JP2002025839A - 油入電器の劣化診断装置 - Google Patents

油入電器の劣化診断装置

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JP2002025839A
JP2002025839A JP2000202114A JP2000202114A JP2002025839A JP 2002025839 A JP2002025839 A JP 2002025839A JP 2000202114 A JP2000202114 A JP 2000202114A JP 2000202114 A JP2000202114 A JP 2000202114A JP 2002025839 A JP2002025839 A JP 2002025839A
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discoloration
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Yoshitake Nakagami
芳武 仲神
Rumiko Shimizu
留美子 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 油入電器の内部に挿入された絶縁体測色用の
プローブの位置を正確に把握することのできる油入電器
の劣化診断装置を提供する。 【解決手段】 油入電器20の絶縁体2表面へ第1出射
光4Sを照射する第1出射部4Aと、前記絶縁体からの
反射光4Tを受ける第1受光部4Bとからなるプローブ
22が油入電器の容器1内部に挿入され、前記反射光か
ら絶縁体の変色の程度を検知して表示する絶縁体測色部
11を備えた油入電器の劣化診断装置において、前記第
1出射光が照射された個所の絶縁体の像を表示する画像
監視部15が付加されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油入電器の劣化
の度合いを絶縁紙などの絶縁体あるいは絶縁油の変色で
もって診断する油入電器の劣化診断装置に関し、特に、
油入電器の内部に挿入された絶縁体測色用のプローブの
位置を正確に把握することのできる油入電器の劣化診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油入電器は長時間運転されると、内部を
構成する絶縁紙などの絶縁体や絶縁油が劣化して変色を
起こす。絶縁紙などの絶縁体が劣化によって変色する
と、絶縁体の機械強度の低下や絶縁抵抗の低減を招き油
入電器が運転不能になる。一方、絶縁油も劣化によって
変色すると、絶縁油からの分解生成物の生成や絶縁油の
絶縁抵抗の低減を招き、この場合も油入電器の運転が不
能になる。絶縁体や絶縁油が劣化すると、茶褐色の程度
がさらに濃くなり最終的にはかなり黒ずんでくるので外
見上からでも劣化程度を判定することができる。したが
って、油入電器の劣化診断法の一つとして絶縁油や絶縁
体の変色の程度を調べる方法がある。しかし、絶縁油の
変色の程度は、油入電器が運転中であってもその容器か
ら絶縁油を少量抜き取り、その絶縁油の色を調べること
ができるが、油入電器内部の上部から見えない位置にあ
る絶縁紙などの絶縁体の変色の程度は、油入電器を分解
しない限り調べることができない。そのために、測色用
のプローブを巻線間などの狭い隙間に挿入することによ
り油入電器内部まで絶縁体の変色の程度を調べることの
できる油入電器の劣化診断装置が現在盛んに開発されて
いる。
【0003】図4は、従来の油入電器の劣化診断装置の
構成を示す断面図である。油入電器20は絶縁油3で満
たされた容器1に巻線などの電気機器が収納されたもの
からなる。図4では容器1内部に設けられた電気機器全
体の図示は省略され、その電気機器を絶縁している特定
個所の絶縁体2だけを代表して示してある。絶縁体2と
しては、クラフト紙やプレースボードなどが劣化診断の
対象となる。図4の油入電器20の劣化診断装置は、絶
縁体2および絶縁油3の双方の変色の程度を調べるため
のものであって、容器1に挿入されたプローブ21と、
このプローブ21からの光信号を容器1外部で受け変色
の程度を検知して表示する絶縁体測色部9および絶縁油
測色部10とからなる。
【0004】図4において、プローブ21は、絶縁体2
の表面へ第1出射光4Sを照射する第1出射部4Aと、
絶縁体2からの反射光4Tを受ける第1受光部4Bと、
絶縁油3へ第2出射光5Sを照射する第2出射部5A
と、絶縁油3からの透過光5Tを受ける第2受光部5B
とを備え、出射光4S,5Sや反射光4T,透過光5T
をそれぞれ伝送するための光ファイバ4P,5P,4
Q,5Qを支え21Aでもって保持している。第1出射
部4Aと第1受光部4Bとはプローブ21の同じ側面2
1Bに設けられるとともに、第2出射部5Aと第2受光
部5Bとはプローブ21に形成された凹み部21Cの内
部に設けられている。光ファイバ4P,5P,4Q,5
Qは、遮光性の貫通端子7を介して容器1の外部へ引き
出され、それぞれ絶縁体測色部9と絶縁油測色部10へ
接続されている。
【0005】絶縁体測色部9は、第1出射光4Sを出射
する光源4Uと、反射光4Tを検知し第1出射光4Sか
らの変化の割合を捉えて電気信号を出力する検知器4V
と、検知器4Vからの電気信号に基づいて絶縁体2の変
色の程度を表示する表示器4Wとから構成されている。
プローブ21は、その側面21Bが劣化診断を行いたい
絶縁体2の表面に近接して配される。光源4Uからの第
1出射光4Sが光ファイバ4Pを介して第1出射部4A
へ送られ、第1出射部4Aから絶縁体2の表面へ向けて
出射される。第1出射光4Sは絶縁体2の表面で反射
し、その反射光4Tが第1受光部4Bへ入光するように
なっている。反射光4Tは光ファイバ4Qを介して検知
器4Vへ伝送されるようになっている。検知器4Vは第
1出射光4Sに対する反射光4Tの強度(反射率)や、
反射光4Tの明度、あるいは、彩度、色差などでもって
絶縁体2の変色の程度を検知し、表示器4Wは検知器4
Vからの出力信号を受けて絶縁体2の変色の程度をディ
スプレイなどに表示する。
【0006】一方、絶縁油測色部10も、第2出射光5
Sを出射する光源5Uと、透過光5Tを検知し第2出射
光5Sからの変化の割合を捉えて電気信号を出力する検
知器5Vと、検知器5Vからの電気信号に基づいて絶縁
油3の変色の程度を表示する表示器5Wとから構成され
ている。光源5Uからの第1出射光5Sが光ファイバ5
Pを介して第2出射部5Aへ送られ、第2出射部5Aか
ら凹み部21C内部の絶縁油3中へ出射される。第2出
射光5Sは絶縁油3を透過し、その透過光5Tが第2受
光部5Bへ入光するようになっている。透過光5Tは光
ファイバ5Qを介して検知器5Vへ伝送されるようにな
っている。検知器5Vは第1出射光5Sに対する透過光
5Tの強度(透過率)や、透過光5Tの明度、あるい
は、彩度、色差などでもって絶縁油3の変色の程度を検
知し、表示器5Wは検知器5Vからの出力信号を受けて
絶縁油3の変色の程度をディスプレイなどに表示する。
【0007】上述のように、プローブ21でもって反射
率や透過率、あるいは、明度、彩度、色差などを調べる
ことによって、絶縁体2や絶縁油3の変色の程度を定量
的に検知することができる。例えば、反射率や透過率は
変色の程度が進むにつれて低下するので、その反射率や
反射率を監視することで絶縁体2や絶縁油3の劣化の進
み具合を診断することができる。また、図4の劣化診断
装置は油入電器20を劣化診断する場合にプローブ21
を容器1内に挿入するだけでよいので、油入電器20を
分解しなくても油入電器20内部までその絶縁体2の変
色の程度を調べることができる。また、絶縁体2と絶縁
油3との双方の変色を同時に検知することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の油入電器の劣化診断装置は、測色された
絶縁体がどれでどの個所であるかを正確に知ることがで
きないという問題があった。すなわち、図4のプローブ
21が油入電器20内部の上から見えない位置に挿入さ
れた場合、第1出射部4Aと第1受光部4Bとがどの絶
縁体2に対向しているのかを正確に知ることができなか
った。そのために、測色された絶縁体2をはっきりと特
定することができず、劣化診断に曖昧さが残っていた。
絶縁体2の測色部を目視することができれば、劣化診断
の信頼性がさらに向上する。
【0009】この発明の目的は、絶縁体の測色対象部を
目視可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、油入電器の絶縁体表面へ第1出
射光を照射する第1出射部と、前記絶縁体からの反射光
を受ける第1受光部とからなるプローブが油入電器の容
器内部に挿入され、前記反射光から絶縁体の変色の程度
を検知して表示する絶縁体測色部を備えた油入電器の劣
化診断装置において、前記第1出射光が照射された個所
の絶縁体の像を表示する画像監視部が付加されてなるよ
うにするとよい。それによって、絶縁体の測色対象部を
画像でもって目視することができるようになるととも
に、同一の測色個所にプローブを取り付けたり、取り外
したりすることができるようになるため、プローブを初
めから測色個所に固定しておく必要がなくなるので、劣
化診断装置がより汎用的なものとなる。また、従来の画
像監視部の無い構成の劣化診断装置に使用する場合、劣
化診断を正確に行うために同一の測色個所の呈色変化を
追跡監視するには、プローブを測色個所に予め固定設置
しておく必要があるため、プローブ自身の劣化が懸念さ
れるが、画像監視部が付加されたことにより、プローブ
の取り外しを自由に行うことができるため、従来のよう
なプローブ自身の劣化についての懸念がなくなる。
【0011】また、かかる構成において、前記画像監視
部が前記反射光の分岐光を使って絶縁体の像を表示して
なるようにしてもよい。それによって、反射光が絶縁体
の変色の検知と、絶縁体の画像の表示との双方に使用さ
れるので、プローブの機構がコンパクトになる。また、
かかる構成において、油入電器の絶縁油へ第2出射光を
照射する第2出射部と、前記絶縁油からの透過光を受け
る第2受光部とが前記プローブに付加され、前記透過光
から絶縁油の変色の程度を検知して表示する絶縁油測色
部が設けられてなるようにしてもよい。それによって、
油入電器の絶縁体と絶縁油との双方の変色程度を知るこ
とができるようになる。
【0012】また、かかる構成において、前記プローブ
の外径断面が細長状に形成されてなるようにしてもよ
い。それによって、プローブが油入電器の狭い隙間に挿
入された場合にプローブ自体が回転することがなくな
り、絶縁体あるいは絶縁油を安定して測色することがで
きるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる油入電
器の劣化診断装置の構成を示す断面図である。油入電器
20の容器1の内部に挿入されたプローブ22が、図1
の手前側にある絶縁体2(点線)の表面へ第1出射光4
Sを照射する第1出射部4Aと、絶縁体2からの反射光
4Tを受ける第1受光部4Bと、凹み部22C中の絶縁
油3へ第2出射光5Sを照射する第2出射部5Aと、絶
縁油3からの透過光5Tを受ける第2受光部5Bとを備
え、出射光4S,5Sや反射光4T,透過光5Tをそれ
ぞれ伝送するための光ファイバ4P,5P,4Q,5Q
が支え22Aでもって保持されている。
【0014】図2の(A)は図1のX−X断面図であ
り、図2の(B)は図1のY−Y断面図である。図2の
(A)において、第1受光部4Bは、プローブ22の側
面22Bに対向する絶縁体2からの反射光4Tをプリズ
ム17で受け、プリズム17が反射光4Tを90度曲げ
た後に光ファイバ4Qへ達するようになっている。ま
た、第2出射部5Aは、第2出射光5Sを凹み部22C
中の手前側の絶縁油3へ出射するようになっている。一
方、図2の(B)において、第1出射部4Aは、光ファ
イバ4Pの先端がプローブ22の側面22B側に湾曲さ
れてなり、光ファイバ4Pでもって導光されてきた第1
出射光4Sを絶縁体2の表面に出射するようになってい
る。なお、第1出射部4Aは、第1出射光4Sが絶縁体
2の表面で反射したときにその反射光4Tが図2の
(A)のようにプリズム17に入光するように形成され
ている。また、第2受光部5Bは、凹み部22Cを通過
する透過光5T(図1)を受けるようになっている。
【0015】図3は図1のZ−Z断面図である。絶縁体
2の表面にプローブ22の側面22Bが近接して配さ
れ、プローブ22は、支え22Aでもって並列に設けら
れた4本の光ファイバ4P,5P,4Q,5Qを支えて
いる。プローブ22の断面は長方形に形成され、図3に
おける左右方向の幅Lが上下方向の幅Dより長くなって
いる。
【0016】図1に戻り、絶縁体測色部11は、第1出
射光4Sを出射する光源4Uと、反射光4Tを検知し第
1出射光4Sからの変化の割合を捉えて電気信号を出力
する検知器4Vと、検知器4Vからの電気信号を表示す
る表示器4Wと、画像監視部15とから構成されてい
る。光源4Uと検知器4Vと表示器4Wとは、図4の従
来の装置と同じであるが、この装置には画像監視部15
が付加されている。すなわち、光ファイバ4Qの上端部
にはハーフミラー14が設けられ、光ファイバ4Qを介
して伝送されてきた反射光4Tが、2つに分岐されるよ
うになっている。その一方の分岐光4T1は検知器4V
へ伝送されて絶縁体2の変色の程度が検知され、表示器
4Wが検知器4Vからの電気信号を受けて絶縁体2の変
色の程度をディスプレイなどに表示するようになってい
る。もう一方の分岐光4T2は撮像レンズ13を介して
画像監視部15へ入力されるようになっている。画像監
視部15は、監視カメラあるいは映像ディスプレイを備
え、絶縁体2の測色対象部の画像を目視することができ
るようになる。一方、絶縁油測色部12は、第2出射光
5Sを出射する光源5Uと、透過光5Tを検知し第2出
射光5Sからの変化の割合を捉えて信号を電気出力する
検知器5Vと、検知器5Vからの電気信号を表示する表
示器5Wとから構成され、図4の従来の装置と同じ構成
である。なお、従来と同じ部分は同一参照符号を付ける
ことによって詳細な説明は省略する。
【0017】図1において、第1出射光4Sが照射され
た個所の絶縁体2の像を目視することができるようにな
ったので、表示器4Wがどの絶縁体2の変色の程度を示
しているのかを正確に知ることができる。絶縁体2の特
定に間違えが無くなり同一個所を経時的に監視できるの
で劣化診断の信頼性が向上する。なお、この発明では図
1の実施例だけに限らず、画像監視部15を内視鏡など
別の手段でもって絶縁体2の像が得られるように構成し
てもよい。それによっても、絶縁体2の特定を行うこと
ができる。しかし、反射光4Tの分岐光4T2を使って
絶縁体の像が得られるようにしたことによって、一つの
反射光4Tでもっって絶縁体2の変色の検知と、絶縁体
2の画像の表示との双方を行うことができ、プローブ2
2の機構がコンパクトになる。そのために、油入電器内
部のより狭い隙間にある絶縁体2の変色を正確に検知す
ることができるようになる。
【0018】また、この発明では図1の実施例だけに限
らず、絶縁油測色部12、第2出射部5A、第2受光部
5Bと、光ファイバ5P,5Qを省略し、絶縁体2だけ
を測色するとともに絶縁体2の像を画像化するプローブ
であってもよい。それによって、プローブの機構がさら
にコンパクトになり、油入電器内部のより狭い隙間にあ
る絶縁体2の変色を正確に検知することができるように
なる。
【0019】また、この発明では、図3のような実施例
だけに限らず、プローブ22の外径断面が楕円形であっ
てもよい。プローブ22の外径断面を長方形あるいは楕
円形など細長状に形成することによって、プローブ22
が油入電器の狭い隙間に挿入された場合にプローブ22
自体が回転することがなくなり、絶縁体2あるいは絶縁
油3を安定して測色することができるようになる。
【0020】また、この発明では、図2の(B)のよう
な実施例だけに限らず、第1出射部4Aには、光ファイ
バ4Pの先端に図2の(A)と同じようなプリズムを設
け、光ファイバ4Pからの第1出射光4Sがそのプリズ
ムに入光するように形成してもよい。それによって、プ
リズムが第1出射光4Sを90度曲げた後に絶縁体2の
表面へ出射するようになる。
【0021】
【発明の効果】この発明は前述のように、第1出射光が
照射された個所の絶縁体の像を表示する画像監視部が付
加されてなるようにすることによって、絶縁体の測色対
象部を画像でもって目視することができるようになり、
診断の信頼性が向上する。また、同一の測色個所にプロ
ーブを取り付けたり、取り外したりすることができるよ
うになるため、劣化診断装置がより汎用的なものとなる
とともに、劣化診断を正確に行うために同一の測色個所
の呈色変化を追跡監視する場合に、プローブを測色個所
に予め固定設置しておく必要がなくなるため、プローブ
自身の劣化についての懸念がなくなる。
【0022】また、かかる構成において、画像監視部が
反射光の分岐光を使って絶縁体の像を表示してなるよう
にすることによって、プローブの機構がコンパクトにな
り、油入電器のより狭い隙間の劣化診断をすることがで
きるようになる。また、かかる構成において、油入電器
の絶縁油へ第2出射光を照射する第2出射部と、絶縁油
からの透過光を受ける第2受光部とがプローブに付加さ
れ、前記透過光から絶縁油の変色の程度を検知して表示
する絶縁油測色部が設けられてなるようにすることによ
って、油入電器の絶縁体と絶縁油との双方の変色程度を
知ることができるようになり、劣化診断の能率が向上す
る。
【0023】また、かかる構成において、プローブの外
径断面が細長状に形成されてなるようにすることによっ
て、プローブが油入電器の狭い隙間に挿入された場合に
プローブ自体が回転することがなくなり、絶縁体あるい
は絶縁油を安定して測色することができるようになり、
劣化診断の実施がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる油入電器の劣化診断
装置の構成を示す断面図
【図2】(A)は図1のX−X断面図、(B)は図1の
Y−Y断面図
【図3】図1のZ−Z断面図
【図4】従来の油入電器の劣化診断装置の構成を示す断
面図
【符号の説明】
1:容器、2:絶縁体、3:絶縁油、4A:第1出射
部、4B:第1受光部、4S:第1出射光、4T:反射
光、4V:検知器、4W:表示器、4T1,4T2:分
岐光、4P,5P,4Q,5Q:光ファイバ、7:貫通
端子、5A:第2出射部、5B:第2受光部、5S:第
2出射光、5T:透過光、5V:検知器、5W:表示
器、9,11:絶縁体測色部、10,12:絶縁油測色
部、20:油入電器、21,22:プローブ、21A,
22A:支え、21B,22B:側面、21C,22
C:凹み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G020 AA08 DA03 DA04 DA05 DA22 DA24 DA31 DA35 DA52 2G059 AA05 BB04 BB08 BB15 EE01 EE02 EE13 FF07 GG00 JJ12 JJ17 JJ22 KK01 KK03 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油入電器の絶縁体表面へ第1出射光を照射
    する第1出射部と、前記絶縁体からの反射光を受ける第
    1受光部とからなるプローブが油入電器の容器内部に挿
    入され、前記反射光から絶縁体の変色の程度を検知して
    表示する絶縁体測色部を備えた油入電器の劣化診断装置
    において、前記第1出射光が照射された個所の絶縁体の
    像を表示する画像監視部が付加されてなることを特徴と
    する油入電器の劣化診断装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の油入電器の劣化診断装置
    において、前記画像監視部が前記反射光の分岐光を使っ
    て絶縁体の像を表示してなることを特徴とする油入電器
    の劣化診断装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の油入電器
    の劣化診断装置において、油入電器の絶縁油へ第2出射
    光を照射する第2出射部と、前記絶縁油からの透過光を
    受ける第2受光部とが前記プローブに付加され、前記透
    過光から絶縁油の変色の程度を検知して表示する絶縁油
    測色部が設けられてなることを特徴とする油入電器の劣
    化診断装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の油入
    電器の劣化診断装置において、前記プローブの外径断面
    が細長状に形成されてなることを特徴とする油入電器の
    劣化診断装置。
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