JP2002021908A - 油圧緩衝装置 - Google Patents

油圧緩衝装置

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JP2002021908A
JP2002021908A JP2000199892A JP2000199892A JP2002021908A JP 2002021908 A JP2002021908 A JP 2002021908A JP 2000199892 A JP2000199892 A JP 2000199892A JP 2000199892 A JP2000199892 A JP 2000199892A JP 2002021908 A JP2002021908 A JP 2002021908A
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piston
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hydraulic shock
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Fumio Kawahara
文雄 河原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧緩衝装置において、減衰力の調整を簡易
に行なうこと。 【解決手段】 油圧緩衝装置10において、外筒21の
他端側に蓋部材51を設け、外筒21を蓋部材51に対
して相対回転可能に設け、隔壁部材24の流路42に先
端部を臨み、基端部を蓋部材51に螺合するニードル弁
53を設け、外筒21に、ニードル弁53に対し軸方向
には移動可能にかつ回転方向には係合する係合部23A
を設け、外筒21の回動によるニードル弁53の移動に
よって減衰力を調整するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧緩衝装置に係
り、義足やロボット脚等の膝関節に用いて好適な油圧緩
衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】膝関節用の油圧緩衝装置は、膝の振り戻
し行程(屈曲時)では圧縮行程となり、膝の踏み出し行
程(伸展時)では伸長行程となる。そして、この油圧緩
衝装置では、膝の振り戻し行程で、膝の曲げ角度と歩行
速度等の走行モードによって変動する下腿部の慣性力に
基づく膝下の振り戻しエネルギを、膝の一定の曲げ角度
範囲においてスムースに減衰せしめ、次の踏み出し行程
に際し下腿部を速やかに直立位置に戻すことができるよ
うに、適度な減衰力を発生させる必要がある。
【0003】従来の膝関節用の油圧緩衝装置として、US
P4595179、USP2859451に記載のものがある。
【0004】USP4595179の油圧緩衝装置は、ハウジング
24にメインピストン25を収容し、メインピストン25の外
周に一体に形成された環状のショルダー部26にて、メイ
ンピストン25とハウジング24の間に形成される環状のス
ペース28を下部の第1の室38と上部の第2の室39に区画
している。メインピストン25の下部の第1の室38に開口
する貫通流路35と、上部の第2の室39に開口する貫通流
路36を形成し、これらの貫通流路35、36をメインピスト
ン25の内周のイコライジング.チャンバー43を介して連
通している。メインピストン25内にスロットリング.ピ
ストン40をスプリング45にて付勢して設け、該ピストン
40のスローピング.ウオール42と貫通流路35、36とで形
成される絞り流路により減衰力を発生させている。尚、
このスロットリング.ピストン40をセットスクリュウ23
にて上下方向に移動させて、貫通流路35、36に対するス
ローピング.ウオール42の絞り位置を調節して減衰力を
調整する。
【0005】USP2859451の油圧緩衝装置は、シリンダ10
にハウジング16を収容し、ハウジング16内に円筒状のブ
ッシング(又は、コントロールハウジング)26を螺合
し、ブッシング26内にピストンロッド38に固定されたピ
ストン40の両側に区画される油室を設け、ブッシング26
の下部油室に開口する複数の穴47を軸方向に間隔をおい
て形成し、穴47はチャンネル49を介してブッシング26の
上端部とカバースクリュウ30の間に形成された上部円錐
状の隙間、一方向シール37を介しピストン40の上部油室
に連なる。上部油室には複数の穴48が開口し、穴48はチ
ャンネル50を通り、下部円錐状の隙間、一方向シール24
を介し下部油室に連なる。ブッシング26内の油室とシリ
ンダ10内の油室はリリーフ.ベントを介して連通し、カ
バースクリュウ30の進退に伴うブッシング26内の油室の
容積変化、温度補償を行なっている。尚、ロッド38のピ
ストン39は、ロッド38のハウジング16からシリンダ10に
突出した端部に固定されている。この油圧緩衝器におい
ては、カバースクリュウ30を180度以内の角度で回動す
ることにより、上部円錐状の隙間を調節し、それ以上の
角度を回動することにより下部円錐状の隙間を調節して
減衰力を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】USP4595179では、減
衰力を調整するためのセットスクリュウを螺動する必要
があり、工具が必要となる。
【0007】USP4595179では、減衰力調整用のセット
スクリュウがハウジングの上端部に埋め込まれており、
USP2859451では、減衰力調整用のカバースクリュウがシ
リンダの上端部に設置されている。即ち、減衰力調整の
ための操作部の設置位置が油圧緩衝装置の局部に限定さ
れており、操作性が悪い。
【0008】本発明の課題は、油圧緩衝装置において、
減衰力の調整を簡易に行なうことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外筒
内の同一軸上に内筒を設け、外筒と内筒の一端側を封止
するヘッドカバーを貫通して内筒内に挿入されるピスト
ンロッドを備え、ピストンロッドの先端部に固定される
ピストンを内筒内に摺動自在に設け、内筒内にピストン
ロッドが収容されるロッド側油室とピストンロッドが収
容されないピストン側油室を区画し、ピストン又はピス
トンロッドにロッド側油室とピストン側油室を連通する
流路を形成し、外筒と内筒の間にリザーバ室を形成し、
外筒と内筒の間にピストン側油室とリザーバ室を連通す
る流路を有する隔壁部材を設けた複筒式の油圧緩衝装置
において、前記外筒の他端側に蓋部材を設け、該外筒を
該蓋部材に対して相対回転可能に設け、前記隔壁部材の
流路に先端部を臨み、基端部を前記蓋部材に螺合するニ
ードル弁を設け、前記外筒に、前記ニードル弁に対し軸
方向には移動可能に且つ回転方向には係合する係合部を
設け、該外筒の回動によるニードル弁の移動によって減
衰力を調整するようにしたものである。
【0010】請求項2の発明は、シリンダの一端側を封
止するヘッドカバーを貫通し、シリンダ内に挿入される
ピストンロッドを備え、ピストンロッドの先端部に固定
されるピストンをシリンダ内に摺動自在に設け、シリン
ダ内にピストンロッドが収容されるロッド側油室とピス
トンロッドが収容されないピストン側油室を区画し、ピ
ストン又はピストンロッドにロッド側油室とピストン側
油室を連通する流路を形成し、シリンダ内にリザーバ室
を形成し、シリンダ内にピストン側油室とリザーバ室を
連通する流路を有する隔壁部材を設けた単筒式の油圧緩
衝装置において、前記シリンダの他端側に蓋部材を設
け、該シリンダを該蓋部材に対して相対回転可能に設
け、前記隔壁部材の流路に先端部を臨み、基端部を前記
蓋部材に螺合するニードル弁を設け、前記シリンダに、
前記ニードル弁に対し軸方向には移動可能に且つ回転方
向には係合する係合部を設け、前記シリンダの回動によ
るニードル弁の移動によって減衰力を調整するようにし
たものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、前記油圧緩衝装置を揺動自在に枢支され
る大腿部と下腿部の間に配設するようにしたものであ
る。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記ピストンロッドの基端部と
前記蓋部材のそれぞれに取付部材を設け、これらの取付
部材を油圧緩衝装置の単一軸線上に配置するようにした
ものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば下記(1)〜(3)の作用が
ある。 (1)外筒の回動によって減衰力を調整でき、工具を必要
としない。
【0014】(2)減衰力調整の操作部となる外筒が油圧
緩衝装置の外周に広く露出して存在するものであり、操
作性が良い。
【0015】(3)減衰力調整の操作部が、複筒式油圧緩
衝装置が本来的に備える外筒を用いるものであり、減衰
力調整装置の構造が簡素になり、油圧緩衝装置を小型化
できる。
【0016】請求項2の発明によれば下記(4)〜(6)の作
用がある。 (4)シリンダの回動によって減衰力を調整でき、工具を
必要としない。
【0017】(5)減衰力調整の操作部となるシリンダが
油圧緩衝装置の外周に広く露出して存在するものであ
り、操作性が良い。
【0018】(6)減衰力調整の操作部が、単筒式油圧緩
衝装置が本来的に備えるシリンダを用いるものであり、
減衰力調整装置の構造が簡素になり、減衰力調整装置を
小型化できる。
【0019】請求項3の発明によれば下記(7)〜(9)の作
用がある。 (7)膝関節に用いられる油圧緩衝装置において、ニード
ル弁からなる減衰力調整手段を具備するものとしたか
ら、広範囲の走行モードのそれぞれに対し適度な減衰力
を発生できる。
【0020】(8)油圧緩衝装置の外周に広く露出して存
在する外筒(シリンダ)を回動するだけで減衰力を調整
できるから、義足を装着したままで、装着者自身が工具
を用いずに、手で容易に調整できる。
【0021】(9)油圧緩衝装置が本来的に備える外筒
(シリンダ)が減衰力調整の操作部を兼ねるので、減衰
力調整装置の構造が簡素になり、油圧緩衝装置を小型化
でき、大腿部と下腿部の間の狭いスペースに設置でき
る。
【0022】請求項4の発明によれば下記(10)の作用が
ある。 (10)ピストンロッドの側の取付部材と、外筒(シリン
ダ)に設けた蓋部材の側の取付部材を単一軸線上に配置
したから、例えば、外筒(シリンダ)の両側部にトラニ
オン支持用ピンを設ける必要がなく、油圧緩衝装置の取
付スペースを小型化できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は義足の歩行状態を示す模式
図、図2は第1実施形態の油圧緩衝装置を示し、(A)
は断面図、(B)はチェックバルブの要部を示す断面
図、図3はニードル弁を示し、(A)は半断面図、
(B)は平面図、図4は係合板を示す平面図、図5は第
2実施形態の油圧緩衝装置を示す断面図である。
【0024】(第1実施形態)(図1〜図4) 義足1は、図1に示す如く、脚を大腿部で切断された膝
のない人に供されるものであり、大腿部の切断端が挿入
される大腿ソケット部2に枢軸4を介して下腿部3を揺
動自在に結合するとともに、大腿ソケット部2と下腿部
3の間に膝関節用油圧緩衝装置10を介装したものであ
る。義足1は、大腿ソケット部2と下腿部3の中心軸を
同一軸上に設定した直立状態で、その中心軸の後方に枢
軸4を配置し、油圧緩衝装置10の上取付部材11を枢
軸4の更に後方で軸11Aにより大腿ソケット部2に枢
着し、油圧緩衝装置10の下取付部材12をその中心軸
の前方で軸12Aにより下腿部3に枢着している。義足
1の大腿ソケット部2、下腿部3に対する油圧緩衝装置
10の取付姿勢は、油圧緩衝装置10のピストンロッド
31の側を大腿ソケット部2に結合するものに限らず、
ピストンロッド31の側を下腿部3に結合するように天
地逆にしても良い。
【0025】油圧緩衝装置10は、図2に示す如く、外
筒21の内部の同一軸上に内筒22を設けた複筒式であ
り、外筒21の一端開口から順に係合板23、隔壁部材
24、内筒22、ヘッドカバー25、オイルシール26
を挿入し、それらを外筒21の他端段差部21Aと一端
かしめ部21Bにより挟圧固定化する。
【0026】油圧緩衝装置10は、外筒21と内筒22
の一端側を封止するヘッドカバー25を貫通して内筒2
2の内部に挿入されるピストンロッド31を備え、ピス
トンロッド31の先端部に固定されるピストン32をそ
の外周のラビリンス溝を介して内筒22の内部に摺動自
在に設け、内筒22の内部にピストンロッド31が収容
されるロッド側油室33Aと、ピストンロッド31が収
容されないピストン側油室33Bを区画し、油室33
A、33Bに作動油を充満している。ピストンロッド3
1は内筒22への挿入端の段差部にリバウンドストッパ
34、ピストン32を組付け、これらをピストンナット
35でピストンロッド31に固定する。ピストンロッド
31はリバウンドストッパ34の直上にストッパラバー
34Aを装着しており、リバウンドストッパ34は内筒
22の一端側に設けたヘッドカバー25の端面との間で
ストッパラバー34Aを挟んで最伸長時の緩衝をなす。
【0027】油圧緩衝装置10は、ピストン32にロッ
ド側油室33Aとピストン側油室33Bを連通する第1
の流路36を備え、ピストン32のピストン側油室33
B側の端面に第1の流路36を開閉する板バルブからな
るチェック弁37、バルブスプリング38を積層し、こ
れらをピストンナット35のバルブストッパ部35Aで
バックアップする。チェック弁37は、油圧緩衝装置1
0の圧縮時に閉じてピストン側油室33Bからロッド側
油室33Aへの流れを阻止し、伸長時にロッド側油室3
3Aからピストン側油室33Bへの流れを許す。本実施
形態では、チェック弁37は第1の流路36の閉塞面の
一部を切り欠いて、ピストン側油室33Bを流路36、
ロッド側油室33Aに常時連通するオリフィス孔39を
備える(図2(B))。これにより、油圧緩衝装置10
の圧縮時には、ピストン側油室33Bの油はチェック弁
37のオリフィス孔39を通って第1の流路36からロ
ッド側油室33Aに移行し、オリフィス孔39に基づく
減衰力を発生する。伸長時には、ロッド側油室33Aの
油はバルブスプリング38に抗してチェック弁37をリ
フトして第1の流路36に大きな開口を形成し、減衰力
を発生させずにピストン側油室33Bに移行する。
【0028】油圧緩衝装置10は、外筒21と内筒22
の間の環状空間をリザーバ室41としている。リザーバ
室41は油圧緩衝装置10の伸縮によってロッド側油室
33A、ピストン側油室33Bに進入、退出するピスト
ンロッド31のロッド体積分の作動油を、ロッド側油室
33A、ピストン側油室33Bとの間で相互に移行可能
とする。そして、外筒21と内筒22の間で、ロッド側
油室33Bとリザーバ室41を連通する流路42を有す
る隔壁部材24を内筒22の下端面に設け、この流路4
2を後述のニードル弁53により開度調整されるオリフ
ィス孔43として用いる。このオリフィス孔43は、ニ
ードル弁53により常時連通状態として用いることがで
きる。44は隔壁部材24に設けた連絡路である。ま
た、油圧緩衝装置10は、ロッド側油室33Aとリザー
バ室41を常時連通する第2の流路45を備える。
【0029】油圧緩衝装置10は、リザーバ室41の内
部に設けられ、気体室46Aを密封区画する可撓性の体
積補償部材46を備える。体積補償部材46は、内筒2
2の外周に接着固定され、独立した非貫通状(袋小路)
の気体室46Aを有する発泡ラバーにて構成される。油
圧緩衝装置10は、体積補償部材46の気体室46Aの
膨張、収縮により、ロッド側油室33A、ピストン側油
室33Bに進入、退出するピストンロッド31のロッド
体積分の作動油の体積補償と、作動油の油温変化による
体積補償とを行なう。体積補償部材46は発泡ラバーに
て気体室46Aを構成することにより、油圧緩衝装置1
0の取付姿勢が上下、横置きのいずれにあっても上述の
体積補償を営む。
【0030】油圧緩衝装置10は、外筒21の他端側に
蓋部材51をOリング52を介して液密に設け、外筒2
1を蓋部材51に対して相対回転可能とする。油圧緩衝
装置10は、隔壁部材24の流路42(オリフィス孔4
3)に先端部を臨み、下端部を蓋部材51に螺合するニ
ードル弁53を設ける。外筒21に一体回転可能に設け
た係合板23は、ニードル弁53の外周の二面巾部53
Aをその異形孔状係合部23Aに軸方向には移動可能に
かつ回転方向には係合可能に嵌合し、外筒21の回動に
よるニードル弁53の軸方向移動により、流路42(オ
リフィス孔43)の開度を調整し、減衰力を調整する。
係合板23の外筒21との一体回転可能構造は、係合板
23を外筒21に圧入する他、係合板23を隔壁部材2
4、内筒22、ヘッドカバー25、オイルシール26と
ともに外筒21に軸方向で挟圧一体化することにより構
成される。
【0031】油圧緩衝装置10は、内筒22の側壁の軸
方向に沿う一定範囲で、ピストン32のストローク範囲
内にオリフィス流路60を形成してある。オリフィス流
路60は、ピストン側油室33Bをリザーバ室41に連
通可能とし、ピストンロッド31の圧縮時にピストン3
2の側壁により順次閉塞される。オリフィス流路60
は、具体的には、内筒22の側壁で、ピストンロッド3
1の最伸長時にピストン32が停留する位置から所定の
間隔を置いた、所定の範囲内の複数位置に設けられた複
数のオリフィス孔61〜63により形成される。
【0032】尚、オリフィス流路60は、内筒22の側
壁で、ピストンロッド31の最伸長時にピストン32が
停留する位置から所定の間隔を置いた、所定の範囲内に
設けられる長孔により形成されても良い。
【0033】また、内筒22におけるオリフィス流路6
0の形成範囲は、義足1の膝関節の大腿ソケット部2と
下腿部3が一直線となる直立位置を基準とするとき、大
腿ソケット部2と下腿部3の曲げ角度θ(図1)が約30
度から60度の曲げ角度になる範囲に設定されるのが良
い。
【0034】尚、油圧緩衝装置10は、ピストンロッド
31の端部に上取付部材11を、蓋部材51の外端部に
下取付部材12を設け、これらの取付部材11、12を
油圧緩衝装置10の単一軸線上に設けてある。
【0035】義足1の油圧緩衝装置10は以下の如く動
作する。義足1にあっては、義足1の一方の脚に着目し
たとき、一方の脚の踵が地についてから再び地につくま
での1サイクルの間で、(a)踵が設置状態から爪先が地
面から離れる直前までの立脚相(図1(A)〜(B))
では、大腿ソケット部2と下腿部3がほぼ一直線になっ
ていて油圧緩衝装置10は最大伸長状態を保ち、(b)爪
先が地面から離れ、踵が設置するまでの遊脚相(図1
(B)〜(C)〜(D)〜(C)〜(B))では、下腿
部3が振り戻し行程で大腿ソケット部2に対して枢軸4
を中心に一旦後方へ揺動した後、続く踏み出し行程で前
方へ揺動されて大腿ソケット部に対して再びほぼ一直線
となり、油圧緩衝装置10は伸長状態から圧縮状態に至
り、続いて伸長状態となる。そして、油圧緩衝装置10
は、膝の振り戻し行程(屈曲時)で下記(1)の圧縮行程
となり、膝の踏み出し行程(伸長時)で下記(2)の伸長
行程となる。
【0036】(1)圧縮行程(義足1の振り戻し行程) 油圧緩衝装置10の圧縮行程では、ピストン32によ
り圧縮されるピストン側油室33Bの油が、ピストン3
2のチェック弁37に設けた固定オリフィス孔39を経
由してロッド側油室33Aに移行するとともに、ニード
ル弁53により開度調整された可変オリフィス孔43、
ピストン32により順次閉塞されるオリフィス孔61〜
63を経由してリザーバ室41に移行し、適度な減衰力
を得る。
【0037】ピストン32がオリフィス孔61〜63
を順次閉塞することにより、ピストン32の位置に依存
する減衰力が得られる。
【0038】ニードル弁53がオリフィス孔43を全
閉することがあっても、チェック弁37のオリフィス孔
39により、油圧緩衝装置10の伸縮をロックしない。
【0039】ロッド側油室33A、ピストン側油室3
3Bへ進入するピストンロッド31のロッド体積分の作
動油は、リザーバ室41へ排出されて体積補償部材46
により吸収される。
【0040】(2)伸長行程(義足1の踏み出し行程) 油圧緩衝装置10の伸長行程では、ピストン32によ
り圧縮されるロッド側油室33Aの油が、ピストン32
のチェック弁37をリフトして第1の流路36に形成さ
れる大きな開口からピストン側油室33Bへ移行し、減
衰力を発生させない。
【0041】ロッド側油室33A、ピストン側油室3
3Bから退出するピストンロッド31のロッド体積分の
作動油は、リザーバ室41の体積補償部材46から補給
される。
【0042】油圧緩衝装置10は、上述(b)の遊脚相の
振り戻し行程で、下腿部3がその慣性力により必要以上
に振り戻されると(構造上180度付近まで曲がる)、次
の踏み出し時に戻らなくなる。これを回避するため、油
圧緩衝装置10では、上述(1)の圧縮行程で位置依存性
のある減衰力が作用し、振り戻し始めは下腿部3をスム
ースに屈曲開始し、常に適正位置で下腿部3を制止し、
次の踏み出し行程に移行可能とする。また、オリフィス
孔39、43、61〜63の二乗孔に基づく速度依存性
のある減衰力により、歩行速度に対応しながら、振り戻
しエネルギを吸収するものでもある。そして、踏み出し
行程に入るときには、上述(2)の伸長行程で減衰力が発
生しないから、下腿部3は速やかに直立位置に戻り、上
述(a)の立脚相に移行することができる。
【0043】これにより、油圧緩衝装置10は、膝の曲
げ角度等、歩行速度等の走行モードによって変動する下
腿部3の慣性力に基づく膝下の振り戻しエネルギを、膝
の一定の曲げ角度範囲においてスムースに減衰せしめ、
次の踏み出し行程に際し下腿部3を速やかに直立位置に
戻すことができるように、適度な減衰力を発生させるよ
うに動作する。
【0044】本実施形態によれば、油圧緩衝装置10が
外筒21の回動操作により減衰力を調整可能としたか
ら、以下の作用がある。 (1)外筒21の回動によって減衰力を調整でき、工具を
必要としない。
【0045】(2)減衰力調整の操作部となる外筒21が
油圧緩衝装置10の外周に広く露出して存在するもので
あり、操作性が良い。
【0046】(3)減衰力調整の操作部が、複筒式油圧緩
衝装置が本来的に備える外筒21を用いるものであり、
減衰力調整装置の構造が簡素になり、油圧緩衝装置10
を小型化できる。
【0047】(4)膝関節に用いられる油圧緩衝装置10
において、ニードル弁53からなる減衰力調整手段を具
備するものとしたから、広範囲の走行モードのそれぞれ
に対し適度な減衰力を発生できる。
【0048】(5)油圧緩衝装置10の外周に広く露出し
て存在する外筒21を回動するだけで減衰力を調整でき
るから、義足1を装着したままで、装着者自身が工具を
用いずに、手で容易に調整できる。
【0049】(6)油圧緩衝装置10が本来的に備える外
筒21が減衰力調整の操作部を兼ねるので、減衰力調整
装置の構造が簡素になり、油圧緩衝装置10を小型化で
き、大腿ソケット部2と下腿部3の間の狭いスペースに
設置できる。
【0050】(7)ピストンロッド31の側の取付部材1
1と、外筒21に設けた蓋部材51の側の取付部材12
を単一軸線上に配置したから、例えば、外筒21の両側
部にトラニオン支持用ピンを設ける必要がなく、油圧緩
衝装置10の取付スペースを小型化できる。
【0051】また、本実施形態によれば、油圧緩衝装置
10を複筒式としたから以下の作用がある。 (1)油圧を用いているから、ピストン32の受圧径を大
きくする必要がない。また、ピストン32は片ロッド型
であり、外筒21と内筒22の間にリザーバ室41を設
けたから、油圧緩衝装置10の軸方向長さを短く小型化
でき、大腿ソケット部2と下腿部3の間の狭いスペース
への格納性が良い。
【0052】(2)油圧を用いているため、減衰力を確実
に発生できる。従って、膝の曲げ角度と歩行速度に依存
する膝下の振り戻しエネルギをスムースに減衰できる。
【0053】(3)可撓性の体積補償部材46で気体室4
6Aを密封区画したから、片ロッド型をなすピストンロ
ッド31の内筒22への進入、退出に伴うロッド体積の
補償、油温変化に伴う作動油の体積変化を補償でき、オ
イル漏れを生じない。また、気体室46Aは体積補償部
材46により密封されるから、膝を180度付近まで曲げ
て座り、油圧緩衝装置10が横置きとなった場合にも、
気体室46Aのエアが作動油中に混入することがない。
従って、安定した作動性を確保できる。
【0054】(4)可撓性の体積補償部材46が独立した
気体室46Aを有する発泡ラバーからなるものとしたか
ら、体積補償部材46を簡易に構成できる。
【0055】(5)膝下の振り戻し行程から踏み出し行程
を経て、直立状態に戻る油圧緩衝装置10の最伸長時
に、リバウンドストッパ34が大腿ソケット部2と下腿
部3が接触することを防止し、最伸長時の緩衝をなす。
【0056】また、本実施形態によれば、油圧緩衝装置
10がオリフィス流路60(オリフィス孔61〜63)
を備えたから、以下の作用がある。 (1)内筒22の側壁の軸方向に沿う一定範囲に、ピスト
ンロッド31の圧縮時にピストン32の側壁により順次
閉塞されるオリフィス流路60(61〜63)を設けた
から、ピストン側油室33Bからの作動油の退出流路面
積を次第に減じ、減衰力をピストン32の位置に応じて
増加させる位置依存性を具備する。従って、膝下を直立
状態から振り戻し始めるときの減衰力を小としてスムー
スに屈曲開始し、オリフィス流路60(61〜63)の
形成範囲に対応する一定の曲げ角度範囲でその減衰力を
曲げ角度位置に依存させて次第に大とし、適正曲げ角度
位置でその振り戻しをスムースに制止して次の踏み出し
行程に移行できる。
【0057】(2)ピストン側油室33Bをオリフィス孔
43により常時リザーバ室41に連通し、かつロッド側
油室33Aを第2の流路45により常時リザーバ室41
に連通しているから、油圧緩衝装置10はピストン32
の全ストロークでその伸縮をロックされることがなく、
膝下が直立状態から180度屈曲する全曲げ角度範囲で減
衰力を発生できる。
【0058】(3)油圧緩衝装置10はオリフィス流路6
0(61〜63)とオリフィス孔43により減衰力を発
生させるものであり、これらは作動油の流速の二乗に比
例した減衰力を発生させる二乗孔であるから、歩行速度
に依存する減衰力を発生させ、歩行速度によって変動す
る下腿部の慣性力に基づく膝下の振り戻しエネルギを合
理的に吸収できる。
【0059】(4)オリフィス流路が内筒22の側壁の軸
方向に沿う一定範囲に設けられる、複数のオリフィス孔
61〜63により形成されるから、減衰力をピストン3
2の位置に応じて段階的に増加させることができる。
【0060】(5)オリフィス流路が内筒22の側壁の軸
方向に沿う一定範囲に設けられる、長孔により形成する
ものとすれば、減衰力をピストン32の位置に応じて無
段階に滑らかに増加させることができる。
【0061】(6)オリフィス流路60(61〜63)の
形成範囲を、大腿ソケット部2と下腿部3の曲げ角度が
約30度から60度の曲げ角度になる範囲に設定した。従っ
て、膝下が直立状態から振り戻し始めるときの減衰力は
小としてスムースに屈曲開始せしめ、オリフィス流路6
0(61〜63)の形成範囲に対応する30度〜60度の曲
げ角度範囲ではその減衰力をその曲げ角度位置に依存さ
せて次第に大とし、60度の曲げ角度位置でその振り戻し
をスムースに制止させる。膝下は必要以上の過大曲げ角
度まで振り戻されることなく制止され、次の踏み出し行
程にスムースに移行できる。
【0062】(第2実施形態)(図5) 第2実施形態の油圧緩衝装置110は単筒式であり、シ
リンダ111の一端側を封止するヘッドカバー112、
オイルシール113を貫通し、シリンダ111内に挿入
されるピストンロッド114を備える。ピストンロッド
114は、大腿ソケット部2(又は下腿部3)に枢支さ
れる取付部材115を備える。
【0063】ピストンロッド114の先端部に固定され
るピストン116はその外周のOリング(又はピストン
リング)117を介して、シリンダ111内に摺動自在
とされる。ピストンロッド114におけるピストン11
6の直上部には、ヘッドカバー112の内端面との間で
最伸長時の緩衝をなすリバウンドラバー118が装着さ
れている。
【0064】ピストン116は、シリンダ111の内部
に、ピストンロッド114が収容されるロッド側油室1
19Aと、ピストンロッド114が収容されないピスト
ン側油室119Bを区画し、油室119A、119Bに
作動油を充満している。ピストン116は、ロッド側油
室119Aとピストン側油室119Bを連通する流路1
20を備える。
【0065】油圧緩衝装置110は、シリンダ111の
内部に隔壁部材121を固定し、隔壁部材121の一方
側を上述のピストン側油室119Bとし、隔壁部材12
1の他方側にリザーバ室122を形成している。隔壁部
材121は、ピストン側油室119Bとリザーバ室12
2を連通する流路123と流路124を備え、流路12
3に板バルブからなるチェック弁125を、流路124
にニードル弁126を設けている。リザーバ室122
は、油圧緩衝装置110の伸縮によってロッド側油室1
19A、ピストン側油室119Bに進入、退出するピス
トンロッド114のロッド体積分の作動油を、ピストン
側油室119Bとの間で相互に移行可能とする。
【0066】チェック弁125は、シリンダ111のピ
ストン側油室119Bに設けられるスプリング受12
7、バルブスプリング128の存在により隔壁部材12
1に加圧され、油圧緩衝装置110の圧縮時には閉じて
ピストン側油室119Bからリザーバ室122への流れ
を阻止し、伸長時にリザーバ室122からピストン側油
室119Bへの流れを許す。
【0067】油圧緩衝装置110は、シリンダ111の
他端側に蓋部材131をOリング132を介して液密に
設け、シリンダ111を蓋部材131に際して相対回転
可能としている。ニードル弁126の先端部を隔壁部材
121の流路124に臨ませ、このニードル弁126の
基端部を蓋部材131に螺合する。そして、シリンダ1
11に設けてある係合板133の異形孔状係合部134
を、ニードル弁126の外周の二面巾部126Aに軸方
向には移動可能にかつ回転方向には係合可能に嵌合し、
シリンダ111の回動によるニードル弁126の移動に
よって、流路124の開度を調整し、減衰力を調整す
る。133Aは連絡路である。
【0068】油圧緩衝装置110は、リザーバ室122
の内部に設けられ、気体室141Aを密封区画する可撓
性の体積補償部材141を備える。体積補償部材141
は、独立した非貫通状(袋小路)の気体室141Aを有
する発泡ラバーにて構成される。油圧緩衝装置110
は、体積補償部材141の気体室141Aの膨張、収縮
により、ロッド側油室119A、ピストン側油室119
Bに進入、退出するピストンロッド114のロッド体積
分の作動油の体積補償と、作動油の油温変化による体積
補償とを行なう。
【0069】蓋部材131の外端部には下腿部3(又は
大腿ソケット部2)に枢支される取付部材135を備え
る。油圧緩衝装置110は、蓋部材131の取付部材1
35とシリンダ111の取付部材115とを油圧緩衝装
置110の単一軸線上に設け、義足1の大腿ソケット部
2と下腿部3の間に揺動自在に枢支される。
【0070】油圧緩衝装置110は以下の如く動作す
る。 (1)圧縮行程 油圧緩衝装置110の圧縮行程では、シリンダ111に
進入するピストンロッド114のロッド体積分の油が、
ニードル弁126により開度調整された流路124のオ
リフィス孔124Aを経由してリザーバ室122に移行
し、適度な減衰力を得る。
【0071】(2)伸長行程 油圧緩衝装置110の伸長行程では、シリンダ111か
ら退出するピストンロッド114のロッド体積分の油
が、リザーバ室122から流路123を経由してピスト
ン側油室119Bへ移行し、減衰力を発生させない。
【0072】油圧緩衝装置110にあっては、義足1の
膝の振り戻し行程で上述(1)の圧縮行程、踏み出し行程
で上述(2)の伸長行程となる。そして、振り戻し行程
で、膝の曲げ角度と歩行速度等の走行モードによって変
動する下腿部3の慣性力に基づく膝下の振り戻しエネル
ギを、膝の一定の曲げ角度範囲においてスムースに減衰
せしめ、次の踏み出し行程に際し下腿部3を速やかに直
立位置に戻すことができるように、適度な減衰力を発生
させるものとなる。
【0073】本実施形態によれば、油圧緩衝装置110
がシリンダ111の回動操作により減衰力を調整可能と
したから、以下の作用がある。 (1)シリンダ111の回動によって減衰力を調整でき、
工具を必要としない。
【0074】(2)減衰力調整の操作部となるシリンダ1
11が油圧緩衝装置110の外周に広く露出して存在す
るものであり、操作性が良い。
【0075】(3)減衰力調整の操作部が、単筒式油圧緩
衝装置が本来的に備えるシリンダ111を用いるもので
あり、減衰力調整装置の構造が簡素になり、減衰力調整
装置を小型化できる。
【0076】(4)膝関節に用いられる油圧緩衝装置11
0において、ニードル弁126からなる減衰力調整手段
を具備するものとしたから、広範囲の走行モードのそれ
ぞれに対し適度な減衰力を発生できる。
【0077】(5)油圧緩衝装置110の外周に広く露出
して存在するシリンダ111を回動するだけで減衰力を
調整できるから、義足1を装着したままで、装着者自身
が工具を用いずに、手で容易に調整できる。
【0078】(6)油圧緩衝装置110が本来的に備える
シリンダ111が減衰力調整の操作部を兼ねるので、減
衰力調整装置の構造が簡素になり、油圧緩衝装置110
を小型化でき、大腿ソケット部2と下腿部3の間の狭い
スペースに設置できる。
【0079】(7)ピストンロッド114の側の取付部材
115と、シリンダ111に設けた蓋部材131の側の
取付部材135を同一軸線上に配置したから、例えば、
シリンダ111の両側部にトラニオン支持用ピンを設け
る必要がなく、油圧緩衝装置110の取付スペースを小
型化できる。
【0080】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、油圧緩衝
装置において、減衰力の調整を簡易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は義足の歩行状態を示す模式図である。
【図2】図2は第1実施形態の油圧緩衝装置を示し、
(A)は断面図、(B)はチェックバルブの要部を示す
断面図である。
【図3】図3はニードル弁を示し、(A)は半断面図、
(B)は平面図である。
【図4】図4は係合板を示す平面図である。
【図5】図5は第2実施形態の油圧緩衝装置を示す断面
図である。
【符号の説明】
2A 大腿ソケット部(大腿部) 3 下腿部 10 油圧緩衝装置 11、12 取付部材 21 外筒 22 内筒 23 係合板 23A 係合部 24 隔壁部材 25 ヘッドカバー 31 ピストンロッド 32 ピストン 33A ロッド側油室 33B ピストン側油室 36 流路 41 リザーバ室 45 流路 51 蓋部材 53 ニードル弁 110 油圧緩衝装置 111 シリンダ 112 ヘッドカバー 114 ピストンロッド 115 取付部材 116 ピストン 119A ロッド側油室 119B ピストン側油室 120 流路 121 隔壁部材 122 リザーバ室 123、124 流路 126 ニードル弁 131 蓋部材 133 係合板 134 係合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒内の同一軸上に内筒を設け、 外筒と内筒の一端側を封止するヘッドカバーを貫通して
    内筒内に挿入されるピストンロッドを備え、 ピストンロッドの先端部に固定されるピストンを内筒内
    に摺動自在に設け、内筒内にピストンロッドが収容され
    るロッド側油室とピストンロッドが収容されないピスト
    ン側油室を区画し、 ピストン又はピストンロッドにロッド側油室とピストン
    側油室を連通する流路を形成し、 外筒と内筒の間にリザーバ室を形成し、 外筒と内筒の間にピストン側油室とリザーバ室を連通す
    る流路を有する隔壁部材を設けた複筒式の油圧緩衝装置
    において、 前記外筒の他端側に蓋部材を設け、該外筒を該蓋部材に
    対して相対回転可能に設け、 前記隔壁部材の流路に先端部を臨み、基端部を前記蓋部
    材に螺合するニードル弁を設け、 前記外筒に、前記ニードル弁に対し軸方向には移動可能
    に且つ回転方向には係合する係合部を設け、該外筒の回
    動によるニードル弁の移動によって減衰力を調整するこ
    とを特徴とする複筒式の油圧緩衝装置。
  2. 【請求項2】 シリンダの一端側を封止するヘッドカバ
    ーを貫通し、シリンダ内に挿入されるピストンロッドを
    備え、 ピストンロッドの先端部に固定されるピストンをシリン
    ダ内に摺動自在に設け、シリンダ内にピストンロッドが
    収容されるロッド側油室とピストンロッドが収容されな
    いピストン側油室を区画し、 ピストン又はピストンロッドにロッド側油室とピストン
    側油室を連通する流路を形成し、 シリンダ内にリザーバ室を形成し、 シリンダ内にピストン側油室とリザーバ室を連通する流
    路を有する隔壁部材を設けた単筒式の油圧緩衝装置にお
    いて、 前記シリンダの他端側に蓋部材を設け、該シリンダを該
    蓋部材に対して相対回転可能に設け、 前記隔壁部材の流路に先端部を臨み、基端部を前記蓋部
    材に螺合するニードル弁を設け、 前記シリンダに、前記ニードル弁に対し軸方向には移動
    可能に且つ回転方向には係合する係合部を設け、 前記シリンダの回動によるニードル弁の移動によって減
    衰力を調整することを特徴とする単筒式の油圧緩衝装
    置。
  3. 【請求項3】 前記油圧緩衝装置を揺動自在に枢支され
    る大腿部と下腿部の間に配設した請求項1又は2に記載
    の油圧緩衝装置。
  4. 【請求項4】 前記ピストンロッドの基端部と前記蓋部
    材のそれぞれに取付部材を設け、これらの取付部材を油
    圧緩衝装置の単一軸線上に配置した請求項1〜3のいず
    れかに記載の油圧緩衝装置。
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