JP3269342B2 - 組み立て可能なインクカートリッヂ - Google Patents

組み立て可能なインクカートリッヂ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
プリンタなどの記録装置などの技術分野に属するもので
あって、殊にそのインクカートリッヂを分解、組み立て
可能としたインクカートリッヂに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばインクジェットプリンタに
おいては、単色印刷用のブラックインクカートリッヂを
1個、もしくはそれに加えて多色印刷用にイエロー、マ
ゼンタ、シアンの色インクをそれぞれ収容した室を一体
的に備えたカートリッヂを1個、或いは各色に対応した
インクカートリッヂをそれぞれ1個ずつ装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、ブラックインクのみを頻繁に使用する場合
はブラックインクカートリッヂを頻繁に交換しなければ
ならないという煩わしさがあった。また、3色一体型の
インクカートリッヂについては、多色印刷を行わない場
合は不要になることもあり、更に3色のうちの1色のみ
を頻繁に使用してインク切れになった場合は他の2色の
インクを無駄にして交換しなければならないという問題
があった。
【0004】そこで本発明はこのような従来技術の課題
を解決するもので、その第1の目的は、使用頻度あるい
は使用目的に応じて自由に組み合わせることができるイ
ンクカートリッヂを提供することにある。
【0005】この発明の第2の目的は、分解・組み立て
がきわめて軽便になしうるインクカートリッヂを提供す
ることである。
【0006】この発明の第3の目的は、分解・組み立て
操作の際にオペレータが汚損されるおそれがなく、清潔
状態で保守しうるインクカートリッヂを提供することで
ある。
【0007】この発明の第4の目的は、使用後には環境
に優しい状態で廃棄できるインクカートリッヂを提供す
ることである。
【0008】この発明の第5の目的は、使用後にブロッ
クがん具などのように利用しうるインクカートリッヂを
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの手段としてのこの発明の構成上の特徴点は、次の通
りである。
【0010】(1) インクを含浸させたフォームを内蔵
し、開放可能な通気口と供給口を有する複数のインク収
納体を互いにその通気口と供給口とを整合させるように
重ね合わせ、基枠と、当該基枠の両側に回動可能に連設
した一組の側枠とで構成されてなる外枠によって当該イ
ンク収納体を固設するようにしたインクカートリッヂ。
【0011】従って、前記(1)の手段により、インクカ
ートリッヂを自由に組み合わせて分解・組み立てが出来
るものである。
【0012】又、清潔状態で保守出来るものであり、加
えて、使用後は玩具として利用してもよく、又、環境を
損なうことなく廃棄出来るものである。
【0013】(2) インクを含浸させたフォームを容器
に収容してなるインクカートリッヂにおいて、前記容器
の底部にはインク供給口を突設すると共に、隣設する他
のインクカートリッヂのインク供給口を受容する凹入部
を設けてなるインクカートリッヂ。
【0014】従って、前記(1)と同様の特徴を発揮出来
るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態について
説明する。
【0016】(実施の形態1)この実施の形態の特徴点
は、以下に述べるようにインクカートリッヂ1を分解、
組み立て可能とした点にある。
【0017】即ち、図1に示すように分解状態では、外
枠2、インク収納体3及び蓋体4によって構成されてお
り、図2に示すように組み立てた際には、外枠2の仕切
壁21によって区画された収納室22、23、24内
に、インク収納体3を格納し、蓋体4によってインク収
納体を封入しうるものである。次に、その各部について
説明すると、外枠2には、その底部25にフィルタ26
とパッキン27を有するインク供給口28を設け、頂部
に係止片29を延設している。
【0018】インク収納体3は、インクを含浸させた多
孔質材から成るフォーム31を備えた樹脂、もしくはア
ルミラミネートの樹脂材からなる容器32を備えてお
り、この容器32の通気孔33には、剥離可能にシール
34を貼設し、供給孔35にも同様のシール36を貼設
したものである。
【0019】蓋体4については、開口41を設けると共
に、その下面に押圧突子42を設け、更にその外周部に
は、係合片43を形成したものである。
【0020】従って、使用に当たっては、両シール3
4、36を取り外して通気孔33と供給孔を開放させて
インク収納体3を外枠2内に挿入し、その上面から蓋体
4を冠装し、開口41を通気孔33に整合させて係止片
29に係合片43を係着させることにより、押圧突子4
2によりフォーム31を加圧した状態にてインクカート
リッヂ1が組み立てうるものである。
【0021】図2に示すように、外枠2には例えばイン
ク収納体3を3個格納するスペースが設けられており、
各スペースにイエロー、マゼンタ、シアンの色インクを
それぞれ含むインク収納体3を格納しても良いが、ブラ
ックインクのみを使用する場合はブラックのインク収納
体3を全てのスペースに格納しても良く、ブラックとマ
ゼンタのみを使用する場合は例えばブラックのインク収
納体を2個、マゼンタのインク収納体1個、前述したス
ペースに格納すれば良く、使用状況に応じて種々の色の
インク収納体を組み合わせて格納することができる。
【0022】図中37は色検出用電極を示すものであ
り、インク収納体の装着時に色検出用電極37が本体側
の検出電極と接触し、色の識別が行われる。新しく装着
したインク収納体がその前に装着されていたインク収納
体とインクの色が異なる場合は、印字動作に先立ち、印
字ヘッドに連結された吸引手段の吸引作用によりインク
タンクから印字ヘッドまでのインク供給系の残留インク
を排出することにより、混色を防止できる。
【0023】(実施の形態2)図3に示すこの実施の形
態2のものは、複数のインク収納体3A、3Bを連設状
態に組み合わせて構成されたインクカートリッヂ1Aで
あって、図4に示すようにインク含浸フォーム31Aを
収納した容器32Aの頂部には、通気筒33Aを設ける
一方、底部には、供給口35Aを開設し、それぞれに剥
離可能にシール34A、36Aを貼設している。
【0024】前記インク収納体3A、3Bを組み立てて
インクカートリッヂ1Aとなすための外枠2Aは、多少
の弾力性を備えた樹脂材で構成している。
【0025】前記インクカートリッヂ1Aの組み立て
は、図4に示すようにシール34A、36Aを剥離した
インク収納体3A、3Bを重ね合わせ、その供給口35
Aと通気筒33Aを整合させた状態で外枠2A内に両イ
ンク収納体3A、3Bを挾持するようにすればよいもの
である。
【0026】(実施の形態3)図5に示すように、外枠
2Cが基枠21Cの両端に一組の側枠22Cを回動可能
に連設したものである。
【0027】従って、その組み立ての際には、仮想線で
示すように側枠22Cを開放させ、インク収納体3C、
3C’を実施の形態2同様に、重ね合わせて基枠21C
上に載置し、つまみ部22C’、22C’を挾持して側
枠22Cを実線位置に配置することによりインクカート
リッヂ1Cが組み立てうるものである。
【0028】(実施の形態4)図6に示すこの形態4の
インクカートリッヂ1Dにあっては、容器32D内にイ
ンクを含浸するフォーム部材31Dを収容し、蓋体4D
によってフォーム部材31Dを封止したものであり、当
該フォーム部材31Dを交換操作する際にはフック状の
係脱手段5Dにより蓋体4Dを開放し再度開止すればよ
いものである。また、容器32Dの底部325Dにフィ
ルタ326Dとパッキン327Dを連設したインク供給
口328Dを突設すると共に、隣接する他のインクカー
トリッヂ1Dのインク供給口328Dを受容する凹入部
329Dを併設した点にある。
【0029】その使用法としては、インクカートリッヂ
1Dとしての利用法にあっては、従来のものと格別異な
るところは存しないが、使用済みとなったインクカート
リッヂ1Dについては、以下に述べるようにインク漏れ
が発生しない状態で廃棄等の処理が可能となり、汚染に
よる環境への悪影響を未然防止しうるものである。
【0030】この点を図7に基づいて説明すると、イン
ク供給口328Dが完全にキャップされるように第1の
インクカートリッヂXのインク供給口328Xを隣接す
る第2のインクカートリッヂYの凹入部329Yに臨ま
せ、同時に第2のインクカートリッヂYのインク供給口
328Yを、第1のインクカートリッヂXの凹入部32
9Xに臨ませ、互いにインク供給口328X、328Y
が凹入部329Y、329Xに嵌合されて組み立てられ
ることとなって、インク供給口328X、328Yは封
止されてインクの漏洩を防止しうるものである。
【0031】なお、使用済みのインクカートリッヂ1D
は、多孔質部材31Dを取り出し、容器32Dと蓋体4
Dを十分洗滌すれば、例えば児童用のブロックがん具と
しても有用であり、予め容器32Dと蓋体4Dとを適宜
着色状としておけば、一層興味深いものが得られるもの
である。
【0032】(実施の形態5)図8に示すように扁平箱
型状のインクカートリッヂ1E〜Gを互いに連設し、そ
の外周を粘着テープTにより一体状に結束して、所要の
組み合わせ状のインクカートリッヂ1E〜1Gが得られ
るものであり、内装されたインクの種類を容易に組み合
せ変更可能となしたものである。
【0033】なお、使用済みのインクカートリッヂ1E
〜1Gをブロックがん具として利用できる点は、前記の
実施の形態4のものと共通していると言える。
【0034】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、次のよ
うな顕著な効果を奏するものである。
【0035】(1) 使用頻度もしくは使用目的に適合する
よう分解・組み立てが自在となり適応性の優れたインク
カートリッヂが得られる。
【0036】(2) 分解・組み立て操作が単純で、未熟練
者にとっても軽便に操しうるインクカートリッヂが得ら
れる。
【0037】(3) 供給口や通気口がタイムリーに開放さ
れうるものであるからオペレータへの汚損の不安のない
インクカートリッヂが得られる。
【0038】(4) 使用後のインクカートリッヂを環境に
優しい安全な状態で廃棄しうるものである。
【0039】(5) 使用後のインクカートリッヂをがん具
同様に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインクカートリッヂの実施の形態1
を示す分解・組立側断面図。
【図2】図1の組み立て状態における(イ)−(イ)断
面図。
【図3】この発明のインクカートリッヂの実施の形態2
を示す縦断面図。
【図4】図3に利用されるインク収納体の縦断面図。
【図5】この発明のインクカートリッヂの実施の形態3
を示す縦断面図。
【図6】この発明のインクカートリッヂの実施の形態4
を示す縦断面図。
【図7】図6のインクカートリッヂの組み合わせ状態の
説明図。
【図8】この発明のインクカートリッヂの実施の形態5
を示す斜視図。
【符号の説明】
1,1A,1C,1D,1E,1F,1G,X,Y イ
ンクカートリッヂ 2,2A,2C,2D 外枠 3,3A,3B,3C,3D,3C’ インク収納
体 4,4D 蓋体 29 係止片 29D 凹入部 31D フォーム部材 32D 容器 325D 底部 328D,328X,328Y インク供給口 329D,329X,329Y 凹入部 43 係合片 5 係脱手段 T 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 谷 宗 秀 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 越 野 一 夫 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−17052(JP,A) 特開 平6−91889(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを含浸させたフォームを内蔵し、
    開放可能な通気口と供給口を有する複数のインク収納体
    を互いにその通気口と供給口とを整合させるように重ね
    合わせ、基枠と、当該基枠の両側に回動可能に連設した
    一組の側枠とで構成されてなる外枠によって当該インク
    収納体を固設するようにしたインクカートリッヂ。
  2. 【請求項2】 インクを含浸させたフォームを容器に収
    容してなるインクカートリッヂにおいて、前記容器の底
    部にはインク供給口を突設すると共に、隣設する他のイ
    ンクカートリッヂのインク供給口を受容する凹入部を設
    けてなるインクカートリッヂ。
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