JP2002017485A - スライドレールの位置調整装置 - Google Patents
スライドレールの位置調整装置Info
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- JP2002017485A JP2002017485A JP2000207118A JP2000207118A JP2002017485A JP 2002017485 A JP2002017485 A JP 2002017485A JP 2000207118 A JP2000207118 A JP 2000207118A JP 2000207118 A JP2000207118 A JP 2000207118A JP 2002017485 A JP2002017485 A JP 2002017485A
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- drawer
- rail
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライドレールと可動部材又は固定部材の間
隔を調整して可動部材の横方向のガタ付きを防止する。 【解決手段】 相対向するアウターレール16とインナー
レール17と、複数の球体18を回動自在に枢着したベアリ
ングホルダ19と一体的してスライドレール15をユニット
する。アウターレール16を固定部材となるベッド本体2
に固定し、インナーレール17は可動部材となる引出し8
に固定する。ベッド本体2とアウターレール16の間に間
隔調整手段30を介在させる。間隔調整手段30はガイド部
材31と、このガイド部材31に移動自在に嵌め入れたスペ
ーサ部材32で構成され、スペーサ部材32を軸方向にスラ
イドさせることでスライドレール15とベッド本体2との
間隔を調整する。
隔を調整して可動部材の横方向のガタ付きを防止する。 【解決手段】 相対向するアウターレール16とインナー
レール17と、複数の球体18を回動自在に枢着したベアリ
ングホルダ19と一体的してスライドレール15をユニット
する。アウターレール16を固定部材となるベッド本体2
に固定し、インナーレール17は可動部材となる引出し8
に固定する。ベッド本体2とアウターレール16の間に間
隔調整手段30を介在させる。間隔調整手段30はガイド部
材31と、このガイド部材31に移動自在に嵌め入れたスペ
ーサ部材32で構成され、スペーサ部材32を軸方向にスラ
イドさせることでスライドレール15とベッド本体2との
間隔を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドレールの
位置調整装置、特に、ベッドや机の引出しや、スライド
棚などの家具類に用いるスライドレールの位置調整装置
に関する。
位置調整装置、特に、ベッドや机の引出しや、スライド
棚などの家具類に用いるスライドレールの位置調整装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から、パソコン用
ラックや机あるいはタンス等の家具類には引出しやスラ
イド棚が組み付けられ、また、近年では裏面のデッドス
ペースを利用して引出しを備えたベッドなども知られて
いる。このような、家具類の引出しあるいはスライド棚
は、安定的にスライドするように家具本体と引出しある
いはスライド棚などの間にスライドレールを介在させる
場合がある。このようなスライドレールには、各種構造
があるが、例えば、事務机やパソコン用ラックなどに用
いるスライドレールは、単にコ字型に形成した一対のガ
イドレールをスライド自在に嵌め合わせるとともに、そ
の各レールの内面に軸支したローラによって可動部材に
取り付けたレールをスライド自在に支持した構造が一般
的である。しかし、家具類においては、製作誤差などに
よって例えば引出しなど可動部材と家具本体との隙間が
変動する。このため、この種の家具類に用いられるスラ
イドレールは、左右方向に多少の余裕を持たせて家具本
体や引出しなどの成形誤差を吸収するようにしていた。
このため、家具本体に引出しなど組み付けた際、左右方
向にガタが発生するという問題があった。そこで、この
ような、ガタ付きを防止する機能を設けたスライドレー
ルとして、特開平11−196959号公報には、ガイ
ドレールの内面に軸部を設け、この軸部にローラをスラ
イド自在に組み付けて幅寄部材を構成するとともに、こ
の幅寄部材を調整する調整ネジを設けたスライドレール
が提案されている。このスライドレールは、調整ネジを
操作することによって、ローラがガイドレール側へ移動
し、こうしてガイドレールの移動を規制することによっ
て、可動部材のガタを低減するように構成している。し
かし、このスライドレールは、アウターレールとインナ
ーレールの内面に組み込んだローラから成る幅寄部材に
よって左右方向のガタ付きはある程度抑えられるもの
の、相互にコ字型に折曲した一対のアウターレールとイ
ンナーレールをスライド自在に嵌め合わせた比較的簡易
な構造であるため、上下方向にガタ付きは抑えることが
できない。さらに、インナーレール及び可動部材を支持
するローラがガイドレールの両端に軸支され、比較的軽
い重量を支えるのであればさほど影響がないが、家具な
どにおける引出しのスライドレールとして用いた場合、
引出しの内部に重量的に重い品物を収納した場合、その
荷重がローラに集中的に加わることから、ローラがスム
ーズに回転せず引出しを引き出す際、操作性や安定性が
低下する。そこで、図5に示すように、構造的にガタ付
きが生じない高精度のスライドレール100を例えば家具
類の引出し組み込む場合、このような構造的にガタ付き
が生じないスライドレール100は、スライドレール100を
構成するアウターレール101とインナーレール102の両端
部にそれぞれフランジ部103,104を上下に対向するよう
に折曲している。また、これらアウターレール101とイ
ンナーレール102の間に介在する複数の球体105がベアリ
ングホルダ106と一体的にユニット化され、こうして球
体105を枢着したベアリングホルダ106をアウターレール
101とインナーレール102の間に介在させる。そして、ベ
アリングホルダ106に組み付けた球体105を前記アウター
レール101とインナーレール102の両フランジ部103,104
で上下に挟さみ付けて一体化することによって、アウタ
ーレール101とインナーレール102がベアリングホルダ10
6に軸支した複数の球体105を介して一体化され、左右方
向のみならず上下方向に対してガタ付かず、極めて精度
的に優れたスライドレール100となる。このように、精
度的に優れたスライドレール100はガタ付かないばかり
でなく、重い荷重が加わったとしても複数の球体105に
その荷重が分散し、極めて安定的なスライド動作が可能
である。しかし、こうした精度的に優れたスライドレー
ル100を例えば引出しなどの組み込む場合、アウターレ
ールとインナーレールを取り付ける家具本体(固定部
材)と引出し(可動部材)にの寸法精度は高精度が要求
される。すなわち、家具本体(固定部材)と引出し(可
動部材)にはスライドレール100を構成するアウターレ
ール101とインナーレール102が固定され、これらアウタ
ーレール101とインナーレール102はベアリングホルダ10
6に組み付けた複数の球体105によって一体的にユニット
化されているため左右方向のクリアランスが全くない。
このため、家具本体(固定部材)と引出し(可動部材)
の製作誤差や組み付け誤差などに起因して家具本体(固
定部材)と引出し(可動部材)との隙間が変動した場
合、スライドレール100を介在して家具本体に引出しを
組み込むことすらできない。特に木材製の家具において
は、気温や湿度などの変化などによっても反りや歪みな
どが生じ、家具本体(固定部材)と引出し(可動部材)
との隙間の狂いのみならず、家具本体(固定部材)と引
出し(可動部材)の相互の平行度にも狂いが生じてしま
い家具本体と引出し本体との加工及びスライドレール10
0を介在して家具本体に引出しを組み込む場合、極めて
厳しい寸法管理を行う必要があり、加工上、極めて面倒
で手間がかかるとともに、引出しの組込作業が面倒で手
間がかかるものであった。
ラックや机あるいはタンス等の家具類には引出しやスラ
イド棚が組み付けられ、また、近年では裏面のデッドス
ペースを利用して引出しを備えたベッドなども知られて
いる。このような、家具類の引出しあるいはスライド棚
は、安定的にスライドするように家具本体と引出しある
いはスライド棚などの間にスライドレールを介在させる
場合がある。このようなスライドレールには、各種構造
があるが、例えば、事務机やパソコン用ラックなどに用
いるスライドレールは、単にコ字型に形成した一対のガ
イドレールをスライド自在に嵌め合わせるとともに、そ
の各レールの内面に軸支したローラによって可動部材に
取り付けたレールをスライド自在に支持した構造が一般
的である。しかし、家具類においては、製作誤差などに
よって例えば引出しなど可動部材と家具本体との隙間が
変動する。このため、この種の家具類に用いられるスラ
イドレールは、左右方向に多少の余裕を持たせて家具本
体や引出しなどの成形誤差を吸収するようにしていた。
このため、家具本体に引出しなど組み付けた際、左右方
向にガタが発生するという問題があった。そこで、この
ような、ガタ付きを防止する機能を設けたスライドレー
ルとして、特開平11−196959号公報には、ガイ
ドレールの内面に軸部を設け、この軸部にローラをスラ
イド自在に組み付けて幅寄部材を構成するとともに、こ
の幅寄部材を調整する調整ネジを設けたスライドレール
が提案されている。このスライドレールは、調整ネジを
操作することによって、ローラがガイドレール側へ移動
し、こうしてガイドレールの移動を規制することによっ
て、可動部材のガタを低減するように構成している。し
かし、このスライドレールは、アウターレールとインナ
ーレールの内面に組み込んだローラから成る幅寄部材に
よって左右方向のガタ付きはある程度抑えられるもの
の、相互にコ字型に折曲した一対のアウターレールとイ
ンナーレールをスライド自在に嵌め合わせた比較的簡易
な構造であるため、上下方向にガタ付きは抑えることが
できない。さらに、インナーレール及び可動部材を支持
するローラがガイドレールの両端に軸支され、比較的軽
い重量を支えるのであればさほど影響がないが、家具な
どにおける引出しのスライドレールとして用いた場合、
引出しの内部に重量的に重い品物を収納した場合、その
荷重がローラに集中的に加わることから、ローラがスム
ーズに回転せず引出しを引き出す際、操作性や安定性が
低下する。そこで、図5に示すように、構造的にガタ付
きが生じない高精度のスライドレール100を例えば家具
類の引出し組み込む場合、このような構造的にガタ付き
が生じないスライドレール100は、スライドレール100を
構成するアウターレール101とインナーレール102の両端
部にそれぞれフランジ部103,104を上下に対向するよう
に折曲している。また、これらアウターレール101とイ
ンナーレール102の間に介在する複数の球体105がベアリ
ングホルダ106と一体的にユニット化され、こうして球
体105を枢着したベアリングホルダ106をアウターレール
101とインナーレール102の間に介在させる。そして、ベ
アリングホルダ106に組み付けた球体105を前記アウター
レール101とインナーレール102の両フランジ部103,104
で上下に挟さみ付けて一体化することによって、アウタ
ーレール101とインナーレール102がベアリングホルダ10
6に軸支した複数の球体105を介して一体化され、左右方
向のみならず上下方向に対してガタ付かず、極めて精度
的に優れたスライドレール100となる。このように、精
度的に優れたスライドレール100はガタ付かないばかり
でなく、重い荷重が加わったとしても複数の球体105に
その荷重が分散し、極めて安定的なスライド動作が可能
である。しかし、こうした精度的に優れたスライドレー
ル100を例えば引出しなどの組み込む場合、アウターレ
ールとインナーレールを取り付ける家具本体(固定部
材)と引出し(可動部材)にの寸法精度は高精度が要求
される。すなわち、家具本体(固定部材)と引出し(可
動部材)にはスライドレール100を構成するアウターレ
ール101とインナーレール102が固定され、これらアウタ
ーレール101とインナーレール102はベアリングホルダ10
6に組み付けた複数の球体105によって一体的にユニット
化されているため左右方向のクリアランスが全くない。
このため、家具本体(固定部材)と引出し(可動部材)
の製作誤差や組み付け誤差などに起因して家具本体(固
定部材)と引出し(可動部材)との隙間が変動した場
合、スライドレール100を介在して家具本体に引出しを
組み込むことすらできない。特に木材製の家具において
は、気温や湿度などの変化などによっても反りや歪みな
どが生じ、家具本体(固定部材)と引出し(可動部材)
との隙間の狂いのみならず、家具本体(固定部材)と引
出し(可動部材)の相互の平行度にも狂いが生じてしま
い家具本体と引出し本体との加工及びスライドレール10
0を介在して家具本体に引出しを組み込む場合、極めて
厳しい寸法管理を行う必要があり、加工上、極めて面倒
で手間がかかるとともに、引出しの組込作業が面倒で手
間がかかるものであった。
【0003】そこで、本発明は、このような課題を解決
して高精度のスライドレールを組み込んで可動部材の操
作性、安定性を高めるとともに、可動部材と固定部材と
の寸法誤差を吸収して固定部材への可動部材の組付作業
を簡略化することができるスライドレールの位置調整装
置を提供することを目的とする。
して高精度のスライドレールを組み込んで可動部材の操
作性、安定性を高めるとともに、可動部材と固定部材と
の寸法誤差を吸収して固定部材への可動部材の組付作業
を簡略化することができるスライドレールの位置調整装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のスライ
ドレールの位置調整装置は、スライド自在に嵌め合わた
アウターレールとインナーレールの間に複数の球体を嵌
め入れて一体的にユニット化したスライドレールを設
け、このスライドレールを固定部材と可動部材との間に
介在させて可動部材をスライド自在に案内するスライド
レールにおいて、前記スライドレールと前記固定部材又
は可動部材との間に長さ調整可能な間隔調整手段を設け
ものである。
ドレールの位置調整装置は、スライド自在に嵌め合わた
アウターレールとインナーレールの間に複数の球体を嵌
め入れて一体的にユニット化したスライドレールを設
け、このスライドレールを固定部材と可動部材との間に
介在させて可動部材をスライド自在に案内するスライド
レールにおいて、前記スライドレールと前記固定部材又
は可動部材との間に長さ調整可能な間隔調整手段を設け
ものである。
【0005】上記構成により、固定部材と可動部材の成
形誤差などによって固定部材と可動部材との左右方向の
隙間が変動してもスライドレールと前記固定部材又は可
動部材との間に長さ調整可能な間隔調整手段を介在して
いるので、間隔調整手段の長さを調整することで固定部
材と可動部材の成形誤差が吸収され、スライドレールの
左右方向へのガタ付きが防止される。
形誤差などによって固定部材と可動部材との左右方向の
隙間が変動してもスライドレールと前記固定部材又は可
動部材との間に長さ調整可能な間隔調整手段を介在して
いるので、間隔調整手段の長さを調整することで固定部
材と可動部材の成形誤差が吸収され、スライドレールの
左右方向へのガタ付きが防止される。
【0006】請求項2の発明のスライドレールの位置調
整装置は、請求項1記載のスライドレールの位置調整装
置において、前記間隔調整手段を筒状のガイド部材と、
このガイド部材に嵌合して軸方向に移動自在に嵌め入れ
たスペーサ部材で構成したものである。これにより、固
定部材と可動部材の成形誤差などによって固定部材と可
動部材との左右方向の隙間が変動してもガイド部材に組
み込んだスペーサ部材をスライドさせて固定部材と可動
部材の成形誤差を吸収することでスライドレールの左右
方向へのガタ付きが防止される。
整装置は、請求項1記載のスライドレールの位置調整装
置において、前記間隔調整手段を筒状のガイド部材と、
このガイド部材に嵌合して軸方向に移動自在に嵌め入れ
たスペーサ部材で構成したものである。これにより、固
定部材と可動部材の成形誤差などによって固定部材と可
動部材との左右方向の隙間が変動してもガイド部材に組
み込んだスペーサ部材をスライドさせて固定部材と可動
部材の成形誤差を吸収することでスライドレールの左右
方向へのガタ付きが防止される。
【0007】請求項3の発明のスライドレールの位置調
整装置は、請求項2記載のスライドレールの位置調整装
置において、前記固定部材の両側に左右一対のスライド
レールを組み込み、この各スライドレールと前記固定部
材又は可動部材との間にそれぞれ前記調整手段を設ける
とともに、一方のアウターレールと前記固定部材との間
に介在する調整手段は、前記ガイド部材とスペーサ部材
との嵌合をきつく設定し、かつ、前記他方のアウターレ
ールと前記固定部材との間に介在する調整手段は、前記
ガイド部材とスペーサ部材との嵌合を緩く設定したもの
である。こうして左右の間隔調整手段におけるガイド部
材とスペーサ部材との嵌合度に差を持たせ、一方の間隔
調整手段はガイド部材とスペーサ部材の嵌め合いをきつ
く設定し、他方の間隔調整手段はガイド部材とスペーサ
部材の嵌め合いを緩く設定することによって、きつく設
定した側の間隔調整手段を基準として嵌め合いを緩く設
定した側の間隔調整手段のスペーサ部材をスライドさせ
て可動部材の位置調整を簡単かつ容易に行うことができ
るとともに、可動部材の位置調整後において、きつく設
定した間隔調整手段によって使用時などにおけて長さ調
整が可能な間隔調整手段の変動が抑制される。
整装置は、請求項2記載のスライドレールの位置調整装
置において、前記固定部材の両側に左右一対のスライド
レールを組み込み、この各スライドレールと前記固定部
材又は可動部材との間にそれぞれ前記調整手段を設ける
とともに、一方のアウターレールと前記固定部材との間
に介在する調整手段は、前記ガイド部材とスペーサ部材
との嵌合をきつく設定し、かつ、前記他方のアウターレ
ールと前記固定部材との間に介在する調整手段は、前記
ガイド部材とスペーサ部材との嵌合を緩く設定したもの
である。こうして左右の間隔調整手段におけるガイド部
材とスペーサ部材との嵌合度に差を持たせ、一方の間隔
調整手段はガイド部材とスペーサ部材の嵌め合いをきつ
く設定し、他方の間隔調整手段はガイド部材とスペーサ
部材の嵌め合いを緩く設定することによって、きつく設
定した側の間隔調整手段を基準として嵌め合いを緩く設
定した側の間隔調整手段のスペーサ部材をスライドさせ
て可動部材の位置調整を簡単かつ容易に行うことができ
るとともに、可動部材の位置調整後において、きつく設
定した間隔調整手段によって使用時などにおけて長さ調
整が可能な間隔調整手段の変動が抑制される。
【0008】請求項4の発明のスライドレールの位置調
整装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライ
ドレールの位置調整装置において、前記スライドレール
を家具類に用いたものである。これにより、家具類にお
いては、スライドレールと家具本体間にスライドレール
を組付けているので、可動部材を左右方向にガタなく家
具本体に組付けることが可能となる。
整装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスライ
ドレールの位置調整装置において、前記スライドレール
を家具類に用いたものである。これにより、家具類にお
いては、スライドレールと家具本体間にスライドレール
を組付けているので、可動部材を左右方向にガタなく家
具本体に組付けることが可能となる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例について図面
を参照しながら説明する。本実施例は、ベッドの裏面側
に引出しを組み付けてデッドスペースを収納スペースと
して利用する引き出しを備えたベットのスライドレール
に適用した場合を例として説明する。図1〜図4に示す
ように、ベッド1は、ベッド本体2と、ヘッドボード3
とを備え、ベッド本体2にスライドレール15を介して引
出し8が前後移動自在に組み付けられている。ベッド本
体2は天板4と左右一対の側板5と補強用の底枠6とを
備えて、ベッド本体2の正面側を開口させて側面板9と
底面板10からなる引出し8を組み付けている。なお、本
実施例では、図4に示すように、ベッド本体2に幅が異
なる二組の引出し8,8が備えられており、ベッド本体
2の内部には引出し8,8の収納スペースを区画する中
仕切り板7が設けられている。
を参照しながら説明する。本実施例は、ベッドの裏面側
に引出しを組み付けてデッドスペースを収納スペースと
して利用する引き出しを備えたベットのスライドレール
に適用した場合を例として説明する。図1〜図4に示す
ように、ベッド1は、ベッド本体2と、ヘッドボード3
とを備え、ベッド本体2にスライドレール15を介して引
出し8が前後移動自在に組み付けられている。ベッド本
体2は天板4と左右一対の側板5と補強用の底枠6とを
備えて、ベッド本体2の正面側を開口させて側面板9と
底面板10からなる引出し8を組み付けている。なお、本
実施例では、図4に示すように、ベッド本体2に幅が異
なる二組の引出し8,8が備えられており、ベッド本体
2の内部には引出し8,8の収納スペースを区画する中
仕切り板7が設けられている。
【0010】スライドレール15は、可動部材としての引
出し8と固定部材としてのベッド本体2の側板5及び中
仕切り板7との間に介在させるものであり、左右一対の
スライドレール15が引出し8の両側に組み付けられる。
この各スライドレール15は形状的に左右対称であり、構
造的にも共通することから、左側のスライドレール15の
みを図示し、右側のスライドレール15の構成については
省略する。スライドレール15は図1〜図3に示すよう
に、相対向するアウターレール16とインナーレール17
と、複数の球体18を回動自在に枢着したベアリングホル
ダ19とから構成されている。ベアリングホルダ19は前記
各レール16,17の間に介在してその上下に前記球体18を
回動自在に支持する枢着部20を折曲している。また、両
レール16,17の上下縁には前記球体18の包み込むように
カール状に折曲した湾曲状のフランジ部22,23がそれぞ
れ形成され、この両レール16,17のフランジ部22,23の間
に前記ベアリングホルダ19に組み付けた球体18を挟み付
けることによって、アウターレール16とインナーレール
17がベアリングホルダ19を介して一体化され、こうして
アウターレール16とインナーレール17はベアリングホル
ダ19に組み付けた複数の球体18を介して一体化すること
によって、スライドレール15が左右及び上下にガタ付く
ことなくユニット化される。なお、アウターレール16の
前後両縁にはベアリングホルダ19の抜け出しを防止する
ためのストッパ24が形成され、一方、インナーレール17
は、一端側にのみストッパ25が形成されている。すなわ
ち、インナーレール17は、アウターレール16に組付ける
際、ベアリングホルダ19と干渉しないよう片側にのみス
トッパ25を形成している。そして、アウターレール16に
ベアリングホルダ19を装着した状態でベアリングホルダ
19の上下に組み込んだ球体18にインナーレール17のフラ
ンジ部22を嵌め入れるようにしてインナーレールを前方
にスライドさせることによって、アウターレール16とイ
ンナーレール17がベアリングホルダ19を介在してスライ
ド自在に組み合される。この時、アウターレール16とイ
ンナーレール17のフランジ部22,23間にベアリングホル
ダ19に枢着された複数の球体18が圧入状態で介在すると
ともに、球体18を介してアウターレール16とインナーレ
ール17とがスムーズにスライドするように組み合わされ
る。こうして一体的にユニット化されたスライドレール
15は、そのアウターレール16がベッド本体2の側板5及
び中仕切り板7に固定され、かつ、インナーレール17が
引出し8の側面板9に固定される。これにより、ベット
本体2に引出し8が前後方向に移動自在に組み付けられ
る。
出し8と固定部材としてのベッド本体2の側板5及び中
仕切り板7との間に介在させるものであり、左右一対の
スライドレール15が引出し8の両側に組み付けられる。
この各スライドレール15は形状的に左右対称であり、構
造的にも共通することから、左側のスライドレール15の
みを図示し、右側のスライドレール15の構成については
省略する。スライドレール15は図1〜図3に示すよう
に、相対向するアウターレール16とインナーレール17
と、複数の球体18を回動自在に枢着したベアリングホル
ダ19とから構成されている。ベアリングホルダ19は前記
各レール16,17の間に介在してその上下に前記球体18を
回動自在に支持する枢着部20を折曲している。また、両
レール16,17の上下縁には前記球体18の包み込むように
カール状に折曲した湾曲状のフランジ部22,23がそれぞ
れ形成され、この両レール16,17のフランジ部22,23の間
に前記ベアリングホルダ19に組み付けた球体18を挟み付
けることによって、アウターレール16とインナーレール
17がベアリングホルダ19を介して一体化され、こうして
アウターレール16とインナーレール17はベアリングホル
ダ19に組み付けた複数の球体18を介して一体化すること
によって、スライドレール15が左右及び上下にガタ付く
ことなくユニット化される。なお、アウターレール16の
前後両縁にはベアリングホルダ19の抜け出しを防止する
ためのストッパ24が形成され、一方、インナーレール17
は、一端側にのみストッパ25が形成されている。すなわ
ち、インナーレール17は、アウターレール16に組付ける
際、ベアリングホルダ19と干渉しないよう片側にのみス
トッパ25を形成している。そして、アウターレール16に
ベアリングホルダ19を装着した状態でベアリングホルダ
19の上下に組み込んだ球体18にインナーレール17のフラ
ンジ部22を嵌め入れるようにしてインナーレールを前方
にスライドさせることによって、アウターレール16とイ
ンナーレール17がベアリングホルダ19を介在してスライ
ド自在に組み合される。この時、アウターレール16とイ
ンナーレール17のフランジ部22,23間にベアリングホル
ダ19に枢着された複数の球体18が圧入状態で介在すると
ともに、球体18を介してアウターレール16とインナーレ
ール17とがスムーズにスライドするように組み合わされ
る。こうして一体的にユニット化されたスライドレール
15は、そのアウターレール16がベッド本体2の側板5及
び中仕切り板7に固定され、かつ、インナーレール17が
引出し8の側面板9に固定される。これにより、ベット
本体2に引出し8が前後方向に移動自在に組み付けられ
る。
【0011】次に、引出し8の左右方向への移動を阻止
して引出し8のガタ付きを抑える間隔調整手段30の構成
について説明する。図1及び図2に示すように、間隔調
整手段30はガイド部材31と、このガイド部材31に移動自
在に嵌め入れたスペーサ部材32で構成されている。これ
らガイド部材31とスペーサ部材32はそれぞれ合成樹脂な
どからなり、ガイド部材31は平板部33と、案内筒部34と
を一体形成して構成され、平板部33にはネジ35の通し孔
36と、前記ガイド部材31を突出させる挿通孔37とが形成
されている。案内筒部34は前記スペーサ部材32を組み込
んで該スペーサ部材32を軸方向にスライド自在に案内保
持するものであり、全体として円形筒状に形成されてい
るが、その両側は平坦部34Aとなっている。また、スペ
ーサ部材32は案内筒部34と嵌合するように、左右両側を
平坦的に切り欠いて平坦部32Aを形成され、このように
案内筒部34とスペーサ部材32の両側のそれぞれ平坦部34
A,32Aを形成することにより前記案内筒部34内に挿入
したスペーサ部材32が回り止め状態で保持される。ま
た、スペーサ部材32の前面側には前記ガイド部材31の挿
通孔37から突出させる円柱状の突状部38が一体形成され
るとともに、スペーサ部材32の中央部には固定ボルト40
を通す貫通孔41が形成され、その貫通孔41の開口部周縁
には前記固定ボルト40の頭部40Aの収容凹部42が形成さ
れている。なお、スペーサ部材32は前記案内筒部34内に
おいて軸方向にスライドできるように、スペーサ部材32
は案内筒部34より短く形成されており、これにより、ス
ペーサ部材32が案内筒部34内で軸方向にスライドするこ
とができる。また、ベット本体2の側板5と中仕切り板
7には前記ガイド部材31の案内筒部34を挿入する凹み部
45が形成されるとともに、アウターレール16には前記固
定ボルト40のネジ孔46が形成されている。なお、間隔調
整手段30は引出し8の両側に配置し、引出し8とベット
本体2の側板5及び中仕切り板7との間に間隔調整手段
30を介在させて引出し8の左右方向のガタ付きを抑える
ことから、スライドレール15の両側にそれぞれ配置する
ことが望ましいが、引出し8の少なくとも片面にのみ間
隔調整手段30を介在させても、引出し8とベット本体2
との間隔を調整して引出し8の左右方向のガタ付きを抑
えることが可能である。また、図1、図2では、間隔調
整手段30を引出し8側に組み付けた場合を例に説明した
が、引出し8側に間隔調整手段30を組み付けて引出し8
とベッド本体2との間隔を調整することも可能であり、
要はスライドレール15をベット本体2又は引出し8のい
ずれか一方に介在させればよいものである。
して引出し8のガタ付きを抑える間隔調整手段30の構成
について説明する。図1及び図2に示すように、間隔調
整手段30はガイド部材31と、このガイド部材31に移動自
在に嵌め入れたスペーサ部材32で構成されている。これ
らガイド部材31とスペーサ部材32はそれぞれ合成樹脂な
どからなり、ガイド部材31は平板部33と、案内筒部34と
を一体形成して構成され、平板部33にはネジ35の通し孔
36と、前記ガイド部材31を突出させる挿通孔37とが形成
されている。案内筒部34は前記スペーサ部材32を組み込
んで該スペーサ部材32を軸方向にスライド自在に案内保
持するものであり、全体として円形筒状に形成されてい
るが、その両側は平坦部34Aとなっている。また、スペ
ーサ部材32は案内筒部34と嵌合するように、左右両側を
平坦的に切り欠いて平坦部32Aを形成され、このように
案内筒部34とスペーサ部材32の両側のそれぞれ平坦部34
A,32Aを形成することにより前記案内筒部34内に挿入
したスペーサ部材32が回り止め状態で保持される。ま
た、スペーサ部材32の前面側には前記ガイド部材31の挿
通孔37から突出させる円柱状の突状部38が一体形成され
るとともに、スペーサ部材32の中央部には固定ボルト40
を通す貫通孔41が形成され、その貫通孔41の開口部周縁
には前記固定ボルト40の頭部40Aの収容凹部42が形成さ
れている。なお、スペーサ部材32は前記案内筒部34内に
おいて軸方向にスライドできるように、スペーサ部材32
は案内筒部34より短く形成されており、これにより、ス
ペーサ部材32が案内筒部34内で軸方向にスライドするこ
とができる。また、ベット本体2の側板5と中仕切り板
7には前記ガイド部材31の案内筒部34を挿入する凹み部
45が形成されるとともに、アウターレール16には前記固
定ボルト40のネジ孔46が形成されている。なお、間隔調
整手段30は引出し8の両側に配置し、引出し8とベット
本体2の側板5及び中仕切り板7との間に間隔調整手段
30を介在させて引出し8の左右方向のガタ付きを抑える
ことから、スライドレール15の両側にそれぞれ配置する
ことが望ましいが、引出し8の少なくとも片面にのみ間
隔調整手段30を介在させても、引出し8とベット本体2
との間隔を調整して引出し8の左右方向のガタ付きを抑
えることが可能である。また、図1、図2では、間隔調
整手段30を引出し8側に組み付けた場合を例に説明した
が、引出し8側に間隔調整手段30を組み付けて引出し8
とベッド本体2との間隔を調整することも可能であり、
要はスライドレール15をベット本体2又は引出し8のい
ずれか一方に介在させればよいものである。
【0012】次に、組み付け手順について説明する。ガ
イド部材31の案内筒部34にスペーサ部材32を組み込んだ
状態でスペーサ部材32の貫通孔41に固定ボルト40を通
し、そのに固定ボルト40をアウターレール16のネジ孔46
に螺着する。こうして、アウターレール16にガイド部材
31とスペーサ部材32とを組み付けた後、ガイド部材31の
案内筒部34をベッド本体2の側板5と中仕切り板7に形
成する凹み部45に嵌め入れて平板部34の通し孔36に挿入
したネジ35を側板5及び中仕切り板7にねじ込むことに
よってガイド部材31を側板5及び中仕切り板7に固定す
る。にれにより、ベッド本体2の側板5及び中仕切り板
7とアウターレール16との間に長さ調整可能な間隔調整
手段30が介在する。なお、引出し8の両側にはねじ35に
よりインナーレール17を予め固定しておく。そして、ア
ウターレール16に装着されたベアリングホルダ19の球体
18にインナーレール17のフランジ部22を嵌め入れるよう
にしてインナーレール16を前方にスライドさせることに
よって、アウターレール16とインナーレール17がベアリ
ングホルダ19を介在してスライド自在に組み合され、ベ
ット本体2に引出し8が前後方向に移動自在に組み付け
られる。この際、図1に示すように、ベッド本体2と引
出し8の成形誤差などによって、これらベッド本体2と
引出し8の間隔Wが多少変ったとしても、アウターレー
ル16に固定するスペーサ部材32がガイド部材31の案内筒
部34の内部において軸方向に移動自在であるため、スペ
ーサ部材32が軸方向にスライドしてベッド本体2と引出
し8の成形誤差を吸収することが可能である。このよう
にスペーサ部材32をスライドさせることによってベッド
本体2と引出し8の間隔Wを調整することができ、ベッ
ド本体2に対する引出し8の左右方向のガタ付きを防止
することができる。特に、ベッド1及び引出し8の材質
は主として木材、合成材などでよって成形され、湿度や
外気温などによって成形精度にバラツキが生じやすく、
また、反りなどの変形が生じ、引出し8及びこれを支持
するベッド本体1の側板5と中仕切り板7との間隔を狂
いなく製作することは極めて困難であり、前述したよう
な湿度や外気温などの影響によってベッド本体1の側板
5と中仕切り板7と引出し8に反りなどが生じ、ベッド
本体1の側板5と中仕切り板7と引出し8との平行度を
保つことが困難である。しかし、ベッド本体1と引出し
8との間に間隔調整手段30を介在させることによってベ
ッド本体2及び引出し8との間隔に狂いが生じてもその
誤差を吸収するが可能であるから、ベッド本体1と引出
し8の製作加工も容易である。さらに、ベッド本体2と
引出し8の間に介在するスライドレール15は、アウター
レール16とインナーレール17の上下縁に形成する湾曲状
のフランジ部22,23の間に前記ベアリングホルダ19に組
み付けた球体18を挟み付けてアウターレール16とインナ
ーレール17とを一体的にユニット化しているから、ベア
リングホルダ19と各レール16,17が左右及び上下にガタ
付くことがない。このように高精度なスライドレール15
をベッド本体2と引出し8の間に介在することによって
該スライドレール15によって支持される引出し8は上下
方向のガタ付きも防止され、引出し8の動作も極めてス
ムーズであるとともに、アウターレール16とインナーレ
ール17の間に複数の球体18が介在し、これら球体18に引
出し8の荷重が分散するから、軽い力で引出し8をスラ
イドさせることができる。また、引出し8の組み付けに
際しても、引出し8に固定したインナーレール17をベッ
ド本体2側に固定したアウターレール16に嵌め入れるだ
けで引出し8とべッド本体2との間隔Wに応じてスペー
サ部材32が軸方向にスライドするから、引出し8をアウ
ターレール16に沿わせて奥側にスライドさせるだけで、
引出し8とべッド本体2との間隔Wが調整される。さら
に、引出し8の両側に左右一対のスライドレール15を組
み込む場合、一方のアウターレール16とベッド本体2の
側板5の間に介在する間隔調整手段30は、ガイド部材31
とスペーサ部材32との嵌合をきつく設定し、他方のアウ
ターレール16と中仕切り板7との間に介在する間隔調整
手段30は、ガイド部材31とスペーサ部材32との嵌合を緩
く設定することも可能である。すなわち、一方の間隔調
整手段30はガイド部材31の案内筒部34にスペーサ部材32
を圧入状態で嵌合させることによってスペーサ部材32の
移動抵抗が大きくなり、スペーサ部材32がスライドしに
くくなる。逆に他方の間隔調整手段30は、ガイド部材31
の案内筒部34にスペーサ部材32を緩やかに嵌合させるこ
とによって、スペーサ部材32はスムーズにスライドす
る。このように、左右の間隔調整手段30,30の嵌合度に
差を持たせることによって、引出し8の組み付け作業も
容易となるとともに、ベッド本体1に対する引出し8の
位置も合わせ容易となる。すなわち、引出し8の両側の
間隔調整手段30を配置する場合、引出し8の片側にのみ
間隔調整手段30を設けた場合に比べて引出し8の調整量
も2倍となるため、より精度に高い調整が可能となる
が、引出し8は左右の間隔調整手段30によって左右方向
に位置調整が可能となる。つまり、左右の間隔調整手段
30により、引出し8は左右の間隔調整手段30の移動範囲
内で左右方向に移動可能である。このため、引出し8の
両側に配置した両方の間隔調整手段30の案内筒部34にス
ペーサ部材32の嵌め合いをきつく設定すると、引出し8
の調整時において引出し8を移動が困難となり、逆に緩
く設定した場合、引出し8の位置を調整後、引出し8の
使用時において引出し8を押し引きした際、引出し8が
多少ではあるが横方向にずれる虞れがある。しかし、前
述したように、左右の間隔調整手段30,30の嵌合度に差
を持たせ、一方の間隔調整手段30の案内筒部34にスペー
サ部材32の嵌め合いをきつく設定し、他方の間隔調整手
段30の案内筒部34にスペーサ部材32の嵌め合いを緩く設
定することによって、きつく設定した側の間隔調整手段
30を基準として緩く設定した間隔調整手段30のスペーサ
部材32をスライドさせて引出し8の位置調整を簡単かつ
容易に行うことができるとともに、最初に引出し8に位
置を調整してしまえば、きつく設定した側の間隔調整手
段30によって使用時などにおける引出し8の変動も抑制
することができる。
イド部材31の案内筒部34にスペーサ部材32を組み込んだ
状態でスペーサ部材32の貫通孔41に固定ボルト40を通
し、そのに固定ボルト40をアウターレール16のネジ孔46
に螺着する。こうして、アウターレール16にガイド部材
31とスペーサ部材32とを組み付けた後、ガイド部材31の
案内筒部34をベッド本体2の側板5と中仕切り板7に形
成する凹み部45に嵌め入れて平板部34の通し孔36に挿入
したネジ35を側板5及び中仕切り板7にねじ込むことに
よってガイド部材31を側板5及び中仕切り板7に固定す
る。にれにより、ベッド本体2の側板5及び中仕切り板
7とアウターレール16との間に長さ調整可能な間隔調整
手段30が介在する。なお、引出し8の両側にはねじ35に
よりインナーレール17を予め固定しておく。そして、ア
ウターレール16に装着されたベアリングホルダ19の球体
18にインナーレール17のフランジ部22を嵌め入れるよう
にしてインナーレール16を前方にスライドさせることに
よって、アウターレール16とインナーレール17がベアリ
ングホルダ19を介在してスライド自在に組み合され、ベ
ット本体2に引出し8が前後方向に移動自在に組み付け
られる。この際、図1に示すように、ベッド本体2と引
出し8の成形誤差などによって、これらベッド本体2と
引出し8の間隔Wが多少変ったとしても、アウターレー
ル16に固定するスペーサ部材32がガイド部材31の案内筒
部34の内部において軸方向に移動自在であるため、スペ
ーサ部材32が軸方向にスライドしてベッド本体2と引出
し8の成形誤差を吸収することが可能である。このよう
にスペーサ部材32をスライドさせることによってベッド
本体2と引出し8の間隔Wを調整することができ、ベッ
ド本体2に対する引出し8の左右方向のガタ付きを防止
することができる。特に、ベッド1及び引出し8の材質
は主として木材、合成材などでよって成形され、湿度や
外気温などによって成形精度にバラツキが生じやすく、
また、反りなどの変形が生じ、引出し8及びこれを支持
するベッド本体1の側板5と中仕切り板7との間隔を狂
いなく製作することは極めて困難であり、前述したよう
な湿度や外気温などの影響によってベッド本体1の側板
5と中仕切り板7と引出し8に反りなどが生じ、ベッド
本体1の側板5と中仕切り板7と引出し8との平行度を
保つことが困難である。しかし、ベッド本体1と引出し
8との間に間隔調整手段30を介在させることによってベ
ッド本体2及び引出し8との間隔に狂いが生じてもその
誤差を吸収するが可能であるから、ベッド本体1と引出
し8の製作加工も容易である。さらに、ベッド本体2と
引出し8の間に介在するスライドレール15は、アウター
レール16とインナーレール17の上下縁に形成する湾曲状
のフランジ部22,23の間に前記ベアリングホルダ19に組
み付けた球体18を挟み付けてアウターレール16とインナ
ーレール17とを一体的にユニット化しているから、ベア
リングホルダ19と各レール16,17が左右及び上下にガタ
付くことがない。このように高精度なスライドレール15
をベッド本体2と引出し8の間に介在することによって
該スライドレール15によって支持される引出し8は上下
方向のガタ付きも防止され、引出し8の動作も極めてス
ムーズであるとともに、アウターレール16とインナーレ
ール17の間に複数の球体18が介在し、これら球体18に引
出し8の荷重が分散するから、軽い力で引出し8をスラ
イドさせることができる。また、引出し8の組み付けに
際しても、引出し8に固定したインナーレール17をベッ
ド本体2側に固定したアウターレール16に嵌め入れるだ
けで引出し8とべッド本体2との間隔Wに応じてスペー
サ部材32が軸方向にスライドするから、引出し8をアウ
ターレール16に沿わせて奥側にスライドさせるだけで、
引出し8とべッド本体2との間隔Wが調整される。さら
に、引出し8の両側に左右一対のスライドレール15を組
み込む場合、一方のアウターレール16とベッド本体2の
側板5の間に介在する間隔調整手段30は、ガイド部材31
とスペーサ部材32との嵌合をきつく設定し、他方のアウ
ターレール16と中仕切り板7との間に介在する間隔調整
手段30は、ガイド部材31とスペーサ部材32との嵌合を緩
く設定することも可能である。すなわち、一方の間隔調
整手段30はガイド部材31の案内筒部34にスペーサ部材32
を圧入状態で嵌合させることによってスペーサ部材32の
移動抵抗が大きくなり、スペーサ部材32がスライドしに
くくなる。逆に他方の間隔調整手段30は、ガイド部材31
の案内筒部34にスペーサ部材32を緩やかに嵌合させるこ
とによって、スペーサ部材32はスムーズにスライドす
る。このように、左右の間隔調整手段30,30の嵌合度に
差を持たせることによって、引出し8の組み付け作業も
容易となるとともに、ベッド本体1に対する引出し8の
位置も合わせ容易となる。すなわち、引出し8の両側の
間隔調整手段30を配置する場合、引出し8の片側にのみ
間隔調整手段30を設けた場合に比べて引出し8の調整量
も2倍となるため、より精度に高い調整が可能となる
が、引出し8は左右の間隔調整手段30によって左右方向
に位置調整が可能となる。つまり、左右の間隔調整手段
30により、引出し8は左右の間隔調整手段30の移動範囲
内で左右方向に移動可能である。このため、引出し8の
両側に配置した両方の間隔調整手段30の案内筒部34にス
ペーサ部材32の嵌め合いをきつく設定すると、引出し8
の調整時において引出し8を移動が困難となり、逆に緩
く設定した場合、引出し8の位置を調整後、引出し8の
使用時において引出し8を押し引きした際、引出し8が
多少ではあるが横方向にずれる虞れがある。しかし、前
述したように、左右の間隔調整手段30,30の嵌合度に差
を持たせ、一方の間隔調整手段30の案内筒部34にスペー
サ部材32の嵌め合いをきつく設定し、他方の間隔調整手
段30の案内筒部34にスペーサ部材32の嵌め合いを緩く設
定することによって、きつく設定した側の間隔調整手段
30を基準として緩く設定した間隔調整手段30のスペーサ
部材32をスライドさせて引出し8の位置調整を簡単かつ
容易に行うことができるとともに、最初に引出し8に位
置を調整してしまえば、きつく設定した側の間隔調整手
段30によって使用時などにおける引出し8の変動も抑制
することができる。
【0013】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例では、ベッド本体の正面側に引出し
を設けた例を示したが、ベッド本体の側面に設けてもよ
く、また、その数も限定されるものではない。さらに、
ベッドの引出しに限らず、机やタンスあるいはシステム
キッチンなどの種々の家具類や機器のスライドレールに
対しても適用可能である。また、位置調整手段における
スペーサ部材に形状やスライドレールやベッド本体側へ
の固定構造などは適宜選定すればよいものである。
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例では、ベッド本体の正面側に引出し
を設けた例を示したが、ベッド本体の側面に設けてもよ
く、また、その数も限定されるものではない。さらに、
ベッドの引出しに限らず、机やタンスあるいはシステム
キッチンなどの種々の家具類や機器のスライドレールに
対しても適用可能である。また、位置調整手段における
スペーサ部材に形状やスライドレールやベッド本体側へ
の固定構造などは適宜選定すればよいものである。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明のスライドレールの位置
調整装置によれば、スライド自在に嵌め合わたアウター
レールとインナーレールの間に複数の球体を嵌め入れて
一体的にユニット化したスライドレールを設け、このス
ライドレールを固定部材と可動部材との間に介在させて
可動部材をスライド自在に案内するスライドレールにお
いて、前記スライドレールと前記固定部材又は可動部材
との間に長さ調整可能な間隔調整手段を設けものである
から、固定部材と可動部材の成形誤差などによって固定
部材と可動部材との左右方向の隙間が変動しても間隔調
整手段によって固定部材と可動部材の成形誤差が吸収さ
れ、スライドレールの左右方向へのガタ付きを防止する
ことができる。
調整装置によれば、スライド自在に嵌め合わたアウター
レールとインナーレールの間に複数の球体を嵌め入れて
一体的にユニット化したスライドレールを設け、このス
ライドレールを固定部材と可動部材との間に介在させて
可動部材をスライド自在に案内するスライドレールにお
いて、前記スライドレールと前記固定部材又は可動部材
との間に長さ調整可能な間隔調整手段を設けものである
から、固定部材と可動部材の成形誤差などによって固定
部材と可動部材との左右方向の隙間が変動しても間隔調
整手段によって固定部材と可動部材の成形誤差が吸収さ
れ、スライドレールの左右方向へのガタ付きを防止する
ことができる。
【0015】請求項2の発明のスライドレールの位置調
整装置によれば、請求項1記載のスライドレールの位置
調整装置において、前記間隔調整手段を筒状のガイド部
材と、このガイド部材に嵌合して軸方向に移動自在に嵌
め入れたスペーサ部材で構成したものであるから、固定
部材と可動部材の成形誤差などによって固定部材と可動
部材との左右方向の隙間が変動してもガイド部材に組み
込んだスペーサ部材がスライドして固定部材と可動部材
の成形誤差が吸収され、スライドレールの左右方向への
ガタ付きを防止することができる。
整装置によれば、請求項1記載のスライドレールの位置
調整装置において、前記間隔調整手段を筒状のガイド部
材と、このガイド部材に嵌合して軸方向に移動自在に嵌
め入れたスペーサ部材で構成したものであるから、固定
部材と可動部材の成形誤差などによって固定部材と可動
部材との左右方向の隙間が変動してもガイド部材に組み
込んだスペーサ部材がスライドして固定部材と可動部材
の成形誤差が吸収され、スライドレールの左右方向への
ガタ付きを防止することができる。
【0016】請求項3の発明のスライドレールの位置調
整装置によれば、請求項2記載のスライドレールの位置
調整装置において、前記固定部材の両側に左右一対のス
ライドレールを組み込み、この各スライドレールと前記
固定部材又は可動部材との間にそれぞれ前記調整手段を
設けるとともに、一方のアウターレールと前記固定部材
との間に介在する調整手段は、前記ガイド部材とスペー
サ部材との嵌合をきつく設定し、かつ、前記他方のアウ
ターレールと前記固定部材との間に介在する調整手段
は、前記ガイド部材とスペーサ部材との嵌合を緩く設定
したものであるから、きつく設定した側の間隔調整手段
を基準として嵌め合いを緩く設定した側の間隔調整手段
のスペーサ部材をスライドさせて可動部材の位置調整を
簡単かつ容易に行うことができるとともに、可動部材の
位置調整後において、きつく設定した間隔調整手段によ
って使用時などにおける可動部材の変動が抑制される。
整装置によれば、請求項2記載のスライドレールの位置
調整装置において、前記固定部材の両側に左右一対のス
ライドレールを組み込み、この各スライドレールと前記
固定部材又は可動部材との間にそれぞれ前記調整手段を
設けるとともに、一方のアウターレールと前記固定部材
との間に介在する調整手段は、前記ガイド部材とスペー
サ部材との嵌合をきつく設定し、かつ、前記他方のアウ
ターレールと前記固定部材との間に介在する調整手段
は、前記ガイド部材とスペーサ部材との嵌合を緩く設定
したものであるから、きつく設定した側の間隔調整手段
を基準として嵌め合いを緩く設定した側の間隔調整手段
のスペーサ部材をスライドさせて可動部材の位置調整を
簡単かつ容易に行うことができるとともに、可動部材の
位置調整後において、きつく設定した間隔調整手段によ
って使用時などにおける可動部材の変動が抑制される。
【0017】請求項4の発明のスライドレールの位置調
整装置によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
スライドレールの位置調整装置において、前記スライド
レールを家具類に用いたものであるから、可動部材を左
右方向にガタなく家具本体に組付けることが可能とな
る。
整装置によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
スライドレールの位置調整装置において、前記スライド
レールを家具類に用いたものであるから、可動部材を左
右方向にガタなく家具本体に組付けることが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例を示すスライドレール部分の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図2】同上ベッド本体と引出しとの間にスライドレー
ルを介在させた断面図である。
ルを介在させた断面図である。
【図3】同上位置調整手段とスライドレールとの分解斜
視図である。
視図である。
【図4】同上ベッド本体の斜視図である。
【図5】従来例のスライドレールの断面図である。
1 ベッド 2 ベッド本体 5 側板(固定部材) 7 中仕切り板(固定部部) 8 引出し(可動部材) 15 スライドレール 16 アウターレール 17 インナーレール 18 球体 19 ベアリングホルダ 30 調整手段 31 ガイド部材 32 スペーサ部材 34 案内筒部
Claims (4)
- 【請求項1】 スライド自在に嵌め合わたアウターレー
ルとインナーレールの間に複数の球体を嵌め入れて一体
的にユニット化したスライドレールを設け、このスライ
ドレールを固定部材と可動部材との間に介在させて可動
部材をスライド自在に案内するスライドレールにおい
て、前記スライドレールと前記固定部材又は可動部材と
の間に長さ調整可能な間隔調整手段を設けたことを特徴
とするスライドレールの位置調整装置。 - 【請求項2】 前記間隔調整手段を筒状のガイド部材
と、このガイド部材に嵌合して軸方向に移動自在に嵌め
入れたスペーサ部材で構成したことを特徴とする請求項
1記載のスライドレールの位置調整装置。 - 【請求項3】 前記固定部材の両側に左右一対のスライ
ドレールを組み込み、この各スライドレールと前記固定
部材又は可動部材との間にそれぞれ前記調整手段を設け
るとともに、一方のアウターレールと前記固定部材との
間に介在する調整手段は、前記ガイド部材とスペーサ部
材との嵌合をきつく設定し、かつ、前記他方のアウター
レールと前記固定部材との間に介在する調整手段は、前
記ガイド部材とスペーサ部材との嵌合を緩く設定したこ
とを特徴とする請求項2記載のスライドレールの位置調
整装置。 - 【請求項4】 前記スライドレールを家具類に用いたこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のス
ライドレールの位置調整装置。
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