JP2002023456A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002023456A
JP2002023456A JP2000203663A JP2000203663A JP2002023456A JP 2002023456 A JP2002023456 A JP 2002023456A JP 2000203663 A JP2000203663 A JP 2000203663A JP 2000203663 A JP2000203663 A JP 2000203663A JP 2002023456 A JP2002023456 A JP 2002023456A
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JP2000203663A
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English (en)
Inventor
Yusuke Morigami
祐介 森上
Seiichi Munemori
精一 宗森
Takanobu Yamada
孝信 山田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョブ中に電源が遮断されても画像ノイズが
発生しない画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体22Y,M,C,Kを含む異なる
色の画像を作像する複数の作像手段20Y,M,C,K
と、該複数の作像手段20Y,M,C,Kの感光体22
Y,M,C,Kに順次接触するように走行駆動される中
間記録媒体12と、該中間記録媒体12を介して感光体
22Y,M,C,Kに圧接し、複数の作像手段20Y,
M,C,Kで作像される異なる色の画像を中間記録媒体
12上に転写して多重画像を形成する複数の一次転写手
段30Y,M,C,Kと、用紙を介して中間記録媒体1
2に圧接し、中間記録媒体12上の多重画像を用紙に転
写する二次転写手段34とを備えた像形成装置10にお
いて、電源が遮断されると一次転写手段30Y,M,
C,Kを感光体22Y,M,C,Kから離間させる第1
の離間機構73,74,79,84を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるタンデム
型のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平7−28294号公
報などにおいて、それぞれ異なる色のトナーを収容した
複数の作像ユニットを中間転写ベルトに沿って並べて配
置した、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置が知
られている。
【0003】この種の画像形成装置では、中間転写ベル
トは一次転写ローラによって各作像ユニットの感光体に
圧接される一方、中間転写ベルトには二次転写ローラが
圧接していて中間転写ベルトと二次転写ローラの間に記
録媒体である用紙が供給されるようになっている。各作
像ユニットによりそれぞれ形成される異なる色の画像が
中間転写ベルト上に重ねて一次転写され、この重なった
画像が用紙に二次転写される。そして、用紙は定着ユニ
ットを通過する際に画像が用紙に加熱定着された後、排
紙トレイ上に排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一次転
写ローラが中間転写ベルトに圧接していると、感光体ユ
ニットやベルトユニットの交換時に感光体や中間転写ベ
ルトに傷が付く恐れがある。また、二次転写ローラが常
に中間転写ベルトに圧接していると、中間転写ベルトが
変形してクリープが生じ、永久的な変形(タッチメモ
リ)が残る。このような中間転写ベルトの傷や変形部分
があると、画像ノイズが現れ、所望の鮮明な画像が得ら
れない。そこで、従来の画像形成装置では、ジョブ終了
後に一次転写ローラと二次転写ローラを中間転写ベルト
から離間させているが、ジョブ中に停電になったり、強
制的に電源がオフされると、一次転写ローラや二次転写
ローラが中間転写ベルトに圧接したままとなり、前述し
た画像ノイズが発生するという問題があった。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、ジョブ中に電源が遮断されても画像ノイズが発
生しない画像形成装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、感光体を含む異なる色の画像を作像する
複数の作像手段と、該複数の作像手段の感光体に順次接
触するように走行駆動される中間記録媒体と、該中間記
録媒体を介して感光体に圧接し、前記複数の作像手段で
作像される異なる色の画像を中間記録媒体上に転写して
多重画像を形成する複数の一次転写手段と、用紙を介し
て前記中間記録媒体に圧接し、中間記録媒体上の多重画
像を用紙に転写する二次転写手段とを備えた画像形成装
置において、電源が遮断されると前記一次転写手段を前
記感光体から離間させる第1の離間機構を設けたもので
ある。
【0007】前記構成によると、ジョブ中に電源が遮断
されると、一次転写手段が感光体から離間されるので、
中間記録媒体に傷や変形が残らず、画像ノイズは発生し
ない。
【0008】電源が遮断されると前記二次転写手段を前
記中間記録媒体から離間させる第2の離間機構をさらに
設けることが好ましい。これにより、前述の一次転写手
段と同様に、ジョブ中に電源が遮断されると、二次転写
手段が中間記録媒体から離間されるので、中間記録媒体
に傷や変形が残らず、画像ノイズは発生しない。
【0009】黒色画像を形成する作像手段の感光体に圧
接する一次転写手段と、黒色以外の画像を形成する作像
手段の感光体に圧接する一次転写手段とを、それぞれ別
個に、画像形成時には感光体に圧接し、非画像形成時に
は感光体から退避させる退避機構をさらに設けることが
好ましい。このようにすることで、白黒画像形成時、カ
ラー画像形成時にかかわらず、必ず、ジョブ中に電源が
遮断されると、一次転写手段が感光体から離間される。
【0010】前記第1の離間機構が、前記一次転写手段
を全て同時に離間させるものであることは、機構が1つ
で済み、構成が簡単になる点で、好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施形態であるタンデム型デジタルカラープリンタ(以
下、単に「プリンタ」という)10の全体構成図であ
る。
【0012】まず、プリンタ10の概略構成を説明す
る。プリンタ10は、その内部のほぼ中央部に中間転写
ベルト12を備えている。中間転写ベルト12は、3つ
のローラ14,16,18の外周部に支持されて矢印A
方向に回転駆動されるようになっている。
【0013】中間転写ベルト12の下部水平部の下に
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の各色にそれぞれ対応する4つの作像ユ
ニット20Y,20M,20C,20Kが中間転写ベル
ト12に沿って並んで配置されている。
【0014】各作像ユニット20Y,20M,20C,
20Kは、感光体ドラム22Y,22M,22C,22
Kをそれぞれ有している。各感光体ドラム22Y,22
M,22C,22Kの周囲には、その回転方向に沿って
順に、帯電器24Y,24M,24C,24Kと、プリ
ントヘッド部26Y,26M,26C,26Kと、現像
器28Y,28M,28C,28Kと、中間転写ベルト
12を挟んで各感光体ドラム22Y,22M,22C,
22Kと対向する一次転写ローラ30Y,30M,30
C,30Kと、クリーナ32Y,32M,32C,32
Kとがそれぞれ配置されている。プリントヘッド部26
Y,26M,26C,26Kは、感光体ドラムの軸方向
と平行な主走査方向に並べられた多数のLEDから構成
されている。
【0015】中間転写ベルト12のローラ18で支持さ
れた部分には、二次転写ローラ34が圧接されている。
二次転写ローラ34と中間転写ベルトとのニップ部が、
二次転写領域36になっている。
【0016】中間転写ベルト12のローラ16で支持さ
れた部分には、ベルトクリーナ38が圧接されている。
このベルトクリーナ38は、二次転写後に中間転写ベル
ト12上に残留するトナーを掻きとって廃トナーボック
ス40内に回収するためのものである。
【0017】プリンタ10に下部には、給紙カセット4
2が着脱可能に配置されている。給紙カセット42内に
積載収容された用紙Sは、給紙ローラ44の回転によっ
て最上部のものから1枚ずつ搬送路46に送り出される
ことになる。
【0018】搬送路46は、給紙カセット42から、タ
イミングローラ対48のニップ部、二次転写領域36、
および定着ユニット50を通って排紙トレイ11まで延
びている。
【0019】前記中間転写ベルト12の最下流側の作像
ユニット20Kと二次転写領域36との間には、レジス
トセンサを兼用するAIDC(画像濃度)センサ52が
設置されている。また、タイミングローラ対48の近傍
には、用紙Sがタイミングローラ対48に到着している
か否かを検出するタイミングセンサ54が設置されてい
る。
【0020】定着ユニット50は、一対のローラ56,
58に支持されて矢印B方向に回転駆動される定着ベル
ト60と、この定着ベルト60を介してローラ56に圧
接されて矢印方向に従動回転する定着ローラ62を備え
ており、トナー画像が二次転写された用紙が通過する定
着ベルト60と定着ローラ62とのニップ部が定着領域
64となっている。
【0021】前記中間転写ベルト12についてさらに説
明すると、該中間転写ベルト12を支持する3つのロー
ラ14,16,18の両端は、図3に示すように、フレ
ーム71に回転自在に軸支されている。中間転写ベルト
12の内側には、一次転写ローラ30Y,30M,30
C,30Kが配設されている。
【0022】これらの一次転写ローラ30Y,30M,
30C,30Kは、以下に説明する離間機構を有してい
る。一次転写ローラ30Y,30M,30C,30K
は、図2,4に示すように、両側のフレーム71に軸7
2により回動可能に支持されたアーム73の先端に回転
可能に軸支されている。アーム73の軸の近傍にはレバ
ー74が上方に延設されている。各レバー74とフレー
ム71の間にはばね75が装着され、アーム73を図2
中時計回りに付勢して一次転写ローラ30Y,30M,
30C,30Kを中間転写ベルト12を介して感光体ド
ラム22Y,22M,22C,22Kに圧接するように
なっている。一次転写ローラ30Y,30Mの間には、
両側のフレーム71間にカム軸76が支持され、該カム
軸76の両端近傍には2つのカム77が固着されてい
る。カム軸76は、一方のフレーム71から外側に突出
していて、その先端にギヤ78が固着されている。この
ギヤ78は、装置本体側の図示しない駆動ギヤと噛合し
て回転駆動されるようになっている。
【0023】両側のフレーム71の上には、スライド板
79がスライド可能に設置されている。スライド板79
には、前記各レバー74の上端が突入する矩形の孔80
と、前記カム77の一端が突入する開口部81が形成さ
れている。感光体ドラム22Y,22M,22Cと圧接
状態にある一次転写ローラ30Y,30M,30Cのレ
バー74の上端部からそれらのレバー74が突入するス
ライド板79の各孔80の図2において右側の縁までの
寸法S1は、感光体ドラム30Kと圧接状態にある一次
転写ローラ30Kのレバー74の上端部からそのレバー
74が突入するスライド板79の孔80aの図2におい
て右側の縁までの寸法S2よりも小さく設定されてい
る。開口部81の図2において左側の縁には前記カム7
7が当接する突片82が下方に延設されている。これに
より、前記カム77は、時計回りに回動すると突片82
を押圧してスライド板79を図2中左側のa方向に移動
させ、反時計回りに回動すると、スライド板79は、レ
バー74がばね75の付勢力により時計回りに回動する
のに伴って右側のb方向に移動するようになっている。
スライド板79の図2において右端には突片83が下方
に延設され、該突片83にソレノイド84が対向配置さ
れている。このソレノイド84は、オンされるとプラン
ジャ85がそのばね86の付勢力に抗して後退し、オフ
されるとプランジャ85がばね86の付勢力により突出
してスライド板79を図2においてa方向に移動させる
ものである。
【0024】一次転写ローラ30Y,30M,30C,
30Kが図5に示すように感光体ドラム22Y,22
M,22C,22Kから離間しているとき、前記中間転
写ベルト12と感光体ドラム22Y,22M,22C,
22Kの離間量Tは、中間転写ベルト12の肉厚をtと
すると、次の関係を満足するように設定されている。
【数1】3t<T<15t 3t以上でなければ、中間転写ベルト12の弛みが走行
中に感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kに接
触して傷がつき、15t以下でなければ、図6に示すよ
うに、最も端の例えば上流側に位置する一次転写ローラ
30Yが感光体ドラム22Yに圧接したときの巻掛け角
θが大きくなって、圧接領域以外の図6中X部分におい
て放電が生じ、感光体ドラム22Y上のトナーが圧接領
域に至る前に中間転写ベルト12上に飛び散って、転写
性を悪化させるからである。なお、本実施例では、離間
量Tは、t=0.15のとき1.2mm、中間転写ベル
ト12の巻掛け角θすなわち中間転写ベルト12の傾斜
角θ´は、1°以下である。
【0025】一方、二次転写ローラ34も、以下に説明
する退避,離間機構を有している。二次転写ローラ34
は、図2に示すように、装置本体の固定部分に軸87に
より回動可能に支持されたアーム88の先端に回転可能
に軸支されるととももに、アーム88がばね89によっ
て軸87の回りに反時計回りに付勢されることで、中間
転写ベルト12に圧接している。アーム88の軸87の
近傍には突片90が突設され、該突片90にはソレノイ
ド91が対向配置されている。このレノイド91は、オ
ンされるとプランジャ92がそのばね93の付勢力に抗
して後退し、オフされるとプランジャ92がそのばね9
3の付勢力により突出して突片90を押圧し、アーム8
8を図において時計回り方向に回動させるものである。
【0026】次に、以上の構成からなるプリンタ10の
概略動作について説明する。外部装置(例えばパソコ
ン)からプリンタ10の画像信号処理部(図示せず)に
画像信号が入力されると、画像信号処理部ではこの画像
信号をイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックに色変換
したデジタル画像信号を作成し、この信号をプリントヘ
ッド用LEDドライブ回路に伝達する。このドライブ回
路は、入力されたデジタル信号に基づいて、各作像ユニ
ット20Y,20M,20C,20Kのプリントヘッド
部26Y,26M,26C,26Kを発光させて露光を
行う。この露光は、プリントヘッド部26Y,26M,
26C,26Kの順にそれぞれ時間差をもって行われ
る。これにより、各感光体ドラム22Y,22M,22
C,22Kの表面に各色用の静電潜像がそれぞれ形成さ
れる。
【0027】各感光体ドラム22Y,22M,22C,
22K上に形成された静電潜像は、各現像器28Y,2
8M,28C,28Kによりそれぞれ現像されて各色の
トナー画像となる。そして、各色のトナー画像は、各一
次転写ローラ30Y,30M,30C,30Kの作用に
より、矢印A方向に移動する中間転写ベルト12上に順
次重ね合わせて一次転写される。
【0028】このようにして中間転写ベルト12上に形
成された重ね合わせトナー画像は、中間転写ベルト12
の移動にしたがって二次転写領域36に達する。この二
次転写領域36において、重ね合わされた各色トナー画
像は、二次転写ローラ34の作用により、給紙カセット
42から搬送路46に送り出されてタイミングローラ対
48により供給された用紙Sに一括して二次転写され
る。なお、二次転写後に中間転写ベルト12上に残留す
るトナーは、ベルトクリーナ38により回収される。
【0029】トナー画像が二次転写された用紙Sは、搬
送路46を通って定着ユニット50に送られ、そこで定
着領域64を通過することによりトナー画像が用紙Sに
定着される。そして、用紙Sは排紙トレイ11に排出さ
れる。
【0030】以上説明した画像形成のジョブ中は、カラ
ー画像を形成する場合、図2に示すように、中間転写ベ
ルト12のソレノイド84および二次転写ローラ34の
ソレノイド91は、オンしていてそれらのプランジャ8
5,92はばね86,93の付勢力に抗して後退してい
る。また、カム77はα位置でスライド板79の突片8
2と接触している。各一次転写ローラ30Y,30M,
30C,30Kは、アーム73がばね75の付勢力によ
り時計回りに回動することで、中間転写ベルト12を介
して感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kに圧
接している。
【0031】白黒画像を形成する場合には、図3(A)
に示すように、カム77はβ位置でスライド板79の突
片82と接触するまで時計回りに回動する。これによ
り、スライド板79がカム77に押圧されて左側のa方
向に移動し、スライド板79の孔80の縁が一次転写ロ
ーラ30Y,30M,30Cのレバー74を押圧する結
果、アーム73がばね75の付勢力に抗して反時計回り
に回動し、一次転写ローラ30Y,30M,30Cが感
光体ドラム22Y,22M,22Cから退避する。一
方、スライド板79の孔80aの縁は一次転写ローラ3
0Kのレバー74を押圧しないので、一次転写ローラ3
0Kは中間転写ベルト12を介して感光体ドラム22K
に圧接したままとなる。これにより、黒の作像ユニット
20Kの感光体ドラム22Kから中間転写ベルト12へ
の転写のみが可能となり、白黒画像が形成される。
【0032】画像形成の非ジョブ中は、図3(B)に示
すように、カム77はγ位置でスライド板79の突片8
2と接触するまで時計回りに回動する。これにより、ス
ライド板79がカム77に押圧されてさらに左側のa方
向に移動し、スライド板79の孔80,80aの縁が一
次転写ローラ30Y,30M,30C,30Kのレバー
を押圧する結果、アーム73がばね75の付勢力に抗し
て反時計回りにさらに回動し、全ての一次転写ローラ3
0Y,30M,30C,30Kが感光体ドラム22Y,
22M,22C,22Kから退避する。また、二次転写
ローラ34のソレノイド91はオフされてそのプランジ
ャ92がばね93の付勢力によって突出し、アーム88
の突片90を押圧する。これにより、アーム88がばね
89の付勢力に抗して時計回り方向に回動し、二次転写
ローラ34が中間転写ベルト12から退避する。このよ
うに、非ジョブ中は、全ての一次転写ローラ30Y,3
0M,30C,30Kが感光体ドラム22Y,22M,
22C,22Kから退避し、二次転写ローラ34が中間
転写ベルト12から離間するので、メンテナンス等によ
り中間転写ベルト12や感光体ドラム22Y,22M,
22C,22Kを抜き出しても、中間転写ベルト12に
傷がつくことがない。また、一次転写ローラ30Y,3
0M,30C,30Kや二次転写ローラ34が中間転写
ベルト12に圧接しないので、中間転写ベルト12に変
形が生じることもない。この結果、中間転写ベルト12
の傷や変形に伴う画像の乱れがなくなる。
【0033】カラー画像や白黒画像の画像形成のジョブ
中に停電や強制的な電源オフにより電源が遮断される
と、中間転写ベルト12のソレノイド84および二次転
写ローラ34のソレノイド91は、オフしてそれらのプ
ランジャ85,92はばね86,93の付勢力により突
出する。これにより、中間転写ベルト12のソレノイド
84のプランジャ85は、スライド板79を押圧して図
2においてa方向に移動させる。この結果、スライド板
79の孔80,80aの縁が一次転写ローラ30Y,3
0M,30C,30Kのレバー74を押圧して、アーム
73がばね75の付勢力に抗して反時計回りにさらに回
動し、全ての一次転写ローラ30Y,30M,30C,
30Kが感光体ドラム22Y,22M,22C,22K
から離間する。一方、二次転写ローラ34のソレノイド
91のプランジャ92は、アーム88の突片90を押圧
して、アーム88をばね89の付勢力に抗して時計回り
方向に回動させる。この結果、二次転写ローラ34が中
間転写ベルト12から離間する。このように、ジョブ中
に電源が遮断されても、全ての一次転写ローラ30Y,
30M,30C,30Kが感光体ドラム22Y,22
M,22C,22Kから離間し、二次転写ローラ34も
中間転写ベルト12から離間するので、メンテナンス等
により中間転写ベルト12や感光体ドラム22Y,22
M,22C,22Kを抜き出しても、中間転写ベルト1
2に傷がつくことがない。また、一次転写ローラ30
Y,30M,30C,30Kや二次転写ローラ34が中
間転写ベルト12に圧接しないので、中間転写ベルト1
2に変形が生じることもない。この結果、中間転写ベル
ト12の傷や変形に伴う画像の乱れがなくなる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電源が遮断されると一次転写手段や二次転写
手段を感光体や中間記録媒体から離間させる機構を設け
たので、ジョブ中に電源が遮断されても、画像ノイズが
発生する恐れはなく、鮮明な画像を形成することができ
るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプリンタの概略構成図。
【図2】 図1のプリンタの中間転写ベルトのカラー画
像形成時の拡大図。
【図3】 (A)は図2の中間転写ベルトの白黒画像形
成時の拡大図、(B)は図2の中間転写ベルトの非ジョ
ブ時の拡大図。
【図4】 図2の平面図。
【図5】 中間転写ベルトと感光体ドラムの離間量を示
す概略図。
【図6】 一次転写ローラと感光体ドラムの圧接時にお
ける中間転写ベルトの巻掛け角を示す概略図。
【符号の説明】
10 プリンタ(画像形成装置) 12 中間転写ベルト 20Y,M,C,K 作像ユニット(作像手段) 22Y,M,C,K 感光体ドラム 30Y,M,C,K 一次転写ローラ(一次転写手段) 34 二次転写ローラ(二次転写手段) 73,88 アーム(退避,離間機構) 74 レバー(退避,離間機構) 77 カム(退避機構) 79 スライド板(退避,離間機構) 84 ソレノイド(離間機構) 91 ソレノイド(退避,離間機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 孝信 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AB02 BB42 BB53 BB71 2H032 AA05 AA15 BA01 BA09 BA23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を含む異なる色の画像を作像する
    複数の作像手段と、 該複数の作像手段の感光体に順次接触するように走行駆
    動される中間記録媒体と、 該中間記録媒体を介して感光体に圧接し、前記複数の作
    像手段で作像される異なる色の画像を中間記録媒体上に
    転写して多重画像を形成する複数の一次転写手段と、 用紙を介して前記中間記録媒体に圧接し、中間記録媒体
    上の多重画像を用紙に転写する二次転写手段とを備えた
    画像形成装置において、 電源が遮断されると前記一次転写手段を前記感光体から
    離間させる第1の離間機構を設けたことをことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電源が遮断されると前記二次転写手段を
    前記中間記録媒体から離間させる第2の離間機構をさら
    に設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 黒色画像を形成する作像手段の感光体に
    圧接する一次転写手段と、黒色以外の画像を形成する作
    像手段の感光体に圧接する一次転写手段とを、それぞれ
    別個に、画像形成時には感光体に圧接し、非画像形成時
    には感光体から退避させる退避機構をさらに設けたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の離間機構が、前記一次転写手
    段を全て同時に離間させるものであることを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7580654B2 (en) * 2005-08-30 2009-08-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring discharge prevention in a transfer separation area
JP2016224272A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2016224313A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 キヤノン株式会社 画像形成装置

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