JP2002023243A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002023243A
JP2002023243A JP2000209002A JP2000209002A JP2002023243A JP 2002023243 A JP2002023243 A JP 2002023243A JP 2000209002 A JP2000209002 A JP 2000209002A JP 2000209002 A JP2000209002 A JP 2000209002A JP 2002023243 A JP2002023243 A JP 2002023243A
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shutter speed
camera shake
camera
warning
focal length
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JP2000209002A
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Masaomi Tomizawa
将臣 冨澤
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手ぶれ警告の頻発が予測される高倍率ズーム撮
影などの特殊撮影条件下においては、手ぶれ警告の頻発
による煩わしさが生じないカメラを提供。 【解決手段】本発明のカメラは、ズームレンズ(11)
を含む撮影光学手段(10)と、この撮影光学手段(1
0)にて設定された前記ズームレンズ(11)の焦点距
離(f)とシャッタースピード(ST)との関係から手
ぶれ発生を予測する予測手段(15,16b,30)
と、この予測手段(15,16b,30)により手ぶれ
発生が予測される場合であって、且つシャッタースピー
ド(ST)が所定レベル以下の場合に限り手ぶれ警告を
与える手ぶれ警告付与手段(16c,19,26,3
1)とを備えたことを主たる特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手ぶれによる画質
低下を回避するための手ぶれ警告付与手段を備えたカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカメラで撮影を行なう際に、所謂
手ぶれが生じると、撮影された画像の画質が低下する。
この手ぶれによる画質低下は画像処理では補正できな
い。したがって、手ぶれの発生は事前に防止することが
重要である。
【0003】手ぶれ自体は、三脚でも使用しない限り、
厳密には防ぐことはできない。そこで撮影画像の手ぶれ
発生による画質低下を抑えるには、撮影条件の中で手ぶ
れ発生の可能性を予測し、手ぶれ発生の可能性が高い場
合には警告を発することが必要になる。
【0004】撮影条件上の主たる手ぶれ発生要因とし
て、焦点距離とシャッタースピードとの二つがあげられ
る。
【0005】(1) 焦点距離;手ぶれの絶対量が仮に同じ
であっても、焦点距離が長いほど画質劣化が顕著にな
る。その理由は、焦点距離が長いと画角が狭くなり、そ
の分カメラの振れ角度が敏感に影響してしまうからであ
る。したがって長焦点距離レンズでは手ぶれが発生しや
すい。
【0006】(2) シャッタースピード;シャッタースピ
ードが遅いと手ぶれによる画質劣化が顕著になる。
【0007】ところで、ズームカメラは、手ぶれの知識
を十分持っていない初心者にも広く利用される。しかる
にズームカメラでは、ワイド側(低倍率側)に設定した
ときには手ぶれ発生が生じないにも拘らず、テレ側(高
倍率側)にすると、手ぶれが発生することがある。
【0008】そこで、特開平6ー27514号公報に示
されているように、設定されたシャッタースピードと焦
点距離との関係から、ズームカメラにおけるシャッター
スピードが手ぶれ発生の可能性を有する場合には、手ぶ
れ警告を出すという提案がなされている。
【0009】なお上記警告があった場合には、撮影者は
シャッタースピードが速くなるように、例えば絞りの開
放したり、ストロボ発光器を使用したりする必要があ
る。さらにワイド側にズームダウン設定する、あるいは
三脚を使用するといった対策を講じる必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】手ぶれ現象が発生する
(目立つ状態になる)限界は、経験値として、シャッタ
ー秒時ST[秒]が、1/(銀塩カメラの焦点距離f
[mm])より長い場合であるとされている。例えば焦点
距離fが50[mm]である場合には、シャッタースピー
ドが1/50[秒]以上であれば手ぶれは生じないが、
1/50[秒]以下の場合には手ぶれが生じるとされて
いる。
【0011】この論理にしたがえば、30〜300[m
m]の10倍ズームのカメラにおいては、テレ側の30
0[mm]に設定したときには、単純には1/300
[秒]が限界シャッタースピードになる。このようなカ
メラに前記警告手段を装備した場合には、通常のシャッ
タースピードで使用しようとすると、手ぶれ警告が頻発
することになる。このため、その警告が非常に煩わしい
ものとなり、ユーザにとって使い勝手のよくないものと
なる。
【0012】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は下記のような利点を有する
カメラを提供することにある。
【0013】手ぶれ警告の頻発が予測される高倍率ズー
ム撮影などの特殊撮影条件下においては、手ぶれ警告動
作が規制されるため、上記条件下では手ぶれ警告の頻発
による煩わしさが生じない。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のカメラは下記の如く構成され
ている。
【0015】(1)本発明のカメラは、ズームレンズを
含む撮影光学手段と、設定された前記ズームレンズの焦
点距離とシャッタースピードとの関係に応じて手ぶれ警
告を指示するものであって、当該焦点距離が所定値より
短い短焦点である場合には、第1の条件に応じて警告す
るよう指示し、当該焦点距離が所定値より長い長焦点で
ある場合には、第2の条件に応じて警告するよう指示す
る、手ぶれ警告指示手段と、この手ぶれ警告指示手段の
指示に応じて警告を発する警告手段と、を備えたことを
特徴とするカメラ。
【0016】(2)本発明のカメラは、前記(1)に記
載のカメラであって、前記第1の条件は、当該シャッタ
ースピードが、設定された焦点距離とシャッタースピー
ドとの関係から予想される手ぶれ限界シャッタースピー
ドより遅い場合に、警告を指示するものであることを特
徴としている。
【0017】(3)本発明のカメラは、前記(2)に記
載のカメラであって、前記第2の条件は、当該シャッタ
ースピードが、設定された焦点距離とシャッタースピー
ドとの関係から予想される手ぶれ限界シャッタースピー
ドより、遅く設定された一定値(実施形態でいう1/1
50秒)より遅い場合に、警告指示するものであること
を特徴としている。
【0018】(4)本発明のカメラは、前記(2)に記
載のカメラであって、前記第2の条件は、当該シャッタ
ースピードが、設定された焦点距離とシャッタースピー
ドとの関係から予想される手ぶれ限界シャッタースピー
ドより、前記焦点距離に応じて遅く設定された一定値よ
り遅い場合に、警告指示するものであることを特徴とし
ている。
【0019】(5)本発明のカメラは、ズームレンズを
含む撮影光学手段と、この撮影光学手段において設定さ
れた前記ズームレンズの焦点距離とシャッタースピード
との関係から手ぶれ発生を予測する予測手段と、この予
測手段により手ぶれ発生が予測される場合であって、且
つ前記シャッタースピードが所定レベル以下の場合に限
り、手ぶれ警告を与える手ぶれ警告付与手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0020】(6)本発明のカメラは、前記(5)に記
載のカメラであって、前記手ぶれ警告付与手段は、前記
予測手段により手ぶれ発生が予測される場合であって且
つ前記ズームレンズの長焦点領域において前記シャッタ
ースピードが所定レベル以下の場合に限り、手ぶれ警告
を与えるものであることを特徴としている。
【0021】(7)本発明のカメラは、ズームレンズを
含む撮影光学手段と、被写体を照射するストロボ手段
と、上記ストロボ手段を制御するストロボ制御手段と、
前記撮影光学手段において設定された前記ズームレンズ
の焦点距離とシャッタースピードとの関係から手ぶれ発
生を予測する予測手段と、を備え、前記ストロボ制御手
段は、前記予測手段により手ぶれ発生が予測される場合
であって、且つ前記シャッタースピードが所定レベル以
下の場合に限り、撮影時に自動発光するようにストロボ
制御を行なうものであることを特徴としている。
【0022】(8)本発明のカメラは、前記(7)に記
載のカメラにおいて、前記ストロボ制御手段は、前記予
測手段により手ぶれ発生が予測される場合であって、且
つ前記ズームレンズの長焦点領域において前記シャッタ
ースピードが所定レベル以下の場合に限り、撮影時に自
動発光するようにストロボ制御を行なうものであること
を特徴としている。
【0023】(9)本発明のカメラは、前記(5)〜
(8)のいずれか一つに記載のカメラであって、前記カ
メラは、CCD撮像素子を備えた電子カメラであること
を特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
電子カメラの概略的構成を示すブロック図である。図1
に示す光学レンズユニット10は、ズームレンズ11の
ほか、図示はしてないが例えば絞り部、フォーカスレン
ズ部などを含んでいる。CCD撮像素子12は例えば数
百万画素のCCD(電荷結合素子)を主体として構成さ
れており、光学レンズユニット10を介して入射した被
写体像を光電変換する。撮像回路13はCCD撮像素子
12からの撮像信号について、AGC(自動利得調整)
処理,CDS(相関二重サンプリング)処理,その他の
処理を施して画像信号を出力する。A/D変換回路14
は、撮像回路13から出力される画像信号をデジタル化
する。
【0025】AE部(自動露出設定部)15は、前記A
/D変換回路14から出力されるデジタル化された画像
信号について累積加算を主体とする演算処理を行ない、
その結果得られる累積加算値に基づいて、被写体の明る
さに応じたAE評価値を算出する。
【0026】メインCPU16は、たとえばRISCマ
イクロプロセッサにて構成されており、データバス17
を介して基本的にはカメラ全体の制御を行なう。このメ
インCPU16には、露光時間設定部16a ,手ぶれ予
測部16b,手ぶれ警告発生部16cなどが内蔵されて
いる。
【0027】露光時間設定部16aは、予めAE部(自
動露出設定部)15で算出されたAE評価値、すなわち
測光データに基づいてシャッタースピードを算出しかつ
設定する。なおシャッタースピードは、撮影者が手動操
作によって設定することも可能となっている。
【0028】手ぶれ予測部16bは、後述するズーム操
作ボタン30の操作によって設定されたズームレンズ1
1の焦点距離f[mm]と、前記露光時間設定部16aに
て算出されかつ設定されたシャッタースピードST
[秒]とに基づいて、手ぶれ発生を予測する。この手ぶ
れ発生の予測の詳細については後述するが、シャッター
スピードST[秒]が、焦点距離f[mm]の逆数以下と
なるとき、手ぶれが発生するものと予測する機能を有し
ている。
【0029】手ぶれ警告発生部16cは、手ぶれ発生が
予測される場合であって、且つシャッタースピード
[秒]が所定レベル以下の場合に限り手ぶれ警告を発す
る。なお手ぶれ警告が発せられると、後述するLCD表
示器26による手ぶれ警告表示、スピーカー31による
手ぶれ警告音発生、ストロボ制御手段によるストロボ発
光器19の自動起立動作ないしストロボ発光による手ぶ
れ警告報知などが行なわれる。上記手ぶれ警告発生部1
6c,LCD表示器26,スピーカー31,ストロボ発
光器19等は、本発明の手ぶれ警告付与手段を構成して
いる。
【0030】ズーム駆動部18は、ズーム操作ボタン3
0の操作にしたがってメインCPU16から出力される
制御信号に基づいて前記ズームレンズ11を駆動し、ズ
ームアップまたはズームダウン操作を行なう。
【0031】ストロボ発光器19は、例えばカメラ本体
から自動的に起立可能なポップアップ式のものであっ
て、メインCPU16に内蔵されているストロボ制御手
段からの制御信号に基づいて、被写体に向けてストロボ
発光を行なう。なお上記ストロボ制御手段は、手ぶれ発
生が予測される場合であって、且つシャッタースピード
STが所定レベル以下の場合に限り、撮影時に自動発光
するようにストロボ制御を行なうものとなっている。
【0032】画像処理部20は、前記A/D変換回路1
4から出力されるデジタル化画像データについて、γ補
正,色マトリクス処理,などを行なう。
【0033】フラッシュメモリー21は、前記メインC
PU16と後述するサブCPU28とのデータ伝達等の
動作に必要なカメラ動作プログラムを格納している。
【0034】画像圧縮/伸張ユニット22は、画像デー
タに対してJPEG方式の画像圧縮または画像伸張の各
処理を行なう。
【0035】SRAMユニット23は、画像データを一
時的に記憶するバッファーメモリーである。
【0036】表示系24は、SRAMユニット23など
から読み出される画像データを、LCDドライバ25を
介してカラー液晶ディスプレイ(LCD表示器)26に
供給し、画像として表示する。また前記手ぶれ発生が予
測される場合には、その手ぶれ発生の警告表示(コメン
ト)を行なう。
【0037】メモリーカード(スマートメディア)27
は、画像圧縮/伸張ユニット22により圧縮された画像
データを保存するための着脱可能に設けられた記録媒体
である。このメモリーカード27としては、光磁気ディ
スク(MO)や超小型ハードディスクドライブ等を用い
ることができる。
【0038】サブCPU28は、例えば4ビットマイク
ロプロセッサからなっている。このサブCPU28はレ
リーズボタン29、ズーム操作ボタン30,スピーカー
31等を備えている。かくしてサブCPU28は、レリ
ーズボタン29やズーム操作ボタン30の操作による指
令を受けると、その指令情報をメインCPU16に伝達
したり、メインCPU16から手ぶれ警告情報を受け取
ると、スピーカー31を駆動して手ぶれ警告音を発生さ
せたりする。
【0039】図2は本実施形態に係る電子カメラの作用
説明図である。図2において縦軸は焦点距離f[mm]
(電子カメラの実際の焦点距離fAと、35mm・銀塩カ
メラに換算したときの値fBとを併記している)であ
り、横軸はシャッタースピードST[秒]である。なお
以下の説明における焦点距離f[mm]は、35mm・銀塩
カメラに換算したときの値fBを指している。
【0040】前記手ぶれ予測部16bで予測する手ぶれ
の発生条件とは、設定されたシャッタースピードST
[秒]と、ズームレンズ11の焦点距離f[mm]との関
係が、次の関係を有する場合である。すなわち、シャッ
タースピードST[秒]が、焦点距離f[mm]の逆数以
下となるときである。
【0041】図2において具体例を示す。例えばズーム
レンズ11の焦点距離f[mm]が200[mm]であると
する。この場合、シャッタースピードST[秒]が1/
200[秒]以下(例えば1/180[秒])である
と、手ぶれが発生するものと予測する。つまり1/20
0[秒]以下の範囲Aが手ぶれ発生の予測範囲である。
ところで、ズームレンズ11の焦点距離f[mm]が、2
00[mm]とか300[mm]とか更には500[mm]と
か、いわゆる長焦点領域においては、「従来技術」の項
で説明したように、警告が頻発する可能性が高い。
【0042】しかるに本実施形態における手ぶれ警告付
与手段の一構成要素である手ぶれ警告発生部16cは、
手ぶれ発生が予測される場合であって且つシャッタース
ピード[秒]が所定レベル以下、たとえば前述の具体例
においてシャッタースピードST[秒]が1/200
[秒]より遅い1/150[秒]以下の場合等に限り、
手ぶれ警告を発するように指令が出される。つまりこの
場合は1/150[秒]以下の範囲Bが、手ぶれ発生の
予測範囲となる。
【0043】かくして本実施形態においては、高倍率ズ
ーム撮影などの特殊撮影を行なう場合、図2に示す如く
手ぶれ警告の頻発が予測される例えば200[mm]以上
の長焦点領域Ebにおいては、手ぶれ警告動作がストッ
プされる。このため、上記のような条件の下では手ぶれ
警告の頻発による煩わしさが生じない。
【0044】なお手ぶれ警告は、前記したようにストロ
ボ発行器19による警告報知,LCD表示器26による
手ぶれ警告表示,スピーカー31よる手ぶれ警告音発生
のほか、ファインダーLED(不図示)の点滅動作等で
あってもよい。
【0045】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。この実施形態が、前記実施形態と異なる点は、焦点
距離を所定の二つの領域に分け、各領域毎にそれぞれ第
1の条件及び第2の条件に応じて警告を発するようにし
た点である。
【0046】すなわち本実施形態は、ズームレンズ11
の焦点距離fとシャッタースピードSTとの関係に応じ
て手ぶれ警告を指示するものであって、焦点距離fが所
定値より短い短焦点である場合には、第1の条件(シャ
ッタースピードSTが、設定された焦点距離fとシャッ
タースピードSTとの関係から予想される手ぶれ限界シ
ャッタースピードより遅い場合)に応じて警告するよう
指示し、焦点距離fが所定値より長い長焦点である場合
には、第2の条件(図3および図4にそれぞれ示す)に
応じて警告するよう指示を行なう手ぶれ警告指示手段
と、この手ぶれ警告指示手段の指示に応じて警告を発す
る警告手段とを備えたことを特徴としている。本実施形
態によれば焦点距離fの長短に応じた適切な手ぶれ警告
を行なうことが可能となる。
【0047】図3及び図4は、前記第2の条件に応じて
警告を指示する手ぶれ警告指示手段の異なる例を示す図
である。なお図3および図4における縦軸および横軸の
関係は図2の場合と同じである。
【0048】図3の例は、焦点距離fが所定値より長い
長焦点(例えば200mm)である場合には、シャッター
スピードSTが、設定された焦点距離fとシャッタース
ピードSTとの関係から予想される手ぶれ限界シャッタ
ースピード(例えば1/200[秒])より遅く設定さ
れた一定値(例えば1/150秒)よりも、さらに遅い
場合に限り警告を指示する場合を示している。
【0049】図4の例は、焦点距離fが所定値より長い
長焦点(たとえば100mm以上)である場合には、シャ
ッタースピードSTが、設定された焦点距離fとシャッ
タースピードSTとの関係から予想される手ぶれ限界シ
ャッタースピード(例えば1/100[秒],1/20
0[秒],1/300[秒]…)より、前記焦点距離に
応じて、それぞれ遅く設定された一定値よりもさらに遅
い場合に限り警告を指示する場合を示している。
【0050】したがって、例えば焦点距離fが300mm
のときは1/200[秒]以下、焦点距離fが200mm
のときは1/150[秒]以下、焦点距離fが100mm
のときは1/100[秒]以下の各場合に限り、それぞ
れ警告が指示される。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、手ぶれ警告の頻発が予
測される高倍率ズーム撮影などの特殊撮影条件下におい
ては、手ぶれ発生予測手段及び手ぶれ警告付与手段等の
作用により、手ぶれ警告動作が規制されるため、上記条
件下では手ぶれ警告の頻発による煩わしさが生じないカ
メラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラの概略的
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電子カメラの作用説
明図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る電子カメラの手ぶ
れ警告指示手段の一例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る電子カメラの手ぶ
れ警告指示手段の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…光学レンズユニット 11…ズームレンズ 12…CCD撮像素子 13…撮像回路 14…A/D変換回路 15…AE部(自動露出設定部) 16…メインCPU 16a…露光時間設定部 16b…手ぶれ予測部 16c…手ぶれ警告発生部 18…ズーム駆動部 19…ストロボ発行器 26…LCD表示器 28…サブCPU 30…ズーム操作ボタン 31…ズピーカー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズームレンズを含む撮影光学手段と、 設定された前記ズームレンズの焦点距離とシャッタース
    ピードとの関係から手ぶれ発生を予測するものであっ
    て、 当該焦点距離が所定値より短い短焦点である場合には、
    第1の条件に応じて警告するよう指示し、当該焦点距離
    が所定値より長い長焦点である場合には、第2の条件に
    応じて警告するよう指示する、手ぶれ警告指示手段と、 この手ぶれ警告指示手段の指示に応じて警告を発する警
    告手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記第1の条件は、当該シャッタースピー
    ドが、設定された焦点距離とシャッタースピードとの関
    係から予想される手ぶれ限界シャッタースピードより遅
    い場合に、警告を指示するものであることを特徴とする
    請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記第2の条件は、当該シャッタースピー
    ドが、設定された焦点距離とシャッタースピードとの関
    係から予想される手ぶれ限界シャッタースピードより、
    遅く設定された一定値より遅い場合に、警告指示するも
    のであることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記第2の条件は、当該シャッタースピー
    ドが、設定された焦点距離とシャッタースピードとの関
    係から予想される手ぶれ限界シャッタースピードより、
    前記焦点距離に応じて遅く設定された一定値より遅い場
    合に、警告指示するものであることを特徴とする請求項
    2に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】ズームレンズを含む撮影光学手段と、 この撮影光学手段において設定された前記ズームレンズ
    の焦点距離とシャッタースピードとの関係から手ぶれ発
    生を予測する予測手段と、 この予測手段により手ぶれ発生が予測される場合であっ
    て、且つ前記シャッタースピードが所定レベル以下の場
    合に限り、手ぶれ警告を与える手ぶれ警告付与手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】前記手ぶれ警告付与手段は、前記予測手段
    により手ぶれ発生が予測される場合であって、且つ前記
    ズームレンズの長焦点領域において前記シャッタースピ
    ードが所定レベル以下の場合に限り、手ぶれ警告を与え
    るものであることを特徴とする請求項5に記載のカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】ズームレンズを含む撮影光学手段と、 被写体を照射するストロボ手段と、 上記ストロボ手段を制御するストロボ制御手段と、 前記撮影光学手段において設定された前記ズームレンズ
    の焦点距離とシャッタースピードとの関係から手ぶれ発
    生を予測する予測手段と、 を備え、前記ストロボ制御手段は、 前記予測手段により手ぶれ発生が予測される場合であっ
    て、且つ前記シャッタースピードが所定レベル以下の場
    合に限り、撮影時に自動発光するようにストロボ制御を
    行なうものであることを特徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】前記ストロボ制御手段は、前記予測手段に
    より手ぶれ発生が予測される場合であって、且つ前記ズ
    ームレンズの長焦点領域において前記シャッタースピー
    ドが所定レベル以下の場合に限り、撮影時に自動発光す
    るようにストロボ制御を行なうものであることを特徴と
    する請求項7に記載のカメラ。
  9. 【請求項9】前記カメラは、CCD撮像素子を備えた電
    子カメラであることを特徴とする請求項5又は6又は7
    又は8に記載のカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10848679B2 (en) 2017-12-28 2020-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus

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US10848679B2 (en) 2017-12-28 2020-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus

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