JP2002025068A - 書き換え可能な光ディスクをオーバーライトする方法 - Google Patents

書き換え可能な光ディスクをオーバーライトする方法

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JP2002025068A
JP2002025068A JP2000202612A JP2000202612A JP2002025068A JP 2002025068 A JP2002025068 A JP 2002025068A JP 2000202612 A JP2000202612 A JP 2000202612A JP 2000202612 A JP2000202612 A JP 2000202612A JP 2002025068 A JP2002025068 A JP 2002025068A
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recording
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optimum
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JP2000202612A
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Shinichi Sato
晋一 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD−RWを限界まで効率的に書き換える方
法およびこの方法に基ずくCD−RW記録装置を提供す
る。 【解決手段】 トラックのデータ領域を等分したセクタ
を単位としてリードおよびライトが可能な相変化型光記
録媒体の書き込み方法である。この記録媒体は、最適パ
ワー制御(OPC)に基づく最適記録パワーの計測を可
能とする領域と、各セクタに対して、セクタ番号、オー
バーライト回数および最適記録パワーを記憶する領域と
を備えた。指定されたセクタの記録命令に応じて、指定
されたセクタのオーバーライト回数を読み出す。記憶さ
れているオーバーライト回数が所定の回数を超えた場
合、ブロック誤り率が所定の値以下となる記録パワー範
囲で最小の記録パワーを実測最適記録パワーとする。実
測最適記録パワーにより記録を行う。前記オーバーライ
ト回数をインクリメントして、前記オーバーライト回数
が記憶されていた場所に戻してライト完了となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相変化型光記録媒
体、即ち書き換え可能な光ディスク(CD−RW)およ
び相変化型光記録装置に関し、さらに詳細には相変化型
光記録媒体を限界まで効率的に書き換える方法、および
この方法に基ずく相変化型光記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書き換え可能な光ディスク(CD−R
W)においてオーバーライトを行なう場合、OPC(最
適パワー制御)により求めた最適記録パワーが大きい
程、ジッタが激しくディスクの劣化が著しいことを示
す。オーバーライトを繰り返すうちにジッタが悪化し、
最悪の場合はデータが読み出せなくなってしまう。この
点に関し、特開平8−315360号公報には、オーバ
ーライトした回数をディスクの所定の領域に記録し、こ
の回数に基づく判断基準に達した場合、その記録媒体へ
の書き込みを不可とする発明が開示されている。しか
し、書き込み不可と判断するまでの、書き込み方法につ
いて提案がなされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、CD−RWを限
界まで効率的に書き換える方法、およびこの方法に基ず
くCD−RW記録装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の書き換え
可能な光ディスクをオーバーライトする方法は、トラッ
クのデータ領域を等分したセクタを単位として書き換え
可能な光ディスク記録再生装置において、セクタ毎にセ
クタ番号とそのセクタをオーバーライトしたオーバーラ
イト回数とが記憶されていて、指定されたセクタにオー
バーライトする方法であり、該方法が、指定されたセク
タの記録命令に応じて、前記指定されたセクタのオーバ
ーライト回数を読み出すステップと、前記記憶されてい
るオーバーライト回数が所定の回数を超えた場合、ブロ
ック誤り率が所定の値以下となる記録パワー範囲で最小
の記録パワーを実測最適記録パワーとするステップと、
前記実測最適記録パワーにより記録を行うステップと、
前記オーバーライト回数をインクリメントして、前記オ
ーバーライト回数が記憶されていた場所に戻すステップ
とを備えたことを特徴とする。請求項2記載の方法は、
請求項1において、セクタ毎に、前記セクタ番号および
前記オーバーライト回数と共に、書き込みに用いた最適
記録パワーも記憶されていて、前記記憶されているオー
バーライト回数が所定の回数を超えない場合、指定され
たセクタに対する最適記録パワーを読み出し、読み出し
た最適記録パワーで記録するステップをさらに含むこと
を特徴とする。
【0005】請求項3記載の方法は、請求項1におい
て、セクタ毎に、前記セクタ番号および前記オーバーラ
イト回数の他に、書き込みに用いた最適記録パワーも記
憶されていて、前記方法が、前記記憶されている最適記
録パワーを読み出すステップと、読み出した最適記録パ
ワーと前記実測最適記録パワーの差が所定の値を超えて
いる場合、現在記録されているデータを十分消去できる
ような処置を講じる処置ステップとをさらに含むことを
特徴とする。請求項4記載の方法は、において、前記処
置ステップが、前記実測最適記録パワーにオフセットを
加えた値を記録パワーとするステップからなることを特
徴とする。請求項5記載の方法は、請求項3において、
前記処置ステップが、消去パワーの設定を所定の要領で
高めるステップからなることを特徴とする。請求項6記
載の方法は、請求項1において、セクタ毎のセクタ番号
とオーバーライト回数が、前記書き換え可能な光ディス
クの所定の領域に記録されることを特徴とする。
【0006】請求項7記載の相変化型光記録媒体は、ト
ラックのデータ領域を等分したセクタを単位としてリー
ドおよびライトが可能な相変化型光記録媒体であり、該
相変化型光記録媒体が、最適パワー制御(OPC)に基
づく最適記録パワーの計測を可能とする領域と、前記各
セクタに対して、セクタ番号、オーバーライト回数およ
び最適記録パワーを記憶する領域とを備えたことを特徴
とする。請求項8記載のCD−RW記録再生装置は、ト
ラックのデータ領域を等分したセクタを単位としてリー
ドおよびライトが可能なCD−RW記録再生装置であ
り、CD−RWがセクタ毎にセクタ番号とそのセクタを
オーバーライトしたオーバーライト回数とを記憶する記
憶領域を備え、該CD−RW記録再生装置が、指定され
たセクタの記録命令に応じて、前記指定されたセクタの
オーバーライト回数を読み出す読出し手段と、前記読み
出したオーバーライト回数が所定の回数を超えた場合、
ブロック誤り率が所定の値以下となる記録パワー範囲で
最小の記録パワーを実測最適記録パワーとする実測手段
と、前記実測最適記録パワーにより記録を行う記録手段
と、前記オーバーライト回数をインクリメントして、前
記オーバーライト回数が記憶されていた場所に戻す保存
手段とを備えたことを特徴とする。請求項9記載のCD
−RW記録再生装置は、請求項8において、前記記憶領
域には、セクタ毎に、書き込みに用いた最適記録パワー
も記憶されていて、前記読み出したオーバーライト回数
が所定の回数を超えない場合、指定されたセクタに対す
る最適記録パワーを読み出し、読み出した最適記録パワ
ーで記録する手段をさらに含むことを特徴とする。
【0007】請求項10記載のCD−RW記録再生装置
は、請求項8において、前記記憶領域には、セクタ毎
に、書き込みに用いた最適記録パワーも記憶されてい
て、前記方法が、前記記憶されている最適記録パワーを
読み出す手段と、読み出した最適記録パワーと前記実測
最適記録パワーの差が所定の値を超えている場合、現在
記録されているデータを十分消去できるような処置を講
じる処置ステップとをさらに含むことを特徴とする。請
求項11記載のCD−RW記録再生装置は、請求項10
において、前記処置手段が、前記実測最適記録パワーに
オフセットを加えた値を記録パワーとする手段からなる
ことを特徴とする。請求項12記載のCD−RW記録再
生装置は、請求項10において、前記処置手段が、消去
パワーの設定を所定の要領で高める手段からなることを
特徴とする。請求項13記載のCD−RW記録再生装置
は、請求項8において、セクタ毎のセクタ番号とそオー
バーライト回数が、前記書き換え可能な光ディスクの所
定の領域に記録されることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例と添
付図面により本発明を詳細に説明する。なお、複数の図
面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。
図1は、本発明によるCD−RWレコーダ(記録再生装
置)の一実施形態の要部を示す略ブロック図である。図
1において、CD−RWレコーダ(1〜8)は、レコー
ダ全体を制御するCPU7、図示しないLD(レーザダ
イオード)によりCD−RWディスク49に対して情報
の読み書きを行うピックアップ(PICK-UP)4、図示し
ない情報源から供給される情報をCD−RWディスク4
9に記録できる形式に符号化・変調するエンコーダ1、
エンコーダ1からの記録信号によりピックアップ4のレ
ーザダイオードLD(図示せず)の発光タイミングを決
定すると同時に、CPU7により再生パワーPr、消去
パワーPe及び記録パワーPwを独立に制御できるよう
に構成されたリード/イレーズ/ライト制御部2、およ
びこれらの制御信号Pr、PeおよびPwに応じて、ピ
ックアップ4内のLDに電流を供給し、LDの発光パワ
ーを決定するLD駆動回路3をデータ記録系として備え
る。LDの発光パワーはピックアップ4内の図示しない
LDパワー検出回路にて検出され、CPU7に送られ、
CPU7はこの信号に基づいてLDの発光パワーを所望
の値に制御する。CD−RWレコーダ(1〜8)は、さ
らにCD−RWからピックアップ4で読み出した信号を
検出するRF(高周波)検出回路5、および検出回路5
からの信号を復調・復号するCD−RWデコーダ6を再
生系として備える。また、CD−RWレコーダ(1〜
8)は、CPU7の動作に必要なデータを記憶する電気
的に書き換え可能なメモリ8を備える。
【0009】記録媒体49は、種々の大きさのデータま
たはファイルを何度も書き換えて使用しやすいように、
ディスクのデータエリアを一定の長さの区分(以降、セ
クタと称する)に分割し、読出し書き込みはセクタごと
に行うものとする。本発明によれば、記録媒体49の、
例えばPMA(Program Memory Area)領域に、各セク
タに対して、図2に示すようなデータを記憶する。各セ
クタのレコードは、セクタに順に割り当てられたセクタ
番号、そのセクタがそれまでに上書きされた回数(n−
1)、前回そのセクタの書き込みに使用された最適記録
パワーPw(n−1)が記録されている。これらのデータ
は、記憶媒体49でなく不揮発性メモリ8に記憶して管
理しても良いが、記録媒体49を他の(普段使用するも
のと異なる)レコーダで記録する可能性もあり得ると、
記録媒体49に記録する方が都合がよい。CD−RWの
出荷時には、オーバライト回数(n−1)は0、前回の
最適記録パワーPw(n−1)(即ち、Pw0)は、実際
の測定値が初期値として記憶されるものとする。ここ
で、最適記録パワーを求める方法としては、特開平7−
85494号公報等にあるように、光ディスク上のPC
A(パワー校正領域)にて、1フレームを1レーザパワ
ーに割り当て、15ステップのパワーで最小から最大ま
で記録した後、その部分を再生した時の再生信号振幅で
最適パワーを求める方法が一般的であるが、特にこの方
法に限るものではない。
【0010】図3は、CD−RWのトラック上のあるセ
クタに対する上書き命令を受け取った場合、これに応じ
て呼び出され、CPU7により実行されるサブルーチン
の動作例を示すフローチャートである。図3において、
CPU7は、ステップ52で、そのセクタに割り当てら
れた所定の記憶場所からオーバーライト回数n−1と前
回の最適記録パワーPw(n−1)を読み出し、ステップ
54に進む。ステップ54において、オーバーライト回
数n−1が所定の回数N1を超えるかどうか判断する。
ここで、CD−RWの特性を調べる。図4は、記録パワ
ーPwが15mWの場合と18mWの場合とで直接オー
バーライト(DOW)を繰り返した場合のブロック誤り
率(BLER)の変化を表すグラフである。同図から、
記録パワーPwは低い方が好ましく、DOW500回程
度まではBLERが殆ど上昇しないことが分かる。そこ
で、ステップ54では、所定の回数N1を例えば500
とする。オーバーライト回数n−1が所定の回数N1
(例えば、500)を超えていなければ、ステップ56
において、読み出した前回の最適記録パワーPw(n−
1)を今回の最適記録パワーPw(n)とする。そして、
ステップ64において、Pw(n)を記録パワーとして設
定してオーバーライトし、ステップ66において、現在
のオーバライト回数nと最適記録パワーPw(n)をステ
ップ52で読み出した記憶場所に戻して、メーンルーチ
ンに戻る。また、ステップ54において、判断結果がY
ESでオーバーライト回数n−1500を超えている場
合、ステップ58において、OPC(最適パワー制御)
により最適記録パワーPw(n)を求める。この場合の最
適記録パワーPw(n)は、光ディスク上のPCAにて1
フレームを1レーザパワーに割り当て、15ステップの
パワーで最小から最大まで記録した後、BLERが例え
ば10以下となる記録パワ−範囲の最小記録パワーとし
て求める。しかし、この場合、最適記録パワーPw(n)
は前回の記録パワーPw(n−1)よりも小さいので、書
き換え可能光ディスクの特性上、前回の記録パワーで記
録したときのデータの消し残りが発生するため、オーバ
ーライトしたトラックにおいてジッタが悪くなる。
【0011】このため、ステップ60において、前回の
記録パワーPw(n−1)と今回の記録パワーPw(n)と
の差が、所定のパワーPwrを超えなければ、上述のス
テップ64に進み、以降、既に述べた処理を行ってメイ
ンルーチンに戻る。逆に、ステップ60において超えて
いる場合、前回の記録パワーで記録されたデータの消し
残りが発生するため、オーバーライトしたセクタにおい
てジッタが激しくなる。このため、ステップ62におい
て、オーバライトした時に現在記録されているデータを
十分消去できるような処置を講じる。具体的には、図5
に示したステップ62a(図5(A))または62b(図
5(B))の何れかを実行する。ステップ62aの場合
は、今回算出した最適記録パワーPw(n)にオフセット
値αを加えた値P(n)+αを新たな最適記録パワーPw
(n)とする。この場合、αは、例えばα=(P(n−1)
−P(n))/2のように求める。ステップ62bの場合
は、消去パワーPeの設定値を所定の要領で高める。即
ち、通常のイレーズパワーより数%高くする。このよう
にして、ステップ62の処理を終えた後、ステップ64
に進み、以降、前述の要領で処理をしてメインルーチン
に戻る。以上述べたように、所定の上書き回数N1、例
えば500までは、最適記録パワーの初期値Pw0で記
録を行い、それ以降は最適記録パワーPw(n)を算出し
て記録するが、記録されているデータの消し残りが起こ
りそうな場合は、十分消去できる処置を講じるので、記
録パワーを抑えながら消し残りのないように記録してい
く。
【0012】図6は、光ディスク49を所定の書き込み
限界まで書き換えることを可能とするソフトウェア構造
を示す図である。図6(A)は、図2の代わりに記憶す
るべきデータの構成を示し、図6(B)は、図3のステ
ップ60と62との間に挿入するルーチン例のフローチ
ャートである。図6(A)では、各セクタ毎に、図2の
データの他に、そのセクタがまだ書き換えできるかどう
かを示す記録不可フラグF(例えば、0:記録可能、
1:記録不可)も記憶されている。また、光ディスクの
所定の場所に、記録不可と判断されたセクタの数(記録
不能セクタ数)Nsが記録されるものとする。初期状態
では、記録不可フラグF=論理0、記録不能セクタ数N
s=0とする。
【0013】ステップ60において、前回の記録パワー
Pw(n−1)と今回の記録パワーPw(n)との差が所定
のパワーPwrを超え、消し残りが発生しそうな場合、
ステップ70に進み、現在のセクタの書き込み限度を超
えたかどうかを判断する。この判断は、例えば読み出し
たオーバーライト回数n−1が第2の所定の書き込み回
数N2、例えば1000回(図4から)を超えたかどう
かを判断する。超えていなければ、まだ書き換え可能と
判断されるので、ステップ62へ進み、以降、前述の動
作を行う。ステップ70において、判断結果がYESの
場合、そのセクタは書き換え不能と判断し、ステップ7
2において、記録不能フラグFを1に設定し、記録不可
セクタ数Nsをインクリメントする。さらに、ステップ
74において、記録不可セクタ数Nsが所定のセクタ数
N2に達したかどうかを判断する。達していない場合、
ステップ76において、セクタ番号を次の記録可能なセ
クタに設定して、前述のステップ52へ進む。ステップ
74において、記録不可セクタ数Nsが所定のセクタ数
N2に達した場合、ステップ78において、その光ディ
スク49は書き込み不可である旨の警告を発して、図示
しないメインルーチンに戻る。このようにすることによ
り、光ディスク49を記録不能になるまで効率的に書き
換えることができる。なお、ステップ70において、書
き込み限度を超えたかどうかを判断をオーバーライトの
回数に基づいて行ったが、OPCにより求めた最適記録
パワーPw(n)を判断基準としても良い。即ち、最適記
録パワーPw(n)が所定の閾値を超えたかどうかを判断
しても良い。以上は、本発明の説明のために実施の形態
の例を掲げたに過ぎない。したがって、本発明の技術思
想または原理に沿って上述の実施の形態に種々の変更、
修正または追加を行うことは、当業者には容易である。
故に、本発明は、以上述べた実施の形態に捕らわれるこ
となく、ただ特許請求の範囲の記載に従って解釈するべ
きである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、所定の上書き回数N1
までは、最適記録パワーの初期値Pw0で記録を行い、
それ以降は最適記録パワーPw(n)を算出して記録する
が、記録されているデータの消し残りが起こりそうな場
合は、十分消去できる処置を講じるので、記録パワーを
抑えながら消し残りのないように記録され、ジッタを抑
えることができる。光ディスクを記録不能になるまで効
率的に書き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCD−RWレコーダの一実施形態
の要部略ブロック図。
【図2】CD−RWのトラック上の各セクタに対して記
憶されるデータの構成例を示す図。
【図3】CD−RWのトラック上のセクタに対する上書
き命令に応じてCPU7が実行する動作例と示すフロー
チャート。
【図4】一般的なCD−RWにおける直接上書き(DO
W)回数とブロック誤り率(BLER)との関係を示す
図。
【図5】(A)及び(B)は図3のフローチャートのス
テップ62として実行しうる処理(又はステップ)の例
を示す図。
【図6】(A)及び(B)は図3のステップ60と62
との間に挿入することにより、光ディスク49を所定の
書き込み限界まで書き換えることが可能となるルーチン
例のフローチャート。
【符号の説明】
1〜8 CD−RWレコーダ 1 CD−RWエンコーダ 2 リード/ライト/イレーズ制御部 3 LD(レーザダイオード)駆動回路 4 ピックアップ(PICK-UP) 5 RF(高周波)検出回路 6 CD−RWデコーダ 7 CPU 8 電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ 49 CD−RW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックのデータ領域を等分したセクタ
    を単位として書き換え可能な光ディスク記録再生装置に
    おいて、セクタ毎にセクタ番号とそのセクタをオーバー
    ライトしたオーバーライト回数とが記憶されていて、指
    定されたセクタにオーバーライトする方法であり、 該方法が、 指定されたセクタの記録命令に応じて、前記指定された
    セクタのオーバーライト回数を読み出すステップと、 前記記憶されているオーバーライト回数が所定の回数を
    超えた場合、ブロック誤り率が所定の値以下となる記録
    パワー範囲で最小の記録パワーを実測最適記録パワーと
    するステップと、 前記実測最適記録パワーにより記録を行うステップと、 前記オーバーライト回数をインクリメントして、前記オ
    ーバーライト回数が記憶されていた場所に戻すステップ
    と、を備えたことを特徴とする書き換え可能な光ディス
    クをオーバーライトする方法。
  2. 【請求項2】 セクタ毎に、前記セクタ番号および前記
    オーバーライト回数と共に、書き込みに用いた最適記録
    パワーも記憶されていて、前記記憶されているオーバー
    ライト回数が所定の回数を超えない場合、指定されたセ
    クタに対する最適記録パワーを読み出し、読み出した最
    適記録パワーで記録するステップをさらに含むことを特
    徴とする請求項1記載の書き換え可能な光ディスクをオ
    ーバーライトする方法。
  3. 【請求項3】 セクタ毎に、前記セクタ番号および前記
    オーバーライト回数の他に、書き込みに用いた最適記録
    パワーも記憶されていて、 前記記憶されている最適記録パワーを読み出すステップ
    と、 読み出した最適記録パワーと前記実測最適記録パワーと
    の差が所定の値を超えている場合、現在記録されている
    データを十分消去できるような処置を講じる処置ステッ
    プと、をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の書
    き換え可能な光ディスクをオーバーライトする方法。
  4. 【請求項4】 前記処置ステップが、前記実測最適記録
    パワーにオフセットを加えた値を記録パワーとするステ
    ップからなることを特徴とする請求項3記載の書き換え
    可能な光ディスクをオーバーライトする方法。
  5. 【請求項5】 前記処置ステップが、消去パワーの設定
    を所定の要領で高めるステップからなることを特徴とす
    る請求項3記載の書き換え可能な光ディスクをオーバー
    ライトする方法。
  6. 【請求項6】 セクタ毎のセクタ番号とオーバーライト
    回数が、前記書き換え可能な光ディスクの所定の領域に
    記録されることを特徴とする請求項1記載の書き換え可
    能な光ディスクをオーバーライトする方法。
  7. 【請求項7】 トラックのデータ領域を等分したセクタ
    を単位としてリードおよびライトが可能な相変化型光記
    録媒体であり、 該相変化型光記録媒体が、 最適パワー制御(OPC)に基づく最適記録パワーの計
    測を可能とする領域と、 前記各セクタに対して、セクタ番号、オーバーライト回
    数および最適記録パワーを記憶する領域とを備えたこと
    を特徴とする相変化型光記録媒体。
  8. 【請求項8】 トラックのデータ領域を等分したセクタ
    を単位としてリードおよびライトが可能なCD−RW記
    録再生装置であり、CD−RWがセクタ毎にセクタ番号
    とそのセクタをオーバーライトしたオーバーライト回数
    とを記憶する記憶領域を備え、 該CD−RW記録再生装置が、 指定されたセクタの記録命令に応じて、前記指定された
    セクタのオーバーライト回数を読み出す読出し手段と、 前記読み出したオーバーライト回数が所定の回数を超え
    た場合、ブロック誤り率が所定の値以下となる記録パワ
    ー範囲で最小の記録パワーを実測最適記録パワーとする
    実測手段と、 前記実測最適記録パワーにより記録を行う記録手段と、 前記オーバーライト回数をインクリメントして、前記オ
    ーバーライト回数が記憶されていた場所に戻す保存手段
    と、を備えたことを特徴とするCD−RW記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】 前記記憶領域には、セクタ毎に、書き込
    みに用いた最適記録パワーも記憶されていて、前記読み
    出したオーバーライト回数が所定の回数を超えない場
    合、指定されたセクタに対する最適記録パワーを読み出
    し、読み出した最適記録パワーで記録する手段をさらに
    含むことを特徴とする請求項8記載のCD−RW記録再
    生装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶領域には、セクタ毎に、書き
    込みに用いた最適記録パワーも記憶されていて、 前記記憶されている最適記録パワーを読み出す手段と、 読み出した最適記録パワーと前記実測最適記録パワーの
    差が所定の値を超えている場合、現在記録されているデ
    ータを十分消去できるような処置を講じる処置ステップ
    を実行する手段と、をさらに含むことを特徴とする請求
    項8記載のCD−RW記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記処置手段が、前記実測最適記録パ
    ワーにオフセットを加えた値を記録パワーとする手段か
    らなることを特徴とする請求項10記載のCD−RW記
    録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記処置手段が、消去パワーの設定を
    所定の要領で高める手段からなることを特徴とする請求
    項10記載のCD−RW記録再生装置。
  13. 【請求項13】 セクタ毎のセクタ番号とそオーバーラ
    イト回数が、前記書き換え可能な光ディスクの所定の領
    域に記録されることを特徴とする請求項8記載のCD−
    RW記録再生装置。
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Cited By (3)

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US7120098B2 (en) 2002-02-22 2006-10-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for controlling optical recording power in an optical drive
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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