JP2002021359A - 機械式駐車装置 - Google Patents
機械式駐車装置Info
- Publication number
- JP2002021359A JP2002021359A JP2000202078A JP2000202078A JP2002021359A JP 2002021359 A JP2002021359 A JP 2002021359A JP 2000202078 A JP2000202078 A JP 2000202078A JP 2000202078 A JP2000202078 A JP 2000202078A JP 2002021359 A JP2002021359 A JP 2002021359A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator car
- pallet
- entrance
- room
- vehicle
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 出入口階に部屋等が存在しても、車両の出
入、或は運転者等の乗降に支障を及ぼさない機械式駐車
装置を提供する。 【解決手段】 出入口階の構造により、出入口の中心
と、エレベータかごの中心とが異なる配置となる駐車装
置において、出入口の床のビットに設けたパレット5を
横方向に移動させるパレット搬送装置11により、出入
口の中心より入出庫した車両を乗せたパレットをエレベ
ータかごを吊り下げている昇降装置の中心に移動させ
る。
入、或は運転者等の乗降に支障を及ぼさない機械式駐車
装置を提供する。 【解決手段】 出入口階の構造により、出入口の中心
と、エレベータかごの中心とが異なる配置となる駐車装
置において、出入口の床のビットに設けたパレット5を
横方向に移動させるパレット搬送装置11により、出入
口の中心より入出庫した車両を乗せたパレットをエレベ
ータかごを吊り下げている昇降装置の中心に移動させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータを利用
した機械式駐車装置の改良に関するものである。
した機械式駐車装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータを利用する機械式駐車装置の
代表的な例として、図2に示すように最下部の中央に出
入口1を設け、エレベータかご2が昇降する昇降路3に
面して多段階に駐車室4が配置され、パレット5に車両
を載せて周知の通り入出庫が行われるようになってい
る。
代表的な例として、図2に示すように最下部の中央に出
入口1を設け、エレベータかご2が昇降する昇降路3に
面して多段階に駐車室4が配置され、パレット5に車両
を載せて周知の通り入出庫が行われるようになってい
る。
【0003】ところで、出入口1の存在する階には、片
側に事務所や倉庫などの部屋6が設置されるような場合
がある。
側に事務所や倉庫などの部屋6が設置されるような場合
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような場合には、
図3に示すように部屋6の壁とエレベータかご2との間
には余裕がほとんどないため、エレベータかご2上の車
両にこの部屋側からの利用者の出入りが行いがたく、ま
して車両の扉の開閉などは不可能であった。したがっ
て、所謂左ハンドルの車両はこのような駐車装置を極め
て利用し難かった。
図3に示すように部屋6の壁とエレベータかご2との間
には余裕がほとんどないため、エレベータかご2上の車
両にこの部屋側からの利用者の出入りが行いがたく、ま
して車両の扉の開閉などは不可能であった。したがっ
て、所謂左ハンドルの車両はこのような駐車装置を極め
て利用し難かった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、どちらの側にハンドルが付いている車両であっても
不便なく利用することのできる機械式駐車装置を提供す
ることを目的とする。
で、どちらの側にハンドルが付いている車両であっても
不便なく利用することのできる機械式駐車装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、出入口を通じ
てパレット上に車両を載せ、エレベータかごにより駐車
室まで搬送する駐車装置において、 1. エレベータかごにはパレット搬送装置を設け、該
出入口の中心を前記エレベータかごの中心とは異ならせ
て配置する。 2. エレベータかごにパレット搬送装置を設け、該出
入口に面した位置のエレベータかご外方には該パレット
を支持案内する支持装置を設ける。 3. 出入口階には駐車室以外の部屋等を設ける。 4. 出入口階には前記駐車室以外の部屋等を設け、出
入口はその中心をエレベータかごの中心から該部屋等の
反対側へずらして配置する。 5. 出入口階のエレベータかご外方には隙間を塞ぐカ
バーを移動自在に設ける。ものである。
てパレット上に車両を載せ、エレベータかごにより駐車
室まで搬送する駐車装置において、 1. エレベータかごにはパレット搬送装置を設け、該
出入口の中心を前記エレベータかごの中心とは異ならせ
て配置する。 2. エレベータかごにパレット搬送装置を設け、該出
入口に面した位置のエレベータかご外方には該パレット
を支持案内する支持装置を設ける。 3. 出入口階には駐車室以外の部屋等を設ける。 4. 出入口階には前記駐車室以外の部屋等を設け、出
入口はその中心をエレベータかごの中心から該部屋等の
反対側へずらして配置する。 5. 出入口階のエレベータかご外方には隙間を塞ぐカ
バーを移動自在に設ける。ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、車両の種別に関係なく
自由に利用できる駐車装置を得るものである。
自由に利用できる駐車装置を得るものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す全体正
面図、図4は図1のB−B線矢視図、図5は本発明装置
の一連の動作を説明する説明図、図6は周知のパレット
搬送装置の一例を示す図である。
いて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す全体正
面図、図4は図1のB−B線矢視図、図5は本発明装置
の一連の動作を説明する説明図、図6は周知のパレット
搬送装置の一例を示す図である。
【0009】図中、図2及び図3と同一符号のものは同
一のものを示すが、10は本発明に係る出入口で、出入
口10の中心がエレベータかご2の中心とは部屋6の反
対側へ多少ずれて配置されている。11はエレベータか
ご2に設けられた周知のパレット搬送装置で、循環移動
するチェーン12に設けられた係合部材12aとパレツ
ト5の裏面に設けられた被係合部材5aとが係合してパ
レツト5が水平に移動する。20は出入口階のエレベー
タかごの外方において一端が回動自在に設けられたカバ
ー、21はピット、22はピット21に設けられたロー
ラで、パレット5を支持案内する。
一のものを示すが、10は本発明に係る出入口で、出入
口10の中心がエレベータかご2の中心とは部屋6の反
対側へ多少ずれて配置されている。11はエレベータか
ご2に設けられた周知のパレット搬送装置で、循環移動
するチェーン12に設けられた係合部材12aとパレツ
ト5の裏面に設けられた被係合部材5aとが係合してパ
レツト5が水平に移動する。20は出入口階のエレベー
タかごの外方において一端が回動自在に設けられたカバ
ー、21はピット、22はピット21に設けられたロー
ラで、パレット5を支持案内する。
【0010】そして、車両の入出庫の際には、図5に示
すように図5(a)から図5(b)或いは図6(a)の
ようにエレベータかご2が出入口階に着床し、次にエレ
ベータかご2上のパレット5が反部屋側へ移動して図5
(c),図6(b)の状態に移行する。この時はちょう
ど図1に示すようにパレツト5の位置はエレベータかご
2を吊り下げているワイヤー12どうしの間に収まって
おり、出入口10から出入りする車両には何ら障害には
ならず支障を与えることはない。
すように図5(a)から図5(b)或いは図6(a)の
ようにエレベータかご2が出入口階に着床し、次にエレ
ベータかご2上のパレット5が反部屋側へ移動して図5
(c),図6(b)の状態に移行する。この時はちょう
ど図1に示すようにパレツト5の位置はエレベータかご
2を吊り下げているワイヤー12どうしの間に収まって
おり、出入口10から出入りする車両には何ら障害には
ならず支障を与えることはない。
【0011】次に、駆動装置(図示省略)によりカバー
20が時計方向に回転して隙間を塞ぎ、図5(d)、図
6(c)の状態に移行する。この状態で車両の入出庫が
行われることになる。図5(d)の矢印で示すように利
用客が車両の左右両側から自由に出入りできるため、ス
ペース上の問題を解消できるものである。このカバー2
0を支持する部材は、図示は省略するがエレベータかご
2に設けられている。
20が時計方向に回転して隙間を塞ぎ、図5(d)、図
6(c)の状態に移行する。この状態で車両の入出庫が
行われることになる。図5(d)の矢印で示すように利
用客が車両の左右両側から自由に出入りできるため、ス
ペース上の問題を解消できるものである。このカバー2
0を支持する部材は、図示は省略するがエレベータかご
2に設けられている。
【0012】尚、以上の実施例では出入口を最下階とし
て説明しているが、これは中間階或いは最上階であつて
も当然かまわない。
て説明しているが、これは中間階或いは最上階であつて
も当然かまわない。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、たと
え出入口の階床に駐車室以外の部屋等が設けられても、
スペース上の問題を解消でき、いろんな種類の車両であ
っても不便なく利用できる機械式駐車装置を得ることが
できる。
え出入口の階床に駐車室以外の部屋等が設けられても、
スペース上の問題を解消でき、いろんな種類の車両であ
っても不便なく利用できる機械式駐車装置を得ることが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す全体正面図である。
【図2】従来の機械式駐車装置の代表例を示す全体正面
図である。
図である。
【図3】図2のA-A線矢視図である。
【図4】図1のB-B線矢視図である。
【図5】本発明装置の一連の動作を説明する説明図であ
る。
る。
【図6】本発明に係るパレット搬送装置を示す図であ
る。
る。
1、10 出入口 2 エレベータかご 3 昇降路 4 駐車室 5 パレット 6 部屋 11 パレット搬送装置 20 カバー 21 ピット 22 ローラ
Claims (6)
- 【請求項1】出入口を通じてパレット上に車両を載せ、
エレベータかごにより駐車室まで搬送する駐車装置にお
いて、前記エレベータかごにはパレット搬送装置を設
け、該出入口の中心を前記エレベータかごの中心とは異
ならせて配置することを特徴とする機械式駐車装置。 - 【請求項2】出入口を通じてパレット上に車両を載せ、
エレベータかごにより駐車室まで搬送する駐車装置にお
いて、前記エレベータかごにパレット搬送装置を設け、
該出入口に面した位置のエレベータかご外方には該パレ
ットを支持案内する支持装置を設けたことを特徴とする
機械式駐車装置。 - 【請求項3】出入口を通じてパレット上に車両を載せ、
エレベータかごにより駐車室まで搬送する駐車装置にお
いて、出入口階には前記駐車室以外の部屋等を設けたこ
とを特徴とする機械式駐車装置。 - 【請求項4】出入口を通じてパレット上に車両を載せ、
エレベータかごにより駐車室まで搬送する駐車装置にお
いて、出入口階には前記駐車室以外の部屋等を設け、前
記出入口はその中心を前記エレベータかごの中心から該
部屋等の反対側へずらして配置したことを特徴とする機
械式駐車装置。 - 【請求項5】出入口を通じてパレット上に車両を載せ、
エレベータかごにより駐車室まで搬送する駐車装置にお
いて、出入口階のエレベータかご外方には隙間を塞ぐカ
バーを移動自在に設けたことを特徴とする機械式駐車装
置。 - 【請求項6】前記カバーは一端が回動自在に設けられて
いることを特徴とする請求項5に記載の機械式駐車装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202078A JP2002021359A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 機械式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202078A JP2002021359A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 機械式駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002021359A true JP2002021359A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18699654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000202078A Pending JP2002021359A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 機械式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002021359A (ja) |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000202078A patent/JP2002021359A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051212 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070612 |