JP2002020098A - 荷上げ装置 - Google Patents

荷上げ装置

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JP2002020098A
JP2002020098A JP2000205161A JP2000205161A JP2002020098A JP 2002020098 A JP2002020098 A JP 2002020098A JP 2000205161 A JP2000205161 A JP 2000205161A JP 2000205161 A JP2000205161 A JP 2000205161A JP 2002020098 A JP2002020098 A JP 2002020098A
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telescopic
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Masaru Morino
勝 森野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬が容易な荷上げ装置を提供する。 【解決手段】 伸縮体2は、間隔をおいて配置された支
柱部4a、4bと、支柱部4a、4bの上端部間に結合された横
桟4cとを、それぞれが備えた複数のユニット4からな
る。支柱部4a、4bは、中空に形成され、支柱部4aが入れ
子にされ、支柱部4bも入れ子にされ、各ユニット4を縮
小した状態と伸張した状態の何れかを選択的に取る。こ
の伸張状態を維持するために隣接するユニット4の支柱
4a間を係合する係合手段が設けられ、支柱4b間を係合す
る係合手段が設けられている。これら係合手段は、係合
状態を開放することができる。伸縮体2を伸張した状態
で、伸縮体2の一方の面に支持体16とこれに係合された
荷上げ台部24が設けられている。支持体16と荷上げ台部
24とを伸縮体2に沿って進退させるウインチ32も設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を高い位置ま
で持ち上げる荷上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷上げ装置の一例としては、例え
ば屋根瓦を屋根に上げるものがある。これは、屋根に立
てかけた梯子状の基台に、この基台の長さ方向に沿って
昇降する台部を設け、この台部に瓦を載せて、地上から
屋根の上に瓦を持ち上げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような荷
上げ装置では、大きな梯子状の基台を必要とし、この荷
上げ装置の運搬が面倒であるという問題点があった。
【0004】本発明は、運搬が容易な荷上げ装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の伸縮体
を有している。第1の伸縮体は、間隔をおいて配置され
た第1及び第2の支柱部と、これら第1及び第2の支柱
部の上端部間に結合された横桟とを、それぞれが備えた
複数のユニットからなる。第1及び第2の支柱部は、中
空に形成され、第1の支柱部が入れ子にされ、第2の支
柱部も入れ子にされ、前記各ユニットを縮小した状態と
伸張した状態の何れかを選択的に取る。縮小状態とは、
例えば各ユニットの横桟が接触している状態であり、伸
張状態とは、いずれのユニットにおいても隣接するユニ
ットの横桟が所定の距離を隔てて位置する状態である。
この伸張状態を維持するために隣接するユニットの第1
の支柱間を係合する係合手段が設けられ、第2の支柱間
を係合する係合手段が設けられている。これら係合手段
は、係合状態を開放することができる。第1の伸縮体を
伸張した状態において、この伸縮体の一方の面に荷上げ
部が設けられている。この荷上げ部を第1の伸縮体に沿
って進退させる駆動部も設けられている。駆動部は、例
えば荷上げ部に一端が結合された紐帯を有するものとで
きる。この紐帯の他端は、伸張状態とされた伸縮体の最
上端の横桟に設けられた転動体を介して、荷上げ部が設
けられている面とは反対側の面に引き出され、巻き上げ
手段に結合されている。
【0006】このように構成された荷上げ装置では、荷
上げする場所にこの荷上げ装置を移動させる場合、第1
の伸縮体を縮小状態とする。荷上げ場所では、第1の伸
縮体を伸張状態とする。このように第1の伸縮体を伸張
及び縮小状態のいずれにでもできるので、携帯に便利で
ある。
【0007】前記荷上げ部は、前記伸縮体に沿って進退
可能に設けられた支持体と、この支持体に着脱自在に設
けられた荷上げ台部とを、備えるものとできる。
【0008】この場合、荷上げ台部が着脱自在であるの
で、荷上げしようとする物品に応じた形状の荷上げ台部
を使用することができる。また、荷上げ台部が着脱自在
であるので、この荷上げ装置の運搬が更に容易となる。
【0009】前記支持体は、第1の伸縮体の伸張状態に
おける前記ユニットの隣接する横桟間の距離よりも長い
長さ寸法を有し、前記各横桟には、前記支持体を伸張方
向に案内する案内部が設けられているものとできる。
【0010】伸縮体の一方の面に、支持体を伸縮体の伸
張方向に進退可能に設けただけならば、支持体や荷上げ
台部が横揺れする可能性がある。しかし、前記支持体
に、第1の伸縮体の伸張状態における前記ユニットの隣
接する横桟間の距離よりも長い長さを持たせ、前記各横
桟には、前記支持体を伸張方向に案内する案内部を設け
ると、案内部によって支持体が伸張方向に案内されるの
で、横揺れすることがない。
【0011】上述したような荷上げ装置において、前記
荷上げ部が設けられている面とは反対の面側に配置され
る第2の伸縮体と、この伸縮体をほぼ垂直に維持するた
めの重しが配置される重し付加部と、第1及び第2の伸
縮体間に結合され、第1の伸縮体をほぼ垂直に保持する
ように牽引する牽引体とを、設けることもできる。
【0012】上述したような荷上げ装置では、第1の伸
縮体を荷上げしようとする場所、例えば家屋に立てかけ
て使用する。この場合、安全性の観点から荷上げ部が家
屋とは反対側に位置するように第1の伸縮体を配置す
る。そのため、物品を荷上げし、固定部側から物品を降
ろそうとした場合、降ろしにくい。そこで、第1の伸縮
体を固定部に立てかけずに、ほぼ垂直に自立させれば、
荷上げ部を家屋側に向けても安全性を保つことができ
る。そこで、荷上げ部と反対側に第2の伸縮体を配置
し、重し付加部に重しを付加することによって第2の伸
縮体をほぼ垂直に自立させ、この第2の伸縮体側に第1
の伸縮体を牽引体で牽引することで第1の伸縮体を自立
させている。なお、重し付加部は、例えば車両の1つの
タイヤがその上に乗る程度の大きさのものとし、これに
第2の伸縮体を挿通する挿通部を設けることが望まし
い。第2の伸縮体は、第1の伸縮体と同様に構成するこ
ともできるし、或いは、第1の伸縮体における第1の支
柱のみを入れ子状態とし、その先端部に牽引体の結合部
を有するものとしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の荷上げ装
置は、瓦、サッシ、引っ越し荷物等の種々の物品を高い
場所に持ち上げるものである。この荷上げ装置は、図1
に示すように、伸縮体2を有している。伸縮体2は、複
数のユニット4を有している。各ユニット4は、間隔を
隔てて平行に配置された2つの支柱部4a、4bを含
み、これら支柱4a、4bの上端部間に、横桟4cが、
支柱部4a、4bに垂直に結合されている。即ち、各ユ
ニット4は概略逆U字状に形成されている。
【0014】各支柱部4a、4bは、いずれも中空のパ
イプに形成され、下段のものに上段のものが挿入される
ことを繰り返して、支柱4a同士、支柱4b同士が入れ
子状態にされている。従って、図2に示すように、各ユ
ニット4の横桟4cが互いに接触した縮小状態と、図1
に示すように、各ユニット4の横桟4cがそれぞれ望遠
鏡状に伸延された伸延状態とのいずれかを、伸縮体2は
取る。
【0015】各ユニット4の横桟4cの一端部内には、
隣接する2つの支柱部4a、4a同士を伸張状態におい
て係合する係合手段が設けられている。同様に、各ユニ
ット4の横桟4cの他端部内には、隣接する2つの支柱
部4b、4b同士を伸張状態に係合する係合手段が設け
られている。
【0016】これら係合手段は、図示していないが、先
端部が、横桟4cの下方から突出した状態と横桟4c内
に侵入した状態との間で回動可能にレバーが設けられて
いる。このレバーの回動によって支柱4a、4b側に進
退する係合棒も、各係合手段は有している。さらに、レ
バーには、弾性手段、例えばバネが、係合棒を支柱部4
a、4b側に付勢するように設けられている。即ち、レ
バーが横桟4cの下方に突出している状態では、係合棒
は、支柱部4a、4b側に向かって弾性手段によって付
勢されており、レバーが横桟4c内に引き込まれた状態
では、係合棒は、弾性手段の付勢力に抗して、支柱部4
a、4b側から離れるように後退している。
【0017】最下段及び最上段の支柱部4a、4bを除
いて、支柱部4a、4bの上端及び下端には、係合棒が
係合可能な係合孔が穿設されている。レバーが横桟4c
から下方に突出した状態で、かつユニット4が伸張状態
で、上下に隣接する2つの支柱部4a、4aのうち下側
にあるものに形成された係合孔と、上側にある支柱部4
aの下側に形成された係合孔とが、互いに重なり合い、
この重なり合った係合孔に係合棒が侵入し、係合状態と
なり、伸張状態を維持する。レバーを弾性手段の付勢力
に抗して横桟4c内に引き込むと、係合棒が係合孔から
釈放され、上側にあるユニットが降下して、縮小状態と
なる。なお、最下段の支柱部4a、4bには上部側のみ
に係合孔が形成され、最上段の支柱部4a、4bには、
下側のみに係合孔が形成されている。
【0018】従って、図2に示すような縮小状態では、
各レバーは横桟4c内に引き込まれている状態から、最
上部にあるユニット4を上方に引き上げると、それのユ
ニットの支柱部4a、4bの下部に形成された係合孔
が、このユニット4の1つの下のユニット4の支柱部4
a、4bの上部に形成された係合孔に一致する。このと
き、バネの付勢力によって、一致している係合孔に係合
棒が侵入し、伸張状態が維持される。以下、同様にし
て、順次ユニットを引き上げることによって、各ユニッ
トを伸張させ、かつその伸張状態を維持することができ
る。
【0019】この伸張状態から縮小状態とする場合、最
下段のユニット4の横桟4cから突出しているレバーを
横桟4c内に引き込むと、最下段の支柱部4a、4bと
2段目の支柱部4a、4bとを係合している係合棒が、
係合孔から釈放され、2段目のユニット4が降下する。
2段目の2段目のユニット4の横桟4cから突出してい
るレバーが最下段の横桟4cに当接し、横桟4c内に引
き込まれ、上述したのと同様にして、2段目の横桟4c
内の係合棒が後退し、2段目と3段目の支柱4a、4b
それぞれの係合が釈放される。以下、同様にして自動的
に各ユニットが縮小される。なお、このような伸縮体の
構成は、公知である。
【0020】なお、図2に示すように最上段のユニット
4には、概略逆U字状のフレーム6が固定されている。
このフレーム6も間隔をおいて平行に配置された支柱部
6a、6bと、これらの上端間に支柱部6a、6bとほ
ぼ垂直に横桟6cが設けられている。支柱部6aが最上
段のユニット4の支柱部4aに、支柱部6bが最上段の
ユニット4の支柱部4bに、それぞれ結合され、伸縮し
ない。また、最下段のユニット4の支柱部4a、4bの
上下方向の中間には、補強用の横桟8が設けられてい
る。同様に、最下段のユニット4の支柱部4a、4bの
下端間にも、横桟10が設けられている。最下段のユニ
ット4の支柱部4a、4bの下端には、それぞれ高さの
調整用具12、12が設けられている。
【0021】図1に示すように、伸縮体2の一方の表面
側には、荷上げ部14が設けられている。荷上げ部14
は、図3に示すような支持体16を有している。支持体
16は、縦長の偏平な直方体状に形成された主部16a
を含んでいる。この主部16aは、伸張状態にある伸縮
体2における隣接するユニット4の横桟4c間の距離よ
りも長く形成されている。この主部16aの裏面側に間
隔をあけて、伸縮体2の長さ方向に沿って接触部16
b、16cが配置されている。接触部16b、16c
は、主部16aの長さよりも若干短い長さとされ、図3
(c)に示すように伸張状態にある伸縮体2の各ユニッ
ト4の横桟4cに接触可能である。
【0022】図3(a)に示すように接触部16b、1
6cの上端部近傍には、環状体18が形成されている。
主部16aは、最下段のユニット4の下端の横桟10上
に形成した台部20に乗っている。主部16aの表面側
には、上下方向に間隔をあけて、係合部22a、22b
が取り付けられている。
【0023】この係合部22a、22bに着脱自在に荷
揚げ部14の荷上げ台部24が取り付けられている。荷
上げ台部24は、図1に示すように矩形の枠状体24a
を有している。この枠状体24aの上部と下部の中央に
図4に示すようにフック26a、26bが形成されてお
り、これらフック26a、26bを係合部22a、22
bに係合させたとき、荷上げ台部24を主部16aに装
着できる。これらフック26a、26bを係合部22
a、22bから外したとき、荷上げ台部24を主部16
aから取り外すことができる。
【0024】この荷上げ台部24の裏面には間隔をあけ
て平行に2本のパイプ24b、24cが取り付けられて
おり、これらパイプ24a、24bの上端部間に平板状
部24dが取り付けられている。また、枠状体24aの
正面側の下部には図4に示すように、台部24eが取り
付けられている。荷上げすべき物品は、この台部24e
上に載せられ、長尺のものでは平板状部24d側に、そ
の物品を傾けて載せる。又、図示を省略したが、枠状体
24aの両側縁部には、それぞれロープやバンドのよう
な紐帯を止めるための金具が設けられ、これら金具間に
紐帯をかけることによって物品が荷上げ台部24から脱
落することを防止している。24fは補強体で、枠状体
24aの両側縁部の上下方向の中間部間に取り付けられ
ている。
【0025】支持体16に設けられている環状体18に
は、紐帯、例えばワイヤー28の一端が結合されてい
る。このワイヤー28は、フレーム6の横桟6cの中央
に設けられた転動体、例えば滑車30に掛けられ、伸縮
体2における荷上げ台部16が取り付けられている面と
反対側の面に回り、図5に示すように、この面における
伸縮体2の下部に設けられた巻き取り手段、例えばウイ
ンチ32に結合されている。これらワイヤー28、滑車
30、ウインチ32が駆動部として機能する。34は、
この伸縮体2の補助脚である。
【0026】また、各ユニット4の横桟4cには、支持
体16の主部16aの両側縁部に接触する案内部36が
設けられている。これら案内部36によって図3(c)
に示すように、支持体16が案内され、横方向への移動
が規制されている。
【0027】このように構成された荷上げ装置で荷上げ
を行う場合、荷上げを行う場所に、支持体16が取り付
けられている伸縮体2と荷上げ台部24を運搬し、支持
体16に荷上げ台部24を取り付ける。伸縮体2の各ユ
ニット4を伸ばして、伸縮体2を伸張状態とする。そし
て、ウインチ32を設けている伸縮体2の面が、固定
部、例えば屋根に接触するように伸縮体2を立てかけ
る。次に補助脚34を引き出して、伸縮体2を固定す
る。
【0028】荷上げ台部24に荷上げすべき物品を載
せ、この荷上げ台部24から物品が落下しないように紐
帯によって荷上げ台部24に物品を固定する。次に、ウ
インチ32を起動すると、ワイヤー28がウインチ32
に巻き取られ、支持体16及び荷上げ台部24が上昇す
る。所定位置まで上昇すると、紐帯を解いて、荷上げ台
部24から物品を降ろす。その後、ウインチ32を逆転
させて、支持体16及び荷上げ台部24を降下させる。
以下、同様にして荷上げを行う。
【0029】荷上げが終了すると、荷上げ台部24を支
持体16から外し、伸縮体2を縮小状態とし、運搬す
る。
【0030】このように構成された荷上げ装置では、伸
縮体2を使用しているので、運搬時には伸縮体2を縮小
状態とすることによって運搬を容易に行える。更に、荷
上げ台部24が支持体16に対して着脱自在であるの
で、荷上げ台部24を外した状態で運搬できるので、さ
らに伸縮体2の運搬が容易になる。
【0031】また、荷上げ台部24が着脱自在であるの
で、荷上げ台部24として、運搬する物品に応じた複数
種類のもの、例えば長尺ものを運搬するのに適した荷上
げ台部や、幅広のものを運搬するのに適した荷上げ台部
等を予め準備しておけば、運搬する物品に応じた適切な
荷上げ台部24を使用することができる。
【0032】また、各ユニット4の横桟4cには支持体
16に対する案内部36が設けられているので、支持体
16及び荷上げ台部24を昇降させているとき、支持体
16及び荷上げ台部24が横揺れすることがない。
【0033】上記の荷上げ装置では、荷上げすべき物品
の重量によって伸縮体2が回転して倒れることを防止す
るために、荷上げ台部24及び支持体16が設けられて
いる面とは反対側の面の先端が屋根等に接触するよう
に、伸縮体2を屋根等に立てかけている。そのため、荷
上げした物品を建物の窓等から取り込もうとしたとき、
荷上げした物品は、伸縮体2を挟んで窓と対向すること
になり、伸縮体2が邪魔になって窓からの物品の取り込
みが行いにくい。
【0034】荷上げ台部24を伸縮体2を挟まずに窓等
と対向して配置させると、物品の取り込みが容易に行え
る。そのため、窓側に荷上げ台部24が対面した状態
で、伸縮体2が窓側に倒れないように伸縮体2を支持す
ることが望ましい。そこで、図5に示すように、荷上げ
台部24及び支持体16が取り付けられている面と反対
側の伸縮体16の面(ウインチ32が取り付けられてい
る面)側の適当な横桟4cに牽引用の紐帯36の一端を
結合し、他端を固定部に結合する。これによって、伸縮
体2を固定部側に牽引することができ、伸縮体2が窓側
に倒れることを防止できる。
【0035】固定部としては、伸縮体2と同様に携帯可
能なものが運搬上便利である。そこで、伸縮体2と同様
に構成された別の伸縮体38を準備し、これの2つの支
柱部を平板状の伸縮体固定部40に垂直にかつ間隔をあ
けて設けられた支柱受け部40a、40aに挿通する。
このままでは伸縮体2、38は、それらの自重によって
倒れるので、伸縮体固定部40に重しを付加する重し付
加部40bが、伸縮体固定部40に設けてある。重し付
加部40bは、例えば車両の1つのタイヤが、それの上
に乗ることができる大きさに形成されている。車両は概
ね1トン程度の重量があるので、それのタイヤを重し付
加部40bに載せることによって、伸縮体38が倒れる
ことを防止できるし、かつ伸縮体38から牽引用の紐帯
36によって伸縮体2を伸縮体38側に牽引することに
よって、伸縮体2をほぼ垂直に保持することができる。
【0036】上記の実施の形態では、荷上げ部を、支持
体16と荷上げ台部24とに分けて構成したが、両者を
一体に形成することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、伸縮体
を用いているので、荷上げ装置の運搬が容易になる。こ
れに加えて、荷上げ台部が着脱自在であるので、荷上げ
すべき物品に適した荷上げ台部を使用することができ、
荷上げを円滑に行うことができる。また、支持体に対す
る案内部を設けてあるので、支持体や荷上げ台部が横揺
れするのを防止でき、速やかに荷上げすることができ
る。又、別の伸縮体を固定し、これに伸縮体を固定する
ことができるので、荷上げされた物品の取り込みを容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の荷上げ装置の正面図であ
る。
【図2】図1の荷上げ装置で使用する伸縮体の縮小状態
での正面図である。
【図3】図1の荷上げ装置で使用する荷上げ部の支持体
の正面図、側面図及び横断面図である。
【図4】図1の荷上げ装置で使用する荷上げ部の荷上げ
台部の側面図である。
【図5】図1の荷上げ装置の側面図である。
【図6】図1の荷上げ装置で使用する伸縮体固定部の斜
視図である。
【符号の説明】
2 伸縮体 4 ユニット 4a 4b 支柱部 4c 横桟 14 荷上げ部 28 ワイヤー(駆動部) 32 ウインチ(駆動部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて配置された第1及び第2の
    支柱部と、第1及び第2の支柱部の上端部間に結合され
    た横桟とを、それぞれが備えた複数のユニットにおい
    て、第1の支柱部を入れ子にし、かつ第2の支柱部を入
    れ子にし、前記各ユニットを縮小した状態と伸張した状
    態の何れかを、選択的に取りうる第1の伸縮体と、 第1の伸縮体を伸張した状態において、この伸縮体の一
    方の面に設けられた荷上げ部と、 この荷上げ部を第1の伸縮体に沿って進退させる駆動部
    とを、具備する荷上げ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の荷上げ装置において、前
    記荷上げ部は、前記伸縮体に沿って進退可能に設けられ
    た支持体と、この支持体に着脱自在に設けられた荷上げ
    台部とを、備える荷上げ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の荷上げ装置において、前
    記支持体は、第1の伸縮体の伸張状態における前記ユニ
    ットの隣接する横桟間の距離よりも長い長さ寸法を有
    し、前記各横桟には、前記支持体を前記伸張方向に案内
    する案内部が設けられている荷上げ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の荷上げ装置にお
    いて、前記荷上げ部が設けられている面とは反対の面側
    に配置される第2の伸縮体と、 この伸縮体をほぼ垂直に維持するための重しが配置され
    る重し付加部と、 第1及び第2の伸縮体間に結合され、第1の伸縮体をほ
    ぼ垂直に保持するように牽引する牽引体とを、具備する
    荷上げ装置。
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