JP2002025653A - フレキシブル基板の端子構造及びその製造方法 - Google Patents
フレキシブル基板の端子構造及びその製造方法Info
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Abstract
に、同時に端子補強板を接合することができるフレキシ
ブル基板の端子構造及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 端子補強板9、FPC4及び接続端子1
の順に重合して接続端子1の接合端部3の上側から電極
10a,10bを当て、抵抗溶接に用いられる容量の大
電流を通電する。この通電により接合端部3とFPC4
の配線6との接触面13aが発生した熱エネルギーによ
り接合される。このとき、同時にFPC4の絶縁フィル
ム5の一部も発生した熱エネルギーにより溶融し、絶縁
フィルム5と端子補強板9との接触面13bにおいて溶
着部12が形成される。形成された溶着部12が冷える
ことで凝固し接合部8が形成され、接続端子1、FPC
4及び端子補強板9が接合される。このように、接続端
子1とFPC4との接合工程において同時に端子補強板
9も接合する。
Description
リント基板の端子構造に関し、特にフレキシブルプリン
ト基板の配線に接続端子を直接接合する際に端子補強板
も同時に接合することができるフレキシブル基板の端子
構造及びその製造方法に関する。
シブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circu
its)用のコネクタとしては、図8に示すようなコネク
タが知られている。このコネクタ100は、主として自
動車のコンソールパネル内に設置されるメータ類の配線
用のコネクタとして使用されている。コネクタ100
は、例えばメータ筐体101に形成された嵌合穴に、F
PC107を挿入し、コネクタ110を嵌合して電気的
接続を行う構造を有している。嵌合穴に挿入して両者を
嵌合し電気的接続を行う構造を有している。
フタレート(PET)からなる絶縁フィルム104の上
に、箔状の導電材105を印刷等して配線パターンを形
成し、更に回路保護部材としてカバーレイ106をその
上に積層して構成されるが、嵌合穴に挿入されるFPC
107の末端においては、カバーレイ106は形成され
ておらず、導電材105が剥き出しとなっている。一
方、コネクタ110内部の端子収容孔111に収容され
た回路接続用ハーネス112の先端には、接続端子11
3が圧着等により接続されており、この接続端子113
には、弾性接触片114が設けられている。つまり、こ
のコネクタ100は、コネクタ110を嵌合穴に嵌合す
ることで、先に挿入されたFPC107を嵌合穴内で挟
み込み、剥き出しとなったFPC107の導電材105
部分を接続端子113の弾性接触片114が嵌合穴の壁
面に向かって押圧しつつ接触するため、電気的導通を確
保することができる構造を有しているのである。
は、そのままの状態で、例えばコネクタ110の内部の
端子収容孔111に収容された回路接続用ハーネス11
2をすべてFPC107に換えて使用するとした場合、
接続端子113をすべてFPC用の接続端子に変更し、
更にメータ筐体101側の嵌合穴を有するコネクタをも
新しいものに変更してコネクタ110と接続するという
ように、コネクタの構造を全面的に変更したりする必要
があり、部品コスト等が上昇し、生産コストの増大を招
くおそれがある。
ストの増大を招かずにハーネス112とFPC107と
を接続することができるように互換性を持たせるため、
図9(a)に示すように、例えば通常のワイヤハーネス
に使用される雌接続端子80を、同図(b)に示すよう
に、同様の嵌合部62を有するFPC用の雌接続端子6
0に置き換えてコネクタハウジング(図示せず)に収容
し、雄接続端子83が収容された別のコネクタハウジン
グ(図示せず)と嵌合させ、ハーネス112とFPC1
07とを電気的に接続することが行われている。
続端子80がその接合端部81においてワイヤ82の先
端と例えば圧着等により接合されるのと違い、同図
(b)に示すように、雌接続端子60の接合端部61が
FPC70上に形成された銅箔状の配線71に直接接合
される。そして、その上に熱溶解性接着剤等を塗布/充
填して接合部を補強し、図10に示すように、FPC用
の接続端子60を備えたフラットケーブル86が完成す
る。この場合、雌接続端子60の接合端部61をFPC
70に形成された銅箔状の配線71に直接接合して使用
するため、接合端部61と配線71との接合は、確実で
信頼性の高いものでなければならない。そのため、この
接合端部61とFPC70との接合は、抵抗溶接等の接
合法が好適である。抵抗溶接とは、2つの金属面を電極
で接触させ更に加圧して大電流を流し、この金属面の接
触部を抵抗によるジュール熱で発熱させ溶かして接合す
るものである。
なスポット溶接法のうち、電極200と電極201が接
合する材料に向かって並列に配置されるいわゆるシリー
ズ溶接が考えられる。このシリーズ溶接によれば、接合
する接続端子60をFPC107の上にセットし、この
接続端子60の接合端部61上に電極200,201を
当てて大電流を通電し、電極200,201の抵抗発熱
を利用し、メッキを拡散剤として接合する。
合したにもかかわらず、通常、FPCは電線等の他の導
電材料に比べると引き剥がし強度等において不利なた
め、図9(b)に示すように、接着剤や硬化剤等の材料
をこの接合部分(僅かな周辺も含む)に塗布等してモー
ルドを施し、モールド部72を形成する。
他のコネクタとしては、例えば特開平6−310224
号公報や特開平7−106016号公報に開示されてい
るように、フラットケーブルの複数の導体に溶接等によ
り接続された雄接続端子を有し、これらの雄接続端子が
互いに電気的に絶縁されるように電気的絶縁性を有する
一次モールド樹脂により予め封止され固定されたコネク
タが知られている。
されたFPCを使用するコネクタであっても、例えば図
11に示すように、接続端子700とFPC800とを
反対方向に引っ張った場合や、実際にコネクタハウジン
グ内に接続端子を接合したFPCを挿入する場合におい
ては、その接続端子とFPCとの接合部(接続部)90
0には相当の引き剥がし力等の外力がかかってしまい、
この接合部900が剥がれたり、壊れたりしてしまうお
それがある。このため、接合部900の下面に例えば両
面テープや接着剤を用いて合成樹脂等からなる補強板を
貼付け、機械的強度を持たせることが行われている。し
かし、この方法は、自動化にすることが困難であり、ま
た、補強板を貼付けるための接合用部材が必要となるた
め、生産コストの増大に繋がってしまうという問題があ
る。また、接続端子が所定の間隔をもってコネクタハウ
ジングに挿入されるものである場合は、接続端子とFP
Cとの接合時に、厳密に間隔をつけて接合をしなければ
ならないため、接続端子とFPCとの接合作業に時間が
掛かり、生産コストの上昇を招くという問題もある。
されたもので、フレキシブル基板と接続端子とを接合す
る際に、同時に端子補強板を接合することができるフレ
キシブル基板の端子構造及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
ブル基板の端子構造は、絶縁フィルム上に導体パターン
が形成されたフレキシブル基板と、前記フレキシブル基
板の端部で前記導体パターンと接合される接合端部を有
する金属製の接続端子と、前記フレキシブル基板の端部
で前記導体パターンと反対側の絶縁フィルムと結合され
る補強板とを備えたことを特徴とする。
製造方法は、絶縁フィルム上に導体パターンが形成され
たフレキシブル基板の端部の前記導体パターン上に、金
属製の接続端子の端部を配置すると共に、前記フレキシ
ブル基板の端部の前記絶縁フィルム側に補強板を添設
し、前記接続端子の端部と前記フレキシブル基板の導体
パターンの間に抵抗溶接を施すと同時に、この抵抗溶接
により発生した熱で前記絶縁フィルムの少なくとも一部
を溶融させて前記絶縁フィルムと補強板とを溶着するこ
とを特徴とする。
先端側に前記接続端子を保持する保持部を一体に形成し
てなるものである。
基板の端部に沿って複数配設され、前記補強板の保持部
は、前記接続端子の配列ピッチに合わせて複数配設され
ていることが望ましい。
び補強板を収容するコネクタハウジングを更に備え、前
記補強板は、その両側端部に係合突起が突設され、前記
コネクタハウジングの側壁には、前記補強板の係合突起
が係合される係合部が形成されていることが望ましい。
面上に予め熱溶解性接着剤が形成されてなることが望ま
しい。
記接続端子を保持する保持部を一体に形成し、前記接続
端子と導体パターンとの接合に先立って、前記接続端子
を前記補強板の保持部で保持するようにする。
子構造に、導体パターンが形成されたフレキシブル基板
と、この導体パターンと接合される接合端部を有する接
続端子と、フレキシブル基板の絶縁フィルムと結合され
る補強板とを備えた構造を採用する。このため、通常の
フレキシブル基板の端子よりも機械的強度を有する端子
を実現することが可能となる。一方、フレキシブル基板
の端子の製造方法に、フレキシブル基板の導体パターン
上に接続端子の端部を配置すると共に、フレキシブル基
板の端部の絶縁フィルム側に補強板を添設し、接続端子
の端部とフレキシブル基板の導体パターンとの間に抵抗
溶接を施すと同時に、絶縁フィルムの少なくとも一部を
溶融させて絶縁フィルムと補強板とを溶着する方法を採
用する。このため、フレキシブル基板に接続端子を接合
する工程で同時に補強板を接合することができる。これ
により、フレキシブル基板の端子製造工程において、フ
レキシブル基板に接続端子を接合した後に補強板を接合
する工程を省略することができ、作業工程数を削減して
生産コストの上昇を抑えることが可能となる。
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例に係
るフレキシブル基板(FPC)、接続端子及び端子補強
板の同時接合時の接合部を示す側面一部断面図である。
接続端子(雄又は雌接続端子)1は、接続相手方接続端
子の嵌合部(図示せず)と嵌合する端子嵌合部(図示せ
ず)を有する端子本体部2と、FPC4と接続される接
合端部3とから構成されている。FPC4は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)等からなる絶縁フィルム
5の上に銅箔積層状の導電パターンからなる配線6が形
成され、これら絶縁フィルム5及び配線6の上に電気的
絶縁性を有する合成樹脂等からなるカバーレイ7を被せ
た構造となっている。また、FPC4の絶縁フィルム5
の下部には、接続端子1とFPC4との接合部8を補強
するための端子補強板9が絶縁フィルム5と密着するよ
うに配置されている。なお、FPC4のカバーレイ7
は、接合部8に当たる部分においては形成されておら
ず、本来このカバーレイ7に覆われているはずの配線6
が剥き出しの状態であるため、この剥き出しの状態にあ
る配線6の上に接続端子1の接合端部3を当接させるこ
とができ、接合端部3と配線6とを抵抗溶接により容易
に直接接続することができる構造となっている。
板9の同時接合は、以下に説明するような方法により実
現される。まず、上記のようにして重ねた接続端子1、
FPC4及び端子補強板9のうち、接続端子1の接合端
部3の上側から電極10a,10bを当て、この電極1
0a,10bに抵抗溶接に用いられる容量の大電流を通
電する。すると、接合端部3と配線6の接触面13aが
通電により発生した熱エネルギー(ジュール熱)により
溶接される。このとき、同時に絶縁フィルム5の一部も
通電により発生した熱エネルギーにより溶融し、絶縁フ
ィルム5と端子補強板9との接触面13bにおいて溶着
部12が形成される。最後に、電極10a,10bの通
電を停止し、これら電極10a,10bを接合端部3か
ら離して接合部8を冷却することで、形成された溶着部
12が凝固し、接続端子1、FPC4及び端子補強板9
が接合される。このようにして接合部8を形成すれば、
接続端子1とFPC4との接合工程において、同時に端
子補強板9も接合することができるので、後から端子補
強板9を接合部8に接合する工程を省略することがで
き、端子部に同一強度を持たせたフレキシブル基板をよ
り早く生産することができる。このため、生産作業の高
効率化を実現することができるようになる。
図2に示すように、端子補強板9の絶縁フィルム5との
接触面13b上に、例えば熱溶解性接着剤(ホットメル
ト系接着剤)14等を予め塗布しておいても良い。この
ようにすれば、抵抗溶接の際に、絶縁フィルム5と端子
補強板9との接触面13bにおいて形成される溶着部1
2の接着力に、更に熱溶解性接着剤14の接着力をプラ
スして端子補強板9を絶縁フィルム5に接合し、接合部
8を形成することができる。このため、より強い引き剥
がし強度等の耐外力性を有する接合部8を形成すること
ができ、同時接合における接合信頼性を向上させること
ができる。
板9にランス部15を形成し、このランス部15を接続
端子1の端子本体部2の下側にあるランス係止部16に
係合し、これら接続端子1と端子補強板9との間にFP
C4を挿入してから同時接合を行うようにしても良い。
このようにすれば、抵抗溶接により形成すべく接続端子
1、FPC4及び端子補強板9からなる接合部8の正確
な位置を予め設定することができるため、この設定に従
って同時接合を行うことで、例えば複数の接続端子1同
士に所定の間隔(ピッチ)をつけて接合しなければなら
ない場合等の接合作業の困難性を緩和することができ
る。また、この例の端子の製造方法によれば、接続端子
1のFPC4への仮止め作業及び接合作業、その後の端
子補強板9の接合作業という3つの作業工程からなる作
業を、「仮止め作業+接合作業」の2つの作業工程で行
うことができるため、生産作業の短縮化を図ることがで
きる。なお、このような同時接合方法では、同図(b)
に示すように、端子補強板9の絶縁フィルム5との接触
面13b上に、上述したものと同様に熱溶解性接着剤1
4を予め塗布したものを用いて同時接合を行い、更に接
合部8の強度を高めるようにしても良い。
板9を用いたFPC4、接続端子1及び端子補強板9か
らなるフレキシブル基板の端子を利用したフラットケー
ブルコネクタの製造工程について説明する。
子1と端子補強板9とをランス部15とランス係止部1
6とが係合するような位置にセットし、セットされた接
続端子1と端子補強板9との間にカバーレイ7の無い端
末部分が接続端子1の接合端部3の下面と当接するよう
にFPC4を挿入する。次に、上述したような抵抗溶接
を施し、これら接続端子1、FPC4及び端子補強板9
からなる接合部8を形成し、接続端子1が接合された端
子補強板9付FPC4(以下、「フラットケーブル端末
20」と呼ぶ)を作成する。なお、この端子補強板9の
側面には、係止突起17が形成されており、この係止突
起17は、後述するコネクタハウジングに形成された係
止穴に係合してフラットケーブル端末をコネクタハウジ
ング内に係止固定するものである。
フラットケーブル端末20をコネクタハウジング18の
収容穴22に挿入することで、フラットケーブルコネク
タ21が完成する。このコネクタハウジング18の両側
面には、上述したように端子補強板9の両側面に形成さ
れた係止突起17と係合する係止穴19が形成されてお
り、フラットケーブル端末20をコネクタハウジング1
8に挿入すると、図7のA−A´断面図に示すように、
係止突起17と係止穴19とが係合してフラットケーブ
ル端末20がコネクタハウジング18にロックされる。
これにより、フラットケーブル端末20の接合部8にお
ける引き剥がし強度が増すと共に、更に、例えば接続端
子1側からの外力に対抗する分の耐外力性も含めた総合
的な機械的強度も大幅に向上する。このため、上述した
同時接合を施したフラットケーブル端末20を用いてフ
ラットケーブルコネクタ21を作成することにより、特
に接合部8が破断し難いフラットケーブルコネクタ21
を安価に提供することが可能となる。
フレキシブル基板の端子構造に、導体パターンが形成さ
れたフレキシブル基板と、この導体パターンと接合され
る接合端部を有する接続端子と、フレキシブル基板の絶
縁フィルムと結合される補強板とを備えた構造を採用す
る。このため、通常のフレキシブル基板の端子よりも機
械的強度を有する端子を実現することが可能となる。一
方、フレキシブル基板の端子の製造方法に、フレキシブ
ル基板の導体パターン上に接続端子の端部を配置すると
共に、フレキシブル基板の端部の絶縁フィルム側に補強
板を添設し、接続端子の端部とフレキシブル基板の導体
パターンとの間に抵抗溶接を施すと同時に、絶縁フィル
ムの少なくとも一部を溶融させて絶縁フィルムと補強板
とを溶着する方法を採用する。このため、フレキシブル
基板に接続端子を接合する工程で同時に補強板を接合す
ることができる。これにより、フレキシブル基板の端子
製造工程において、フレキシブル基板に接続端子を接合
した後に補強板を接合する工程を省略することができ、
作業工程数を削減して生産コストの上昇を抑えることが
可能となるという効果を奏する。
板、接続端子及び端子補強板の同時接合時の接合部を示
す側面一部断面図である。
合の接合部を示す側面一部断面図である。
接合部を示す側面一部断面図である。
合工程を示す側面一部断面図である。
ネクタハウジングに挿入する工程を示す上方斜視図であ
る。
る。
とハーネス及びFPCとの接合構造を示す図である。
明するための側面一部断面図である。
に引っ張る様子を示す上方斜視図である。
PC、5…絶縁フィルム、6…配線、7…カバーレイ、
8…接合部、9…端子補強板、10…電極、12…溶着
部、13…接触面、14…熱溶解性接着剤、15…ラン
ス部、16…ランス係止部、17…係止突起、18…コ
ネクタハウジング、19…係止穴、20…フラットケー
ブル端末、21…フラットケーブルコネクタ、22…収
容穴。
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁フィルム上に導体パターンが形成さ
れたフレキシブル基板と、 前記フレキシブル基板の端部で前記導体パターンと接合
される接合端部を有する金属製の接続端子と、 前記フレキシブル基板の端部で前記導体パターンと反対
側の絶縁フィルムと結合される補強板とを備えたことを
特徴とするフレキシブル基板の端子構造。 - 【請求項2】 前記補強板は、その先端側に前記接続端
子を保持する保持部を一体に形成してなるものであるこ
とを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基板の端子
構造。 - 【請求項3】 前記接続端子は、前記フレキシブル基板
の端部に沿って複数配設され、 前記補強板の保持部は、前記接続端子の配列ピッチに合
わせて複数配設されていることを特徴とする請求項2記
載のフレキシブル基板の端子構造。 - 【請求項4】 前記フレキシブル基板の端部、接続端子
及び補強板を収容するコネクタハウジングを更に備え、 前記補強板は、その両側端部に係合突起が突設され、 前記コネクタハウジングの側壁には、前記補強板の係合
突起が係合される係合部が形成されていることを特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項記載のフレキシブル基
板の端子構造。 - 【請求項5】 絶縁フィルム上に導体パターンが形成さ
れたフレキシブル基板の端部の前記導体パターン上に、
金属製の接続端子の端部を配置すると共に、前記フレキ
シブル基板の端部の前記絶縁フィルム側に補強板を添設
し、前記接続端子の端部と前記フレキシブル基板の導体
パターンの間に抵抗溶接を施すと同時に、この抵抗溶接
により発生した熱で前記絶縁フィルムの少なくとも一部
を溶融させて前記絶縁フィルムと補強板とを溶着するこ
とを特徴とするフレキシブル基板の端子の製造方法。 - 【請求項6】 前記補強板の前記絶縁フィルムに接触す
る面上に予め熱溶解性接着剤が形成されてなることを特
徴とする請求項5記載のフレキシブル基板の端子の製造
方法。 - 【請求項7】 前記補強板の先端側に前記接続端子を保
持する保持部を一体に形成し、前記接続端子と導体パタ
ーンとの接合に先立って、前記接続端子を前記補強板の
保持部で保持するようにしたことを特徴とする請求項5
又は6記載のフレキシブル基板の端子の製造方法。
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