JP2002021240A - プレキャストコンクリート板、スラブおよび構造物 - Google Patents

プレキャストコンクリート板、スラブおよび構造物

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JP2002021240A
JP2002021240A JP2000211361A JP2000211361A JP2002021240A JP 2002021240 A JP2002021240 A JP 2002021240A JP 2000211361 A JP2000211361 A JP 2000211361A JP 2000211361 A JP2000211361 A JP 2000211361A JP 2002021240 A JP2002021240 A JP 2002021240A
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precast concrete
slab
concrete plate
rib
board
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Hideki Horiuchi
秀樹 堀内
Mitsuru Yabushita
満 藪下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部シェルと下部シェルとの共振を防いで1
KHz帯域の床衝撃音遮断性能を高めることである。 【解決手段】 所定の大きさのコンクリート板2の上面
にトラス筋3が適宜間隔をもって配筋されたプレキャス
トコンクリート板1は、前記トラス筋間5に軽量型枠4
を適宜間隔ごとに設置して交差状の補強リブ用溝10を
形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレキャストコンク
リート板、該プレキャストコンクリート板を使用したス
ラブおよび構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物のスラブは、図
25に示すように、軽量型枠50を配設したプレキャス
トコンクリート板51上にトップコンクリート52を打
設して形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のスラブ
は、1KHz帯域の床衝撃音遮断性能が従来のスラブ
(軽量型枠を配設しないもの)よりも10dBほど低い
という問題があった。これは軽量型枠における上部コン
クリート部(以下、上部シェルという)と、下部コンク
リート部(以下、下部シェルという)とが共振するから
である。
【0004】本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、上部シェルと下部シェルとの共
振を防いで1KHz帯域の床衝撃音遮断性能を高めるこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、請求項1の発明のプレキャストコンクリー
ト板が、所定の大きさのコンクリート板の上面にトラス
筋が適宜間隔をもって配筋されたプレキャストコンクリ
ート板において、前記トラス筋間に軽量型枠を適宜間隔
ごとに設置して交差状の補強リブ用溝を形成したことを
特徴とし、また請求項2の発明のプレキャストコンクリ
ート板が、請求項1において、補強リブ用溝の幅は一部
で統一されていることを特徴とし、また請求項3の発明
のプレキャストコンクリート板が、請求項1または2に
おいて、補強リブ用溝は全体として格子状に形成された
ことを特徴とし、また請求項4の発明のプレキャストコ
ンクリート板が、請求項1において、トラス筋間に、リ
ブ片を備えたリブ付き軽量型枠を適宜間隔ごとに設置し
たことを特徴とし、また請求項5の発明のプレキャスト
コンクリート板が、請求項4において、軽量型枠は、少
なくとも補強リブ厚と同じ間隔で設置されたことを特徴
とし、また請求項6の発明のプレキャストコンクリート
板が、請求項1において、トラス筋間に、リブ片を適宜
間隔ごとに設置したことを特徴とし、また請求項7の発
明のプレキャストコンクリート板が、請求項4〜6のい
ずれかにおいて、リブ片は交差状であることを特徴と
し、また請求項8の発明のプレキャストコンクリート板
が、請求項6または7において、リブ片は、少なくとも
リブ厚と同じ間隔で設置されたことを特徴とし、また請
求項9の発明のプレキャストコンクリート板が、請求項
4〜8のいずれかにおいて、リブ片は、プレキャストコ
ンクリート、合成樹脂、金属のいずれかで形成されたこ
とを特徴とし、また請求項10の発明のスラブが、請求
項1〜9のプレキャストコンクリート板のうちの少なく
とも一種以上のプレキャストコンクリート板を梁間に隣
接状態で配設して下床を形成し、該下床上にトップコン
クリートを打設したことを特徴とし、また請求項11の
発明の構造物が、請求項10のスラブを備えたことを特
徴とする。
【0006】1KHz帯域の床衝撃音遮断性能を高める
補強リブを、スラブの上部シェルと下部シェルとにわた
って形成することができる。スラブの軽量化を図ること
ができるとともに、軽量型枠の剛性を高めることができ
る。リブ片を備えたリブ付き軽量型枠、またはリブ片を
トラス筋間に適宜間隔ごとに設置したことにより、上部
シェルと下部シェルとの間に補強リブを簡単に形成する
ことができる。また交差状の補強リブは1KHz帯域の
床衝撃音遮断性能の高いスラブの形成を可能にする。補
強リブにより上部シェルと下部シェルとの固有振動数が
変えられるため、これらの共振を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプレキャストコン
クリート板(以下PC板という)の実施の形態を図1〜
図16に基づいて説明した後、スラブの実施の形態を図
17〜図24に基づいて説明する。上記のプレキャスト
コンクリート板は第1から第12までの実施の形態があ
り、各実施の形態において同じ構成は同じ符号を付して
説明し、異なった構成にのみ異なった符号を付して説明
する。
【0008】図1および図2は第1の実施の形態のPC
板を示し、該PC板1は、平面矩形のコンクリート板2
と、該コンクリート板2の長辺方向に沿って配筋された
トラス筋3と、該トラス筋間5に配設された軽量型枠4
とから構成されている。
【0009】トラス筋3は、三角形状に配置された一本
の上弦筋(トップ筋)6と二本の下弦筋(下端筋)7が
波形のラチス筋8で接合された三角柱形のトラスであ
り、上弦筋6側がコンクリート板2の上面から突出し、
かつ下弦筋7がコンクリート板2内の曲げ補強筋9に接
合された状態で配筋されている。
【0010】これらのトラス筋間5には細長い軽量型枠
4が適宜間隔をもって長さ方向に並列に設置されて40
mm幅の補強リブ用溝10を形成している。したがっ
て、このPC板1上に打設されるトップコンクリートに
より、補強リブ用溝10に上部シェルと下部シェルとを
接合する補強リブが形成できる(図示せず)。なお、補
強リブ用溝10の幅は1KHz帯域の床衝撃音遮断性能
により30mm〜80mm幅に設定されるが、この幅が
30mm未満、または80mmを越えると1KHz帯域
前後の床衝撃音遮断性能が低下し、かつPC板1が重く
なって不経済になる。
【0011】軽量型枠4は中空部4aが形成され、かつ
打設されるコンクリートによって圧壊しないものが用い
られ、具体的には、発泡ポリスチレンのようなビーズ型
内発泡成形による合成樹脂発泡成形品の他に、エチレン
系樹脂、プロピレン系樹脂等からなる発泡成形品等を使
用する。この材質は、コンクリートに対して軽量であれ
ば特に限定されるものではなく、金属製、紙製またはセ
メント製の中空形成型枠であってもよい。
【0012】図3および図4は第2の実施の形態のPC
板11を示し、リブ片12を備えたリブ付き軽量型枠1
3がトラス筋間5に、リブ厚12aと同じ間隔をもって
配設されたものである。このリブ片12は、繊維補強コ
ンクリート(FRC)、ガラス繊維補強コンクリート
(GRC)、セメント、合成樹脂、金属などで40mm
幅に形成され(以下同じ)、図4に示すように、2つの
軽量型枠4間に接着剤で接着されている。したがって、
隣接するリブ付き軽量型枠13間には交差方向の補強リ
ブ用溝10のみが形成され、ここに打設されるトップコ
ンクリートにより全体として交差状の補強リブが形成で
きる(図示せず)。このようなプレキャストコンクリー
ト製のリブ片12を備えたリブ付き軽量型枠13を製作
すると、補強リブが簡単に形成できるようになる。
【0013】図5は第3の実施の形態のPC板14を示
し、リブ片12がトラス筋間5に、リブ厚12aと同じ
間隔で設置されたものである。したがって、このリブ片
12の両側に軽量型枠4を設置すると、隣接した軽量型
枠4間に交差状の補強リブ用溝10が形成されるので、
ここに打設されるトップコンクリートにより交差状の補
強リブが形成できる(図示せず)。
【0014】図6および図7は第4の実施の形態のPC
板15を示し、交差状に形成されたリブ片16がトラス
筋間5に設置されたものである。したがって、図7に示
すように、前記リブ片16の両側に軽量型枠17を設置
して、トップコンクリートを打設すると上部シェルと下
部シェルとの間に交差状の補強リブが形成できる(図示
せず)。
【0015】図8は第5の実施の形態のPC板18を示
し、図3のリブ付き軽量型枠13が、リブ厚12aより
大きな間隔でトラス筋間5に設置されたものであり、こ
れ以外は第2の実施の形態のPC板11(図3参照)と
同じである。
【0016】図9および図10は第6の実施の形態のP
C板19を示し、第1の実施の形態のPC板1よりも細
かな補強リブ用溝20をトラス筋間5に形成したもので
あり、図10に示すように、第1の実施の形態の軽量型
枠(図2参照)4を横方向で2分割した軽量型枠21を
使用している。したがって、PC板19上に打設される
トップコンクリートにより、第1の実施の形態のPC板
1よりも細かな補強リブが形成できる(図示せず)。
【0017】図11および図12は第7の実施の形態の
PC板22を示し、リブ片23を備えたリブ付き軽量型
枠24がトラス筋間5に、リブ厚12aと同じ間隔をも
って配設されたものである。このリブ片23以外は第2
の実施の形態のPC板(図3参照)11と同じ構成であ
る。またリブ付き軽量型枠24も前記リブ片23に4つ
の軽量型枠21を接着して形成したものである。
【0018】図13は第8および第9の実施の形態のP
C板25、26を示し、図9の軽量型枠21、または図
11のリブ付き軽量型枠24がトラス筋間5に、リブ厚
12aよりも大きな間隔で設置されたものであり、これ
以外は第7の実施の形態のPC板22と同じ構成であ
る。
【0019】図14は第10の実施の形態のPC板27
を示し、第6の実施の形態のPC板19よりも細かな補
強リブ用溝28がトラス筋間5に形成されたものであ
り、長さ方向に4分割した軽量型枠29を使用した(図
14の(2)参照)。したがって、トップコンクリート
の打設によりトラス筋間5により細かな補強リブを形成
することができる(図示せず)。
【0020】図15は第11の実施の形態のPC板30
を示し、さらに細かなリブ片31を備えたリブ付き軽量
型枠32がトラス筋間5に、リブ厚12aと同じ間隔を
もって配設されたものであり、これ以外は第2の実施の
形態のPC板(図3参照)11と同じ構成である。
【0021】図16は第12の実施の形態のPC板33
を示し、上記のリブ付き軽量型枠32がトラス筋間5
に、リブ厚12aよりも大きな間隔で設置されたもので
あり、それ以外は第11の実施の形態のPC板30と同
じ構成である。
【0022】次に、上記のPC板を使用したスラブの実
施の形態を図17〜図24に基づいて説明する。スラブ
は第1から第4までの実施の形態があり、各実施の形態
において上記のPC板と同じ構成は同じ符号を付して説
明し、異なった構成にのみ異なった符号を付して説明す
る。
【0023】図17は第1の実施の形態のスラブ34を
示し、図1のPC板1を、長尺梁35と短尺梁36との
間に敷設して形成した下床37上に、スラブ上端筋38
を配筋してトップコンクリート39を打設したものであ
る。このPC板1と各梁35、36との間には接合筋4
0が配筋されて、周辺部に作用する荷重が二方向に流せ
るようになっている。また図18に示すように、補強リ
ブ用溝10内に打設されたコンクリートにより上部シェ
ル41と下部シェル42とを接合する補強リブ43が形
成され、これによって上部シェル41と下部シェル42
との固有振動数が変えられて、これらの共振を防ぐこと
ができるので1KHz帯域の床衝撃音遮断性能が高くな
る。
【0024】図19は、上記スラブ34と従来のスラブ
の軽量床衝撃音レベル(1/3オクターバンド)を比較
したものである。これによると上記スラブ34の1KH
z帯域の軽量床衝撃音レベルが従来のスラブよりも低く
なっており、1KHz帯域の床衝撃音遮断性能が高くな
るという上記の効果を確認することができた。
【0025】また図20は、図3のPC板11を使用し
て構築した第2の実施の形態のスラブ44であり、補強
リブ46が繊維補強コンクリート(FRC)、ガラス繊
維補強コンクリート(GRC)、セメント、合成樹脂、
金属などのリブ片12で形成されている他は、上記スラ
ブ34と同じ構成になっている。
【0026】図21は、図9のPC板19を使用した第
3の実施の形態のスラブ45であり、トラス筋間5に第
1の実施の形態のスラブ34よりも細かな補強リブ46
が形成されている。このスラブ45も前記と同様に1K
Hz帯域の床衝撃音遮断性能が高くなっている。
【0027】図22は、上記スラブ45と従来のスラブ
との軽量床衝撃音レベル(1/3オクターバンド)を比
較したものである。これによると上記スラブの1KHz
帯域の軽量床衝撃音レベルが従来のスラブよりも低くな
っており、1KHz帯域の床衝撃音遮断性能が高くなる
という上記の効果を確認することができた。
【0028】図23は、図14のPC板27を使用した
第4の実施の形態のスラブ47であり、トラス筋間5に
第3の実施の形態のスラブ45よりも細かな補強リブ4
8が形成されている。このスラブ47も前記と同様に1
KHz帯域の床衝撃音遮断性能が高くなっている。
【0029】図24は、上記スラブ47と従来のスラブ
との軽量床衝撃音レベル(1/3オクターバンド)を比
較したものである。これによると上記スラブの1KHz
帯域の軽量床衝撃音レベルが従来のスラブよりも低くな
っており、1KHz帯域の床衝撃音遮断性能が高くなる
という上記の効果を確認することができた。
【0030】また、上記第3および第4の実施の形態の
スラブ45、47は、現場打ちコンクリートによって補
強リブ46、48を形成したが、該補強リブ46、48
を図20のように繊維補強コンクリート(FRC)、ガ
ラス繊維補強コンクリート(GRC)、セメント、合成
樹脂、金属などで形成することもできる。
【0031】なお、上記の実施の形態における補強リブ
は十字状または交差状であるが、本発明はこれらに限ら
ず格子状の補強リブを備えたPC板やスラブを形成する
こともできる。
【0032】また、図17、図20、図21、図23の
スラブ34、44、45、47を備えた鉄骨造、鉄筋コ
ンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造の構造物を
構築すると、1KHz帯域の床衝撃音遮断性能が高い構
造物を構築することができる。
【0033】
【発明の効果】1KHz帯域の床衝撃音遮断性能を高め
る補強リブをスラブの上部シェルと下部シェルとにわた
って形成することができる。
【0034】スラブの軽量化を図ることができるととも
に、軽量型枠の剛性を高めることができる。
【0035】交差状の補強リブは1KHz帯域の床衝撃
音遮断性能の高いスラブの形成を可能にする。
【0036】リブ片を備えたリブ付き軽量型枠、または
補強リブをトラス筋間に適宜間隔ごとに設置したことに
より、補強リブを上部シェルと下部シェルとの間に簡単
に形成することができる。
【0037】上部シェルと下部シェルとの固有振動数を
補強リブにより変えることができるので、これらの共振
を防ぐことができる。
【0038】1KHz帯域の床衝撃音遮断性能の高い構
造物を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は第1の実施の形態のPC板の平面図、
(2)は(1)のA−A線断面図、(3)は(1)のB
−B線の一部省略断面図である。
【図2】(1)および(2)は軽量型枠の斜視図であ
る。
【図3】(1)は第2の実施の形態のPC板の平面図、
(2)は(1)のC−C線断面図、(3)は(1)のD
−D線の一部省略断面図である。
【図4】(1)および(2)はリブ付き軽量型枠の斜視
図である。
【図5】(1)は第3の実施の形態のPC板の平面図、
(2)は(1)のE−E線断面図、(3)は(1)のF
−F線の一部省略断面図である。
【図6】(1)は第4の実施の形態のPC板の平面図、
(2)は(1)のG−G線断面図、(3)は(1)のH
−H線の一部省略断面図である。
【図7】リブ片の斜視図である。
【図8】第5の実施の形態のPC板の平面図である。
【図9】(1)は第6の実施の形態のPC板の平面図、
(2)は(1)のI−I線断面図、(3)は(1)のJ
−J線の一部省略断面図である。
【図10】(1)および(2)は軽量型枠の斜視図であ
る。
【図11】(1)は第7の実施の形態のPC板の平面
図、(2)は(1)のK−K線断面図、(3)は(1)
のL−L線の一部省略断面図である。
【図12】(1)および(2)はリブ付き軽量型枠の斜
視図である。
【図13】(1)は第8の実施の形態のPC板の平面
図、(2)は第9の実施の形態のPC板の平面図であ
る。
【図14】(1)は第9の実施の形態のPC板の平面
図、(2)および(3)は軽量型枠の斜視図である。
【図15】(1)は第10の実施の形態のPC板の平面
図、(2)および(3)はリブ付き軽量型枠の斜視図で
ある。
【図16】第11の実施の形態のPC板の平面図であ
る。
【図17】第1の実施の形態のスラブの一部切欠平面図
である。
【図18】(1)は図17のM−M線断面図、(2)は
同N−N線断面図、(3)は(2)の拡大断面図であ
る。
【図19】第1の実施の形態のスラブと従来のスラブの
軽量床衝撃音レベルの比較図である。
【図20】(1)および(2)は第2の実施の形態のス
ラブの断面図、(3)は(1)の拡大断面図である。
【図21】第3の実施の形態のスラブの一部切欠平面図
である。
【図22】第3の実施の形態のスラブと従来のスラブの
軽量床衝撃音レベルの比較図である。
【図23】第4の実施の形態のスラブの一部切欠平面図
である。
【図24】第4の実施の形態のスラブと従来のスラブの
軽量床衝撃音レベルの比較図である。
【図25】(1)は従来のスラブの一部切欠断面図、
(2)は(1)のO−O線断面図、(3)は(1)のP
−P線の一部省略断面図である。
【符号の説明】
1、11、14、15、18、19、22、25、2
7、30、33、51PC板 2 コンクリート板 3 トラス筋 4、17、21、29、50 軽量型枠 5 トラス筋間 6 上弦筋 7 下弦筋 8 ラチス筋 9 曲げ補強筋 10、20、28 補強リブ用溝 13、24、32 リブ付き軽量型枠 16、23、31、43、46、48 リブ片 34、44、45、47 スラブ 35 長尺梁 36 短尺梁 37 下床 38 スラブ上端筋 39、52 トップコンクリート 40 接合筋 41 上部シェル 42 下部シェル 43、46、48 補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 5/32 E04B 5/32 B 5/38 5/38 A 5/02 E04C 2/50 K Fターム(参考) 2E001 DF06 DG03 DH37 EA04 FA11 GA01 GA17 GA20 GA82 HA04 HB01 HC07 HD01 HD08 HD09 JA22 LA10 2E162 AA01 CA11 GA01 GA02 GA04 GA05 GA08 GB07 4G058 GA01 GB02 GC01 GE04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさのコンクリート板の上面に
    トラス筋が適宜間隔をもって配筋されたプレキャストコ
    ンクリート板において、前記トラス筋間に軽量型枠を適
    宜間隔ごとに設置して交差状の補強リブ用溝を形成した
    ことを特徴とするプレキャストコンクリート板。
  2. 【請求項2】 補強リブ用溝の幅は一部で統一されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のプレキャストコン
    クリート板。
  3. 【請求項3】 補強リブ用溝は全体として格子状に形成
    されたことを特徴とする請求項1または2に記載のプレ
    キャストコンクリート板。
  4. 【請求項4】 トラス筋間に、リブ片を備えたリブ付き
    軽量型枠を適宜間隔ごとに設置したことを特徴とする請
    求項1に記載のプレキャストコンクリート板。
  5. 【請求項5】 軽量型枠は、少なくとも補強リブ厚と同
    じ間隔で設置されたことを特徴とする請求項4に記載の
    プレキャストコンクリート板。
  6. 【請求項6】 トラス筋間に、リブ片を適宜間隔ごとに
    設置したことを特徴とする請求項1に記載のプレキャス
    トコンクリート板。
  7. 【請求項7】 リブ片は交差状であることを特徴とする
    請求項4〜6のいずれかに記載のプレキャストコンクリ
    ート板。
  8. 【請求項8】 リブ片は、少なくともリブ厚と同じ間隔
    で設置されたことを特徴とする請求項6または7に記載
    のプレキャストコンクリート板。
  9. 【請求項9】 リブ片は、プレキャストコンクリート、
    剛性樹脂、金属のうちのいずれかで形成されたことを特
    徴とする請求項4〜8のいずれかに記載のプレキャスト
    コンクリート板。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のプレキャストコンクリ
    ート板のうちの少なくとも一種以上のプレキャストコン
    クリート板を梁間に隣接状態で配設して下床を形成し、
    該下床上にトップコンクリートを打設したことを特徴と
    するスラブ。
  11. 【請求項11】 請求項10のスラブを備えたことを特
    徴とする構造物。
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CN100427712C (zh) * 2004-11-23 2008-10-22 邱则有 一种砼空心板用空腔构件
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