JP2002017779A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞬時の排泄物吸収に対応でき、肌に接する表
面シート側からの逆戻りを防止して、ムレ、カブレ、漏
れ防止に優れた吸収性物品を提供する。 【解決手段】 液不透過性の裏面シート5と、該裏面シ
ート5上に配置された吸収体3と、該裏面シート5の少
なくとも股下領域において該吸収体3の両側縁に沿って
配置された弾性部材8とを有する吸収性物品において、
前記吸収体3の裏面シート側に位置する下面の少なくと
も一部及び着用者の肌側に位置する上面が、液透過性の
表面シート(1または2)で被覆されており、かつ前記
吸収体3の上面側よりも下面側の吸収速度が速いことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、着用感に優れ、
漏れ防止効果が高い好適に使用される吸収性物品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 一般の吸収性物品は、吸収体と、着用
者の肌側に位置し、前記吸収体の上面側に位置する液透
過性の表面シートと、前記吸収体の下面側に位置する液
不透過性の裏面シートとにより構成され、さらに漏れ防
止効果を高めるために吸収体の側部に立体ギャザーやレ
グギャザーなどのギャザー部を設けている。しかしなが
ら、近年、吸収体の薄型化につれて、パルプ量の減少、
高吸水性ポリマー(以後SAPと略す)の増量が進み、
瞬時の吸収速度が低下して漏れを発生させるという問題
が起こっている。この様な漏れを防止するために、ゲル
ブロッキング防止、初期速度の向上等SAPの改良も進
んでいるがまだ十分ではない。また、着用者の肌側の通
液性を高める工夫も行われているが、通液性の高まりに
したがって逆戻り性も高まり、液戻りによってのムレ、
カブレが発生するという問題が起こっている。
【0003】これらの問題を解決するために、吸収体側
部のギャザーの伸縮を損ねず、フィット性を高めて漏れ
を防止するという吸収性物品も開示されている(特開平
5−076565号公報)。この吸収性物品は吸収体パ
ッドをレグギャザー等を有する最外装シートに中央領域
のみの固定で接着する方法を開示しており、吸収体の剛
性によるレグギャザーの伸縮の阻害は回避できてフィッ
ト性は向上するが、吸収体の薄型化に伴う初期吸収速度
の低下は補うことが出来ず、吸収性物品上を流れる排泄
物を吸収することが出来ず、着用者の姿勢によっては隙
間を生じさせ、漏れるという問題があった。
【0004】吸収体の表面積を多くして単位面積当たり
の吸収速度の低下を補う方法が開示されている(特開昭
62−167563号公報、特開平9−000561号
公報、特開昭63−309601号公報)。しかしなが
らこれらは、別体で吸収パッドを配置する(特開昭63
−309601号公報)、吸収体を分割してその下面側
一部に表面シートを折り込む(特開昭62−16756
3号公報、特開平9−000561号公報)等、製造工
程が複雑化して安定して製品が作れない、コストが高く
つく等の問題を有していた。また、吸収体側部にギャザ
ー部を有していないものは、隙間から漏れるという問題
も有していた。
【0005】これらの問題を解決するために、液透過性
の表面シートを吸収体側部で折り曲げて吸収体下部も液
透過性シートで覆い、吸収体下部の中心線寄りで裏面シ
ートに接合する吸収性物品が開示されている(特開平1
1−299826号公報)。この吸収性物品は吸収体側
部の裏面シート側にギャザー部を設けて、ギャザーが吸
収体の剛性に伸縮を阻害されず、フィット性が高まる工
夫もされている。しかしながら、表面シートを吸収体下
部に折り曲げて接合するため、製造が難しくなり、生産
速度が上がらないという問題があった。また、着用者の
肌面に位置する上面と裏面シート側に位置する下面に特
に工夫がないために、表面シートの通液速度を速めると
着用者の姿勢により排泄物の逆戻りが起きて、ムレ、カ
ブレを引き起こすという問題があった。また、表面シー
トに若干撥水性を持たせることで上面のサラット感、逆
戻り性を押さえるようにすると、吸収体全体の吸収速度
が低下して漏れるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 本発明者は、かかる
現状に鑑み、吸収体の吸収速度を高め初期吸収速度が低
下しがちな薄型吸収体に適した構成とすると共に、瞬時
の排泄物吸収にも対応出来て漏れを防止し、更に肌に接
する表面シート側の逆戻り性の減少により着用者のム
レ、カブレを防止出来る快適な吸収性物品を提供するこ
と、更にこのような吸収性物品を容易に連続製造できる
ことを課題とした。
【0007】更に本発明者は、着用者が排泄した排泄物
を着用者の肌面に位置する吸収体の上面のみならず、裏
面シート側に位置する下面側からも吸収し、また、瞬時
に吸収しきれないものも裏面シート側に配置された弾性
部材で外部への漏れを防ぎながら、吸収体と裏面シート
の間の空間に保持することで漏れを防止し、更に吸収体
の上面側よりも下面側の吸収速度を相対的に高めること
で着用者の肌面側をサラットさせ、逆戻り性も押さえ
て、ムレ、カブレを防止し、下面側からの急速な吸収に
より漏れを防止できることを見出して、本発明を完成し
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明は、液不透過性
の裏面シートと、該裏面シート上に配置された吸収体
と、該裏面シートの少なくとも股下領域において該吸収
体の両側縁に沿って配置された弾性部材とを有する吸収
性物品において、該吸収体の裏面シート側に位置する下
面の少なくとも一部及び着用者の肌側に位置する上面が
液透過性の表面シートで被覆され、該表面シートで被覆
された吸収体は、該裏面シートにまたは裏面シート上に
別シートが配置されている場合はそのシートに、部分的
に接合されることにより、接合されていない部分が該裏
面シートまたは該裏面シート上に配置されたシートとの
間に空隙を有しており、かつ該表面シートで被覆された
吸収体は、上面側よりも下面側の吸収速度が速いことを
特徴とする吸収性物品である。
【0009】本発明では、液不透過性の裏面シートと、
前記裏面シート上に配置された吸収体と、前記裏面シー
トの少なくとも股下領域において前記吸収体の両側縁に
沿って配置された弾性部材を有する吸収性物品におい
て、該吸収体の着用者の肌側に位置する上面のみなら
ず、裏面シート側に位置する下面も液透過性の表面シー
トで被覆し、この表面シートで被覆した吸収体の裏面シ
ート側を部分的に裏面シートに接合して(裏面シートに
サイドシート等の別シートが配置されている場合には、
このシートに接合して)、吸収体と裏面シートとの間に
空隙(空間)を形成することにより、吸収体の吸収する
表面積を大きくして、かつ吸収速度を高めることが出
来、初期吸収速度が低下しがちな薄型吸収体に適した構
成とした点に特徴を有する。
【0010】また、表面シートで被覆した吸収体の裏面
シート側に位置する下面側を、部分的に裏面シートまた
は裏面シート上に別シートが配置されている場合はその
シートに接合することで、裏面シートと吸収体の間に空
間(空隙)を形成して、吸収が間に合わなかったものや、
粘性が高く吸収されにくい排泄物などを外部に漏らさず
に溜め置くことが出来る点にも特徴を有する。
【0011】さらに、着用者のムレ、カブレを防止する
ためには、表面シートの肌面を若干撥水性にするなどサ
ラット感の向上、逆戻り性の減少に努める必要があり、
通液性と逆行するような処理を要する。一方、排泄物を
素早く吸収するためには吸収体の通液性を高める必要が
ある。これらのことを考慮して、本発明の吸収性物品
は、押されて逆戻りがおきても着用者の肌に当たること
がない吸収体の下面側の吸収速度や通液性を高め、吸収
体の上面側はサラット感、逆戻り性を重視した構成にす
る、すなわち、吸収体の上面側よりも下面側の吸収速度
を相対的に速めることで、ムレ、カブレ、漏れのいずれ
も防止できる快適な吸収性物品とした点に更なる特徴を
有する。
【0012】これらの吸収体の上面側と下面側の吸収速
度を変える構造は、吸収体のパルプとSAPの構造を変
えることでも調整が可能であるが、上面側の液透過性表
面シートと裏面側に位置する液透過性表面シートを別部
材として吸収体側部で貼り合せることで、さらに容易
に、快適な吸収性物品を作成することができる。すなわ
ち、本発明の吸収性物品はその構成により容易に連続製
造することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明の吸収性物品は、吸収体
の構成に特徴があり、吸収体を着用者の肌面に位置する
上面側のみならず、裏面シート側に位置する下面側も液
透過性シートの表面シートで被覆し、この被覆された吸
収体を裏面シートまたは裏面シート上に配置されたシー
トに部分的に接合して、吸収体と裏面シート間に空隙
(空間)を形成することにより、裏面シート側に配置され
た弾性部材で排泄物の漏れを防ぎながら、表面積を増し
た吸収体の上面、下面両側から排泄物を吸収することで
漏れを防止する一方、吸収体の上面側よりも下面側の吸
収速度を高めることで上面側のサラット感向上、逆戻り
性抑制によりムレ、カブレを防止し、下面側の吸収性に
より排泄物の漏れを防止することができる。また、吸収
体の上面側と下面側の吸収速度の違いを吸収体のパル
プ、SAPの構成変更により実現することも出来るが、
さらに好ましくは、上面側と下面側の表面シートを通液
性を変えた別部材として、吸収体の側部で貼り合せるこ
とで容易に製造可能である。
【0014】本発明において使用される表面シートは、
親水性あるいは疎水性の不織布、織布、多孔性プラスチ
ックフィルム等であり、その構成繊維は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の単繊
維、またはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ナイロン等の2成分以上からなる複合繊維等であ
り、特には、ポリエステル/ポリエステル、ポリエステ
ル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレンの複
合繊維が強度の面から好ましいが、特に制限をうけるも
のではない。 また、本発明においては、裏面シート上
にサイドシートを配置してもよく、サイドシートの素材
は上記の表面シートと同様のものを使用できる。
【0015】また、表面シートは、単一のシートで構成
される必要はなく、吸収体上面と下面、サイドフラップ
部で変えるなど複数枚のシートで構成しても良い。ま
た、複数枚のシートで表面シートを構成する際、各シー
トは別の素材を使っても良いが、同一の素材でも良い。
【0016】本発明において使用される裏面シートは、
ポリエチレン等の液不透過性フィルム、液不透過性フィ
ルムと不織布との貼合わせ、液不透過性フィルムと織布
との貼り合わせの素材等からなる。
【0017】本発明において使用される吸収体は、綿状
パルプ、SAP、親水性シート等からなり、特に制限を
受けるものではない。また、本発明において使用される
吸収体は、従来の使い捨ておむつその他の吸収性物品の
通常使用される公知の吸収性材料から作られている。す
なわち、綿状パルプ、レーヨン等の吸収性繊維からなる
単層もしくは多層のマットから形成され、さらに親水性
シートによりくるまれている。そして、SAPが各マッ
ト中に均一に混合もしくは各マット間に層状に配設され
ている。また、綿状パルプに対して3〜60重量%の熱
融着性物質を混合して熱圧着してもよい。もしくは、S
APのみが親水性シートによりくるまれているものでも
良い。
【0018】綿状パルプとしては、化学パルプシートも
しくは、機械パルプシートを粉砕機で解繊することによ
り得られる繊維長5mm以下のものが用いられる。パル
プ原料としては、針葉樹に限らず、広葉樹、わら、竹お
よびケナフも適用される。また、古紙パルプを使用して
も良い。この綿状パルプの使用量は、目的とする吸収体
により、例えば、単独で用いるか、複数積層して用いる
か、他の吸収材を併用するかなどにより異なるが、一般
的には、20〜400g/m2にされる。
【0019】SAPとしては、デンプン系、セルロース
系、合成ポリマー系が挙げられる。すなわち、デンプン
−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アク
リル酸エチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−
メタクル酸メチルグラフト共重合体のケン化物、デンプ
ン−アクリロニトリルグラフト共重合体のケン化物、デ
ンプン−アクリルアミドグラフト共重合体のケン化物、
デンプン−アクリロニトリル−2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸グラフト共重合体のケン化
物、アクリル酸(塩)重合体、アクリル酸で架橋された
ポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキシメチルセ
ルローズの架橋物、ポリビニールアルコール−無水マレ
イン酸反応物の架橋物などである。自重の20倍以上の
尿、体液及び水を吸収するもので、ポリアクリル酸ナト
リウム系のものが吸収性能の点から最も適当である。S
APの分布量は、乾燥した綿状パルプ100重量部に対
して10〜1000重量部、好ましくは50〜300重
量部である。
【0020】親水性シートは、例えば、ティシュ、吸収
紙、親水性不織布等、親水性のシートであれば良い。吸
収体の圧縮方法としては、周面が平滑なロールなどによ
り、吸収体の密度がその全体にわたり実質的に均等にな
るように連続する面状に圧縮してもよいし、周面が凹凸
状であるロールなどにより、吸収体の密度が部分的に異
なり、尿や体液を縦方向及び斜め方向に導く模様配列の
エンボスとなるように圧縮してもよい。エンボスの場
合、圧縮部、非圧縮部は、連続、非連続のいずれであっ
てもよい。
【0021】吸収体の形状は、矩形でも砂時計型でも良
く、従来の使い捨ておむつその他の吸収性物品の通常使
用される公知の形状のいずれでも良く、特に限定するも
のではない。また、吸収体上の少なくとも一部に拡散層
(セカンドシートとも言う)を設けても良い。拡散層
は、液体の拡散性を高めるために表面シートと吸収体の
間に配設するのが好ましく、接着剤等で吸収体に接着固
定される。拡散層を設けることで、装着者の姿勢等によ
り表面シート下の空間が十分に設けられない場合でも、
尿、体液等の吸収速度を低下させることなく、尿、体液
等の漏れを防ぐことが可能となる。
【0022】拡散層は、親水性液透過性の不織布、織
布、多孔性プラスチック、綿状パルプ等により形成さ
れ、その構成成分はポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リエステル、レーヨン、パルプまたはこれらの複合繊維
等でも良く、特に制限を受けるものではない。
【0023】弾性部材は、天然、合成ゴム、ウレタンな
どの糸状、ひも状、ネット状、平型形状のものを設置位
置に応じて用いる。弾性部材の配設はシートに接着剤等
により固定される。接着方法としては、ホットメルト、
澱粉系またはCMC(カルボキシメチルセルロース)な
どの水溶性の糊又は、流動性の高い接着剤を用いてもよ
いし、熱や超音波等による溶着でも良い。
【0024】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例である
展開型使い捨ておむつを詳細に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。図1は、展開型使い捨
ておむつの一部切り欠き平面図である。図1において、
使い捨ておむつは、液透過性の第一表面シート1と液透
過性の第二表面シート2の間に吸収体3を配置された吸
収性本体4を構成し、前記吸収性本体4は液不透過性の
裏面シート5上に配置され、吸収性本体4の側部には延
出した裏面シート5でサイドフラップ6を形成してい
る。使い捨ておむつは、背側部11、股下部12及び腹
側部13からなっており、前記股下部12の吸収性本体
4の両側部に裏面シート5とサイドシート7に挟まれて
脚周り弾性部材8がそれぞれ3本ずつ配置されている。
さらに、使い捨ておむつの腹側部13及び背側部11に
は第一表面シート1と裏面シート5に挟まれてウエスト
周り弾性部材9を配置している。背側部11サイドフラ
ップ6のおむつ幅方向端部には、着用時に背側部11と
腹側部13を接合させパンツ型となるように、結合手段
10が設けられている。
【0025】図面では、使い捨ておむつの脚周り弾性部
材8が、使い捨ておむつの股下部12に沿って、直線状
に配置されているが、曲線状でも良く、立体的に配置さ
れいても良く、特に限定されない。また、脚周り弾性部
材8も3本である必要はなく、1本以上配置されていれ
ば良い。さらに、図面では脚周り弾性部材8が使い捨て
おむつの両側部に沿って一部のみに配置されているが、
使い捨ておむつの両側部全長にわたって配置されていて
も良い。また、脚周り弾性部材8が複数本で形成される
場合は、その弾性部材8間の間隔は一定でも良いが、変
化していても良い。
【0026】背側部11のサイドフラップ6に設置され
る腹側部13と背側部11とを結合させる結合手段10
は、少なくとも背側部11のサイドフラップ6の幅方向
端部に一対配置されていればよく、二対以上配置されて
いても良い。結合手段10も、粘着材によるもの、機械
的結合など、どちらでも良く、これらの組み合わせでも
良い。また、背側部11に配置された結合手段10に合
わせて、腹側部13のシートが適宜選択され配置され
る。
【0027】背側部11、腹側部13のサイドフラップ
6に配置されるウエスト周り弾性部材9は必ずしも配置
する必要はなく、一方のみでも良いし、なくても良い。
また、配置する際もウエスト部近傍に配置すれば良く、
必ずしもウエスト端部に配置する必要はない。素材、大
きさ、強度も背側部11と腹側部13で同じでも良いが
異なっていても良い。図面ではウエスト周り弾性部材9
は吸収体の幅程度であるが、ほぼ使い捨ておむつ幅方向
全長に渡って配置されても良い。また、吸収体を横切っ
て配置されても良い。
【0028】図2は、図1の使い捨ておむつのX−X’
断面図である。図2において、液透過性の第一表面シー
ト1と液透過性の第二表面シート2の間に吸収体3が配
置され吸収性本体4を形成している。前記吸収性本体4
は中央部近傍の2箇所の結合部14において裏面シート
5に接合されている。吸収性本体4の側部に延出した裏
面シート5はサイドシート7と共に脚周り弾性部材8を
挟持してレグギャザーを形成している。
【0029】本例においては、サイドシート7が吸収性
本体4両側部のみに配置され、吸収性本体4は裏面シー
ト5に直接接合されているが、サイドシ−ト7は裏面シ
ート5と同じ幅で配設され、吸収性本体4と接合されて
も良い。ただし、低コストで作成するためには、吸収性
本体4側部のみの配設が好ましい。
【0030】図面(図2)では、吸収性本体4と裏面シ
ート5の結合部14を2箇所にしているが、1箇所でも
良く、複数箇所あっても良い。また、結合部14が股下
中央部に寄って配置されているが、結合部14の間隔を
吸収性本体4の幅寸法に合わせて、吸収性本体4の両側
に沿って配置されていても良い。ただし、結合部14が
吸収性本体4の両側に沿って配置される場合は、第二表
面シートの機能を損なわないように、第二表面シート側
に排泄物が流れ込むように接合部14は間欠で配置され
る必要がある。逆に、第二表面シートが十分に排泄物と
接することが出来れば、結合部14は必ずしも間欠であ
る必要はなく、長手方向に連続した結合部であっても良
い。結合手段はホットメルトなどが好ましく、ビード、
シム、スパイラル、カーテンコーター等、一般に用いら
れるいずれの塗工手段でも良い。また、ヒートシール、
超音波などを用いても良い。
【0031】図面では、吸収体3が股下部で第一表面シ
ート1、第二表面シート2よりも幅狭に形成されてい
る。しかしながら、薄型吸収体では股下部でフィット感
を損なうことがなく、また、股下部の吸収能力が最も求
められるため、表面シートの幅と同程度まで形成される
ことが好ましい。ただし、吸収体3の幅は特に限定され
ない。
【0032】図面では、吸収体3は着用者の肌面に位置
する上面と裏面シート5側に位置する下面側で異なる表
面シートで挟持されているが、一枚の表面シートで挟持
されていても良い。図面の様に異なる表面シートで吸収
体3が挟持されている場合は、第一表面シート1と第二
表面シート2の親水性や通液性を変えることで容易に吸
収体3の上面側と下面側の吸収速度を変更することが可
能である。
【0033】第一表面シート1は着用者の肌に直接触れ
ることから、あまり親水性を高めると表面シート自身が
保水をしてしまい、表面シートのサラット感が低下して
ムレ、カブレの原因となる。また、通液性を高めると吸
収速度が高まるが逆戻り性も高まり、やはり逆戻り液に
よってムレ、カブレを引き起こしてしまう。さらに、表
面シートに塗布される親水化剤は水分によって溶け出し
易く、肌との親和性も高いため、直接肌と接するシート
に多く塗布した場合、排泄物で溶け出して肌に付着し
て、化学的刺激によるカブレを引き起こしてしまう。こ
の様な問題を避けるために、肌に直接触れる第一表面シ
ート1と直接は肌に触れない第二表面シート2に分けて
吸収体3を挟持し、第一表面シート1としては通液性、
親水性を押さえてサラット感の向上、逆戻り性の抑制を
目的とした素材を配置し、第二表面シートで通液性、親
和性を高めて吸収速度を速めることを目的とした素材を
配置することで、容易にムレ、カブレを抑えて、漏れも
防止する好適に使用できる吸収性物品を提供できる。こ
の場合、吸収体の構成は上部、下部で異なっていても良
いが、上下同じでも良い。最終的に吸収性本体の上部よ
りも下部の吸収速度が速ければ、吸収体の構成は限定さ
れない。
【0034】図3は、図2とは別の実施例を示し、図1
の使い捨ておむつのX−X’断面図に相当する図であ
る。図面では、サイドシート7が裏面シート5と同じ幅
で配置されている。また、第一表面シート1は吸収体3
側部で折り曲げられて吸収体3を挟持している。
【0035】図面では、第一表面シート1は吸収体3全
体を包んでいるが、全体を包まなくても良く、着用者の
肌に位置する上面側より一部折り曲げて下面側を覆い、
裏面シート5側に結合しても良い。この場合は、少なく
とも、吸収体3を構成しているパルプやSAPが使い捨
ておむつの表面に出てこないように、第一表面シート1
と裏面シート5側の結合部14は直線、曲線には係わら
ないが、連続的に接着する必要がある。図面の様に吸収
体3全体を第一表面シート1で包んだ場合の結合部14
の状態は間欠、連続のどちらでも良い。
【0036】図面の様に、吸収体3の上面側も下面側も
第一表面シートで覆われている場合でも、吸収体の構成
による吸収速度の調整で上面側と下面側の吸収速度を変
更することは可能である。一般的方法として、拡散層を
吸収体3の下面側に配置することで上面側と下面側の吸
収速度を変えることが可能であるが、この場合、着用者
の姿勢により吸収体3下面とサイドシート7(または裏
面シート5)との間の空間がつぶされて、排泄物が吸収
体3下面に入りにくくなっても、排泄物がしみ込み拡散
し易い通路を確保して、排泄物の吸収を助け、漏れを防
止することが出来る。この様に、吸収体3下面に拡散層
(図示せず)を配置する場合は、吸収体3の幅と同程度
のものでも良いが、図面のように吸収体が股下部で幅狭
になって股下部で上面及び下面の表面シートの貼り合せ
部が形成されているときなどには、吸収体よりも幅広の
拡散層を配置することで、股下部の吸収体側部に上面表
面シート、拡散層、下面表面シートの層構造が形成さ
れ、該部分の拡散層を伝わって排泄物が吸収体下面へと
送られ、漏れが防止されやすくなる。
【0037】また、吸収体3の構成が上下で同じであっ
ても、第一表面シート1の着用者の肌面に位置する上面
と、折り込まれて裏面シート側5に位置する下面側で、
親水性や通液性を異なるようにしても良い。同一の素材
であっても、裏面シート5側に位置する部分に親和性の
高い親水化剤を部分塗布したり、裏面シート5側に位置
する部分に吸収体3の内容物が出てこない程度の開口を
複数設けるなど構成を変えることも可能である。この様
な、第一表面シート1の部分的な通液性、親和性の変更
と吸収体3の構成の変更はどちらか一方のみでも良い
が、両方を組み合わせても良く、特に限定はされない。
【0038】図4は、図2、図3とは別の実施例を示
し、図1の使い捨ておむつのX−X'断面図に相当する
図である。図面では、サイドシート7の端部が折り曲げ
られて弾性部材16を挟持して吸収性本体4側部に立ち
上がり、立体ギャザー15を形成している。また、吸収
性本体4は第一表面シート1が第二表面シート2よりも
幅広に形成されており、吸収体3側部で折り曲げれて第
二表面シート2を折り込んでいる。吸収性本体4は一箇
所の結合部14で裏面シート側に接合されている。
【0039】吸収性本体4側部に配設される弾性部材は
裏面シート5側に配置されていれば良く、直接裏面シー
ト5に結合された形のレグギャザーの様な形状でも良い
が、裏面シート5から立ち上がる立体ギャザー15の形
状でも良い。すなわち、吸収性本体4の上面側から下面
側に排泄物が異動して吸収されるまで、着用者にフィッ
トして外部に排泄物を漏らさない構成を設けていれば良
い。
【0040】図面では、立体ギャザー15の弾性部材1
6が1本ずつ配設されているが、複数本配設されても良
い。複数本配置する場合は、それぞれの弾性部材の太
さ、伸長率が同じでも良いが、異なっていても良い。ま
た、立体ギャザー15が吸収性本体4に向いて内向きに
配設されているが、外向きでも良く、立体ギャザーの一
部を折り返すC折りやZ折りでも良い。さらに、図面で
は立体ギャザー15は一組のみ配設されているが、複数
組配設されても良い。立体ギャザー15を形成している
サイドシート7は親水性でも良いが、好ましくは排泄物
が染み出さないように撥水性や液不透過性の素材が好ま
しい。
【0041】立体ギャザー15の高さは、100mm以
下であり、吸収性物品の種類や大きさによって適宜採択
される。100mmを越えると、股下部分で吸収体上面
を覆ってしまい却って漏れの原因になることや、立体ギ
ャザー15が吸収性物品の外側に延出して体液の外への
流れ道となり、漏れの原因になることがある。
【0042】図面では、第一表面シート1が第二表面シ
ート2を折り込んだ形で配設されているが、特に折り込
む必要はなく、第二表面シートよりも単に延出して配設
されていても良い。また、折り曲げられた形で第二表面
シート2上に接合されていても良い。
【0043】図5は図2、図3、図4とは別の実施例を
示し、図1の使い捨ておむつのX−X'断面図に相当す
る図である。図面では、裏面シート5に配設された弾性
部材8とは別体で立体ギャザー15が配置されている。
また、第二表面シート2は第一表面シート1よりも幅広
に形成されており、吸収体3上面側に折り曲げられて第
一表面シート1を挟持している。
【0044】図面の様に、裏面シート側5に配設される
弾性部材がレグギャザー、立体ギャザーの一方のみでは
なく、両方を配置しても良い。また、立体ギャザー15
はサイドシート7で形成しても良いが。別部材で形成し
ても良い。
【0045】図面では、第二表面シート2が第一表面シ
ート1を挟持しているが、挟持しなくても良く、折り返
した第二表面シート2上に第一表面シート1を配置して
も良い。図面の様に、第二表面シート2を幅広に形成し
て吸収体3側部で折り返すことで、第二表面シート2自
体をベルトコンベア移動で形が崩れ易い吸収体3を積層
してベルトコンベアで移動させる転写キャリアーとして
使用することが出来、一般に転写キャリアーとして利用
されているティシュの代替としての役割も担って、コス
ト削減も可能である。また、第一表面シート1と第二表
面シート2の単なる貼合わせに比べて、吸収体3を構成
しているパルプやSAPが股下部のよれ、型くずれによ
って吸収性物品表面に出てくることを抑えることが出来
る。
【0046】図6は図2、図3、図4、図5とは別の実
施例を示し、図1の使い捨ておむつのX−X'断面図に
相当する図である。図面では、裏面シート5の外側にカ
バーシート17が配置されている。また、第一表面シー
ト1が端部に弾性部材16を挟持して下面側に折り返さ
れ、吸収体3側部に立体ギャザー15を形成している。
【0047】図面の様に、吸収体3側部に弾性部材を配
置して立体ギャザーを形成することで、確実に裏面シー
ト側5と吸収体3下面側に空間を形成することが出来、
排泄物が吸収体3下面側に回り込んで、第二表面シート
2側から吸収されやすくなる。また、粘性が高く吸収さ
れにくい排泄物でも前記空間に収納しやすくなり、漏れ
を防止できる。図面では、吸収体3側部の弾性部材16
を1本ずつ配設しているが、複数本配設されても良い。
複数本配置する場合は、それぞれの弾性部材の太さ、伸
長率が同じでも良いが、異なっていても良い。また、図
面では弾性部材16を第一表面シート1端部を折り曲げ
て挟持する形で配置しているが、第二表面シート2の端
部折り曲げ部でも良く、第一表面シート1と第二表面シ
ート2の貼り合せ部でも良い。また、第一表面シート1
端部、第二表面シート2端部両方に配置して、2組の立
体ギャザーを形成するようにしても良い。
【0048】表面シートで被覆された吸収体の上面側と
下面側の吸収速度は、従来報告されている吸収速度測定
方法で測定した場合、相対的に下面側の吸収速度が上面
側よりも速ければ良い。好ましくは、重量が645g、
100mm×100mm、厚さ9mm、穴の直径25m
mのステンレス版を側定位置に設置し、この穴に0.9
%生理食塩水50ml注入した時の吸収性物品に吸収さ
れるまでの時間が上面側よりも下面側の方が相対的に速
いものである。上面側の吸収速度測定位置は、股下中央
領域であり、下面側は、下面側の表面シートで覆われた
部分であれば、特に特定されない。少なくとも表面シー
トで覆われた下面側の一部が上面側股下中央領域よりも
相対的に吸収速度が速ければ良い。
【0049】図7は、図1に示す本発明品の使い捨てお
むつの製造工程を示す平面図である。図7において、所
定幅の裏面シート5の両側部に脚周り弾性部材8を伸長
状態で配設し、その上面にサイドシート7を配置して前
記脚周り弾性部材8を挟持する。一方、吸収体3は第二
表面シート2上に配置され、隣接する吸収体3間で第二
表面シート2ごと切断され、裏面シート5上に所定間隔
で配設される。吸収体3の長手方向両端部の裏面シート
5上にウエスト周り弾性部材9が伸長状態で配設され、
第一表面シート1が使い捨ておむつ中央部に配置される
ことで、ウエスト周り弾性部材9、吸収体3が接着固定
される。背側部に結合手段10が配置され、脚周り部の
切り欠け部を切断、削除して、隣接する使い捨ておむつ
を切断することで、本発明の使い捨ておむつを得ること
が出来る。
【0050】吸収性本体4の吸収体3側部に容易に立体
ギャザー15を形成することができる。第一表面シート
1端部に図6に示すような弾性部材16を挟持する場合
は、第一表面シート端部を折り曲げて伸長状態の弾性部
材16を配置した後に、使い捨ておむつ上面に配置固定
することで、容易に立体ギャザー15を形成することが
できる。また、第二表面シート2端部で弾性部材16を
挟持する場合は、第二表面シート2上に吸収体3を配置
する時に側部に弾性部材16を伸長状態で配置して、端
部を折り曲げることで弾性部材16を挟持し、吸収体
3、第二表面シート2と共に切断されてから、裏面シー
ト5上に配置、固定することが可能である。一方、吸収
体3をティシュなど転写キャリアーとして活用し、第二
表面シート2は連続状態で裏面シート5側に固定され、
両端部に弾性部材16を挟持して、その上面に吸収体
3、第一表面シート1を順次、積層固定する形で第二表
面シート2端部に弾性部材16を固定した使い捨ておむ
つを製造しても良い。
【0051】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の吸収性
物品は、着用者が排泄した排泄物を着用者の肌面に位置
する吸収体の上面のみならず、裏面シート側に位置する
下面側からも吸収出来る構成であるため、吸収面積が大
きく、瞬時に吸収しきれないものも裏面シート側に配置
された弾性部材で外部への漏れを防ぎながら、吸収体と
裏面シートの間の空間に保持し、吸収体の上下両面で吸
収することで、漏れを防止することが出来る。更に吸収
体の上面側よりも下面側の吸収速度を高めることで着用
者の肌面側をサラットさせ、逆戻り性も押さえて、ム
レ、カブレを防止しできるとともに、下面側からの急速
な吸収により吸収体全体としての吸収性能を上げて、漏
れを防止できる。更に、本発明の吸収性物品は容易に連
続製造ができる構成となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の使い捨ておむつの展開状態を示す一
部切欠き平面図。
【図2】 図1の使い捨ておむつのX−X’断面図。
【図3】 図2とは別の実施例を示し、図1の使い捨て
おむつのX−X’断面図に相当する図。
【図4】 図2、図3とは別の実施例を示し、図1の使
い捨ておむつのX−X’断面図に相当する図。
【図5】 図2、図3、図4とは別の実施例を示し、図
1の使い捨ておむつのX−X’断面図に相当する図。
【図6】 図2、図3、図4、図5とは別の実施例を示
し、図1の使い捨ておむつのX−X’断面図に相当する
図。
【図7】 本発明の使い捨ておむつの製造手順を示す作
業工程図。
【符号の説明】
1.液透過性の第一表面シート 2.液透過性の第二表面シート 3.吸収体 4.吸収性本体 5.液不透過性の裏面シート 6.サイドフラップ 7.サイドシート 8.脚周り弾性部材 9.ウエスト周り弾性部材 10.結合手段 11.背側部 12.股下部 13.腹側部 14.結合部 15.立体ギャザー 16.立体ギャザー弾性部材 17.カバーシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液不透過性の裏面シートと、該裏面シー
    ト上に配置された吸収体と、該裏面シートの少なくとも
    股下領域において該吸収体の両側縁に沿って配置された
    弾性部材とを有する吸収性物品において、 該吸収体の裏面シート側に位置する下面の少なくとも一
    部及び着用者の肌側に位置する上面が液透過性の表面シ
    ートで被覆され、該表面シートで被覆された吸収体は、
    該裏面シートまたは裏面シート上に配置されたシートに
    部分的に接合されることにより、接合されていない部分
    が該裏面シートまたは該裏面シート上に配置されたシー
    トとの間に空隙を有しており、 かつ該表面シートで被覆された吸収体は、上面側よりも
    下面側の吸収速度が速いことを特徴とする吸収性物品。
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