JP2002021452A - 門扉用門柱 - Google Patents

門扉用門柱

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JP2002021452A
JP2002021452A JP2000210264A JP2000210264A JP2002021452A JP 2002021452 A JP2002021452 A JP 2002021452A JP 2000210264 A JP2000210264 A JP 2000210264A JP 2000210264 A JP2000210264 A JP 2000210264A JP 2002021452 A JP2002021452 A JP 2002021452A
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JP
Japan
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gate
concrete floor
post
gate post
cover
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Application number
JP2000210264A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Saito
新一郎 斎藤
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SAISHIN BALCONY KK
Original Assignee
SAISHIN BALCONY KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、固定強度の高い門扉用門柱を提供
することを目的とする。 【解決手段】 アルミニウムを押し出し成形して形成さ
れた門柱20と、この門柱内部の対向する一対のコーナ
ー部に取り付けられる一対のアンカーボルト21とを備
え、前記アンカーボルトの下端部を、コンクリート床の
所定位置に形成された取付孔内に挿入するとともに、こ
れらのアンカーボルトを接着剤23によって前記コンク
リート床に固定してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート床に
設置される門扉を構成する門柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート床の上面に設置され
る門扉用門柱として、図4に示す構造の門柱が知られて
いる。
【0003】この門柱1は、コンクリート床Bをはつ
り、スチールのベース2に角パイプからなる補強部材3
を溶接し、この補強部材3に前記門柱1を差し込んでビ
ス4等によって固定し、さらに、前記ベース2をコンク
リート床Bのはつった位置にアンカー5等によって固定
した後に、前記門柱1の下端部を、前記ベース2ととも
にコンクリートによって埋め戻すことにより、前記コン
クリート床Bに固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、門柱1は、
門扉の開閉時に大きな力が加わるものであり、開閉時に
不安感をあたえてはならない。しかしながら、従来の門
柱1は、門柱1の中空内部に差し込まれた補強部材3の
補強によって不安感をあたえない強度を確保することは
可能であるが、スチールを使うことは腐食するおそれが
ある。また、門柱1の中空内部の結露によって腐食を進
行されると共に、コンコリートの内部に水が浸入する可
能性は高く、コンクリートにクラックを発生させ爆裂の
危険はさらに高い。
【0005】本発明は、固定強度の高い門扉用門柱を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の門扉用門柱は、前述した目的を達成するために、アル
ミニウムを押し出し成形して形成された門柱と、この門
柱内部の対向する一対のコーナー部に取り付けられる一
対のアンカーボルトとを備え、前記アンカーボルトの下
端部を、前記コンクリート床の所定位置に形成された取
付孔内に挿入するとともに、これらのアンカーボルトを
接着剤によって前記コンクリート床に固定してなること
を特徴とする。本発明の請求項2に記載の門扉用門柱
は、請求項1に記載の前記角形支柱の内部に無収縮性モ
ルタルを充填してなることを特徴とする。本発明の請求
項3に記載の門扉用門柱は、請求項1または請求項2に
記載の前記角形支柱の下端部に、この角形支柱の下部と
前記コンクリート床の上面との間を覆うカバーを設けて
なることを特徴とする。本発明の請求項4に記載の門扉
用門柱は、請求項3に記載の前記カバー内に、無収縮性
モルタルを充填してなることを特徴とする。本発明の請
求項5に記載の門扉用門柱は、請求項3または請求項4
に記載の前記カバーの、前記角形支柱との当接部および
前記コンクリート床との当接部に、シール材を配設して
なることを特徴とする。本発明の請求項6に記載の門扉
用門柱は、請求項1ないし請求項5の何れかに記載の前
記角形支柱内部の対向する一対のコーナー部には、前記
アンカーボルトがそれぞれ装着される装着孔が形成され
ていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】ついで、本発明の一実施形態につ
いて、図1ないし図3を参照して説明する。本実施形態
に係わる門扉用門柱は、図3に示すように、アルミニウ
ムを押し出し成形して形成された門柱20と、この門柱
20内部の対向する一対のコーナー部に取り付けられる
一対のアンカーボルト21とを備え、これらのアンカー
ボルト21の下端部を、前記コンクリート床Bの所定位
置に形成された取付孔22内に挿入するとともに、これ
らのアンカーボルト21を接着剤23によってコンクリ
ート床Bに固定した概略構成となっている。
【0008】ついでこれらの詳細について説明すれば、
前記門柱20内部の対向する一対のコーナー部には、前
記アンカーボルト21がそれぞれ装着される装着孔24
が形成されており、前記アンカーボルト21がねじ込ま
れることによって装着され、また、これらのアンカーボ
ルト21は、その下部が、前記門柱20の下端部から所
定長さ突出するように取り付けられている。
【0009】前記門柱20の下端部には、この門柱20
の下部と前記コンクリート床Bの上面との間を覆うカバ
ー25が設けられており、前記門柱20の下端部が、前
記コンクリート床Bの上面よりも浮いた状態(図3に隙
間Gで示した)で設置されることにより、前記カバー2
5の内部と、前記門柱20の内部とが連通させられてい
る。
【0010】また、前記カバー25の、前記門柱20と
の当接部および前記コンクリート床Bとの当接部には、
シール材26が全周にわたって配設されている。
【0011】そして、前記門柱20の内部、および、前
記カバー25の内部には、無収縮性モルタル27が充填
されている。
【0012】また、図1中符号28は、前記門柱20に
取り付けられる門扉を示す。
【0013】ついで、このように構成された本実施形態
に係わる門扉用門柱の取付方法について説明する。
【0014】まず、門柱支柱20の装着孔24に、ステ
ンレス製の8mm以上のアンカーボルト21をねじ込
み、突出させておく。
【0015】ついで、コンクリート床Bの上面の所定の
箇所にドリルで取付孔22を穿ち、これらの取付孔22
内にエポキシ樹脂等の接着剤23を注入し、門柱20
を、その下端から突出させたアンカーボルト21を前記
取付孔22に差し込むことによって、前記門柱20をコ
ンクリート床Bに立て込む。
【0016】エポキシ樹脂等の接着剤23はカバー25
によって外部より見えない部分となるため、注入の際は
溢れる程に十分な量とする。これによって一時固定は完
了となるが、一時固定の状態ですでに門扉用門柱として
の通常の強度を有し、以降の工程はさらなる性能を有す
るための二次固定である。
【0017】以降の行程について説明すれば、前記立て
込まれた門柱20の下部にカバー25をかぶせる。つい
で、このカバー25と接するコンクリート床Bの上面と
門柱20の部分にシール材26を装着する。
【0018】そして、シール材26の硬化後に、門柱2
0の上部の開口から、無収縮性モルタル27を、前記門
柱20の上部まで注入する。
【0019】一方、前記門柱20の下部には、20mm程
度の隙間Gを有する。
【0020】そして、前述したように注入される無収縮
性モルタル27は、流動体で注入するため高い位置であ
り、支柱上部からの重力による圧力によって門柱20の
みならず、隙間Gから押し出されて、前記カバー25の
内面まで隙間無く進入させることができるのと同時に、
門柱20の下部はシール材26によって空気の出口がな
いため、無収縮性モルタル27を注入すると、空気は門
柱20の上部から放出されて、門柱20の中空内部は無
空状態となる。
【0021】このようにして注入された無収縮性モルタ
ル27が硬化すると、門柱20は、弾性の性質を持つア
ルミ押し出し成形材と、その中空内部に注入された弾性
の性質を持たない無収縮性モルタル27とで構成された
強固な構造体に変化し、強度をより増大させて取り付け
られる。
【0022】なお、前期実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる門
扉用門柱によれば、門柱の中空内部にアンカーボルトを
直接装着してあるため、施工ミスや長期の外力による、
ネジ等のゆるみを生じる危険がない。また、門柱の中空
内部の外部面に2個以上の取付孔を設け、アンカーボル
トを2本以上装着できるため、コンクリート床の上面に
間隔をおいて2本以上のアンカーボルトを、エポキシ樹
脂等の接着材で、固定することによって、十分な強度を
得る事ができる。さらに、コンクリート床の上面に固定
された門柱の下部とコンクリート床の上面との間にカバ
ーを取り付け、このカバーの接するコンクリート床の上
面と門柱の部分にシール材を配設することで、空気の出
口を、支柱下部からなくした上で支柱上部から無収縮性
モルタルを注入することにより、無収縮性モルタルを支
柱上部まで注入することができる。そして、無収縮性モ
ルタルが硬化したのち、門柱の中空内部は無空状態とな
るため、中空内部の結露を排除し、外部からの水の浸入
をも排除できるため、コンクリート床の外部側にクラッ
クを生じる危険がない。また、無収縮性モルタルの硬化
後に、弾性の性質を持つアルミ押し出し成形材の中に注
入された非弾性の性質を持つ無収縮性モルタルによっ
て、不安感を与えない十分な強度を、保持することがで
きる。さらに、カバーを設けることによって、門柱の断
面積のみの接地ではなく、カバーの面積の接地となるた
め、強度強化の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す縦断面図である。
【図4】一従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 門柱 2 ベース 3 補強部材 4 ビス 5 アンカー 20 門柱 21 アンカーボルト 22 取付孔 23 接着剤 24 装着孔 25 カバー 26 シール材 27 無収縮性モルタル 28 門扉 B コンクリート床 G 隙間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムを押し出し成形して形成さ
    れた門柱と、この門柱内部の対向する一対のコーナー部
    に取り付けられる一対のアンカーボルトとを備え、前記
    アンカーボルトの下端部を、コンクリート床の所定位置
    に形成された取付孔内に挿入するとともに、これらのア
    ンカーボルトを接着剤によって前記コンクリート床に固
    定してなることを特徴とする門扉用門柱。
  2. 【請求項2】 前記角形支柱の内部に無収縮性モルタル
    を充填してなることを特徴とする請求項1に記載の門扉
    用門柱。
  3. 【請求項3】 前記角形支柱の下端部に、この角形支柱
    の下部と前記コンクリート床の上面との間を覆うカバー
    を設けてなることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の門扉用門柱。
  4. 【請求項4】 前記カバー内に、無収縮性モルタルを充
    填してなることを特徴とする請求項3に記載の門扉用門
    柱。
  5. 【請求項5】 前記カバーの、前記角形支柱との当接部
    および前記コンクリート床との当接部に、シール材を配
    設してなることを特徴とする請求項3または請求項4に
    記載の門扉用門柱。
  6. 【請求項6】 前記角形支柱内部の対向する一対のコー
    ナー部には、前記アンカーボルトがそれぞれ装着される
    装着孔が形成されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項5の何れかに記載の門扉用門柱。
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