JP2002021217A - 免震耐火構造 - Google Patents

免震耐火構造

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JP2002021217A
JP2002021217A JP2000200381A JP2000200381A JP2002021217A JP 2002021217 A JP2002021217 A JP 2002021217A JP 2000200381 A JP2000200381 A JP 2000200381A JP 2000200381 A JP2000200381 A JP 2000200381A JP 2002021217 A JP2002021217 A JP 2002021217A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐火被覆部材の損傷を防止し、耐
火性能を向上させながら、意匠性を高めた免震耐火装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 下部構造体3と上部構造体2との間に介
在する免震支承1の、外周を覆う分割耐火被覆部31を
設ける。分割耐火被覆部31は、直線移動案内手段11
を介して、外周方向に直線移動自在に、構造体に取付け
られる。該各分割耐火被覆部31は、地震時の変位に対
して、損傷することなく追従することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、構造物の免震構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】免震構造物の柱部分に、免震装置を設け
た場合には、火災による免震支承の損傷を防止するた
め、耐火装置を具備させる必要がある。このため、柱外
周部に水平ヒンジを設け、これに耐火被覆部材を回動自
在に連結した装置等が知られている。
【0003】しかし、ヒンジ部の取付けが複雑となり、
回転変位によりヒンジ周辺の耐火被覆部材の損傷を招く
恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、変形追従機構を明快にし、耐火被覆部材の損傷を
防止し、耐火性能を向上させながら、意匠性を高めた耐
火装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次のような構成を有する。請求項1の発明
(例えば図1)は、下部構造体3と上部構造体2との間
に介在し、かつ、前記上部構造体2を水平方向に移動自
在に支持する免震支承1の外周を覆う分割耐火被覆部3
1を有する耐火装置である。各分割耐火被覆部31は、
円柱であれば、周方向に少なくとも3分割されてなり、
また、長方形柱であれば少なくとも4分割されている。
上部構造体2又は下部構造体3のいずれか一方の構造体
に設けられた直線移動案内手段11を介して外周方向に
直線移動自在に介装され、各分割耐火被覆部31を元の
位置に復帰させる原点復帰手段12を有することを特徴
とする耐火装置である。
【0006】この請求項1記載の耐火装置によれば、各
分割耐火被覆部は免震支承のより大きな変位に追従可能
となる。また、各分割耐火被覆部には免震支承の変位に
よる損傷が生じない。また、各分割耐火被覆部は、比較
的大きな石材等で表面を構成することができる。
【0007】請求項2の発明(例えば図2)は、請求項
1に記載の耐火装置において、直線移動案内手段11に
は、直線移動X方向に概ね直角な第1の水平軸線に関し
て回動自在な水平方向のヒンジ13が設けられている。
分割耐火被覆部31と直線移動案内手段11は、水平方
向のヒンジ13を介して回動自在に連結されていること
を特徴とする。
【0008】この請求項2記載の耐火装置によれば、請
求項1と同様の効果が得られるとともに、直線移動案内
手段の移動距離を小さくすることができるため、直線移
動案内手段をより小型にできる。
【0009】請求項3の発明(例えば図3)は、請求項
1〜2に記載の耐火装置において、直線移動案内手段1
1には、直線移動X方向に概ね直角な鉛直軸線に関して
回動自在な鉛直ヒンジ13が設けられ、分割耐火被覆部
31と直線移動案内手段11は、鉛直ヒンジ13を介し
て回動自在に連結されていることを特徴とする。
【0010】この請求項3記載の耐火装置によれば、請
求項1と同様の効果が得られるとともに、直線移動案内
手段の移動距離を小さくすることができるため、直線移
動案内手段をより小型にできる。
【0011】請求項4の発明(例えば図4)は、請求項
1〜3に記載の耐火装置において、直線移動案内手段1
1には、直線移動X方向に対し概ね直角な水平Y方向
を、直線移動自在に移動する第2の直線移動案内手段1
4が介装され、鉛直面をなして直線移動X方向に概ね平
行な第2の分割耐火被覆部32が、第2の直線移動案内
手段14に介装され、第2の分割耐火被覆部32を元の
位置に復帰させる原点復帰手段12を有しているている
ことを特徴とする。
【0012】この請求項4記載の耐火装置によれば、請
求項1と同様の効果が得られるとともに、第2の直線移
動案内手段は分割耐火被覆部の側面に取付けられている
ため、積層ゴムの取付けに支障が少ない。
【0013】請求項5の発明(例えば図5)は、請求項
1〜4に記載の耐火装置において、直線移動案内手段1
1には、直線移動X方向に平行な平行軸線に関して回動
自在な平行方向のヒンジ15が設けられ、鉛直面をなし
て直線移動X方向に概ね平行な第2の分割耐火被覆部3
2と直線移動案内手段11は、平行方向のヒンジ15を
介して回動自在に連結されていることを特徴とする。
【0014】この請求項5記載の耐火装置によれば、請
求項1〜4と同様の効果が得られると共に、第2の分割
耐火被覆部と直線移動案内手段は、平行ヒンジを介して
取付けられているため、積層ゴムの取付けに支障が少な
い。
【0015】請求項6の発明(例えば図6)は、請求項
1〜5に記載の耐火装置において、直線移動案内手段1
1には、直線移動X方向に概ね直角な鉛直軸線に関して
回動自在な鉛直方向のヒンジ15が設けられ、鉛直面を
なして直線移動X方向に概ね平行な第2の分割耐火被覆
部32と直線移動案内手段11は、鉛直方向のヒンジ1
5を介して回動自在に連結されていることを特徴とす
る。
【0016】この請求項6記載の耐火装置によれば、請
求項1〜5と同様の効果が得られると共に、第2の分割
耐火被覆部と直線移動案内手段は、平行ヒンジを介して
取付けられているため、積層ゴムの取付けに支障が少な
い。
【0017】請求項7の発明(例えば図10)は、下部
構造体3と上部構造体2との間に介在し、かつ、前記上
部構造体2を水平方向に移動自在に支持する免震支承1
の外周を覆う複数の分割耐火被覆部31を有する耐火装
置である。各分割耐火被覆部31は、円柱であれば、周
方向に少なくとも3分割されてなり、また、長方形柱で
あれば少なくとも4分割されている。各分割耐火被覆部
31は、連結手段19,52,53を介して上部構造体
2又は下部構造体3のいずれか又は双方に連結されてお
り、連結手段には原点復帰手段18,12が設けられて
いることを特徴とする。
【0018】この請求項7記載の耐火装置によれば、各
分割耐火被覆部は周方向に分割されているため、免震支
承の変位に追従可能となる。
【0019】請求項8の発明(例えば図1,図3,図
4,図10〜14)は、請求項1〜7に記載の耐火装置
において、原点復帰手段は、弾性部材12,15,16
c,17,18から成ることを特徴とする。
【0020】この請求項8記載の耐火装置によれば、請
求項1〜7と同様の効果が得られると共に、各分割耐火
被覆部は弾性部材により、地震の終了後に元の位置に復
元される。
【0021】請求項9の発明(例えば図13)は、請求
項7〜8に記載の耐火装置において、連結手段は、伸縮
自在なロッド材52から成り、端部が下部構造体3と上
部構造体2とのいずれか又は双方にピン接合されている
ことを特徴とする。
【0022】この請求項9記載の耐火装置によれば、請
求項7〜8と同様の効果が得られると共に、各分割耐火
被覆部は伸縮自在なロッド材により、形状を保持され、
より確実に構造体に取りつけることができる。
【0023】請求項10の発明(例えば図7,12)
は、請求項1〜9に記載の耐火装置において、一方の直
線移動案内手段11又は連結手段18は下部構造体3に
介装されると共に、他方の直線移動案内手段11又は連
結手段18は上部構造体2に介装されていることを特徴
とする。
【0024】この請求項10記載の耐火装置によれば、
請求項1〜9と同様の効果が得られると共に、直線移動
案内手段又は連結手段各分割耐火被覆部は、免震支承に
より近接して取りつけることができる。
【0025】請求項11の発明(例えば図13)は、請
求項9〜10に記載の耐火装置において、一方の直線移
動案内手段11又は連結手段18又はこれらに介装され
た分割耐火被覆部31から成る下部耐火被覆体と、他方
の直線移動案内手段11又は連結手段18又はこれらに
介装された分割耐火被覆部31から成る上部耐火被覆体
との間に介在されて、免震装置1周囲の中間部を取り囲
むための少なくとも一つの中間部耐火被覆材33とを具
備しており、中間部耐火被覆材33は連結手段18によ
って下部耐火被覆体と上部耐火被覆体とのいずれか又は
双方に連結されていることを特徴とする。
【0026】この請求項11記載の耐火装置によれば、
請求項9〜10と同様の効果が得られると共に、各分割
耐火被覆部と中間部耐火被覆材は、免震支承の変位に柔
軟に追従可能となる。
【0027】請求項12の発明(例えば図14)は、請
求項10〜11に記載の耐火装置において、分割耐火被
覆部31および中間部耐火被覆材33は、鉛直又は水平
方向に分割されるか、又は鉛直と水平に分割され、連結
手段としての弾性部材18及びバネ12により連結され
ていることを特徴とする。
【0028】この請求項12記載の耐火装置によれば、
請求項10〜11と同様の効果が得られると共に、各分
割耐火被覆部と中間部耐火被覆材は、免震支承の変位に
より柔軟に追従可能となる。
【0029】請求項13の発明(例えば図13)は、請
求項11〜12に記載の耐火装置において、分割耐火被
覆部31又は中間部耐火被覆材33には、免震支承1に
変形が残留して隙間が生じた際に、この隙間を覆う可撓
性の耐火被覆材51を有することを特徴とする。
【0030】この請求項13記載の耐火装置によれば、
請求項11〜12と同様の効果が得られると共に、免震
支承に変形が残留して隙間が生じた場合にも、耐火性能
を保持することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る免震構造物に
おける耐火装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に
説明する。
【0032】(第1の実施の形態)図1(a)は、本実
施の形態のC位置平断面図であり、同(b)はB断面
図、同(c)はA断面図である。下部構造体3と上部構
造体2との間に免震支承1が設けられている。上部構造
体2と下部構造体3は図1(a)に示すように長方形で
あり、免震支承1はその中心に取付けられている。免震
支承1は、上部構造体2を水平方向に移動自在に支持し
ている。図1(a)には、上部構造体2の変形後の位置
を点線で示している。また、紙面左右をX方向、紙面上
下をY方向としている。免震支承1の外周には、これを
覆う分割耐火被覆部31が取付けられている。各分割耐
火被覆部31は、円柱であれば、周方向に少なくとも3
分割されてなり、また、長方形柱であれば少なくとも4
分割されている。
【0033】左右の分割耐火被覆部31は、上部構造体
2に設けられたX方向の直線移動案内手段11に取付け
られて、X方向に直線移動自在に介装されている。ま
た、上下の分割耐火被覆部31は、下部構造体3に設け
られたY方向の直線移動案内手段11に取付けられて、
Y方向に直線移動自在に介装されている。直線移動案内
手段11には、原点復帰手段としてのバネ12が取付け
られており、このバネの他端は分割耐火被覆部31に接
続されている。図示はしないが、分割耐火被覆部31同
士の当接面には、耐火性と水密性を有するパッキンが設
けられている。
【0034】これによれば、免震支承1のXY両方向の
変位に対して、分割耐火被覆部31は、容易に追従す
る。また、分割耐火被覆部31は、比較的大きな石材等
で表面を構成することができるため意匠性の優れたもの
とすることができる。分割耐火被覆部31の表面は剛性
材料や耐水性材料とすることができる。この内側には耐
火性材料が設けられている。この耐火性材料は、可撓性
を有するロックウール・セラミックファイバーブランケ
ット・ガラスクロス・耐火性不織布等の耐火性材料、そ
の他の好適な組み合わせから構成されている。これによ
り、耐火装置には防塵効果・防水効果・耐火性能が付与
される。
【0035】(第2の実施の形態)本発明の耐火装置は
図2に示すように、実施の形態1に記載の耐火装置に加
えて、水平ヒンジ13を介して分割耐火被覆部31を取
付けたものである。
【0036】直線移動案内手段11には、直線移動X方
向に概ね直角な第1の水平軸線に関して回動自在な水平
ヒンジ13が設けられている。分割耐火被覆部31と直
線移動案内手段11は、水平ヒンジ13を介して回動自
在に連結されている。
【0037】(第3の実施の形態)本発明の耐火装置は
図3に示すように、実施の形態1に記載の耐火装置に加
えて、鉛直ヒンジ13を介して分割耐火被覆部31を取
付けたものである。免震支承の上端の変形位置1aは点
線で示す。
【0038】直線移動案内手段11には、直線移動X方
向に概ね直角な鉛直軸線に関して回動自在な鉛直ヒンジ
13が設けられている。分割耐火被覆部31と直線移動
案内手段11は、鉛直ヒンジ13を介して回動自在に連
結されている。また、本例では分割耐火被覆部31は、
中央位置で分割され、分割部を原点位置に復元するため
のバネ12が取付けられている。
【0039】(第4の実施の形態)本発明の耐火装置は
図4に示すように、実施の形態1に記載の耐火装置に加
えて、第2の直線移動案内手段14を介して第2の分割
耐火被覆部32を取付けたものである。
【0040】直線移動案内手段11には、直線移動X方
向に対し概ね直角な水平Y方向を、直線移動自在に移動
する第2の直線移動案内手段14が介装されている。ま
た、鉛直面をなして直線移動X方向に概ね平行な第2の
分割耐火被覆部32が、第2の直線移動案内手段14に
介装される。第2の分割耐火被覆部32と原点復帰手段
12はバネ12により元の位置に復元される。直線移動
案内手段11の側面には、下側フック42bが取付けら
れ、第2の分割耐火被覆部32には上側フック42aが
取付けられている。直線移動案内手段11と第2の分割
耐火被覆部32は、当接した際に噛み合って、第2の分
割耐火被覆部32が垂れ下がるのを防止する。
【0041】(第5の実施の形態)本発明の耐火装置は
図5に示すように、実施の形態1に記載の耐火装置に加
えて、平行方向のヒンジ15を介して第2の分割耐火被
覆部32を取付けたものである。
【0042】直線移動案内手段11には、直線移動X方
向に平行な平行軸線に関して回動自在な平行方向のヒン
ジ15が設けられている。また、鉛直面をなして直線移
動X方向に概ね平行な第2の分割耐火被覆部32と直線
移動案内手段11は、平行方向のヒンジ15を介して回
動自在に連結されている。
【0043】(第6の実施の形態)本発明の耐火装置は
図6に示すように、実施の形態5に記載の耐火装置に代
えて、鉛直方向のヒンジ15を介して第2の分割耐火被
覆部32を取付けたものである。
【0044】直線移動案内手段11には、直線移動X方
向に概ね直角な鉛直軸線に関して回動自在な鉛直方向の
ヒンジ15が設けられている。鉛直面をなして直線移動
X方向に概ね平行な第2の分割耐火被覆部32と直線移
動案内手段11は、鉛直方向のヒンジ15を介して回動
自在に連結されている。第2の分割耐火被覆部32は中
央で分割され、ケーブル16aにより連結されている。
原点復帰手段として、ケーブル16aの両端にはストッ
パとバネ16cが設けられ、バネ16cは留め具16b
に係止されている。
【0045】(第7の実施の形態)本発明の耐火装置は
図7に示すように、実施の形態1に記載の耐火装置に加
えて、下部構造体3にも直線移動案内手段11とこれに
介装された分割耐火被覆部31を取付けたものである。
図示はしないが、分割耐火被覆部31同士の当接面に
は、耐火性と水密性を有するパッキンが設けられてい
る。
【0046】(第8の実施の形態)本発明の耐火装置は
図8に示すように、実施の形態7に記載の耐火装置に加
えて、中間部耐火被覆材33を取付けたものである。
【0047】上部構造体2の側に取付けられた、直線移
動案内手段11には分割耐火被覆部31が介装されてい
る。一方、下部構造体3側にも、同様に直線移動案内手
段11に分割耐火被覆部31が介装されている。この中
間には、免震装置1周囲の中間部を取り囲むために中間
部耐火被覆材33が、弾性部材17により連結されて取
付けられている。本実施例では、原点復帰手段は弾性部
材17であり、連結手段は該弾性部材17の両端部の係
止具である。図示はしないが、分割耐火被覆部31同士
の当接面には、耐火性と水密性を有するパッキンが設け
られている。
【0048】(第9の実施の形態)本発明の耐火装置は
図9に示すように、実施の形態7に記載の耐火装置に加
えて、水平方向のバネ12を介して分割耐火被覆部31
を取付けたものである。
【0049】分割耐火被覆部31は3分割され、水平方
向のバネ12で互いに連結されている。本実施例では、
原点復帰手段は水平方向のバネ12であり、連結手段は
該バネ12の両端部の係止具である。
【0050】(第10の実施の形態)本発明の耐火装置
は図10に示すように、各分割耐火被覆部31は、連結
手段を介して上部構造体2と下部構造体3に連結されて
いる。本実施例では、原点復帰手段は弾性部材18であ
り、連結手段は該弾性部材18の両端部の係止具19で
ある。
【0051】下部構造体3と分割耐火被覆部31の間、
および上部構造体2と分割耐火被覆部31との間には、
隙間を覆う蛇腹状の可撓性を有する耐火被覆材51が設
けられている。
【0052】(第11の実施の形態)本発明の耐火装置
は図11に示すように、実施の形態10に記載の耐火装
置において、連結手段の取付け方法を変えたものであ
る。
【0053】分割耐火被覆部31は、弾性部材からなる
ヒンジ15を介して上部構造体2に回動自在に連結され
ている。水平方向は、弾性部材18により連結されてい
る。本実施例では、原点復帰手段はヒンジ15と弾性部
材18であり、連結手段は該ヒンジ15と弾性部材18
の両端部の係止具(図示せず)である。下部構造体3と
分割耐火被覆部31の間、および上部構造体2と分割耐
火被覆部31との間には、隙間を覆う蛇腹状の可撓性を
有する耐火被覆材51が設けられている。
【0054】(第12の実施の形態)本発明の耐火装置
は図12に示すように、実施の形態10に記載の耐火装
置に加えて、下部構造体3にも分割耐火被覆部31と連
結手段を取付けたものである。
【0055】分割耐火被覆部31は、弾性部材18を介
して上部構造体2に連結されている。同様に、分割耐火
被覆部31は、弾性部材18を介して下部構造体3に連
結されている。水平方向は、バネ12により連結されて
いる。本実施例では、原点復帰手段は弾性部材18とバ
ネ12であり、連結手段は弾性部材18とバネ12の両
端部の係止具である。図示はしないが、分割耐火被覆部
31の間には、隙間を覆う蛇腹状の可撓性を有する耐火
被覆材51が設けられている。
【0056】(第13の実施の形態)本発明の耐火装置
は図13に示すように、実施の形態12に記載の耐火装
置に加えて、中間部耐火被覆材33を取付けたものであ
る。
【0057】上部構造体2と下部構造体3の間に、両端
をピン接合された伸縮自在なロッド材52が取付けられ
ている。該ロッド材52には、ロッドの軸方向に移動自
在な突起53が取付けられている。そして分割耐火被覆
部31は、突起53に取付けられている。ロッド材52
には、バネ12が取付けられ、復元手段を構成してい
る。従って、本実施例では、原点復帰手段はバネ12で
あり、連結手段はロッド材52と突起53である。図示
はしないが、分割耐火被覆部31同士の当接面には、耐
火性と水密性を有するパッキンが設けられている。ま
た、隙間にはこれを覆う蛇腹状の可撓性を有する耐火被
覆材51が設けられている。
【0058】(第14の実施の形態)本発明の耐火装置
は図14に示すように、実施の形態13に記載の耐火装
置に代えて、鉛直方向の分割を施したものである。ま
た、上下方向の連結手段は、弾性部材18に代わってい
る。
【0059】分割耐火被覆部31は、鉛直と水平方向に
分割され、上下方向は弾性部材18により、水平方向は
バネ12により連結されている。分割耐火被覆部31同
士の隙間或いは、上下部構造体との隙間にはこれを覆う
蛇腹状の可撓性を有する耐火被覆材51が設けられてい
る。
【0060】なお、本発明の耐火装置は上記の実施形態
に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良ならびに設計の変更を行っても良
い。例えば、原点復帰手段は、磁石等を併用しても良
い。また、分割耐火被覆部の形状は、半円筒状であって
もよい。また、直線移動手段は、直動ベアリング或い
は、その他レール及びスライダーを用いても良い。ま
た、隙間を覆う可撓性の耐火被覆材やパッキンは適宜取
付けて良い。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の耐火装置によれば、各分
割耐火被覆部は免震支承のより大きな変位に追従可能と
なる。また、各分割耐火被覆部には免震支承の変位によ
る損傷が生じない。また、各分割耐火被覆部は、比較的
大きな石材等で表面を構成することができる。
【0062】請求項2記載の耐火装置によれば、請求項
1と同様の効果が得られるとともに、直線移動案内手段
の移動距離を小さくすることができるため、直線移動案
内手段をより小型にできる。
【0063】請求項3記載の耐火装置によれば、請求項
1と同様の効果が得られるとともに、直線移動案内手段
の移動距離を小さくすることができるため、直線移動案
内手段をより小型にできる。
【0064】請求項4記載の耐火装置によれば、請求項
1と同様の効果が得られるとともに、第2の直線移動案
内手段は分割耐火被覆部の側面に取付けられているた
め、積層ゴムの取付けに支障が少ない。
【0065】請求項5記載の耐火装置によれば、請求項
1〜4と同様の効果が得られると共に、第2の分割耐火
被覆部と直線移動案内手段は、平行ヒンジを介して取付
けられているため、積層ゴムの取付けに支障が少ない。
【0066】請求項6記載の耐火装置によれば、請求項
1〜5と同様の効果が得られると共に、第2の分割耐火
被覆部と直線移動案内手段は、平行ヒンジを介して取付
けられているため、積層ゴムの取付けに支障が少ない。
【0067】請求項7記載の耐火装置によれば、各分割
耐火被覆部は周方向に分割されているため、免震支承の
変位に追従可能となる。
【0068】請求項8記載の耐火装置によれば、請求項
1〜7と同様の効果が得られると共に、各分割耐火被覆
部は弾性部材により、地震の終了後に元の位置に復元さ
れる。
【0069】請求項9記載の耐火装置によれば、請求項
7〜8と同様の効果が得られると共に、各分割耐火被覆
部は伸縮自在なロッド材により、形状を保持され、より
確実に構造体に取りつけることができる。
【0070】請求項10記載の耐火装置によれば、請求
項1〜9と同様の効果が得られると共に、直線移動案内
手段又は連結手段各分割耐火被覆部は、免震支承により
近接して取りつけることができる。
【0071】請求項11記載の耐火装置によれば、請求
項9〜10と同様の効果が得られると共に、各分割耐火
被覆部と中間部耐火被覆材は、免震支承の変位に柔軟に
追従可能となる。
【0072】請求項12記載の耐火装置によれば、請求
項10〜11と同様の効果が得られると共に、各分割耐
火被覆部と中間部耐火被覆材は、免震支承の変位により
柔軟に追従可能となる。
【0073】請求項13記載の耐火装置によれば、請求
項11〜12と同様の効果が得られると共に、免震支承
に変形が残留して隙間が生じた場合にも、耐火性能を保
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐火装置の一例を示す平断面図(a)
と縦断面図(b、c)である。(実施例1)
【図2】耐火装置の他の一例を示す縦断面図である(実
施例2)
【図3】耐火装置のさらに他の一例を示す平断面図であ
る。(実施例3)
【図4】本発明のさらに他の一例を示す平断面図(a)
と縦断面図(b、c)である。(実施例4)
【図5】本発明のさらに他の一例を示す平断面図(a)
と縦断面図(b、c)である。(実施例5)
【図6】本発明のさらに他の一例を示す平断面図(a)
と縦断面図(b、c)である。(実施例6)
【図7】本発明のさらに他の一例を示す縦断面図であ
る。(実施例7)
【図8】本発明のさらに他の一例を示す縦断面図であ
る。(実施例8)
【図9】本発明のさらに他の一例を示す平断面図であ
る。(実施例9)
【図10】本発明のさらに他の一例を示す平断面図
(a)と縦断面図(b)である。(実施例10)
【図11】本発明のさらに他の一例を示す縦断面図であ
る。(実施例11)
【図12】本発明のさらに他の一例を示す平断面図
(a)と縦断面図(b)である。(実施例12)
【図13】本発明のさらに他の一例を示す平断面図
(a)と縦断面図(b)である。(実施例13)
【図14】本発明のさらに他の一例を示す平断面図
(a)と縦断面図(b)である。(実施例14)
【符号の説明】
1 免震支承 2 上部構造体 3 下部構造体 11 直線移動案内手段 12 バネ 13,15 ヒンジ 14 第2の直線移動案内手段 16a ケーブル 18 弾性部材 31 分割耐火被覆部 32 第2の分割耐火被覆部 33 中間部耐火被覆材 51 耐火被覆材 52 伸縮自在ロッド材 53 突起

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部構造体と上部構造体との間に介在
    し、かつ、前記上部構造体を水平方向に移動自在に支持
    する免震支承の外周を覆う分割耐火被覆部を有する耐火
    装置であって、各分割耐火被覆部は、周方向に少なくと
    も3分割されてなり、上部構造体又は下部構造体のいず
    れか一方の構造体に設けられた直線移動案内手段を介し
    て外周方向に直線移動自在に介装され、各分割耐火被覆
    部を元の位置に復帰させる原点復帰手段を有することを
    特徴とする耐火装置。
  2. 【請求項2】 直線移動案内手段には、直線移動方向に
    概ね直角な第1の水平軸線に関して回動自在な水平ヒン
    ジが設けられ、分割耐火被覆部と直線移動案内手段は、
    水平ヒンジを介して回動自在に連結されていることを特
    徴とする請求項1に記載の耐火装置。
  3. 【請求項3】 直線移動案内手段には、直線移動方向に
    概ね直角な鉛直軸線に関して回動自在な鉛直ヒンジが設
    けられ、分割耐火被覆部と直線移動案内手段は、鉛直ヒ
    ンジを介して回動自在に連結されていることを特徴とす
    る請求項1〜2に記載の耐火装置。
  4. 【請求項4】 前記直線移動案内手段には、直線移動方
    向に対し概ね直角な水平方向を、直線移動自在に移動す
    る第2の直線移動案内手段が介装され、鉛直面をなして
    直線移動方向に概ね平行な第2の分割耐火被覆部が、第
    2の直線移動案内手段に介装され、第2の分割耐火被覆
    部を元の位置に復帰させる原点復帰手段を有しているこ
    とを特徴とする請求項1〜3に記載の耐火装置。
  5. 【請求項5】 直線移動案内手段には、直線移動方向に
    平行な平行軸線に関して回動自在な平行ヒンジが設けら
    れ、鉛直面をなして直線移動方向に概ね平行な第2の分
    割耐火被覆部と直線移動案内手段は、平行ヒンジを介し
    て回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1
    〜4に記載の耐火装置。
  6. 【請求項6】 直線移動案内手段には、直線移動方向に
    概ね直角な鉛直軸線に関して回動自在な鉛直ヒンジが設
    けられ、鉛直面をなして直線移動方向に概ね平行な第2
    の分割耐火被覆部と直線移動案内手段は、鉛直ヒンジを
    介して回動自在に連結されていることを特徴とする請求
    項1〜5に記載の耐火装置。
  7. 【請求項7】 下部構造体と上部構造体との間に介在
    し、かつ、前記上部構造体を水平方向に移動自在に支持
    する免震支承の外周を覆う複数の分割耐火被覆部を有す
    る耐火装置であって、各分割耐火被覆部は、周方向に少
    なくとも3分割されてなり、連結手段を介して上部構造
    体又は下部構造体のいずれか又は双方に連結されてお
    り、連結手段には原点復帰手段が設けられていることを
    特徴とする耐火装置。
  8. 【請求項8】 前記原点復帰手段は、弾性部材から成る
    ことを特徴とする請求項1〜7に記載の耐火装置。
  9. 【請求項9】 前記連結手段は、伸縮自在なロッド材か
    ら成り、端部が下部構造体と上部構造体とのいずれか又
    は双方にピン接合されていることを特徴とする請求項7
    〜8に記載の耐火装置。
  10. 【請求項10】 一方の直線移動案内手段又は連結手段
    は下部構造体に介装されると共に、他方の直線移動案内
    手段又は連結手段は上部構造体に介装されていることを
    特徴とする請求項1〜9に記載の耐火装置。
  11. 【請求項11】 一方の直線移動案内手段又は連結手段
    又はこれらに介装された分割耐火被覆部から成る下部耐
    火被覆体と、他方の直線移動案内手段又は連結手段又は
    これらに介装された分割耐火被覆部から成る上部耐火被
    覆体との間に介在されて、免震装置周囲の中間部を取り
    囲むための少なくとも一つの中間部耐火被覆材とを具備
    しており、中間部耐火被覆材は連結手段によって下部耐
    火被覆体と上部耐火被覆体とのいずれか又は双方に連結
    されていることを特徴とする請求項1〜10に記載の耐
    火装置。
  12. 【請求項12】 分割耐火被覆部および中間部耐火被覆
    材は、鉛直又は水平方向に分割されるか、又は鉛直と水
    平に分割され、連結手段により連結されていることを特
    徴とする請求項1〜11に記載の耐火装置。
  13. 【請求項13】 分割耐火被覆部又は中間部耐火被覆材
    には、免震支承に変形が残留して隙間が生じた際に、こ
    の隙間を覆う可撓性の耐火被覆材を有することを特徴と
    する請求項1〜12に記載の耐火装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005106148A1 (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Tf Sekkei Co., Ltd. 免震構造物の壁構造
CN104314193A (zh) * 2014-11-03 2015-01-28 广州大学 一种隔震橡胶支座新型防火及抗风组合装置

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