JP2002024530A - 電子クーポン発行システムおよび電子チケット発行システム - Google Patents
電子クーポン発行システムおよび電子チケット発行システムInfo
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】利用する顧客にとってもクーポンまたはチケッ
トの発行者にとっても利便性の高い電子クーポンや電子
チケットサービスを提供することを課題とする。 【解決手段】電子クーポンの発行要求を受信する手段
と、発行要求者を示す情報を受信する手段と、発行要求
者を示す情報から契約識別情報を導く手段と、電子クー
ポンの発行要求に応答して電子クーポンをデータ信号と
して生成する手段と、前記生成したデータ信号を前記発
行要求者を示す情報から契約識別情報を導く手段が導い
た契約識別情報と関係づけて記憶する手段とを有する電
子クーポン発行システムである。
トの発行者にとっても利便性の高い電子クーポンや電子
チケットサービスを提供することを課題とする。 【解決手段】電子クーポンの発行要求を受信する手段
と、発行要求者を示す情報を受信する手段と、発行要求
者を示す情報から契約識別情報を導く手段と、電子クー
ポンの発行要求に応答して電子クーポンをデータ信号と
して生成する手段と、前記生成したデータ信号を前記発
行要求者を示す情報から契約識別情報を導く手段が導い
た契約識別情報と関係づけて記憶する手段とを有する電
子クーポン発行システムである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムにお
いて各種電子クーポンの発行や、電子チケットの発行を
行うシステムの技術分野に関する。
いて各種電子クーポンの発行や、電子チケットの発行を
行うシステムの技術分野に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のクーポン発行システムとしては、
新聞、雑誌、ちらし等、各種広告媒体紙上へクーポンを
掲載することにより、それを見た利用者がクーポン券を
切り取って、当該店舗へ持参し手渡したうえで決済を行
うものか、もしくはインターネットのホームページ上に
掲載されたクーポンを利用者がプリントアウトし、やは
りそのクーポン券を切り取り当該店舗へ持参して利用す
るものであった。
新聞、雑誌、ちらし等、各種広告媒体紙上へクーポンを
掲載することにより、それを見た利用者がクーポン券を
切り取って、当該店舗へ持参し手渡したうえで決済を行
うものか、もしくはインターネットのホームページ上に
掲載されたクーポンを利用者がプリントアウトし、やは
りそのクーポン券を切り取り当該店舗へ持参して利用す
るものであった。
【０００３】しかし、利用者にとっては、紙を切り取る
という作業の煩雑さや、携行するにあたっての不便さ、
また店舗で利用する際にクーポン券を出すことに対して
の抵抗感があり、また店舗側にとっては、会計時におけ
るクーポン処理の煩雑さ、各種クーポンの効果測定およ
び顧客データの収集が難しい等、改善すべき課題が多か
った。
という作業の煩雑さや、携行するにあたっての不便さ、
また店舗で利用する際にクーポン券を出すことに対して
の抵抗感があり、また店舗側にとっては、会計時におけ
るクーポン処理の煩雑さ、各種クーポンの効果測定およ
び顧客データの収集が難しい等、改善すべき課題が多か
った。
【０００４】また、従来のチケット発行サービスにおい
ては、チケット購入希望者は店頭でチケットを直接申し
込み、購入を行うか、もしくは電話およびインターネッ
トのホームページ上にてチケット購入の申し込みをし、
後日チケット取り扱い店舗、もしくは専用端末にて、紙
製チケットの受け渡しおよび決済を行っていた。
ては、チケット購入希望者は店頭でチケットを直接申し
込み、購入を行うか、もしくは電話およびインターネッ
トのホームページ上にてチケット購入の申し込みをし、
後日チケット取り扱い店舗、もしくは専用端末にて、紙
製チケットの受け渡しおよび決済を行っていた。
【０００５】利用者にとっては、購入の申し込みやチケ
ットの受け取りのため、事前に取り扱い店舗へ最低一度
は出向かなくてはならず、また、チケット発行側では専
用端末および取り扱い店舗網の整備等、負担が大きかっ
た。
ットの受け取りのため、事前に取り扱い店舗へ最低一度
は出向かなくてはならず、また、チケット発行側では専
用端末および取り扱い店舗網の整備等、負担が大きかっ
た。
【０００６】このように、従来のクーポンやチケットシ
ステムでは、あくまで券として発行されたクーポンやチ
ケットを、利用場所にて受け渡しをしなければならない
し、クーポンの有り無しによって会計時の割引処理の手
続きが非常に煩雑なため、精算カウンターで時間を要す
るなど顧客サービスに問題がある上、使用されたクーポ
ンに基づくマーケティング情報の収集も困難で、発行者
および利用者にとって必ずしも利便性の高いシステムと
は言えなかった。
ステムでは、あくまで券として発行されたクーポンやチ
ケットを、利用場所にて受け渡しをしなければならない
し、クーポンの有り無しによって会計時の割引処理の手
続きが非常に煩雑なため、精算カウンターで時間を要す
るなど顧客サービスに問題がある上、使用されたクーポ
ンに基づくマーケティング情報の収集も困難で、発行者
および利用者にとって必ずしも利便性の高いシステムと
は言えなかった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
既存のインフラストラクチャーを利用し、従来券として
発行していたクーポンやチケットそのものを電子化する
と同時に、電子化されたクーポンやチケットを顧客が所
有するクレジットカードやデビットカードなどの決済手
段に関する識別情報もしくは決済機能を持たないＩＤカ
ードの識別情報と対応させてシステム上で保有しておく
ことにより、クーポン券やチケットの携行を必要とせず
にクレジットカードやデビットカードやＩＤカードを利
用した時に発行を受けたクーポンの割引特典などを受け
たり、クレジットカードやデビットカードやＩＤカード
を提示することによってチケットの権利を行使すること
ができ、クーポンやチケットの発行者にとって、顧客の
利用情報をシステム的に収集することが可能となるな
ど、利用する顧客にとってもクーポンまたはチケットの
発行者にとっても利便性の高い電子クーポンや電子チケ
ットサービスを提供することを課題とする。
既存のインフラストラクチャーを利用し、従来券として
発行していたクーポンやチケットそのものを電子化する
と同時に、電子化されたクーポンやチケットを顧客が所
有するクレジットカードやデビットカードなどの決済手
段に関する識別情報もしくは決済機能を持たないＩＤカ
ードの識別情報と対応させてシステム上で保有しておく
ことにより、クーポン券やチケットの携行を必要とせず
にクレジットカードやデビットカードやＩＤカードを利
用した時に発行を受けたクーポンの割引特典などを受け
たり、クレジットカードやデビットカードやＩＤカード
を提示することによってチケットの権利を行使すること
ができ、クーポンやチケットの発行者にとって、顧客の
利用情報をシステム的に収集することが可能となるな
ど、利用する顧客にとってもクーポンまたはチケットの
発行者にとっても利便性の高い電子クーポンや電子チケ
ットサービスを提供することを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による課題を解決
するための手段は、特許請求の範囲に示す通り、請求項
１に記載の電子クーポンの発行要求を受信する手段と、
発行要求者を示す情報を受信する手段と、発行要求者を
示す情報から契約識別情報を導く手段と、電子クーポン
の発行要求に応答して電子クーポンをデータ信号として
生成する手段と、前記生成したデータ信号を前記発行要
求者を示す情報から契約識別情報を導く手段が導いた契
約識別情報と関係づけて記憶する手段とを有することを
特徴とする電子クーポン発行システムおよび、請求項２
に記載の発行要求者を示す情報から導かれる契約識別情
報がクレジットカード契約を特定する情報である請求項
１項に記載の電子クーポン発行システムおよび、請求項
３に記載の発行要求者を示す情報から導かれる契約識別
情報が決済口座を特定する情報である請求項１項に記載
の電子クーポン発行システムおよび、請求項４に記載の
発行要求者を示す情報から導かれる契約識別情報が決済
機能を持たないＩＤカードを特定する情報である請求項
１項に記載の電子クーポン発行システムなどによる。
するための手段は、特許請求の範囲に示す通り、請求項
１に記載の電子クーポンの発行要求を受信する手段と、
発行要求者を示す情報を受信する手段と、発行要求者を
示す情報から契約識別情報を導く手段と、電子クーポン
の発行要求に応答して電子クーポンをデータ信号として
生成する手段と、前記生成したデータ信号を前記発行要
求者を示す情報から契約識別情報を導く手段が導いた契
約識別情報と関係づけて記憶する手段とを有することを
特徴とする電子クーポン発行システムおよび、請求項２
に記載の発行要求者を示す情報から導かれる契約識別情
報がクレジットカード契約を特定する情報である請求項
１項に記載の電子クーポン発行システムおよび、請求項
３に記載の発行要求者を示す情報から導かれる契約識別
情報が決済口座を特定する情報である請求項１項に記載
の電子クーポン発行システムおよび、請求項４に記載の
発行要求者を示す情報から導かれる契約識別情報が決済
機能を持たないＩＤカードを特定する情報である請求項
１項に記載の電子クーポン発行システムなどによる。
【０００９】また、請求項５に記載の電子チケットの購
入要求を受信する手段と、購入要求者を示す情報を受信
する手段と、購入要求者を示す情報から契約識別情報を
導く手段と、電子チケットの購入要求に応答して電子チ
ケットをデータ信号として生成する手段と、前記生成し
たデータ信号を前記購入要求者を示す情報から契約識別
情報を導く手段が導いた契約識別情報と関係づけて記憶
する手段とを有することを特徴とする電子チケット発行
システムおよび、請求項６に記載の購入要求者を示す情
報から導かれる契約識別情報がクレジット契約を特定す
る情報である請求項５項に記載の電子チケット発行シス
テムおよび、請求項７に記載の購入要求者を示す情報か
ら導かれる契約識別情報が決済口座を特定する情報であ
る請求項５項に記載の電子チケット発行システムおよ
び、請求項８に記載の購入要求者を示す情報から導かれ
る契約識別情報が決済機能を持たないＩＤカードを特定
する情報である請求項５項に記載の電子チケット発行シ
ステムなどによる。
入要求を受信する手段と、購入要求者を示す情報を受信
する手段と、購入要求者を示す情報から契約識別情報を
導く手段と、電子チケットの購入要求に応答して電子チ
ケットをデータ信号として生成する手段と、前記生成し
たデータ信号を前記購入要求者を示す情報から契約識別
情報を導く手段が導いた契約識別情報と関係づけて記憶
する手段とを有することを特徴とする電子チケット発行
システムおよび、請求項６に記載の購入要求者を示す情
報から導かれる契約識別情報がクレジット契約を特定す
る情報である請求項５項に記載の電子チケット発行シス
テムおよび、請求項７に記載の購入要求者を示す情報か
ら導かれる契約識別情報が決済口座を特定する情報であ
る請求項５項に記載の電子チケット発行システムおよ
び、請求項８に記載の購入要求者を示す情報から導かれ
る契約識別情報が決済機能を持たないＩＤカードを特定
する情報である請求項５項に記載の電子チケット発行シ
ステムなどによる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下の実施例において、本発明の
実施の形態について詳述する。
実施の形態について詳述する。
【００１１】
【実施例１】本実施例１は、電子クーポン発行システム
の一態様として、電子クーポンの引き換えを実在する店
舗においてクレジットカードを利用して行う実施形態を
示すもので、図１は電子クーポン発行システム全体の図
で、１０は電子クーポン利用者が使用する端末で、１１
は通信ネットワークで、１２は利用者に対しインターネ
ットへの接続を代行するとともに電子クーポン発行者よ
り配布された電子クーポン情報を掲載し利用者からの電
子クーポン申込みを受け付けるホームページ等を運営す
るインターネットサービスプロバイダー（以下略して
「ＩＳＰ」という）が実行する電子クーポン発行サーバ
であり、１３は電子クーポン発行サーバ１２の記憶装置
で、この記憶装置１３にはＩＳＰが利用者を特定するた
めに発行したＩＤ番号、パスワードと利用料金を徴収す
るために当該利用者の個人情報および決済識別情報とし
てクレジットカード番号がそれぞれ関係づけられて登録
されている。
の一態様として、電子クーポンの引き換えを実在する店
舗においてクレジットカードを利用して行う実施形態を
示すもので、図１は電子クーポン発行システム全体の図
で、１０は電子クーポン利用者が使用する端末で、１１
は通信ネットワークで、１２は利用者に対しインターネ
ットへの接続を代行するとともに電子クーポン発行者よ
り配布された電子クーポン情報を掲載し利用者からの電
子クーポン申込みを受け付けるホームページ等を運営す
るインターネットサービスプロバイダー（以下略して
「ＩＳＰ」という）が実行する電子クーポン発行サーバ
であり、１３は電子クーポン発行サーバ１２の記憶装置
で、この記憶装置１３にはＩＳＰが利用者を特定するた
めに発行したＩＤ番号、パスワードと利用料金を徴収す
るために当該利用者の個人情報および決済識別情報とし
てクレジットカード番号がそれぞれ関係づけられて登録
されている。
【００１２】１５は発行した電子クーポンを蓄積してお
くための電子クーポン蓄積サーバで、１６は発行された
電子クーポンがクレジットカード番号と関係づけて記憶
するための電子クーポン蓄積サーバの記憶装置で、１４
は電子クーポン利用者が商品を購入する際クレジットカ
ード決済処理および電子クーポン引き換え処理機能を有
する電子クーポン利用可能店舗に設置された店舗端末で
ある。
くための電子クーポン蓄積サーバで、１６は発行された
電子クーポンがクレジットカード番号と関係づけて記憶
するための電子クーポン蓄積サーバの記憶装置で、１４
は電子クーポン利用者が商品を購入する際クレジットカ
ード決済処理および電子クーポン引き換え処理機能を有
する電子クーポン利用可能店舗に設置された店舗端末で
ある。
【００１３】電子クーポン利用希望者はまず前記端末１
０より電子クーポン発行サーバ１２に通信ネットワーク
１１を介して接続し、電子クーポンサービスを提供する
ホームページを閲覧するため、あらかじめ利用者に発行
されているＩＤ番号およびパスワードを入力し、利用者
の認証が完了すると割引サービスなどの電子クーポン申
込み情報が端末１０の画面上に表示され、端末１０の利
用者は、表示された電子クーポン申込み情報から希望す
る電子クーポンの発行を端末１０より申込む。
０より電子クーポン発行サーバ１２に通信ネットワーク
１１を介して接続し、電子クーポンサービスを提供する
ホームページを閲覧するため、あらかじめ利用者に発行
されているＩＤ番号およびパスワードを入力し、利用者
の認証が完了すると割引サービスなどの電子クーポン申
込み情報が端末１０の画面上に表示され、端末１０の利
用者は、表示された電子クーポン申込み情報から希望す
る電子クーポンの発行を端末１０より申込む。
【００１４】電子クーポン発行サーバ１２では利用者に
よる電子クーポン申込みデータ情報を受け取ると、利用
者が指定した電子クーポンを発行するため、電子クーポ
ンの発行者、発行日、特典内容、発行番号等の情報を生
成したのち、利用者のＩＤ番号にもとづきＩＤ番号と対
応して記憶されている当該利用者のクレジットカード番
号を付して電子クーポンを作成し、電子クーポン蓄積サ
ーバ１５の記憶手段１６に記憶することにより電子クー
ポンの発行処理を終了する。
よる電子クーポン申込みデータ情報を受け取ると、利用
者が指定した電子クーポンを発行するため、電子クーポ
ンの発行者、発行日、特典内容、発行番号等の情報を生
成したのち、利用者のＩＤ番号にもとづきＩＤ番号と対
応して記憶されている当該利用者のクレジットカード番
号を付して電子クーポンを作成し、電子クーポン蓄積サ
ーバ１５の記憶手段１６に記憶することにより電子クー
ポンの発行処理を終了する。
【００１５】なお、電子クーポン蓄積サーバ装置１５
は、発行された電子クーポンを使用する際に電子クーポ
ンの有無、特典内容等を照会するためのサーバ装置とし
て電子クーポン発行サーバ１２とは別のサーバ装置とし
て説明したが、電子クーポン発行サーバ１２にクーポン
蓄積サーバ１５の機能を有していてもよい。
は、発行された電子クーポンを使用する際に電子クーポ
ンの有無、特典内容等を照会するためのサーバ装置とし
て電子クーポン発行サーバ１２とは別のサーバ装置とし
て説明したが、電子クーポン発行サーバ１２にクーポン
蓄積サーバ１５の機能を有していてもよい。
【００１６】こうして電子クーポンが発行された後、電
子クーポンを使える店舗で利用者がクレジットカードに
よって電子クーポンの対象商品を購入しようとすると、
店舗に設置された店舗端末１４を通してクレジットカー
ド番号が電子クーポン蓄積サーバ１５に通知され、当該
クレジットカード番号に対応して電子クーポンが発行さ
れているかどうかをチェックし、電子クーポンが発行さ
れていた場合は当該電子クーポンが有する割引などの特
典が適用されるようになっている。
子クーポンを使える店舗で利用者がクレジットカードに
よって電子クーポンの対象商品を購入しようとすると、
店舗に設置された店舗端末１４を通してクレジットカー
ド番号が電子クーポン蓄積サーバ１５に通知され、当該
クレジットカード番号に対応して電子クーポンが発行さ
れているかどうかをチェックし、電子クーポンが発行さ
れていた場合は当該電子クーポンが有する割引などの特
典が適用されるようになっている。
【００１７】また、利用場所が非常に狭い範囲に限定さ
れる電子クーポンの場合であれば、発行した電子クーポ
ンを専用の電子クーポン蓄積サーバ１５に登録しておく
代わりに電子クーポンが利用できる店舗に設置する店舗
端末１４に登録しておき、店舗端末１４がクレジットカ
ード番号を読取ったのち店舗端末１４内で電子クーポン
の特典の適用処理を行うなどの方法も通信料を削減する
ためには有効な手段といえる。
れる電子クーポンの場合であれば、発行した電子クーポ
ンを専用の電子クーポン蓄積サーバ１５に登録しておく
代わりに電子クーポンが利用できる店舗に設置する店舗
端末１４に登録しておき、店舗端末１４がクレジットカ
ード番号を読取ったのち店舗端末１４内で電子クーポン
の特典の適用処理を行うなどの方法も通信料を削減する
ためには有効な手段といえる。
【００１８】さらに、本発明を利用して電子クーポンを
発行しておくことにより、ネットワーク上の仮想店舗で
クレジットカードによる商品の購入において、クレジッ
トカード番号にもとづいて電子クーポンが発行されてい
るかどうかをチェックし、電子クーポンが発行されてい
れば当該電子クーポンが有する特典を適用することもで
きる。
発行しておくことにより、ネットワーク上の仮想店舗で
クレジットカードによる商品の購入において、クレジッ
トカード番号にもとづいて電子クーポンが発行されてい
るかどうかをチェックし、電子クーポンが発行されてい
れば当該電子クーポンが有する特典を適用することもで
きる。
【００１９】このように本発明の電子クーポン発行シス
テムを利用することにより、媒体としてのクーポンを所
持することなく、クーポンの存在およびクーポンが持つ
特典情報または特典情報を識別する情報を電子クーポン
として利用者のクレジットカード番号などの契約識別情
報と関係づけて電子クーポン発行者のシステムまたは電
子クーポン発行者を代行するシステムなどの記憶装置に
登録しておき、クレジットカードなどの契約識別情報が
取引に用いられた際に、記憶装置に登録されている電子
クーポンの特典を受けることができる利用者にとって非
常に利便性が高いうえ、電子クーポン発行者にとって媒
体の発行を必要としないため低コストで電子クーポンサ
ービスを実施することができる。
テムを利用することにより、媒体としてのクーポンを所
持することなく、クーポンの存在およびクーポンが持つ
特典情報または特典情報を識別する情報を電子クーポン
として利用者のクレジットカード番号などの契約識別情
報と関係づけて電子クーポン発行者のシステムまたは電
子クーポン発行者を代行するシステムなどの記憶装置に
登録しておき、クレジットカードなどの契約識別情報が
取引に用いられた際に、記憶装置に登録されている電子
クーポンの特典を受けることができる利用者にとって非
常に利便性が高いうえ、電子クーポン発行者にとって媒
体の発行を必要としないため低コストで電子クーポンサ
ービスを実施することができる。
【００２０】契約識別情報は、クレジットカード番号の
他に預金口座から直接代金決済を行うデビット決済シス
テムに用いられる決済口座情報や、販売者が発行するメ
ンバーズカードの番号や、ポイントカードの番号なども
含まれ、たとえばポイントカードの番号を用いる場合で
あれば、発行される電子クーポンの特典として電子クー
ポン所有者は商品購入の際に付加される通常のポイント
とは別にボーナスポイントが加算されたり、通常のポイ
ント付加率より高いポイント率でポイント加算したりす
ることもできる。
他に預金口座から直接代金決済を行うデビット決済シス
テムに用いられる決済口座情報や、販売者が発行するメ
ンバーズカードの番号や、ポイントカードの番号なども
含まれ、たとえばポイントカードの番号を用いる場合で
あれば、発行される電子クーポンの特典として電子クー
ポン所有者は商品購入の際に付加される通常のポイント
とは別にボーナスポイントが加算されたり、通常のポイ
ント付加率より高いポイント率でポイント加算したりす
ることもできる。
【００２１】
【実施例２】また、本発明のシステムを用いて、各種チ
ケットを電子化することにより媒体としてのチケットを
発行することなく、そのチケットの利用を可能とするこ
ともできる。
ケットを電子化することにより媒体としてのチケットを
発行することなく、そのチケットの利用を可能とするこ
ともできる。
【００２２】本実施例２は、クレジットカードを利用し
た電子チケット発行システムの実施形態で、図２は電子
チケット発行システム全体の図で、２０は電子チケット
利用者の端末で、２１は通信ネットワークで、２２は電
子チケット発行サーバで、２３は電子チケット発行サー
バの記憶装置で、２４は会場などに設置される改札用端
末で、２５は電子チケット蓄積サーバで、２６は電子チ
ケット蓄積サーバの記憶装置で、電子チケット発行サー
バの記憶装置２３にはＩＳＰが利用者を特定するために
発行しているＩＤ番号、パスワードおよびＩＳＰの利用
料金、インターネットへの接続サービスの利用料金等を
徴収するためにＩＤ番号と関係づけて個人情報およびク
レジットカード番号が登録されており、電子チケット蓄
積サーバの記憶装置２６には発行した電子チケット情報
をチケット購入者のクレジットカード番号と関係づけて
記憶されるようになっている。
た電子チケット発行システムの実施形態で、図２は電子
チケット発行システム全体の図で、２０は電子チケット
利用者の端末で、２１は通信ネットワークで、２２は電
子チケット発行サーバで、２３は電子チケット発行サー
バの記憶装置で、２４は会場などに設置される改札用端
末で、２５は電子チケット蓄積サーバで、２６は電子チ
ケット蓄積サーバの記憶装置で、電子チケット発行サー
バの記憶装置２３にはＩＳＰが利用者を特定するために
発行しているＩＤ番号、パスワードおよびＩＳＰの利用
料金、インターネットへの接続サービスの利用料金等を
徴収するためにＩＤ番号と関係づけて個人情報およびク
レジットカード番号が登録されており、電子チケット蓄
積サーバの記憶装置２６には発行した電子チケット情報
をチケット購入者のクレジットカード番号と関係づけて
記憶されるようになっている。
【００２３】電子チケットシステムの購入希望者は、端
末２０より電子チケット発行サーバ２２に通信ネットワ
ーク２１を介して接続し、ＩＤ番号とパスワードを入力
して利用者としての認証を受けなければならない。
末２０より電子チケット発行サーバ２２に通信ネットワ
ーク２１を介して接続し、ＩＤ番号とパスワードを入力
して利用者としての認証を受けなければならない。
【００２４】利用者としての認証が終了したのち、電子
チケットサービスを提供するホームページを閲覧し、表
示された電子チケット情報から希望する電子チケットの
購入申込を端末２０より行う。
チケットサービスを提供するホームページを閲覧し、表
示された電子チケット情報から希望する電子チケットの
購入申込を端末２０より行う。
【００２５】購入希望者の端末２０から電子チケットの
購入申込を受付けた電子チケット発行サーバ２２では、
購入を希望するチケットの種類、利用日、Ｓ席Ａ席など
の席種、および希望枚数もとづき電子チケットの在庫を
確認し、電子チケットの販売が可能と判断した場合に、
種類、利用日、券種、枚数、発行日、発行番号等のチケ
ットに関する情報を電子化し、あらかじめ電子チケット
発行サーバ２２の記憶装置２３にＩＤ番号と対応して記
憶されている当該購入希望者のクレジットカード番号を
読取って、前記電子化されたチケットとクレジットカー
ド番号とを関係づけて電子チケット蓄積サーバ２５の記
憶装置２６に記憶して電子チケットの発行を終了する。
購入申込を受付けた電子チケット発行サーバ２２では、
購入を希望するチケットの種類、利用日、Ｓ席Ａ席など
の席種、および希望枚数もとづき電子チケットの在庫を
確認し、電子チケットの販売が可能と判断した場合に、
種類、利用日、券種、枚数、発行日、発行番号等のチケ
ットに関する情報を電子化し、あらかじめ電子チケット
発行サーバ２２の記憶装置２３にＩＤ番号と対応して記
憶されている当該購入希望者のクレジットカード番号を
読取って、前記電子化されたチケットとクレジットカー
ド番号とを関係づけて電子チケット蓄積サーバ２５の記
憶装置２６に記憶して電子チケットの発行を終了する。
【００２６】なお、発行された電子チケットはチケット
蓄積サーバ２５の記憶装置２６に記憶する場合のほか、
電子チケットの発行を行う電子チケット発行サーバ２２
の記憶装置２３に記憶しておいてもよい。
蓄積サーバ２５の記憶装置２６に記憶する場合のほか、
電子チケットの発行を行う電子チケット発行サーバ２２
の記憶装置２３に記憶しておいてもよい。
【００２７】こうして電子チケットが発行されたのち、
購入者はチケット購入の際に利用したクレジットカード
を持参し、当該イベントが行われる会場に設置された改
札用端末２４を用いて、クレジットカードの記録情報を
読取り、前記読取ったクレジットカード番号をもとに電
子チケット蓄積サーバ２５へ電子チケットの有無および
有効性を問合わせる。
購入者はチケット購入の際に利用したクレジットカード
を持参し、当該イベントが行われる会場に設置された改
札用端末２４を用いて、クレジットカードの記録情報を
読取り、前記読取ったクレジットカード番号をもとに電
子チケット蓄積サーバ２５へ電子チケットの有無および
有効性を問合わせる。
【００２８】改札用端末２４よりクレジットカード番号
を受信した電子チケット蓄積サーバ２５では、受信した
クレジットカード番号に対応する電子チケットが記憶さ
れているかを確認し、該当する電子チケットがあった場
合に、当該クレジットカードの所持者が電子チケットの
所有者であると認定し、改札用端末２４に対して入場を
許可する旨を通知することにより入場できるようになっ
ている。
を受信した電子チケット蓄積サーバ２５では、受信した
クレジットカード番号に対応する電子チケットが記憶さ
れているかを確認し、該当する電子チケットがあった場
合に、当該クレジットカードの所持者が電子チケットの
所有者であると認定し、改札用端末２４に対して入場を
許可する旨を通知することにより入場できるようになっ
ている。
【００２９】電子チケットの発行に用いる契約識別情報
は、クレジットカード番号やデビットカード番号、キャ
ッシュカード番号、ＩＤカード番号、ポイントカード番
号、メンバーズカード番号などの個人や契約を特定する
ことができる番号などを使うことができる。
は、クレジットカード番号やデビットカード番号、キャ
ッシュカード番号、ＩＤカード番号、ポイントカード番
号、メンバーズカード番号などの個人や契約を特定する
ことができる番号などを使うことができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子クー
ポン発行システムおよび電子チケット発行システムは、
クーポンおよびチケット情報を利用者のクレジットカー
ド番号や、デビット決済用カード番号やＩＤカード番号
などの契約を特定することができる情報と関係づけて記
憶しておくことでクーポンやチケットを発行したものと
し、利用者に対して媒体としてのクーポン券やチケット
を発行しないため、クーポン券やチケットの受取や交換
の必要がないうえ、利用者はクーポン券やチケットを所
持することがないので、クーポン券やチケットの紛失、
盗難、汚損等の虞がなく安全性、経済性、利便性に優れ
たクーポンシステムまたはチケットシステムの提供を可
能とする。
ポン発行システムおよび電子チケット発行システムは、
クーポンおよびチケット情報を利用者のクレジットカー
ド番号や、デビット決済用カード番号やＩＤカード番号
などの契約を特定することができる情報と関係づけて記
憶しておくことでクーポンやチケットを発行したものと
し、利用者に対して媒体としてのクーポン券やチケット
を発行しないため、クーポン券やチケットの受取や交換
の必要がないうえ、利用者はクーポン券やチケットを所
持することがないので、クーポン券やチケットの紛失、
盗難、汚損等の虞がなく安全性、経済性、利便性に優れ
たクーポンシステムまたはチケットシステムの提供を可
能とする。
【図１】電子クーポン発行システムの図
【図２】電子チケット発行システムの図
【図３】電子クーポン発行サーバのＩＤ番号・パスワー
ド・クレジットカード番号対応テーブルの図
ド・クレジットカード番号対応テーブルの図
【図４】電子クーポン蓄積サーバのクレジットカード番
号とクーポンの対応テーブルの図
号とクーポンの対応テーブルの図
【図５】電子チケット発行サーバのＩＤ番号・パスワー
ド・クレジットカード番号対応テーブルの図
ド・クレジットカード番号対応テーブルの図
【図６】電子チケット蓄積サーバのクレジットカード番
号とチケット対応テーブルの図
号とチケット対応テーブルの図
１０ 電子クーポン利用者の端末 １１，２１ 通信ネットワーク １２ 電子クーポン発行サーバ １３ 電子クーポン発行サーバの記憶装置 １４ 販売店の店舗設置端末 １５ 電子クーポン蓄積サーバ １６ 電子クーポン蓄積サーバの記憶装置 ２０ 電子チケット利用者の端末 ２２ 電子チケット発行サーバ ２３ 電子チケット発行サーバの記憶装置 ２４ 会場に設置される改札用端末 ２５ 電子チケット蓄積サーバ ２６ 電子チケット蓄積サーバの記憶装置
フロントページの続き (72)発明者 大原 光明 東京都文京区本郷３丁目33番地５号 日本 信販株式会社内 (72)発明者 後藤 浩朗 東京都港区芝浦一丁目１番１号 株式会社 東芝本社事務所内 Ｆターム(参考） 3E042 CC04 EA01 5B055 CB00
Claims (8)
- 【請求項１】電子クーポンの発行要求を受信する手段
と、発行要求者を示す情報を受信する手段と、発行要求
者を示す情報から契約識別情報を導く手段と、電子クー
ポンの発行要求に応答して電子クーポンをデータ信号と
して生成する手段と、前記生成したデータ信号を前記発
行要求者を示す情報から契約識別情報を導く手段が導い
た契約識別情報と関係づけて記憶する手段とを有するこ
とを特徴とする電子クーポン発行システム。 - 【請求項２】発行要求者を示す情報から導かれる契約識
別情報がクレジットカード契約を特定する情報である請
求項１項に記載の電子クーポン発行システム。 - 【請求項３】発行要求者を示す情報から導かれる契約識
別情報が決済口座を特定する情報である請求項１項に記
載の電子クーポン発行システム。 - 【請求項４】発行要求者を示す情報から導かれる契約識
別情報が決済機能を持たないＩＤカードを特定する情報
である請求項１項記載の電子クーポン発行システム。 - 【請求項５】電子チケットの購入要求を受信する手段
と、購入要求者を示す情報を受信する手段と、購入要求
者を示す情報から契約識別情報を導く手段と、電子チケ
ットの購入要求に応答して電子チケットをデータ信号と
して生成する手段と、前記生成したデータ信号を前記購
入要求者を示す情報から契約識別情報を導く手段が導い
た契約識別情報と関係づけて記憶する手段とを有するこ
とを特徴とする電子チケット発行システム。 - 【請求項６】購入要求者を示す情報から導かれる契約識
別情報がクレジット契約を特定する情報である請求項５
項に記載の電子チケット発行システム。 - 【請求項７】購入要求者を示す情報から導かれる契約識
別情報が決済口座を特定する情報である請求項５項に記
載の電子チケット発行システム。 - 【請求項８】発行要求者を示す情報から導かれる契約識
別情報が決済機能を持たないＩＤカードを特定する情報
である請求項５項記載の電子チケット発行システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000207264A JP2002024530A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 電子クーポン発行システムおよび電子チケット発行システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000207264A JP2002024530A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 電子クーポン発行システムおよび電子チケット発行システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002024530A true JP2002024530A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18704050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000207264A Pending JP2002024530A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 電子クーポン発行システムおよび電子チケット発行システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002024530A (ja) |
Cited By (4)
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-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000207264A patent/JP2002024530A/ja active Pending
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