JP2002017036A - 過電流検知回路 - Google Patents

過電流検知回路

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JP2002017036A
JP2002017036A JP2000197199A JP2000197199A JP2002017036A JP 2002017036 A JP2002017036 A JP 2002017036A JP 2000197199 A JP2000197199 A JP 2000197199A JP 2000197199 A JP2000197199 A JP 2000197199A JP 2002017036 A JP2002017036 A JP 2002017036A
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Ayumi Kubota
歩 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、過電流検出による電力消費を低減
し、電源電位の変動やスイッチ素子のオン抵抗の温度依
存性による誤差のない過電流検出回路を提供することに
ある。 【解決手段】 高電位電源VBと低電位電源GNDとの
間の電圧を分圧することにより基準電位Vrefを発生
し、パワーMOS15と負荷17の接続点の電圧を所定
の電圧Vsnsに分圧した電圧を基準電位Vrefと比
較してパワーMOS15に過電流が流れたかどうかを検
出する。また、高電位電源VBと低電位電源GNDとの
間の電圧の変動に依存しない定電流を発生し、発生した
定電流を基準電位Vrefの接続点に供給し、パワーM
OS15のオン抵抗の変動に比例して定電流値を変化さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気負荷や電気負
荷を駆動するスイッチ素子に過大な電流が流れないよう
に保護するための過電流検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ素子を用いて電気負荷を駆動す
るような電装部品においては、電気負荷に流れる電流を
検出し、所定値以上の過大な電流が流れることを防止し
て電気負荷やスイッチ素子を保護する必要があった。
【0003】従来、電気負荷に流れる電流を検知するた
めの過電流検知回路としては、特開平11−51983
号公報に記載のような回路が報告されている。
【0004】この過電流検知回路は、図5に示すよう
に、電気負荷(ランプ)LとバッテリBとの間に電流検
出に用いるシャント抵抗Rsを接続しておき、抵抗Rs
の両端の電位差から負荷電流IL を検出するという構成
になっている。
【0005】この過電流検知回路では、シャント抵抗R
sをスイッチ素子に接続する構成であるために、この抵
抗部分に大電流が流れて電力を消費してしまうが、シャ
ント抵抗Rsの両端の電位差を検出するためにはある程
度以上の抵抗値が必要となるので、抵抗部分での電力消
費を小さくするのは困難であった。
【0006】また、シャント抵抗Rsを用いずに負荷電
流を検出する方法として、電気負荷の電源側の端子の電
圧を監視して検出することも知られている。この方法
は、電気負荷の抵抗値が大きく変動するような場合には
用いることができない方法であるが、抵抗値が一定であ
る電気負荷の場合には有効な方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、抵抗値
が一定である電気負荷であっても、電気負荷の電源側の
端子の電圧を監視して検出する方法には、以下のような
問題があった。
【0008】(1)特に車載された電装部品の場合、電
気負荷に電気を供給するための電源は、バッテリかオル
タネータであり、例えばバッテリの電圧範囲はVB=9
V〜16Vに変動するため、電気負荷の抵抗値が一定で
あっても電源電圧が変動して電流検出の誤差要因となっ
ていた。
【0009】(2)スイッチ素子のオン抵抗は、温度に
依存して変化する温度特性を持っており、スイッチ素子
のオン抵抗の温度依存性が電流検出の誤差要因となって
いた。特に、図6に示す温度特性グラフのように、一定
の電流を流してもパワーMOSの温度特性により、検出
電流値が温度変化に応じて変化することとなり、誤差要
因となっていた。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、過電流検出による電力消費を低減
し、電源電位の変動やスイッチ素子のオン抵抗の温度依
存性による誤差のない過電流検出回路を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、高電位電源側に接続されたス
イッチ素子と、低電位電源側に接続された電気負荷と、
高電位電源と低電位電源との間の電圧を分圧することに
より基準電位を発生する基準電位発生回路と、スイッチ
素子と電気負荷の接続点の電圧を所定の電圧に分圧した
電圧を前記基準電位と比較する比較回路と、高電位電源
と低電位電源との間の電圧の変動に依存しない定電流を
発生し、発生した定電流を前記基準電位発生回路に供給
する電流発生回路と、前記スイッチ素子のオン抵抗の変
動に比例して前記定電流値を変化させる温度補償回路と
を有することを要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、一端が低電位電源側に接続された電気負荷と、
前記電気負荷の他端と接続されるとともに高電位電源側
に接続されたスイッチ素子と、高電位電源と低電位電源
との間の電圧を分圧することにより基準電位を発生する
基準電位発生回路と、スイッチ素子と電気負荷の接続点
の電圧を所定の電圧に分圧した電圧を前記基準電位と比
較する比較回路と、前記スイッチ素子のオン抵抗による
温度特性に従って変化する電圧を検出する検出素子と、
前記検出素子により検出された電圧に比例して変化する
定電流を、前記比較回路に入力される基準電位の接続点
から流させる電流源とを有することを要旨とする。
【0013】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記電流源は、前記スイッチ素子のオン抵抗が
小さくなるに従って、前記比較回路に入力される基準電
位が小さくなるように動作することを要旨とする。
【0014】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記電気負荷に一定電流を流した場合、前記比
較回路に入力される前記基準電圧は、前記電流源の温度
係数と同一符号になるように補償することを要旨とす
る。
【0015】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記検出素子は、前記スイッチ素子の近傍に配
置されたダイオードからなり、前記電流源は、このダイ
オードの温度特性により変化する順方向の降下電圧に比
例した電流を発生することを要旨とする。
【0016】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記検出素子は、前記スイッチ素子を構成する
単位セルからなり、前記電流源は、この単位セルの温度
特性により変化する電圧に比例した電流を発生すること
を要旨とする。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、高電位
電源と低電位電源との間の電圧を分圧することにより基
準電位を発生し、スイッチ素子と電気負荷の接続点の電
圧を所定の電圧に分圧した電圧を基準電位と比較してス
イッチ素子に過電流が流れたかどうかを検出すること
で、過電流検出による電力消費を低減することができ
る。また、高電位電源と低電位電源との間の電圧の変動
に依存しない定電流を発生し、発生した定電流を基準電
位の接続点に供給し、スイッチ素子のオン抵抗の変動に
比例して前記定電流値を変化させることで、電源電位の
変動やスイッチ素子のオン抵抗の温度依存性による誤差
をなくすことができる。
【0018】また、請求項2記載の本発明によれば、高
電位電源と低電位電源との間の電圧を分圧することによ
り基準電位を発生し、スイッチ素子と電気負荷の接続点
の電圧を所定の電圧に分圧した電圧をこの基準電位と比
較してスイッチ素子に過電流が流れたかどうかを検出す
ることで、過電流検出による電力消費を低減することが
できる。また、スイッチ素子のオン抵抗による温度特性
に従って変化する電圧を検出し、検出された電圧に比例
して変化する定電流を、前記基準電位の接続点から流さ
せることで、電源電位の変動やスイッチ素子のオン抵抗
の温度依存性による誤差をなくすことができる。
【0019】また、請求項3記載の本発明によれば、電
流源は、スイッチ素子のオン抵抗が小さくなるに従っ
て、基準電位が小さくなるように動作することで、スイ
ッチ素子の温度特性に応じた基準電位の温度補償を行う
ことができる。この結果、スイッチ素子のオン抵抗の温
度依存性による誤差をなくすことができる。
【0020】また、請求項4記載の本発明によれば、電
気負荷に一定電流を流した場合、基準電圧は、電流源の
温度係数と同一符号になるように補償するので、オン抵
抗の増減に応じて電流源の出力電流も増減させて温度特
性をキャンセルすることができ、良好な温度特性を得る
ことができる。
【0021】また、請求項5記載の本発明によれば、検
出素子は、スイッチ素子の近傍に配置されたダイオード
からなり、電流源は、このダイオードの温度特性により
変化する順方向の降下電圧に比例した電流を発生するこ
とで、温度補償に用いるダイオードをスイッチ素子と同
一チップに容易に作り込むことができるため、良好な温
度特性を得ることができる。
【0022】また、請求項6記載の本発明によれば、検
出素子は、スイッチ素子を構成する単位セルからなり、
電流源は、この単位セルの温度特性により変化する電圧
に比例した電流を発生することで、温度特性の補償に用
いる単位セルをスイッチ素子と同一チップに容易に作り
込むことができるため、温度特性に加えて、スイッチ素
子のオン抵抗の初期ばらつきによる影響をも軽減するこ
とができ、より良好な精度を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る過電流検知回路11の構成を示す
図である。
【0025】図1において、駆動回路13は、パワーM
OS(FET)15をオンオフ制御するための制御信号
を生成してパワーMOS15のソース端子に供給する。
このパワーMOS15のドレイン端子は高電位側の電源
VBに接続されており、ソース端子は負荷17の一端に
接続されている。そして、この負荷17の他端は低電位
側のGNDに接続されている。
【0026】また、パワーMOS15のソース端子と負
荷17との接続点と、GNDとの間に直列に接続された
抵抗R1,R2の接続点により分圧する電位Vsnsを
発生し、さらに、電源VBとGNDとの間に直列に接続
された抵抗R3,R4の接続点を分圧電圧とする基準電
位Vrefを発生し、この電位Vsnsと基準電位Vr
efとをそれぞれ入力して両者を比較するコンパレータ
19に接続されている。
【0027】さらに、温度特性補償付電流源21は、高
電位の電源VBと低電位のGNDとの間の電圧の変動に
依存しない定電圧電源Vccに接続され、定電流Ire
fを発生して抵抗R3,R4の接続点に供給して抵抗R
3に流す合成電流を補正して基準電位Vrefを調整し
ている。
【0028】また、パワーMOS15には、パワーMO
S15と同一チップ23上に形成され、パワーMOS1
5のオン抵抗の変動に比例して温度特性補償付電流源2
1の定電流値を変化させるセンスダイオード25からな
る温度補償回路が設けられている。
【0029】ここで、センスダイオード25をパワーM
OS15と同一チップ23上に形成させるための作り込
み方法について説明する。
【0030】パワーMOS15のオン抵抗に対して温度
特性を補償するためのセンスダイオード25は、パワー
MOS15の近傍に配置されるのが望ましく、可能なら
ばパワーMOS15と同一チップに作り込まれるのが理
想的である。
【0031】図1に示す例では、温度特性の補償に用い
る検出素子として例えば3段直列のダイオードを使用し
ているが、通常、パワーMOS15と同一チップ上にダ
イオードを作り込む場合、Poly−Siダイオードが
適している。Poly−Siを用いた場合、チップ表面
上に形成されるため、パワーMOS15のデバイス構造
に因らず作り込むことが可能となる。
【0032】次に、定電流Irefを生成する温度特性
補償付電流源21の構成について説明する。
【0033】温度特性補償付電流源21には、NMOS
27,29からなるカレントミラー回路が設けられてい
る。定電圧電源Vccは、抵抗Ra、Rb、センスダイ
オード25の順に直列に接続されGNDに接地されてい
る。また、定電圧電源Vccは、抵抗Rs、PMOS3
1、NMOS27の順に直列に接続されGNDに接地さ
れている。
【0034】そして、オペアンプ33の正相入力端子
(+)には、抵抗Raと抵抗Rbとの接続点が接続さ
れ、パワーMOS15のオン抵抗による温度特性に従っ
て変化するセンスダイオード25の順方向降下電圧に応
じて、正相入力端子(+)の入力電圧が変化する。一
方、オペアンプ33の逆相入力端子(−)には、抵抗R
sとPMOS31のドレイン端子との接続点が接続され
ている。
【0035】次に、図1を参照して、過電流検知回路1
1に設けられたコンパレータ19による過電流検出方法
について説明する。
【0036】パワーMOS15に対してドレイン端子側
の電圧をVα、ソース端子側の電圧をVβ、パワーMO
S15のオン抵抗をRonとすると、パワーMOS15
に流れる電流は(Vα−Vβ)/Ronとなる。
【0037】そこで、オン抵抗Ronが、例えば温度依
存性を持たず常時一定であると仮定すると、ドレイン端
子側の電圧Vαとソース端子側の電圧Vβとの電圧差を
コンパレータ19で比較すれば、パワーMOS15に過
電流が流れているのか否かが判断できる。なお、本実施
の形態では、上述したように、ドレイン側の電圧Vαを
抵抗R3,R4で分圧した電圧Vrefと、ソース側の
電圧Vβを抵抗R1,R2で分圧した電圧Vsnsとの
電圧差をコンパレータ19で比較するように構成してい
る。
【0038】ところが、パワーMOS15のオン抵抗R
onは、温度特性を持つため、コンパレータ19の比較
基準となる電圧Vrefを温度補正する必要がある。
【0039】例えば、オン抵抗Ronが小さくなった場
合、ドレイン端子側の電圧Vαとソース端子側の電圧V
βとの電圧差が同じであっても、パワーMOSに流れる
電流は大きくなる。従って、単純にドレイン端子側の電
圧Vαとソース端子側の電圧Vβとの電圧差を比較して
も、パワーMOS15に過電流が流れているのか否かを
判断できない場合がある。
【0040】そこで、第1の実施の形態では、オン抵抗
Ronが小さくなると、ドレイン端子側の電圧Vαを抵
抗R3,R4で分圧した電圧Vrefが小さくなるよう
に温度特性補償付電流源21を設けている。
【0041】以下、図1に示す温度特性補償付電流源2
1の基本的な動作について説明する。
【0042】温度特性補償付電流源21が流す電流の値
は、オペアンプ33の2つの入力端子に印可される電圧
差により設定される。
【0043】オペアンプ33の正相入力端子(+)の電
圧は、抵抗Ra,Rb及びセンスダイオード25の電圧
降下分で設定され、センスダイオード25の電圧降下を
パワーMOS15の温度変化に合わせて変化させると、
オペアンプ33の2つの入力端子に印可される電圧差が
変化して、オペアンプ33により制御されるPMOS3
1の導通状態が制御され、オペアンプ33の2つの入力
端子に印可される電圧差に応じた電流がNMOS27に
流れる。
【0044】そして、カレントミラー回路を構成する一
方のNMOS27に流れる電流と、他方のNMOS29
に流れる電流との電流和が一定になるように、NMOS
29を通して抵抗R3,R4の交点から温度特性補償付
電流源21に電流Irefが流れ込む。
【0045】この結果、図1に示すように、抵抗R4と
温度特性補償付電流源21が並列に接続されているた
め、温度特性補償付電流源21が流す電流Irefが小
さくなる。
【0046】一方、抵抗R3,R4の交点の電圧Vre
fは大きくなり、温度特性補償付電流源21が流す電流
Irefが大きくなると、抵抗R3,R4の交点の電圧
Vrefは小さくなる。
【0047】従って、温度の変動に合わせて、温度特性
補償付電流源21が流す電流Irefを変更させ、抵抗
R3,R4の交点の電圧を変更させることで、パワーM
OS15のオン抵抗Ronが温度に依存して変動しても
温度補償ができることになる。
【0048】なお、「パワーMOS15の温度とオン抵
抗Ronとの依存関係」及び「パワーMOS15の温度
と温度特性補償付電流源21が流す電流との依存関係」
は予め実験などにより検証しておけばよい。
【0049】次に、図1を参照して、第1の実施の形態
に係る過電流検知回路11における過電流検知特性を説
明する。
【0050】なお、以下の説明においては、パワーMO
S15に流れる電流をId、過電流検知のしきい値電流
をIoc、パワーMOS15のオン抵抗をRon、コン
パレータ19の正相入力端子(+)の電圧をVref、
コンパレータ19の逆相入力端子(−)の電圧をVsn
s、温度特性補償付電流源21の出力電流をIrefと
する。
【0051】駆動回路13から出力されるオン制御信号
に応じてパワーMOS15がオン動作して、パワーMO
S15のドレイン端子からソース端子に向かって電流I
d が流れているオン状態の場合、コンパレータ19の逆
相入力端子(−)の電圧Vsnsと正相入力端子(+)
の電圧Vrefは、
【数1】 Vsns=(VB−Ron・Id)×R2/(R1+R2)…(1) Vref=VB×R4/(R3+R4) −Iref×R3・R4/(R3+R4) …(2) となる。
【0052】ここで、コンパレータ19による過電流検
知時には、Id=Ioc、Vsns=Vrefとなるた
め、(1),(2)式より、
【数2】 (VB−Ron・Ioc)×R2/(R1+R2) =VB×R4/(R3+R4)−Iref×R3・R4/(R3+R4) ∴Ioc={(1−X)・VB+X・R3・Iref}/Ron …(3) となる。但し、
【数3】 X=(R1+R2)・R4/(R3+R4)/R2 となる。
【0053】一方、抵抗R1、R2及び抵抗R3,R4
の分圧比を等しくすることにより、X=1となるので、
(3)式は、
【数4】 Ioc=R3・Iref/Ron …(4) と表される。
【0054】(4)式の構成要素の中で温度変化に対す
る感度は、パワーMOS15のオン抵抗Ronが際立っ
て大きいため、過電流検知の温度特性はパワーMOS1
5のオン抵抗Ronの温度特性に依存することとなる。
【0055】そこで、オン抵抗Ronの温度係数の符号
が正のため、温度特性補償付電流源21の出力電流Ir
efにも正の温度係数を持たせることにより、オン抵抗
の増減に応じて出力電流Irefも増減させ、(4)式
の温度特性をキャンセルするような構成をとることとす
る。
【0056】ここで、図1における温度特性補償付電流
源21の特性を説明する。
【0057】センスダイオード25の順方向電圧VF、
カレントミラー回路のカレントミラー比mから、温度特
性補償付電流源21の出力電流Irefは、
【数5】 Iref=m・{Vcc−(Vcc−VF) ・Rb/(Ra+Rb)}/Rs =m・{Vcc・Ra/(Ra+Rb) −VF・Rb/(Ra+Rb)}/Rs …(5) となる。なお、センスダイオード25の順方向電圧は、
負の温度係数を持っているため、(5)式は正の温度係
数を示すこととなる。
【0058】温度特性の補償を行わない場合、図6に示
す従来の温度特性グラフのように、一定の電流を流して
もパワーMOSの温度特性により、検出電流値が温度変
化に応じて変化している。
【0059】一方、本実施の形態では、パワーMOS1
5が温度特性を持っていても、図2に示す温度特性グラ
フのように、検出電流値は温度変化に拘わらず略一定と
なる。
【0060】なお、図2に示すグラフ中に記載されてい
るmin,typ,maxは、図1に示す過電流検知回
路の動作状態をシミュレーションした場合に、回路を構
成する各素子の誤差を考慮して最大値,最小値,代表値
を示したものである。
【0061】本発明の第1の実施の形態に関する効果と
しては、パワーMOS15のオン抵抗の温度特性を補償
するために、検知電流のしきい値を設定している電流源
に温度特性をもたせることで、パワーMOS15のドレ
イン端子とソース端子間の電圧を比較するだけで、使用
温度範囲及び使用電圧範囲の広い、実用的な精度を持つ
過電流検知回路を実現することができる。この結果、例
えば従来技術のようにシャント抵抗等の余分な素子をパ
ワーMOSに接続することなく、過電流検出による電力
消費を低減することができる。
【0062】また、パワーMOS15の近傍に配置され
たセンスダイオード55による順方向降下電圧を利用し
て、温度特性補償付電流源21に温度特性を持たせるこ
とで、温度補償に用いるダイオードをパワーMOS15
と同一チップ15に容易に作り込むことができるため、
良好な温度特性を得ることができる。
【0063】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態に係る過電流検知回路51の構成を示す
図である。なお、図3に示す温度特性補償付電流源53
は、第1の実施の形態において説明した温度特性補償付
電流源21と同様に動作するので、その説明を省略す
る。
【0064】ここで、第2の実施の形態における特徴的
な構成部分について説明する。
【0065】温度特性補償付電流源53の定電圧電源V
ccは、抵抗Ra、Rbの順に直列に接続されGNDに
接地されている。また、定電圧電源Vccは、抵抗R
s、センスダイオード55、PMOS31、NMOS2
7の順に直列に接続されGNDに接地されている。
【0066】そして、オペアンプ33の正相入力端子
(+)には、抵抗Raと抵抗Rbとの接続点が接続さ
れ、オペアンプ33の逆相入力端子(−)には、センス
ダイオード55のカソード端子とPMOS31のドレイ
ン端子との接続点が接続されている。パワーMOS15
のオン抵抗による温度特性に従って変化するセンスダイ
オード25の順方向降下電圧に応じて、オペアンプ33
の逆相入力端子(−)の入力電圧が変化する。
【0067】そして、温度特性補償付電流源53が流す
電流Irefの値は、オペアンプ33の2つの入力端子
に印可される電圧差により設定される。
【0068】第1の実施の形態における温度特性補償付
電流源21では、オペアンプ33の正相入力端子(+)
に入力される電圧を変化させることで、電流値Iref
を制御していた。これに対して、第2の実施の形態にお
ける温度特性補償付電流源53は、オペアンプ33の逆
相入力端子(−)に入力される電圧を変化させること
で、電流値Irefを制御している。
【0069】なお、温度特性補償付電流源53に用いる
センスダイオード55の温度特性は、パワーMOS15
の温度特性と逆特性を有する必要がある。
【0070】次に、図3を参照して、第2の実施の形態
に係る過電流検知回路51における過電流検知特性の特
徴的部分についてのみ説明する。なお、本説明の基本的
部分は第1の実施の形態において説明したので、その説
明を省略することとする。
【0071】ここで、図3に示す温度特性補償付電流源
53の特性を説明する。
【0072】センスダイオード55の順方向電圧をV
F、カレントミラー比をmとし、温度特性補償付電流源
53の出力電流Irefは、
【数6】 Iref=m・{Vcc−VF−Vcc・Rb/(Ra+Rb)}/Rs =m・(Vcc・Ra/(Ra+Rb)−VF)/Rs…(6) となる。なお、センスダイオード55の順方向電圧は、
負の温度係数を持っているため、(6)式は正の温度係
数を示すこととなる。
【0073】本発明の第2の実施の形態に関する効果と
しては、パワーMOS15の近傍に配置されたセンスダ
イオード55による順方向降下電圧を利用して、温度特
性補償付電流源21に温度特性を持たせることで、温度
特性の補償に用いるダイオードをパワーMOS15と同
一チップ15に容易に作り込むことができるため、良好
な温度特性を得ることができる。
【0074】(第3の実施の形態)図4は、本発明の第
3の実施の形態に係る過電流検知回路71の構成を示す
図である。なお、図4に示す温度特性補償付電流源73
は、第1の実施の形態において説明した温度特性補償付
電流源21と同様に動作するので、その説明を省略す
る。
【0075】ここで、第3の実施の形態における特徴的
な構成部分について説明する。
【0076】温度特性補償付電流源53の定電圧電源V
ccは、抵抗Ra、センスMOS75のドレイン端子、
ソース端子、抵抗Rbの順に直列に接続されGNDに接
地されている。また、定電圧電源Vccは、抵抗Rs、
PMOS31、NMOS27の順に直列に接続されGN
Dに接地されている。
【0077】そして、オペアンプ33の正相入力端子
(+)には、センスMOS75のソース端子と抵抗Rb
との接続点が接続され、オペアンプ33の逆相入力端子
(−)には、抵抗RaとPMOS31のドレイン端子と
の接続点が接続されている。パワーMOS15のオン抵
抗による温度特性に従って変化するセンスMOS75の
ドレイン端子−ソース端子間の電圧に応じて、オペアン
プ33の正相入力端子(+)の入力電圧が変化する。
【0078】そして、温度特性補償付電流源73が流す
電流Irefの値は、オペアンプ33の2つの入力端子
に印可される電圧差により設定される。
【0079】第3の実施の形態における温度特性補償付
電流源73では、オペアンプ33の正相入力端子(+)
の電圧を変化させることで、電流値Irefを制御す
る。
【0080】なお、温度特性補償付電流源73に用いる
センスMOS75の温度特性は、パワーMOS15の温
度特性と同じ特性を有する必要がある。
【0081】次に、図4を参照して、第3の実施の形態
に係る過電流検知回路71における過電流検知特性の特
徴的部分についてのみ説明する。なお、本説明の基本的
部分は第1の実施の形態において説明したので、その説
明を省略することとする。
【0082】ここで、図4に示す温度特性補償付電流源
71の特性を説明する。
【0083】パワーMOS15の単位セルのオン抵抗を
Ronsとし、カレントミラー比をmとすると、温度特
性補償付電流源73の出力電流Irefは、
【数7】 Iref=m・{Vcc−Vcc・Rb/(Rons+Rb)}/Rs =m・Vcc・Rons/(Rons+Rb)/Rs =m・Vcc/(1+Rb/Rons)/Rs …(7) となる。なお、パワーMOS15の単位セルのオン抵抗
は正の温度係数を持っているため、(7)式は正の温度
係数を示す。
【0084】ここで、温度特性の補償に用いる検出素子
となるセンスMOS75の作り込みについて説明する。
【0085】図4に示す例では、温度特性の補償に用い
る検出素子としてパワーMOS15の単位セルを使用し
ており、特に、単位セルのドレイン端子とソース端子を
パワーMOS15から独立して取り出す必要がある。こ
のため、複合プロセス等で多用されるLDMOS等の横
型のデバイス構造が必須となる。
【0086】なお、パワーMOS15のデバイス構造と
して、チップの裏面を共通ドレインとするような縦型の
パワーMOSには適さない。
【0087】本発明の第3の実施の形態に関する効果と
しては、同一チップ上で単位セルのドレイン端子とソー
ス端子を独立させることが可能なデバイス構造を持った
パワーMOS15を用いて、パワーMOS15の単位セ
ルとなるセンスMOS75のオン抵抗を利用して、温度
特性補償付電流源71に温度特性を持たせることで、温
度特性の補償に用いるセンスMOS75をパワーMOS
15と同一チップ15に容易に作り込むことができるた
め、温度特性に加えて、パワーMOS15のオン抵抗の
初期ばらつきによる影響をも軽減することができ、より
良好な精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る過電流検知回
路11の構成を示す図である。
【図2】過電流検知回路11の動作状態をシミュレーシ
ョンした場合の過電流検知特性を示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る過電流検知回
路51の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る過電流検知回
路71の構成を示す図である。
【図5】従来の過電流検知回路を示す図である。
【図6】従来の過電流検知特性を示すグラフである。
【符号の説明】
13 駆動回路 15 パワーMOS(スイッチ素子) 17 負荷 19 コンパレータ(比較回路) 21,53,73 温度特性補償付電流源 25,55 センスダイオード(検出素子) 33 オペアンプ 75 センスMOS(検出素子、単位セル)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AA03 AA16 AA20 AB02 AC01 AC02 AC15 AD03 AD07 AD11 AD20 AD23 AD56 5G004 AA04 AB02 BA03 BA04 DA04 DC04 DC12 EA01 5J032 AA02 AB02 AC12 AC18 5J055 AX34 AX53 AX64 BX16 CX28 CX29 DX22 DX64 EX07 EX12 EX21 EY01 EY12 EY21 EZ04 EZ09 EZ10 EZ57 FX12 FX17 FX35 GX01 GX06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位電源側に接続されたスイッチ素子
    と、 低電位電源側に接続された電気負荷と、 高電位電源と低電位電源との間の電圧を分圧することに
    より基準電位を発生する基準電位発生回路と、 スイッチ素子と電気負荷の接続点の電圧を所定の電圧に
    分圧した電圧を前記基準電位と比較する比較回路と、 高電位電源と低電位電源との間の電圧の変動に依存しな
    い定電流を発生し、発生した定電流を前記基準電位発生
    回路に供給する電流発生回路と、 前記スイッチ素子のオン抵抗の変動に比例して前記定電
    流値を変化させる温度補償回路とを有することを特徴と
    する過電流検知回路。
  2. 【請求項2】 一端が低電位電源側に接続された電気負
    荷と、 前記電気負荷の他端と接続されるとともに高電位電源側
    に接続されたスイッチ素子と、 高電位電源と低電位電源との間の電圧を分圧することに
    より基準電位を発生する基準電位発生回路と、 スイッチ素子と電気負荷の接続点の電圧を所定の電圧に
    分圧した電圧を前記基準電位と比較する比較回路と、 前記スイッチ素子のオン抵抗による温度特性に従って変
    化する電圧を検出する検出素子と、 前記検出素子により検出された電圧に比例して変化する
    定電流を、前記比較回路に入力される基準電位の接続点
    から流させる電流源とを有することを特徴とする過電流
    検知回路。
  3. 【請求項3】 前記電流源は、 前記スイッチ素子のオン抵抗が小さくなるに従って、前
    記比較回路に入力される基準電位が小さくなるように動
    作することを特徴とする請求項2記載の過電流検知回
    路。
  4. 【請求項4】 前記電気負荷に一定電流を流した場合、
    前記比較回路に入力される前記基準電圧は、前記電流源
    の温度係数と同一符号になるように補償することを特微
    とする請求項2記載の過電流検知回路。
  5. 【請求項5】 前記検出素子は、 前記スイッチ素子の近傍に配置されたダイオードからな
    り、 前記電流源は、 このダイオードの温度特性により変化する順方向の降下
    電圧に比例した電流を発生することを特微とする請求項
    2記載の過電流検知回路。
  6. 【請求項6】 前記検出素子は、 前記スイッチ素子を構成する単位セルからなり、 前記電流源は、 この単位セルの温度特性により変化する電圧に比例した
    電流を発生することを特微とする請求項2記載の過電流
    検知回路。
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