JP2002022937A - 反射防止成形品とその製造方法 - Google Patents

反射防止成形品とその製造方法

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JP2002022937A
JP2002022937A JP2000201523A JP2000201523A JP2002022937A JP 2002022937 A JP2002022937 A JP 2002022937A JP 2000201523 A JP2000201523 A JP 2000201523A JP 2000201523 A JP2000201523 A JP 2000201523A JP 2002022937 A JP2002022937 A JP 2002022937A
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resin
infrared
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Ryomei Men
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の波長の赤外線に対して選択的に透過作
用を有する赤外線透過窓部分と優れた視認性を有する透
明窓部分とを一体的に備える反射防止成形品とその製造
方法を提供する。 【解決手段】 透明基板1の片面に、赤外線透過窓とな
る箇所に位置する特定の近赤外域の光を選択的に透過す
る部分的な干渉フィルタ層6と、干渉フィルタ層6が形
成された部分の凸部を埋めて均一な表面形状を有する全
面的な平坦化層7と、全面的な低反射層8とが少なくと
も順に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話、ビデ
オカメラ、デジタルカメラ、自動車用機器などのディス
プレイ部分のカバー部品などに用いることができる反射
防止成形品とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、ビデオカメラ、デジタルカメ
ラ、自動車用機器などにおいて、ディスプレイ部分は、
液晶パネルあるいは有機ELパネルとの組み合わせなど
により構成されている。ディスプレイ部分は、液晶パネ
ルの破損を防止したり、液晶パネルの表示を拡大した
り、液晶パネル近辺を装飾したりすることを目的とし
て、凸レンズ形状に成形した透明基板や縁取りなどの図
柄が形成された透明基板により構成されるカバー部品に
より覆われている。
【0003】カバー部品には、背面に配置される液晶パ
ネルなどを透視することができる透明窓部分と、装飾用
の図柄部分の他に、赤外線を透過させるための赤外線透
過窓部分を一体的に形成することがある。赤外線透過窓
は、他の電子機器を制御したり、他の電子機器とデータ
のやり取りをしたりするために設けられる赤外線投光あ
るいは受光素子を覆うものとなる。赤外線通信に使用さ
れるのは、主に800〜1100nmの波長域である。
【0004】このような目的の赤外線透過窓は、可視波
長域の光をカットし、近赤外域の光を透過する染料をイ
ンキ化して皮膜を形成したり、このような染料を含有す
る樹脂からなる別部品を組み込んだりして形成すること
ができる(図9参照)。このような目的に用いられる染
料としては、700〜800nm以上の波長域の光を透
過するものが多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先に述べたカ
バー部品は、赤外線透過窓を通して赤外線通信をする
際、透過する近赤外域の光は特定の波長のものではない
ため、確実な赤外線通信ができない場合があるという問
題があった。また、透明窓部分の光反射により視認性が
低くなるという問題もあった。
【0006】したがって、この発明は、上記のような欠
点を解消し、特定の波長の赤外線に対して選択的に透過
作用を有する赤外線透過窓部分と優れた視認性を有する
透明窓部分とを一体的に備える反射防止成形品とその製
造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の反射防止成形
品とその製造方法は、上記の目的を達成するために、つ
ぎのように構成した。
【0008】すなわち、この発明の反射防止成形品は、
透明基板の片面に、赤外線透過窓となる箇所に位置する
特定の近赤外域の光を選択的に透過する部分的な干渉フ
ィルタ層と、干渉フィルタ層が形成された部分の凸部を
埋めて均一な表面形状を有する全面的な平坦化層と、全
面的な低反射層とが少なくとも順に形成されるように構
成した。
【0009】また、上記の発明において、平坦化層が紫
外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなるように
構成してもよい。
【0010】また、上記の発明において、低反射層の上
に防汚層が形成されるように構成してもよい。
【0011】また、上記の発明において、赤外線透過窓
となる箇所と透明窓となる箇所とを除くパターンの部分
的な図柄層が形成されるように構成してもよい。
【0012】また、上記の発明において、赤外線透過窓
となる箇所に部分的な赤外線透過層が形成されるように
構成してもよい。
【0013】また、この発明の反射防止成形品の製造方
法は、加飾シートを基体シートがキャビティ面に接する
ように金型内に設置し、金型内に透明な溶融樹脂を射出
して加飾シートと樹脂からなる透明基板との一体化物を
得、次いで基体シートを剥離し、次いで特定の近赤外域
の光を選択的に透過する干渉フィルタ層を赤外線透過窓
となる箇所に部分的に形成し、次いで干渉フィルタ層を
埋めて均一な表面形状となるように平坦化層を全面的に
形成し、次いで低反射層を全面的に形成するように構成
した。
【0014】また、加飾シートを金型内に設置し、金型
内に透明な溶融樹脂を射出して加飾シートと樹脂からな
る透明基板との一体化物を得、次いで特定の近赤外域の
光を選択的に透過する干渉フィルタ層を赤外線透過窓と
なる箇所に部分的に形成し、次いで干渉フィルタ層を埋
めて均一な表面形状となるように平坦化層を全面的に形
成し、次いで低反射層を全面的に形成するように構成し
た。
【0015】また、上記の発明において、平坦化層が紫
外線硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂からなるように
構成してもよい。
【0016】また、上記の発明において、低反射層の上
に防汚層を形成するように構成してもよい。
【0017】また、上記の発明において、加飾シート
が、全面的な剥離層と、干渉フィルタ層が形成される箇
所と透明窓となる箇所とを除くパターンの部分的な図柄
層と、全面的な接着層とが少なくとも基体シート上に形
成されるように構成してもよい。
【0018】また、上記の発明において、加飾シート
が、赤外線透過窓となる箇所に部分的な赤外線透過層が
基体シート上に少なくとも形成されるように構成しても
よい。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照しながらこの発明の実
施の形態について詳しく説明する。
【0020】図1〜4は、この発明の反射防止成形品の
一実施例を示す断面図である。図5〜7は、この発明の
反射防止成形品の製造方法に用いる加飾シートの一実施
例を示す断面図である。図8は、この発明の反射防止成
形品の製造方法の一工程を示す断面図である。図中、1
は透明基板、2は接着層、3は図柄層、4は赤外線透過
層、5は剥離層、6は干渉フィルタ層、7は平坦化層、
8は低反射層、9は防汚層、10は基体シート、11は
アンカー層、12は反射防止成形品、13は加飾シー
ト、14は金型である。
【0021】この発明の反射防止成形品12は、透明基
板1の片面に、赤外線透過窓となる箇所に位置する特定
の近赤外域の光を選択的に透過する部分的な干渉フィル
タ層6と、干渉フィルタ層6が形成された部分の凸部を
埋めて均一な表面形状を有する全面的な平坦化層7と、
全面的な低反射層8とが少なくとも順に形成されたもの
である(図1〜2参照)。
【0022】図柄層3などを透明基板1の上に設けるに
は、加飾シート13を利用した成形同時加飾法を利用す
るのが好ましい。成形同時加飾法には、加飾シート13
として転写材を用いた成形同時転写法や、加飾シート1
3としてインサート材を用いたインサート法がある。
【0023】成形同時転写法とは、基体シート10上に
図柄層3などからなる転写層を形成した転写材を金型1
4内に挟み込み、金型14内に溶融樹脂を射出し、冷却
して樹脂成形品を得るのと同時に成形品表面に転写材を
接着した後、基体シート10を剥離して、樹脂成形品表
面に転写層を転移して装飾を行う方法である。
【0024】インサート法とは、基体シート10上に図
柄層3などが形成されたインサート材を金型14内に挟
み込み、金型14内に溶融樹脂を射出し、冷却して樹脂
成形品を得るのと同時に成形品表面にインサート材を接
着して装飾を行う方法である。
【0025】まず、転写材を利用する成形同時転写法に
ついて説明する。
【0026】転写材は、基体シート10上に、図柄層3
などからなる転写層を設けたものである(図5参照)。
転写層としては、反射防止成形品12の透明基板1の上
に形成するすべての層を組み込むのではなく、成形同時
転写法によって形成するのが好適な層のみを転写層と
し、その他の層は別途形成するのが好ましい。特に、図
柄層3、赤外線透過層4は成形同時転写法によって形成
するのに適している。
【0027】基体シート10の材質としては、ポリプロ
ピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂などの樹脂シートなど、通常の転写材の基体
シートとして用いるものを使用することができる。
【0028】基体シート10からの転写層の剥離性がよ
い場合には、基体シート10上に転写層を直接設ければ
よい。基体シート10からの転写層の剥離性を改善する
ためには、基体シート10上に転写層を設ける前に、離
型層を全面的に形成してもよい。
【0029】また、必要に応じて剥離層5を形成すると
よい。剥離層5は、基体シート10から転写層を容易に
剥離させるための層である。剥離層5の材質としては、
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂、セルロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン
系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体系樹脂などのコポリマーを用いるとよい。また、
剥離層5に高い硬度が必要とされる場合は、紫外線硬化
性樹脂や電子線硬化性樹脂を用いるとよい。剥離層5の
形成方法としては、グラビアコート法、ロールコート
法、コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、
スクリーン印刷法などの印刷法がある。
【0030】また、必要に応じて図柄層3を形成しても
よい。図柄層3は、反射防止成形品12を装飾するため
の層である。図柄層3は、剥離層5の上に形成する。図
柄層3は、通常は印刷層として形成する。印刷層の材質
としては、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタ
ン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド樹脂な
どの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料
を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。印
刷層の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア
印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法などを用
いるとよい。印刷層は、赤外線透過窓となる箇所と透明
窓となる箇所とを除くパターンで、枠形状や文字形状と
なるように部分的に設けるのが通常である。
【0031】また、図柄層3は、金属薄膜層からなるも
の、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み合わせからな
るものでもよい。金属薄膜層は、図柄層3として金属光
沢を表現するためのものであり、真空蒸着法、スパッタ
リング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成
する。表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウム、
ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウ
ム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合
金または化合物を使用する。金属薄膜層は、通常は、部
分的に形成する。また、金属薄膜層を設ける際に、他の
層との密着性を向上させるために、前アンカー層や後ア
ンカー層を設けてもよい。
【0032】また、必要に応じて赤外線透過層4を設け
てもよい。赤外線透過層4は、可視域の光をカットし近
赤外域の波長の光を包括的に透過させるための層であ
る。赤外線透過層4を形成するには、可視光を透過せず
赤外線の透過性に優れた黒色の染料などを、アクリル樹
脂やアクリルビニル樹脂などのバインダー中に混入した
インキを用い、印刷法により形成する方法などを用いる
ことができる。赤外線透過層4を形成することにより、
干渉フィルタ層6を形成した赤外線透過窓部分を黒色な
どにすることができる。
【0033】また、透明基板1の上に上記の各層を接着
するために接着層2を形成するとよい。接着層2として
は、透明基板1の素材に適した感熱性あるいは感圧性の
樹脂を適宜使用する。
【0034】たとえば、透明基板1の材質がアクリル系
樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いるとよい。また、透
明基板1の材質がポリフェニレンオキシド・ポリスチレ
ン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系ブ
レンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるアク
リル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂な
どを使用すればよい。さらに、透明基板1の材質がポリ
プロピレン樹脂の場合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、
塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、環化ゴム、
クマロンインデン樹脂が使用可能である。接着層2の形
成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、
コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スク
リーン印刷法などの印刷法がある。
【0035】転写層の構成は、上記した態様に限定され
るものではなく、たとえば、図柄層3の材質として透明
基板1との接着性に優れたものを使用する場合には、接
着層2を省略することができる。
【0036】次に、前記した転写材を用い、射出成形に
よる成形同時転写法を利用して被転写物である樹脂成形
品の面に装飾を行う方法について説明する。
【0037】まず、可動型と固定型とからなる成形用金
型14内に加飾シート13である転写材を送り込む(図
8参照)。その際、枚葉の転写材を1枚づつ送り込んで
もよいし、長尺の転写材の必要部分を間欠的に送り込ん
でもよい。長尺の転写材を使用する場合、位置決め機構
を有する送り装置を使用して、転写材の図柄層3と成形
用金型14との見当が一致するようにするとよい。ま
た、転写材を間欠的に送り込む際に、転写材の位置をセ
ンサーで検出した後に転写材を可動型と固定型とで固定
するようにすれば、常に同じ位置で転写材を固定するこ
とができ、図柄層3の位置ずれが生じないので便利であ
る。
【0038】成形用金型14を閉じた後、ゲートから溶
融樹脂を金型14内に射出充満させ、被転写物を形成す
るのと同時にその面に転写材を接着させる。
【0039】透明基板1に用いることができる樹脂とし
ては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、A
BS樹脂、AS樹脂、AN樹脂などの汎用樹脂を挙げる
ことができる。また、ポリフェニレンオキシド・ポリス
チレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセター
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート変性ポリ
フェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート
樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの汎用エンジニ
アリング樹脂や、ポリスルホン樹脂、ポリフェニレンサ
ルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド系樹脂、ポ
リアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリイミ
ド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリル系耐熱樹脂
などのスーパーエンジニアリング樹脂を使用することも
できる。
【0040】透明基板1の形状は、平板状のものであっ
ても、二次元あるいは三次元の曲面を有するものであっ
てもよい。
【0041】被転写物である樹脂成形品を冷却した後、
成形用金型14を開いて樹脂成形品を取り出す。最後
に、転写材の基体シート10を剥離する。このようにし
て、転写層のみを成形品に転移することができる(図1
参照)。
【0042】次に、インサート材を利用したインサート
法について説明する。
【0043】インサート材を得るには、次のような方法
で行うとよい。
【0044】インサート材は、基体シート10上に図柄
層3などを設けたものである(図6〜7参照)。基体シ
ート10としては、転写材の場合と同様のものを用いる
とよい。また、剥離層5、図柄層3、赤外線透過層4、
接着層2は、転写材の場合と同様にして形成するとよ
い。なお、インサート法の場合は基体シート10を剥離
除去しないので、基体シート10の一方の面に図柄層
3、赤外線透過層4、接着層2を形成したり(図7参
照)、一方の面にアンカー層11、図柄層3、赤外線透
過層4を形成し、他方の面に接着層2を形成したりする
とよい(図6参照)。アンカー層11は、加飾シート1
3の表面を平坦にするための層であり、必要に応じて形
成するとよい。アンカー層11としては、図柄層3と同
様の素材からなる透明なインキを用い、グラビアコート
法、ロールコート法、コンマコート法などのコート法、
グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法によっ
て形成するとよい。
【0045】また、インサート法によって透明基板1の
上に形成するすべての層を形成するのではなく、インサ
ート法によって形成するのが好適な層のみを成形同時転
写法によって形成し、その他の層は別途形成するのが好
ましい。
【0046】次に、インサート材の使用方法について説
明する。
【0047】まず、加飾シート13であるインサート材
を、インサート材送り装置などを使用して、成形用金型
14の間に配置しクランプなどの手段で固定する。成形
形状が深絞りである場合、熱源によりインサート材を加
熱軟化させるとともに真空吸引してキャビティ面に密着
させてもよい。次いで型締めし、ゲートから溶融樹脂を
射出する。型開きすれば、インサート材と成形樹脂とが
一体化した成形品を得ることができる。
【0048】また、次のようにしてインサート成形をす
ることができる。まず、インサート材を、深絞りのため
の凹部を有する予備成形型にクランプなどの手段で固定
し、次に、熱源によりインサート材を加熱軟化させると
ともに予備成形型側から真空吸引して予備成形型の表面
に密着させる。次いで真空吸引を解除し、予備成形型か
らインサート材を取り出す。このようにして、深絞り加
工したインサート材を得ることができる。次いで、予備
成形したインサート材を、成形用金型14の間に配置
し、クランプなどの手段で固定する。次に、型締めしゲ
ートから溶融樹脂を射出し、型開きすれば、インサート
材と成形樹脂とを一体化することができる(図2参
照)。
【0049】次いで、干渉フィルタ層6を赤外線透過窓
となる箇所に部分的に形成する。干渉フィルタ層6は、
特定の近赤外域の光を選択的に透過する層である。特定
の近赤外域の光を選択的に透過させるために、10〜4
0層程度積層された多層の干渉フィルタ層6を用いると
よい。多層の干渉フィルタ層6としては、金属膜系、誘
電体多層膜系、あるいはこれらの組み合わせにより形成
されるZnS、ZrO 、TiOなどの高屈折率物質
のλ/4層(H)と、NaAlF、MgF 、Si
などの低屈折率物質のλ/4層(L)とを組み合わ
せるとよい。たとえば、[(0.5L)H(0.5
L)]、[HL]H、[HL]、(0.5H)
(LH)(0.5H)などのように周期的多層膜の性
質を利用して構成することができる。干渉フィルタ層6
は、この発明では、800〜1100nmの光の波長領
域において使用される波長域のみ透過し、その前後の波
長をカットすることを目的とする。
【0050】このような多層の干渉フィルタ層6の製造
方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法、イオン
プレーティング法などがある。あるいは金属アルコラー
ト、金属キレートなどの有機金属化合物を浸積法あるい
は印刷法、コーティング法などにより透明基板1上に塗
布し、その後、光照射あるいは乾燥により金属酸化物皮
膜を形成して得る方法もある。干渉フィルタ層6を部分
的に形成するには、治具などを用いマスキングして実施
すればよい。
【0051】次いで干渉フィルタ層6を埋めて均一な表
面形状となるように平坦化層7を全面的に形成する。干
渉フィルタ層6は、通常0.1〜2.0μm程度の厚さ
となる。このように反射防止成形品12の表面に凸部と
して形成されると、干渉フィルタ層6が剥がれやすいも
のとなる。したがって、干渉フィルタ層6を埋めてその
表面を平坦にするために、0.5〜4.0μm程度の膜
厚で平坦化層7を形成すればよい。このように、反射防
止成形品12の表面が平坦化層7により均一の形状とす
ることにより、干渉フィルタ層6が剥がれ落ちるおそれ
がなくなる。平坦化層7の材質としては、熱硬化性樹
脂、紫外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂などを用いる
ことができる。特に、紫外線硬化性樹脂または電子線硬
化性樹脂を用いれば、表面強度を高めることが容易にで
きる。保護層の形成方法としては、グラビア印刷法、ス
クリーン印刷法などの印刷法がある。
【0052】次いで、低反射層8を全面的に形成する。
低反射層8は、透明基板1の反射を防止するための層で
ある。また、透明窓部分および赤外線透過窓部分の双方
に反射防止効果を付与するものである。
【0053】低反射層8に用いる低屈折率物質として
は、フッ化マグネシウム、酸化ケイ素などの金属酸化物
を用いることができる。また、シリカあるいはオルガノ
ポリシロキサンの少なくとも1種を含む有機金属化合物
を用いることもできる。また、これらの有機金属化合物
の多孔体を用いることもできる。また、フッ素系合成樹
脂などの有機化合物を用いることも可能である。
【0054】低反射層8の構成としては、微細孔を有す
る酸化ケイ素あるいは酸化アルミウムを、酸化ケイ素に
分散し単層として使用したり、フッ化マグネシウムを単
層として用いるほか、酸化チタン層/酸化ケイ素層の2
層構成の低反射層8として使用したり、あるいは酸化チ
タン層/酸化ケイ素層/酸化チタン層/酸化ケイ素層の
ように4層構成の低反射層8など多重干渉を利用した多
層構成の低反射層8としてもよい。
【0055】低反射層8の製造方法としては、真空蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などが
ある。あるいは金属アルコラート、金属キレートなどの
有機金属化合物を浸積法あるいは印刷法、コーティング
法などにより透明基板1上に塗布し、その後、光照射あ
るいは乾燥により金属酸化物皮膜を形成して低反射層8
を得る方法もある。
【0056】低反射層8の厚さは、0.01〜2μmの
範囲で適宜選択するとよい。低反射層8の膜厚は、一般
式n×d=λ/4または一般式n×d=3λ/4(ただ
し、nは低屈折率物質の屈折率、dは低屈折率物質の膜
厚、λは低反射中心波長をそれぞれ示す)を満たすよう
に適宜選択するとよい。
【0057】また、必要に応じて防汚層9を設けてもよ
い。防汚層9は、反射防止成形品12の汚染を防ぐため
に低反射層8の上に設けられる層であって、撥水性およ
び撥油性を有する素材からなる層である。防汚層9とし
ては、末端基にフッ素を有する界面活性剤などを用いる
とよい。防汚層9を設けるには、コーティング法、浸漬
法、真空蒸着法などによるとよい。防汚層9の膜厚は、
できる限り薄い方が好ましい。防汚層9の厚さが大きい
と反射防止成形品12の光透過率が低くなるからであ
る。
【0058】このように反射防止成形品12の赤外線透
過窓部分において低反射層8と干渉フィルタ層6とが重
複するように形成されていることにより、特定の近赤外
域のみが透過することとなり、確実な赤外線通信を行う
ことができるものとなる。また、近赤外域の光の反射が
低減し、赤外線透過窓部分の近赤外域の光透過率が向上
するので、確実な赤外線通信を行うことができるものと
なる。また、反射防止成形品12の透明窓部分において
も低反射層8が形成されることにより、反射防止効果に
よって視認性が優れたものとなる。
【0059】
【実施例】ポリエステルフィルムを基体シートとし、そ
の上にアクリル系樹脂からなる全面的な剥離層をグラビ
ア印刷法によって形成し、次いで携帯電話機の透明窓部
分と赤外線透過窓部分とを除く箇所にアクリルビニル系
樹脂からなる部分的な青色の図柄層をグラビア印刷法に
よって形成し、次いで赤外線透過窓部分に赤外線透過染
料を含有するアクリルビニル系樹脂からなる黒色の赤外
線透過層をグラビア印刷法によって形成し、次いでアク
リル系樹脂からなる全面的な接着層をグラビア印刷法で
形成して転写材を得た。
【0060】次いで、携帯電話機用カバー部品を作成す
る射出成形用金型の間に転写材をセットし、型締め後、
アクリロニトリルスチレン樹脂を射出し、冷却固化後、
型開きして成形品を取り出し、転写材の基体シートを剥
離して除去した。
【0061】次いで、850nmが中心波長となるよう
高屈折率物質および低屈折率物質を蒸着法により積層
し、干渉フィルタ層を赤外線透過窓部分に部分的に形成
した。干渉フィルタ層の総膜厚は0.5μmとなるよう
にした。
【0062】次いで、アクリル−ウレタン系樹脂からな
る紫外線硬化性樹脂を用いグラビア印刷法によって干渉
フィルタ層を覆うように平坦化層を全面的に形成した。
平坦化層の厚さは2.0μmであった。
【0063】次いで、EB蒸着法により、SiO/Z
rO+TiO/SiO/ZrO/SiOの5
層からなる低反射層を成形品の両面に全面的に形成し
た。
【0064】次いで、成形品の表面側の低反射層の上
に、フッ素系のシラン化合物を蒸着して防汚層を形成し
た。
【0065】このようにして得た携帯電話機用カバー部
品は、800〜900nmの赤外線の優れた透過性を有
する赤外線透過窓部分と、優れた視認性を有する透明窓
部分とを一体的に備えるものであった。
【0066】
【発明の効果】この発明は、以上のような構成を採るの
で、以下のような効果を奏する。
【0067】この発明の反射防止成形品は、透明基板の
片面に、赤外線透過窓となる箇所に位置する特定の近赤
外域の光を選択的に透過する部分的な干渉フィルタ層
と、干渉フィルタ層が形成された部分の凸部を埋めて均
一な表面形状を有する全面的な平坦化層と、全面的な低
反射層とが少なくとも順に形成されたものであるので、
特定の波長の赤外線に対して選択的に透過作用を有する
赤外線透過窓部分と優れた視認性を有する透明窓部分と
を一体的に備えるものである。
【0068】また、この発明の反射防止成形品の製造方
法は、加飾シートを基体シートがキャビティ面に接する
ように金型内に設置し、金型内に透明な溶融樹脂を射出
して加飾シートと樹脂からなる透明基板との一体化物を
得、次いで基体シートを剥離し、次いで特定の近赤外域
の光を選択的に透過する干渉フィルタ層を赤外線透過窓
となる箇所に部分的に形成し、次いで干渉フィルタ層を
埋めて均一な表面形状となるように平坦化層を全面的に
形成し、次いで低反射層を全面的に形成するので、特定
の波長の赤外線に対して選択的に透過作用を有する赤外
線透過窓部分と優れた視認性を有する透明窓部分とを一
体的に備える反射防止成形品を容易に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の反射防止成形品の一実施例を示す断
面図である。
【図2】この発明の反射防止成形品の一実施例を示す断
面図である。
【図3】この発明の反射防止成形品の一実施例を示す断
面図である。
【図4】この発明の反射防止成形品の一実施例を示す断
面図である。
【図5】この発明の反射防止成形品の製造方法に用いる
加飾シートの一実施例を示す断面図である。
【図6】この発明の反射防止成形品の製造方法に用いる
加飾シートの一実施例を示す断面図である。
【図7】この発明の反射防止成形品の製造方法に用いる
加飾シートの一実施例を示す断面図である。
【図8】この発明の反射防止成形品の製造方法の一工程
を示す断面図である。
【図9】反射防止成形品の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 接着層 3 図柄層 4 赤外線透過層 5 剥離層 6 干渉フィルタ層 7 平坦化層 8 低反射層 9 防汚層 10 基体シート 11 アンカー層 12 反射防止成形品 13 加飾シート 14 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 11:00 11:00 G02B 1/10 A Fターム(参考) 2H048 GA04 GA12 GA34 GA51 GA62 2K009 AA04 AA05 AA07 BB14 BB24 CC03 CC06 DD02 DD03 DD04 DD07 DD15 EE05 4F100 AA20 AA21 AA27 AH06 AK01B AK25 AK41 AK51 BA03 BA04 BA10A BA10C BA10D EH112 EH312 EH362 EH66 EJ312 EJ912 GB32 GB41 HB00B JB14B JD10B JL06D JL14 JN01A JN06C JN08B 4F206 AA44 AD08 AD10 AE10 AG03 AH73 JA07 JB12 JB13 JF05 JM04 JN11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の片面に、赤外線透過窓となる
    箇所に位置する特定の近赤外域の光を選択的に透過する
    部分的な干渉フィルタ層と、干渉フィルタ層が形成され
    た部分の凸部を埋めて均一な表面形状を有する全面的な
    平坦化層と、全面的な低反射層とが少なくとも順に形成
    されたことを特徴とする反射防止成形品。
  2. 【請求項2】 平坦化層が紫外線硬化性樹脂または電子
    線硬化性樹脂からなるものである請求項1記載の反射防
    止成形品。
  3. 【請求項3】 低反射層の上に防汚層が形成されたもの
    である請求項1〜2のいずれかに記載の反射防止成形
    品。
  4. 【請求項4】 赤外線透過窓となる箇所と透明窓となる
    箇所とを除くパターンの部分的な図柄層が形成されたも
    のである請求項1〜3のいずれかに記載の反射防止成形
    品。
  5. 【請求項5】 赤外線透過窓となる箇所に部分的な赤外
    線透過層が形成されたものである請求項1〜4のいずれ
    かに記載の反射防止成形品。
  6. 【請求項6】 加飾シートを基体シートがキャビティ面
    に接するように金型内に設置し、金型内に透明な溶融樹
    脂を射出して加飾シートと樹脂からなる透明基板との一
    体化物を得、次いで基体シートを剥離し、次いで特定の
    近赤外域の光を選択的に透過する干渉フィルタ層を赤外
    線透過窓となる箇所に部分的に形成し、次いで干渉フィ
    ルタ層を埋めて均一な表面形状となるように平坦化層を
    全面的に形成し、次いで低反射層を全面的に形成するこ
    とを特徴とする反射防止成形品の製造方法。
  7. 【請求項7】 加飾シートを金型内に設置し、金型内に
    透明な溶融樹脂を射出して加飾シートと樹脂からなる透
    明基板との一体化物を得、次いで特定の近赤外域の光を
    選択的に透過する干渉フィルタ層を赤外線透過窓となる
    箇所に部分的に形成し、次いで干渉フィルタ層を埋めて
    均一な表面形状となるように平坦化層を全面的に形成
    し、次いで低反射層を全面的に形成することを特徴とす
    る反射防止成形品の製造方法。
  8. 【請求項8】 平坦化層が紫外線硬化性樹脂または電子
    線硬化性樹脂からなるものである請求項6〜7のいずれ
    かに記載の反射防止成形品の製造方法。
  9. 【請求項9】 低反射層の上に防汚層を形成する請求項
    6〜8のいずれかに記載の反射防止成形品の製造方法。
  10. 【請求項10】 加飾シートが、全面的な剥離層と、干
    渉フィルタ層が形成される箇所と透明窓となる箇所とを
    除くパターンの部分的な図柄層と、全面的な接着層とが
    少なくとも基体シート上に形成されたものである請求項
    6〜9のいずれかに記載の反射防止成形品の製造方法。
  11. 【請求項11】 加飾シートが、赤外線透過窓となる箇
    所に部分的な赤外線透過層が基体シート上に少なくとも
    形成されたものである請求項6〜10のいずれかに記載
    の反射防止成形品の製造方法。
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