JP2002020989A - 製紙用織物及びその製造方法 - Google Patents

製紙用織物及びその製造方法

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JP2002020989A JP2000199306A JP2000199306A JP2002020989A JP 2002020989 A JP2002020989 A JP 2002020989A JP 2000199306 A JP2000199306 A JP 2000199306A JP 2000199306 A JP2000199306 A JP 2000199306A JP 2002020989 A JP2002020989 A JP 2002020989A
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warp
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Masanori Yasuno
正徳 安野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度低下を引き起こすことなく紙料支持性を
向上させ、脱水負荷を低減させることができる製紙用織
物及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の製紙用織物1は、製紙面側経糸
21と製紙面側緯糸22とからなる製紙面側織物層2
と、走行面側経糸31と走行面側緯糸32とからなる走
行面側織物層3とを連結して完全組織を構成する製紙用
二層織物である。そして、製紙面側経糸、製紙面側緯
糸、走行面側経糸及び走行面側緯糸の全てが、横断面が
略楕円形状である楕円形状糸である。かかる構成を有す
ることにより、経糸及び緯糸のクリンプの高さを均一に
して平滑性を高めると共に、強度低下を引き起こすこと
なくワイヤーの厚みを減少させることにより、紙料支持
性を向上させ、脱水負荷を低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製紙用織物に関し、
更に詳しくは、経糸及び緯糸のクリンプの高さを均一に
して平滑性を高めると共に、強度低下を引き起こすこと
なくワイヤーの厚みを減少させることにより、紙料支持
性を向上させ、脱水負荷を低減させることができる製紙
用織物及びそのような製紙用織物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より製紙工程においては、ワイヤー
パートで脱水された湿紙を受け取ってプレスパートへ運
び、プレスロールの間を通してさらに水を絞り、同時に
湿紙の表面を平滑にしてドライパートに送るために、製
紙用織物が利用されている。そして今日、抄造される紙
の品質向上及び抄速の高速化による生産効率向上の要請
に応えるために、製紙用織物として、平滑性、紙料支持
性を向上させて表面性に優れた紙を効率的に生産できる
と共に、脱水負荷を低減して紙料の脱水効率を高めるこ
とができる製紙用織物の開発が進められている。
【0003】従来、脱水負荷を低減して紙料の脱水効率
を高め、抄速の高速化による生産効率向上の要請に応え
るために、製紙用織物の厚みを減らしたり、また、平滑
性、紙料支持性を向上させて表面性に優れた紙を効率的
に生産するため、製紙用織物の製紙面側を表面研磨する
ことにより、平滑性を向上させるという手段が採用され
ていた。しかし、単に製紙用織物の厚みを減らしたり、
製紙用織物の製紙面側を表面研磨するだけでは、糸の摩
耗体積が減少することにより、製紙用織物の強度が低下
し、製紙用織物の寿命が短くなるという問題点があっ
た。そして、かかる問題に対応するため、従来、紙側織
布層を構成する経糸として、特定のアスペクト比を有す
る偏平縦糸を用いて平織構造とした抄紙機用複合すき網
が提案されている(特公平3−66437号公報)が、
かかる従来品の性質を更に上回る製紙用織物の開発が求
められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、経糸及び緯糸のクリンプの高
さを均一にして平滑性を高めると共に、強度低下を引き
起こすことなくワイヤーの厚みを減少させることによ
り、紙料支持性を向上させ、脱水負荷を低減させること
ができる製紙用織物及びそのような製紙用織物の製造方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成するべく、製紙用織物の構造、経糸と緯糸の織込みパ
ターンと製紙用織物の性質との関係について鋭意検討し
た結果、楕円形状の糸を用いたり、あるいは、円形状の
糸で織り込んだ後に加圧して、楕円形状の経糸、緯糸で
構成される製紙用織物とすることにより、上記目的を達
成できることを見出して本発明を完成するに至った。
【0006】本第1発明の製紙用織物は、経糸及び緯糸
が織込まれることにより構成される織物層を二層以上有
し、且つ、上記織物層を構成する緯糸が楕円形状糸であ
ることを特徴とする。
【0007】本第1発明の製紙用織物を構成する上記
「楕円形状糸」とは、横断面形状が楕円形状の糸であ
る。この「楕円形状」には、幾何学的意味における完全
な楕円だけでなく、小判形状のように一部に直線部分を
含んだ偏平形状のものも含まれる。また、本第1発明の
製紙用織物において、上記楕円形状糸の高さ及び幅(高
さ<幅とする)については特に限定はないが、通常、高
さが0.10〜0.20mm、好ましくは0.10〜
0.17mm、更に好ましくは0.10〜0.15mm
であり、幅が0.20〜0.40mm、好ましくは0.
20〜0.35mm、更に好ましくは0.25〜0.3
5mmである。また、この高さと幅の比(幅/高さ)は
通常1.5〜2.5、好ましくは1.8〜2.4、更に
好ましくは1.9〜2.3である。かかる範囲とするこ
とにより、網厚が必要以上に厚くならないようにして、
脱水性を向上させることができるので好ましい。
【0008】本第1発明の製紙用織物は、経糸及び緯糸
が織込まれることにより構成される織物層を二層以上有
し、これらの織物層を連結することにより形成されてい
る。この織物層のうち、紙料を支持する織物層を製紙面
側織物層といい、走行面側の織物層を走行面側織物層と
いう。この層数については特に限定はなく、通常製紙面
側織物層と走行面側織物層とからなる二層構造である
が、走行面側織物層を増やして三層、四層、五層と多層
構造とすることができる。かかる多層構造として、製紙
面側織物層や走行面側織物層の組織を種々のものとする
ことにより、製紙面側を比較的緻密な組織とすることに
より、紙料の平滑性及び紙料支持性を向上させると同時
に、走行面側の緯糸の数を減らして走行面側を比較的疎
な組織として脱水負荷を低減させて走行負荷を低減する
ことができ、また、製紙用織物の寿命延長を図ることが
できるので好ましい。
【0009】また、本第1発明の製紙用織物において、
各織物層を連結する場合、通常は接結糸を用いて連結す
るが、接結糸を使用せず、製紙面側織物層の経糸又は緯
糸と走行面側経糸又は緯糸とを織り込むことにより、両
織物層を連結することもできる。かかる構成とすること
により、製紙面織物層の平滑性、紙料支持性を向上させ
ると共に、層間の密着性を高めつつ織物の柔軟性を確保
することができる。また、接結糸を用いた場合に比べて
網厚を薄くすることができるので好ましい。
【0010】本第1発明の製紙用織物では、上記織物層
を構成する緯糸が楕円形状糸であればよいが、本第2発
明に示すように、製紙用織物を構成する経糸及び緯糸を
共に楕円形状糸とすると、円形状糸を使用する場合より
もクリンプの高さの均一性を向上させることにより、平
滑性、紙料支持性を高めると共に、網厚を減少させるこ
とにより、脱水性を高めることができる。また、どの織
物層の緯糸及び経糸を楕円形状糸にするかは特に限定は
なく、例えば、本第3発明に示すように、上記織物層の
うち、製紙面側織物層を形成する上記経糸及び/又は緯
糸にのみ楕円形状糸を用いることもできる。かかる構成
とすることにより、製紙面側織物層は平滑性を向上させ
て良好な紙料支持性を保ちつつ、摩耗し易い走行面側織
物層では体積が多い円形状糸を経糸及び緯糸に用いるこ
とにより、耐摩耗性を向上させることができる。尚、上
記作用を奏する限り、製紙用織物を構成する全ての経
糸、緯糸を楕円形状糸とする必要はなく、上記経糸及び
/又は緯糸の一部だけを楕円形状糸とすることもでき
る。
【0011】本第4発明の製紙用織物は、経糸及び緯糸
が織込まれることにより構成される織物層を二層以上有
する製紙用織物素材を、加圧手段を用いて加圧すること
により得られることを特徴とする。
【0012】本第4発明における上記製紙用織物素材を
形成するために織り込まれる上記経糸及び緯糸について
は特に限定はなく、上記のような楕円形状糸でも通常の
円形状糸でもよい。通常の円形状糸を用いる場合、その
線径については特に限定はないが、通常、0.15〜
0.40mm、好ましくは0.15〜0.35mm、更
に好ましくは0.15〜0.30mmである。かかる範
囲とすることにより、網厚を必要以上に厚くすることな
く、良好な平滑性と脱水性を奏することから好ましい。
【0013】本第4発明の製紙用織物層は、上記製紙用
織物素材を、加圧手段を用いて加圧することにより得ら
れるものである。このように一旦、製紙用織物素材を製
造した後、該製紙用織物素材を加圧して経糸や緯糸を偏
平形状とすることにより、当初から楕円形状糸を用いて
織り込む場合と比較して、クリンプの高さを均一にする
ことが容易にでき、平滑性を向上させると共に、網厚を
薄くすることができるので好ましい。本第4発明におい
て、製紙用織物素材を加圧する場合、製紙用織物素材の
一部でも構わないが、全幅にわたって加圧すると、全幅
にわたってクリンプの高さを均一にして、紙料支持性を
向上させることにより、表面性に優れた紙を抄造できる
と共に、網圧を薄くすることができるので好ましい。ま
た、通常は加圧することにより全ての経糸及び緯糸を偏
平形状となるが、加圧の程度を調整することにより、一
部の経糸、緯糸のみを偏平形状とすることもできる。
【0014】本第4発明において、上記製紙用織物素材
を加圧するための上記加圧手段については特に限定はな
いが、通常は、本第5発明に示すようにロールプレスを
用いられる。また、加圧する場合の加圧の程度は、本第
6発明に示すように通常98N/cm(=9.8kN/
m)以上、好ましくは390〜590N/cm、更に好
ましくは490〜590N/cmである。この加圧の程
度が98N/cm未満では、加圧が幅方向に均一に行わ
れず、部分的に段差が生じて平滑性が損なわれるので好
ましくない。また、590N/cmを超えると、必要以
上に加圧される結果、厚みが減り過ぎてワイヤー内部の
空隙量が損なわれ、脱水性が低下するおそれがあるので
好ましくない。
【0015】更に、本第4発明において上記製紙用織物
素材を加圧する場合、本第7発明に示すように、上記製
紙用織物の網厚が上記製紙用織物素材より50μm以
上、好ましくは60μm以上、更に好ましくは80μm
減少させることができる。また、本第8発明に示すよう
に、上記製紙用織物の進行方向に垂直な任意の箇所にお
ける全幅の段差を上記製紙用織物素材より10%以上、
好ましくは20%以上、更に好ましくは28%以上減少
させることができる。かかる構成を備えることにより、
網厚を薄くして脱水性を向上させることができるので好
ましい。
【0016】本発明の製紙用織物において、製紙面側織
物層は紙料と接する箇所であり、一段と平滑性が要求さ
れる。そして、製紙面側織物層の平滑性は製紙面側織物
層を構成する経糸及び緯糸によって製紙面側に形成され
るクリンプの高さによって影響を受ける。よって、本第
9発明に示すように、本発明の織物層のうち、製紙面側
織物層を形成する上記経糸及び緯糸のクリンプの高さを
均一とすることにより、製紙面側織物層の平滑性をより
高めて、紙料支持性を向上させることができるので好ま
しい。
【0017】本第10発明の製紙用織物の製造方法は、
経糸及び緯糸が織込まれることにより構成される織物層
を二層以上有する製紙用織物素材を、全幅に渡って加圧
手段を用いて加圧することを特徴とする。一旦、製紙用
織物素材を製造した後、全幅に渡って加圧手段を用いて
加圧することにより、網厚を薄くすると共に、楕円形状
糸を使用して織り込む場合と比較して、特に製紙面側織
物層の平滑性及び幅方向の均一性を容易に高めることが
できる結果、紙料支持性に優れた製紙用織物を容易に製
造することができる。
【0018】本発明の製紙用織物を構成する経糸及び緯
糸の材質については限定はなく、例えば、ポリエステル
モノフィラメント、ナイロンモノフィラメント(6ナイ
ロン、66ナイロン、610ナイロン、612ナイロン
等)等を使用することができる。この場合、上記各経糸
や各緯糸は、単一材質で構成されているものの他、経糸
あるいは緯糸ごとに材質が異なる2種以上の材質で構成
されているものとすることができる。
【0019】また、本発明の経糸及び緯糸の織込みパタ
ーンについては特に限定はないが、通常は平組織となる
ように織込まれる。上記「平組織」とは、図1に示すよ
うに、製紙面側緯糸22が製紙面側経糸21の下に来る
ように織込み、続いて、隣りの製紙面側経糸21の上に
来るように織込むことにより形成される組織をいう。上
記のような構成とすることにより、製紙面側織物層の平
滑性を向上させることができるので好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の製紙用織物につい
て、実施例を挙げて具体的に説明する。本実施例の製紙
用織物は、製紙面用織物素材を加圧ロールにより加圧す
ることによって製造されるものである。製紙用織物素材
を形成するために用いられた製紙面側経糸及び製紙面側
緯糸はそれぞれポリエステル製で径が0.25mmであ
る。また、接結糸はナイロン製で径が0.22mmであ
る。一方、走行面側経糸は径がポリエステル製で径が
0.30mmであり、走行面側緯糸は径が0.35mm
のポリエステル製及びナイロン製の二種の糸を用いてい
る。そして、これらの経糸及び緯糸を用いて製紙面用織
物素材を形成し、これを3m/minの速度で加圧ロー
ルに通し、392N/cm(=39.2kN/m)の加
圧を加えることによって、本実施例の製紙用織物1を得
た。
【0021】本実施例の製紙用二層織物の横断面模式図
を図1に示す。また、本第1発明の製紙用二層織物の横
断面写真を図2(A)に、縦断面写真を図2(B)に示
す。本実施例の製紙用織物1は、図1に示すように、製
紙面側経糸21と製紙面側緯糸22とからなる製紙面側
織物層2と、走行面側経糸31と走行面側緯糸32とか
らなる走行面側織物層3とを、接結糸4を用いて連結し
て完全組織を構成する製紙用二層織物である。そして、
図2に示すように、製紙面側経糸、製紙面側緯糸、走行
面側経糸及び走行面側緯糸の全てが偏平な楕円形状糸と
なっており、その結果、網厚が減少すると共に、製紙面
側織物層の平滑性を向上させることにより、脱水性を高
めつつ、紙料支持性に優れた製紙用織物とすることがで
きる。
【0022】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて種々変更し
た実施例とすることができる。例えば、本発明の製紙用
二層織物において、完全組織を構成する経糸及び緯糸の
本数には特に限定はなく、必要に応じて様々な本数にす
ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の製紙用織物は、製紙用織物層を
構成する緯糸及び/又は経糸に楕円形状糸を用いて織り
込んだり、あるいは、円形状糸を用いて製紙用織物素材
を加圧することにより得られるものである。そして、か
かる構成を有することにより、経糸及び緯糸のクリンプ
の高さを均一にして平滑性を高めると共に、強度低下を
引き起こすことなくワイヤーの厚みを減少させることに
より、紙料支持性を向上させ、脱水負荷を低減させるこ
とができる。また、本発明の製紙用織物の製造方法によ
れば、上記利点を有する製紙用織物を容易に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製紙用織物の横断面模式図である。
【図2】本実施例の製紙用織物の横断面写真(A)及び
縦断面写真(B)である。
【符号の説明】
1;製紙用織物、2;製紙面側織物層、21;製紙面側
経糸、22;製紙面側緯糸緯糸、3;走行面側織物層、
31;走行面側経糸、32;走行面側緯糸、4;接結
糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06C 15/08 D06C 15/08 Fターム(参考) 3B154 AA07 AA08 AA20 AB20 BA35 BB02 BC22 BF02 BF06 DA10 DA18 DA30 4F100 AK41 AK48 BA02 DG12A DG12B EJ172 EJ192 GB90 JK15 4L048 AA20 AA24 AA37 AB10 BA01 BA02 BA06 BA09 BB00 DA39 EB02 4L055 CE25 CE30 CE32 FA14 FA30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸及び緯糸が織込まれることにより構
    成される織物層を二層以上有し、且つ、上記織物層を構
    成する緯糸が楕円形状糸であることを特徴とする製紙用
    織物。
  2. 【請求項2】 上記経糸が楕円形状糸である請求項1記
    載の製紙用織物。
  3. 【請求項3】 経糸及び緯糸が織込まれることにより構
    成される織物層を二層以上有し、且つ、上記織物層のう
    ち、製紙面側織物層を形成する上記経糸及び/又は緯糸
    のみが楕円形状糸であることを特徴とする製紙用織物。
  4. 【請求項4】 経糸及び緯糸が織込まれることにより構
    成される織物層を二層以上有する製紙用織物素材を、加
    圧手段を用いて加圧することにより得られることを特徴
    とする製紙用織物。
  5. 【請求項5】 上記加圧手段がロールプレスである請求
    項4記載の製紙用織物。
  6. 【請求項6】 上記加圧が98N/cm以上の加圧であ
    る請求項4又は5記載の製紙用織物。
  7. 【請求項7】 上記製紙用織物の網厚が上記製紙用織物
    素材より50μm以上減少している請求項4乃至6のい
    ずれかに記載の製紙用織物。
  8. 【請求項8】 上記製紙用織物の進行方向に垂直な任意
    の箇所における全幅の段差が上記製紙用織物素材より1
    0%以上減少している請求項4乃至7のいずれかに記載
    の製紙用織物。
  9. 【請求項9】 上記織物層のうち、製紙面側織物層を形
    成する上記経糸及び緯糸のクリンプの高さが同一である
    請求項1乃至8のいずれかに記載の製紙用織物。
  10. 【請求項10】 経糸及び緯糸が織込まれることにより
    構成される織物層を二層以上有する製紙用織物素材を、
    全幅に渡って加圧手段を用いて加圧することを特徴とす
    る製紙用織物の製造方法。
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