JP4530350B2 - コンクリートスラブ - Google Patents

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Description

本発明はコンクリートスラブに関するものである。鉄筋コンクリート造のスラブの構築、とくに小梁なしで、スラブスパンを確保する際に有用である。
従来、建築物のコンクリートスラブにおいて小梁なしでスラブスパンを確保するための有用な工法として、ポリスチレンやポリエチレン等の樹脂の発泡体や中空体の埋込材を内蔵した中空スラブを構築する方法が採用されている(例えば、下記特許文献1、2参照)。また、複数の凹部を有し多数の小梁形状を形成させるワッフルスラブも提案され、実施されている(例えば、下記特許文献3,4参照)。
しかし、これらの中空スラブ工法では、中空材をスラブ断面中央に固定するための固定金物や、コンクリート打設時の浮き上がりを防止するための金物を型枠に緊結する手間が必要であり、またそのアンカー部分を型枠の撤去前に撤去する手間も必要であるように、施工上のコストが生じていた。
また、従来のワッフルスラブは、小梁要素を格子状に配置するので、その小梁間隔は1m前後以上の間隔で配置され、小梁部分の鉄筋にはせん断補強筋を要していたため、鉄筋作業が大変であった。
また、下記特許文献5は、大型矩形中空材における薄板部分の共振域を1.4kH以上とすることで、オクターブバンドでの床衝撃音測定での中心周波数1kHzでの特性を改善させようとするものである。大型矩形中空材(基準サイズ=400〜430×1200mm)では、この帯域での共振現象で床の衝撃音性能が劣化していた。
特開2002−266457号公報 特開2003−13535号公報 特開平07−259335号公報 特開2002−129686号公報 特許第3320026号公報
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、スラブを軽量化でき、中空材の固定金物や浮き上がり防止の金物を不要にでき、遮音性能を向上できるようにしたコンクリートスラブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためスラブ用埋込材は、略半球形状であり樹脂材料からなり所定間隔で配置された複数の突起部と、前記樹脂材料から前記複数の突起部と一体に形成され前記複数の突起部を連結する板材と、を備えることを特徴とする。
このスラブ用埋込材によれば、各突起部の先端側を略半球形状とすることで、スラブ薄板部分の固有振動数が高周波数側となり、床衝撃音の共振での弱点部分が生じ難くなり遮音性能が向上する。スラブ用埋込材を樹脂で構成することでスラブの軽量化を達成でき、例えば、発泡性樹脂を用いてスチロール等で50倍の発泡とすれば、比重0.02の軽量性を確保でき、ワッフル部分の型枠を存置した場合にも、スラブの軽量性を阻害しない。スラブ中央において基本的スラブ厚さを確保し、スラブ鉄筋の格子間に位置する各突起部でコンクリートをくり抜いたのと同様の構造にできるので、スラブの固定荷重の軽量化を図ることができ、スラブ途中での中空材の固定金物や浮き上がり防止の金物を不要にでき、また、コンクリート材料の節約を達成できる。また、複数の突起部と板材とを一体に形成することで、施工の作業性が向上する。
また、別のスラブ用埋込材は、複数の突起部を縦横それぞれ200mm乃至450mmの間隔で設置し、前記複数の突起部をそれらの底部で少なくとも5mm以上の厚さを有する板材で連結したことを特徴とする。
このスラブ用埋込材によれば、スラブの鉄筋の間隔内に突起部が位置し、鉄筋の適切な間隔を得ることができ、従来のワッフルスラブで1m前後以上で配置していた小梁を不要にできる。また、複数の突起部を連結する板材が5mm以上であることで、スラブの各ユニットの連結作業のときの剛性を確保できかつ最小断熱性能を確保できる。このように、スラブ中央において基本的スラブ厚さを確保し、スラブ鉄筋の格子間に位置する各突起部でコンクリートをくり抜いたのと同様の構造にできるので、スラブの固定荷重の軽量化を図ることができ、スラブ途中での中空材の固定金物や浮き上がり防止の金物を不要にでき、また、コンクリート材料の節約を達成できる。また、ワッフルスラブにおけるワッフルの間隔を通常スラブの鉄筋間隔で実施することで、小梁要素部分に特別なせん断補強筋を不要にできる。
上記スラブ用埋込材において、前記各突起部とその隣接する突起部との離間距離が縦横それぞれ60mm乃至100mmの間隔であることで、スラブの中空率(軽量化)を最大化するために離間距離をできるだけ短くしながら鉄筋のコンクリート被りを充分に確保できる。
また、前記突起部が略半球形状または先端が略半球形状の円筒形状であることで、スラブ薄板部分の固有振動数が高周波数側となり、床衝撃音の共振での弱点部分が生じ難くなり遮音性能が向上する。
また、前記複数の突起部と前記板材とを樹脂材料から一体に形成することで、施工作業性が向上し、また、スラブ用埋込材を樹脂で構成することでスラブの軽量化を達成でき、例えば、発泡性樹脂を用いてスチロール等で50倍の発泡とすれば、比重0.02の軽量性を確保でき、ワッフル部分の型枠を存置した場合にも、スラブの軽量性を阻害しない。
また、前記複数の突起部は、内部が空洞にくり抜かれているとともに、前記空洞の略中央部分に前記各突起部の頂点部と連結し補強する連結補強部が設けられることが好ましい。突起部の内部を空洞にすることでスラブ用埋込材の材料を節約できるとともに、連結補強部で各突起部を補強することができる。
参考例によるコンクリートスラブは、上述のスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には敷設しないことを特徴とする。
このコンクリートスラブによれば、外周部分が曲げモーメント及びせん断力が最も大きくなる部分であり、この部分にスラブ用埋込材がないことで、構造上の断面高さを効率的に確保できる。なお、この外周部分の幅を最小限にすることで、スラブ重量を従来の中空スラブ並(同じ厚さの充実スラブに対して75〜80%程度)にすることが可能である。
本発明によるコンクリートスラブは、略半球形状であり樹脂材料からなり所定間隔で配置された複数の突起部と、前記樹脂材料から前記複数の突起部と一体に形成され前記複数の突起部を連結する板材と、を備えるスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には突起のない板材を敷設することを特徴とする。
本発明によるもう1つのコンクリートスラブは、複数の突起部を縦横それぞれ200mm乃至450mmの間隔で設置し、前記複数の突起部をそれらの底部で少なくとも5mm以上の厚さを有する板材で連結したスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には突起のない板材を敷設することを特徴とする
このコンクリートスラブによれば、外周部分の板材を断熱材にすることが可能となり、スラブ全体の断熱性を確保することができ、低コストで界床の断熱性を確保できる。この場合、前記外周部分に敷設した板材の厚さが前記スラブ用埋込材の板材の厚さよりも薄くすることで、周辺で増加する応力に対抗できる。
本発明による別のコンクリートスラブは、略半球形状であり樹脂材料からなり所定間隔で配置された複数の突起部と、前記樹脂材料から前記複数の突起部と一体に形成され前記複数の突起部を連結する板材と、を備えるスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には前記板材の厚さの薄い前記スラブ用埋込材を敷設することを特徴とする。
本発明によるもう1つのコンクリートスラブは、複数の突起部を縦横それぞれ200mm乃至450mmの間隔で設置し、前記複数の突起部をそれらの底部で少なくとも5mm以上の厚さを有する板材で連結したスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には前記板材の厚さの薄い前記スラブ用埋込材を敷設することを特徴とする
れらのコンクリートスラブによれば、鉄筋の格子間における突起部の配置によるスラブ軽量化を更に徹底させることができる。
本発明コンクリートスラブによれば、スラブを軽量化でき、コンクリート材料の節約を達成できるとともに、中空材の固定金物や浮き上がり防止の金物を不要にでき、遮音性能を向上できる。これにより、低コストで小梁のないロングスパンのコンクリートスラブを構築可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態によるスラブ用埋込材の例を示す平面図である。図2は図1のスラブ用埋込材を用いた本実施の形態によるコンクリートスラブの断面構成を示す図である。
図1,図2に示すように、スラブ用埋込材10は、略正方形状に構成された板材12の上に複数の突起部11が縦横に規則正しく配置されている。各突起部11は、略半球状に構成された先端部11aと、先端部11aと連続し板材12まで延びる円筒部11bとを有する。
複数の突起部11と板材12とは、樹脂材料から成形等により一体に形成されており、施工作業性を向上できる。樹脂材料としては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の各種樹脂を用いることができ、型抜き材や発泡体から構成でき、スラブ用埋込材10を軽量化できる。特に、スラブ用埋込材10を発泡性樹脂で形成し、スチロール等で50倍の発泡とすれば、比重0.02の軽量性を確保でき、ワッフル部分の型枠を存置した場合にも、スラブの軽量性を阻害しない。
また、図1のように、スラブ用埋込材10の板材12は、a×aの寸法で縦横4等分されたb×bの寸法の各升目(16個)内に直径cの突起部11が配置されており、各突起部11と隣接の突起部11とは距離dだけ離間している。
図1の破線及び図2に示すように、スラブ用埋込材10の各突起部11とその隣接する突起部11との間に互いに直交するように鉄筋21aと21bとが配置され、更にその上方に同様の配置で別の鉄筋22aと22bとが配置されるようにして、スラブ用埋込材10が施工対象の建築物の床等において必要なユニット数だけ配置されてから、コンクリートによりコンクリートスラブ20が形成される。
上述のように、スラブ用埋込材10では各突起部11が間隔bで設置されており、この間隔bは200mm乃至450mmの範囲内であることが好ましく、図1の例では、例えば225mmである。これにより、コンクリートスラブ20における鉄筋21a、21bの間隔内に各突起部11が位置し、鉄筋21a、21bを適切な間隔で配置することができ、従来のワッフルスラブで1m前後以上で配置していた小梁を不要にできる。また、ワッフルスラブにおけるワッフルの間隔を通常のスラブの鉄筋間隔にすることで、小梁要素部分に特別なせん断補強筋を必要としないものにできる。
また、例えば、板材12の寸法aは900mmであり、突起部11の直径cは145mmである。更に、各突起部11同士の離間距離dは、60〜100mmが望ましく、図1の例では、例えば、80mmである。離間距離dを60〜100mmの範囲とすることで、スラブの中空率(軽量化)を最大化するために突起部11の直径cをできるだけ大きくするように離間距離dを短くできるとともに、突起部11とその隣接の突起部11との間の部分(鉄筋21a,21bが設置される部分)に、例えばD13サイズの鉄筋21a,21bのジョイントが形成される際に、耐久性確保及び耐火性能確保のために鉄筋21a,21bの両側に20mm前後のコンクリート被りを確実に確保できる。
また、スラブ用埋込材10の板材12の厚さtは、少なくとも5mmであり、スラブ用埋込材10の各ユニットの連結作業のときの剛性を確保できかつ最小断熱性能を確保できる。
図1,図2のスラブ用埋込材10によれば、スラブ用埋込材を樹脂で構成することでスラブの軽量化を達成でき、スラブ中央において基本的スラブ厚さを確保し、スラブの鉄筋21a、21bの格子間に位置する各突起部11でコンクリートをくり抜いたと同様の構造にできるので、スラブの固定荷重の軽量化を図ることができ、スラブ途中での中空材の固定金物や浮き上がり防止の金物を不要にでき、また、コンクリート材料の節約を達成できる。このようにして、低コストで小梁のないロングスパンのスラブを構築可能となる。
また、各突起部11の先端部11aを略半球形状に構成することで、スラブ薄板部分の固有振動数が高周波数側となり、床衝撃音の共振での弱点部分が生じ難くなり遮音性能が向上する。
次に、図1,図2のスラブ用埋込材10を用いたコンクリートスラブの好ましい施工例について図3乃至図6を参照して説明する。
図3、図4の例は、図1,図2のスラブ用埋込材10による複数のユニット10a,10b,10cを配置し鉄筋21a,21bを配置して梁21と22との間にコンクリートスラブ23を施工したものである。複数のユニット10a,10b,10cがコンクリートスラブ23の中央部分23aに敷設されており、その中央部分23aの周囲の外周部分23bにはスラブ用埋込材10が敷設されていない。
図3、図4のコンクリートスラブ23によれば、外周部分23bは曲げモーメント及びせん断力が最も大きくなる部分であり、この外周部分23bにスラブ用埋込材がないことで、構造上の断面高さを効率的に確保できる。中央部分23aのコンクリートをくり抜くようにした段差スラブは従来より知られているが、図3、図4では、スラブ用埋込材10をそのままフラットなせき板上にセットでき、せき板自体に段差を設定する必要がなく便利である。この外周部分23bの幅を最小限にすることで、コンクリートスラブ23の重量を従来の中空スラブ並(同じ厚さの充実スラブに対して、75〜80%程度)にすることが可能である。
図5の例は、図3、図4の例と基本的に同じ構造であるが、中央部分23aの周囲の外周部分23bには、図1,図2のスラブ用埋込材10の板材12よりも厚さの薄い断熱材29を敷設したものである。
図5によれば、外周部分23bに板材である断熱材29を敷設することで、複数のユニット10a〜10cの断熱効果と相俟ってスラブ全体の断熱性を確保することができ、低コストで界床の断熱性を確保できる。また、板材29の厚さをスラブ用埋込材10の板材12の厚さよりも薄くすることで、周辺で増加する応力に対抗できる。
なお、図5において、外周部分23bに、スラブ用埋込材10の板材12(複数の突起部11のない)を配置してもよく、スラブ全体の断熱性を確保することができ、低コストで界床の断熱性を確保できる。
図6の例は、図3、図4の例と基本的に同じ構造であるが、中央部分23aの周囲の外周部分23bには、図1,図2のスラブ用埋込材10の板材12よりも厚さの薄いスラブ用埋込材30を敷設したものである。
このスラブ用埋込材30は、図1,図2のスラブ用埋込材10と基本的に同じ構造であるが、板材32が板材12よりも薄く、複数の突起部31が突起部11よりも高さが短くなっており、全体として高さが低く構成されている。
図6のように、鉄筋21aをスラブ用埋込材30まで延長し、各突起部31の間に鉄筋21bを配置している。
図6によれば、外周部分23bにおいて、板材32を配置することで断熱効果を得ることができ、その板材32の厚さをスラブ用埋込材10の板材12の厚さよりも薄くすることで、周辺で増加する応力に対抗できるとともに、鉄筋21a、21bの格子間における突起部31の配置によるスラブ軽量化を更に徹底させることができる。
図5,図6のコンクリートスラブによれば、スラブ用埋込材10の複数ユニット10a〜10cの周囲に断熱材を迫加することで、低コストで界床の断熱性を確保でき、非常に有用である。
以上のように本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図1,図2のスラブ用埋込材10の板材12の外形寸法aは、適宜設定することができ、その形状も長方形状としてもよいことは勿論である。
また、図7(a)、(b)に図1,図2のスラブ用埋込材の変形例を示す。図7(a)、(b)のスラブ用埋込材40は図1,図2と同様に複数の突起部41が板材42と一体に突き出て形成されているが、複数の突起部41は内部がくり抜かれた空洞部41aを有し、空洞部41aの中央部分には各突起部41を補強する連結補強部41bが設けられている。連結補強部41は、各突起部41の頂点部41cと連結し、空洞部41aを左右に隔てるように頂点部41cから板材42側に縦方向に延びるようにして板状に形成されている。
上述のように、スラブ用埋込材40の各突起部41の内部を空洞にすることでスラブ用埋込材40の材料を節約できる。また、空洞部41a内に縦方向に連結補強部41bを設ける構造により、成形金型の構造が簡単となり、金型成形時に離型が容易となるとともに、連結補強部41bで各突起部41を特に縦方向に補強できるので、スラブ用埋込材40を用いて図3乃至図6のようなコンクリートスラブを施工する場合、作業現場で作業員が各突起部41に載ったときに、各突起部41の変形や破損を防止できる。
本実施の形態によるスラブ用埋込材の例を示す平面図である。 図1のスラブ用埋込材を用いた本実施の形態によるコンクリートスラブの側断面構成を示す図である。 図1,図2のスラブ用埋込材10を用いたコンクリートスラブの施工例の側面構成を示す図である。 図3のコンクリートスラブの外周部分の側面構成を拡大して示す図である。 図1,図2のスラブ用埋込材10を用いたコンクリートスラブの別の施工例の側面構成を示す図である。 図1,図2のスラブ用埋込材10を用いたコンクリートスラブの更に別の施工例の側面構成を示す図である。 図1,図2のスラブ用埋込材の変形例を示す側断面構成を示す図(a)及び突起部の横断面図(b)である。
符号の説明
10 スラブ用埋込材
10a〜10c スラブ用埋込材のユニット
11 複数の突起部
11a 先端部
11b 円筒部
12 板材
20 コンクリートスラブ
21a,21b 鉄筋
23 コンクリートスラブ
23a 中央部分
23b 外周部分
29 断熱材、板材
30 スラブ用埋込材
31 複数の突起部
32 板材
40 スラブ用埋込材
41 複数の突起部
41a 空洞部
41b 連結補強部
41c 頂点部
42 板材
a スラブ用埋込材の外形寸法
b 突起部の間隔
c 突起部の直径
d 突起部とその隣接した突起部との離間距離
t 板材の厚さ

Claims (5)

  1. 略半球形状であり樹脂材料からなり所定間隔で配置された複数の突起部と、前記樹脂材料から前記複数の突起部と一体に形成され前記複数の突起部を連結する板材と、を備えるスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には突起のない板材を敷設することを特徴とするコンクリートスラブ
  2. 略半球形状であり樹脂材料からなり所定間隔で配置された複数の突起部と、前記樹脂材料から前記複数の突起部と一体に形成され前記複数の突起部を連結する板材と、を備えるスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には前記板材の厚さの薄い前記スラブ用埋込材を敷設することを特徴とするコンクリートスラブ
  3. 複数の突起部を縦横それぞれ200mm乃至450mmの間隔で設置し、前記複数の突起部をそれらの底部で少なくとも5mm以上の厚さを有する板材で連結したスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には突起のない板材を敷設することを特徴とするコンクリートスラブ
  4. 複数の突起部を縦横それぞれ200mm乃至450mmの間隔で設置し、前記複数の突起部をそれらの底部で少なくとも5mm以上の厚さを有する板材で連結したスラブ用埋込材をスラブ中央部分に敷設し、その外周部分には前記板材の厚さの薄い前記スラブ用埋込材を敷設することを特徴とするコンクリートスラブ
  5. 前記外周部分に敷設した板材の厚さが前記スラブ用埋込材の板材の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項1または3に記載のコンクリートスラブ
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