JP2002021600A - 産業用車両 - Google Patents
産業用車両Info
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- JP2002021600A JP2002021600A JP2000205949A JP2000205949A JP2002021600A JP 2002021600 A JP2002021600 A JP 2002021600A JP 2000205949 A JP2000205949 A JP 2000205949A JP 2000205949 A JP2000205949 A JP 2000205949A JP 2002021600 A JP2002021600 A JP 2002021600A
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- JP
- Japan
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- oil
- pump
- box
- hydraulic
- drive shaft
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ポンプ駆動ギヤボックスの発熱に
対処でき、潤滑油の交換時期を延ばすことができる産業
用車両を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の作業の駆動源となるエンジン１の
駆動軸と複数の油圧ポンプ５Ａ，５Ｂ，７，10の駆動軸
を連結するポンプ駆動ギヤ３と、このポンプ駆動ギヤ３
を格納し、支持するポンプ駆動ギヤボックス21と、この
ボックス21にポンプ駆動ギヤ３の潤滑油として制御油を
供給する循環油圧回路を備える。上記構成によれば、ポ
ンプ駆動ギヤ３に常に作業油が供給されることによりポ
ンプ駆動ギヤ３が冷却され、よって発熱を抑えることが
でき、この発熱によるポンプ駆動ギヤ３の損傷を防止で
き、さらに発熱による制御油の劣化を抑えることがで
き、交換時期を延ばすことができる。
対処でき、潤滑油の交換時期を延ばすことができる産業
用車両を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の作業の駆動源となるエンジン１の
駆動軸と複数の油圧ポンプ５Ａ，５Ｂ，７，10の駆動軸
を連結するポンプ駆動ギヤ３と、このポンプ駆動ギヤ３
を格納し、支持するポンプ駆動ギヤボックス21と、この
ボックス21にポンプ駆動ギヤ３の潤滑油として制御油を
供給する循環油圧回路を備える。上記構成によれば、ポ
ンプ駆動ギヤ３に常に作業油が供給されることによりポ
ンプ駆動ギヤ３が冷却され、よって発熱を抑えることが
でき、この発熱によるポンプ駆動ギヤ３の損傷を防止で
き、さらに発熱による制御油の劣化を抑えることがで
き、交換時期を延ばすことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用車両、特に
その油圧回路に関するものである。
その油圧回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】産業用車両（たとえばコンテナキャリ
ア、走行台車など）において、ディーゼルエンジンの駆
動により発電機を駆動し、この発電機が発生する電力を
使用して、車輪に連結された電動モータを駆動すること
により車両を走行させる、ディーゼル−エレキ方式と称
される走行駆動装置が開発されている。
ア、走行台車など）において、ディーゼルエンジンの駆
動により発電機を駆動し、この発電機が発生する電力を
使用して、車輪に連結された電動モータを駆動すること
により車両を走行させる、ディーゼル−エレキ方式と称
される走行駆動装置が開発されている。
【０００３】このディーゼル−エレキ方式の走行駆動装
置を使用した従来の産業用車両では、図５に示すよう
に、ディーゼルエンジン（複数の作業の駆動源となるエ
ンジンの一例）１の駆動軸に発電機２の回転軸が連結さ
れ、この発電機２の回転軸に、ポンプ駆動ギヤ３を介し
て、複数の油圧ポンプの駆動軸、すなわち車両に装備さ
れたバケットやフォークやクランプなど油圧により駆動
される荷役装置４へ圧油を供給する２台のメインポンプ
５Ａ，５Ｂの各駆動軸、ステアリングシリンダ６へ圧油
を供給するステアリングポンプシリンダ７の駆動軸、ブ
レーキ装置８および上記荷役装置４の各種制御バルブ９
へ制御油を供給するブレーキ・アシストポンプ10の駆動
軸が連結されている。上記エンジン１が回転することに
より、発電機２において発電され、上記油圧ポンプ５
Ａ，５Ｂ，７，10より荷役装置４等へ圧油あるいは制御
油が供給される。またディーゼルエンジン１は、６０Ｈ
ｚの交流を得るため１８００ｒｐｍで回転される。
置を使用した従来の産業用車両では、図５に示すよう
に、ディーゼルエンジン（複数の作業の駆動源となるエ
ンジンの一例）１の駆動軸に発電機２の回転軸が連結さ
れ、この発電機２の回転軸に、ポンプ駆動ギヤ３を介し
て、複数の油圧ポンプの駆動軸、すなわち車両に装備さ
れたバケットやフォークやクランプなど油圧により駆動
される荷役装置４へ圧油を供給する２台のメインポンプ
５Ａ，５Ｂの各駆動軸、ステアリングシリンダ６へ圧油
を供給するステアリングポンプシリンダ７の駆動軸、ブ
レーキ装置８および上記荷役装置４の各種制御バルブ９
へ制御油を供給するブレーキ・アシストポンプ10の駆動
軸が連結されている。上記エンジン１が回転することに
より、発電機２において発電され、上記油圧ポンプ５
Ａ，５Ｂ，７，10より荷役装置４等へ圧油あるいは制御
油が供給される。またディーゼルエンジン１は、６０Ｈ
ｚの交流を得るため１８００ｒｐｍで回転される。
【０００４】また、上記発電機２は、発電機電圧調整器
（ＡＶＲ）（図示せず）により発電電圧が一定になるよ
うに界磁電流が制御されており、この発電機２において
発電された電力は、コンダクタ11を介して上記電動モー
タへ給電され、また制御装置や操作モニタ（図示せず）
などの車両の他の電気装置へ給電される。
（ＡＶＲ）（図示せず）により発電電圧が一定になるよ
うに界磁電流が制御されており、この発電機２において
発電された電力は、コンダクタ11を介して上記電動モー
タへ給電され、また制御装置や操作モニタ（図示せず）
などの車両の他の電気装置へ給電される。
【０００５】またポンプ駆動ギヤ３は、ポンプ駆動ギヤ
ボックス12内に格納され、また支持されており、このポ
ンプ駆動ギヤボックス12にはポンプ駆動ギヤ３の潤滑油
が貯留されており、ポンプ駆動ギヤ３へ供給されてい
る。
ボックス12内に格納され、また支持されており、このポ
ンプ駆動ギヤボックス12にはポンプ駆動ギヤ３の潤滑油
が貯留されており、ポンプ駆動ギヤ３へ供給されてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記潤滑油タ
ンク式のポンプ駆動ギヤボックス12では、ポンプ駆動ギ
ヤ３の駆動により発熱が大きくなりすぎ、その結果、ポ
ンプ駆動ギヤ３が損傷する恐れがあり、また潤滑油の劣
化が早くなり、頻繁に潤滑油を交換しなければならなか
った。
ンク式のポンプ駆動ギヤボックス12では、ポンプ駆動ギ
ヤ３の駆動により発熱が大きくなりすぎ、その結果、ポ
ンプ駆動ギヤ３が損傷する恐れがあり、また潤滑油の劣
化が早くなり、頻繁に潤滑油を交換しなければならなか
った。
【０００７】そこで、本発明は、ポンプ駆動ギヤボック
スにおける発熱に対処でき、潤滑油の交換時期を延ばす
ことができるディーゼル−エレキ方式の産業用車両を提
供することを目的としたものである。
スにおける発熱に対処でき、潤滑油の交換時期を延ばす
ことができるディーゼル−エレキ方式の産業用車両を提
供することを目的としたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項１記載の発明は、複数の作
業の駆動源となるエンジンと、前記エンジンに連結され
た発電機および複数の油圧ポンプと、前記発電機より給
電される走行用電動モータを備えた前記複数の作業を実
行可能な産業用車両であって、前記エンジンの駆動軸と
複数の油圧ポンプの駆動軸を連結する連結装置と、前記
連結装置を格納し、支持するボックスと、前記ボックス
に前記連結装置の潤滑油として作動油を供給する循環油
圧回路を備えたことを特徴とするものである。
ために、本発明のうち請求項１記載の発明は、複数の作
業の駆動源となるエンジンと、前記エンジンに連結され
た発電機および複数の油圧ポンプと、前記発電機より給
電される走行用電動モータを備えた前記複数の作業を実
行可能な産業用車両であって、前記エンジンの駆動軸と
複数の油圧ポンプの駆動軸を連結する連結装置と、前記
連結装置を格納し、支持するボックスと、前記ボックス
に前記連結装置の潤滑油として作動油を供給する循環油
圧回路を備えたことを特徴とするものである。
【０００９】上記構成によれば、エンジンの駆動軸と複
数の油圧ポンプの駆動軸を連結する連結装置に常に作業
油が供給されることにより連結装置による発熱が抑えら
れ、よって発熱による連結装置の損傷が防止され、また
作業油の劣化が抑えられ、交換時期を延ばすことができ
る。
数の油圧ポンプの駆動軸を連結する連結装置に常に作業
油が供給されることにより連結装置による発熱が抑えら
れ、よって発熱による連結装置の損傷が防止され、また
作業油の劣化が抑えられ、交換時期を延ばすことができ
る。
【００１０】また請求項２記載の発明は、上記請求項１
に記載の発明であって、ボックスを、供給された作動油
を貯留し、規定レベル以上の作動油を作業油タンクに戻
す構成としたことを特徴とするものである。
に記載の発明であって、ボックスを、供給された作動油
を貯留し、規定レベル以上の作動油を作業油タンクに戻
す構成としたことを特徴とするものである。
【００１１】上記構成によれば、常に規定レベル以上の
作動油が貯留され、よって万一、作業油の供給が停止し
た場合にも、連結装置を駆動でき、油圧ポンプの停止を
防止できる。
作動油が貯留され、よって万一、作業油の供給が停止し
た場合にも、連結装置を駆動でき、油圧ポンプの停止を
防止できる。
【００１２】また請求項３記載の発明は、上記請求項１
または請求項２に記載の発明であって、連結装置には、
荷役装置へ圧油を供給するメインポンプの駆動軸と、ス
テアリングシリンダへ圧油を供給するステアリングポン
プの駆動軸と、ブレーキ装置と各種の制御バルブへ制御
油を供給するブレーキ・アシストポンプの駆動軸が連結
され、前記ブレーキ・アシストポンプより吐出される制
御油が潤滑油としてボックスへ供給されることを特徴と
するものである。
または請求項２に記載の発明であって、連結装置には、
荷役装置へ圧油を供給するメインポンプの駆動軸と、ス
テアリングシリンダへ圧油を供給するステアリングポン
プの駆動軸と、ブレーキ装置と各種の制御バルブへ制御
油を供給するブレーキ・アシストポンプの駆動軸が連結
され、前記ブレーキ・アシストポンプより吐出される制
御油が潤滑油としてボックスへ供給されることを特徴と
するものである。
【００１３】上記構成によれば、連結装置に、ブレーキ
・アシストポンプから吐出された制御油が作動油として
供給され、油圧循環回路が形成される。
・アシストポンプから吐出された制御油が作動油として
供給され、油圧循環回路が形成される。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図５の従来例の構成と同一
の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
に基づいて説明する。なお、図５の従来例の構成と同一
の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【００１５】図１は、本発明の実施の形態における産業
用車両のポンプ駆動ギヤボックスの側面図、図２は同産
業用車両のポンプ駆動ギヤボックスの平面図である。図
１，図２において、21は、ポンプ駆動ギヤ（連結装置の
一例）３を格納・支持し、規定レベルＡまでの潤滑油と
しての制御油（作動油）を貯留するタンク式のポンプ駆
動ギヤボックスであり、このボックス21は、上部に前記
制御油（作動油）が供給される供給口22を備え、規定レ
ベルＡ位置に、このレベルＡ以上の制御油を排出する排
出口23を備えている。
用車両のポンプ駆動ギヤボックスの側面図、図２は同産
業用車両のポンプ駆動ギヤボックスの平面図である。図
１，図２において、21は、ポンプ駆動ギヤ（連結装置の
一例）３を格納・支持し、規定レベルＡまでの潤滑油と
しての制御油（作動油）を貯留するタンク式のポンプ駆
動ギヤボックスであり、このボックス21は、上部に前記
制御油（作動油）が供給される供給口22を備え、規定レ
ベルＡ位置に、このレベルＡ以上の制御油を排出する排
出口23を備えている。
【００１６】またポンプ駆動ギヤ３は、図１〜図３に示
すように、中央上部に配置され、回転軸の一端に発電機
２の回転軸が連結され、他端にメインポンプ５Ａの駆動
軸が連結される駆動歯車24と、この駆動歯車24の一方の
下側方に配置され、駆動歯車24に歯合する第１従動歯車
25と、駆動歯車24の他方の下側方に配置され、駆動歯車
24に歯合する第２従動歯車26から構成されている。前記
第１従動歯車25の回転軸の一端にメインポンプ５Ｂの駆
動軸が連結され、他端にブレーキ・アシストポンプ10の
駆動軸が連結されており、また第２従動歯車26の回転軸
の一端にステアリングポンプ７の駆動軸が連結されてい
る。このポンプ駆動ギヤ３により、発電機２の回転軸を
介してエンジン１の駆動軸に、メインポンプ５Ａ，５Ｂ
の駆動軸と、ブレーキ・アシストポンプ10の駆動軸と、
ステアリングポンプ７の駆動軸が連結されている。な
お、第２従動歯車26の回転軸の他端にはポンプは連結さ
れていない。
すように、中央上部に配置され、回転軸の一端に発電機
２の回転軸が連結され、他端にメインポンプ５Ａの駆動
軸が連結される駆動歯車24と、この駆動歯車24の一方の
下側方に配置され、駆動歯車24に歯合する第１従動歯車
25と、駆動歯車24の他方の下側方に配置され、駆動歯車
24に歯合する第２従動歯車26から構成されている。前記
第１従動歯車25の回転軸の一端にメインポンプ５Ｂの駆
動軸が連結され、他端にブレーキ・アシストポンプ10の
駆動軸が連結されており、また第２従動歯車26の回転軸
の一端にステアリングポンプ７の駆動軸が連結されてい
る。このポンプ駆動ギヤ３により、発電機２の回転軸を
介してエンジン１の駆動軸に、メインポンプ５Ａ，５Ｂ
の駆動軸と、ブレーキ・アシストポンプ10の駆動軸と、
ステアリングポンプ７の駆動軸が連結されている。な
お、第２従動歯車26の回転軸の他端にはポンプは連結さ
れていない。
【００１７】また上記ポンプ駆動ギヤボックスの供給口
22は、駆動歯車24に面して設けられ、さらに規定レベル
Ａに設けられる排出口23は従動歯車25，26の下端より上
方に配置され、従動歯車25，26の一部が常に潤滑油とし
ての制御油に浸るようにされている。
22は、駆動歯車24に面して設けられ、さらに規定レベル
Ａに設けられる排出口23は従動歯車25，26の下端より上
方に配置され、従動歯車25，26の一部が常に潤滑油とし
ての制御油に浸るようにされている。
【００１８】またポンプ駆動ギヤボックス21は、作動油
タンク27上に配置されている。また図４に示すように、
ボックス21には、ブレーキ・アシストポンプ10から吐出
され、各種制御バルブ９を循環してきて戻ってきた制御
油が、可変絞り28を介して制御されて潤滑油として供給
されており、またボックス21から排出された制御油はフ
ィルタ29を介して作動油タンク27へ戻されている。
タンク27上に配置されている。また図４に示すように、
ボックス21には、ブレーキ・アシストポンプ10から吐出
され、各種制御バルブ９を循環してきて戻ってきた制御
油が、可変絞り28を介して制御されて潤滑油として供給
されており、またボックス21から排出された制御油はフ
ィルタ29を介して作動油タンク27へ戻されている。
【００１９】上記構成により、ブレーキ・アシストポン
プ10から吐出され、各種制御バルブ９を循環し戻ってき
た制御油が供給口22よりボックス21内へ供給され、駆動
歯車24へ注がれて、潤滑油として作用し、続いてボック
ス21内に貯留され、従動歯車25，26の潤滑油として作用
する。また規定レベルＡ以上となった制御油は、排出口
22より排出され、フィルタ29を介して作動油タンク27へ
戻される。このように、作動油タンク27からブレーキ・
アシストポンプ10により制御油（作業油）が供給される
ことにより、作業油の循環油圧回路が形成されている。
プ10から吐出され、各種制御バルブ９を循環し戻ってき
た制御油が供給口22よりボックス21内へ供給され、駆動
歯車24へ注がれて、潤滑油として作用し、続いてボック
ス21内に貯留され、従動歯車25，26の潤滑油として作用
する。また規定レベルＡ以上となった制御油は、排出口
22より排出され、フィルタ29を介して作動油タンク27へ
戻される。このように、作動油タンク27からブレーキ・
アシストポンプ10により制御油（作業油）が供給される
ことにより、作業油の循環油圧回路が形成されている。
【００２０】以上のように、エンジン１の駆動軸と複数
の油圧ポンプ５Ａ，５Ｂ，７，10の駆動軸を連結するポ
ンプ駆動ギヤ３に、常に制御油（作動油）が供給される
ことによりポンプ駆動ギヤ３が冷却され、よってポンプ
駆動ギヤ３の駆動による発熱を抑えることができ、この
発熱によるポンプ駆動ギヤ３の損傷を防止でき、さらに
発熱による作業油の劣化を抑えることができ、交換時期
を延ばすことができる。
の油圧ポンプ５Ａ，５Ｂ，７，10の駆動軸を連結するポ
ンプ駆動ギヤ３に、常に制御油（作動油）が供給される
ことによりポンプ駆動ギヤ３が冷却され、よってポンプ
駆動ギヤ３の駆動による発熱を抑えることができ、この
発熱によるポンプ駆動ギヤ３の損傷を防止でき、さらに
発熱による作業油の劣化を抑えることができ、交換時期
を延ばすことができる。
【００２１】また常に規定レベルＡ以上の制御油が貯留
されていることにより、制御油の供給が停止した場合に
も、ポンプ駆動ギヤ３を駆動でき、油圧ポンプ５Ａ，５
Ｂ，７，10の停止を防止でき、荷役作業ができなくなる
という事態を避けることができる。
されていることにより、制御油の供給が停止した場合に
も、ポンプ駆動ギヤ３を駆動でき、油圧ポンプ５Ａ，５
Ｂ，７，10の停止を防止でき、荷役作業ができなくなる
という事態を避けることができる。
【００２２】また従来の潤滑油タンク式のポンプ駆動ギ
ヤボックス12に対して上記作業油の循環油圧回路を簡単
な改造工事で形成することができ、よって従来のギヤボ
ックス12の発熱に対して簡単な改造により対処でき、ま
たコストの負担も少なくて済む。
ヤボックス12に対して上記作業油の循環油圧回路を簡単
な改造工事で形成することができ、よって従来のギヤボ
ックス12の発熱に対して簡単な改造により対処でき、ま
たコストの負担も少なくて済む。
【００２３】なお、本実施の形態では、エンジンをディ
ーゼルエンジンとしているが、ガソリンエンジンでも良
いことはいうまでもない。
ーゼルエンジンとしているが、ガソリンエンジンでも良
いことはいうまでもない。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エン
ジンの駆動軸と複数の油圧ポンプの駆動軸を連結する連
結装置に常に作業油が供給されることにより連結装置が
冷却され、よって発熱を抑えることができ、この発熱に
よる連結装置の損傷を防止でき、また作業油の劣化を抑
えることができ、交換時期を延ばすことができる。
ジンの駆動軸と複数の油圧ポンプの駆動軸を連結する連
結装置に常に作業油が供給されることにより連結装置が
冷却され、よって発熱を抑えることができ、この発熱に
よる連結装置の損傷を防止でき、また作業油の劣化を抑
えることができ、交換時期を延ばすことができる。
【図１】本発明の実施の形態における産業用車両のポン
プ駆動ギヤボックスの側面図である。
プ駆動ギヤボックスの側面図である。
【図２】同産業用車両のポンプ駆動ギヤボックスの平面
図である。
図である。
【図３】同産業用車両のポンプ駆動ギヤボックスのポン
プ駆動ギヤの説明図である。
プ駆動ギヤの説明図である。
【図４】同産業用車両のポンプ駆動ギヤボックスへ作動
油を供給する油圧回路である。
油を供給する油圧回路である。
【図５】産業用車両の要部構成図である。
１ エンジン ２ ブラシレス発電機 ３ ポンプ駆動ギヤ ４ 荷役装置 ５ メインポンプ ６ ステアリングシリンダ ７ ステアリングポンプ ８ ブレーキ装置 ９ 制御バルブ 10 ブレーキ・アシストポンプ 21 ポンプ駆動ギヤボックス 22 供給口 23 排出口 24 駆動歯車 25，26 従動歯車 27 作動油タンク 28 可変絞り 29 フィルタ Ａ 規定レベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ１６Ｈ 1/22 Ｆ１６Ｈ 1/22 ３Ｊ０６３ 57/02 ３０３ 57/02 ３０３Ｄ ３０３Ｅ 57/04 57/04 Ｅ // Ｂ６０Ｋ 6/02 ＺＨＶ Ｂ６０Ｋ 9/00 ＺＨＶＣ Ｆターム(参考） 3D033 EB02 3D037 CA01 CA04 CA06 CA08 CB06 CB09 CB12 CB19 CB30 CB37 CB38 3D039 AA03 AA15 AB23 AD11 3G093 AA07 AA08 AA16 AB01 BA16 3J009 DA15 EA11 EA21 EA34 EA43 FA03 3J063 AA16 AB02 AC01 BA07 BA11 BA15 BB11 CA01 CA04 CB41 CD41 CD70 XD03 XD63 XE12 XE24 XE37 XH03 XH12 XH22 XH32 XH42
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の作業の駆動源となるエンジンと、
前記エンジンに連結された発電機および複数の油圧ポン
プと、前記発電機より給電される走行用電動モータを備
えた前記複数の作業を実行可能な産業用車両であって、 前記エンジンの駆動軸と複数の油圧ポンプの駆動軸を連
結する連結装置と、 前記連結装置を格納し、支持するボックスと、 前記ボックスに前記連結装置の潤滑油として作動油を供
給する循環油圧回路を備えたことを特徴とする産業用車
両。 - 【請求項２】 ボックスを、供給された作動油を貯留
し、規定レベル以上の作動油を作業油タンクに戻す構成
としたことを特徴とする請求項１に記載の産業用車両。 - 【請求項３】 連結装置には、 荷役装置へ圧油を供給するメインポンプの駆動軸と、 ステアリングシリンダへ圧油を供給するステアリングポ
ンプの駆動軸と、 ブレーキ装置と各種の制御バルブへ制御油を供給するブ
レーキ・アシストポンプの駆動軸が連結され、 前記ブレーキ・アシストポンプより吐出される制御油が
潤滑油としてボックスへ供給されることを特徴とする請
求項１または請求項２に記載の産業用車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000205949A JP2002021600A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 産業用車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000205949A JP2002021600A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 産業用車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002021600A true JP2002021600A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18702954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000205949A Pending JP2002021600A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 産業用車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002021600A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010064727A (ja) * | 2008-09-15 | 2010-03-25 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 電動搬送車 |
| TWI499988B (zh) * | 2012-05-16 | 2015-09-11 | Rakuten Inc | Point system, point system control method, point management device, computer program products, and information memory media |
| CN107939778A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-04-20 | 浙江巨源动力装备有限公司 | 一种静压中心架的油液供应装置 |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000205949A patent/JP2002021600A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| A02 | Decision of refusal |
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