JP2002019427A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2002019427A
JP2002019427A JP2000205663A JP2000205663A JP2002019427A JP 2002019427 A JP2002019427 A JP 2002019427A JP 2000205663 A JP2000205663 A JP 2000205663A JP 2000205663 A JP2000205663 A JP 2000205663A JP 2002019427 A JP2002019427 A JP 2002019427A
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bead
rim
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bead base
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Shigeki Ota
茂樹 太田
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リム組性能の低下を招くことなく、タイヤと
リムとの周方向の滑りを抑制する。 【解決手段】 ビードベース面10に、タイヤ周方向に
対して傾斜してのびるリムずれ防止用の突条20を設け
る。突条20は、側面21間を上面22で継ぐ略矩形状
をなしかつその交わり部をエッジEで形成するととも
に、ビードベース面10からの突出高さHは0.5〜
1.5mm、かつ上面22の巾Wは0.5〜2.0m
m、しかも突条20間のタイヤ周方向の間隔Pは1〜1
0mmとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リムとの嵌合力を
増加させることなく、走行時におけるタイヤとリムとの
周方向の滑り(リムずれ)を防止しうる空気入りタイヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】タ
イヤは、繊維、スチールワイヤ、ゴムなどを複雑に結合
した複合体であるため、重量、寸法、剛性等において不
均一性を必然的に有し、振動、騒音等の発生原因となっ
ている。
【0003】そして、この不均一性に起因する振動、騒
音等を改善するために、従来、リム組時、タイヤ単体の
ラジアルフォースバリエーション(RFV)の凸位置
と、リム単体のラジアルランアウト(RRO)の凹位置
との位相合わせを行ったり、重量アンバランスをうち消
す位置に鉛のバランスウェイトをリムに取付けたり、さ
らにはリム組後にタイヤをバフ処理して動的バランスを
修正することなどが行われている。
【0004】他方、近年の高速道路の整備化、車両の高
性能化等に伴い、高速走行時において急制動をかける機
会が増加しつつあり、このような急制動を車両に加えた
場合或いは急発進した場合、タイヤがリムに対して空転
する周方向のリムずれが発生する。
【0005】このリムずれは、タイヤとリムとの相対的
な位置精度を損ねるため、前述のタイヤとリムとの位相
合わせ、バランスウェイトの貼着、バフ処理等による効
果(便宜上ユニフォミティーの修正効果という場合があ
る)を阻害し、振動、騒音等を誘起するという問題があ
る。
【0006】従来においては、このリムずれを防ぐた
め、ビードコア径を減じたり、コア下のゴム厚を増して
ビード径を減じ、タイヤとリムとの嵌合力を増加する手
法が一般に採られている。しかし、何れの場合にも、嵌
合力の増加に伴いリム組性能の低下を招き、しかも前者
のものは、コア下のゴム厚が減じるため、嵌合力によっ
てクラック等の損傷が発生しやすく、又後者のものは、
フランジ乗越し時に、ビードベース面に傷が付く等の不
具合も生じやすい。
【0007】そこで本発明は、ビードベース面に、タイ
ヤ周方向に対して傾斜してのびる所定サイズの突条を複
数本設けることを基本として、嵌合力の増加によるリム
組性能の低下を招くことなく、タイヤとリムとの周方向
の滑り(リムずれ)を効果的に抑制でき、ユニフォミテ
ィーの修正効果の喪失による振動、騒音等の発生を防止
しうる空気入りタイヤの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、リムのリムベース面に支持
されるビードベース面と、このビードベース面のタイヤ
軸方向外端に円弧状のビードヒール面を介して連なって
半径方向外方にのびかつ前記リムのフランジ面に支持さ
れるビード外側面とを有するビード部を具える空気入り
タイヤであって、前記ビードベース面に、該ビードベー
ス面から突出しかつタイヤ周方向に対して角度αを有し
て傾斜してのびるリムずれ防止用の複数本の突条を設
け、前記突条は、その長さ方向と直角な断面において、
ビードベース面から立ち上がる側面間を上面で継ぐ略矩
形状をなしかつ該側面と上面との交わり部をエッジで形
成するとともに、この突条のビードベース面からの突出
高さHは0.5〜1.5mm、かつ前記上面の巾Wは
0.5〜2.0mm、しかも突条間のタイヤ周方向の間
隔Pは1〜10mmとしたことを特徴としている。
【0009】また請求項2の発明では、前記突条は、タ
イヤ周方向となす前記角度αを、タイヤ軸方向外側から
内側に向かって減じたことを特徴としている。
【0010】また請求項3の発明では、前記ビードベー
ス面を、タイヤ軸方向外側のヒール側領域と、タイヤ軸
方向内側のトウ側領域と、その中間領域との3領域に等
区分したとき、前記ヒール側領域に配される突条の間隔
Phは、トウ側領域に配される突条の間隔Ptより小で
あることを特徴としている。
【0011】また請求項4の発明では、前記ビード外側
面は、無負荷状態においてリムの前記フランジ面と離間
を始める第1の離間点と、正規荷重負荷状態においてフ
ランジ面と離間を始める第2の離間点との間の領域に、
前記ビード外側面から突出しかつタイヤ周方向に対して
角度βを有して傾斜してのびる複数本の補助の突条を設
けたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタ
イヤが乗用車用タイヤである場合の斜視図、図2はビー
ド部を拡大して示す断面図、図3はビードベース面を示
す平面図である。
【0013】図1において、空気入りタイヤ1は、トレ
ッド部2の両端からタイヤ半径方向内方へのびるサイド
ウォール部3の各内方端に、リムRに嵌着されるビード
部4を具えている。又該ビード部4、4間には、トロイ
ド状のカーカス6が架け渡されるとともに、トレッド部
2の内方かつ前記カーカス6の外側にベルト層7が巻装
される。
【0014】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ周方向に対して例えば75〜90゜の角度で配列した
1枚以上のカーカスプライからなり、その両端が前記ビ
ード4部のビードコア5の廻りで折り返されることによ
って係止される。
【0015】又前記ベルト層7は、高弾性のベルトコー
ドをタイヤ周方向に対して例えば10゜〜35゜の角度
で傾斜配列した2枚以上、本例では2枚のベルトプライ
から形成される場合を例示する。各ベルトプライはベル
トコードがプライ間相互で交差するように向きを違えて
配され、これによるコードのトライアングル構造によっ
てベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾をタガ効果
を有して補強する。
【0016】次に、前記ビード部4は、図2に拡大して
示すように、リムRのリムベース面Rbに支持されるビ
ードベース面10と、このビードベース面10のタイヤ
軸方向外端Qに円弧状のビードヒール面11を介して連
なって半径方向外方にのびかつ前記リムRのフランジ面
Rfに支持されるビード外側面12とを有する。なお前
記リムRは、タイヤサイズに応じて適応される従来的な
市販リムであり、同図には、リムベース面Rbがタイヤ
軸方向線に対して5゜の角度θで傾く5゜深底リムの場
合を例示している。
【0017】そして、前記空気入りタイヤ1は、図1、
3に示すように、前記ビードベース面10に、タイヤ周
方向に対して角度αを有して傾斜してのびるリムずれ防
止用の複数本の突条20を設けることに特徴の一つを具
えている。
【0018】この突条20は、タイヤ周方向に対して傾
くことにより、タイヤ周方向への滑りに対する抗力を発
生でき、制動時や加速時等のトルク発生時における周方
向のリムずれを抑制しうる。
【0019】従って、前記抗力の観点からは、例えば図
5に示す如く、前記突条20をタイヤ周方向と略直角に
配する、すなわち前記角度αを90゜に設定することが
好ましい。しかし、角度αが90゜に近づくに伴い、リ
ム組時のビード変形に対して、ビードベース面10から
半径方向外側に向かってクラックが発生しやすい傾向と
なる。なお角度αが0゜では、周方向に対する抗力が得
られない。従って、前記角度αを20〜80゜の範囲と
するが好ましい。
【0020】他方、突条20による前記抗力は、リムR
との嵌合圧が高いヒール側で大かつ嵌合圧が低いトウ側
で小となる反面、このトウ側においてリム組時のビード
変形が大きいため前記クラックが発生しやすい。従っ
て、図3の如く、前記角度αを、タイヤ軸方向外側(ヒ
ール側)から内側(トウ側)に向かって連続的或いは断
続的に減じることが、クラックの発生を抑えながら大き
な抗力を確保する上で好ましい。
【0021】特に本例では、前記ビードベース面10
を、タイヤ軸方向外側のヒール側領域10hと、タイヤ
軸方向内側のトウ側領域10tと、その中間領域10m
との3領域に等区分したとき、前記突条20のトウ側領
域10tでの角度αtを、ヒール側領域10hでの角度
αhおよび中間領域10mでの角度αmより減じた、よ
り好ましい場合を例示している。すなわち、αt<αm
≦αhとしている。
【0022】なお前記トウ側領域10tでの角度αtの
最大値と最小値との平均αt’は、0〜45度の範囲が
好ましく、ヒール側領域10hでの角度αhの平均α
h’は、30〜90度の範囲が好ましい。
【0023】次に、前記突条20は、図4に示すよう
に、その長さ方向と直角な横断面において、ビードベー
ス面10から立ち上がる側面21、21間を上面22で
継ぐ略矩形状をなし、しかも該側面21と上面22との
交わり部をエッジEで形成している。
【0024】このように前記突条20が、ビードベース
面10と略平行な上面22、およびエッジEを有するこ
とによって、摩擦力とともにエッジ効果が最大限に発揮
され、リムRとの滑りをより効果的に抑えうる。
【0025】そして前記突条20のビードベース面10
からの突出高さHは0.5〜1.5mm、かつ前記上面
22の巾Wは0.5〜2.0mm、しかも突条20、2
0間のタイヤ周方向の間隔Pは1〜10mmとすること
が必要である。
【0026】なお前記側面21のビードベース面10か
らの立ち上がり部分は、クラック防止のために、滑らか
な円弧21Aで形成するのが好ましく、特に前記突出高
さHと等しい半径rの最大円弧で形成するのが好まし
い。
【0027】ここで、前記突出高さHが1.5mmより
大では、ビードベース面10とリムRとの間に隙間が発
生するなどタイヤの気密性が損なわれ、エアー漏れを誘
発する傾向となる。又0.5mm未満では、滑り抑制効
果(抗力)を充分に発揮できない。従って0.5〜1.
0mmがより好ましい。
【0028】又前記上面22の巾Wが0.5mm未満或
いは2.0mmより大の時、突条20の剛性が過小或い
は過大となるほか、摩擦面積とエッジ成分とのバランス
を損ねる。又前記間隔Pが10.0mmより大では、摩
擦面積およびエッジ成分の双方が過小となり、逆に1.
0mm未満では、隣り合う突条20、20間が干渉を起
こしてしまい、何れの場合にも、滑り抑制効果を充分に
発揮できなくなってしまう。従って、前記間隔Pは、
2.0〜5.0mmの範囲が好ましい。
【0029】このような、突条20は、前記ビードベー
ス面10の巾BWの少なくとも50%以上、好ましくは
70%以上の範囲に形成する。
【0030】又本例では、前記滑り抑制効果をさらに発
揮させるため、図2に示すように、前記ビード外側面1
2のうち、無負荷状態において前記フランジ面Rfと離
間を始める第1の離間点J1と、正規荷重負荷状態にお
いてフランジ面Rfと離間を始める第2の離間点J2と
の間の領域Yに、前記ビード外側面12から突出する補
助の突条24を形成している。
【0031】なお、前記「正規荷重」とは、タイヤが基
づいている規格体系において、各規格がタイヤ毎に定め
ている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、
TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD
INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOで
あれば "LOAD CAPACITY"を意味している。
【0032】この補助の突条24は、図6(A)の如
く、タイヤ周方向に対して0゜より大かつ90゜以下、
好ましくは0〜45゜の角度βを有して傾斜してのび、
その長さ方向と直角な横断面は、図6(B)の如く、前
記突条20と同様、ビード外側面12から立ち上がる側
面25、25間を上面26で継ぐ略矩形状のものが好適
に採用できる。
【0033】なお、該補助の突条24は、補助的である
ためその寸法等は特に記載されないが、前記突条20と
同様、突出高さHAは0.5〜1.5mm、前記上面2
6の巾WAは0.5〜2.0mm、突条24、24間の
タイヤ周方向の間隔PAは1〜10mmとするのが好ま
しい。
【0034】次に、図7に、前記突条20の他の好まし
い実施例を示す。同図では、突条20が、ビードベース
面10の前記3領域10t、10m、10hに延在する
長寸の第1の突条20Aと、中間領域10mで途切れる
短寸の第2の突条20Bとを含む複数種類(本例では2
種類)から構成された場合を例示している。これによっ
て、ヒール側領域10hに配される突条の間隔Phを、
トウ側領域10tに配される突条の間隔Ptよりも密と
し、図3と同様、トウ側領域10tでのクラックの発生
を抑えながら滑り抑制効果を高めている。
【0035】なお突条20としては、図8(A)に示す
ように、一端から他端に至り一定の前記角度αを有して
のびる直線状、或いは図8(B)に示すように、タイヤ
周方向に対する傾斜の向きを左右で違えたV字状に形成
することもでき、又突条20を長さ方向に途切れる複数
の分割片20Cによって形成しても良い。又図8(C)
の如く、突条20を傾斜の向きを違えた例えば2種類の
突条20D、20Eで形成し、これらを互いの交差させ
ることもできる。
【0036】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0037】
【実施例】タイヤサイズ195/65R15の乗用車用
タイヤを表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供
タイヤのリム組み性能、および周方向の耐リムずれ性能
をテストした。
【0038】(1)リム組み性能 各試供タイヤを標準のリム(6.0×15)にリム組み
する際の作業性を、作業者のフィーリングにより従来例
を3とする5点法で評価した。数値が大なほどリム組み
作業が容易である。 (2)耐リムずれ性能 試供タイヤをリム径を(JATMA標準リム径−0.5
mm)としたテスト用リム(6.0×15)にリム組み
し、内圧(200kPa)の下で試験車に装着した後、
ドライのアスファルト路面上で、速度(80km/h)
の走行状態からの急制動を20回繰り返し、タイヤとリ
ムとの周方向の滑り量を、タイヤ軸を中心とした回転角
度で比較し5段階にて評価した。なお回転角度0度(評
点5)、1〜5度(評点4)、6〜10度(評点3)、
11〜25度(評点2)、26度以上(評点1)とし
た。
【0039】
【表1】
【0040】表の如く、実施例のタイヤはリム組み性能
を損ねることなく、周方向の耐リムずれ性能を向上で
き、ユニフォミティーの修正効果を維持し、振動、騒音
等の発生を安定して抑制しうるのが確認できる。
【0041】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、ビードベース面
に、タイヤ周方向に対して傾斜してのびる所定サイズの
突条を複数本設けているため、リム組性能の低下を招く
ことなく、タイヤとリムとの周方向の滑り(リムずれ)
を効果的に抑制でき、ユニフォミティーの修正効果の喪
失による振動、騒音等の発生を防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイヤの斜視図である。
【図2】ビード部を拡大して示す断面図である。
【図3】突条の配列状態を説明するビード部の底面であ
る。
【図4】突条の横断面形状を示す断面図である。
【図5】突条の他の配列状態を示すビード部の底面図で
ある。
【図6】(A)は補助の突条の配列状態を示すビード部
の側面図、(B)はその横断面形状を示す断面図であ
る。
【図7】突条の他の配列状態を示すビード部の底面図で
ある。
【図8】(A)〜(C)は突条のさらに他の配列状態を
示すビード部の底面図である。
【符号の説明】
4 ビード部 10 ビードベース面 10h ヒール側領域 10t トウ側領域 10m 中間領域 11 ビードヒール面 12 ビード外側面 20 突条 21 側面 22 上面 24 補助の突条 E エッジ J1 第1の離間点 J2 第2の離間点 R リム Rb リムベース面 Rf フランジ面 Y 領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リムのリムベース面に支持されるビードベ
    ース面と、このビードベース面のタイヤ軸方向外端に円
    弧状のビードヒール面を介して連なって半径方向外方に
    のびかつ前記リムのフランジ面に支持されるビード外側
    面とを有するビード部を具える空気入りタイヤであっ
    て、 前記ビードベース面に、該ビードベース面から突出しか
    つタイヤ周方向に対して角度αを有して傾斜してのびる
    リムずれ防止用の複数本の突条を設け、 前記突条は、その長さ方向と直角な断面において、ビー
    ドベース面から立ち上がる側面間を上面で継ぐ略矩形状
    をなしかつ該側面と上面との交わり部をエッジで形成す
    るとともに、 この突条のビードベース面からの突出高さHは0.5〜
    1.5mm、かつ前記上面の巾Wは0.5〜2.0m
    m、しかも突条間のタイヤ周方向の間隔Pは1〜10m
    mとしたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】前記突条は、タイヤ周方向となす前記角度
    αを、タイヤ軸方向外側から内側に向かって減じたこと
    を特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記ビードベース面を、タイヤ軸方向外側
    のヒール側領域と、タイヤ軸方向内側のトウ側領域と、
    その中間領域との3領域に等区分したとき、前記ヒール
    側領域に配される突条の間隔Phは、トウ側領域に配さ
    れる突条の間隔Ptより小であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記ビード外側面は、無負荷状態において
    リムの前記フランジ面と離間を始める第1の離間点と、
    正規荷重負荷状態においてフランジ面と離間を始める第
    2の離間点との間の領域に、前記ビード外側面から突出
    しかつタイヤ周方向に対して角度βを有して傾斜しての
    びる複数本の補助の突条を設けたことを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の空気入りタイヤ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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