JP2002017694A - 脈拍数検出装置 - Google Patents

脈拍数検出装置

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JP2002017694A
JP2002017694A JP2000200467A JP2000200467A JP2002017694A JP 2002017694 A JP2002017694 A JP 2002017694A JP 2000200467 A JP2000200467 A JP 2000200467A JP 2000200467 A JP2000200467 A JP 2000200467A JP 2002017694 A JP2002017694 A JP 2002017694A
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pulse rate
frequency
spectrum peak
pulse
spectrum
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Sadasuke Kimura
禎祐 木村
Rie Oosaki
理江 大崎
Akira Iwata
彰 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検者が体動しても、脈拍数を精度良く検出
することができる脈拍数検出装置の提供。 【解決手段】 脈拍数検出装置は、周波数解析データ中
に、所定パワー以上のスペクトルピークが一つで体動ノ
イズが無いと判別された場合(s3でNO)には、その
スペクトルピークが脈拍数に対応するスペクトルピーク
とし(s6)、所定パワー以上のスペクトルピークが複
数あって体動ノイズが有ると判別された場合(s3でY
ES)には、記憶手段に格納されたスペクトルピークの
周波数やパワーに基づいて、それらのスペクトルピーク
の中から脈拍数に対応するスペクトルピークを特定し
(s9)、脈拍数を算出(s8)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被験者の脈拍数を
検出する脈拍数検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康管理を目的として、日常生活
や、ジョギング等の運動時における心臓の鼓動数(心拍
数)をモニターするニーズが高まっている。心拍数を検
出するには、胸部に電極を取り付け、心拍に伴って発生
する活動電位を計測して心電図を描き、この心電図に描
かれる波形のピーク間隔時間から算出する方法が一般に
知られている。
【0003】しかし、電極を胸部に張り付ける必要があ
り、手間がかかるので、計測した脈波から簡便に脈拍数
を検出する方法が代用として行われている。脈波は、心
拍によって起きる動脈内の圧力変化が、末梢動脈に波動
として伝わったものであり、例えば、光学式脈波センサ
によって検出することができる。光学式脈波センサは、
血液中のヘモグロビンの光吸収特性を利用して、末梢動
脈の血液の波動的な流量変化を計測するものであり、人
体の適所(指、腕、こめかみ等)に簡便に装着すること
ができ、被験者に大きな負担をかけない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脈拍数検出
装置は、以下の課題を有する。図3に示す様に、心拍
数、脈拍数は、それぞれ、60を心電波形と脈波波形の
振幅のピーク間隔時間(秒)で割って求められる。通
常、心電波形と脈波波形との各振幅のピーク位置とが同
期しており、心拍数と脈拍数とが一致する。しかし、被
験者は、日常生活や運動を行っているので、時々、脈波
センサを装着した計測部位に体動が生じる。
【0005】体動が生じると、末梢動脈の血流が乱れ、
心拍とは無関係な脈波の振幅のピークが発生するので、
心拍数と脈拍数とが一致しなくなり、脈拍数を心拍数の
代用として利用できなくなる。また、心拍と無関係な脈
波の振幅のピークの周波数が、心拍に同期する脈波の振
幅のピークの周波数に近いので、心拍と無関係な脈波を
ノイズ除去用のフィルタで除去できない。
【0006】一方、特開平7- 299044号公報に
は、運動ノイズ検出センサを設け、脈波検出センサから
得られる脈拍信号からピーク検出信号とその時間を求
め、ピーク検出信号のうち運動ノイズによる信号を除去
し、他のピーク検出信号から脈拍信号の周期を求め、該
周期から脈拍数を求める脈拍検出装置が記載されてい
る。しかし、運動ノイズ検出センサでは検出できない、
血流の乱れに伴うノイズが脈拍信号に含まれている場合
には有効に機能しない。
【0007】本発明の第1の目的は、被験者の脈拍数を
精度良く検出することができる脈拍数検出装置の提供に
ある。本発明の第2の目的は、被験者が体動しても、脈
拍数を精度良く検出することができる脈拍数検出装置の
提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】[請求項1について]脈
波計測手段は、被験者の適所に装着した脈波センサが出
力する脈波を計測する。周波数解析手段は、脈波計測手
段が計測した脈波データを周波数解析して、周波数に対
するパワースペクトルを求める。体動判別手段は、周波
数解析手段の解析結果中に、所定パワー以上のスペクト
ルピークが一つ存在する場合には体動ノイズがなく、複
数存在する場合には体動ノイズがあると判別する。脈拍
数算出手段は、体動ノイズがないと体動判別手段が判別
すると、そのスペクトルピークの周波数に基づいて脈拍
数を算出する。
【0009】脈拍数検出装置は、周波数解析手段の解析
結果中に、所定パワー以上のスペクトルピーク数が一つ
存在する場合に、その体動ノイズがないスペクトルピー
クの周波数に基づいて脈拍数算出手段が脈拍数を算出す
る構成である。このため、被験者の脈拍数を精度良く検
出することができる。
【0010】[請求項2について]脈波計測手段は、被
験者の適所に装着した脈波センサが出力する脈波を計測
する。周波数解析手段は、脈波計測手段が計測した脈波
データを周波数解析して、周波数に対するパワースペク
トルを求める。
【0011】体動判別手段は、周波数解析手段の解析結
果中に、所定パワー以上のスペクトルピークが一つ存在
する場合には体動ノイズがないと判別する。この場合に
は、スペクトルピーク特定手段が、そのスペクトルピー
クが脈拍数に対応するスペクトルピークであると特定す
る。そして、記憶手段が、脈拍数に対応するスペクトル
ピークの周波数とそのパワーとを記憶する。
【0012】体動判別手段は、周波数解析手段の解析結
果中に、所定パワー以上のスペクトルピークが複数存在
する場合には体動ノイズがあると判別する。この場合に
は、記憶手段に格納されたスペクトルピークの、周波数
またはパワーの少なくとも一方に基づいて、スペクトル
ピーク特定手段が、複数のスペクトルピークの中から脈
拍数に対応するスペクトルピークを特定する。そして、
特定された脈拍数に対応したスペクトルピークの周波数
とそのパワーとを、スペクトルピーク特定手段が記憶手
段に記憶する。脈拍数検出装置は、脈拍数に対応したス
ペクトルピークを追跡する構成であるので、被験者が体
動しても、脈拍数を精度良く検出することができる。
【0013】[請求項3について]スペクトルピーク特
定手段は、解析結果中に存在する所定パワー以上の複数
のスペクトルピークの中から脈拍数に対応するスペクト
ルピークを特定するにあたり、記憶手段に格納されたス
ペクトルピークと、周波数が近く且つパワーが同程度で
ある、周波数が近い、またはパワーが同程度である点を
考慮する。これにより、複数のスペクトルピークの中か
ら脈拍数に対応するスペクトルピークを精度良く見つけ
ることができる。
【0014】[請求項4について]脈拍数に対応するス
ペクトルピークの周波数を脈拍数算出手段が60倍する
ことにより、被験者の1分間の脈拍数を簡単に求めるこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項2〜4
に対応)を図1、図2、図4、および図5に基づいて説
明する。図1に示す様に、脈拍数検出装置Aは、被験者
に装着する脈波センサ1と、脈波センサ1を駆動するた
めの駆動回路2と、脈波を計測して脈拍数を検出するデ
ータ処理部3と、表示器4とを有する。
【0016】本実施例では、脈波センサ1は光学式であ
り、窓11を有するセンサユニット12内に、発光素子
13と受光素子14とを配設したものであり、例えば、
被験者の指に装着する。発光素子13から被験者の皮膚
15に向かって光130が照射されて人体内部16に入
り、毛細血管17に当たった光の一部が、毛細血管17
中を流れる血液中のヘモグロビンに吸収される。また、
残りの光が毛細血管17で反射して散乱し、その一部が
受光素子14に入光する。
【0017】この際、血液の流動により、毛細血管17
中のヘモグロビンの量が波動的に変化するので、ヘモグ
ロビンに吸収される光も波動的に変化する。その結果、
毛細血管17で反射して受光素子で検出される受光量が
変化し、センサ出力100(脈波)の電圧変化に現れ
る。
【0018】駆動回路2は、発光素子13に駆動用の電
力を供給する回路であり、駆動用の電力が供給されると
発光素子13が発光する。データ処理部3は、センサ出
力100(脈波)を増幅する検出回路31と、増幅され
た脈波101(アナログ信号)をデジタル信号102に
変換するA/Dコンバータ32と、デジタル信号102
を処理するマイクロコンピュータ33とを有する。
【0019】マイクロコンピュータ33には、センサ出
力100(脈波)に対応したデジタル信号102から脈
拍数を算出するためのプログラムが組み込まれている。
このプログラムは、脈波に血流の乱れがあっても、心拍
数に略等しい脈拍数が算出可能なアルゴリズムに基づい
て作られている。
【0020】マイクロコンピュータ33は、下記の処理
{図2のステップs1〜ステップs9}を施して被験者
の脈拍数を算出して表示する。ステップs1で、任意時
間の間、センサ出力100(脈波)を計測してデジタル
信号102に変換し、図4の(a)や図5の(a)に示
す脈波データ103を得る。
【0021】ステップs2で、脈波データ103を、周
波数(本実施例では0〜5Hz)に対するパワースペク
トルを求める周波数解析(FFT)を行う。周波数解析
した結果を図4の(b)と図5の(b)に示す。
【0022】ステップs3で、体動ノイズが有るか無い
かを判別する。脈波データ103中に、所定パワー以上
(例えばパワーレベル40以上)のスペクトルピーク3
31が一個だけ存在する場合{図4の(b)}には体動
ノイズが無いと判別し、スペクトルピーク332、33
3、334が複数個存在する場合{図5の(b)}には
体動ノイズが有ると判別する。
【0023】そして、体動ノイズが有る場合(体動有
り)にはステップs4に進み、体動ノイズが無い場合
(体動無し)にはステップs6に進む。体動が有る場合
には、例えば、図5の(b)に示す様に、心拍に同期す
る1.65Hzのスペクトルピーク333以外に、二個
のスペクトルピーク332、334が観測される。
【0024】ステップs4で表示器4の“体動有り”表
示ランプ41を点灯状態にし、ステップs5に進む。ス
テップs5で、脈拍数に対応したスペクトルピークのデ
ータがメモリに有るか否かを判別し、無い場合(NO)
にはステップs1に戻り、有る場合(YES)にはステ
ップs9に進む。なお、スペクトルピークのデータがメ
モリに無い場合には、体動ノイズが無くなる(体動が無
くなる)迄、センサ出力100(脈波)の計測と周波数
解析(FFT)とを継続する。
【0025】体動ノイズが現在無く(体動が無い)、且
つ脈拍数に対応したスペクトルピークのデータがメモリ
に有る場合には、ステップs6で、脈波データ103中
に一個だけ存在する所定パワー以上の、例えばスペクト
ルピーク331の周波数(1.5Hz)を求め、“体動
有り”表示ランプ41が点灯している場合には消灯して
ステップs7に進む。
【0026】ステップs7で、脈波データ103中に一
個だけ存在する所定パワー以上のスペクトルピーク33
1の周波数(1.5Hz)とパワー(300)、または
脈拍数に対応したスペクトルピークであると特定された
スペクトルピーク333の周波数(1.65Hz)とパ
ワー(80)とをメモリに保存し、ステップs8に進
む。
【0027】ステップs8で、スペクトルピーク331
の周波数(1.5Hz)、またはスペクトルピーク33
3の周波数(1.65Hz)から下記の様にして脈拍数
を算出し、表示器4の脈拍数表示部42に表示する。 1.5Hz×60=90拍/分 1.65Hz×60=99拍/分 そして、再び、ステップs1に戻って、センサ出力10
0(脈波)の計測と周波数解析(FFT)とを実施す
る。
【0028】ステップs9で、メモリに格納された、脈
拍数に対応するスペクトルピークのデータ(その周波数
およびパワー)に基づき、ステップs2で得られた脈波
データ103{図5の(b)}の、複数のスペクトルピ
ーク332、333、334の中から、脈拍数に対応す
るスペクトルピーク333を特定し、ステップs7に進
む。
【0029】なお、脈波データ103{図5の(b)}
に存在する所定パワー以上(例えばパワーレベル40以
上)の複数(本実施例では三個)のスペクトルピーク3
32、333、334の中から脈拍数に対応するスペク
トルピーク333を特定するにあたり、メモリに格納さ
れたスペクトルピークのデータ(その周波数およびパワ
ー)と、周波数が近く且つパワーが同程度のものを一つ
選びだす。
【0030】本実施例の脈拍数検出装置Aは、以下の利
点を有する。 [ア]脈拍数検出装置Aは、体動が有る場合には、メモ
リに格納された脈拍数に対応したスペクトルピークのデ
ータ(周波数とパワー)に基づき、脈波データ103の
複数のスペクトルピークの中から脈拍数に対応する、例
えばスペクトルピーク333を特定して脈拍数を算出す
る構成である。この為、脈拍数検出装置Aは、被験者が
体動状態にあっても、脈拍数を精度良く検出することが
できる。
【0031】なお、複数のスペクトルピークの中から脈
拍数に対応するスペクトルピークを特定するにあたり、
メモリに格納されたスペクトルピークのデータ(周波数
とパワー)と、周波数が近く且つパワーが同程度のもの
を一つ選びだす構成であるので、脈拍数に対応するスペ
クトルピークを正しく選び出すことができる。
【0032】[イ]脈拍数検出装置Aは、指に脈波セン
サ1を装着する構成であるので、装着性に優れ、被験者
が常時、センサを装着して日常生活を行うことが可能で
ある。つまり、被験者に大きな負担をかけずに、被験者
の脈拍数を精度良く、常時、監視することができる。
【0033】[ウ]脈拍数検出装置Aは、体動が激しく
て脈拍数に対応するスペクトルピークが正しく選び出せ
ない状態に陥っても、体動が無い状態になった時に、脈
拍数に対応したスペクトルピークのデータ(周波数とパ
ワー)がメモリに格納されるので自己回復することがで
きる。
【0034】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.図6のフローチャートに示す如く、ステップs9
で、メモリに格納された、脈拍数に対応するスペクトル
ピークのデータ(その周波数およびパワー)に基づき、
ステップs2で得られた脈波データ103{図5の
(b)}の、複数のスペクトルピーク332、333、
334の中から、脈拍数に対応するスペクトルピーク3
33を特定した後、スペクトルピークのデータ(その周
波数およびパワー)をメモリに格納しないでステップs
8に進んでも良い(請求項2、3、4に対応)。
【0035】b.脈拍数検出装置は、図7のフローチャ
ートに示す如く、ステップS3で所定パワー以上のスペ
クトルピーク数が一つ存在する場合には体動ノイズが無
く(NO)、複数存在する場合には体動ノイズが有る
(YES)と判別し、体動ノイズが無いと判別された場
合に限り、そのスペクトルピークの周波数を求め(ステ
ップS5)、その周波数から脈拍数を算出して表示する
(ステップS6)構成であっても良い(請求項1、4に
対応)。
【0036】c.脈波センサは、指以外に、被験者の
耳、足、腕、首等に装着しても良い。また、装着する脈
波センサは、光学式以外に、超音波式、圧力式、ドップ
ラー式等でも良い。
【0037】d.上記実施例の脈波センサ1の発光素子
13は、LEDが使用でき、受光素子14はフォトダイ
オードやフォトトランジスタが使用できる。また、受光
素子14の、抵抗値変化、電流値変化、または電圧値変
化に基づいて脈波を検出すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る脈拍数検出装置の説明
図である。
【図2】その脈拍数検出装置の作動を示すフローチャー
トである。
【図3】心電波形と脈波波形とを比較したグラフであ
る。
【図4】体動が無い状態で得られた脈波データを示すグ
ラフ(a)と、その脈波データを周波数解析した結果を
示すグラフ(b)である。
【図5】体動が有る状態で得られた脈波データを示すグ
ラフ(a)と、その脈波データを周波数解析した結果を
示すグラフ(b)である。
【図6】他の実施例の脈拍数検出装置の作動を示すフロ
ーチャートである。
【図7】他の実施例の脈拍数検出装置の作動を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
A 脈拍数検出装置 1 脈波センサ 3 データ処理部(脈波計測手段、周波数解析手段、体
動判別手段、脈拍数算出手段) 100 センサ出力(脈波) 103 脈波データ 331、333 スペクトルピーク
フロントページの続き (72)発明者 大崎 理江 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 岩田 彰 名古屋市中区松原3− 3− 18 Fターム(参考) 4C017 AA10 AB02 AC28 BC16 FF15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の適所に装着した脈波センサが出
    力する脈波を計測する脈波計測手段と、 該脈波計測手段が計測した脈波データを周波数解析し
    て、周波数に対するパワースペクトルを求める周波数解
    析手段と、 該周波数解析手段の解析結果中に、所定パワー以上のス
    ペクトルピークが一つ存在する場合には体動ノイズがな
    く、複数存在する場合には体動ノイズがあると判別する
    体動判別手段と、 スペクトルピークの周波数に基づいて脈拍数を算出する
    脈拍数算出手段とを備え、 前記体動ノイズがないと前記体動判別手段が判別する
    と、そのスペクトルピークの周波数に基づいて前記脈拍
    数算出手段が前記脈拍数を算出することを特徴とする脈
    拍数検出装置。
  2. 【請求項2】 被験者の適所に装着した脈波センサが出
    力する脈波を計測する脈波計測手段と、 該脈波計測手段が計測した脈波データを周波数解析し
    て、周波数に対するパワースペクトルを求める周波数解
    析手段と、 該周波数解析手段の解析結果中に、所定パワー以上のス
    ペクトルピークが一つ存在する場合には体動ノイズがな
    く、複数存在する場合には体動ノイズがあると判別する
    体動判別手段と、 前記脈拍数に対応するスペクトルピークの周波数とその
    パワーとを記憶するための記憶手段と、 前記脈拍数に対応する前記スペクトルピークを特定する
    ためのスペクトルピーク特定手段と、 前記脈拍数に対応する前記スペクトルピークの周波数に
    基づいて前記脈拍数を算出する脈拍数算出手段とを備
    え、 体動ノイズがないと判別された場合には、そのスペクト
    ルピークが前記脈拍数に対応するスペクトルピークであ
    ると前記スペクトルピーク特定手段が特定し、 体動ノイズがあると判別された場合には、前記記憶手段
    に格納された前記スペクトルピークの、周波数またはパ
    ワーの少なくとも一方に基づいて、複数のスペクトルピ
    ークの中から前記脈拍数に対応するスペクトルピークを
    前記スペクトルピーク特定手段が特定することを特徴と
    する脈拍数検出装置。
  3. 【請求項3】 前記スペクトルピーク特定手段は、前記
    解析結果中に存在する所定パワー以上の複数のスペクト
    ルピークの中から脈拍数に対応するスペクトルピークを
    特定するにあたり、 前記記憶手段に格納された前記スペクトルピークと、周
    波数が近く且つパワーが同程度である、周波数が近い、
    またはパワーが同程度である点を考慮することを特徴と
    する請求項2記載の脈拍数検出装置。
  4. 【請求項4】 前記脈拍数算出手段は、前記脈拍数に対
    応するスペクトルピークの周波数を60倍して前記被験
    者の脈拍数とすることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れかに記載の脈拍数検出装置。
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