JP2002017818A - 薬剤収容容器 - Google Patents

薬剤収容容器

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JP2002017818A
JP2002017818A JP2000203998A JP2000203998A JP2002017818A JP 2002017818 A JP2002017818 A JP 2002017818A JP 2000203998 A JP2000203998 A JP 2000203998A JP 2000203998 A JP2000203998 A JP 2000203998A JP 2002017818 A JP2002017818 A JP 2002017818A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセッタのベース部材への誤装着を防止しつ
つ、該カセッタ及びベース部材の大型化を有効に防止し
得る薬剤収容容器を提供することを提供する。 【解決手段】 カセッタ及びベース部材の当接面の一方
に、第1から第nの複数の識別用孔形成地点を有する識
別用孔形成部を設け、該識別用孔形成部は、前記識別用
孔形成地点のうち2以上の地点において識別用孔を有
し、且つ、他の地点を閉塞し、前記当接面の他方には、
前記識別用孔形成部と対向する位置に突起形成部を設
け、前記突起形成部は、前記識別用孔と対向する位置に
のみ該識別用孔に係入される突起を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として病院等の
医療機関で使用される薬剤選択供給装置に装着される薬
剤収容容器に関する。
【0002】
【従来の技術】薬剤整列ローラーを有し、収容する薬剤
を該ローラーの回転に応じて所定量づつ排出するカセッ
タと、該カセッタが着脱自在に装着され、該カセッタの
装着時に前記ローラーに回転駆動力を伝達し得るように
構成されたベース部材とを備えた薬剤収容容器を、ドラ
ム等の支持架台に複数個設置してなる薬剤選択供給装置
が、従来から広く使用されている。
【0003】より詳しく説明すると、前記支持架台には
複数のベース部材が配設されており、該ベース部材のそ
れぞれに、対応するカセッタが装着される。そして、薬
剤選択供給装置における操作装置からの信号に基づき、
一のベース部材が駆動し、これにより、該一のベース部
材に装着された一のカセッタのローラーが回転して該一
のカセッタに収容された薬剤が排出されるようになって
いる。
【0004】即ち、前記薬剤選択供給装置においては、
一のカセッタと一のベース部材とが一対一に対応してい
る。その為、薬剤の詰め替え又は補給等の為に一のカセ
ッタを取り外した場合には、該一のカセッタを対応する
ベース部材へ再び装着させる必要がある。
【0005】斯かるカセッタのベース部材への誤装着を
防止する為に、実公平4-49044号公報には、カセッタの
ベース部材との当接面に、特定の孔へのピンの差し込み
によって載置棚番号及び装填箇所番号をそれぞれ選定可
能な一組の番号設定部を設け、一方、ベース部材のカセ
ッタとの当接面には、前記一組の番号設定部の孔に対向
する一組の嵌合孔部を設け、カセッタを対応するベース
部材へ装着した場合には、前記ピンがベース部材の嵌合
孔部に挿入され、これにより、カセッタとベース部材と
のコネクタが接続され、該カセッタとベース部材とが電
気的に接続されるように構成した薬剤収容容器が開示さ
れている。
【0006】しかしながら、前記公報に記載のものは、
薬剤収容容器が支持される支持架台の棚段を前記載置棚
番号設定部で設定し、且つ、各棚段における薬剤収容容
器の装填箇所を前記装填箇所番号設定部で設定するよう
に構成されている為、以下に示す不都合があった。
【0007】即ち、例えば、支持架台が、上下方向に1
6段及び水平方向に16箇所の合計256箇所のベース
部材装着領域を持っているとすると、前記載置棚番号設
定部及び前記装填箇所番号設定部としてそれぞれ16個
づつの孔が必要となる。従って、前記公報に記載のもの
においては、前記載置棚番号設定部及び装填箇所番号設
定部に要する領域が大きくなり、これにより、カセッタ
及びベース部材が大型化し、結果として、薬剤選択供給
装置自体も大型化してしまうという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑みなされたものであり、カセッタのベース部材への誤
装着を防止しつつ、該カセッタ及びベース部材の大型化
を有効に防止し得る薬剤収容容器を提供することを、一
の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、薬剤整列ローラーを有し、収容する薬剤
を該ローラーの回転に応じて所定量毎に排出するカセッ
タと、該カセッタが着脱自在に装着され、該カセッタの
装着時に前記ローラーに回転駆動力を伝達し得るように
構成されたベース部材とを備えた薬剤収容容器であっ
て、前記カセッタのベース部材への装着時に互いに当接
する該カセッタ及びベース部材の当接面の一方には、第
1から第nの複数の識別用孔形成地点を有する識別用孔
形成部が設けられ、該識別用孔形成部は、前記第1〜第
nの識別用孔形成地点のうち2以上の地点において識別
用孔を有し、且つ、他の地点は閉塞されており、前記当
接面の他方には、前記識別用孔形成部と対向する位置に
突起形成部が設けられ、前記突起形成部は、前記識別用
孔と対向する位置にのみ該識別用孔に係入される突起を
有している薬剤収容容器を提供する。
【0010】好ましくは、前記識別用孔形成部及び突起
形成部は、磁力によって互いに吸着されるように構成さ
れるものとすることができる。又、好ましくは、前記識
別用孔形成部は、前記第1〜第nの全ての識別用孔形成
地点に孔が形成され、且つ、識別用孔を形成すべき地点
に対応する位置に開口が形成された閉塞部材が接合され
ているものとすることができる。さらに、前記突起形成
部は、前記第1〜第nの識別用孔形成地点と対向する位
置に開口を有するカバー部材と、前記突起が形成された
突起プレートとを備え、前記突起プレートの突起が前記
カバー部材の開口に挿通された状態で、該突起プレート
がカバー部材に保持されているものとすることができ
る。
【0011】より好ましくは、前記ベース部材は、複数
のベース部材を多段に支持する支持架台に着脱可能に装
着されるものであり、前記カセッタが載置される載置部
と、該載置部から上方に延びる当接部と、該当接部から
前記載置部とは反対方向に延び、前記支持架台の表面と
の共働下に上下方向に延びる案内路を形成する一対の案
内片とを備え、前記カセッタから排出される薬剤が前記
案内路内に導入されるように構成されているものとする
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る薬剤収容容
器の好ましい一実施の形態について、添付図面を参照し
つつ説明する。図1は、本実施の形態に係る薬剤収容容
器1が複数設置された薬剤選択供給装置100を示して
おり、図1(a)及び(b)はそれぞれ部分平面図及び部分側
面図を示している。又、図2(a)及び(b)は、それぞれ、
薬剤収容容器1の平面図及び側面図であり、該薬剤収容
容器におけるカセッタの非装着時の一状態を示してい
る。
【0013】図1及び図2に示すように、薬剤収容容器
1は、薬剤を収容するカセッタ10と、該カセッタが着
脱自在に装着されるベース部材20とを備えている。
【0014】前記カセッタ10は、上方が開口とされた
薬剤収容部11と、該薬剤収容部内に配設された薬剤整
列ローラー12と、前記薬剤収容部の上方開口を着脱自
在に閉塞する蓋部材13とを備え、収容する薬剤を該ロ
ーラー12の回転に応じて所定量毎に排出し得るように
なっている。
【0015】前記薬剤整列ローラー12は、回転軸12
aと、該回転軸12aに相対回転不能に支持されたロー
ラー本体12bと、前記回転軸12aの下端部に相対回
転不能に支持された従動ギア12cとを備えている。そ
して、該カセッタ10は、前記薬剤整列ローラー12の
回転によって、該ローラーの周縁に整列された薬剤が、
前記薬剤収容部11の底壁に設けられた排出口(図示せ
ず)から排出されるようになっている。
【0016】前記ベース部材20は、ドラム等の支持架
台110から外方へ突出するように該支持架台110に
設けられる。なお、本実施の形態においては、該ベース
部材20は、ボルト等の締結手段によって前記支持架台
110に着脱可能に設置されるが、これに代えて、ベー
ス部材を支持架台に着脱不能に設けることも可能であ
る。
【0017】本実施の形態において、前記ベース部材2
0は、前記支持架台110に着脱自在に固定されるよう
になっている。詳しくは、前記ベース部材20は、前記
カセッタ10が載置される載置部21と、該載置部21
から上方に延びる当接部22と、該当接部22から前記
載置部21とは反対側へ延びる一対の案内片23とを備
えており、前記一対の案内片23と前記支持架台110
の表面とにより上下方向に延びる空間が形成されるよう
に、前記支持架台110に装着されている。
【0018】前記上下方向に延びる空間は、前記カセッ
タ10から払い出される薬剤を、前記支持架台110の
下方に配されるホッパ(図示せず)へ案内する案内路3
0となるものである。即ち、本実施の形態においては、
カセッタ10から排出された薬剤をドラム等の支持架台
の下方に配設されるホッパへ案内する案内路が、支持架
台の内部に形成されるのではなく、ベース部材20と支
持架台110の表面とによって形成されるようになって
いる。従って、前記ベース部材20を支持架台110に
対して着脱自在としておけば、前記案内路30の清掃を
簡単に行うことができる。
【0019】即ち、前記案内路30は薬剤が通過するも
のであるから、該案内路30には薬剤のコーティング部
材等が付着する。その為、案内路の清掃が必要となる。
例えば、前記案内路を支持架台の内部、例えば、ドラム
の内部に形成しておくと、案内路の清掃の為にドラムの
分解が必要となる。
【0020】これに対し、本実施の形態におけるよう
に、前記ベース部材20を支持架台110に対し着脱自
在としつつ、該ベース部材20における一対の案内片2
3と支持架台110の表面とによって前記案内路30を
形成すれば、支持架台110を分解することなく案内路
30の清掃を行うことが可能となる。
【0021】又、ドラム等の支持架台の内部に前記案内
路を形成すると、該支持架台の表面に、薬剤収容容器の
排出口と前記案内路とを連通させる連通孔を形成する必
要が生じ、支持架台の製造コストの高騰を招くことにな
るが、本実施の形態においては斯かる不都合は生じな
い。なお、図中、符号31は、前記カセッタ10の排出
口と前記案内路31とを連通する連通路である。
【0022】さらに、前記ベース部材20は、前記載置
部21の内部に収容されるモータ24と、下端部が該モ
ータ21に相対回転不能に支持され且つ上端部が前記載
置部21の上面から上方に延びる駆動軸25と、該駆動
軸25の上端部に相対回転不能に支持された駆動ギア2
6とを備えている。該駆動ギア26は、前記カセッタ1
0をベース部材20に装着させた際に、該カセッタ10
の従動ギア12cと噛合するようになっている。
【0023】図3に、図2(b)におけるA矢視方向から
視たカセッタ10の背面図を示す。又、図4に、前記カ
セッタ10を背面側から視た部分分解斜視図を示す。さ
らに、図5に、図2(b)におけるB矢視方向から視たベ
ース部材20の正面図を示す。前記ベース部材20は、
前記カセッタ10を前記ベース部材20に装着した際に
該カセッタ10と当接する部分に、識別用孔形成部60
を有している。該識別用孔形成部60は、それぞれに別
個の孔が形成され得る第1〜第nの識別用孔形成地点を
有している。そして、該識別用孔形成地点のうち2以上
の地点において、識別用孔が形成され、他の識別用孔形
成地点は閉塞されている。
【0024】前記識別用孔形成地点のうち実際に識別用
孔が形成される地点は、支持架台に支持又は設置される
複数のベース部材のそれぞれにおいて異なっており、こ
れにより、該複数のベース部材のそれぞれが互いに識別
され得るようになっている。図5に示すベース部材20
においては、第1〜第12の12個の識別用孔形成地点
61a〜61lを有し、該12の地点のうち、第1,第
6,第10及び第12の4地点61a,61f,61
j,61lにおいて識別用孔62が形成されている。
【0025】本実施の形態においては、前記12個の識
別用孔形成地点61a〜61lのうち,何れの地点に識
別用孔が形成されているかを2進数で表示し、該2進数
表示で表される数字の小さい方から大きい方へ向かって
ベース部材の識別番号を付与している。図6に、識別用
孔の形成位置と識別番号との対応表を示す。図5に示す
形態においては、前述のように、第1,第6,第10及
び第12の4地点において識別用孔が形成されている。
従って、これを2進数で表示すると、“1010001
00001”となり、識別番号“425”が与えられ
る。
【0026】一方、前記カセッタ10は、前記ベース部
材20の当接部22と当接する当接面に、前記識別用孔
形成部60と対向する突起形成部50を有している。該
突起形成部50は、第1〜第12の識別用孔形成地点6
1a〜61lと対向する位置に、第1〜第12の突起形
成地点51a〜51lを有しており、該識別用孔形成地
点のうち前記識別用孔と対向する地点にのみ突起が形成
されている。
【0027】本実施の形態においては、図3及び図4に
示すように、第1,第6,第10及び第12の突起形成
地点51a,51f,51j,51lに突起52が形成
されている。斯かるカセッタ10には、前記ベース部材
におけると同様に、識別番号“425”が付与されてい
る。
【0028】例えば、識別番号“426”のカセッタ
は、第2,第6,第10及び第12の突起形成地点に突
起が形成されている(図6参照)。前記識別番号“42
5”のベース部材は、第2の識別用孔形成地点51bが
閉塞されているから、識別番号“426”のカセッタを
該識別番号“425”のベース部材に装着することはで
きない。即ち、記識別番号“425”のベース部材に
は、識別番号“425”のカセッタしか装着できない。
【0029】このように、本実施の形態においては、一
のカセッタ10は、該一のカセッタ10に対応したベー
ス部材20にしか装着できないようになっており、これ
により、カセッタの誤装着が防止されるようになってい
る。さらに、本実施の形態においては、複数の識別用孔
形成地点61a,61b,・・・及び突起形成地点51
a,51b,・・・のそれぞれから選択される2以上の
地点を2進数表示し、該2進数表示を用いてベース部材
20及びカセッタ10に識別番号を付与するように構成
しているので、識別用孔形成地点及び突起形成地点を多
く設けることなく、多数の識別が可能となっている。
【0030】即ち、前記実公平4-49044号公報に記載の
薬剤収容容器においては、256(=16×16)種類
の識別を行う為に、ベース部材又はカセッタに32(=
16+16)個の孔を形成する必要がある。
【0031】これに対し、本実施の形態においては、ベ
ース部材20及びカセッタ10にそれぞれ12個の識別
用孔形成地点及び突起形成地点を用意するだけで、49
5種類の識別が可能となっている(図6参照)。従っ
て、本実施の形態においては、多種の識別が可能であり
ながら、ベース部材及びカセッタにおける識別用孔形成
部及び突起形成部を大きくとる必要がなく、該ベース部
材及びカセッタの小型化を図ることができる。
【0032】好ましくは、図7に示すように、前記ベー
ス部材20における当接面の第1〜第12の識別用孔形
成地点61a〜61lに全て孔を形成しておき、識別用
孔が形成されるべき地点に対応する位置に開口が形成さ
れた閉塞部材65を、前記識別用孔形成部に接合させる
ことができる。このように構成することによって、前記
閉塞部材65を取り替えるだけでベース部材20の識別
番号を変更させることができる。
【0033】又、好ましくは、図4に示すように、前記
カセッタ10に、前記第1〜第12の突起形成地点51
a〜51lのうちの所定位置に突起52が形成された突
起プレート55と、前記第1〜第12の突起形成地点の
全てに開口が形成され且つ該カセッタの当接面に着脱自
在に装着されるカバー部材56とを備え、該カバー部材
56によって前記突起プレート55を支持するように構
成することができる。このように構成することによっ
て、前記突起プレート55を変更するだけで、カセッタ
10の識別番号を容易に変更することができる。
【0034】さらに好ましくは、前記カセッタ10にお
ける突起形成部50と前記ベース部材20における識別
用孔形成部60との少なくとも一方を磁石等の磁性材料
で形成し、該突起形成部50及び識別用孔形成部60が
磁力によって互いに吸着されるように構成することがで
きる。このように構成することによって、カセッタ10
のベース部材20への装着状態を確実に保持することが
でき、不意にカセッタ10がベース部材20から外れる
ことを有効に防止できる。
【0035】なお、本実施の形態においては、ベース部
材に識別用孔を設け、カセッタに突起を設けたが、これ
を逆に構成することも可能である。即ち、ベース部材に
突起を設け、カセッタに識別用孔を設けても良い。又、
本実施の形態においては、支持架台110としてドラム
を例に説明したが、当然ながら、ドラムに変えて、棚式
の支持架台や引き出し式の支持架台等、種々の支持架台
を用いることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る薬剤収容容器によれば、カ
セッタのベース部材への装着時に互いに当接する該カセ
ッタ及びベース部材の当接面の一方に、第1から第nの
複数の識別用孔形成地点を有する識別用孔形成部を設
け、該識別用孔形成部は、前記第1〜第nの識別用孔形
成地点のうち2以上の地点において識別用孔を有し、且
つ、他の地点は閉塞されており、前記当接面の他方に
は、前記識別用孔形成部と対向する位置に突起形成部を
設け、前記突起形成部は、前記識別用孔と対向する位置
にのみ該識別用孔に係入される突起を有するように構成
したので、カセッタのベース部材への誤装着を防止しつ
つ、該カセッタ及びベース部材の大型化を有効に防止す
ることができる。
【0037】又、前記識別用孔形成部及び突起形成部が
磁力によって互いに吸着保持されるように構成すれば、
意に反してカセッタがベース部材から外れることを有効
に防止できる。又、前記識別用孔形成部を、前記第1〜
第nの全ての識別用孔形成地点に孔が形成され、且つ、
識別用孔を形成すべき地点に対応する位置に開口が形成
された閉塞部材が接合されてなるものとすれば、該閉塞
部材を変更するだけで容易に識別番号を変更することが
できる。又、前記突起形成部を、前記第1〜第nの識別
用孔形成地点と対向する位置に開口を有するカバー部材
と、前記突起が形成された突起プレートとを備え、前記
突起プレートの突起が前記カバー部材の開口に挿通され
た状態で、該突起プレートがカバー部材に保持されてい
るものとすれば、前記突起プレートを変更するだけで容
易に識別番号を変更することができる。
【0038】さらに、前記ベース部材は、複数のベース
部材を多段に支持する支持架台に着脱可能に装着される
ものである場合において、該ベース部材を、前記カセッ
タが載置される載置部と、該載置部から上方に延びる当
接部と、該当接部から前記載置部とは反対方向に延び、
前記支持架台の表面との共働下に上下方向に延びる案内
路を形成する一対の案内片とを備えるものとし、前記カ
セッタから排出される薬剤が前記案内路内に導入される
ように構成すれば、該案内路の清掃を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の一実施
の形態に係る薬剤収容容器が複数設置された薬剤選択供
給装置の部分平面図及び部分側面図である。
【図2】図2(a)及び(b)は、それぞれ、図1に示す薬剤
収容容器の平面図及び側面図である。
【図3】図3は、図2(b)におけるA矢視方向から視た
カセッタの背面図である。
【図4】図4は、図3に示すカセッタを背面側から視た
部分分解斜視図である。
【図5】図5は、図2(b)におけるB矢視方向から視た
ベース部材の正面図である。
【図6】図6は、カセッタ又はベース部材に付与される
識別番号表である。
【図7】図7は、前記ベース部材の変更例の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 薬剤収容容器 10 カセッタ 12 薬剤整列ローラー 20 ベース部材 21 装着部 22 当接部 23 一対の案内片 30 案内路 50 突起形成部 55 突起プレート 56 カバー部材 51a〜51l 突起形成地点 52 突起 60 識別用孔形成部 61a〜61l 識別用孔形成地点 62 識別用孔 65 閉塞部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤整列ローラーを有し、収容する薬剤
    を該ローラーの回転に応じて所定量毎に排出するカセッ
    タと、該カセッタが着脱自在に装着され、該カセッタの
    装着時に前記ローラーに回転駆動力を伝達し得るように
    構成されたベース部材とを備えた薬剤収容容器であっ
    て、 前記カセッタのベース部材への装着時に互いに当接する
    該カセッタ及びベース部材の当接面の一方には、第1か
    ら第nの複数の識別用孔形成地点を有する識別用孔形成
    部が設けられ、 該識別用孔形成部は、前記第1〜第nの識別用孔形成地
    点のうち2以上の地点において識別用孔を有し、且つ、
    他の地点は閉塞されており、 前記当接面の他方には、前記識別用孔形成部と対向する
    位置に突起形成部が設けられ、 前記突起形成部は、前記識別用孔と対向する位置にのみ
    該識別用孔に係入される突起を有していることを特徴と
    する薬剤収容容器。
  2. 【請求項2】 前記識別用孔形成部及び突起形成部は、
    磁力によって互いに吸着されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の薬剤収容容器。
  3. 【請求項3】 前記識別用孔形成部は、前記第1〜第n
    の全ての識別用孔形成地点に孔が形成され、且つ、識別
    用孔を形成すべき地点に対応する位置に開口が形成され
    た閉塞部材が接合されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の薬剤収容容器。
  4. 【請求項4】 前記突起形成部は、前記第1〜第nの識
    別用孔形成地点と対向する位置に開口を有するカバー部
    材と、前記突起が形成された突起プレートとを備え、 前記突起プレートの突起が前記カバー部材の開口に挿通
    された状態で、該突起プレートがカバー部材に保持され
    ていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載
    の薬剤収容容器。
  5. 【請求項5】 前記ベース部材は、複数のベース部材を
    多段に支持する支持架台に着脱可能に装着されるもので
    あり、前記カセッタが載置される載置部と、該載置部か
    ら上方に延びる当接部と、該当接部から前記載置部とは
    反対方向に延び、前記支持架台の表面との共働下に上下
    方向に延びる案内路を形成する一対の案内片とを備え、 前記カセッタから排出される薬剤が前記案内路内に導入
    されるように構成されていることを特徴とする請求項1
    から4の何れかに記載の薬剤収容容器。
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