リスト生成用商品情報を受信するステップと、前
    記データ放送受信機において、前記購買履歴情報記憶ス
    テップにより自受信機内に記憶された購買履歴情報に含
    まれる過去購入商品のリストを生成するステップと、前
    記データ放送受信機において、前記受信された買物リス
    ト生成用商品情報の中から、前記リストに含まれる過去
    購入商品に関連する情報を抽出し、前記過去購入商品お
    よび抽出情報を対応付けた買物用リストを生成するステ
    ップとを備えたことを特徴とする商品販売方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113269579A (zh) * 2020-02-17 2021-08-17 东芝泰格有限公司 信息处理装置及店铺系统

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