JP2002024911A - 有価証券の受け付け処理方法および自動取引装置 - Google Patents

有価証券の受け付け処理方法および自動取引装置

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JP2002024911A
JP2002024911A JP2000207063A JP2000207063A JP2002024911A JP 2002024911 A JP2002024911 A JP 2002024911A JP 2000207063 A JP2000207063 A JP 2000207063A JP 2000207063 A JP2000207063 A JP 2000207063A JP 2002024911 A JP2002024911 A JP 2002024911A
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Norito Ikeda
憲人 池田
Shigeru Uchino
茂 内野
Masayoshi Nonaka
正好 野中
Kenichi Fujie
健一 藤江
Masayuki Seki
正之 関
Takehiro Yamaoka
武宏 山岡
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Hitachi Ltd
Sanwa Bank Ltd
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Hitachi Ltd
Sanwa Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小切手等の有価証券の資金化処理における顧
客の利便性向上、および金融機関の事務処理量の削減を
実現する。 【解決手段】 現金自動取引装置(ATM)で小切手を
受け付け(ステップS1〜S4)、顧客操作とATM内
の機械内部処理(ステップS5〜S13)にて小切手の
真贋判定や金額の確認等を自動化し、ATM内のカセッ
トに収納し(ステップS14〜S18)、閉店後、AT
Mにて受け付けた小切手の集計表を自動的に作成した後
(ステップS21)、ATM内のカセットから小切手を
取り出し(ステップS22)、集計表を添付して、手形
センタに送付し(ステップS23)、手形センタにて当
店券および他店券等の小切手を纏めて最終的な真贋確認
および資金化処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有価証券の受け付
け処理技術および自動取引技術に関し、特に、小切手や
手形等の有価証券の資金化処理等、および現金自動取引
装置等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】商取引等の分野では、決済手段として小
切手や手形等が広く用いられており、受取人は、小切手
を銀行窓口に持参して資金化している。
【0003】銀行営業店窓口で受付ける小切手には発行
元の違いにより次の2種類の呼び方がある。当該店発行
小切手を受付けた場合は「当店券」 と呼び、同一銀行当
該店以外、及び他の銀行で発行した小切手を受付けた場
合に「他店券」と呼ぶ。
【0004】営業店では行員が小切手紙面の記載事項
(たとえば金額、支払人、振出日、振出地、振出人の署
名の正当性など)に誤りがないか形式点検をした後、正
しい小切手であれば(1)「当店券」はその場で資金化
され、(2)「他店券」は自行手形センタに送付され再
点検後、仕分けされて該当の営業店、手形交換所に送ら
れ後日資金化される。そこで、他店券の中も資金化日数
により翌日であれば「翌日入金」、2日後であれば「翌
々日入金」に分かれる。
【0005】上述のような従来の参考技術である銀行営
業店窓口での小切手受け付け処理作業を、図1の(b)
にフローチャートとして示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】金融市場に流通する小
切手の数は膨大なものであるが、これまでは、上述のよ
うな銀行窓口での手作業による受け付け処理であったた
め、顧客および金融機関の双方に以下のような技術的課
題があった。
【0007】すなわち、顧客にとっては窓口での行員に
よる手作業処理の間の待ち時間が長いものとなり、不便
である。また、金融機関の窓口という特定の場所で、当
該窓口の営業時間帯しか受け付けてもらえないため、資
金化において時間的、場所的な制約を受けて不便である
とともに、小切手を窓口の営業開始まで保管しなければ
ならず、小切手の保管管理の負担も大きい。
【0008】一方、銀行等の金融機関側にとっては依然
として手作業による取り扱いとなり事務量が減らない。
また、小切手等の真贋判定にはそれなりの熟練が必要な
ため、即資金化が必要な「当店券」の小切手の取り扱い
のためには各支店に熟練した行員を配置しなければなら
ない、という人員配置等での負担増加もある。
【0009】特に、月末等の決済時期には、多数の小切
手が窓口に持ち込まれるため、顧客および金融機関の双
方における上述の課題は一層顕著になる。
【0010】本発明の目的は、有価証券の資金化処理に
おける、顧客の待ち時間短縮、利用時間帯や利用場所の
制約の解消、有価証券の保管管理の負担軽減、等を実現
して、顧客の利便性を向上させることにある。
【0011】本発明の他の目的は、有価証券の資金化処
理における、金融機関等での事務処理量の削減、人員配
置の負担軽減、等を実現することにある。
【0012】本発明の他の目的は、低いリスクで、有価
証券の自動受け付け処理による資金化を実現することに
ある。
【0013】本発明の他の目的は、有価証券の資金化処
理における、金融機関の顧客に対するサービス向上を実
現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、任意の場所に
設置される現金自動取引装置(ATM)等の自動取引装
置にて有価証券を受け入れ、自動取引装置にて有価証券
の物理的特性のチェックおよび記載事項の少なくとも一
部のチェックからなる真贋判定を自動的に行い、所定の
機会に記載事項に基づいて有価証券の資金化を行うもの
である。
【0015】より具体的には、一例として、(1)現金
自動取引装置(ATM)で小切手等の有価証券の寸法・
紙厚をチェックし、MICR(磁気インク文字認識)文
字、チェックライタ文字を読取り、読み取り結果とAT
M内に用意した資金内訳テーブルとを照合することによ
り内容(たとえば、種別(小切手)コード、MICR文
字の磁気有無、銀行コード・交換所コードの存在、金額
の妥当性チェックなど)をチェックする。他の記載項目
の形式点検は省略する。
【0016】(2)小切手の場合は、事務手続き上「当
店券」も「他店券」扱いとし、即資金化は行わない。そ
のために顧客とは、事前に小切手等のATM取扱い契約
を結んでおく。すなわち、ATMで小切手等を受付でき
る顧客を契約先に限定することでリスクを回避する。
【0017】(3)受付け小切手はATM内に格納し、
閉店時に一括して取出し簡易な点検の後、自行内の手形
センタに送付する。
【0018】(4)手形センタでは形式点検後、正しけ
れば「 当店券」 は資金化の処理をし、他店券は従来どお
り資金化は1〜2日後となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1(a)および(b)は、本発明の一実
施の形態である有価証券の受け付け処理方法および自動
取引装置の作用の一例を、従来の参考技術の場合と比較
対照して示すフローチャート、図2は、本実施の形態の
有価証券の受け付け処理方法および自動取引装置の作用
の一例を示すフローチャート、図3は、本実施の形態の
自動取引装置の内部構造および作用の一例を示す概念
図、図4は、本実施の形態における有価証券の一例であ
る小切手の体裁の一例を示す説明図、図5、図6、図7
および図8は、本実施の形態の自動取引装置の操作画面
の一例を示す説明図である。
【0021】本実施の形態では、自動取引装置の一例と
して、現金自動取引装置(ATM)に適用した場合を例
に採って説明を進める。
【0022】本実施の形態のATM10は、金融システ
ムの勘定処理を司るサーバあるいはホストコンピュータ
等の上位システム30の配下で稼働する。
【0023】図3に例示されるよう、本実施の形態のA
TM10は、図示しないディスプレイやキーボード等の
ユーザインタフェースや、ATM全体の動作を制御する
コンピュータ、上位システム30との通信インタフェー
ス等を備えた筐体11と、この筐体11に実装された帳
票機構部12等を含んでいる。
【0024】特に図示しないが、筐体11の内部には、
紙幣や硬貨の受け払い機構、キャッシュカード、通帳等
の処理機構が設けられており、現金の預け入れ、払い出
し、等のサービスが可能になっている。
【0025】帳票機構部12は、帳票挿入口12a、M
ICR文字認識部12b、磁気検知部12c、イメージ
リード部12d、印字部12e、帳票表裏反転部12
f、MICR文字印字部12g、裏面印字部12h、小
切手スタッカ12i(カセット)、捺印部12j、カッ
ト部12k、忘れ回収スタッカ12l、公金帳票スタッ
カ12m、等で構成されている。
【0026】印字部12e、捺印部12j、カット部1
2k、は図示しないロール紙に、所定の事項を印字、捺
印した後、カットして、受領証を作成し、上述の現金や
後述の小切手の受け入れと引き換えに受領証受取口に送
り出す動作を行う。
【0027】筐体11の内部の図示しないコンピュータ
には、ディスク装置等の記憶装置13が備えられ、資金
内訳テーブル14や、小切手画像データファイル15等
の情報が格納されている。
【0028】次に、図4にて、本実施の形態にて処理さ
れる小切手20の体裁の一例について説明する。本実施
の形態の小切手20は、証券名20a(点検項目a)、
金額/支払文句20b(点検項目b)、支払人20c
(点検項目c)、支払地20d(点検項目d)、振出日
20e(点検項目e)、振出地20f(点検項目f)、
振出人20g(点検項目g)、渡り判20i(点検項目
i)、交換所20j(点検項目j)、MICR文字列2
0k(点検項目k)、等が記載されている。
【0029】また、点検項目hとして、小切手20の用
紙の長手寸法、短手寸法、厚さ寸法、紙質等の物理的特
性のチェックがある。
【0030】点検項目kのMICR文字列20kは、券
種コード(01=小切手、02=手形)、交換所コー
ド、銀行コード、店番、等の情報が数字文字列にコード
化されて構成されている。
【0031】なお、本実施の形態の場合、ATM10で
行われる真贋判定の点検項目としては、上述の点検項目
a〜kのうち、点検項目h、点検項目k、点検項目b
(ただし金額のみ)、を行い、他の点検項目の体裁判定
は、可能な場合、点検項目kのMICR文字列20kの
認識結果で代用し、それ以外は、行わない。
【0032】これは、小切手20の体裁のうち、自動判
定が確実に行える範囲に点検項目を絞り込むことで、A
TM10での自動判定処理の所要時間の短縮や負荷の軽
減を図るとともに、後の手形センタ等に送付後における
肉眼による点検との重複を避けて効率化を実現するため
である。
【0033】以下、本実施の形態の有価証券の受け付け
処理方法および自動取引装置の作用の一例について説明
する。
【0034】まず、図3に例示される構成のATM10
における帳票機構部12の動作を説明する。すなわち、
帳票挿入口12aに小切手20が挿入されると、MIC
R文字認識部12bによるMICR文字列20kの読取
りと、磁気検知部12cによるインクの磁気の有無のチ
ェックを実行し、銀行コード、交換所コードの正当性を
チェックする。また、資金内訳テーブル14により他店
券、翌日入金、翌々日入金の資金内訳と手数料を確定す
る。
【0035】その後、イメージリード部12dを通過す
る間に小切手20の全体画像を読取り、チェックライタ
文字の金額(金額/支払文句20bの金額部分)を文字
認識する。
【0036】さらに、印字部12eを通過する間に、小
切手20の表面に日付、店番、号機、通番(取引の履歴
情報) を印字する。これらの情報は、記憶装置13にも
記憶される。
【0037】さらに、帳票表裏反転部12fに送り込ん
で表裏を反転させた後、MICR文字印字部12gに送
り込み、取引金額をMICR文字列20kの行内の右側
空白位置に、印字する。さらに、小切手20の裏面に、
裏面印字部12hにて口座番号(取引の履歴情報) を印
字した後、小切手スタッカ12iに収納する。これらの
情報は、記憶装置13にも記憶される。
【0038】上述のようにしてATM10にて受け付け
時に小切手20に印字された情報は、後述の手形センタ
における仕分け処理において自動文字認識システム等で
自動的に読み取られることで、仕分け処理の自動化に寄
与する。
【0039】次に、ATM10を含むシステム全体の動
作の一例を、図1および図2のフローチャート等を参照
して説明する。本実施の形態のATM10は、金融機関
の支店等に限らず、コンビニエンスストア等の任意の場
所に設置され、通信回線にて上位システム30に接続さ
れることによって運用される。
【0040】まず、本実施の形態のATM10における
小切手20の受け付けサービス利用者は事前に、当該A
TM10を設置する金融機関と契約しておく。たとえ
ば、当店券も即資金化ができない、形式点検が1日遅
れ、手戻りが発生することもあるなどの事項を承諾する
旨の契約がなされ、金融機関から発行されるキャッシュ
カード等のカードや預金通帳等の磁気ストライプ部分等
に当該契約済か否かの情報が記録される。
【0041】次に、顧客40は渡されたカード等を使っ
てATM10で初期画面G1(図5)の「小切手入金取
引」を選択し(ステップS1、ステップS2、ステップ
S3)、図示しないガイダンス画面に従い小切手20を
ATM10の帳票機構部12に挿入する(ステップS
4)。
【0042】ATM10は、挿入された小切手20の券
面全体の画像読み取りを行い(ステップS5)、小切手
画像データファイル15に画像データとして保存した後
(ステップS6)、小切手20のサイズ・紙厚等(点検
項目h)をチェックし、さらに小切手20の紙面のMI
CR文字列20k(点検項目k)を読み、インクの磁気
の有無チェックを行い(ステップS7)、読み取られた
銀行コード・交換所コードの存在チェックをATM10
内に用意した資金内訳テーブル14と照合することによ
り行う(ステップS8、ステップS9)。また、資金内
訳( 他店券、翌日換金、翌々日換金の別) と手数料を確
定する(ステップS10)。
【0043】ATM10は小切手20の紙面のチェック
ライタ文字の金額(点検項目b)を読取り(ステップS
11)、金額確認画面G2(図6)のイメージ表示エリ
アに画像を表示する(ステップS12)。
【0044】顧客40は金額確認画面G2の画像を見て
金額を入力する(ステップS13)。入力された金額デ
ータは、ステップS1〜ステップS3等で得られた情報
とともに上位システム30にデータとして送信される。
【0045】ATM10はチェックライタ文字を読みと
った金額(点検項目b)と顧客入力金額が一致している
かチェックし、一致していれば小切手20を受付け、上
位システム30に取引内容を送信する。
【0046】上位システム30から確認応答により小切
手内容確認画面G3(図7)を表示し(ステップS1
4)、顧客40の確認(ステップS15)により再度、
上位システム30に電文を送信する。
【0047】上位システム30からの許可応答により取
引が成立したら、ATM10内の小切手スタッカ12i
に小切手20を格納した後、顧客40に連続処理確認画
面G4(図8)を提示して連続して次の小切手20を入
金するか否かを確認し、連続処理の場合は、前記ステッ
プS4の小切手挿入から以降の処理を反復し、連続処理
でない場合には、顧客40への明細票の発行(ステップ
S17)とカード返却(ステップS18)等を行う。
【0048】前記ステップS7〜S10で、判定結果が
不可の場合には、ステップS18に分岐してカード返却
を行う。
【0049】一方、ATM10のサービス終了時(設置
場所の閉店時等)には、まず、ATM10のユーザイン
タフェースの特定操作等により、当該ATM10に記録
されている、サービス中の小切手20の受け入れ処理の
ログ情報等から、処理済の小切手20の集計表等を自動
的に作成する(ステップS21)。
【0050】その後、ATM10内の小切手スタッカ1
2iに格納されている小切手を一括取出し、簡易な肉眼
チェックの後(ステップS22)、送付票を付け自行内
手形センタに送付する(ステップS23)。
【0051】手形センタでは形式点検後、自行分/他行
分に分け、自行分は手形センタで資金化処理を行い、各
営業店に戻す。他行分は手形交換所に送る。
【0052】このような手形センタでの仕分けや資金化
処理では、ATM10での受け付け時に小切手20の表
面や裏面に印字された、MICR文字による金額、日
付、店番、号機、通番、口座番号のような情報を自動的
に読み取ることで、作業の大幅な効率化を実現できる。
【0053】以上説明したように、本実施の形態におけ
る小切手の受け付け処理方法およびATM10によれ
ば、図1(a)および(b)等において参考技術と比較
対照して明らかなように、現在広く社会に普及し、稼働
時間帯や設置場所等に制約の少ないATM10にて、自
動的に小切手20の受け付け処理を行うので、顧客40
の小切手20の資金化処理における、顧客40の待ち時
間短縮、利用時間帯や利用場所の制約の解消、有価証券
の保管管理の負担軽減、等が実現され、小切手20の資
金化処理における顧客40の利便性を大幅に向上させる
ことが可能になる。
【0054】また、処理を受け付ける金融機関等から見
れば、営業窓口の混雑緩和や、営業窓口等における小切
手20の受け付け処理に伴う人員や事務量が大幅に削減
され、また、真贋判定に熟練した人員を配置する等の必
要もなくなり、小切手20の資金化処理における、事務
処理量の削減、人員配置の負担軽減、等を実現すること
が可能になる。
【0055】また、ATM10では、契約済の顧客の小
切手20のみを自動受け付けするとともにATM10で
の受け付け時に直ちに資金化せず、手形センタでの最終
的な真贋判定を経て資金化を行うので、小切手20のA
TM10による自動受け付け処理による効率化と、リス
クの低減とを両立させることが可能になる。
【0056】この結果、小切手20の資金化処理におけ
る、金融機関の顧客に対するサービス向上が実現する。
【0057】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0058】たとえば、有価証券としては、小切手に限
らず、手形や他の有価証券にも適用することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明の有価証券の受け付け処理方法に
よれば、有価証券の資金化処理における、顧客の待ち時
間短縮、利用時間帯や利用場所の制約の解消、有価証券
の保管管理の負担軽減、等を実現して、顧客の利便性を
向上させることができる、という効果が得られる。
【0060】本発明の有価証券の受け付け処理方法によ
れば、有価証券の資金化処理における、金融機関等での
事務処理量の削減、人員配置の負担軽減、等を実現する
ことができる、という効果が得られる。
【0061】本発明の有価証券の受け付け処理方法によ
れば、低いリスクで有価証券の自動受け付け処理による
資金化を実現することができる、という効果が得られ
る。
【0062】本発明の有価証券の受け付け処理方法によ
れば、有価証券の資金化処理における、金融機関の顧客
に対するサービス向上を実現することができる、という
効果が得られる。
【0063】本発明の自動取引装置によれば、有価証券
の資金化処理における、顧客の待ち時間短縮、利用時間
帯や利用場所の制約の解消、有価証券の保管管理の負担
軽減、等を実現して、顧客の利便性を向上させることが
できる、という効果が得られる。
【0064】本発明の自動取引装置によれば、有価証券
の資金化処理における、金融機関等での事務処理量の削
減、人員配置の負担軽減、等を実現することができる、
という効果が得られる。
【0065】本発明の自動取引装置によれば、低いリス
クで、有価証券の自動受け付け処理による資金化を実現
することができる、という効果が得られる。
【0066】本発明の自動取引装置によれば、有価証券
の資金化処理における、金融機関の顧客に対するサービ
ス向上を実現することができる、という効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明の一実施の形態
である有価証券の受け付け処理方法および自動取引装置
の作用の一例を、従来の参考技術の場合と比較対照して
示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施の形態である有価証券の受け付
け処理方法および自動取引装置の作用の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態である自動取引装置の内
部構造および作用の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態である有価証券の受け付
け処理方法および自動取引装置にて取り扱われる有価証
券の一例である小切手の体裁の一例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ATM(自動取引装置)、11…筐体、12…帳
票機構部、12a…帳票挿入口、12b…MICR文字
認識部、12c…磁気検知部、12d…イメージリード
部、12e…印字部、12f…帳票表裏反転部、12g
…MICR文字印字部、12h…裏面印字部、12i…
小切手スタッカ、12j…捺印部、12k…カット部、
12l…忘れ回収スタッカ、12m…公金帳票スタッ
カ、13…記憶装置、14…資金内訳テーブル、15…
小切手画像データファイル、20…小切手(有価証
券)、20a…証券名、20b…金額/支払文句、20
c…支払人、20d…支払地、20e…振出日、20f
…振出地、20g…振出人、20i…渡り判、20j…
交換所、20k…MICR文字列、30…上位システ
ム、40…顧客、G1…初期画面、G2…金額確認画
面、G3…小切手内容確認画面、G4…連続処理確認画
面、a〜k…点検項目。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内野 茂 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 野中 正好 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 藤江 健一 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 関 正之 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 山岡 武宏 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 Fターム(参考) 3E040 AA05 BA07 DA01 EA05 FH05 FJ06 5B055 BB03 CB11 MM15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動取引装置に有価証券を受け入れるス
    テップと、 前記自動取引装置にて前記有価証券の物理的特性のチェ
    ックおよび記載事項の少なくとも一部のチェックからな
    る真贋判定を自動的に行うステップと、 前記記載事項に基づいて前記有価証券の資金化を行うス
    テップと、 を含むことを特徴とする有価証券の受け付け処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有価証券の受け付け処理
    方法において、 前記自動取引装置における前記有価証券の受け入れ時
    に、前記有価証券を前記自動取引装置に持ち込んだ顧客
    を認証し、予め登録済の前記顧客が持ち込んだ前記有価
    証券のみを前記自動取引装置にて受け付けることを特徴
    とする有価証券の受け付け処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の有価証券の受け
    付け処理方法において、前記有価証券が小切手の場合、
    前記小切手の発行元の種別に関係なく、前記自動取引装
    置にて受け付けた前記小切手を処理センタに送付し、前
    記処理センタにおける肉眼判定後に、前記資金化を行う
    ことを特徴とする有価証券の受け付け処理方法。
  4. 【請求項4】 有価証券の受け入れ手段と、前記有価証
    券の真贋判定を行う真贋判定手段と、前記有価証券が収
    納される収納手段と、を含むことを特徴とする自動取引
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動取引装置において、 前記自動取引装置の利用者に対する受け入れた前記有価
    証券の画像の提示、および前記有価証券の金額の前記利
    用者による確認入力を行わせるためのユーザインタフェ
    ースと、 確認入力された前記金額を、MICR文字として、前記
    有価証券の一部に印字するMICR文字印字手段と、 を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の自動取引装置に
    おいて、 前記真贋判定手段は、 前記有価証券の物理的特性をチェックする手段と、 前記有価証券に記載されたMICR文字を認識する文字
    認識手段と、 前記文字認識手段による認識結果を判定する情報テーブ
    ルが格納される記憶手段と、 を含むことを特徴とする自動取引装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211584A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Oki Electric Ind Co Ltd 受付データ管理システム、及び、当該システムに用いるサーバ
KR101106991B1 (ko) 2010-03-08 2012-01-25 주식회사 신한은행 유가 증권 분류 장치, 수표 분류 방법 및 이를 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체

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KR101106991B1 (ko) 2010-03-08 2012-01-25 주식회사 신한은행 유가 증권 분류 장치, 수표 분류 방법 및 이를 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체

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