JPH0760983A - インクジェット用インクタンク - Google Patents
インクジェット用インクタンクInfo
- Publication number
- JPH0760983A JPH0760983A JP21401393A JP21401393A JPH0760983A JP H0760983 A JPH0760983 A JP H0760983A JP 21401393 A JP21401393 A JP 21401393A JP 21401393 A JP21401393 A JP 21401393A JP H0760983 A JPH0760983 A JP H0760983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink tank
- ink
- color
- black
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】
【構成】 キャリッジ上に搭載された複数色のヘッドに
対し着脱される交換式インクタンクにおいて、黒インク
用のインクタンクが他色のインクタンク部を専有するイ
ンクジェット用インクタンクを提供する。他色のインク
タンクが黒インクタンクに対し着脱可能に構成されてお
り、この際、複数の他色のインクタンクが一体で構成さ
れるか又は個別に着脱可能に構成される。 【効果】 複数色のヘッドを搭載した記録ヘッド後部に
大容量の黒インクタンクを着脱可能に設置し、文字主体
でプリント出力させるユーザの黒インク交換頻度を低減
させることができる。また、黒主体のインクタンクにカ
ラー用の少容量のインクタンクを装着可能とすること
で、キャリッジスペースを大きくすることなくカラープ
リントにも容易に出力できる。
対し着脱される交換式インクタンクにおいて、黒インク
用のインクタンクが他色のインクタンク部を専有するイ
ンクジェット用インクタンクを提供する。他色のインク
タンクが黒インクタンクに対し着脱可能に構成されてお
り、この際、複数の他色のインクタンクが一体で構成さ
れるか又は個別に着脱可能に構成される。 【効果】 複数色のヘッドを搭載した記録ヘッド後部に
大容量の黒インクタンクを着脱可能に設置し、文字主体
でプリント出力させるユーザの黒インク交換頻度を低減
させることができる。また、黒主体のインクタンクにカ
ラー用の少容量のインクタンクを装着可能とすること
で、キャリッジスペースを大きくすることなくカラープ
リントにも容易に出力できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
ーのキャリッジ上の複数色のヘッドに対し交換可能とし
たインクジェット用インクタンクに関する。
ーのキャリッジ上の複数色のヘッドに対し交換可能とし
たインクジェット用インクタンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、インクジェットのカラープリンタ
としては、図６に示すようにブラック（Ｂｋ）、シアン
（Ｃ）、マゼンダ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）の各色の記録
ヘッドをキャリッジ１に搭載し、インク容量が各色とも
同量のインクタンク（インクカートリッジ）という構成
であった。
としては、図６に示すようにブラック（Ｂｋ）、シアン
（Ｃ）、マゼンダ（Ｍ）、イエロー（Ｙ）の各色の記録
ヘッドをキャリッジ１に搭載し、インク容量が各色とも
同量のインクタンク（インクカートリッジ）という構成
であった。
【０００３】また、Ｙ、Ｍ、Ｃの各色とも、記録ヘッド
部、インクタンク部を含め、全て一体の構成であった。
部、インクタンク部を含め、全て一体の構成であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のカラープ
リンタは、黒色の文字ベースを主体とし、時たまカラー
を使用する者にとっては、黒インク容量に比較してカラ
ーのインク容量が多く、その結果キャリッジ上に占める
インクタンク部の大きさが必要以上に大きく、プリンタ
の構成としてキャリッジ走行巾が大きくなり、それにつ
れてプリンタが大きくなる欠点があった。
リンタは、黒色の文字ベースを主体とし、時たまカラー
を使用する者にとっては、黒インク容量に比較してカラ
ーのインク容量が多く、その結果キャリッジ上に占める
インクタンク部の大きさが必要以上に大きく、プリンタ
の構成としてキャリッジ走行巾が大きくなり、それにつ
れてプリンタが大きくなる欠点があった。
【０００５】またＹ、Ｍ、Ｃのカラー部を全て一体にし
たインクタンク一体のカラーヘッドではインク交換時に
付加価値が大きい記録ヘッド部を棄てるという不都合が
あった。
たインクタンク一体のカラーヘッドではインク交換時に
付加価値が大きい記録ヘッド部を棄てるという不都合が
あった。
【０００６】本発明は上記の諸問題点を解決するために
なされたものである。
なされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャリッジ上
に搭載された複数色のヘッド部に対し着脱される交換式
インクタンクであって、黒インク用のインクタンクが他
色のインクタンク部を専有することを特徴とするインク
ジェット用インクタンクである。
に搭載された複数色のヘッド部に対し着脱される交換式
インクタンクであって、黒インク用のインクタンクが他
色のインクタンク部を専有することを特徴とするインク
ジェット用インクタンクである。
【０００８】上記他色のインクタンクは、黒インクタン
クに対して着脱可能に構成されることが望ましい。その
際、複数の他色のインクタンクが一体で構成されて着脱
可能であっても、又は各色インクタンク毎に個別に着脱
可能であっても構わない。各色個別に着脱可能とする構
成においては、各色のインクタンクが一義的に位置決め
される手段を有する。
クに対して着脱可能に構成されることが望ましい。その
際、複数の他色のインクタンクが一体で構成されて着脱
可能であっても、又は各色インクタンク毎に個別に着脱
可能であっても構わない。各色個別に着脱可能とする構
成においては、各色のインクタンクが一義的に位置決め
される手段を有する。
【０００９】また、黒以外の色のカラーへッドとカラー
インクタンク接続部に、黒色インクタンクがその接続部
を閉じるキャップ部が設けられている。
インクタンク接続部に、黒色インクタンクがその接続部
を閉じるキャップ部が設けられている。
【００１０】このように、着脱交換するインクタンクの
黒インクのインク容量を増加することにより、文字ベー
ス主体のユーザの使い勝手を良くすることができる。
黒インクのインク容量を増加することにより、文字ベー
ス主体のユーザの使い勝手を良くすることができる。
【００１１】また、各色のヘッド間ピッチを広げること
なく、黒インク容量のみ増大させ、他色は小容量キャリ
ッジ上に搭載可能とし、必要時にはカラープリンタとし
ても使用可能となる。
なく、黒インク容量のみ増大させ、他色は小容量キャリ
ッジ上に搭載可能とし、必要時にはカラープリンタとし
ても使用可能となる。
【００１２】
（実施例１）図１、図２は本発明のキャリッジ上のイン
クタンクを示している。キャリッジ１には、記録ヘッド
２が設けられ黒２Ａ、シアン２Ｂ、マゼンダ２Ｃ、イエ
ロー２Ｄと４色のヘッドが取り付けられている。カラー
プリンタとして各色のインクが均等に使用されるなら各
ヘッドピッチ分の巾で同容量のインクタンク（インクカ
ートリッジ）を設ければいい訳であるが、通常の文字を
主体として出力させるプリンタの使用方法としては圧倒
的に黒インクの使用量が多く、たまにカラーインクを使
う程度である。
クタンクを示している。キャリッジ１には、記録ヘッド
２が設けられ黒２Ａ、シアン２Ｂ、マゼンダ２Ｃ、イエ
ロー２Ｄと４色のヘッドが取り付けられている。カラー
プリンタとして各色のインクが均等に使用されるなら各
ヘッドピッチ分の巾で同容量のインクタンク（インクカ
ートリッジ）を設ければいい訳であるが、通常の文字を
主体として出力させるプリンタの使用方法としては圧倒
的に黒インクの使用量が多く、たまにカラーインクを使
う程度である。
【００１３】このような状況で文字出力としての使用頻
度が高くても２台のプリンタを使用することなく１台で
インクタンクの交換頻度を低減させるには、図１及び図
２に示すようにＣ、Ｍ、Ｙのヘッドが占めるキャリッジ
上の後部を生かして黒色用のインクタンク３を構成する
ことが文字ベース主体でプリンタを使用する者にとって
も好ましい。インクタンク３は、黒色ヘッド２Ａとの接
続部３Ａ、インクタンク内を大気に連通する連通口３
Ｃ、またＣ、Ｍ、Ｙヘッドの接続部を閉じるためのキャ
ップである弾性体３Ｂで構成されている。弾性体３Ｂ
は、Ｃ、Ｍ、Ｙヘッドのインクタンクの接続部を閉塞す
ることにより記録ヘッド内の乾燥防止、ゴミに付着を防
止する。
度が高くても２台のプリンタを使用することなく１台で
インクタンクの交換頻度を低減させるには、図１及び図
２に示すようにＣ、Ｍ、Ｙのヘッドが占めるキャリッジ
上の後部を生かして黒色用のインクタンク３を構成する
ことが文字ベース主体でプリンタを使用する者にとって
も好ましい。インクタンク３は、黒色ヘッド２Ａとの接
続部３Ａ、インクタンク内を大気に連通する連通口３
Ｃ、またＣ、Ｍ、Ｙヘッドの接続部を閉じるためのキャ
ップである弾性体３Ｂで構成されている。弾性体３Ｂ
は、Ｃ、Ｍ、Ｙヘッドのインクタンクの接続部を閉塞す
ることにより記録ヘッド内の乾燥防止、ゴミに付着を防
止する。
【００１４】図３は、本発明のインクタンク３が記録ヘ
ッド２にキャリッジ１上で設置された状態を示してい
る。インクタンクの位置決め部材であるレバー１Ａ、バ
ネ部材１Ｂなどにより、接続部３Ａが連結され、インク
を保水した多孔子質体３Ｄと記録ヘッド２側のフィルタ
或は多孔質体（図示せず）と接続されレインクの供給が
可能となる。
ッド２にキャリッジ１上で設置された状態を示してい
る。インクタンクの位置決め部材であるレバー１Ａ、バ
ネ部材１Ｂなどにより、接続部３Ａが連結され、インク
を保水した多孔子質体３Ｄと記録ヘッド２側のフィルタ
或は多孔質体（図示せず）と接続されレインクの供給が
可能となる。
【００１５】（実施例２）図４は本発明の他の実施例を
示し、黒インク容量の大きなインクタンク３Ｄ内にＭ、
Ｙの夫々のインクタンク３０Ｂ、３０Ｃ、３０Ｄを設け
たものでありカラーインクは少量となっている。
示し、黒インク容量の大きなインクタンク３Ｄ内にＭ、
Ｙの夫々のインクタンク３０Ｂ、３０Ｃ、３０Ｄを設け
たものでありカラーインクは少量となっている。
【００１６】このカラーインクタンク部は、各種の構成
を設定できる。まず、図５（Ｃ）のように３色を一体と
して黒インクタンク内に着脱可能とすることができる。
また図５（Ｂ）のように各色毎に個別に着脱可能とする
こともできる。
を設定できる。まず、図５（Ｃ）のように３色を一体と
して黒インクタンク内に着脱可能とすることができる。
また図５（Ｂ）のように各色毎に個別に着脱可能とする
こともできる。
【００１７】このような構成とすることにより、黒イン
ク消費による交換頻度は低減でき、たまにカラーを使用
する場合も便利に使用できる。
ク消費による交換頻度は低減でき、たまにカラーを使用
する場合も便利に使用できる。
【００１８】さらに他の実施例としてインクタンク３０
とＣ、Ｍ、Ｙインクタンク３０Ｂ、３０Ｃ、３０Ｄの誤
装着防止のため、図５（Ａ）およびび（Ｂ）に示すよう
に誤装入防止のための手段が設けられている。
とＣ、Ｍ、Ｙインクタンク３０Ｂ、３０Ｃ、３０Ｄの誤
装着防止のため、図５（Ａ）およびび（Ｂ）に示すよう
に誤装入防止のための手段が設けられている。
【００１９】突起１０の位置により、Ｃ、Ｍ、Ｙのイン
クタンク位置がインクタンク３０の穴１１側に対し一義
的に位置決めされる。この位置決め方法は、突起と穴だ
けではなく、溝、切込みなど各種の構成でも構わない。
クタンク位置がインクタンク３０の穴１１側に対し一義
的に位置決めされる。この位置決め方法は、突起と穴だ
けではなく、溝、切込みなど各種の構成でも構わない。
【００２０】このキャリッジ上でのインクタンク交換方
式では、記録ヘッドがインクタンクとは別に固定され、
電気的コンタクトも不図示の各種方法で取られている。
また、記録ヘッド及びインクタンクの位置は、左右対称
でもＹ、Ｍ、Ｃの順番はプリント方式により決められ
る。
式では、記録ヘッドがインクタンクとは別に固定され、
電気的コンタクトも不図示の各種方法で取られている。
また、記録ヘッド及びインクタンクの位置は、左右対称
でもＹ、Ｍ、Ｃの順番はプリント方式により決められ
る。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、複数色のヘッドを
搭載した記録ヘッド後部に大容量の黒インクタンクを着
脱可能に設置し、文字主体でプリント出力させるユーザ
の黒インク交換頻度を低減させることができる。
搭載した記録ヘッド後部に大容量の黒インクタンクを着
脱可能に設置し、文字主体でプリント出力させるユーザ
の黒インク交換頻度を低減させることができる。
【００２２】またさらに、黒主体のインクタンクにカラ
ー用の小容量のインクタンクを装着可能とすることでキ
ャリッジスペースを大きくすることなくカラープリント
にも容易に出力することができる効果がある。
ー用の小容量のインクタンクを装着可能とすることでキ
ャリッジスペースを大きくすることなくカラープリント
にも容易に出力することができる効果がある。
【図１】本発明の一実施例のキャリッジ上の記録ヘッド
とインクタンクを説明する模式的斜視図である。
とインクタンクを説明する模式的斜視図である。
【図２】図１のインクタンクを説明する模式的斜視図で
ある。
ある。
【図３】本発明のインクタンクが記録ヘッドにキャリッ
ジ上で設置された状態を説明する模式図である。
ジ上で設置された状態を説明する模式図である。
【図４】本発明の他の実施例あるインク容量の大きな、
黒色インクタンク内にインク容量の小さな複数色の夫々
のインクタンクを設けた状態を説明する模式的斜視図で
ある。
黒色インクタンク内にインク容量の小さな複数色の夫々
のインクタンクを設けた状態を説明する模式的斜視図で
ある。
【図５】本発明のカラーインクタンク部の各種構成を説
明する模式図である。 （Ａ）カラーインクタンクの誤装着防止のための穴を説
明する側面図。 （Ｂ）カラーインクタンクを各色毎に個別に黒インクタ
ンク内に着脱可能とする構成及び誤装着防止のための突
起を説明する斜視図。 （Ｃ）カラーインク３色を一体として、黒インクタンク
内に着脱可能とする構成を説明する斜視図。
明する模式図である。 （Ａ）カラーインクタンクの誤装着防止のための穴を説
明する側面図。 （Ｂ）カラーインクタンクを各色毎に個別に黒インクタ
ンク内に着脱可能とする構成及び誤装着防止のための突
起を説明する斜視図。 （Ｃ）カラーインク３色を一体として、黒インクタンク
内に着脱可能とする構成を説明する斜視図。
【図６】従来例の同容量の黒インクタンクと他色インク
タンクの構成を説明する模式的斜視図である。
タンクの構成を説明する模式的斜視図である。
１ キャリッジ ２ 記録ヘッド ３ インクカートリッジ ３Ａ 接続部 ３Ｂ 弾性体 ３Ｃ 連通口 １０ 突起 １１ 穴 ３０ インクタンク ３０Ｂ，３０Ｃ，３０Ｄ カラーインクタンク
Claims (5)
- 【請求項１】 キャリッジ上に搭載された黒色を含む複
数色のヘッドに対し着脱される交換式インクタンクであ
って、キャリッジ上の前部を占める小容量のカラーイン
クと該キャリッジ上の後縁部との間のスペースを、黒イ
ンク用のインクタンクが占有するインクジェット用イン
クタンク。 - 【請求項２】 黒以外の色のカラーヘッドとカラーイン
クタンク接続部に前記黒インクタンクが該接続部を閉じ
るキャップ部を有する請求項１記載のインクジェット用
インクタンク。 - 【請求項３】 前記他色のインクタンクが黒インクタン
クに対し着脱可能である請求項１記載のインクジェット
用インクタンク。 - 【請求項４】 前記他色のインクタンクが一体で構成さ
れた請求項３記載のインクジェット用インクタンク。 - 【請求項５】 前記他色のインクタンクの各色が該イン
クタンクに対し一義的に位置決めされる請求項３記載の
インクジェット用インクタンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21401393A JPH0760983A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | インクジェット用インクタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21401393A JPH0760983A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | インクジェット用インクタンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760983A true JPH0760983A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16648833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21401393A Pending JPH0760983A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | インクジェット用インクタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760983A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002017818A (ja) * | 2000-07-05 | 2002-01-22 | Takazono Sangyo Kk | 薬剤収容容器 |
| WO2010104500A3 (en) * | 2009-03-09 | 2011-08-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink supply container |
| CN106313903A (zh) * | 2009-03-09 | 2017-01-11 | 惠普开发有限公司 | 墨液供应容器 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21401393A patent/JPH0760983A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002017818A (ja) * | 2000-07-05 | 2002-01-22 | Takazono Sangyo Kk | 薬剤収容容器 |
| WO2010104500A3 (en) * | 2009-03-09 | 2011-08-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink supply container |
| CN102348557A (zh) * | 2009-03-09 | 2012-02-08 | 惠普开发有限公司 | 墨液供应容器 |
| CN106313903A (zh) * | 2009-03-09 | 2017-01-11 | 惠普开发有限公司 | 墨液供应容器 |
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