JP2002024555A - 金融サービス提供方法およびシステム、ポートフォーリオサービス提供方法およびシステム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

金融サービス提供方法およびシステム、ポートフォーリオサービス提供方法およびシステム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002024555A
JP2002024555A JP2000200036A JP2000200036A JP2002024555A JP 2002024555 A JP2002024555 A JP 2002024555A JP 2000200036 A JP2000200036 A JP 2000200036A JP 2000200036 A JP2000200036 A JP 2000200036A JP 2002024555 A JP2002024555 A JP 2002024555A
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financial
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Application number
JP2000200036A
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English (en)
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Kenji Aota
賢治 青田
Takahiro Mitsui
隆浩 光井
Kazuhide Sato
一英 佐藤
Hiromi Saito
宏海 斎藤
Yukinobu Nishikawa
幸伸 西川
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ放送を利用して金融に関するサービスを
各利用者に提供することにより、各利用者が金融に関す
るサービスを容易かつリアルタイムで受け取ることを可
能にする。 【解決手段】データ放送を用いて利用者である顧客3に
対して金融に関するサービスを提供する金融サービス提
供方法。複数の金融に関するサービスを閲覧可能かつ複
数の金融に関するサービスの内の少なくとも1つのサー
ビスを要求可能なデータ放送用コンテンツを放送局2を
介して顧客3側のディジタル放送受信装置7に対して配
信するステップと、配信したデータ放送用コンテンツに
応じて顧客3から送られた少なくとも1つの金融サービ
ス要求に応じて、その少なくとも1つの金融サービスを
顧客3に対して提供するステップとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ放送を用い
て利用者に対して金融に関するサービスを提供する金融
サービス提供方法およびシステム、ポートフォリオサー
ビス提供方法およびシステム、ならびにプログラムを記
憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】超低金利が続く世の中において、銀行等
の金融機関に対して預金をしていくだけでは、なかなか
資産を増やすことはできないため、最近、資産を運用す
るという動きが盛んになっている。
【0003】すなわち、投資信託のファンド等の金融商
品を購入(投資)することにより、自らの資金を運用し
て資産を増やすことを目指している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、最近
では、資産を預金しておくのではなく、積極的に投資し
て運用するという機運が確実に高まりつつあるのが現状
である。
【0005】しかしながら、各家庭において、手軽に投
資信託等の金融に関するサービス、例えば、金融商品の
リーフレット、目論見書、受益証券説明書等の資料の提
供を受けるサービスや、投資信託の各種ファンド等の金
融商品を実際に購入するサービスを手軽に受けることは
できず、多数の国民にとっては、いまだに資産運用を簡
単に行なうことが難しかった。
【0006】また、同様に、多数の国民にとっては、金
融商品を購入する際に、自らの資産運用に関する考え方
等に基づく金融商品の組み合わせ方、すなわちポートフ
ォリオの提供サービスを手軽に受けることができず、資
産運用を行なう上で問題であった。
【0007】この点、現在では、インターネットを介し
て金融に関するサービスを提供する企業や、オンライン
取引を行なう企業も存在する。
【0008】しかしながら、インターネットの普及率は
2000年においても2〜3割であり、全ての家庭にお
いてインターネットを利用して金融に関するサービスを
受けられるわけではなく、また、高齢者等にとっては、
インターネットに関する情報機器を操作することが難し
いため、全てのサービス利用希望者が利用できるもので
はなかった。
【0009】したがって、国内の“金融に関するサービ
スおよび情報格差”を解消することができず、容易に金
融に関するサービスの提供を受けることができる方法お
よびシステムの開発が望まれていた。
【0010】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、衛星(通信・放送衛星)、地上波、ケーブル等の
媒体を介してディジタル放送(電波)と共に各家庭に配
信されるデータ放送を利用して金融に関するサービスを
各家庭(各利用者)に提供することにより、各利用者が
金融に関するサービスを容易かつリアルタイムで受け取
ることを可能にすることをその目的とする。
【0011】特に、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、各利用者は自宅に設置されたデータ放送用
テレビ等の受信表示装置のディスプレイを見ながら画面
上で操作することだけで、金融商品の買い付けおよび解
約等を行なうことができる金融サービス提供方法および
システム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体を提
供することにある。
【0012】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、各利用者は自宅に設置されたデータ放送用
テレビ等の受信表示装置のディスプレイを見ながら画面
上で操作することだけで、自らの資産運用の考え方に基
づくポートフォリオを各利用者毎に提供することができ
る金融サービス提供方法およびシステム、ならびにプロ
グラムを記憶した記憶媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1記載の発明によれば、データ放送を用い
て利用者に対して金融に関するサービスを提供する金融
サービス提供方法であって、複数の金融に関するサービ
スを閲覧可能かつ当該複数の金融に関するサービスの内
の少なくとも1つのサービスを要求可能なデータ放送用
コンテンツを放送局を介して前記利用者側のコンテンツ
受信表示装置に対して配信するステップと、配信したデ
ータ放送用コンテンツに応じて前記利用者から送られた
少なくとも1つの金融サービス要求に応じて、当該少な
くとも1つの金融サービスを前記利用者に対して提供す
るステップとを備えている。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
金融サービス提供方法において、前記データ放送用コン
テンツは、前記複数の金融サービスを一覧表示するメニ
ューデータを含んでおり、前記コンテンツ受信表示装置
はメモリおよびディスプレイを含むコンピュータシステ
ムを備えている一方、前記配信されたデータ放送用コン
テンツを前記コンテンツ受信表示装置のコンピュータシ
ステムにより前記メモリに蓄積記憶させるステップと、
前記データ放送用コンテンツにおけるメニューデータを
前記コンテンツ受信表示装置のコンピュータシステムに
より前記ディスプレイに表示させるステップと、表示さ
れたメニューデータ上において前記利用者から指定され
た所定の金融サービスを前記少なくとも1つの金融サー
ビス要求として前記コンテンツ受信表示装置のコンピュ
ータシステムにより送信させるステップとを備えてい
る。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
金融サービス提供方法において、前記データ放送コンテ
ンツは、前記メニューデータに関連付けられた、利用者
の金融商品自体およびその金融商品に関連する知識に関
する理解度をテストするためのテストコンテンツデータ
を含んでおり、前記メニューデータは前記理解度テスト
サービスの提供要求を指定するエリアを含んでいる一
方、前記コンピュータシステムにより送信させるステッ
プとして、前記理解度テストサービス提供要求指定エリ
アが指定され、当該コンピュータシステムにより、指定
された理解度テストサービス提供要求が送信された際
に、前記コンピュータシステムにより前記メモリに蓄積
されたデータ放送用コンテンツにおけるテストコンテン
ツデータを読み出させて前記ディスプレイに表示させる
ステップと、前記表示されたテストコンテンツデータ上
において前記利用者から入力された回答結果データを前
記コンピュータシステムに送信させるステップと、送信
された回答結果データを金融機関のコンピュータシステ
ムへ送信するステップと、前記金融機関のコンピュータ
システムから送信された前記回答結果データに対する採
点結果を前記回答結果データ送信元の利用者のコンテン
ツ受信表示装置に対して送付するステップとを備えてい
る。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項2または
3記載の金融サービス提供方法において、前記データ放
送コンテンツは、前記メニューデータに関連付けられた
複数の金融商品の少なくとも1つの資料を請求するため
の資料請求コンテンツデータを含んでおり、前記メニュ
ーデータは前記資料請求の提供要求を指定するエリアを
含んでいる一方、前記コンピュータシステムにより送信
させるステップとして、前記資料請求の提供要求指定エ
リアが指定され、当該コンピュータシステムにより、指
定された資料請求のサービス提供要求が送信された際
に、前記コンピュータシステムにより前記メモリに蓄積
されたデータ放送用コンテンツにおける資料請求コンテ
ンツデータを読み出させて前記ディスプレイに表示させ
るステップと、前記表示された資料請求コンテンツデー
タ上において前記利用者から入力された所定の金融商品
の資料請求データを前記コンピュータシステムに送信さ
せるステップと、送信された資料請求データを金融機関
のコンピュータシステムへ送信するステップと、前記金
融機関のコンピュータシステムから送信された前記資料
請求データに対応する資料を前記資料請求データ送信元
の利用者に対して送付するステップとを備えている。
【0017】請求項5記載の発明では、請求項2乃至4
記載の金融サービス提供方法において、前記データ放送
コンテンツは、前記メニューデータに関連付けられた複
数の金融商品の少なくとも1つの買い付けを要求するた
めの買い付け要求コンテンツデータを含んでおり、前記
メニューデータは前記買い付けの要求を指定するエリア
を含んでいる一方、前記コンピュータシステムにより送
信させるステップとして、前記買い付け要求指定エリア
が指定され、当該コンピュータシステムにより、指定さ
れた買い付けのサービス提供要求が送信された際に、前
記コンピュータシステムにより前記メモリに蓄積された
データ放送用コンテンツにおける買い付け要求コンテン
ツデータを読み出させて前記ディスプレイに表示させる
ステップと、前記表示された買い付け要求コンテンツデ
ータ上において前記利用者から入力された所定の金融商
品の買い付け要求データを前記コンピュータシステムに
送信させるステップと、送信された買い付け要求データ
を金融機関のコンピュータシステムへ送信するステップ
と、前記金融機関のコンピュータシステムから送信され
た前記買い付け要求データに対応する買い付け通知を前
記買い付け要求データ送信元の利用者に対して送付する
ステップとを備えている。
【0018】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
金融サービス提供方法において、前記データ放送コンテ
ンツは、前記メニューデータに関連付けられた複数の金
融商品の少なくとも1つの解約を要求するための解約要
求コンテンツデータを含んでおり、前記メニューデータ
は前記解約の要求を指定するエリアを含んでいる一方、
前記コンピュータシステムにより送信させるステップと
して、前記解約要求指定エリアが指定され、当該コンピ
ュータシステムにより、指定された解約のサービス提供
要求が送信された際に、前記コンピュータシステムによ
り前記メモリに蓄積されたデータ放送用コンテンツにお
ける解約要求コンテンツデータを読み出させて前記ディ
スプレイに表示させるステップと、前記表示された解約
要求コンテンツデータ上において前記利用者から入力さ
れた所定の金融商品の解約要求データを前記コンピュー
タシステムに送信させるステップと、送信された解約要
求データを金融機関のコンピュータシステムへ送信する
ステップと、前記金融機関のコンピュータシステムから
送信された前記解約要求データに対応する解約通知を前
記解約要求データ送信元の利用者に対して送付するステ
ップとを備えている。
【0019】請求項7記載の発明では、請求項5記載の
金融サービス提供方法において、前記データ放送コンテ
ンツは複数の金融機関毎に配信されるようになってお
り、各金融機関毎のデータ放送コンテンツの買い付け要
求コンテンツデータは、前記利用者に対して認証情報を
入力させるための認証情報入力画面データおよび対応す
る金融機関から提供された複数の金融商品を閲覧可能に
表示する画面データを含むとともに、前記利用者の認証
情報を記憶するステップと、前記複数の金融機関の内の
少なくとも1機関に対して口座を開設した際に、当該利
用者の口座を識別する情報を前記認証情報に対応付けて
記憶するステップとを備え、前記買い付け要求データは
前記利用者の認証情報を含んでおり、前記金融機関のコ
ンピュータシステムへ送信するステップは、前記送信さ
れた買い付け要求データにおける認証情報と前記記憶さ
れた口座識別情報を含む認証情報とを照合して当該買い
付け要求データにおける認証情報に対応する金融機関を
識別するステップと、識別した金融機関に対して買い付
け要求データを送信するステップとを備えている。
【0020】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
金融サービス提供方法において、前記金融機関側におい
て、前記買い付け要求データに対応する金融商品を買い
付けた際に、買い付け代金および手数料を前記利用者の
口座から引き落とすステップをさらに備えている。
【0021】請求項9記載の発明では、請求項5記載の
金融サービス提供方法において、前記データ放送用コン
テンツは、前記放送局から配信される金融に関連する放
送テレビ番組に連動して前記利用者に配信されるように
なっており、当該データ放送用コンテンツにおける複数
の金融商品は、前記放送テレビ番組内で紹介された複数
の金融商品を含んでいる。
【0022】請求項10記載の発明では、請求項7記載
の金融サービス提供方法において、前記複数の金融機関
毎にそれぞれ配信されるデータ放送用コンテンツは、前
記放送局から配信される対応する金融機関のコマーシャ
ルメッセージに連動して前記利用者に配信されるように
なっている。
【0023】請求項11記載の発明では、請求項3乃至
10記載の内の何れか1項記載の金融サービス提供方法
において、前記複数の金融商品は、投資信託における複
数のファンドである。
【0024】請求項12記載の発明では、データ放送を
用いて利用者に対してポートフォーリオサービスを提供
するポートフォリオサービス提供方法であって、資産運
用に対する複数のタイプを前記利用者が指定可能な画面
データおよび前記複数の資産運用タイプに対応する複数
のポートフォリオデータを含むデータ放送用コンテンツ
を放送局を介して前記利用者側のコンテンツ受信表示装
置に対して配信するステップと、配信したデータ放送用
コンテンツを前記コンテンツ受信表示装置におけるメモ
リに蓄積させるステップと、前記画面データを前記コン
テンツ受信表示装置におけるディスプレイに表示させる
ステップと、表示された画面データに応じて前記利用者
に指定された1つの資産運用タイプに基づいて、当該指
定された資産運用タイプに対応するポートフォリオを前
記メモリから読み出して前記ディスプレイに表示させる
ステップとを備えている。
【0025】請求項13記載の発明では、請求項12記
載のポートフォリオサービス提供方法において、前記利
用者からの要求に応じて、当該利用者のポートフォリオ
に基づく複数の組み合わせ金融商品の運用シミュレーシ
ョンを行なうステップと、運用シミュレーション結果を
定期的に前記利用者に対して送付するステップとを備え
ている。
【0026】請求項14記載の発明では、データ放送を
用いて利用者に対して金融に関するサービスを提供する
金融サービス提供システムであって、複数の金融に関す
るサービスを閲覧可能かつ当該複数の金融に関するサー
ビスの内の少なくとも1つのサービスを要求可能なデー
タ放送用コンテンツを放送局を介して前記利用者側のコ
ンテンツ受信表示装置に対して配信する配信手段と、配
信したデータ放送用コンテンツに応じて前記利用者から
送られた少なくとも1つの金融サービス要求に応じて、
当該少なくとも1つの金融サービスを前記利用者に対し
て提供する提供手段とを備えている。
【0027】請求項15記載の発明では、データ放送を
用いて利用者に対してポートフォーリオサービスを提供
するポートフォリオサービス提供システムであって、資
産運用に対する複数のタイプを前記利用者が指定可能な
画面データおよび前記複数の資産運用タイプに対応する
複数のポートフォリオデータを含むデータ放送用コンテ
ンツを放送局を介して前記利用者側のコンテンツ受信表
示装置に対して配信する配信手段と、配信したデータ放
送用コンテンツを前記コンテンツ受信表示装置における
メモリに蓄積させる蓄積手段と、前記画面データを前記
コンテンツ受信表示装置におけるディスプレイに表示さ
せる表示手段と、表示された画面データに応じて前記利
用者に指定された1つの資産運用タイプに基づいて、当
該指定された資産運用タイプに対応するポートフォリオ
を前記メモリから読み出して前記ディスプレイに表示さ
せる手段とを備えている。
【0028】請求項16記載の発明では、データ放送を
用いて利用者に対して金融に関するサービスを提供する
ためのコンピュータシステムが読取り可能なプログラム
を記憶した記憶媒体であって、前記プログラムは、複数
の金融に関するサービスを閲覧可能かつ当該複数の金融
に関するサービスの内の少なくとも1つのサービスを要
求可能なデータ放送用コンテンツが放送局を介して利用
者側のコンピュータシステムに対して配信された際に、
配信されたデータ放送用コンテンツを前記コンピュータ
システムにより自システムのメモリに蓄積記憶させる手
順と、前記データ放送用コンテンツを前記コンピュータ
システムにより自システムのディスプレイに表示させる
手順と、表示されたデータ放送用コンテンツに基づいて
前記利用者により入力された少なくとも1つの金融サー
ビス要求を所定のサービス提供機関に対して前記コンピ
ュータシステムにより送信させる手順とを備えている。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の金融サービス提供方法お
よびシステム、ポートフォリオサービス提供方法および
システム、ならびにプログラムを記憶した記憶媒体に係
る実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0030】図1は、本発明の実施の形態に係る金融サ
ービス提供方法およびシステム、ならびにポートフォリ
オ提供方法およびシステムの概念を説明するための図で
ある。
【0031】図1において、符号1は、応答サーバ会社
を示しており、この応答サーバ会社1は、放送局2か
ら、予め応答サーバ会社1と契約された複数の家庭・世
帯(複数の利用者、顧客)3に対して配信されるデータ
放送に基づいて、その複数の顧客3とインタラクティブ
な応答を行なうことにより、複数の顧客3に対して各種
サービスを提供する会社である。
【0032】特に、本実施形態の応答サーバ会社1は、
顧客3と金融機関4との間において、例えば電話回線、
専用線、インターネット等の通信ネットワーク(Net
work)5を介して情報を仲介することにより、顧客
3に対して金融に関する複数のサービス(例えば、投資
信託ファンド等の金融商品自体に関する知識や金融商品
に関連する知識に関する理解度テストや、金融商品であ
る例えば投資信託のファンドの買い付けサービス等)を
顧客3に対して提供するようになっている。
【0033】すなわち、応答サーバ会社1は、顧客3の
自宅、すなわち、顧客自身が属する世帯(家庭)に設置
された後述するディジタル放送受信装置の機体番号(各
装置毎に異なり、この機体番号により受信装置が設置さ
れた世帯が特定できる)、顧客自身のID・暗証番号
(パスワード)等の認証情報に基づいて、例えば買い付
けサービス提供時において各世帯・各顧客3の認証を行
なう機能F1と、顧客3からの要求情報(例えば、投資
信託ファンド買い付け注文データ、後述する理解度テス
トの結果データ等)および金融機関4からの上記要求情
報に対応する情報(金融商品別チャート、目的・資産別
投信(投資信託;以下、略して投信とも記載する)アド
バイス情報(書面データ)等の金融商品情報依頼データ
等の仲介(送受信)およびマッチング機能F2と、金融
商品であるファンドの推奨やファイナンシャルプラン
(FP)のコンサル機能F3とを有している。
【0034】また、応答サーバ会社1は、複数の金融に
関するサービスを閲覧可能かつ複数の金融に関するサー
ビスの内の少なくとも1つのサービスを要求可能なデー
タ放送用コンテンツ(以下、金融サービス用データ放送
用コンテンツと記載する)を制作(作成)する機能F4
と、各顧客3それぞれに個別に割当てられた情報送受信
用のWebページを管理するためのWebサーバ機能F
5と、各顧客3、各銀行4および後述する各投資信託会
社等に対する電子メールの送受信および管理を行なうた
めのメールサーバ機能F6とを備えている。
【0035】放送局2は、所定の番組コンテンツを制作
する機能F10を備えており、制作した番組コンテンツ
{コマーシャルメッセージ(CM)コンテンツ}を含む
映像・音声情報)および応答サーバ会社1から送信され
てきたデータ放送用コンテンツに基づいて、衛星(通信
・放送衛星)、地上波、ケーブル等の媒体を介して複数
の顧客(家庭)3に対してディジタル放送{本放送(番
組放送+CM放送)+データ放送}を配信するようにな
っている。
【0036】一方、各顧客3が属する各世帯の各居所に
は、ディジタル放送(本放送+データ放送)を受信して
受信機のディスプレイ画面に表示させることにより、上
記ディジタル放送を各顧客3(各世帯の家族に属する)
に視聴させる機能を有するディジタル放送受信表示装置
7が設置されている。
【0037】このディジタル放送受信表示装置7は、上
記ディジタル放送受信機能に加えて、理解度テスト画面
をディスプレイに表示する機能F12と、表示された理
解度テスト画面を介して理解度テストを実行する機能F
13と、金融商品(投信ファンド)に関する商品リーフ
レット、目論見書および受益証券説明書等の各種資料請
求画面をディスプレイに表示する機能F14と、表示さ
れた資料請求画面に基づいて所定の資料の請求を行なう
機能F15と、金融商品としての投信のファンドの買い
付け・解約画面をディスプレイに表示する機能F16
と、表示された投信買い付け・解約画面に基づいて投信
ファンドの買い付け・解約を実行する機能F17と、金
融サービス用データ放送用コンテンツにおける市況情報
をディスプレイ画面に表示する機能F18とを備えてい
る。
【0038】さらに、ディジタル受信表示装置7は、金
融機関4から応答サーバ会社1を介して、あるいは直接
送付されてきた商品別チャート情報や投信アドバイス情
報等の金融商品情報を含む各種資料を受け取る機能F1
8を備えている。
【0039】一方、金融機関4は、複数の銀行4a1・
・・4an(図1では銀行4a1のみ示す)と、これら
各銀行4a1・・・4anと業務提携契約を提携してい
る複数の投資信託会社4b1・・・4bn(銀行4a1
→投資信託会社4b1と提携、・・・・、銀行4an→
投資信託会社4bnと提携とする)とを備えている。
【0040】各銀行4a1・・・4anは、複数の顧客
3の内の少なくとも一人の口座を開設する機能F20
と、自銀行が扱う複数の金融商品(投資ファンド)の情
報を含む投信解説番組(番組コンテンツ)や自社のCM
(CMコンテンツ)を放送局2に配信する機能F21
と、応答サーバ会社1の仲介に基づいて送られた投信ア
ドバイス請求データに応じて、送付元の顧客3の投資目
的・資産状況別の投信アドバイス書を作成し、作成した
投信アドバイス書をFAX、TEL、郵送および電子メ
ール等の方法で顧客3に対して提供する機能F22と、
顧客3からの依頼に応じて商品別のチャートを作成し、
作成した商品別チャートを上記FAX等の方法で顧客3
に対して提供する機能F23とを備えている。
【0041】また、各銀行4a1・・・4anは、応答
サーバ会社1の仲介に基づいて送られた資料請求データ
に応じて対応する商品の資料を送付する機能F24と、
顧客3から応答サーバ会社1を経て送られてきた投資信
託買付・解約データを受付ける機能F25とを備えてい
る。
【0042】各投資信託会社4b1・・・4bnは、契
約先の対応する各銀行4a1・・・4anと提携しなが
ら、投信解説番組(番組コンテンツ)や自社のCM(C
Mコンテンツ)を放送局2に対して出稿する処理や、受
益証券発行処理、投資信託財産(ファンド)運用処理、
理解度テスト採点処理等を行なう機能を有している。
【0043】図2は、前掲図1で概略的に説明した金融
サービス提供システムのシステム構成図である。
【0044】図2によれば、金融サービス提供システム
10は、応答サーバ会社1に設置されたサーバ11を有
しており、このサーバ11は、CPU12、このCPU
12が読取り可能なプログラムを記憶したROM、RA
M等の記憶媒体としての内部メモリ13と、GUI(グ
ラフィカルユーザインタフェース)機能を有する入力部
14と、大容量記憶媒体としての外部メモリ(例えば、
ハードディスクドライブ等)外部メモリ15と、文字・
静止画情報送信用のファクシミリ(FAX)16と、C
PU12および通信ネットワーク5間の所定の通信プロ
トコル(例えば、TCP/IP等)に基づく通信インタ
フェース処理用の通信インタフェース17とを備えてお
り、各構成要素12〜17はバス18により相互通信可
能に接続されている。
【0045】また、金融サービス提供システム10は、
放送局2に設置され、通信ネットワーク5を介してサー
バ11と通信可能な放送番組制作・配信用の放送設備2
0を備えている。
【0046】さらに、各顧客3の各居所に設置されたデ
ィジタル放送受信表示装置(TVシステム)7はコンピ
ュータシステムとして構築されている。
【0047】すなわち、ディジタル放送受信表示装置7
は、放送設備20のパラボナアンテナ21および通信/
放送衛星22を介して配信されたディジタル放送および
データ放送をパラボナアンテナ23を介して受信するた
めのコントローラ(コンピュータ)内蔵型テレビ受信機
24と、電話回線やBluetooth等の有線/無線
通信網を経由して通信ネットワーク5と所定の通信プロ
トコル(例えばTCP/IP等)に従って通信可能な有
線/無線通信インタフェース25と、この有線/無線通
信インタフェース25に通信可能に接続されたFAX2
6とを備えており、通信インタフェース25は、テレビ
受信機24における後述するコントローラおよびFAX
25と通信ネットワーク5に接続された機器との間の通
信ネットワーク5を介した情報通信処理を行なうように
なっている。
【0048】また、金融サービス提供システム10は、
各銀行4a1〜4an(図2では銀行4a1のみ示して
いる)に設置されたWebブラウザ機能および送受信メ
ールサーバ機能を有するサーバ30と、通信ネットワー
ク5と所定の通信プロトコル(例えばTCP/IP等)
に従って通信可能な通信インタフェース31とを有して
おり、通信インタフェース31は、サーバ11等の通信
ネットワーク5に接続された他の機器とサーバ30との
間の通信ネットワーク5を介した情報通信処理を行なう
ようになっている。
【0049】このサーバ30は、コンピュータシステム
(CPU、番組・CM作成用素材DBを含むメモリ等)
を備えており、対応する自銀行4a1〜4anの金融サ
ービス関連番組としての例えば投信解説番組コンテン
ツ、資産(ファンド)の配分・組み合わせ方(ポートフ
ォリオ)を複数型(複数タイプ、例えば、複数のファン
ドマネージャーが推奨する複数タイプ)紹介するような
ポートフォリオ番組コンテンツおよび対応する自銀行4
a1〜4anの広告宣伝用のCMコンテンツを編集・作
成し、編集・作成した番組コンテンツおよびCMコンテ
ンツを通信インタフェース31および通信ネットワーク
5を介して放送設備20に出稿(送信)する機能等を有
している。
【0050】また、各投資信託会社4b1〜4bn(図
2では投資信託会社4b1のみ示している)に設置され
たWebブラウザ機能および送受信メールサーバ機能を
有するサーバ35と、通信ネットワーク5と所定の通信
プロトコル(例えばTCP/IP等)に従って通信可能
な通信インタフェース36とを有しており、通信インタ
フェース36は、サーバ11およびサーバ30等の通信
ネットワーク5に接続された他の機器とサーバ35との
間の通信ネットワーク5を介した情報通信処理を行なう
ようになっている。
【0051】このサーバ35はコンピュータシステム
(CPU、番組・CM等のコンテンツ作成用素材DBを
含むメモリ等)を備えており、対応する自社4b1〜4
bnの金融サービス関連番組としての例えば投信解説番
組コンテンツ、投信に関するポートフォリオ番組コンテ
ンツおよび自社4b1〜4bnの広告宣伝用のCMコン
テンツをそれぞれ編集・作成し、編集・作成した番組コ
ンテンツおよびCMコンテンツを通信インタフェース3
6および通信ネットワーク5を介して放送設備20に出
稿する機能等を有している。
【0052】また、サーバ35は、例えば顧客3の投資
信託に関する考え方(リスクに対する考え方等)のチェ
ック項目を含むデータ放送用理解度テストコンテンツを
編集・作成し、編集・作成したデータ放送用理解度テス
トコンテンツを通信インタフェース36および通信ネッ
トワーク5を介してサーバ11に送信する機能を有して
いる。
【0053】一方、外部メモリ5は、応答サーバ会社1
と各顧客3との間の契約時に入手された各顧客3の名
前、住所、連絡先情報(電話番号、FAX番号、メール
アドレス等)および認証情報(例えば、顧客ID、パス
ワード)を互いに対応付けて蓄積記憶する顧客DB40
と、各銀行4a1〜4anの名称、住所、連絡先情報
(電話番号、FAX番号、メールアドレス等)および各
銀行4a1〜4anから送信された当該各銀行4a1〜
4anが扱う複数の金融商品(複数の投信ファンド)に
関する情報をそれぞれ銀行別に登録する登録銀行DB4
1と、各顧客3の口座開設時において対応する銀行(銀
行4a1〜4anの内の少なくとも1行)から送信され
た各顧客3の口座開設銀行を各顧客3毎に記憶する顧客
別銀行DB42と、各顧客3別のWebページを記憶す
る顧客別WebページDB43とを備えている。
【0054】さらに、外部メモリ43は、金融サービス
用データ放送用コンテンツ素材を記憶するデータ放送用
素材DB44を備えており、サーバ11は、登録銀行D
B41に基づいて銀行4a1〜4an(投資信託会社4
b1〜4bn)別の金融サービス用データ放送用コンテ
ンツを作成し、作成した金融サービス用データ放送用コ
ンテンツを放送局20へ配信するようになっている。
【0055】一方、放送設備20は、図2に示すよう
に、通信ネットワーク5に対する所定の通信プロトコル
(TCP/IP等)に基づく通信インタフェース機能を
有する通信インタフェース45と、番組制作用の素材と
なる映像および音声情報を取得するカメラ46と、各種
の映像素材情報・音声素材情報等を本放送用コンテンツ
作成素材情報として蓄積記憶する素材DB47と、各銀
行4a1〜4anのサーバ30および各投資信託会社4
b1〜4bnのサーバ35からそれぞれ出稿された投信
開設番組コンテンツ、ポートフォリオコンテンツおよび
CMコンテンツとサーバ11から通信ネットワーク5お
よび通信インタフェース45を介して送られた金融サー
ビス用データ放送用コンテンツとを受信して素材DB4
7に格納する機能、素材DB47に格納された各種の映
像素材情報・音声素材情報等およびカメラ46により取
得された映像素材情報・音声素材情報に基づいて番組コ
ンテンツおよびCMコンテンツを制作して素材DB47
に記憶する機能、素材DB47に記憶された番組コンテ
ンツ(映像・音声情報;投信開設コンテンツを含む)、
CMコンテンツ(映像・音声情報;銀行および投資関連
会社のCMコンテンツを含む)およびデータ放送コンテ
ンツに基づいて、ディジタル放送コンテンツ{本放送コ
ンテンツ(番組コンテンツ+CMコンテンツ)およびデ
ータ放送コンテンツ}を制作編集する制作編集サーバ4
8とを備えている。
【0056】また、制作編集サーバ48は、制作編集し
た本放送コンテンツおよびデータ放送コンテンツを、予
め定められたプログラムに基づく所定の順番に従って、
例えばMPEG2等の圧縮符号化フォーマットに基づい
てそれぞれ圧縮符号化し、圧縮符号化した本放送コンテ
ンツおよびデータ放送用コンテンツを送信部49を介し
て多重化し、多重化放送データとしておよびパラボナア
ンテナ21を介して送信するようになっている。
【0057】そして、本実施形態では、本放送コンテン
ツにおける銀行4a1あるいは投資関連会社4b1が出
稿した投信解説番組コンテンツPC1およびCMコンテ
ンツCMC1と、上記銀行4a1あるいは投資関連会社
4b1に対応する金融サービス用データ放送用コンテン
ツDC1とは互いにリンクにより対応付けられた状態で
圧縮符号化・多重化過程を経て、多重化放送データとし
てパラボナアンテナ21を介して送信されるようになっ
ており、以下、同様に、銀行4a2(投資関連会社4b
2)〜銀行4an(投資関連会社4bn)が出稿した投
信解説番組コンテンツPC2〜PCnおよびCMコンテ
ンツCMC2〜CMCnは、それぞれ銀行4a2(投資
関連会社4b2)〜銀行4an(投資関連会社4bn)
に対応する金融サービス用データ放送用コンテンツDC
2〜DCnに対応付けられて多重化放送データとして送
信されるようになっている。
【0058】一方、ディジタル放送受信システム7のテ
レビ受信機24は、図2に示すように、放送設備20か
ら通信/放送衛星22のトランスポンダ50を介して中
継されてきた多重化放送データをパラボナアンテナ23
を介して受信する受信部61と、受信された多重化放送
データを本放送コンテンツおよびデータ放送コンテンツ
に分離し、分離した本放送コンテンツ(映像データ+音
声データ)およびデータ放送コンテンツをそれぞれ伸長
復号化する分離・伸長復号化処理部62と、伸長復号化
された本放送コンテンツの映像データを処理して後述す
るディスプレイに表示可能な映像情報に変換する処理回
路63と、伸長復号化された本放送コンテンツの音声デ
ータを処理して後述するディスプレイのスピーカを介し
て出力可能な音声情報に変換する処理回路64と、ディ
スプレイ65と、このディスプレイ65の表示画面に対
応するバッファメモリを有し、処理回路63および64
からそれぞれ出力された映像情報および音声情報を合成
してディスプレイ65およびスピーカ(図示せず)を介
して表示出力する合成部66とを備えている。
【0059】また、テレビ受信機24は、本放送コンテ
ンツおよびデータ放送コンテンツを蓄積記憶する大容量
記憶媒体(例えば、半導体メモリや磁気メモリ等)とし
ての例えばハードディスクドライブ(HDD)70と、
受信機24全体を制御するためのコントローラ71と、
このコントローラ71が読取り可能なプログラムを記憶
した記憶媒体(半導体メモリや磁気メモリ等)としての
ROM72と、ディスプレイ65(受信機24)のチャ
ンネル(本放送チャンネル、独立データ放送チャンネル
を含む)選択機能を有するとともに、コントローラ71
との連動動作により、ディスプレイ65の画面上の表示
構成要素をカーソル移動により指定可能であり、かつ画
面上の表示構成要素内に情報を入力することが可能なG
UI機能を有する入力器73とを備えている。
【0060】コントローラ71は、HDD70に記憶さ
れたデータ放送用コンテンツに対応付けられた本放送コ
ンテンツにおける番組コンテンツあるいはCMコンテン
ツが表示された際に、リンク情報を参照してHDD70
に記憶された上記リンクに対応するデータ放送用コンテ
ンツの一部のコンテンツデータ(投資信託サービスメニ
ューデータ)を読み出し、処理回路75を介してディス
プレイ65に表示可能な画像情報に変換し、合成部66
を介してディスプレイ65に表示された本放送用コンテ
ンツと共に表示するようになっている。
【0061】図3は、HDD70に記憶された金融サー
ビス用データ放送用コンテンツDC1〜DCn(代表し
てコンテンツDC1のみ示す)のデータ構造を概念的に
示す図である。
【0062】図3によれば、データ放送用コンテンツD
C1は、例えばMHEG(Multimedia an
d Hypermedia Information
Coding Experts Group)方式で定
められたフォーマットを有するコンテンツデータであ
る。
【0063】すなわち、データ放送用コンテンツDC1
は、このデータ放送用コンテンツDC1を本放送コンテ
ンツにおける銀行4a1あるいは投資関連会社4b1が
作成した番組コンテンツに対応付けるためのリンク情報
Lと、投資信託サービスメニューデータ(トップデー
タ)IMと、この投資信託サービスメニューデータIM
にリンク付けされた複数の互いに階層的にリンク付けさ
れた理解度テストコンテンツ(理解度テスト画面デー
タ)IT1〜ITnと、投資信託サービスメニューデー
タIMにリンク付けされた複数の互いに階層的にリンク
付けされた資料請求コンテンツ(資料請求画面データ)
IR1〜IRnと投資信託サービスメニューデータIM
にリンク付けされた投信買付・解約選択コンテンツ(投
信買付・解約選択画面データ)ISとを有している。
【0064】また、データ放送用コンテンツDC1は、
投信買付・解約選択画面データISにリンク付けされた
複数の互いに階層的にリンク付けされた投信買付画面デ
ータIV1〜IVnと、投信買付・解約選択画面データ
ISにリンク付けされた投信解約画面データICと、投
資信託サービスメニューデータIMにリンク付けされた
市況情報データIKと、ディスプレイ65画面上での本
放送用コンテンツおよび金融サービス用データ放送用コ
ンテンツの配置領域、およびディスプレイ画面上での入
力器73の操作に応じた画面処理等をそれぞれ制御する
ためのGUI処理をコントローラ71に実行させるため
のプログラム(エージェント)PGとを備えている。
【0065】なお、その他の金融サービス用データ放送
用コンテンツDC2〜DCnのデータ構造についても、
リンクLが対応する銀行4a2〜4anあるいは投資関
連会社4b2〜4bnがそれぞれ作成した投信解説番組
コンテンツあるいはCMコンテンツに対応付けられてい
る点以外については、コンテンツDC1と同様である。
【0066】次に、本実施形態の金融サービス提供シス
テム10の全体動作について説明する。
【0067】最初に、顧客3は、応答サーバ会社1に登
録された複数の銀行4a1〜4anの中から、任意の少
なくとも1つの銀行(例えば、銀行4a1とする)に対
して、例えば直接出向いたり、郵送等を利用して口座開
設を申し込む(図4;ステップS1)。
【0068】銀行4a1のサーバ30は、口座開設に関
する処理を実行して顧客3に対して口座を開設し(ステ
ップS2)、その顧客3の認証情報(暗証番号を含む)
および口座番号を互いに対応付けて口座マスタ(ファイ
ル)MFに格納し(ステップS3)、口座を開設した顧
客3の口座番号を顧客3の認証情報と共に応答サーバ会
社1のサーバ11に通信ネットワーク5を介して送信す
る。
【0069】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れてきた顧客3の口座番号を、対応する顧客3の認証情
報に対応付けて顧客別銀行DB42に格納する(ステッ
プS4)。
【0070】一方、各銀行4a1〜4anおよびそれら
と提携された各投資信託会社4b1〜4bnは、その各
サーバ31および35の処理により、金融に関連する本
放送番組コンテンツあるいはCMコンテンツ(ここで
は、投信解説番組コンテンツとする)を作成し、作成し
た投信解説番組コンテンツPC1〜PCnを放送局4の
放送設備20における制作編集サーバ48に出稿(送
信)する(ステップS5、S6)。
【0071】上記投信解説番組コンテンツ出稿ととも
に、各銀行4a1〜4anは、自行が取り扱う金融商品
情報、すなわち投信ファンド情報を金融商品DB100
から読出し、読み出した投信ファンド情報を応答サーバ
会社1のサーバ11に通信ネットワーク5を介して送信
する(ステップS7)。
【0072】また、上記投信解説番組コンテンツ出稿と
ともに、複数の投資信託会社4b1〜4bnの内の少な
くとも一社(例えば、投資信託会社4b1)は、投資信
託およびその投資信託の各種ファンド等に関連する知識
に関する理解度をテストするための理解度テストコンテ
ンツを制作し(ステップS8)、制作した理解度テスト
コンテンツを応答サーバ会社1のサーバ11に対して通
信ネットワーク5を介して送信する(ステップS9)。
【0073】一方、応答サーバ会社1のサーバ11に
は、図示しない情報システムにより、東京外国為替市場
や東京証券取引所等の各市場からリアルタイムで市況情
報が送信されてきており、サーバ11は、複数の銀行4
a1〜4anから送信された取扱投信ファンド情報を各
銀行毎に登録銀行DB41に記憶し、次いで、上記各銀
行4a1〜4anのリアルタイムな取扱投信ファンド情
報、投資信託会社4b1から送信された理解度テストコ
ンテンツおよびリアルタイム市況情報に基づいて、金融
サービス用データ放送用コンテンツDC1〜DCnを作
成し(ステップS10)、作成した金融サービス用デー
タ放送用コンテンツDC1〜DCnを放送局2の放送設
備20における制作編集サーバ48に通信ネットワーク
5を介して送信する(ステップS11)。
【0074】制作編集サーバ48は、各銀行4a1〜4
an・投資信託会社4b1〜4bnから送信された投信
解説番組コンテンツPC1〜PCnと銀行4a1〜4a
n・投資信託会社4b1〜4bnに対応する金融サービ
ス用データ放送用コンテンツDC1〜DCnとをそれぞ
れリンクにより対応付け、対応付けた投信解説番組コン
テンツPC1〜PCnを含む本放送コンテンツ(番組コ
ンテンツ+CMコンテンツ)および金融サービス用デー
タ放送用コンテンツDC1〜DCnを含むデータ放送用
コンテンツを圧縮符号化および多重化し、所定の配信プ
ログラムに従って多重化放送データとしてパラボナアン
テナ21を介して複数の顧客3のディジタル放送受信表
示装置7へそれぞれ配信する(ステップS12)。
【0075】配信された多重化放送データは、ディジタ
ル放送受信表示装置7を介して受信されて、分離・伸長
複合化処理等を介して本放送コンテンツおよびデータ放
送コンテンツに分離された後、コントローラ71の処理
により、本放送コンテンツ(映像および音声)は、伸長
復号化処理により伸長復号化された後、対応する処理回
路63および64を介してディスプレイ65に表示さ
れ、また、金融サービス用データ放送用コンテンツDC
1〜DCnを含むデータ放送用コンテンツは、その内の
一部のコンテンツが、伸長復号化処理により伸長復号化
された後、処理回路75を介してディスプレイ65に表
示され、他のデータ放送用コンテンツは、例えば圧縮状
態でHDD70に蓄積記憶される。
【0076】このようにして、ディジタル放送(本放送
コンテンツおよびデータ放送用コンテンツ)の配信およ
び各家庭のディジタル放送受信表示装置7による受信が
順次行なわれる。
【0077】このとき、本放送コンテンツとして、投信
解説番組コンテンツPC1が配信されて各家庭のディジ
タル放送受信表示装置7上に表示されると、コントロー
ラ71は、投信解説番組コンテンツPC1に対してリン
クにより対応付けられた金融サービス用データ放送用コ
ンテンツDC1における投資信託サービスメニューデー
タIMを読み出し、分離・伸長復号化処理部62および
処理部75を介してディスプレイ65の画面に表示する
(ステップS13)。
【0078】すなわち、図5に示すように、ディスプレ
イ65の画面には、投信解説番組コンテンツPC1に基
づく画像情報Vと、複数の投資信託サービスメニューを
選択指定するための投資信託サービスメニュー画面IM
とがそれぞれ表示されており、このサービスメニュー画
面IMには、理解度テストを選択指定するエリアAR1
と、資料請求の提供要求を選択指定するエリアAR2
と、投信買付・解約の要求を選択指定するエリアAR3
と、市況情報の提供を要求するエリアAR4とがそれぞ
れ表示されている。
【0079】今、顧客3が投資信託に関する理解度テス
トを行ないたいと考えた場合、顧客3は、入力器73を
操作して理解度テストエリアAR1をクリックする。こ
のとき、データ放送用コンテンツDC1におけるプログ
ラムPGに従ったコントローラ71の動作により、HD
D70に記憶されたコンテンツDC1における理解度テ
スト画面データIT1が読み出されて、ディスプレイ6
5上に表示される(ステップS14;図6参照)。
【0080】図6に示すように、理解度テスト画面デー
タIT1には、テストを行なう顧客3の属性情報を入力
するプルダウンメニュー方式のエリアAR10が表示さ
れており、顧客3は、プルダウンメニューPMを利用し
ながら、自らの属性情報を設定入力する。コントローラ
71は、入力された顧客3の属性情報を受信し、HDD
70に記憶されたコンテンツDC1における理解度テス
ト画面データIT2をが読み出して、ディスプレイ65
画面上に表示する(図7参照)。
【0081】理解度テスト画面データIT2には、複数
の回答選択方式(例えば2者択一方式)の質問を表すテ
キスト情報と、それぞての質問テキスト情報に対する回
答を選択指定するエリアAR12と、現在の理解度テス
ト画面から次の理解度テスト画面(理解度テスト画面デ
ータIT3)への移行要求をコントローラ71に対して
送信するための次ボタンB1と、現在の理解度テスト画
面から前の画面への移行要求をコントローラ71へ送信
するための前ボタンB2とがそれぞれ表示されている。
【0082】顧客3は、次ボタンB1をクリックして全
ての理解度テスト画面データIT1〜ITnを表示しな
がら、入力器73を操作して、その全ての理解度テスト
画面データIT1〜ITn上の全ての質問テキスト情報
に対する回答を対応するエリアAR12に対して行うこ
とにより理解度テストをディスプレイ画面上で実行し
(ステップS15)、全てのエリアAR12に対するチ
ェックを終了、すなわち、理解度テストを終了すると、
図示しない最後の理解度テスト画面データITnに表示
された送信ボタンをクリックする。この結果、コンテン
ツDC1のプログラムPGに従ったコントローラ71の
動作により、理解度テストの回答データがその属性情報
および受信表示装置7の機体番号データと共に投資信託
会社4b1のサーバ35に送信される(ステップS1
6)。
【0083】投資信託会社4b1のサーバ35は、送信
された理解度テストの回答データを採点し(ステップS
17)、採点結果データを属性情報・機体番号データと
共に応答サーバ会社1のサーバ11に通信ネットワーク
5を介して送信する(ステップS18)。
【0084】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れた属性情報・機体番号データ付きの採点結果データに
基づいて、顧客DB40を参照して顧客3を特定し、特
定した顧客3の顧客情報を含む採点結果データを外部メ
モリ15に新たに作成した顧客別採点結果DB101に
格納するとともに、顧客情報付き採点結果データを各投
資信託会社4b1〜4bnのサーバ36に通信ネットワ
ーク5を介して送信する(ステップS19)。
【0085】各投資信託会社4b1〜4bnのサーバ3
5は、送信されてきた顧客情報付き採点結果データを自
社の顧客別採点結果DB102に蓄積記憶し(ステップ
S20)、採点結果データを対応する顧客3のディジタ
ル放送受信表示装置7に通信ネットワーク5を介して送
信する(ステップS21)。
【0086】ディジタル放送受信表示装置7のコントロ
ーラ71は、送信されてきた採点結果データMDをディ
スプレイ65に表示する(ステップS22および図8参
照)。
【0087】顧客3は、採点結果データMDをディスプ
レイ65の画面上で確認し、新たな投資信託サービスを
受けたい場合には、OKボタンB5をクリックする。こ
の結果、コントローラ71の処理により、ディスプレイ
65の画面には、現在の番組コンテンツPC1に基づく
画像情報および図5に示した投資信託サービスメニュー
データIMが再度表示される。なお、図8中、CANC
ELボタンB6は、ディスプレイ画面を現在の番組コン
テンツPC1に基づく画像情報に戻すためのボタンであ
る。
【0088】一方、理解度テストの採点結果データに基
づいて、顧客3が自分に合ったポートフォリオを応答サ
ーバ会社1に作成してほしいと思った場合には、顧客3
は、電話、FAX26等のオフラインメディア経由、あ
るいは電子メール、自分のWebページ等を介したオン
ラインメディア経由で応答サーバ会社1(そのFAX1
6、サーバ11等)にポートフォリオ作成依頼を送る
(ステップS23)。
【0089】応答サーバ会社1のサーバ11は、オフラ
インメディアあるいはオンラインメディア経由で送られ
たポートフォリオ作成依頼に応じて、対応する顧客3の
テスト採点結果データを採点結果DB101から取りだ
し、取りだした採点結果データに基づいて顧客3に適し
ていると思われる推奨ポートフォリオを作成し(ステッ
プS24)、作成した推奨ポートフォリオをポートフォ
リオ作成依頼送信元の顧客3(の居所)に対して例えば
FAX26、郵送等のオフラインメディアや、メール、
Webページ等の通信ネットワーク5を含むオンライン
メディアを介して送る(ステップS25)。
【0090】この結果、作成依頼送信元の顧客3は、自
らの考え方に適していると推奨されたポートフォリオを
自宅等の居所にて受け取ることができる。
【0091】一方、上述した理解度テスト実行後等、投
資信託サービスメニュー画面IMがディスプレイ65に
表示された状態において(前掲図5参照)、顧客3が投
資信託の各種ファンドについて、資料が欲しいと思った
場合には、顧客3は、入力器73を操作して資料請求エ
リアAR2をクリックする。このとき、データ放送用コ
ンテンツDC1におけるプログラムPGに従ったコント
ローラ71の動作により、HDD70に記憶されたコン
テンツDC1における資料請求画面データIR1が読み
出されて、ディスプレイ65上に表示される(図9、ス
テップS30;図10参照)。
【0092】図10に示すように、資料請求画面データ
IR1には、銀行4a1で扱う複数のファンドを紹介す
るファンド紹介エリアAR20、ファンド紹介エリアA
R20の各ファンドに対する資料として、目論見書ある
いは受益証券説明書を請求するか否かをチェックするた
めの請求チェックエリアAR21と、ファンド紹介エリ
アAR20の各ファンドに対する資料として、ファンド
のリーフレットを請求するか否かをチェックするための
請求チェックエリアAR22と、現在の資料請求画面デ
ータIR1から、新たなファンドが紹介された次の資料
請求画面データIR2への移行要求をコントローラ71
へ送信するための次ボタンB1と、現在の資料請求画面
データから前の資料請求画面データへの移行要求をコン
トローラ71へ送信するための前ボタンB2と、全ての
画面データIR1〜IRn上での入力処理終了後に、請
求チェックエリアAR21および請求チェックエリアA
R22のチェック内容に応じた資料依頼・請求データを
応答サーバ会社1のサーバ11へ送信するためのOKボ
タンB5と、請求チェックエリアAR21および請求チ
ェックエリアAR22のチェック内容を画面データ毎に
キャンセルするためのCANCELボタンB6とがそれ
ぞれ表示されている。
【0093】顧客3は、次ボタンB1をクリックして全
ての資料請求画面データIR1〜IRnを表示しなが
ら、入力器73を操作して、各資料請求画面データIR
1〜IRnを表示し、請求したいファンドの資料に対応
する請求チェックエリアAR21あるいは請求チェック
エリアAR22をチェックすることにより、ファンドに
関する必要な資料請求をディスプレイ画面上で実行し
(ステップS31)、必要なチェックを終了した後で、
OKボタンB5をクリックする。この結果、コンテンツ
DC1のプログラムPGに従ったコントローラ71の動
作により、資料請求対象ファンドおよびその請求資料内
容を含む資料依頼・請求データDDが通信ネットワーク
5を介して応答サーバ会社1のサーバ11に送信される
(ステップS32)。
【0094】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れてきた資料依頼・請求データDDに含まれる機体番号
データにより顧客DB40を参照して顧客3を特定し、
さらに顧客3の口座開設銀行を顧客別銀行DB42を参
照して特定し、特定した顧客3の顧客情報とともに依頼
・請求データDDを特定した銀行4a1に対して通信ネ
ットワーク5を介して送信する(ステップS33)。
【0095】銀行4a1のサーバ30は、送信されてき
た顧客情報を含む依頼・請求データDDに応じて、必要
な資料MFを例えばFAX26、郵送等のオフラインメ
ディア経由で依頼・請求データ送信元の顧客3の自宅等
の居所に対して送付する(ステップS34)。
【0096】この結果、資料請求送信元の顧客3は、自
らが要求したファンドの資料を自宅等の居所にて受け取
ることができる。
【0097】このようにして、受け取った資料を検討し
た結果、ファンドの買付を行いたいと欲した顧客3は、
投資信託サービスメニュー画面IMがディスプレイ65
に表示された状態において(前掲図5参照)、入力器7
3を操作して投信買付・解約エリアAR3をクリックす
る。このとき、データ放送用コンテンツDC1における
プログラムPGに従ったコントローラ71の動作によ
り、HDD70に記憶されたコンテンツDC1における
投信買付・解約選択画面データISが読み出されて、デ
ィスプレイ65上に表示される(図11参照)。
【0098】図11に示すように、投信買付・解約選択
画面データIS上には、“買付”を選択指定するボタン
B30と、“解約”を選択指定するボタンB31と、何
れか一方のボタン選択指定データを送信するためのボタ
ンB32と、何れか一方のボタンの選択指定をキャンセ
ルするためのボタンB33とがそれぞれ表示されてい
る。
【0099】今、顧客3はファンドの買付を行いたいた
め、入力器73を操作してボタンB30“買付”をクリ
ックし、送信ボタンB32をクリックする。コントロー
ラ71は、ボタンB30およびB32のクリックに応じ
て、HDD70に記憶された投信買付画面データ(認証
画面データ)IV1を読み出してディスプレイ65に表
示する(図12参照)。
【0100】顧客3は、投信買付画面データ(認証画面
データ)IV1上に表示された顧客ID入力エリアAR
30、および顧客パスワード入力エリアAR31に対し
てそれぞれ顧客IDおよびパスワード(認証データ)を
入力して送信ボタンB32をクリックする(ステップS
35)。この結果、コントローラ71の動作により、投
信買付画面データ)IV2がディスプレイ65に表示さ
れる(ステップS36;図13参照)。
【0101】図13に示すように、投信買付画面データ
IV2には、銀行4a1で扱う複数の投資信託ファンド
を紹介するファンド紹介エリアAR40と、ファンド紹
介エリアAR40の各ファンドに対するRR(リスク・
リターン;対応するファンドのリスクとリターンの分類
で、RR1(安定重視型)〜RR5(積極値上がり益追
及型)の5つの型がある)を表示するRR表示エリアA
R41と、各ファンドのリアルタイムな基準価格を更新
表示するための基準価格表示エリアAR42と、各ファ
ンドを購入するか否かをチェックするための購入チェッ
クエリアAR43と、購入口数を入力するための購入口
数入力エリアAR44と、次の投信買付画面データ更新
用の次ボタンB1と、前の投信買付画面データへ戻るた
めの前ボタンB2と、全ての画面データIV2〜IVn
上での入力処理終了後に、購入チェックエリアAR43
および購入口数入力エリアAR44のチェックおよび入
力内容に応じた投信買付請求データを応答サーバ会社1
のサーバ11へ送信するためのOKボタンB5と、購入
チェックエリアAR43および購入口数入力エリアAR
44のチェックおよび入力内容を画面データ毎にキャン
セルするためのCANCELボタンB6とがそれぞれ表
示されている。
【0102】顧客3は、次ボタンB1をクリックして全
ての投信買付画面データIV2〜IVnを表示しなが
ら、入力器73を操作して、資料請求画面データIR1
〜IRnを表示し、買付を行いたいファンドに対応する
購入チェックエリアAR43をチェックし、対応する購
入口数を購入口数入力エリアAR44に入力することに
より、投資信託のファンドの買付請求をディスプレイ画
面上で実行し(ステップS37)、必要なチェックおよ
び入力処理を終了した後で、OKボタンB5をクリック
する。この結果、コンテンツDC1のプログラムPGに
従ったコントローラ71の動作により買付対象ファンド
およびその買付口数を含む投信買付データDSが認証デ
ータと共に通信ネットワーク5を介して応答サーバ会社
1のサーバ11に送信される(ステップS38)。
【0103】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れてきた認証データ付きの投信買付データDSにおける
認証データと顧客DB40に記憶された顧客情報との照
合処理を行い、照合の結果一致した場合には、投信買付
データDSを各ファンド毎に振り分けて(ステップS3
9)、投信買付データ送信元の顧客3の登録銀行4a1
に対して、その顧客3の顧客情報とともに通信ネットワ
ーク5を介して送信する(ステップS40)。
【0104】銀行4a1のサーバ30は、送信されてき
た顧客情報を含む投信買付データDSに応じて、顧客情
報に対応する顧客3の口座照合処理を口座マスタMFを
参照して実行し、その結果、顧客3の口座が開設されて
いる場合には、その口座に入金されている資金に基づい
て、請求に対応するファンドの買付けを実行し(ステッ
プS41)、買付結果を表す買付通知書Wを例えば郵送
で顧客3に送付する(ステップS42)。
【0105】一方、銀行4a1は、買付金を提携先の投
資信託会社4b1に対して送付する(ステップS4
3)。
【0106】投資信託会社4b1は、送られた買付金に
基づいて、買付ファンドに対応する有価証券に投資して
運用を行う(ステップS44)。そして、その運用の結
果、得られた分配金、償還金を銀行4a1に送る(ステ
ップS45)。
【0107】銀行4a1は、送られた分配金、償還金を
顧客3の口座に入金する(ステップS46)。
【0108】この結果、投信買付請求送信元の顧客3
は、ディジタル放送受信表示装置7が設置された自宅等
の居所に居ながら、自らが要求したファンドの買付を行
うことができ、その運用によって得られた分配金、償還
金を自らの口座を介して受け取ることができる。
【0109】一方、既に投資信託のファンドを購入して
いる際に、そのファンドの解約(一部解約を含む)を行
いたい場合には、上述した処理により、図11に示す投
信買付・解約選択画面データISをディスプレイ65に
表示させた状態において、入力器73を操作してボタン
B31“解約”をクリックし、送信ボタンB32をクリ
ックする。コントローラ71は、ボタンB31およびB
32のクリックに応じて、HDD70に記憶された投信
買付画面データ(認証画面データ)IV1を読み出して
ディスプレイ65に表示する(図12参照)。
【0110】そして、ステップS35の認証データ入力
処理に応じたコントローラ71の動作により、ディスプ
レイ65には、投信解約画面データICが表示される
(図14;ステップS50および図15参照)。
【0111】図15に示すように、投信解約画面データ
ICには、解約を希望するファンド名を入力する入力エ
リアAR50と、解約希望するファンドに対応する現在
の保有口数を入力するための保有口数入力エリアAR5
1と、解約希望するファンドに対応する解約口数を入力
するための解約口数入力エリアAR52と、応答サーバ
会社1のサーバ11に対する解約請求データ送信用のO
KボタンB5と、解約請求データキャンセル用のCAN
CELボタンB6とがそれぞれ表示されている。
【0112】顧客3は、入力器73を操作して、解約請
求画面データIC上の入力エリアAR50に対して解約
を行いたいファンド名を入力し、対応する保有口数およ
び解約口数をそれぞれエリアAR51および52に入力
することにより、投資信託のファンドの解約買付請求を
ディスプレイ画面上で実行し(ステップS51)、必要
な入力処理を終了した後で、OKボタンB5をクリック
する。この結果、コンテンツDC1のプログラムPGに
従ったコントローラ71の動作により、解約対象ファン
ドおよびその解約口数を含む投信解約データDCが認証
データと共に通信ネットワーク5を介して応答サーバ会
社1のサーバ11に送信される(ステップS52)。
【0113】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れてきた認証データ付きの投信解約データDCにおける
認証データと顧客DB40に記憶された顧客情報との照
合処理を行い、照合の結果一致した場合には、投信解約
データDCを解約ファンド毎に振り分けて(ステップS
53)、投信解約データ送信元の顧客3の登録銀行4a
1に対して、その顧客3の顧客情報とともに通信ネット
ワーク5を介して送信する(ステップS54)。
【0114】銀行4a1のサーバ30は、送信されてき
た顧客情報を含む投信解約データDCに応じて、提携先
の投資信託会社4b1に対して投信解約データDCに対
応する顧客3のファンド解約要求を提携先の投資信託会
社4b1に対して送付する(ステップS55)。
【0115】投資信託会社4b1は、送られた解約要求
に基づいて、解約指定ファンドに対応する有価証券を売
却し、得られた解約金を銀行4a1に送る。
【0116】銀行4a1は、口座マスタMFに基づい
て、送られた解約金を解約要求送信元の顧客3の口座へ
入金し、解約通知書をCWを例えば郵送で顧客3に送付
する(ステップS56)。
【0117】この結果、投信解約請求送信元の顧客3
は、ディジタル放送受信表示装置7が設置された自宅等
の居所に居ながら、自らが既に購入しているファンドの
解約を行うことができ、その運用によって得られた分配
金、償還金を自らの口座を介して受け取ることができ
る。
【0118】一方、投資信託サービスメニュー画面IM
がディスプレイ65に表示された状態において(前掲図
5参照)、顧客3が現在の市況情報を知りたいと思った
場合には、顧客3は、入力器73を操作して市況情報エ
リアAR4をクリックする。このとき、データ放送用コ
ンテンツDC1におけるプログラムPGに従ったコント
ローラ71の動作により、HDD70に記憶されたコン
テンツDC1における市況情報データIKが順次読み出
されて、ディスプレイ65上に順次更新表示される。
【0119】この結果、顧客3は、ディスプレイ画面を
見ることにより、何時でも現在の市況情報データIKを
リアルタイムで把握することができる。
【0120】また、例えば、顧客3がアドバイス、金融
商品(ファンド等)別チャート、各種統計情報等の金融
情報を知りたい場合には、顧客3は、応答サーバ会社1
のサーバ11に対して、電話、FAX26等のオフライ
ンメディア経由、あるいは電子メール、自分のWebペ
ージ等を介した通信ネットワーク5を含むオンラインメ
ディア経由で金融情報送付要求を送る(ステップS6
0)。
【0121】応答サーバ会社1のサーバ11は、オフラ
インメディアあるいはオンラインメディア経由で送られ
た金融情報送付要求に応じて、顧客DB40を参照して
送付要求送信元の顧客3を特定し、特定した顧客3の口
座開設銀行4a1を顧客別銀行DB42を参照してピッ
クアップし、その顧客3に対応する金融情報作成を依頼
するデータをピックアップした銀行4a1のサーバ30
に通信ネットワーク5を介して送信する(ステップS6
1)。
【0122】金融情報送付要求送信元の顧客3に対応す
る銀行4a1のサーバ11は、送信された金融情報作成
依頼データに基づいて対応する金融情報を作成して、送
信元の顧客3に対して、例えばFAX26、郵送等のオ
フラインメディアを経由して送付する(ステップS6
2)。
【0123】この結果、顧客3は、自宅に居ながら、自
らが欲しい金融情報(投信アドバイス、商品別チャー
ト、各種統計情報等)を受け取ることができる。
【0124】一方、例えば前掲図4のステップS5およ
びステップS6の処理において、ポートフォリオ番組コ
ンテンツを出稿した場合においては(図16;ステップ
S5A、6A)、サーバ11は、上記金融サービス用デ
ータ放送用コンテンツDC1〜DCnに加えて、上記ポ
ートフォリオ番組コンテンツにおける複数の資産運用タ
イプおよびポートフォリオに対応するポートフォリオコ
ンテンツを含むデータ放送用コンテンツを含む金融サー
ビス用データ放送用コンテンツDCP1〜DCPnを作
成するようになっている(ステップS10A)。
【0125】すなわち、図17に示すように、データ放
送用コンテンツDCP1は、ポートフォリオサービスを
含む投資信託サービスメニューデータIMにリンク付け
された資産配分選択画面データ(トップ画面データ)I
P1と、このトップ画面データIP1にそれぞれリンク
付けされた各資産運用タイプ別のポートフォリオ画面デ
ータIP2〜IPnとをさらに備えている。
【0126】そして、前掲図4および図16に示すステ
ップS7〜S13の処理により、顧客3のディジタル放
送受信表示装置7のディスプレイ65には、ポートフォ
リオ番組コンテンツに対応付けられた投資信託サービス
メニュー画面IMP(図18参照)が表示される。
【0127】すなわち、図18に示すように、ディスプ
レイ65の画面には、ポートフォリオ番組コンテンツに
基づく画像情報VPと、上述した投資信託サービスメニ
ュー画面IMとがそれぞれ表示されており、このサービ
スメニュー画面IMには、上記AR1〜AR4に加え
て、ポートフォリオサービスの提供を要求するエリアA
R5が表示されている。
【0128】ここで、顧客3がポートフォリオ番組コン
テンツに基づく画像情報VPを見ながら、自分もポート
フォリオサービスの提供を受けたいと考えた場合には、
顧客3は、投資信託サービスメニュー画面IMがディス
プレイ65に表示された状態において(図18参照)、
入力器73を操作してポートフォリオサービスエリアA
R5をクリックする。このとき、データ放送用コンテン
ツDC1におけるプログラムPGに従ったコントローラ
71の動作により、HDD70に記憶されたコンテンツ
DCP1における資産配分選択画面データIP1が読み
出されて、ディスプレイ65上に表示される(図16;
ステップS70および図19参照)。
【0129】図19に示すように、資産配分選択画面デ
ータIP1上には、資産運用に対する複数のタイプの説
明情報(テキスト情報)Tと、複数のタイプの何れかを
選択指定する選択指定エリアAR60とがそれぞれ表示
されている。
【0130】例えば、図19には、3つのタイプの資産
運用タイプ、すなわち、(1)リスクを少なくして、安
全性を重視するタイプ(安全重視タイプ)、(2)安全
性と収益性を同じ程度に重視(バランスタイプ)、
(3)リスクは高くても収益性を重視するタイプ(積極
運用タイプ)がそれぞれ表示されている。
【0131】顧客3は、自分の希望する資産運用タイプ
{(1)〜(3)の内の何れか1つ}に対応する選択指
定エリアAR60をチェックし、送信ボタンB32をク
リックする(ステップS72)。なお、選択指定チェッ
クをキャンセルしたい場合には、キャンセルボタンB3
3をクリックすればよい。
【0132】コントローラ71は、コンテンツDC1の
プログラムPGに従って動作し、資産運用パターン選択
データに基づいて、対応するポートフォリオ画面データ
をポートフォリオ画面データIP2〜IPnの中から選
択し、選択したポートフォリオ画面データをディスプレ
イ65に表示する(ステップS73)。
【0133】例えば、ポートフォリオ画面データIPj
が安全重視タイプのポートフォリオを表す画面データで
あり、顧客3から(1)の資産運用タイプが選択された
場合には、コントローラ71により、HDD70からポ
ートフォリオ画面データIPjが読み出されてディスプ
レイ65に表示される(図20参照)。
【0134】すなわち、図20に示すように、ポートフ
ォリオ画面データIPjによれば、資産全体の75%を
換金性のファンドA(例えば、MMF等)およびファン
ドB(公社債投信等)で構成し、残りの25%を収益性
の高い(その分リスクも高い)ファンドC〜ファンドG
で構成することが示されている。
【0135】同様に、ポートフォリオ画面データIPk
がバランスタイプのポートフォリオを表す画面データで
あり、顧客3から(2)の資産運用タイプが選択された
場合には、コントローラ71により、ポートフォリオ画
面データIPkがHDD70から読み出されてディスプ
レイ65に表示される(図21参照)。
【0136】図21に示すように、ポートフォリオ画面
データIPkによれば、資産全体の50%を換金性ファ
ンドAおよび安定性ファンドBで構成し、残りの50%
を収益性ファンドC〜ファンドGで構成することが示さ
れている。
【0137】さらに、ポートフォリオ画面データIPl
が積極運用タイプのポートフォリオを表す画面データで
あり、顧客3から(3)の資産運用タイプが選択された
場合には、コントローラ71により、ポートフォリオ画
面データIPlがHDD70から読み出されてディスプ
レイ65に表示される(図22参照)。
【0138】図22に示すように、ポートフォリオ画面
データIPlによれば、資産全体の30%を換金性ファ
ンドAおよび安定性ファンドBで構成し、残りの70%
を収益性ファンドC〜ファンドGで構成することが示さ
れている。
【0139】したがって、顧客3は、自ら選択した資産
運用タイプに対応するポートフォリオを即座にディスプ
レイ画面上で確認することができる。
【0140】一方、コントローラ71は、顧客3が選択
した資産運用タイプに対応するポートフォリオ画面デー
タを、受信表示装置7の機体番号データと共に通信ネッ
トワーク5を介して応答サーバ会社1のサーバ11に送
信する(ステップS74)。
【0141】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れてきた機体番号データを含むポートフォリオ画面デー
タを顧客別に外部メモリ15の顧客別ポートフォリオD
B110に記憶する(ステップS75)。
【0142】このとき、顧客3が、自ら選択した資産運
用タイプに対応するポートフォリオに基づいて運用のシ
ミュレーションを行いたいと考えた場合、顧客3は、電
話、FAX26等のオフラインメディア経由、あるいは
電子メール、自分のWebページ等を介したオンライン
メディア経由で応答サーバ会社1(そのFAX16、サ
ーバ11等)に対して、自己の識別情報を含むシミュレ
ーション要求を送る(ステップS76)。なお、このと
き、作成されたポートフォリオを個別に修正する要求を
送ることも可能である。
【0143】応答サーバ会社1のサーバ11は、送信さ
れてきたシミュレーション要求に基づいて、対応する顧
客3のポートフォリオ画面データを顧客別ポートフォリ
オDBから読出し(ステップS77)、読み出したポー
トフォリオ画面データに対応するポートフォリオデータ
を、顧客3の口座開設銀行4a1に対応する投資信託会
社4b1のサーバ35に送信する(ステップS78)。
【0144】投資信託会社4b1のサーバ35は、送信
されてきた顧客3のポートフォリオデータに基づいて、
実際に運用した場合の運用評価シミュレーション(各フ
ァンドの基準価額の変化、各ファンドの分配金等の運用
実績等)を実行し(ステップS79)、シミュレーショ
ン結果を定期的にシミュレーション要求送信元の顧客3
に対して、例えばFAX26、郵送等のオフラインメデ
ィアを介して受け取る(ステップS80)。
【0145】この結果、顧客3は、自ら選択した資産運
用タイプに対応するポートフォリオに基づいて運用のシ
ミュレーション結果を定期的に受け取ることができるた
め、実際にポートフォリオを組んで投資信託を行う際の
参考にすることができる。
【0146】以上、詳述したように、本実施形態によれ
ば、顧客3は、自宅に設置されたディジタル放送受信装
置7のディスプレイ65に表示された金融サービス用デ
ータ放送コンテンツにおける複数の投資信託サービスメ
ニュー画面において、所望の金融サービス(例えば、投
資信託に関する理解度テスト提供サービス、投資信託の
各種ファンドに対する資料提供サービス、投資信託のフ
ァンド買付・解約サービス、市況情報データ提供サービ
ス等)を指定選択し、以下、画面上で簡単な操作を行う
ことのみにより、上記各種サービスを自宅にいながら何
時でも(オンデマンド)簡単かつ即座に受けることがで
きる。
【0147】すなわち、本実施形態では、多数の国民に
最も親しまれている電気機器であるディジタル放送受信
表示装置(TV受信装置)7を用いて、多数の国民が上
述した各種サービスを非常に簡易な操作(画面上のクリ
ック等)で手軽に受けることができるため、お年寄りを
含む多数の国民が効率良く資産運用を行うことができ、
また、銀行、投資信託会社等の金融機関にとっても、投
資信託を行う多数の新規の顧客がを見込めるため、その
利益を向上させることができる。
【0148】特に、投資信託のファンドは、時々刻々と
変化する金融市場と連動しており、その時々刻々と変化
する金融市場の情報を市況情報としてリアルタイムでデ
ィスプレイ上で見ながら、ファンドをディスプレイ画面
を介して購入することができるため、ファンド購入の際
の利便性を大幅に向上させることができる。
【0149】さらに、本実施形態では、金融商品として
の投資信託ファンドを購入する際に、予め自らの資産運
用の考え方に基づくファンドの組み合わせ方、すなわち
ポートフォリオ提供サービスを、自宅のディジタル放送
受信表示装置7のディスプレイ画面上での非常に簡易な
操作により受けることができるため、資産運用を行う上
で非常に有効である。
【0150】特に、本実施形態では、データ放送を介し
て提供を受けた自らの資産運用に基づくポートフォリオ
に基づく運用のシミュレーションを依頼することができ
るため、実際に資産を運用する際の参考にすることがで
き、顧客満足度を向上させることができる。
【0151】なお、本実施形態では、投資関連会社4b
1と提携している銀行4a1に対して口座を有している
(あるいは開設した)顧客3に対するサービスについて
説明したが、他の銀行4a2〜4anに口座を有してい
る(あるいは開設した)顧客に対しては、自らの取引先
である銀行4a2〜4anあるいは投資関連会社4b2
〜4bnに基づく本放送コンテンツ(投信開設番組コン
テンツ、ポートフォリオコンテンツ、CMコンテンツ)
がディスプレイ画面に表示された際に、連動して表示さ
れる金融サービス用データ放送用コンテンツDC2〜D
Cnに基づいて、金融サービスの提供を受ければよい。
【0152】また、何れの銀行4a1〜4anに口座を
有していなくても、あるいは他の銀行に口座を有してい
る場合でも、金融商品買付・解約以外の金融サービスの
提供を受けることは可能である。
【0153】そして、本実施形態では、金融に関する複
数のサービスとして、投資信託に関する複数のサービス
を顧客に提供し、金融商品として投資信託のファンドを
例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、投資信託以外の多数の金融および多数の金融
商品に関する複数のサービス(例えば、商品取引の資料
提供サービス、買付・解約サービス、株式の資料提供サ
ービス、売買サービス等)に対しても適用可能であるこ
とは当然である。
【0154】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、利
用者がその自宅にて、所望の時に複数の金融に関するサ
ービス(金融商品に関する資料請求、金融商品の買付・
解約請求、金融市況情報提供、ポートフォリオ提供)を
受けることができるため、多数の利用者の資産運用環境
を向上させることができる。
【0155】したがって、利用者の満足度を向上させる
とともに、金融関連市場に参入する人数を増加させるこ
とができ、金融機関等の金融関連企業や経済全体の発展
に寄与することができる。
【0156】また、本発明によれば、誰にでも親しまれ
ているディジタル放送受信表示装置、すなわちTV装置
を利用して上記複数の金融に関するサービスを非常に簡
易な操作で利用することができるため、お年寄りも含む
多数の国民間での“金融に関するサービスおよび情報格
差”を解消することができ、国民全体の生活の発展・向
上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る金融サービス提供方
法およびシステムの概念を説明するための図。
【図2】図1に示す金融サービス提供システムのハード
ウエア構成を示す図。
【図3】HDDに記憶された金融サービス提供用データ
放送用コンテンツのデータ構造を概念的に示す図。
【図4】金融サービス提供システムにおける理解度テス
ト提供サービスに関連する全体動作を説明するための概
略フローチャート。
【図5】ディスプレイに表示された投信解説番組(本放
送)および投資信託サービスメニューデータを示す図。
【図6】ディスプレイに表示された理解度テスト画面デ
ータを示す図。
【図7】ディスプレイに表示された理解度テスト画面デ
ータを示す図。
【図8】ディスプレイに表示された採点結果データを示
す図。
【図9】金融サービス提供システムにおける資料請求サ
ービスおよび投信買付サービスに関連する全体動作を説
明するための概略フローチャート。
【図10】ディスプレイに表示された資料請求画面デー
タを示す図。
【図11】ディスプレイに表示された投信買付・解約選
択画面データを示す図。
【図12】ディスプレイに表示された投信買付画面デー
タ(認証画面データ)を示す図。
【図13】ディスプレイに表示された投信買付画面デー
タを示す図。
【図14】金融サービス提供システムにおける解約サー
ビスに関連する全体動作を説明するための概略フローチ
ャート。
【図15】ディスプレイに表示された投信解約画面デー
タを示す図。
【図16】金融サービス提供システムにおけるポートフ
ォリオサービスに関連する全体動作を説明するための概
略フローチャート。
【図17】HDDに記憶されたポートフォリオサービス
を含む金融サービス提供用データ放送用コンテンツのデ
ータ構造を概念的に示す図。
【図18】ディスプレイに表示されたポートフォリオ番
組(本放送)およびポートフォリオサービスを含む投資
信託サービスメニューデータを示す図。
【図19】ディスプレイに表示された資産配分選択画面
データを示す図。
【図20】ディスプレイに表示されたポートフォリオ画
面データを示す図。
【図21】ディスプレイに表示されたポートフォリオ画
面データを示す図。
【図22】ディスプレイに表示されたポートフォリオ画
面データを示す図。
【符号の説明】
1 応答サーバ会社 2 放送局 3 顧客 4 金融機関 4a1〜4an 銀行 4b1〜4bn 投資信託会社 7 ディジタル放送受信表示装置 10 金融サービス提供システム 11 サーバ 12 CPU 13 内部メモリ 14 入力部 15 外部メモリ 16 FAX 17、25、31、36、45 通信インタフェース 20 放送設備 21、23 パラボナアンテナ 24 受信機 30、35 サーバ 40 顧客DB 41 登録銀行DB 42 顧客別銀行DB 43 顧客別WebページDB 44 データ放送用コンテンツ素材DB 46 カメラ 47 素材DB 48 制作編集サーバ 49 送信部 50 トランスポンダ 61 受信部 62 分離・伸長復号化処理部 63、64、75 処理回路 65 ディスプレイ 66 合成部 70 ハードディスクドライブ(HDD) 71 コントローラ 72 ROM 73 入力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/173 640A 7/081 7/08 Z 7/173 640 (72)発明者 光井 隆浩 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 佐藤 一英 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 斎藤 宏海 東京都港区海岸一丁目9番11号 株式会社 アール・アイ・シー内 (72)発明者 西川 幸伸 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B055 CA00 5C025 BA25 BA27 CA02 CA09 CB10 DA01 DA05 5C063 AA20 AB03 AB07 AC10 CA11 CA12 5C064 BA07 BC16 BC18 BC20 BC25 BD02 BD08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ放送を用いて利用者に対して金融
    に関するサービスを提供する金融サービス提供方法であ
    って、 複数の金融に関するサービスを閲覧可能かつ当該複数の
    金融に関するサービスの内の少なくとも1つのサービス
    を要求可能なデータ放送用コンテンツを放送局を介して
    前記利用者側のコンテンツ受信表示装置に対して配信す
    るステップと、配信したデータ放送用コンテンツに応じ
    て前記利用者から送られた少なくとも1つの金融サービ
    ス要求に応じて、当該少なくとも1つの金融サービスを
    前記利用者に対して提供するステップとを備えたことを
    特徴とする金融サービス提供方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金融サービス提供方法に
    おいて、前記データ放送用コンテンツは、前記複数の金
    融サービスを一覧表示するメニューデータを含んでお
    り、前記コンテンツ受信表示装置はメモリおよびディス
    プレイを含むコンピュータシステムを備えている一方、 前記配信されたデータ放送用コンテンツを前記コンテン
    ツ受信表示装置のコンピュータシステムにより前記メモ
    リに蓄積記憶させるステップと、前記データ放送用コン
    テンツにおけるメニューデータを前記コンテンツ受信表
    示装置のコンピュータシステムにより前記ディスプレイ
    に表示させるステップと、表示されたメニューデータ上
    において前記利用者から指定された所定の金融サービス
    を前記少なくとも1つの金融サービス要求として前記コ
    ンテンツ受信表示装置のコンピュータシステムにより送
    信させるステップとを備えたことを特徴とする金融サー
    ビス提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の金融サービス提供方法に
    おいて、前記データ放送コンテンツは、前記メニューデ
    ータに関連付けられた、利用者の金融商品自体およびそ
    の金融商品に関連する知識に関する理解度をテストする
    ためのテストコンテンツデータを含んでおり、前記メニ
    ューデータは前記理解度テストサービスの提供要求を指
    定するエリアを含んでいる一方、 前記コンピュータシステムにより送信させるステップと
    して、前記理解度テストサービス提供要求指定エリアが
    指定され、当該コンピュータシステムにより、指定され
    た理解度テストサービス提供要求が送信された際に、前
    記コンピュータシステムにより前記メモリに蓄積された
    データ放送用コンテンツにおけるテストコンテンツデー
    タを読み出させて前記ディスプレイに表示させるステッ
    プと、前記表示されたテストコンテンツデータ上におい
    て前記利用者から入力された回答結果データを前記コン
    ピュータシステムに送信させるステップと、送信された
    回答結果データを金融機関のコンピュータシステムへ送
    信するステップと、前記金融機関のコンピュータシステ
    ムから送信された前記回答結果データに対する採点結果
    を前記回答結果データ送信元の利用者のコンテンツ受信
    表示装置に対して送付するステップとを備えたことを特
    徴とする金融サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の金融サービス提
    供方法において、前記データ放送コンテンツは、前記メ
    ニューデータに関連付けられた複数の金融商品の少なく
    とも1つの資料を請求するための資料請求コンテンツデ
    ータを含んでおり、前記メニューデータは前記資料請求
    の提供要求を指定するエリアを含んでいる一方、 前記コンピュータシステムにより送信させるステップと
    して、前記資料請求の提供要求指定エリアが指定され、
    当該コンピュータシステムにより、指定された資料請求
    のサービス提供要求が送信された際に、前記コンピュー
    タシステムにより前記メモリに蓄積されたデータ放送用
    コンテンツにおける資料請求コンテンツデータを読み出
    させて前記ディスプレイに表示させるステップと、前記
    表示された資料請求コンテンツデータ上において前記利
    用者から入力された所定の金融商品の資料請求データを
    前記コンピュータシステムに送信させるステップと、送
    信された資料請求データを金融機関のコンピュータシス
    テムへ送信するステップと、前記金融機関のコンピュー
    タシステムから送信された前記資料請求データに対応す
    る資料を前記資料請求データ送信元の利用者に対して送
    付するステップとを備えたことを特徴とする金融サービ
    ス提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4記載の金融サービス提供
    方法において、前記データ放送コンテンツは、前記メニ
    ューデータに関連付けられた複数の金融商品の少なくと
    も1つの買い付けを要求するための買い付け要求コンテ
    ンツデータを含んでおり、前記メニューデータは前記買
    い付けの要求を指定するエリアを含んでいる一方、 前記コンピュータシステムにより送信させるステップと
    して、前記買い付け要求指定エリアが指定され、当該コ
    ンピュータシステムにより、指定された買い付けのサー
    ビス提供要求が送信された際に、前記コンピュータシス
    テムにより前記メモリに蓄積されたデータ放送用コンテ
    ンツにおける買い付け要求コンテンツデータを読み出さ
    せて前記ディスプレイに表示させるステップと、前記表
    示された買い付け要求コンテンツデータ上において前記
    利用者から入力された所定の金融商品の買い付け要求デ
    ータを前記コンピュータシステムに送信させるステップ
    と、送信された買い付け要求データを金融機関のコンピ
    ュータシステムへ送信するステップと、前記金融機関の
    コンピュータシステムから送信された前記買い付け要求
    データに対応する買い付け通知を前記買い付け要求デー
    タ送信元の利用者に対して送付するステップとを備えた
    ことを特徴とする金融サービス提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の金融サービス提供方法に
    おいて、前記データ放送コンテンツは、前記メニューデ
    ータに関連付けられた複数の金融商品の少なくとも1つ
    の解約を要求するための解約要求コンテンツデータを含
    んでおり、前記メニューデータは前記解約の要求を指定
    するエリアを含んでいる一方、 前記コンピュータシステムにより送信させるステップと
    して、前記解約要求指定エリアが指定され、当該コンピ
    ュータシステムにより、指定された解約のサービス提供
    要求が送信された際に、前記コンピュータシステムによ
    り前記メモリに蓄積されたデータ放送用コンテンツにお
    ける解約要求コンテンツデータを読み出させて前記ディ
    スプレイに表示させるステップと、前記表示された解約
    要求コンテンツデータ上において前記利用者から入力さ
    れた所定の金融商品の解約要求データを前記コンピュー
    タシステムに送信させるステップと、送信された解約要
    求データを金融機関のコンピュータシステムへ送信する
    ステップと、前記金融機関のコンピュータシステムから
    送信された前記解約要求データに対応する解約通知を前
    記解約要求データ送信元の利用者に対して送付するステ
    ップとを備えたことを特徴とする金融サービス提供方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の金融サービス提供方法に
    おいて、前記データ放送コンテンツは複数の金融機関毎
    に配信されるようになっており、各金融機関毎のデータ
    放送コンテンツの買い付け要求コンテンツデータは、前
    記利用者に対して認証情報を入力させるための認証情報
    入力画面データおよび対応する金融機関から提供された
    複数の金融商品を閲覧可能に表示する画面データを含む
    とともに、 前記利用者の認証情報を記憶するステップと、前記複数
    の金融機関の内の少なくとも1機関に対して口座を開設
    した際に、当該利用者の口座を識別する情報を前記認証
    情報に対応付けて記憶するステップとを備え、 前記買い付け要求データは前記利用者の認証情報を含ん
    でおり、 前記金融機関のコンピュータシステムへ送信するステッ
    プは、前記送信された買い付け要求データにおける認証
    情報と前記記憶された口座識別情報を含む認証情報とを
    照合して当該買い付け要求データにおける認証情報に対
    応する金融機関を識別するステップと、識別した金融機
    関に対して買い付け要求データを送信するステップとを
    備えたことを特徴とする金融サービス提供方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の金融サービス提供方法に
    おいて、前記金融機関側において、前記買い付け要求デ
    ータに対応する金融商品を買い付けた際に、買い付け代
    金および手数料を前記利用者の口座から引き落とすステ
    ップをさらに備えたことを特徴とする金融サービス提供
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の金融サービス提供方法に
    おいて、前記データ放送用コンテンツは、前記放送局か
    ら配信される金融に関連する放送テレビ番組に連動して
    前記利用者に配信されるようになっており、当該データ
    放送用コンテンツにおける複数の金融商品は、前記放送
    テレビ番組内で紹介された複数の金融商品を含んでいる
    ことを特徴とする金融サービス提供方法。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の金融サービス提供方法
    において、前記複数の金融機関毎にそれぞれ配信される
    データ放送用コンテンツは、前記放送局から配信される
    対応する金融機関のコマーシャルメッセージに連動して
    前記利用者に配信されるようになっていることを特徴と
    する金融サービス提供方法。
  11. 【請求項11】 請求項3乃至10記載の内の何れか1
    項記載の金融サービス提供方法において、前記複数の金
    融商品は、投資信託における複数のファンドであること
    を特徴とする金融サービス提供方法。
  12. 【請求項12】 データ放送を用いて利用者に対してポ
    ートフォーリオサービスを提供するポートフォリオサー
    ビス提供方法であって、 資産運用に対する複数のタイプを前記利用者が指定可能
    な画面データおよび前記複数の資産運用タイプに対応す
    る複数のポートフォリオデータを含むデータ放送用コン
    テンツを放送局を介して前記利用者側のコンテンツ受信
    表示装置に対して配信するステップと、配信したデータ
    放送用コンテンツを前記コンテンツ受信表示装置におけ
    るメモリに蓄積させるステップと、前記画面データを前
    記コンテンツ受信表示装置におけるディスプレイに表示
    させるステップと、表示された画面データに応じて前記
    利用者に指定された1つの資産運用タイプに基づいて、
    当該指定された資産運用タイプに対応するポートフォリ
    オを前記メモリから読み出して前記ディスプレイに表示
    させるステップとを備えたことを特徴とするポートフォ
    リオサービス提供方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のポートフォリオサー
    ビス提供方法において、前記利用者からの要求に応じ
    て、当該利用者のポートフォリオに基づく複数の組み合
    わせ金融商品の運用シミュレーションを行なうステップ
    と、運用シミュレーション結果を定期的に前記利用者に
    対して送付するステップとを備えたことを特徴とするポ
    ートフォリオサービス提供方法。
  14. 【請求項14】 データ放送を用いて利用者に対して金
    融に関するサービスを提供する金融サービス提供システ
    ムであって、 複数の金融に関するサービスを閲覧可能かつ当該複数の
    金融に関するサービスの内の少なくとも1つのサービス
    を要求可能なデータ放送用コンテンツを放送局を介して
    前記利用者側のコンテンツ受信表示装置に対して配信す
    る配信手段と、配信したデータ放送用コンテンツに応じ
    て前記利用者から送られた少なくとも1つの金融サービ
    ス要求に応じて、当該少なくとも1つの金融サービスを
    前記利用者に対して提供する提供手段とを備えたことを
    特徴とする金融サービス提供システム。
  15. 【請求項15】 データ放送を用いて利用者に対してポ
    ートフォーリオサービスを提供するポートフォリオサー
    ビス提供システムであって、 資産運用に対する複数のタイプを前記利用者が指定可能
    な画面データおよび前記複数の資産運用タイプに対応す
    る複数のポートフォリオデータを含むデータ放送用コン
    テンツを放送局を介して前記利用者側のコンテンツ受信
    表示装置に対して配信する配信手段と、配信したデータ
    放送用コンテンツを前記コンテンツ受信表示装置におけ
    るメモリに蓄積させる蓄積手段と、前記画面データを前
    記コンテンツ受信表示装置におけるディスプレイに表示
    させる表示手段と、表示された画面データに応じて前記
    利用者に指定された1つの資産運用タイプに基づいて、
    当該指定された資産運用タイプに対応するポートフォリ
    オを前記メモリから読み出して前記ディスプレイに表示
    させる手段とを備えたことを特徴とするポートフォリオ
    サービス提供システム。
  16. 【請求項16】 データ放送を用いて利用者に対して金
    融に関するサービスを提供するためのコンピュータシス
    テムが読取り可能なプログラムを記憶した記憶媒体であ
    って、 前記プログラムは、複数の金融に関するサービスを閲覧
    可能かつ当該複数の金融に関するサービスの内の少なく
    とも1つのサービスを要求可能なデータ放送用コンテン
    ツが放送局を介して利用者側のコンピュータシステムに
    対して配信された際に、配信されたデータ放送用コンテ
    ンツを前記コンピュータシステムにより自システムのメ
    モリに蓄積記憶させる手順と、前記データ放送用コンテ
    ンツを前記コンピュータシステムにより自システムのデ
    ィスプレイに表示させる手順と、表示されたデータ放送
    用コンテンツに基づいて前記利用者により入力された少
    なくとも1つの金融サービス要求を所定のサービス提供
    機関に対して前記コンピュータシステムにより送信させ
    る手順とを備えたことを特徴とするプログラムを記憶し
    た記憶媒体。
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