JP7405390B2 - 監視カメラ - Google Patents

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Description

本開示は、監視カメラに関する。
特許文献1では、衝撃吸収機構を備えた撮像装置が提案されている。この撮像装置は、ドームカバーから力が作用したときに、退避動作可能となっている。
特開2011-55478号公報
衝撃吸収機構を備える撮像装置は、衝撃に対して退避動作するため映像がブレる。映像のブレは、例えば、映像信号を受信する情報処理装置において補正可能であるが、撮像装置の退避動作の動きによっては補正が困難な場合がある。
本開示の非限定的な実施例は、映像ブレの補正処理が容易となるように、衝撃に対する退避動作を行う監視カメラの提供に資する。
本開示の一態様に係る監視カメラは、ベースと、前記ベースと平行な第1方向に移動可能に前記ベースに連結される第1支持部材と、前記ベースと平行であって、前記第1方向と異なる第2方向に移動可能に前記ベースに連結される第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とに支持されるカメラ部と、を有し、前記第1支持部材は、第1対向部位と、前記第1対向部位に対向する第2対向部位と、前記第1対向部位と前記第2対向部位とを連結する第1連結部位と、を備えたU字状の部材であり、前記第2支持部材は、第3対向部位と、前記第3対向部位に対向する第4対向部位と、前記第3対向部位と前記第4対向部位とを連結する第2連結部位と、を備えたU字状の部材であり、前記第1支持部材は、前記第1連結部位が前記ベースに対して平行となるように配置され、前記第1連結部位の伸びる方向に可動するよう前記ベースに連結され、前記第2支持部材は、前記第2連結部位が前記ベースに対して平行となるように配置され、かつ、前記第3対向部位の端部と前記第4対向部位の端部とを結ぶ線分が、前記第1支持部材の前記第1対向部位の端部と前記第2対向部位の端部とを結ぶ線分と交差するように配置され、前記第2連結部位の伸びる方向に可動するよう前記ベースに連結され、前記カメラ部は、前記第1支持部材の前記第1対向部位および前記第2対向部位と、前記第2支持部材の前記第3対向部位と前記第4対向部位とに支持される。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一実施例によれば、映像ブレの補正処理が容易となるように、衝撃に対する退避動作を行うことができる。
本開示の一実施例における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
監視カメラの外観の一例を示した斜視図 図1の監視カメラの筐体側部と保護部材とを取り外したときの外観の一例を示した側面図 図2のカメラ部を取り外したときの外観の一例を示した斜視図 図3の載置台の外観の一例を示した斜視図 連結部材の外観の一例を示した斜視図 支持部材の外観の一例を示した平面図 支持部材の連結部材に対する動きを説明する図 支持部材の連結部材に対する動きを説明する図 支持部材のベースに対する配置例を説明する図 図2のカメラ部を取り外したときの外観の一例を示した斜視図 他の衝撃吸収機構を備えたカメラ部の退避動作例を説明する図 本開示のカメラ部の衝撃吸収例を説明する図 水平方向の衝撃退避動作例を説明する図 水平方向の衝撃退避動作例を説明する図 水平方向の衝撃退避動作例を説明する図 水平方向の衝撃退避動作例を説明する図 重心移動における退避動作例を説明する図 垂直方向の衝撃退避動作例を説明する図 垂直方向の衝撃退避動作例を説明する図 ショックアブソーバーを備えた監視カメラの一部を示した斜視図
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、監視カメラの外観の一例を示した斜視図である。図1に示す監視カメラは、例えば、交差点に設置されている信号機の柱や電信柱、またはビルなどの建物の内外に設置される。監視カメラは、例えば、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置と接続され、撮影した映像の映像信号を情報処理装置に送信する。以下では、監視カメラに対し、図1に示す3軸の座標軸を設定する。
図1に示すように、監視カメラは、筐体1と、カバー2、保護部材3と、とを有している。筐体1は、底部に固定面A1を有している。監視カメラは、固定面A1を介して、例えば、信号機の柱や電信柱、またはビルなどの構造物に固定される。監視カメラは、例えば、カバー2の天頂が鉛直下方を向くように構造物に固定されてもよいし、水平方向を向くように構造物に固定されてもよい。x軸およびy軸は、固定面A1の面内方向を示している。
カバー2は、ドーム型のカバーであり、半球形状を有している。カバー2は、例えば、ガラスまたはプラスチック等の透明な材料により形成されている。z軸方向は、カバー2の天頂方向を示している。
カバー2は、少なくとも1以上のカメラ(図示せず)を覆うように、筐体1に固定される。
図2は、図1の監視カメラの筐体側部と保護部材3とを取り外したときの外観の一例を示した側面図である。図3は、図2のカメラ部5を取り外したときの外観の一例を示した斜視図である。図4は、図3の載置台13の外観の一例を示した斜視図である。図1~図4において同じものには同じ符号が付してある。
図2~図4に示すように、監視カメラは、ベース4と、カメラ部5と、連結部材11a~11dと、支持部材12a,12bと、載置台13と、緩衝部材14a~14dと、を有している。なお、図2では、連結部材11b、支持部材12b、および緩衝部材14bの図示を省略している。
図2に示すカメラ部5は、カバー2と、カバー2によって覆われた少なくとも1以上のカメラ(図示せず)と、を有している。カメラ部5は、載置台13の上に配置され、固定される。
載置台13は、U字状の支持部材12aのアーム(図6の対向部位31a,31bを参照)に連結される。また、載置台13は、U字状の支持部材12bのアームに連結される。載置台13は、図2に示すように、ベース4から浮くよう支持部材12a,12bのアームに連結される。すなわち、載置台13は、ベース4から離れて、支持部材12a,12bのアームに連結される。
後述するが、載置台13に固定されたカメラ部5は、衝撃に応じて、退避動作を行う。カメラ部5の退避動作によって、カメラ部5が筐体1に対して可動するよう、カメラ部5と筐体1との間には、同心円状の隙間が形成される。カメラ部5と筐体1との間の隙間には、ほこりまたは水等が監視カメラ装置内に入り込まないよう、ゴム等によって形成された蛇腹状の保護部材3(図1を参照)が設けられる。
監視カメラは、平状のベース4を有している。ベース4のカメラ部5とは反対側の面は、固定面A1である。以下では、ベース4の固定面A1と反対側の面を、実装面または上面と呼ぶことがある。
ベース4の実装面には、連結部材11a~11dが固定される。連結部材11a~11dは、例えば、連結部材11a~11dの重心を結ぶと、四角形を形成するように、ベース4の実装面に固定される(例えば、図13Aを参照。図13Aでは、4つの連結部材11a~11dは正方形を形成している)。連結部材11aおよび連結部材11cは、対向するようにベース4の実装面に固定される。連結部材11bおよび連結部材11dは、対向するようにベース4の実装面に固定される。
4つの連結部材11a~11dのうち、2つの連結部材11a,11bには、U字状の支持部材12a,12bが連結される。例えば、連結部材11aには、支持部材12aが連結され、連結部材11bには、支持部材12bが連結される。後述するが、連結部材11a,11bは、支持部材12a,12bがベース4に対して可動するように、支持部材12a,12bをベース4に連結する。
図5は、連結部材11aの外観の一例を示した斜視図である。図5に示すように、連結部材11aは、穴21a,21bを有している。穴21a,21bには、支持部材12aのアームを結ぶ連結部位(図6に示す連結部位32を参照)が通される。
穴21a,21bは、連結部材11aがベース4に固定されたとき、ベース4の実装面から、同じ高さに位置するよう、連結部材11aに形成される。これにより、穴21a,21bに通された支持部材12aの連結部位(図6に示す連結部位32)は、ベース4の実装面と平行となり、かつ、ベース4の実装面から離れるようにベース4に連結される(例えば、図2の支持部材12aを参照)。
連結部材11aは、図5の矢印A2の方向に法線を持つ平状の面22aを有している。面22aは、穴21aが形成された部位と、穴21bが形成された部位とを架け渡す部位に形成されている。
連結部材11aは、面22aがベース4の中心を向くように配置される。面22aには、図2および図3に示した緩衝部材14aが固定される。
連結部材11b~11dの各々も、連結部材11aと同様に2つの穴と、平状の面とを有している。連結部材11bは、連結部材11bの平状の面がベース4の中心を向くようにベース4の実装面に固定される。連結部材11bの平状の面には、図3に示した緩衝部材14bが固定される。連結部材11cは、連結部材11cの平状の面がベース4の中心を向くようにベース4の実装面に固定される。連結部材11cの平状の面には、図3に示した緩衝部材14cが固定される。連結部材11dは、連結部材11dの平状の面がベース4の中心を向くようにベース4の実装面に固定される。連結部材11dの平状の面には、図3に示した緩衝部材14dが固定される。
図6は、支持部材12aの外観の一例を示した平面図である。図6に示すように、支持部材12aは、U字状(略U字状)を有している。支持部材12aは、対向部位31a,31bと、連結部位32と、を有している。
対向部位31aは、対向部位31bと平行に対向するよう形成される。連結部位32は、対向部位31aと対向部位31bとを結ぶ部位である。対向部位31aおよび対向部位31bは、連結部位32に対して直角となるように形成される。対向部位31aと対向部位31bとの長さは同じであってもよいし、異なっていてもよい。対向部位31aおよび対向部位31bは、アームと称されてもよい。
対向部位31aは、端部33aを有している。対向部位31bは、端部33bを有している。
連結部位32は、図5に示した連結部材11aの2つの穴21a,21bに通される。これにより、支持部材12aは、図3に示したように、連結部材11aを介して、ベース4の実装面に連結される。また、支持部材12aは、図3に示したように、連結部位32がベース4に対して平行となるように、ベース4の実装面に連結される。
支持部材12aは、例えば、一体成形されてもよい。また、支持部材12aは、対向部位31a、対向部位31b、および連結部位32の各々が別々に成形され、組み立てられてもよい。この場合、対向部位31aは、連結部位32に対して可動しないように、連結部材32に固定される。対向部位31bは、連結部位32に対して可動しないように、連結部材32に固定される。
支持部材12bも、支持部材12aと同様に、2つの対向部位と、2つの対向部位を結ぶ連結部位と、を有する。2つの対向部位は各々、端部を有する。
支持部材12bの連結部位は、連結部材11bの2つの穴に通される。これにより、支持部材12bは、図3に示したように、連結部材11bを介して、ベース4の実装面に連結される。また、支持部材12bは、図3に示したように、連結部位がベース4に対して平行となるように、ベース4の実装面に連結される。
図7は、支持部材12aの連結部材11aに対する動きを説明する図である。図7では、支持部材12aの外観を、簡略化して図示している。図7において、図6と同じものには同じ符号が付してある。
支持部材12aの連結部位32は、連結部材11aの穴21a,21bに可動可能に通される。従って、支持部材12aは、連結部材11aに対し、連結部位32が伸びる方向に可動する。すなわち、支持部材12aは、連結部材11aを介して、連結部位32が伸びる方向に可動するよう、ベース4に連結される。
例えば、支持部材12aは、図3に示した連結部材11aを介して、±y軸方向に可動するよう、ベース4に連結される。より具体的には、支持部材12aは、図7の点線および一点鎖線に示すように、±y軸方向に可動するよう、ベース4に連結される。
支持部材12bも支持部材12aと同様に、連結部材11bの2つの穴に可動可能に通される。支持部材12bは、図3に示した連結部材11bを介して、±x軸方向に可動するよう、ベース4に連結される。
図8は、支持部材12aの連結部材11aに対する動きを説明する図である。図8では、支持部材12aの外観を、簡略化して図示している。図8において、図6と同じものには同じ符号が付してある。
支持部材12aの連結部位32は、連結部材11aの穴21a,21bに可動可能に通される。従って、支持部材12aは、連結部材11aに対し、連結部位32を回転軸として回転する。すなわち、支持部材12bは、連結部材11aを介して、ベース4に対し、連結部位32を回転軸として回転可能に連結される。
例えば、支持部材12aは、図3に示した連結部材11aを介して、y軸方向に伸びる連結部位32を回転軸として、ベース4に対し回転可能に連結される。より具体的には、支持部材12aは、図8の点線および一点鎖線に示すように、y軸方向に伸びる連結部位32を回転軸として回転するよう、ベース4に連結される。
支持部材12bも支持部材12aと同様に、連結部材11bの2つの穴に可動可能に通される。支持部材12bは、図3に示した連結部材11bを介して、x軸方向に伸びる連結部位を回転軸として回転するよう、ベース4に連結される。
図9は、支持部材12a,12bのベース4に対する配置例を説明する図である。図9には、ベース4と、支持部材12a,12bと、が示してある。図9では、ベース4および支持部材12a,12bの外観を、簡略化して図示している。
図9に示すように、支持部材12bは、対向部位41a,41bと、連結部位42と、端部43a,43bと、を有している。対向部位41a,41b、連結部位42、および端部43a,43bは、図6で説明した支持部材12aの対向部位31a,31b、連結部位32、および端部33a,33bと同様であり、その説明を省略する。
なお、対向部位41a,41bの長さは、同じであってもよし、異なっていてもよい。図9の例では、対向部位41a,41bの長さは、異なっている。また、支持部材12aと支持部材12bとは、同じ形状(寸法)であってもよい。
支持部材12aおよび支持部材12bは、支持部材12aの連結部位32と、支持部材12bの連結部位42とが直角となるように、ベース4の実装面に配置される。言い換えれば、支持部材12bは、支持部材12aを90度回転させた向きに配置される。
また、支持部材12bは、両端(端部43a,43b)を結ぶ線分が、支持部材12aの両端(端部33a,33b)を結ぶ線分と交差するように、ベース4の実装面に配置される。
例えば、図9に示す点線A3は、支持部材12aの両端(端部33a,33b)を結ぶ線分を示している。点線A4は、支持部材12bの両端(端部43a,43b)を結ぶ線分を示している。支持部材12bは、平面視において(+z軸方向から見て)、点線A4で示される支持部材12bの両端の線分が、点線A3で示される支持部材12aの両端の線分と交差するように、ベース4の実装面に配置される。
また、支持部材12aおよび支持部材12bは、支持部材12aの連結部位32と、支持部材12bの対向部位41aとが近接し、支持部材12aの対向部位31bと、支持部材12bの連結部位42とが近接するように、ベース4の実装面に配置される。
なお、図3では、支持部材12aは、連結部材11aに連結され、支持部材12bは、連結部材11bに連結されているがこれに限られない。支持部材12a,12bは、上記で説明した配置関係となるようにベース4に連結されればよい。例えば、支持部材12aは、連結部材11cに連結され、支持部材12bは、連結部材11dに連結されてもよい。
カメラ部5が載置される載置台13は、図3に示すように、連結部材11aに可動可能に連結された支持部材12aのアームと、連結部材11bに可動可能に連結された支持部材12bのアームとに連結される。すなわち、カメラ部5は、載置台13を介して、ベース4に対して可動可能に連結された支持部材12a,12b(図7および図8を参照)に支持される。
図4の載置台13について説明する。載置台13は、底部51と、連結部52a~52dと、穴53a~53dと、穴54a~54dと、を有している。
底部51は、平状の面を有している。カメラ部5は、底部51の平状の面上に載置される。
連結部52a~52dは、底部51の端の4か所から、上方(+z軸方向)に向かって伸びている。すなわち、連結部52a~52dは、底部51の端の4か所から、カバー2の天頂部に向かって伸びている。連結部52a~52dは、底部51の端を上方に向かって折り曲げて形成されてもよい。
連結部52aは、連結部52cと対向している。連結部52bは、連結部52dと対向している。連結部52a~52dは、例えば、連結部52a~52dの重心を結ぶと、四角形を形成するように配置されている(例えば、図13Aを参照。図13Aでは、4つの連結部52a~52dは正方形を形成している)。
連結部52aには、穴53a,54aが形成されている。連結部52bには、穴53b,54bが形成されている。連結部52cには、穴53c,54cが形成されている。連結部52dには、穴53d,54dが形成されている。
穴53b,53dには、支持部材12aのアームが貫通される。支持部材12aのアームは、穴53b,53dに貫通されるだけで固定されない。穴53b,53dの径は、支持部材12aのアームが、支持部材12aのアームの伸びる方向(x軸方向)に可動する大きさを有する。
穴53a,53cには、支持部材12bのアームが貫通される。支持部材12bのアームは、穴53a,53cに貫通されるだけで固定されない。穴53b,53dの径は、支持部材12bのアームが、支持部材12bのアームの伸びる方向(y軸方向)に可動する大きさを有する。
支持部材12a,12bは、アームが載置台13に連結された状態において、図7および図8で説明した動きをとる。従って、支持部材12a,12bのアームに連結された載置台13は、ベース4に対してx,y,z軸方向に可動する。
穴53a,53cは、底部51に対して、穴53b,53dより高い位置に形成されている。底部51に対して、支持部材12aより高い位置に配置される支持部材12bのアームは(例えば、図3を参照)、穴53b,53dより高い位置に形成された穴53a,53cに貫通される。これにより、載置台13は、底部51がベース4の実装面と平行になるよう配置される。
穴54a~54dには、ねじ等の固定部材が貫通される。緩衝部材14a~14dは、穴54a~54dに貫通されたねじ等の固定部材によって、連結部52a~52dに固定される。緩衝部材14a~14dは、連結部52a~52dの裏側、すなわち、連結部52a~52dのカメラ部5と対向する面とは反対側の面に固定される。
緩衝部材14a~14dは、カメラ部5に加わる衝撃を吸収する。緩衝部材14a~14dは、例えば、ワイヤによって構成されてもよい。ワイヤは、例えば、複数の輪を形成するように構成される。ワイヤによる緩衝部材14a~14dは、ワイヤの複数の輪が変形することにより、カメラ部5に加わる衝撃を吸収する。
図10は、図2のカメラ部5を取り外したときの外観の一例を示した斜視図である。図10において、図3と同じものには同じ符号が付してある。緩衝部材14aの一部は、載置台13の連結部52aの裏側に固定される。緩衝部材14aの他部は、ベース4に固定された連結部材11aの面22aに固定される。従って、支持部材12bの対向部位41aは、載置台13の連結部52a、緩衝部材14a、および連結部材11aを介して、ベース4に連結される。
緩衝部材14bの一部は、載置台13の連結部52bの裏側に固定される。緩衝部材14bの他部は、ベース4に固定された連結部材11bの面22bに固定される。従って、支持部材12aの対向部位31bは、載置台13の連結部52b、緩衝部材14b、および連結部材11bを介して、ベース4に連結される。
緩衝部材14cの一部は、載置台13の連結部52cの裏側に固定される。緩衝部材14cの他部は、ベース4に固定された連結部材11cの面22cに固定される。従って、支持部材12bの対向部位41bは、載置台13の連結部52c、緩衝部材14c、および連結部材11cを介して、ベース4に連結される。
緩衝部材14dの一部は、載置台13の連結部52dの裏側に固定される。緩衝部材14dの他部は、ベース4に固定された連結部材11dの面22dに固定される。従って、支持部材12aの対向部位31aは、載置台13の連結部52d、緩衝部材14d、および連結部材11dを介して、ベース4に連結される。
連結部材11a~11dは、ベース4に固定されている。緩衝部材14a~14dは、ベース4に固定された連結部材11a~11dの上部(面22a~22d)に固定されている。載置台13の連結部52a~52dは、連結部材11a~11dの上部に固定された緩衝部材14a~14dの上部に固定されている。従って、載置台13は、ベース4に対し、緩衝部材14a~14dを介して、支持されている。また、載置台13は、緩衝部材14a~14dを介して、ベース4に対し浮いた状態で支持されている。
緩衝部材14a~14dの弾性力は、載置台13に搭載されたカメラ部5が衝撃を受けていないときに、支持部材12a,12bのアームが、ベース4の実装面と平行となる大きさであってもよい。
カメラ部5の衝撃に対する動作原理について説明する。
図11は、他の衝撃吸収機構を備えたカメラ部5の退避動作例を説明する図である。カメラ部5の底部には、ばね61a,61bが配置されている。カメラ部5は、ばね61a,61bを介して、ベース4に連結されている。
図11の矢印A11に示すように、カメラ部5の上部に、水平方向(+y軸方向)の衝撃が加わる。図11の衝撃吸収機構では、カメラ部5の衝撃退避動作に、回転動作が含まれる。例えば、図11の衝撃吸収機構では、カメラ部5は、点A12を通るx軸に平行な回転軸を中心として、時計回りに回転する。
カメラ部5の映像信号は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に送信される。カメラ部5に対する衝撃による映像のブレは、情報処理装置の映像処理によって補正可能である。しかし、回転による映像のブレは、情報処理装置の処理負荷等が大きくなる。また、回転が大きくなると、映像ブレの補正が困難になる場合がある。
一方、本開示の監視カメラのカメラ部5は、例えば、水平方向の衝撃を受けると、水平方向に退避動作をし、衝撃を吸収する。または、本開示の監視カメラのカメラ部5は、水平を保ちながら重心を低くして水平方向に退避動作をし、衝撃を吸収する。
図12は、本開示のカメラ部5の衝撃吸収例を説明する図である。図12の矢印A11に示すように、カメラ部5の上部に、水平方向(+y軸方向)の衝撃が加わる。本開示の衝撃吸収機構では、カメラ部5は、カメラ部5a,5b示すように、水平を保ちながら、-z軸方向に移動し(重心を低くし)、+y軸方向に移動して、衝撃を吸収する。
すなわち、本開示の衝撃吸収機構では、カメラ部5が受けた水平方向の衝撃を、水平方向と垂直方向とに分散し、回転動作を抑制する。これにより、情報処理装置は、映像ブレの処理負荷を低減できる。また、情報処理装置は、映像ブレの補正処理が容易となる。
カメラ部5の退避動作例ついて説明する。水平方向における退避動作例、重心移動における退避動作例、垂直方向における退避動作例の順に説明する。
図13Aおよび図13Bは、水平方向の衝撃退避動作例を説明する図である。図13Aおよび図13Bにおいて、図3および図9と同じものには同じ符号が付してある。
図13Aには、カメラ部5(図示せず)に衝撃が加わっていないときの載置台13および支持部材12a,12bの位置が示してある。図13Aに示す2つの一点鎖線A31,A32の交点は、載置台13の中心を示している。
図13Bには、カメラ部5の上部に、+y軸方向の衝撃(図12の矢印A11方向の衝撃)が加わったときの載置台13および支持部材12a,12bの位置が示してある。図13Bに示す2つの一点鎖線A33,A34の交点は、載置台13の中心を示している。図13Bには、図13Aに示した一点鎖線A32も示してある。
カメラ部5に+y軸方向の衝撃が加わった場合、衝撃は、カメラ部5を介して、カメラ部5が固定された載置台13に伝わる。載置台13は、カメラ部5に加わった衝撃に応じて、+y軸方向に移動する。
載置台13が+y軸方向に移動すると、支持部材12aは+y軸方向に移動する。支持部材12aが+y軸方向に移動すると、緩衝部材14b,14dは変形する。これにより、カメラ部5に加わった+y軸方向の衝撃は、緩衝部材14b,14dによって吸収される。なお、変形した緩衝部材14b,14dは、元の状態(形状)に戻ろうとする。
支持部材12bのアームは、載置台13の連結部52aに設けられた穴53a(図4を参照)と、載置台13の連結部52cに設けられた穴53c(図4を参照)と、を貫通しているだけで固定されていない。従って、載置台13は、支持部材12bのアームに対してスライドし、支持部材12bは、+y軸方向に動かない。
図14Aおよび図14Bは、水平方向の衝撃退避動作例を説明する図である。図14Aおよび図14Bにおいて、図13Aおよび図13Bと同じものには同じ符号が付してある。
図14Aには、カメラ部5(図示せず)に衝撃が加わっていないときの載置台13および支持部材12a,12bの位置が示してある。
図14Bには、カメラ部5の上部に、-y軸方向の衝撃が加わったときの載置台13および支持部材12a,12bの位置が示してある。図14Bに示す2つの一点鎖線A35,A36の交点は、載置台13の中心を示している。
カメラ部5に-y軸方向の衝撃が加わった場合、衝撃は、カメラ部5を介して、カメラ部5が固定された載置台13に伝わる。載置台13は、カメラ部5に加わった衝撃に応じて、-y軸方向に移動する。
載置台13が-y軸方向に移動すると、支持部材12aは-y軸方向に移動する。支持部材12aが-y軸方向に移動すると、緩衝部材14b,14dは変形する。これにより、カメラ部5に加わった-y軸方向の衝撃は、緩衝部材14b,14dによって吸収される。なお、変形した緩衝部材14b,14dは、元の状態に戻ろうとする。
支持部材12bのアームは、載置台13の連結部52aに設けられた穴53a(図4を参照)と、載置台13の連結部52cに設けられた穴53c(図4を参照)と、を貫通しているだけで固定されていない。従って、載置台13は、支持部材12bのアームに対してスライドし、支持部材12bは、-y軸方向に動かない。
図13A、図13B、図14A、および図14Bでは、±y軸方向の衝撃について説明したが、監視カメラは、±x軸方向の衝撃も同様に吸収する。カメラ部5が±x軸方向の衝撃を受けた場合、支持部材12bおよび載置台13が±x軸方向に移動する。そして、緩衝部材14a,14cが、±x軸方向の衝撃を吸収する。
なお、監視カメラは、2つの支持部材12a,12bが衝撃に応じて移動することにより、x軸方向とy軸方向とを組み合わせた様々な方向の衝撃も吸収できる。
重心移動における退避動作例について説明する。
図15は、重心移動における退避動作例を説明する図である。図15には、支持部材12aが示してある。図15では、支持部材12aの外観を、簡略化して図示している。図15において、図6と同じものには同じ符号が付してある。
カメラ部5の上部に、+y軸方向の衝撃(図12の矢印A11方向の衝撃)が加わったとき、支持部材12aの対向部位31bには、載置台13の連結部52bを介して、-z軸方向の力が加わる。対向部位31bは、-z軸方向の力により、連結部位32を回転軸として、図15の矢印A41aに示す方向に回転する。
対向部位31bに加わった力は、連結部位32を介して、対向部位31aに伝わる。従って、対向部材31aは、対向部位31bと同様に、連結部位32を回転軸として、図15の矢印A41bに示す方向に回転する。
すなわち、支持部材12aは、図15の一点鎖線に示すように、連結部位32を回転軸として回転する。つまり、支持部材12aは、+y軸方向に衝撃を受けたカメラ部5が、x軸方向回りに回転するのを抑制する。従って、カメラ部5は、水平を維持した状態で、-z軸方向に移動する。
なお、支持部材12aは、-y軸方向の衝撃が加わったときも、連結部位32を回転軸として、端部33a,33bがベース4に向かう方向(-z軸方向)に回転する。
また、カメラ部5が±x軸方向の衝撃を受けた場合、支持部材12bは、連結部位42を回転軸として、端部43a,43bがベース4に向かう方向に回転する。
また、監視カメラは、2つの支持部材12a,12bが衝撃に応じて可動することにより、x軸方向とy軸方向とを組み合わせた様々な方向の衝撃も、重心移動によって吸収できる。
また、監視カメラは、衝撃が加わる方向によっては、水平方向における退避動作と、重心移動における退避動作との両方の動作をする場合もあれば、いずれか一方の動作をする場合もある。
また、支持部材12a,12bは、トーションバーであってもよい。
垂直方向の衝撃に対する退避動作例について説明する。
図16Aおよび図16Bは、垂直方向の衝撃退避動作例を説明する図である。図16Aおよび図16Bにおいて、図2と同じものには同じ符号が付してある。図16Aおよび図16Bでは、カメラ部5、連結部材11b、支持部材12b、および緩衝部材14bの図示を省略している。
カメラ部5に-z軸方向の衝撃が加わった場合、衝撃は、カメラ部5を介して、カメラ部5が固定された載置台13に伝わる。載置台13は、図16Aに示すように、カメラ部5に加わった衝撃に応じて、-z軸方向に移動する。
載置台13が-z軸方向に移動すると、支持部材12aは、連結部位32を回転軸として、端部33a,33bがベース4に向かう方向に回転する。また、載置台13が-z軸方向に移動すると、支持部材12bは、連結部位42を回転軸として、端部43a,43bがベース4に向かう方向に回転する。
支持部材12a,12bが上記のように回転すると、緩衝部材14a~14dは変形する。これにより、カメラ部5に加わった-z軸方向の衝撃は、緩衝部材14a~14dによって吸収される。なお、変形した緩衝部材14a~14dは、元の状態に戻ろうとする。
カメラ部5に+z軸方向の衝撃が加わった場合、衝撃は、カメラ部5を介して、カメラ部5が固定された載置台13に伝わる。載置台13は、図16Bに示すように、カメラ部5に加わった衝撃に応じて、+z軸方向に移動する。
載置台13が+z軸方向に移動すると、支持部材12aは、連結部位32を回転軸として、端部33a,33bがベース4から離れる方向に回転する。また、載置台13が+z軸方向に移動すると、支持部材12bは、連結部位42を回転軸として、端部43a,43bがベース4から離れる方向に回転する。
支持部材12a,12bが上記のように回転すると、緩衝部材14a~14dは変形する。これにより、カメラ部5に加わった+z軸方向の衝撃は、緩衝部材14a~14dによって吸収される。なお、変形した緩衝部材14a~14dは、元の状態に戻ろうとする。
上記では、水平方向の衝撃と垂直方向の衝撃とを別々に説明したが、監視カメラは、水平方向と垂直方向とを組み合わせた様々な方向の衝撃も吸収できる。すなわち、監視カメラは、x軸方向、y軸方向、およびz軸方向を組み合わせた様々な方向の衝撃を吸収できる。
以上説明したように、監視カメラは、ベース4と、ベース4と平行な第1方向に移動可能にベース4に連結される支持部材12aと、ベース4と平行であって、第1方向と異なる第2方向に移動可能に4ベースに連結される支持部材12bと、支持部材12aと支持部材12bに支持されるカメラ部5と、を備える。
これにより、監視カメラのカメラ部5は、衝撃を受けた場合、回転動作を抑制しながら退避動作する。すなわち、カメラ部5は、水平状態を維持しながら、退避動作する。このため、監視カメラの映像信号を受信する情報処理装置は、映像ブレの補正処理が容易となる。
また、支持部材12aは、対向部位31aと、対向部位31aに対向する対向部位31bと、対向部位31aと対向部位31bとを連結する連結部位32と、を備えたU字状の部材である。支持部材12bは、対向部位41aと、対向部位41aに対向する対向部位41bと、対向部位41aと対向部位41bとを連結する連結部位42と、を備えたU字状の部材である。支持部材12aは、連結部位32がベース4に対して平行となるように配置され、連結部位32の伸びる方向に可動するようベース4に連結される。支持部材12bは、連結部位42がベース4に対して平行となるように配置され、かつ、対向部位41aの端部43aと対向部位41bの端部43bとを結ぶ線分が、支持部材12aの対向部位31aの端部33aと対向部位31bの端部33bとを結ぶ線分と交差するように配置され、連結部位42の伸びる方向に可動するようベース4に連結される。カメラ部5は、支持部材12aの対向部位31aおよび対向部位31bと、支持部材12bの対向部位41aと対向部位41bとに支持される。
これにより、監視カメラのカメラ部5は、衝撃を受けた場合、回転動作を抑制しながら退避動作する。すなわち、カメラ部5は、水平状態を維持しながら、退避動作する。このため、監視カメラの映像信号を受信する情報処理装置は、映像ブレの補正処理が容易となる。
また、支持部材12aは、連結部位32を回転軸として回転可能にベース4に連結される。支持部材12bは、連結部位42を回転軸として回転可能にベース4に連結される。
これにより、監視カメラのカメラ部5は、衝撃を受けた場合、回転動作を抑制しながら退避動作する。すなわち、カメラ部5は、水平状態を維持しながら、退避動作する。また、カメラ部5は、垂直方向の衝撃を受けた場合、垂直方向に退避動作する。このため、監視カメラの映像信号を受信する情報処理装置は、映像ブレの補正処理が容易となる。
対向部位12a、対向部位12b、対向部位41a、および対向部位41bは、緩衝部材14a~14dを介してベース4に連結される。
これにより、監視カメラのカメラ部5は、衝撃を受けた場合、回転動作を抑制しながら退避動作をし、衝撃を吸収する。すなわち、カメラ部5は、水平状態を維持しながら、退避動作をし、衝撃を吸収する。このため、監視カメラの映像信号を受信する情報処理装置は、映像ブレの補正処理が容易となる。
また、支持部材12aと支持部材12bとは、連結部位32と連結部位42とが直角となるように配置される。
これにより、監視カメラのカメラ部5は、衝撃を受けた場合、回転動作を抑制しながら退避動作する。すなわち、カメラ部5は、水平状態を維持しながら、退避動作する。このため、監視カメラの映像信号を受信する情報処理装置は、映像ブレの補正処理が容易となる。
(変形例1)
監視カメラは、カメラ部5に連結されるショックアブソーバーを備えてもよい。
図17は、ショックアブソーバー71a~71dを備えた監視カメラの一部を示した斜視図である。図17において、図3と同じものには同じ符号が付してある。図17に示すように、監視カメラは、ショックアブソーバー71a~71dを有している。
ショックアブソーバー71a~71dは、ベース4の実装面に固定される。ショックアブソーバー71aは、ショックアブソーバー71cと対向する位置に配置される。ショックアブソーバー71bは、ショックアブソーバー71dと対向する位置に配置される。
ショックアブソーバー71a~71dのロッドの先端は、カメラ部5に接触する。例えば、ショックアブソーバー71a~71dのロッドの先端は、図12に示すカメラ部5のカバー2より下の下部A51において接触する。
これにより、監視カメラは、衝撃によるカメラ部5の振動を減衰できる。
(変形例2)
緩衝部材14a~14dは、例えば、ゲルであってもよい。また、緩衝部材14a,14bは、ワイヤとゲルとによって構成されてもよい。ワイヤは、例えば、ゲルの周囲を取り囲むように輪を形成してもよい。
(変形例3)
上記では、カメラ部5は、載置台13に固定されるとしたがこれに限られない。カメラ部5は、例えば、カバー2より下の下部に、緩衝部材14a~14dの一部と固定される部位を有していてもよい。また、カメラ部5は、例えば、カバー2より下の下部に、支持部材12a,12bと連結される穴を有していてもよい。この場合、載置台13は不要となる。
上述の実施の形態においては、各構成要素に用いる「・・・部」または「・・・部材」という表記は、「・・・デバイス」、「・・・ユニット」、又は、「・・・モジュール」といった他の表記に置換されてもよい。
以上、図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかである。そのような変更例または修正例についても、本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態における各構成要素は任意に組み合わされてよい。
本開示は、ドーム型の監視カメラとして有用である。
1 筐体
2 カバー
3 保護部材
4 ベース
5,5a,5b カメラ部
11a~11d 連結部材
12a,12b 支持部材
13 載置台
14a~14d 緩衝部材
21a,21b,53a~53d,54a~54d 穴
22a~22d 面
31a,31b,41a,41b 対向部位
32,42 連結部位
33a,33b,43a,43b 端部
51 底部
52a~52d 連結部
61a,61b ばね
71a~71d ショックアブソーバー

Claims (6)

  1. ベースと、
    前記ベースと平行な第1方向に移動可能に前記ベースに連結される第1支持部材と、
    前記ベースと平行であって、前記第1方向と異なる第2方向に移動可能に前記ベースに連結される第2支持部材と、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とに支持されるカメラ部と、を有し、
    前記第1支持部材は、第1対向部位と、前記第1対向部位に対向する第2対向部位と、前記第1対向部位と前記第2対向部位とを連結する第1連結部位と、を備えたU字状の部材であり、
    前記第2支持部材は、第3対向部位と、前記第3対向部位に対向する第4対向部位と、前記第3対向部位と前記第4対向部位とを連結する第2連結部位と、を備えたU字状の部材であり、
    前記第1支持部材は、前記第1連結部位が前記ベースに対して平行となるように配置され、前記第1連結部位の伸びる方向に可動するよう前記ベースに連結され、
    前記第2支持部材は、前記第2連結部位が前記ベースに対して平行となるように配置され、かつ、前記第3対向部位の端部と前記第4対向部位の端部とを結ぶ線分が、前記第1支持部材の前記第1対向部位の端部と前記第2対向部位の端部とを結ぶ線分と交差するように配置され、前記第2連結部位の伸びる方向に可動するよう前記ベースに連結され、
    前記カメラ部は、前記第1支持部材の前記第1対向部位および前記第2対向部位と、前記第2支持部材の前記第3対向部位と前記第4対向部位とに支持され
    監視カメラ。
  2. 前記第1支持部材は、前記第1連結部位を回転軸として回転可能に前記ベースに連結され、
    前記第2支持部材は、前記第2連結部位を回転軸として回転可能に前記ベースに連結される、
    請求項に記載の監視カメラ。
  3. 前記第1対向部位、前記第2対向部位、前記第3対向部位、および前記第4対向部位は、緩衝部材を介して前記ベースに連結される、
    請求項またはに記載の監視カメラ。
  4. 前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、前記第1連結部位と前記第2連結部位とが直角となるように配置される、
    請求項からのいずれか一項に記載の監視カメラ。
  5. 前記カメラ部に連結されるショックアブソーバーを有する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の監視カメラ。
  6. 前記第1支持部材および前記第2支持部材は、トーションバーである、
    請求項1からのいずれか一項に記載の監視カメラ。
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