JP2002017632A - 真空掃除機の電源コード復帰装置 - Google Patents
真空掃除機の電源コード復帰装置Info
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
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- B65H75/44—Constructional details
- B65H75/4418—Arrangements for stopping winding or unwinding; Arrangements for releasing the stop means
- B65H75/4428—Arrangements for stopping winding or unwinding; Arrangements for releasing the stop means acting on the reel or on a reel blocking mechanism
- B65H75/4431—Manual stop or release button
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L9/00—Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
- A47L9/26—Incorporation of winding devices for electric cables
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G11/00—Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
- H02G11/02—Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts using take-up reel or drum
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- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コードボタン部を一度だけ押すことにより，
電源コードを完全に引き込むことができ，また，コード
ボタン部を押している時のみ，電源コードを引き込むよ
うにもでき，この２つの場合を使用者が選択可能である
真空掃除機の電源コード復帰装置を提供すること。 【解決手段】 コードリールが，コードボタン部の操作
によって回動するブレーキ部によって選択的に電源コー
ドを巻き取ることができる真空掃除機の電源コード復帰
装置であって，コードボタン部に設けられ，コードリー
ルの巻き取る際の自動・半自動を選択するための自動・
半自動ボタンと，リールカバーに設けられたヒンジピン
と，ヒンジピンに掛けられたトーションスプリング等の
弾性部材を介してリールカバーの所定位置に突設された
回転制御突起に密着するように回転可能に設けられた自
動解除部材と，を有する真空掃除機の電源コード復帰装
置を提供する。
電源コードを完全に引き込むことができ，また，コード
ボタン部を押している時のみ，電源コードを引き込むよ
うにもでき，この２つの場合を使用者が選択可能である
真空掃除機の電源コード復帰装置を提供すること。 【解決手段】 コードリールが，コードボタン部の操作
によって回動するブレーキ部によって選択的に電源コー
ドを巻き取ることができる真空掃除機の電源コード復帰
装置であって，コードボタン部に設けられ，コードリー
ルの巻き取る際の自動・半自動を選択するための自動・
半自動ボタンと，リールカバーに設けられたヒンジピン
と，ヒンジピンに掛けられたトーションスプリング等の
弾性部材を介してリールカバーの所定位置に突設された
回転制御突起に密着するように回転可能に設けられた自
動解除部材と，を有する真空掃除機の電源コード復帰装
置を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，真空掃除機の電源
コード復帰装置に関し，特に，電源コードを引き込むと
き，自動・半自動を選択することにより，自動時には，
コードボタンを一度だけ押すと，電源コードが完全に引
き込まれ，また，半自動時には，使用者がコードボタン
を押している間のみ，電源コードが引き込まれるように
した，真空掃除機の電源コード復帰装置に関する。
コード復帰装置に関し，特に，電源コードを引き込むと
き，自動・半自動を選択することにより，自動時には，
コードボタンを一度だけ押すと，電源コードが完全に引
き込まれ，また，半自動時には，使用者がコードボタン
を押している間のみ，電源コードが引き込まれるように
した，真空掃除機の電源コード復帰装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，真空掃除機の本体内部に電源コー
ドを調節しながら引き込むための電源コード復帰装置で
は，図６に示したように，本体１０内に不図示のスパイ
ラルスプリングによって回転しながら電源コード２１を
巻き取るためのコードリール２０と，このコードリール
２０に密着し，コードリール２０の回転を制御するよう
にリールカバー５０の所定位置に設けられた弾性部材３
１によって作動するブレーキ部３０と，このブレーキ部
３０によるコードリール２０の回転の制御を，弾性部材
４１によって選択的に解除するように本体１０の上部に
設けられたコードボタン部４０と，を有している。
ドを調節しながら引き込むための電源コード復帰装置で
は，図６に示したように，本体１０内に不図示のスパイ
ラルスプリングによって回転しながら電源コード２１を
巻き取るためのコードリール２０と，このコードリール
２０に密着し，コードリール２０の回転を制御するよう
にリールカバー５０の所定位置に設けられた弾性部材３
１によって作動するブレーキ部３０と，このブレーキ部
３０によるコードリール２０の回転の制御を，弾性部材
４１によって選択的に解除するように本体１０の上部に
設けられたコードボタン部４０と，を有している。
【０００３】従って，図６の状態で，電源コード２１を
引き出すと，コードリール２０に巻かれていた電源コー
ド２１が解かれ，この後，コードボタン部４０を弾性部
材４１の弾発力に対抗して押すと，弾性部材３１の弾発
力に対抗してブレーキ部３０がヒンジ点を中心にして回
動しながら，コードリール２０に加えていた圧力を解除
するようになる。
引き出すと，コードリール２０に巻かれていた電源コー
ド２１が解かれ，この後，コードボタン部４０を弾性部
材４１の弾発力に対抗して押すと，弾性部材３１の弾発
力に対抗してブレーキ部３０がヒンジ点を中心にして回
動しながら，コードリール２０に加えていた圧力を解除
するようになる。
【０００４】このとき，コードリール２０は，スパイラ
ルスプリングの回転復元力によって回転しながら電源コ
ードを巻き取るようになる。もちろん，コードリール２
０の回転時に，コードボタン部４０に加えていた圧力を
除去すると，ブレーキ部３０は，再びコードリール２０
を加圧し，コードリール２０の回転を制御するようにな
る。
ルスプリングの回転復元力によって回転しながら電源コ
ードを巻き取るようになる。もちろん，コードリール２
０の回転時に，コードボタン部４０に加えていた圧力を
除去すると，ブレーキ部３０は，再びコードリール２０
を加圧し，コードリール２０の回転を制御するようにな
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，このよ
うな電源コード復帰装置では，電源コードを完全に引き
込むためには，電源コードが完全に巻かれるまでに，コ
ードボタン部を続けて押していなければならないという
不都合があった。
うな電源コード復帰装置では，電源コードを完全に引き
込むためには，電源コードが完全に巻かれるまでに，コ
ードボタン部を続けて押していなければならないという
不都合があった。
【０００６】従って，本発明は，上記のような問題点を
解消するためになされたものであり，コードボタン部を
一度だけ押すことにより，電源コードを完全に引き込む
ことができ，さらに，コードボタン部を押している時の
み，電源コードを引き込むようにもでき，この２つの場
合を使用者が選択可能である真空掃除機の電源コード復
帰装置を提供することを目的とする。
解消するためになされたものであり，コードボタン部を
一度だけ押すことにより，電源コードを完全に引き込む
ことができ，さらに，コードボタン部を押している時の
み，電源コードを引き込むようにもでき，この２つの場
合を使用者が選択可能である真空掃除機の電源コード復
帰装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するための本発明は，請求項１に記載のように，コード
リールが，コードボタン部の操作によって回動するブレ
ーキ部によって選択的に電源コードを巻き取ることがで
きる真空掃除機の電源コード復帰装置であって，前記コ
ードボタン部に設けられ，コードリールを巻き取る際の
自動・半自動を選択するための自動・半自動ボタンと，
前記リールカバーに設けられたヒンジピンと，前記ヒン
ジピンに掛けられたトーションスプリング等の弾性部材
を介して前記リールカバーの所定位置に突設された回転
制御突起に密着するように回転可能に設けられた自動解
除部材と，を有することを特徴とする真空掃除機の電源
コード復帰装置を提供する。
するための本発明は，請求項１に記載のように，コード
リールが，コードボタン部の操作によって回動するブレ
ーキ部によって選択的に電源コードを巻き取ることがで
きる真空掃除機の電源コード復帰装置であって，前記コ
ードボタン部に設けられ，コードリールを巻き取る際の
自動・半自動を選択するための自動・半自動ボタンと，
前記リールカバーに設けられたヒンジピンと，前記ヒン
ジピンに掛けられたトーションスプリング等の弾性部材
を介して前記リールカバーの所定位置に突設された回転
制御突起に密着するように回転可能に設けられた自動解
除部材と，を有することを特徴とする真空掃除機の電源
コード復帰装置を提供する。
【０００８】前記自動・半自動ボタンは，請求項２に記
載のように，最上部に設けられて位置を表示する位置表
示部と，前記位置表示部と連通し，コードボタン部の所
定位置に設けられた自動・半自動ボタン設置部に回転可
能に設けられたボタン結合部と，前記ボタン結合部の内
側の中央部位に延設された延長部と，前記延長部の下部
に突出して前記自動解除部材と係合するように所定の幅
を有するフック突起と，を有することが好ましい。
載のように，最上部に設けられて位置を表示する位置表
示部と，前記位置表示部と連通し，コードボタン部の所
定位置に設けられた自動・半自動ボタン設置部に回転可
能に設けられたボタン結合部と，前記ボタン結合部の内
側の中央部位に延設された延長部と，前記延長部の下部
に突出して前記自動解除部材と係合するように所定の幅
を有するフック突起と，を有することが好ましい。
【０００９】前記自動解除部材は，請求項３に記載のよ
うに，前記自動・半自動ボタンの前記フック突起と係合
する制御突起と，前記リールカバーの引込口に他端が配
置される解除接触部と，を有することが好ましい。
うに，前記自動・半自動ボタンの前記フック突起と係合
する制御突起と，前記リールカバーの引込口に他端が配
置される解除接触部と，を有することが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態による
構成および作用を添付の図面に基づいて詳細に説明す
る。図１は，本発明の実施の形態に係る真空掃除機の電
源コード復帰装置を示した概略断面図であり，図２は，
その自動・半自動ボタンが設けられた部位の要部平面図
であり，図３は，その電源コード復帰装置のコードリー
ルを示した平面図である。従来の技術と同一のものに
は，同一の符号を付し，その説明を省略する。
構成および作用を添付の図面に基づいて詳細に説明す
る。図１は，本発明の実施の形態に係る真空掃除機の電
源コード復帰装置を示した概略断面図であり，図２は，
その自動・半自動ボタンが設けられた部位の要部平面図
であり，図３は，その電源コード復帰装置のコードリー
ルを示した平面図である。従来の技術と同一のものに
は，同一の符号を付し，その説明を省略する。
【００１１】本実施の形態の真空掃除機の電源コード復
帰装置は，コードリール２０が，コードボタン部４０の
操作で回動するブレーキ部３０によって選択的に電源コ
ード２１を巻き取ることができるものであり，コードボ
タン部４０に設けられた自動・半自動ボタン１１０の操
作でコードボタン部４０を加圧するとき，コードボタン
部４０の上昇を選択的に制御することができるように，
自動解除部材１４０が，ヒンジピン１２０と弾性部材１
３０によって弾力的に支持されかつ回動可能に設けられ
ている。
帰装置は，コードリール２０が，コードボタン部４０の
操作で回動するブレーキ部３０によって選択的に電源コ
ード２１を巻き取ることができるものであり，コードボ
タン部４０に設けられた自動・半自動ボタン１１０の操
作でコードボタン部４０を加圧するとき，コードボタン
部４０の上昇を選択的に制御することができるように，
自動解除部材１４０が，ヒンジピン１２０と弾性部材１
３０によって弾力的に支持されかつ回動可能に設けられ
ている。
【００１２】具体的には，コードボタン部４０に自動・
半自動ボタン１１０が設けられ，コードリールの巻き取
りを，自動又は半自動に回転させて選択することができ
る。また，自動解除部材１４０は，リールカバー５０に
設けられたヒンジピン１２０に掛けられたトーションス
プリングのような弾性部材１３０を介してリールカバー
５０の所定位置に突設された回転制御突起５１によって
支持され，自動・半自動ボタン１１０が自動に置かれた
場合，コードボタン部４０を押すと，自動・半自動ボタ
ン１１０の下部を加圧して上昇しないように係止するこ
とになる。
半自動ボタン１１０が設けられ，コードリールの巻き取
りを，自動又は半自動に回転させて選択することができ
る。また，自動解除部材１４０は，リールカバー５０に
設けられたヒンジピン１２０に掛けられたトーションス
プリングのような弾性部材１３０を介してリールカバー
５０の所定位置に突設された回転制御突起５１によって
支持され，自動・半自動ボタン１１０が自動に置かれた
場合，コードボタン部４０を押すと，自動・半自動ボタ
ン１１０の下部を加圧して上昇しないように係止するこ
とになる。
【００１３】また，自動解除部材１４０は，コードリー
ル２０の回転で電源コード２１が完全に引き込まれた
時，電源コード２１の端部に配設した解除ハンガー部材
２１ａによって一定の角度をもって回転し，コードボタ
ン部４０と自動・半自動ボタン１１０を解除して上昇す
る。
ル２０の回転で電源コード２１が完全に引き込まれた
時，電源コード２１の端部に配設した解除ハンガー部材
２１ａによって一定の角度をもって回転し，コードボタ
ン部４０と自動・半自動ボタン１１０を解除して上昇す
る。
【００１４】ここで，自動・半自動ボタン１１０は，最
上部に設けられ，位置を表示する位置表示部１１１と，
この位置表示部１１１と連通され，コードボタン部４０
の所定位置に形成された自動・半自動ボタン設置部４２
に回転可能に設けられたボタン結合部１１２と，このボ
タン結合部１１２の内側に，ボタン結合部１１２が軸方
向へ移動しないように，一定の角度をもって複数個設け
られたリブ１１３と，このリブ１１３の中央部位に長く
のびた延長部１１４と，この延長部１１４の下部に突出
され，自動解除部材１４０と係合するように所定の幅を
もつフック突起１１５とを有する構造をとっている。
上部に設けられ，位置を表示する位置表示部１１１と，
この位置表示部１１１と連通され，コードボタン部４０
の所定位置に形成された自動・半自動ボタン設置部４２
に回転可能に設けられたボタン結合部１１２と，このボ
タン結合部１１２の内側に，ボタン結合部１１２が軸方
向へ移動しないように，一定の角度をもって複数個設け
られたリブ１１３と，このリブ１１３の中央部位に長く
のびた延長部１１４と，この延長部１１４の下部に突出
され，自動解除部材１４０と係合するように所定の幅を
もつフック突起１１５とを有する構造をとっている。
【００１５】自動解除部材１４０は，自動・半自動ボタ
ン１１０のフック突起１１５と係合する制御突起１４１
と，リールカバー５０の引込口５２に他端が配置された
解除接触部１４２と，からなる。
ン１１０のフック突起１１５と係合する制御突起１４１
と，リールカバー５０の引込口５２に他端が配置された
解除接触部１４２と，からなる。
【００１６】以下に本実施の形態の作用，効果を説明す
る。まず，自動状態について説明する。図４はこのとき
の状態を説明するための概略断面図である。自動・半自
動ボタン１１０の位置表示部１１１が図２に示した自動
の位置を示すようにすることにより，自動状態を選択で
きる。電源コード２１を引き出すと，コードリール２０
に巻かれていた電源コード２１が解かれる。コードボタ
ン部４０を弾性部材４１の弾発力に対抗して押すと，弾
性部材４１の弾発力に対抗してブレーキ部３０がヒンジ
点を中心に回動しながら，コードリール２０に加えてい
た圧力を解除することになる。このとき，コードリール
２０のスパイラルスプリングの回転復元力によって回転
しながら，電源コード２１の巻き取りが行われる。
る。まず，自動状態について説明する。図４はこのとき
の状態を説明するための概略断面図である。自動・半自
動ボタン１１０の位置表示部１１１が図２に示した自動
の位置を示すようにすることにより，自動状態を選択で
きる。電源コード２１を引き出すと，コードリール２０
に巻かれていた電源コード２１が解かれる。コードボタ
ン部４０を弾性部材４１の弾発力に対抗して押すと，弾
性部材４１の弾発力に対抗してブレーキ部３０がヒンジ
点を中心に回動しながら，コードリール２０に加えてい
た圧力を解除することになる。このとき，コードリール
２０のスパイラルスプリングの回転復元力によって回転
しながら，電源コード２１の巻き取りが行われる。
【００１７】なお，コードリール２０が回転していると
き，コードボタン部４０に加えていた圧力を除去する
と，自動・半自動ボタン１１０のフック突起１１５が自
動解除部材１４０の制御突起に係合してコードボタン部
４０の上昇を抑制するため，継続的にコードリール２０
が回転しながら電源コードを巻き取ることになる。よっ
て，自動状態においては，コードボタン部４０を一度押
すだけで，電源コード２１を完全に引き込むことができ
る。
き，コードボタン部４０に加えていた圧力を除去する
と，自動・半自動ボタン１１０のフック突起１１５が自
動解除部材１４０の制御突起に係合してコードボタン部
４０の上昇を抑制するため，継続的にコードリール２０
が回転しながら電源コードを巻き取ることになる。よっ
て，自動状態においては，コードボタン部４０を一度押
すだけで，電源コード２１を完全に引き込むことができ
る。
【００１８】この後，電源コード２１に設けられた解除
ハンガー部材２１ａが，コードリール２０に巻かれなが
ら，自動解除部材１４０の解除接触部１４２に衝撃を与
えると，自動解除部材１４０は，ヒンジピン１２０を回
転中心にして弾性部材１３０の弾発力に対抗して所定の
角度をもって回動するため，このとき，自動・半自動ボ
タン１１０のフック突起１１５は，制御突起１４１と分
離され，自動・半自動ボタン１１０が，弾性部材４１に
よって上昇するコードボタン部４０と共に上昇する。こ
れと同時に，ブレーキ部３０は，弾性部材３１によって
再びコードリール２０を加圧することになる。
ハンガー部材２１ａが，コードリール２０に巻かれなが
ら，自動解除部材１４０の解除接触部１４２に衝撃を与
えると，自動解除部材１４０は，ヒンジピン１２０を回
転中心にして弾性部材１３０の弾発力に対抗して所定の
角度をもって回動するため，このとき，自動・半自動ボ
タン１１０のフック突起１１５は，制御突起１４１と分
離され，自動・半自動ボタン１１０が，弾性部材４１に
よって上昇するコードボタン部４０と共に上昇する。こ
れと同時に，ブレーキ部３０は，弾性部材３１によって
再びコードリール２０を加圧することになる。
【００１９】次に，半自動状態について説明する。自動
・半自動ボタン１１０の位置表示部１１１が図２に示し
た半自動の位置を示すようにすることにより，半自動状
態を選択できる。図５はこのときの状態を説明するため
の概略断面図である。このときは，図４で示した状態に
対して，ボタン結合部１１２が回転しており，それに伴
ない，ボタン結合部１１２内側中央の延長部１１４の先
端に設けられたフック突起１１５の向きが変わる。その
ため，フック突起１１５は制御突起１４１に係合しな
い。電源コード２１を引き出して，コードリール２０に
巻かれていた電源コード２１を解いた状態で，コードボ
タン部４０を弾性部材４１の弾発力に対抗して押すと，
弾性部材３１の弾発力に対抗してブレーキ部３０がヒン
ジ点を中心に回動しながらコードリール２０に加えてい
た圧力を解除するため，このとき，コードリール２０
は，スパイラルスプリングの回転復元力によって回転し
ながら電源コードの巻き取りを行う。
・半自動ボタン１１０の位置表示部１１１が図２に示し
た半自動の位置を示すようにすることにより，半自動状
態を選択できる。図５はこのときの状態を説明するため
の概略断面図である。このときは，図４で示した状態に
対して，ボタン結合部１１２が回転しており，それに伴
ない，ボタン結合部１１２内側中央の延長部１１４の先
端に設けられたフック突起１１５の向きが変わる。その
ため，フック突起１１５は制御突起１４１に係合しな
い。電源コード２１を引き出して，コードリール２０に
巻かれていた電源コード２１を解いた状態で，コードボ
タン部４０を弾性部材４１の弾発力に対抗して押すと，
弾性部材３１の弾発力に対抗してブレーキ部３０がヒン
ジ点を中心に回動しながらコードリール２０に加えてい
た圧力を解除するため，このとき，コードリール２０
は，スパイラルスプリングの回転復元力によって回転し
ながら電源コードの巻き取りを行う。
【００２０】この場合は，コードリール２０の回転時
に，コードボタン部４０に加えていた圧力を除去する
と，自動・半自動ボタン１１０のフック突起１１５が自
動解除部材１４０の制御突起１４１に係合できない状態
であるため，コードボタン部４０の上昇を抑えることが
できなくなる。この結果，ブレーキ部３０が，コードリ
ール２０に密着されて回転しなくなるため，電源コード
２１の突出した長さを維持することができる。これと同
時に，ブレーキ部３０は，弾性部材３１によって再びコ
ードリール２０を加圧することになる。よって，半自動
状態においては，コードボタン部４０を押している時の
み，電源コード２１が引きこまれるようになる。
に，コードボタン部４０に加えていた圧力を除去する
と，自動・半自動ボタン１１０のフック突起１１５が自
動解除部材１４０の制御突起１４１に係合できない状態
であるため，コードボタン部４０の上昇を抑えることが
できなくなる。この結果，ブレーキ部３０が，コードリ
ール２０に密着されて回転しなくなるため，電源コード
２１の突出した長さを維持することができる。これと同
時に，ブレーキ部３０は，弾性部材３１によって再びコ
ードリール２０を加圧することになる。よって，半自動
状態においては，コードボタン部４０を押している時の
み，電源コード２１が引きこまれるようになる。
【００２１】
【発明の効果】上記のような本発明の真空掃除機の電源
コード復帰装置によれば，使用者が，自動・半自動を選
択することにより，自動時には，コードボタンを一度だ
け押すと，電源コードが完全に引き込まれ，また，半自
動時には，使用者がコードボタン部を押している間の
み，電源コードが引き込まれるという効果を奏する。
コード復帰装置によれば，使用者が，自動・半自動を選
択することにより，自動時には，コードボタンを一度だ
け押すと，電源コードが完全に引き込まれ，また，半自
動時には，使用者がコードボタン部を押している間の
み，電源コードが引き込まれるという効果を奏する。
【図１】本発明の１実施の形態に係る真空掃除機の電源
コード復帰装置を示した概略断面図である。
コード復帰装置を示した概略断面図である。
【図２】本発明の１実施の形態に係る真空掃除機の自動
・半自動ボタンが設けられた部位の要部平面図である。
・半自動ボタンが設けられた部位の要部平面図である。
【図３】本発明の１実施の形態に係る真空掃除機の電源
コード復帰装置のコードリールを示した平面図である。
コード復帰装置のコードリールを示した平面図である。
【図４】本発明の１実施の形態に係る真空掃除機の電源
コード復帰装置が自動にある状態を説明するための概略
断面図である。
コード復帰装置が自動にある状態を説明するための概略
断面図である。
【図５】本発明の１実施の形態に係る真空掃除機の電源
コード復帰装置が半自動にある状態を説明するための概
略断面図である。
コード復帰装置が半自動にある状態を説明するための概
略断面図である。
【図６】従来の真空掃除機の電源コード復帰装置を示し
た縦断面図である。
た縦断面図である。
２０;コードリール ２１;電源コード ２１ａ;解除ハンガー部材 ３０;ブレーキ部 ４０;コードボタン部 ５０;リールカバー １１０;自動・半自動ボタン １２０;ヒンジピン １３０;弾性部材 １４０;自動解除部材 １４１;制御突起 １４２;解除接触部
Claims (3)
- 【請求項１】 コードリールが，コードボタン部の操作
によって回動するブレーキ部によって選択的に電源コー
ドを巻き取ることができる真空掃除機の電源コード復帰
装置であって，前記コードボタン部に設けられ，コード
リールを巻き取る際の自動・半自動を選択するための自
動・半自動ボタンと，前記リールカバーに設けられたヒ
ンジピンと，前記ヒンジピンに掛けられたトーションス
プリング等の弾性部材を介して前記リールカバーの所定
位置に突設された回転制御突起に密着するように回転可
能に設けられた自動解除部材と，を有することを特徴と
する真空掃除機の電源コード復帰装置。 - 【請求項２】 前記自動・半自動ボタンは，最上部に設
けられて位置を表示する位置表示部と，前記位置表示部
と連通し，コードボタン部の所定位置に設けられた自動
・半自動ボタン設置部に回転可能に設けられたボタン結
合部と，前記ボタン結合部の内側の中央部位に延設され
た延長部と，前記延長部の下部に突出して前記自動解除
部材と係合するように所定の幅を有するフック突起と，
を有することを特徴とする請求項１に記載の真空掃除機
の電源コード復帰装置。 - 【請求項３】 前記自動解除部材は，前記自動・半自動
ボタンの前記フック突起と係合する制御突起と，前記リ
ールカバーの引込口に他端が配置される解除接触部と，
を有することを特徴とする請求項１に記載の真空掃除機
の電源コード復帰装置。
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