JP2002019935A - ローラコンベア - Google Patents

ローラコンベア

Info

Publication number
JP2002019935A
JP2002019935A JP2000206962A JP2000206962A JP2002019935A JP 2002019935 A JP2002019935 A JP 2002019935A JP 2000206962 A JP2000206962 A JP 2000206962A JP 2000206962 A JP2000206962 A JP 2000206962A JP 2002019935 A JP2002019935 A JP 2002019935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rolling bearing
driving force
friction
outer ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000206962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4597324B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kaneko
浩 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Machine Works Ltd
Original Assignee
Sanyo Machine Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Machine Works Ltd filed Critical Sanyo Machine Works Ltd
Priority to JP2000206962A priority Critical patent/JP4597324B2/ja
Publication of JP2002019935A publication Critical patent/JP2002019935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4597324B2 publication Critical patent/JP4597324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリクションローラの駆動力を精度良く調整
可能とすると共に、ローラ駆動力を長期間安定して維持
できるようにし、かつ低コスト化を図る。 【解決手段】 動力源7に連結された駆動軸1に、内輪
15、外輪16、および複数の転動体18からなる転が
り軸受14を取付け、転がり軸受14の内部に予圧を付
与する。転がり軸受14の外輪16外周面を、搬送物4
を搬送するための搬送面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリクションタイ
プのローラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】パレットなどの搬送装置として、フリク
ションタイプのローラコンベアが使用されている。従
来、この種のローラコンベアでは、図2に示すように、
一端を動力源(図示せず)に結合した駆動軸1に、合成
ゴムなどの摩擦抵抗の大きい材料からなる円筒状の摩擦
ブッシュ2を緩いハメアイで嵌合し、さらにこの摩擦ブ
ッシュ2に、金属材料などから製作されたローラ部材3
を緩いハメアイで嵌合している。このような構造からな
るフリクションローラ5を搬送物4の搬送経路に沿って
複数本、互いの軸線方向を平行にした状態で整列配置
し、このローラ群にそれぞれ動力源(図示せず)を接続
することによって、搬送物4のフリーフローラインが形
成される。
【0003】このローラコンベアの駆動軸1は、動力源
から駆動力を伝達されることにより、搬送物4の積載時
(ローラ部材3上に搬送物4が乗った状態)および非積
載時(ローラ部材3上に搬送物4がない状態)を問わ
ず、常時回転駆動される。これに対し、ローラ部材3
は、搬送物4の積載状態と非積載状態とでローラ部材3
に伝達される駆動力が増減している。すなわち、非積載
状態では、駆動軸1と摩擦ブッシュ2の間、および摩擦
ブッシュ2とローラ部材3との間のフリクションが小さ
くなるため、ローラ部材3が受ける駆動力は小さくな
る。一方、搬送物4の積載時には、搬送物4の自重によ
る垂直方向荷重Wがフリクションローラ5に負荷される
ため、その際のフリクションによって駆動軸1、摩擦ブ
ッシュ2、およびローラ部材3間でトルク伝達が行わ
れ、ローラ部材3が大きな駆動力で回転駆動される。
【0004】従来、この種のローラコンベアでは、搬送
物4の重量に駆動の大きさが左右され、任意の駆動力の
調整には例えばバネ23とフリクションリング24を用い、
バネ23の弾性力でローラ部材3に伝達するローラ駆動力
の大きさを調整している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のローラコンベア
では、上記のようにローラ駆動力を圧縮バネ23の弾性
力を増減させることによって調整しているが、この方法
では正確な駆動力調整は難しい。また、摩擦ブッシュ2
はその経年変化によってその摩擦特性が変化する場合が
あり、長期間安定したローラ駆動力を維持することは難
しい。さらに、摩擦ブッシュ2が、高価な合成ゴム等か
ら製作されているため、設備投資額も高騰する傾向にあ
る。
【0006】そこで、本発明は、ローラの駆動力を精度
良く調整可能で、かつ設定したローラ駆動力を長期間安
定して維持することができ、しかも低コストに組立可能
なローラコンベアを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
本発明は、動力源に連結された駆動軸と、駆動軸に結合
された内輪、内輪の外周に配置された外輪、および内外
輪間に介在する複数の転動体を備え、かつ軸受内部に予
圧が付与された転がり軸受とを具備し、転がり軸受の外
輪外周面を、搬送物を搬送する搬送面としたローラコン
ベアを提供するものである。
【0008】このローラコンベアによれば、搬送物の非
積載時に、予圧による内・外輪間のフリクションに抗し
て駆動軸を外輪に対して空転させると共に、搬送物の積
載時に、その自重による内・外輪間のフリクションの増
大で外輪を駆動軸と共に回転させることができる。一般
に転がり軸受に予圧を付与した場合、内・外輪間のフリ
クションが増大するため、外輪の回転トルクが増大す
る。従って、この予圧量を調整することにより、内・外
輪間に作用するフリクションを調整することが可能とな
り、搬送物の重量に応じた適正なローラ駆動力を得るこ
とができる。上記のように転がり軸受の外輪外周面を、
搬送物を搬送する搬送面とすれば、ローラ部材等が不要
となって部品点数の削減を図ることができる。
【0009】ナットの締付けにより転がり軸受に予圧を
付与するようにすれば、ナットの締付け量を調整するだ
けで、予圧調整を行うことができ、極めて簡単な操作で
正確なローラ駆動力を得ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0011】本発明におけるフリクションローラ20は、
駆動軸1と、駆動軸1の外周に取付けられた転がり軸受
14とを主用な要素として構成される。
【0012】駆動軸1は、その両端に配したベアリング
9A、9Bによりフレーム等の静止部材Sに対して回転
自在に支持され、その一端側(コンベアの端部側:図面
右方)は、一対の傘歯車8A、8Bを介して動力源7に
接続されている。
【0013】駆動軸1の外周には、ベアリング9Bおよ
び位置決めピン17により軸方向両側で位置決めされた
支持スリーブ10が嵌合固定される。この支持スリーブ
10の一端には、フランジ部11が形成され、このフラ
ンジ部11よりも他端側(コンベアの中央側:図面左
方)の支持スリーブ10外周にリング状の受け部材12
が軸方向にスライド可能に嵌合されている。フランジ部
11と受け部材12との間には、皿バネ等からなる弾性
部材12が圧縮状態で介装されており、この弾性部材1
2の弾性力によって転がり軸受14は常時駆動軸1の他
端側に押圧される。一方、支持スリーブ10の他端に
は、ねじ部21が形成されており、このねじ部21にナ
ット13が螺合されている。
【0014】転がり軸受14は、支持スリーブ10に嵌
合固定された内輪15、内輪15の外周側に配置された
外輪16、および内・外輪15,16間に介装された複
数の転動体18を具備するもので、本実施形態では転動
体18としてボールを使用した深溝玉軸受を一例として
例示してある。この転がり軸受14には、予圧を付与し
得る種々のタイプが使用可能であり、例えばアンギュラ
玉軸受、円すいころ軸受等も使用可能である。転がり軸
受14には、保持器やシール部材等の軸受部品が装着さ
れる場合があるが、図面ではこれらの図示は省略してあ
る。
【0015】転がり軸受14は、軸方向に離間させて複
数個、例えば二個が配置される(一個だけでもよい)。
両軸受14間には、外輪16の対向端面とそれぞれ密着
する間座22が配置されており、この間座22の外径寸
法は外輪16の外径寸法と同じかこれよりも若干小さく
なっている。
【0016】上述した受け部材12は、一端側転がり軸
受14の内輪15の一端側端面と密着しており、ナット
13は他端側転がり軸受14の内輪15の他端側端面に
密着している。
【0017】このフリクションローラ20は、搬送物4
の搬送経路に沿った複数箇所に、互いのローラ軸を平行
にして整列配置され、かつ搬送物4の搬送経路の両側に
配置される(図1は搬送経路の一方の側部に配置された
フリクションローラ20を示すものである)。本実施形
態において、搬送物4は、各フリクションローラ20の
外輪16外周上に直接載置され、従って、外輪16の外
周面が従来のローラ部材3(図2参照)の外周面と同様
に搬送物4の搬送面を構成する。
【0018】以上の構造において、ナット13を締め込
むと、他端側の転がり軸受け14に、内輪15側から転
動体18を介して外輪16側に向かう締め込み荷重(矢
印と符号PAで表示)が作用し、この締込み荷重は、間
座22を介して一端側の転がり軸受14に伝達され、上
記とは逆の経路を経て受け部材12に伝達される。この
締込み荷重PAにより、両転がり軸受14の軸受隙間が
殺され、軸受内部に予圧が付与される。ここで弾性部材
6は、予圧量が過大となるのを防止する役割を果たす。
【0019】搬送物4が転がり軸受14の外輪16上に
ない非積載時には、転がり軸受14には、ナット13の
締め込みによって発生した予圧のみが作用する。
【0020】一方、転がり軸受14の外輪16上に搬送
物4が到達すると(積載状態)、その自重に基づいて垂
直方向荷重Wが転がり軸受14に負荷される。この時、
転がり軸受14内の上記各フリクションが予圧のみの場
合よりもさらに増大する。
【0021】搬送物4の重量物が大きくなった場合、ナ
ット13を締めこんでさらに予圧量を増せば、積載時に
おける転がり軸受14内のフリクションを増すことがで
きるため、外輪16に十分な回転トルクを与えることが
でき、確実に外輪16を回転させることが可能となる。
【0022】以上の説明では、外輪16の外周面を直接
搬送物4に接触させて外輪外周面を搬送物4の搬送面と
することにより、従来のローラ部材(3:図2参照)に
相当する部材の省略による部品点数の削減に努めている
が、この点が特に問題とならないのであれば、外輪16
の外周面に円筒状のローラ部材を嵌合させ、ローラ部材
の外周面を搬送物4の搬送面としても同様の効果が得ら
れる。また、上述した予圧付与構造は例示にすぎず、他
の公知の予圧付与構造を適用することもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、転がり軸受の予圧を調
整するという簡単な操作でフリクションローラのローラ
駆動力を調整することができるので、搬送物の種類を変
更する場合でもその重さに合った適正なローラ駆動力を
簡単に得ることができる。また、従来のように経年変化
でローラ駆動力が変動することもなく、長期間安定した
ローラ駆動力が維持される。さらに転がり軸受として市
販品を使用できるので、合成ゴム等からなる専用品(摩
擦ブッシュ)を使用する従来装置に比べ、低コスト化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すローラコンベアの断
面図である。
【図2】ローラコンベアの従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 駆動軸 4 搬送物 13 ナット 14 転がり軸受 15 内輪 16 外輪 18 転動体 20 フリクションローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源に連結された駆動軸と、 駆動軸に結合された内輪、内輪の外周に配置された外
    輪、および内外輪間に介在する複数の転動体を備え、か
    つ軸受内部に予圧が付与された転がり軸受とを具備し、 転がり軸受の外輪外周面を、搬送物を搬送する搬送面と
    したローラコンベア。
  2. 【請求項2】 ナットの締付けにより転がり軸受に予圧
    を付与する請求項1記載のローラコンベア。
JP2000206962A 2000-07-07 2000-07-07 ローラコンベア Expired - Lifetime JP4597324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000206962A JP4597324B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 ローラコンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000206962A JP4597324B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 ローラコンベア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002019935A true JP2002019935A (ja) 2002-01-23
JP4597324B2 JP4597324B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=18703796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000206962A Expired - Lifetime JP4597324B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 ローラコンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4597324B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50132892U (ja) * 1974-04-17 1975-10-31
JPS60172720A (ja) * 1984-02-15 1985-09-06 Nippon Seiko Kk 予圧軸受装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50132892U (ja) * 1974-04-17 1975-10-31
JPS60172720A (ja) * 1984-02-15 1985-09-06 Nippon Seiko Kk 予圧軸受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4597324B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8308604B2 (en) Omni-wheel based driving device with belt transmission mechanism
US4143525A (en) Accumulating roll conveyor
JPH0647404B2 (ja) ローラーコンベア
WO2020063467A1 (zh) 用于保持高负载平行度的负载保持架及轴承
EP1172292A3 (en) Parallel dual shaft drive apparatus
US20200166075A1 (en) Cageless bearing and transmission
KR102214089B1 (ko) 컨베이어에 채용되는 볼베어링의 외륜체 제동력 유지용 프릭션 롤러
JP2002019935A (ja) ローラコンベア
JP2004225897A (ja) 遊星サテライトのアセンブリ構成
JP2018172212A (ja) ローラ組立体、ローラユニット及びコンベア装置
KR101716046B1 (ko) 컨베이어용 프릭션 롤러
KR101507295B1 (ko) 컨베이어용 프릭션 롤러
JP2002019934A (ja) ローラコンベア
KR101849006B1 (ko) 컨베이어용 프릭션 롤러
JP2879530B2 (ja) ローラコンベア用ローラ装置
JPH0678319U (ja) アキュムレーションコンベヤ
CN207174702U (zh) 一种小型同步带的张紧装置
JPH0322168Y2 (ja)
JP2009280317A (ja) ローラ装置
CN220055235U (zh) 分体式输送带导向托辊支撑装置和分体式输送带托辊组件
KR20130098747A (ko) 물류 컨베이어의 저동력을 이용한 자유 롤러
JPH0323443B2 (ja)
JP2793163B2 (ja) リンクベルト式ライブローラコンベヤにおける駆動プーリの支持構造
US7246694B2 (en) Friction roller in conveyor
US20240101353A1 (en) Friction roller for conveyor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070412

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4597324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term