JP2002353786A - 比較回路 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャントレギュレータを使用したヒステリシ
スを有する比較回路を提供する。 【解決手段】 比較回路1はシャントレギュレータ2を
備えている。シャントレギュレータ2はオペアンプ3、
トランジスタ4及び基準電圧源5からなる。シャントレ
ギュレータ2の入力側に、分圧抵抗R1,R2が直列接
続された分圧回路6が接続され、分圧回路6の分圧抵抗
R2と並列に、抵抗R3とトランジスタ7の直列回路が
接続されている。トランジスタ7の制御端子は抵抗R4
を介してシャントレギュレータ2の出力端子に接続され
ている。シャントレギュレータ2の出力端子は抵抗R5
を介して電源Vccに接続されている。
スを有する比較回路を提供する。 【解決手段】 比較回路1はシャントレギュレータ2を
備えている。シャントレギュレータ2はオペアンプ3、
トランジスタ4及び基準電圧源5からなる。シャントレ
ギュレータ2の入力側に、分圧抵抗R1,R2が直列接
続された分圧回路6が接続され、分圧回路6の分圧抵抗
R2と並列に、抵抗R3とトランジスタ7の直列回路が
接続されている。トランジスタ7の制御端子は抵抗R4
を介してシャントレギュレータ2の出力端子に接続され
ている。シャントレギュレータ2の出力端子は抵抗R5
を介して電源Vccに接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は比較回路に係り、詳
しくは比較判定動作時に出力をハイ(H)にするレベル
と、出力をロウ(L)にするレベルとが別々に現れる所
謂ヒステリシスを備えた比較回路に関するものである。
しくは比較判定動作時に出力をハイ(H)にするレベル
と、出力をロウ(L)にするレベルとが別々に現れる所
謂ヒステリシスを備えた比較回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある信号の値を基準値と比較する場合、
通常、ICのコンパレータを使用していた。コンパレー
タが1つのみ必要な場合であっても、市販のICを用い
るとコンパレータが少なくとも2個あり無駄であった。
また、他の機能ブロックのコンパレータとICパッケー
ジを共有する場合には、他の機能ブロックと電圧等を統
一する必要があり、また他の機能ブロックと基板上の配
置を近づける必要がある等の設計上の制約を受ける。こ
れらの問題点を解決する方法として、例えば特開平9−
163748号公報に開示されているような、シャント
レギュレータを用いた比較回路を使用する方法がある。
通常、ICのコンパレータを使用していた。コンパレー
タが1つのみ必要な場合であっても、市販のICを用い
るとコンパレータが少なくとも2個あり無駄であった。
また、他の機能ブロックのコンパレータとICパッケー
ジを共有する場合には、他の機能ブロックと電圧等を統
一する必要があり、また他の機能ブロックと基板上の配
置を近づける必要がある等の設計上の制約を受ける。こ
れらの問題点を解決する方法として、例えば特開平9−
163748号公報に開示されているような、シャント
レギュレータを用いた比較回路を使用する方法がある。
【0003】また、通常のコンパレータにヒステリシス
を持たせる構成として、図7に示す回路構成がある。こ
の構成では、コンパレータ31の反転入力端子に基準電
圧Vref が入力され、非反転入力端子側に比較すべき電
圧Viが入力されるようになっている。比較信号入力側
には、分圧回路32が接続され、該分圧回路32を構成
する分圧抵抗R31と分圧抵抗R32との接続点と、コ
ンパレータ31の出力端子とが抵抗R33を介して続さ
れている。また、コンパレータ31の出力端子は抵抗R
34を介して電源Vccに接続されている。
を持たせる構成として、図7に示す回路構成がある。こ
の構成では、コンパレータ31の反転入力端子に基準電
圧Vref が入力され、非反転入力端子側に比較すべき電
圧Viが入力されるようになっている。比較信号入力側
には、分圧回路32が接続され、該分圧回路32を構成
する分圧抵抗R31と分圧抵抗R32との接続点と、コ
ンパレータ31の出力端子とが抵抗R33を介して続さ
れている。また、コンパレータ31の出力端子は抵抗R
34を介して電源Vccに接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシャ
ントレギュレータは比較回路として使用する場合、ヒス
テリシスを持たせることができず、比較すべき電圧Vi
が基準電圧Vref に近いとチャタリングが発生し易い。
ントレギュレータは比較回路として使用する場合、ヒス
テリシスを持たせることができず、比較すべき電圧Vi
が基準電圧Vref に近いとチャタリングが発生し易い。
【0005】一方、図7の構成の比較回路ではヒステリ
シスをもたせることができるが、コンパレータ31の出
力がHレベルのとき、電源Vccの電圧の影響を受け、
ヒステリシスの幅を一定に設定するのが難しいという問
題がある。
シスをもたせることができるが、コンパレータ31の出
力がHレベルのとき、電源Vccの電圧の影響を受け、
ヒステリシスの幅を一定に設定するのが難しいという問
題がある。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的はシャントレギュレータを
使用してヒステリシスを有する比較回路を提供すること
にある。また、第2の目的は電源電圧に関係なく一定の
ヒステリシス幅を設けることができる比較回路を提供す
ることにある。
のであって、その第1の目的はシャントレギュレータを
使用してヒステリシスを有する比較回路を提供すること
にある。また、第2の目的は電源電圧に関係なく一定の
ヒステリシス幅を設けることができる比較回路を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明では、シャントレギュレ
ータの入力側に、分圧回路を接続し、該分圧回路の少な
くとも一つの分圧抵抗と並列に、抵抗とトランジスタの
直列回路を接続し、前記トランジスタの制御端子と前記
シャントレギュレータの出力端子とを接続した。
るため、請求項1に記載の発明では、シャントレギュレ
ータの入力側に、分圧回路を接続し、該分圧回路の少な
くとも一つの分圧抵抗と並列に、抵抗とトランジスタの
直列回路を接続し、前記トランジスタの制御端子と前記
シャントレギュレータの出力端子とを接続した。
【0008】この発明では、シャントレギュレータへは
分圧回路の分岐点の電圧が入力される。シャントレギュ
レータの入力電圧が基準電圧(シャントレギュレータ内
部の基準電圧)より低いとシャントレギュレータの出力
はHレベルとなり、シャントレギュレータへの入力電圧
が基準電圧(シャントレギュレータ内部の基準電圧)よ
り高いとシャントレギュレータの出力はLレベルとな
る。シャントレギュレータの出力がHレベルの状態で
は、分圧抵抗と並列に接続された抵抗とトランジスタの
直列回路に電流が流れる状態となる。比較回路への入力
電圧が同じでも、トランジスタがオン状態の場合と、オ
フ状態の場合とでシャントレギュレータの入力電圧の値
が異なり、オン状態の場合の方が入力電圧の値が小さく
なる。
分圧回路の分岐点の電圧が入力される。シャントレギュ
レータの入力電圧が基準電圧(シャントレギュレータ内
部の基準電圧)より低いとシャントレギュレータの出力
はHレベルとなり、シャントレギュレータへの入力電圧
が基準電圧(シャントレギュレータ内部の基準電圧)よ
り高いとシャントレギュレータの出力はLレベルとな
る。シャントレギュレータの出力がHレベルの状態で
は、分圧抵抗と並列に接続された抵抗とトランジスタの
直列回路に電流が流れる状態となる。比較回路への入力
電圧が同じでも、トランジスタがオン状態の場合と、オ
フ状態の場合とでシャントレギュレータの入力電圧の値
が異なり、オン状態の場合の方が入力電圧の値が小さく
なる。
【0009】シャントレギュレータの入力電圧の値が基
準電圧(シャントレギュレータ内部の基準電圧)より低
い状態から次第に上昇し、入力電圧の値が基準電圧(シ
ャントレギュレータ内部の基準電圧)以上になると、シ
ャントレギュレータの出力がHレベルからLレベルにな
り、トランジスタがオフ状態となる。トランジスタがオ
フ状態になると、分圧抵抗に並列に接続された抵抗に電
流が流れなくなり、比較回路への入力電圧が同じでもシ
ャントレギュレータへの入力電圧は高くなる。従って、
見かけ上、基準電圧が下がった状態となり、比較回路へ
の入力電圧が、その上昇時にシャントレギュレータの出
力がLレベルに切り替わったときの電圧より低い所定電
圧まで低下したときに、シャントレギュレータの出力が
再びHレベルになる。即ち、シャントレギュレータを使
用してヒステリシスを備えた比較回路が得られる。
準電圧(シャントレギュレータ内部の基準電圧)より低
い状態から次第に上昇し、入力電圧の値が基準電圧(シ
ャントレギュレータ内部の基準電圧)以上になると、シ
ャントレギュレータの出力がHレベルからLレベルにな
り、トランジスタがオフ状態となる。トランジスタがオ
フ状態になると、分圧抵抗に並列に接続された抵抗に電
流が流れなくなり、比較回路への入力電圧が同じでもシ
ャントレギュレータへの入力電圧は高くなる。従って、
見かけ上、基準電圧が下がった状態となり、比較回路へ
の入力電圧が、その上昇時にシャントレギュレータの出
力がLレベルに切り替わったときの電圧より低い所定電
圧まで低下したときに、シャントレギュレータの出力が
再びHレベルになる。即ち、シャントレギュレータを使
用してヒステリシスを備えた比較回路が得られる。
【0010】第2の目的を達成するため、請求項2に記
載の発明では、コンパレータの比較信号入力側に、分圧
回路を接続し、該分圧回路の少なくとも一つの分圧抵抗
と並列に、抵抗とトランジスタの直列回路を接続し、前
記トランジスタの制御端子と前記コンパレータの出力端
子とを接続した。
載の発明では、コンパレータの比較信号入力側に、分圧
回路を接続し、該分圧回路の少なくとも一つの分圧抵抗
と並列に、抵抗とトランジスタの直列回路を接続し、前
記トランジスタの制御端子と前記コンパレータの出力端
子とを接続した。
【0011】この発明では、コンパレータの出力がロウ
(L)レベルのときと、ハイ(H)レベルのときとで、
トランジスタのオン、オフ状態が異なり、比較回路への
入力電圧が同じでもコンパレータへの入力電圧が異な
る。そして、比較回路への入力電圧が同じでも、コンパ
レータの出力がロウ(L)レベルのときは、コンパレー
タの出力がハイ(H)レベルのときより低くなる。従っ
て、コンパレータの出力がLレベルの状態、即ち、コン
パレータの入力電圧が基準電圧Vref より低い状態から
比較回路への入力電圧が次第に上昇するとき、コンパレ
ータの入力電圧の値が基準電圧Vref 以上になると、コ
ンパレータの出力がLレベルからHレベルになる。そし
て、比較回路への入力電圧が同じでもコンパレータへの
入力電圧は高くなる。従って、見かけ上、基準電圧が下
がった状態となり、比較回路への入力電圧が、その上昇
時にコンパレータの出力がHレベルに切り替わったとき
の電圧より低い所定電圧まで低下したときに、コンパレ
ータの出力が再びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステ
リシスを備えた比較回路が得られる。ヒステリシスの幅
はトランジスタと直列に接続された抵抗の値を変えるこ
とで電源電圧に関係なく調整できる。
(L)レベルのときと、ハイ(H)レベルのときとで、
トランジスタのオン、オフ状態が異なり、比較回路への
入力電圧が同じでもコンパレータへの入力電圧が異な
る。そして、比較回路への入力電圧が同じでも、コンパ
レータの出力がロウ(L)レベルのときは、コンパレー
タの出力がハイ(H)レベルのときより低くなる。従っ
て、コンパレータの出力がLレベルの状態、即ち、コン
パレータの入力電圧が基準電圧Vref より低い状態から
比較回路への入力電圧が次第に上昇するとき、コンパレ
ータの入力電圧の値が基準電圧Vref 以上になると、コ
ンパレータの出力がLレベルからHレベルになる。そし
て、比較回路への入力電圧が同じでもコンパレータへの
入力電圧は高くなる。従って、見かけ上、基準電圧が下
がった状態となり、比較回路への入力電圧が、その上昇
時にコンパレータの出力がHレベルに切り替わったとき
の電圧より低い所定電圧まで低下したときに、コンパレ
ータの出力が再びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステ
リシスを備えた比較回路が得られる。ヒステリシスの幅
はトランジスタと直列に接続された抵抗の値を変えるこ
とで電源電圧に関係なく調整できる。
【0012】請求項3に記載の発明では、コンパレータ
の基準電圧入力側に、分圧回路を接続し、該分圧回路の
少なくとも一つの分圧抵抗と並列に、抵抗とトランジス
タの直列回路を接続し、前記トランジスタの制御端子と
前記コンパレータの出力端子とを接続した。
の基準電圧入力側に、分圧回路を接続し、該分圧回路の
少なくとも一つの分圧抵抗と並列に、抵抗とトランジス
タの直列回路を接続し、前記トランジスタの制御端子と
前記コンパレータの出力端子とを接続した。
【0013】この発明では、コンパレータの出力がロウ
(L)レベルのときと、ハイ(H)レベルのときとで、
基準電圧源の電圧が同じでもコンパレータへ入力される
基準電圧の値が異なる状態となる。そして、コンパレー
タの出力がロウ(L)レベルのときは、基準電圧源の電
圧が同じでも、コンパレータの出力がハイ(H)レベル
のときよりコンパレータの基準電圧が高くなる。従っ
て、コンパレータの入力電圧の値が基準電圧より低い状
態から比較回路の入力電圧が次第に上昇し、コンパレー
タの入力電圧の値が基準電圧以上になると、コンパレー
タの出力がLレベルからHレベルになるとともに、基準
電圧源の電圧が同じでも、基準電圧の値が低くなる。そ
して、比較回路への入力電圧が、その上昇時にコンパレ
ータの出力がLレベルからHレベルに切り替わったとき
の電圧より低い所定電圧まで低下したときに、コンパレ
ータの出力が再びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステ
リシスを備えた比較回路が得られる。ヒステリシスの幅
はトランジスタと直列に接続された抵抗の値を変えるこ
とで電源電圧に関係なく調整できる。
(L)レベルのときと、ハイ(H)レベルのときとで、
基準電圧源の電圧が同じでもコンパレータへ入力される
基準電圧の値が異なる状態となる。そして、コンパレー
タの出力がロウ(L)レベルのときは、基準電圧源の電
圧が同じでも、コンパレータの出力がハイ(H)レベル
のときよりコンパレータの基準電圧が高くなる。従っ
て、コンパレータの入力電圧の値が基準電圧より低い状
態から比較回路の入力電圧が次第に上昇し、コンパレー
タの入力電圧の値が基準電圧以上になると、コンパレー
タの出力がLレベルからHレベルになるとともに、基準
電圧源の電圧が同じでも、基準電圧の値が低くなる。そ
して、比較回路への入力電圧が、その上昇時にコンパレ
ータの出力がLレベルからHレベルに切り替わったとき
の電圧より低い所定電圧まで低下したときに、コンパレ
ータの出力が再びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステ
リシスを備えた比較回路が得られる。ヒステリシスの幅
はトランジスタと直列に接続された抵抗の値を変えるこ
とで電源電圧に関係なく調整できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1に従って説明す
る。
明を具体化した第1の実施の形態を図1に従って説明す
る。
【0015】図1(a)に示すように、比較回路1はシ
ャントレギュレータ2を備えている。図1(b)はシャ
ントレギュレータ2の等価回路を示す。シャントレギュ
レータ2はオペアンプ3、トランジスタ4及び基準電圧
源5からなる。シャントレギュレータ2の入力側に、分
圧抵抗R1,R2が直列接続された分圧回路6が接続さ
れ、分圧回路6の分圧抵抗R2と並列に、抵抗R3とト
ランジスタ4の直列回路が接続されている。トランジス
タ7の制御端子は抵抗R4を介してシャントレギュレー
タ2の出力端子に接続されている。シャントレギュレー
タ2の出力端子は抵抗R5を介して電源Vccに接続さ
れている。トランジスタ7にはNPNトランジスタが使
用されている。
ャントレギュレータ2を備えている。図1(b)はシャ
ントレギュレータ2の等価回路を示す。シャントレギュ
レータ2はオペアンプ3、トランジスタ4及び基準電圧
源5からなる。シャントレギュレータ2の入力側に、分
圧抵抗R1,R2が直列接続された分圧回路6が接続さ
れ、分圧回路6の分圧抵抗R2と並列に、抵抗R3とト
ランジスタ4の直列回路が接続されている。トランジス
タ7の制御端子は抵抗R4を介してシャントレギュレー
タ2の出力端子に接続されている。シャントレギュレー
タ2の出力端子は抵抗R5を介して電源Vccに接続さ
れている。トランジスタ7にはNPNトランジスタが使
用されている。
【0016】次に前記のように構成された比較回路1の
作用について説明する。シャントレギュレータ2へは分
圧回路6の分岐点の電圧Vdが入力される。シャントレ
ギュレータ2の入力電圧となる電圧Vdが基準電圧Vre
f より低いと、シャントレギュレータ2の出力はHレベ
ルとなり、シャントレギュレータ2への入力電圧Vdが
基準電圧Vref より高いとシャントレギュレータ2の出
力はLレベルとなる。シャントレギュレータ2の出力が
Hレベルの状態では、トランジスタ7がオン状態とな
り、分圧抵抗R2と並列に接続された抵抗R3とトラン
ジスタ7の直列回路に電流が流れる状態となる。
作用について説明する。シャントレギュレータ2へは分
圧回路6の分岐点の電圧Vdが入力される。シャントレ
ギュレータ2の入力電圧となる電圧Vdが基準電圧Vre
f より低いと、シャントレギュレータ2の出力はHレベ
ルとなり、シャントレギュレータ2への入力電圧Vdが
基準電圧Vref より高いとシャントレギュレータ2の出
力はLレベルとなる。シャントレギュレータ2の出力が
Hレベルの状態では、トランジスタ7がオン状態とな
り、分圧抵抗R2と並列に接続された抵抗R3とトラン
ジスタ7の直列回路に電流が流れる状態となる。
【0017】比較回路1へ入力される電圧をViとする
と、トランジスタ7がオフ状態ではシャントレギュレー
タ2の入力電圧Vdは(1)式となる。 Vd={R2/(R1+R2)}Vi・・・(1) また、トランジスタ7がオン状態では分圧抵抗R2と抵
抗R3との合成抵抗をRとすると、シャントレギュレー
タ2の入力電圧Vdは(2)式となる。
と、トランジスタ7がオフ状態ではシャントレギュレー
タ2の入力電圧Vdは(1)式となる。 Vd={R2/(R1+R2)}Vi・・・(1) また、トランジスタ7がオン状態では分圧抵抗R2と抵
抗R3との合成抵抗をRとすると、シャントレギュレー
タ2の入力電圧Vdは(2)式となる。
【0018】 Vd={R/(R1+R)}Vi・・・(2) そして、R2/(R1+R2)>R/(R1+R)のた
め、比較回路1への入力電圧Viが同じでも、トランジ
スタ7がオン状態の場合と、オフ状態の場合とでシャン
トレギュレータ2の入力電圧Vdの値が異なり、オン状
態の場合の方が入力電圧Vdの値が小さくなる。
め、比較回路1への入力電圧Viが同じでも、トランジ
スタ7がオン状態の場合と、オフ状態の場合とでシャン
トレギュレータ2の入力電圧Vdの値が異なり、オン状
態の場合の方が入力電圧Vdの値が小さくなる。
【0019】シャントレギュレータ2の入力電圧Vdの
値が基準電圧Vref より低い状態から次第に上昇し、入
力電圧Vdの値が基準電圧Vref 以上になると、シャン
トレギュレータ2の出力がLレベルになり、トランジス
タ7がオフ状態となる。トランジスタ7がオフ状態にな
ると、分圧抵抗R2に並列に接続された抵抗R3に電流
が流れなくなり、比較回路1への入力電圧Viが同じで
もシャントレギュレータ2への入力電圧Vdは高くな
る。従って、見かけ上、基準電圧Vref が下がった状態
となり、比較回路1への入力電圧Viが、その上昇時に
シャントレギュレータ2の出力がLレベルに切り替わっ
たときの電圧より低い所定電圧まで低下したときに、シ
ャントレギュレータ2の出力が再びHレベルになる。即
ち、シャントレギュレータ2を使用してヒステリシスを
備えた比較回路1が得られる。
値が基準電圧Vref より低い状態から次第に上昇し、入
力電圧Vdの値が基準電圧Vref 以上になると、シャン
トレギュレータ2の出力がLレベルになり、トランジス
タ7がオフ状態となる。トランジスタ7がオフ状態にな
ると、分圧抵抗R2に並列に接続された抵抗R3に電流
が流れなくなり、比較回路1への入力電圧Viが同じで
もシャントレギュレータ2への入力電圧Vdは高くな
る。従って、見かけ上、基準電圧Vref が下がった状態
となり、比較回路1への入力電圧Viが、その上昇時に
シャントレギュレータ2の出力がLレベルに切り替わっ
たときの電圧より低い所定電圧まで低下したときに、シ
ャントレギュレータ2の出力が再びHレベルになる。即
ち、シャントレギュレータ2を使用してヒステリシスを
備えた比較回路1が得られる。
【0020】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) シャントレギュレータ2の入力側に、分圧回路
6を接続し、該分圧回路6の分圧抵抗R2と並列に、抵
抗R3とトランジスタ7の直列回路を接続し、トランジ
スタ7の制御端子とシャントレギュレータ2の出力端子
とを接続した。従って、シャントレギュレータ2を使用
してヒステリシスを備えた比較回路1が得られ、チャタ
リングを防止できる。
6を接続し、該分圧回路6の分圧抵抗R2と並列に、抵
抗R3とトランジスタ7の直列回路を接続し、トランジ
スタ7の制御端子とシャントレギュレータ2の出力端子
とを接続した。従って、シャントレギュレータ2を使用
してヒステリシスを備えた比較回路1が得られ、チャタ
リングを防止できる。
【0021】(2) 抵抗R3の値を変更することで、
ヒステリシスの幅を簡単に調整できる。 (第2の実施の形態)次に第2の実施の形態を図2に従
って説明する。この実施の形態ではコンパレータを使用
した比較回路に具体化した点が前記実施の形態と異なっ
ている。前記実施の形態と同一部分は同一符号を付して
詳しい説明を省略する。
ヒステリシスの幅を簡単に調整できる。 (第2の実施の形態)次に第2の実施の形態を図2に従
って説明する。この実施の形態ではコンパレータを使用
した比較回路に具体化した点が前記実施の形態と異なっ
ている。前記実施の形態と同一部分は同一符号を付して
詳しい説明を省略する。
【0022】比較回路11はコンパレータ12を備え、
コンパレータ12の非反転入力端子が比較信号入力側と
なっている。非反転入力端子には分圧抵抗R1,R2が
直列接続された分圧回路6が、両分圧抵抗R1,R2の
接続点において接続されている。コンパレータ12の反
転入力端子は、分圧抵抗R11,R12が直列接続され
た分圧回路13を介して基準電圧源Vrに接続されてい
る。反転入力端子は両分圧抵抗R11,R12の接続点
に接続されている。分圧回路13の分圧抵抗R12と並
列に、抵抗R13とトランジスタ7の直列回路が接続さ
れ、トランジスタ7の制御端子とコンパレータ12の出
力端子とが抵抗R4を介して接続されている。
コンパレータ12の非反転入力端子が比較信号入力側と
なっている。非反転入力端子には分圧抵抗R1,R2が
直列接続された分圧回路6が、両分圧抵抗R1,R2の
接続点において接続されている。コンパレータ12の反
転入力端子は、分圧抵抗R11,R12が直列接続され
た分圧回路13を介して基準電圧源Vrに接続されてい
る。反転入力端子は両分圧抵抗R11,R12の接続点
に接続されている。分圧回路13の分圧抵抗R12と並
列に、抵抗R13とトランジスタ7の直列回路が接続さ
れ、トランジスタ7の制御端子とコンパレータ12の出
力端子とが抵抗R4を介して接続されている。
【0023】次に前記のように構成された比較回路11
の作用について説明する。入力電圧Viは分圧回路6を
介してコンパレータ12の非反転入力端子に入力され
る。コンパレータ12の非反転入力端子への入力電圧が
基準電圧Vref より低いと、コンパレータ12の出力は
Lレベルとなり、前記入力電圧が基準電圧Vref より高
いとコンパレータ12の出力はHレベルとなる。
の作用について説明する。入力電圧Viは分圧回路6を
介してコンパレータ12の非反転入力端子に入力され
る。コンパレータ12の非反転入力端子への入力電圧が
基準電圧Vref より低いと、コンパレータ12の出力は
Lレベルとなり、前記入力電圧が基準電圧Vref より高
いとコンパレータ12の出力はHレベルとなる。
【0024】コンパレータ12の出力がLレベルの状態
では、トランジスタ7がオフ状態に保持され、コンパレ
ータ12の出力がHレベルの状態では、トランジスタ7
がオン状態となって分圧抵抗R12と並列に接続された
抵抗R13とトランジスタ7の直列回路に電流が流れる
状態となる。従って、基準電圧源Vrの電圧が同じで
も、トランジスタ7がオン状態の場合と、オフ状態の場
合とでコンパレータ12の反転入力端子に入力される基
準電圧Vref の値が異なり、オン状態の場合の方が基準
電圧Vref の値が低くなる。
では、トランジスタ7がオフ状態に保持され、コンパレ
ータ12の出力がHレベルの状態では、トランジスタ7
がオン状態となって分圧抵抗R12と並列に接続された
抵抗R13とトランジスタ7の直列回路に電流が流れる
状態となる。従って、基準電圧源Vrの電圧が同じで
も、トランジスタ7がオン状態の場合と、オフ状態の場
合とでコンパレータ12の反転入力端子に入力される基
準電圧Vref の値が異なり、オン状態の場合の方が基準
電圧Vref の値が低くなる。
【0025】コンパレータ12の入力電圧の値が基準電
圧Vref より低い状態から次第に上昇し、入力電圧の値
が基準電圧Vref 以上になると、コンパレータ12の出
力がLレベルからHレベルになり、トランジスタ7がオ
ン状態となる。トランジスタ7がオン状態になると、分
圧抵抗R12に並列に接続された抵抗R13に電流が流
れる状態となり、基準電圧源Vrの電圧が同じでも、基
準電圧Vref の値が低くなる。従って、比較回路11へ
の入力電圧Viの上昇時にコンパレータ12の出力がL
レベルからHレベルに切り替わったときの電圧より低い
所定電圧まで低下したときに、コンパレータ12の出力
が再びLレベルに切り替わる。
圧Vref より低い状態から次第に上昇し、入力電圧の値
が基準電圧Vref 以上になると、コンパレータ12の出
力がLレベルからHレベルになり、トランジスタ7がオ
ン状態となる。トランジスタ7がオン状態になると、分
圧抵抗R12に並列に接続された抵抗R13に電流が流
れる状態となり、基準電圧源Vrの電圧が同じでも、基
準電圧Vref の値が低くなる。従って、比較回路11へ
の入力電圧Viの上昇時にコンパレータ12の出力がL
レベルからHレベルに切り替わったときの電圧より低い
所定電圧まで低下したときに、コンパレータ12の出力
が再びLレベルに切り替わる。
【0026】この実施の形態では次の効果を有する。 (3) 従来のコンパレータを使用した比較回路と異な
り、コンパレータ12に比較すべき入力電圧を入力する
入力側に、電源Vccの電圧が印加されないため、ヒス
テリシスの幅は電源Vccの電圧の影響を受けない。
り、コンパレータ12に比較すべき入力電圧を入力する
入力側に、電源Vccの電圧が印加されないため、ヒス
テリシスの幅は電源Vccの電圧の影響を受けない。
【0027】(4) 抵抗R13の値を変更すること
で、ヒステリシスの幅を簡単に調整できる。 (第3の実施の形態)次に第3の実施の形態を図3に従
って説明する。この実施の形態ではコンパレータ12の
比較信号入力側に接続された分圧回路6にトランジスタ
7と抵抗R14の直列を接続した点が前記第2の実施の
形態と大きく異なっている。第2の実施の形態と同一部
分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
で、ヒステリシスの幅を簡単に調整できる。 (第3の実施の形態)次に第3の実施の形態を図3に従
って説明する。この実施の形態ではコンパレータ12の
比較信号入力側に接続された分圧回路6にトランジスタ
7と抵抗R14の直列を接続した点が前記第2の実施の
形態と大きく異なっている。第2の実施の形態と同一部
分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0028】分圧回路6の分圧抵抗R1と並列に、抵抗
R14とトランジスタ7の直列回路が接続されている。
分圧抵抗R1と並列に、抵抗R14とトランジスタ7の
直列回路が接続されている。トランジスタ7の制御端子
はコンパレータ12の出力端子と抵抗R4を介して接続
されている。コンパレータ12の反転入力端子には基準
電圧Vref が入力されている。
R14とトランジスタ7の直列回路が接続されている。
分圧抵抗R1と並列に、抵抗R14とトランジスタ7の
直列回路が接続されている。トランジスタ7の制御端子
はコンパレータ12の出力端子と抵抗R4を介して接続
されている。コンパレータ12の反転入力端子には基準
電圧Vref が入力されている。
【0029】コンパレータ12の非反転入力端子に印加
される電圧は、トランジスタ7のオフ状態においては
{R2/(R1+R2)}Viとなり、トランジスタ7
のオン状態においては、〔R2/{R1R14/(R1
+R14)+R2}〕Viとなる。従って、比較回路1
1への入力電圧Viの値が同じでも、トランジスタ7が
オン状態の場合には、オフ状態の場合に比較してコンパ
レータ12の反転入力端子に入力される電圧の値が高く
なる。トランジスタ7はコンパレータ12の出力がHレ
ベルでオン状態となり、Lレベルでオフ状態となる。
される電圧は、トランジスタ7のオフ状態においては
{R2/(R1+R2)}Viとなり、トランジスタ7
のオン状態においては、〔R2/{R1R14/(R1
+R14)+R2}〕Viとなる。従って、比較回路1
1への入力電圧Viの値が同じでも、トランジスタ7が
オン状態の場合には、オフ状態の場合に比較してコンパ
レータ12の反転入力端子に入力される電圧の値が高く
なる。トランジスタ7はコンパレータ12の出力がHレ
ベルでオン状態となり、Lレベルでオフ状態となる。
【0030】従って、コンパレータ12の出力がLレベ
ルの状態、即ち、コンパレータ12の入力電圧が基準電
圧Vref より低い状態から次第に上昇し、入力電圧の値
が基準電圧Vref 以上になると、コンパレータ12の出
力がLレベルからHレベルになり、トランジスタ7がオ
ン状態となる。トランジスタ7がオン状態になると、分
圧抵抗R1に並列に接続された抵抗R14に電流が流れ
る状態となり、比較回路1への入力電圧Viが同じでも
コンパレータ12への入力電圧は高くなる。従って、見
かけ上、基準電圧Vref が下がった状態となり、比較回
路11への入力電圧Viの上昇時にコンパレータ12の
出力がHレベルに切り替わったときの電圧より低い所定
電圧まで低下したときに、コンパレータ12の出力が再
びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステリシスを備えた
比較回路11が得られる。ヒステリシスの幅は抵抗R1
4の値によって調整できる。
ルの状態、即ち、コンパレータ12の入力電圧が基準電
圧Vref より低い状態から次第に上昇し、入力電圧の値
が基準電圧Vref 以上になると、コンパレータ12の出
力がLレベルからHレベルになり、トランジスタ7がオ
ン状態となる。トランジスタ7がオン状態になると、分
圧抵抗R1に並列に接続された抵抗R14に電流が流れ
る状態となり、比較回路1への入力電圧Viが同じでも
コンパレータ12への入力電圧は高くなる。従って、見
かけ上、基準電圧Vref が下がった状態となり、比較回
路11への入力電圧Viの上昇時にコンパレータ12の
出力がHレベルに切り替わったときの電圧より低い所定
電圧まで低下したときに、コンパレータ12の出力が再
びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステリシスを備えた
比較回路11が得られる。ヒステリシスの幅は抵抗R1
4の値によって調整できる。
【0031】この実施の形態では第2の実施の形態の
(3)と同じ効果の他に次の効果を有する。 (5) 抵抗R14の値を変更することで、ヒステリシ
スの幅を簡単に調整できる。
(3)と同じ効果の他に次の効果を有する。 (5) 抵抗R14の値を変更することで、ヒステリシ
スの幅を簡単に調整できる。
【0032】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 第2の実施の形態のように、分圧抵抗R11,R1
2が直列接続された分圧回路13を介して基準電圧源V
rに接続されている構成において、図4に示すように、
分圧抵抗R11と並列に抵抗R15とトランジスタ14
の直列回路を接続してもよい。トランジスタ14にはP
NPトランジスタが使用され、トランジスタ14の制御
端子とコンパレータ12の出力端子とが抵抗R4を介し
て接続されている。この構成では、コンパレータ12へ
の入力電圧が基準電圧Vref より低いときは、トランジ
スタ14がオン状態に保持され、入力電圧が基準電圧V
ref 以上になるとトランジスタ14がオフ状態に保持さ
れる。トランジスタ14がオン状態では抵抗R15に電
流が流れる状態となるため、コンパレータ12に入力さ
れる基準電圧Vref は、基準電圧源Vrの電圧が同じで
もトランジスタ14がオフ状態のときより高くなる。
く、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 第2の実施の形態のように、分圧抵抗R11,R1
2が直列接続された分圧回路13を介して基準電圧源V
rに接続されている構成において、図4に示すように、
分圧抵抗R11と並列に抵抗R15とトランジスタ14
の直列回路を接続してもよい。トランジスタ14にはP
NPトランジスタが使用され、トランジスタ14の制御
端子とコンパレータ12の出力端子とが抵抗R4を介し
て接続されている。この構成では、コンパレータ12へ
の入力電圧が基準電圧Vref より低いときは、トランジ
スタ14がオン状態に保持され、入力電圧が基準電圧V
ref 以上になるとトランジスタ14がオフ状態に保持さ
れる。トランジスタ14がオン状態では抵抗R15に電
流が流れる状態となるため、コンパレータ12に入力さ
れる基準電圧Vref は、基準電圧源Vrの電圧が同じで
もトランジスタ14がオフ状態のときより高くなる。
【0033】従って、コンパレータ12の出力がLレベ
ル、即ちトランジスタ14がオン状態から、比較回路1
1の入力電圧Viが次第に上昇し、コンパレータ12の
入力電圧の値が基準電圧Vref 以上になると、コンパレ
ータ12の出力がLレベルからHレベルになり、トラン
ジスタ14がオフ状態となる。トランジスタ14がオフ
状態になると、基準電圧源Vrの電圧は同じでも基準電
圧Vref が下がった状態となり、比較回路11への入力
電圧Viが、その上昇時にコンパレータ12の出力がH
レベルに切り替わったときの電圧より低い所定電圧まで
低下したときに、コンパレータ12の出力が再びLレベ
ルに切り替わる。ヒステリシスの幅は抵抗R15の値に
よって電源電圧に関係なく調整できる。
ル、即ちトランジスタ14がオン状態から、比較回路1
1の入力電圧Viが次第に上昇し、コンパレータ12の
入力電圧の値が基準電圧Vref 以上になると、コンパレ
ータ12の出力がLレベルからHレベルになり、トラン
ジスタ14がオフ状態となる。トランジスタ14がオフ
状態になると、基準電圧源Vrの電圧は同じでも基準電
圧Vref が下がった状態となり、比較回路11への入力
電圧Viが、その上昇時にコンパレータ12の出力がH
レベルに切り替わったときの電圧より低い所定電圧まで
低下したときに、コンパレータ12の出力が再びLレベ
ルに切り替わる。ヒステリシスの幅は抵抗R15の値に
よって電源電圧に関係なく調整できる。
【0034】○ 図5に示すように、コンパレータ12
の入力側の分圧回路6の分圧抵抗R2と並列にトランジ
スタ14と抵抗R16の直列回路を接続してもよい。こ
の構成では、コンパレータ12への入力電圧が基準電圧
Vref より低いとき、即ちコンパレータ12の出力がL
レベルのときは、トランジスタ14がオン状態に保持さ
れ、入力電圧が基準電圧Vref 以上、即ちコンパレータ
12の出力がHレベルになると、トランジスタ14がオ
フ状態に保持される。トランジスタ14がオン状態にな
ると抵抗R16にも電流が流れる状態となるため、比較
回路11への入力電圧Viが同じでも、コンパレータ1
2への入力電圧はトランジスタ14がオフ状態のときよ
り低くなる。
の入力側の分圧回路6の分圧抵抗R2と並列にトランジ
スタ14と抵抗R16の直列回路を接続してもよい。こ
の構成では、コンパレータ12への入力電圧が基準電圧
Vref より低いとき、即ちコンパレータ12の出力がL
レベルのときは、トランジスタ14がオン状態に保持さ
れ、入力電圧が基準電圧Vref 以上、即ちコンパレータ
12の出力がHレベルになると、トランジスタ14がオ
フ状態に保持される。トランジスタ14がオン状態にな
ると抵抗R16にも電流が流れる状態となるため、比較
回路11への入力電圧Viが同じでも、コンパレータ1
2への入力電圧はトランジスタ14がオフ状態のときよ
り低くなる。
【0035】従って、コンパレータ12の出力がLレベ
ル、即ちトランジスタ14がオン状態から、比較回路1
1の入力電圧Viが次第に上昇し、コンパレータ12の
入力電圧の値が基準電圧Vref 以上になると、コンパレ
ータ12の出力がLレベルからHレベルになり、トラン
ジスタ14がオフ状態となる。トランジスタ14がオフ
状態になると、分圧抵抗R2に並列に接続された抵抗R
16に電流が流れない状態となり、比較回路11への入
力電圧が同じでもコンパレータ12への入力電圧は高く
なる。従って、見かけ上、基準電圧が下がった状態とな
り、比較回路11への入力電圧が、その上昇時にコンパ
レータ12の出力がHレベルに切り替わったときの電圧
より低い所定電圧まで低下したときに、コンパレータ1
2の出力が再びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステリ
シスを備えた比較回路11が得られる。ヒステリシスの
幅は抵抗R16の値によって電源電圧に関係なく調整で
きる。
ル、即ちトランジスタ14がオン状態から、比較回路1
1の入力電圧Viが次第に上昇し、コンパレータ12の
入力電圧の値が基準電圧Vref 以上になると、コンパレ
ータ12の出力がLレベルからHレベルになり、トラン
ジスタ14がオフ状態となる。トランジスタ14がオフ
状態になると、分圧抵抗R2に並列に接続された抵抗R
16に電流が流れない状態となり、比較回路11への入
力電圧が同じでもコンパレータ12への入力電圧は高く
なる。従って、見かけ上、基準電圧が下がった状態とな
り、比較回路11への入力電圧が、その上昇時にコンパ
レータ12の出力がHレベルに切り替わったときの電圧
より低い所定電圧まで低下したときに、コンパレータ1
2の出力が再びLレベルに切り替わる。即ち、ヒステリ
シスを備えた比較回路11が得られる。ヒステリシスの
幅は抵抗R16の値によって電源電圧に関係なく調整で
きる。
【0036】○ 第1の実施の形態において、トランジ
スタ7としてPNPトランジスタを使用し、トランジス
タ7と抵抗R3の直列回路を分圧抵抗R1と並列に接続
してもよい。例えば、PNPトランジスタのコレクタを
抵抗R3を介して両分圧抵抗R1,R2の接続点に接続
し、エミッタを入力側に接続し、ベースを抵抗R4を介
してシャントレギュレータの出力端子に接続する。この
構成では、シャントレギュレータ2の入力電圧Vdの値
が基準電圧Vref より低い状態ではトランジスタ7がオ
フ状態となり、高い状態ではトランジスタ7がオン状態
となる。そして、比較回路1への入力電圧Viが同じで
も、トランジスタ7がオン状態の場合の方がオフ状態の
場合より入力電圧Vdの値が大きくなる。従って、シャ
ントレギュレータ2の入力電圧Vdの値が基準電圧Vre
f より低い状態から次第に上昇し、入力電圧Vdの値が
基準電圧Vref 以上になると、シャントレギュレータ2
の出力がLレベルになり、トランジスタ7がオン状態と
なる。トランジスタ7がオン状態になると、比較回路1
への入力電圧Viが同じでもシャントレギュレータ2へ
の入力電圧Vdは高くなる。従って、第1の実施の形態
と同様にヒステリシスを備えた比較回路1が得られる。
スタ7としてPNPトランジスタを使用し、トランジス
タ7と抵抗R3の直列回路を分圧抵抗R1と並列に接続
してもよい。例えば、PNPトランジスタのコレクタを
抵抗R3を介して両分圧抵抗R1,R2の接続点に接続
し、エミッタを入力側に接続し、ベースを抵抗R4を介
してシャントレギュレータの出力端子に接続する。この
構成では、シャントレギュレータ2の入力電圧Vdの値
が基準電圧Vref より低い状態ではトランジスタ7がオ
フ状態となり、高い状態ではトランジスタ7がオン状態
となる。そして、比較回路1への入力電圧Viが同じで
も、トランジスタ7がオン状態の場合の方がオフ状態の
場合より入力電圧Vdの値が大きくなる。従って、シャ
ントレギュレータ2の入力電圧Vdの値が基準電圧Vre
f より低い状態から次第に上昇し、入力電圧Vdの値が
基準電圧Vref 以上になると、シャントレギュレータ2
の出力がLレベルになり、トランジスタ7がオン状態と
なる。トランジスタ7がオン状態になると、比較回路1
への入力電圧Viが同じでもシャントレギュレータ2へ
の入力電圧Vdは高くなる。従って、第1の実施の形態
と同様にヒステリシスを備えた比較回路1が得られる。
【0037】○ 分圧回路6,13を構成する分圧抵抗
の数は、2個に限らず3個以上であってもよい。そし
て、抵抗とトランジスタの直列回路は、分圧回路の少な
くとも一つの分圧抵抗と並列に接続されていればよい。
例えば、図6(a)に示すように、3個の分圧抵抗R
1,R2,R6からなる分圧回路6の中間の分圧抵抗R
2に接続したり、図6(b)に示すように、2個の分圧
抵抗R2,R6に対して直列に接続してもよい。
の数は、2個に限らず3個以上であってもよい。そし
て、抵抗とトランジスタの直列回路は、分圧回路の少な
くとも一つの分圧抵抗と並列に接続されていればよい。
例えば、図6(a)に示すように、3個の分圧抵抗R
1,R2,R6からなる分圧回路6の中間の分圧抵抗R
2に接続したり、図6(b)に示すように、2個の分圧
抵抗R2,R6に対して直列に接続してもよい。
【0038】○ トランジスタ7,14としてバイポー
ラトランジスタに代えて、MOSFETを使用してもよ
い。例えば、NPNトランジスタに代えてnチャネルの
MOSFETを使用し、PNPトランジスタに代えてp
チャネルのMOSFETを使用する。
ラトランジスタに代えて、MOSFETを使用してもよ
い。例えば、NPNトランジスタに代えてnチャネルの
MOSFETを使用し、PNPトランジスタに代えてp
チャネルのMOSFETを使用する。
【0039】○ 基準電圧Vref を複数の値に選択設定
可能としてもよい。また、基準電圧Vref は時々刻々変
化するものであってもよい。この場合、環境によって基
準電圧を適正な値に変更することができる。
可能としてもよい。また、基準電圧Vref は時々刻々変
化するものであってもよい。この場合、環境によって基
準電圧を適正な値に変更することができる。
【0040】前記実施の形態から把握できる発明(技術
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項2に記載の発明において、前記抵抗とト
ランジスタの直列回路は、該直列回路が接続される前記
分圧回路の接続点より入力側の分圧抵抗に対して並列に
接続され、トランジスタにはNPNトランジスタ又はn
チャネルのMOSFETが使用されている。
的思想)について、以下に記載する。 (1) 請求項2に記載の発明において、前記抵抗とト
ランジスタの直列回路は、該直列回路が接続される前記
分圧回路の接続点より入力側の分圧抵抗に対して並列に
接続され、トランジスタにはNPNトランジスタ又はn
チャネルのMOSFETが使用されている。
【0041】(2) 請求項2に記載の発明において、
前記抵抗とトランジスタの直列回路は、該直列回路が接
続される前記分圧回路の接続点より入力側と反対側に位
置する分圧抵抗に対して並列に接続され、トランジスタ
にはPNPトランジスタ又はpチャネルのMOSFET
が使用されている。
前記抵抗とトランジスタの直列回路は、該直列回路が接
続される前記分圧回路の接続点より入力側と反対側に位
置する分圧抵抗に対して並列に接続され、トランジスタ
にはPNPトランジスタ又はpチャネルのMOSFET
が使用されている。
【0042】(3) 請求項3に記載の発明において、
前記抵抗とトランジスタの直列回路は、該直列回路が接
続される前記分圧回路の接続点より接地側の分圧抵抗に
対して並列に接続され、トランジスタにはNPNトラン
ジスタ又はnチャネルのMOSFETが使用されてい
る。
前記抵抗とトランジスタの直列回路は、該直列回路が接
続される前記分圧回路の接続点より接地側の分圧抵抗に
対して並列に接続され、トランジスタにはNPNトラン
ジスタ又はnチャネルのMOSFETが使用されてい
る。
【0043】(4) 請求項3に記載の発明において、
前記抵抗とトランジスタの直列回路は、該直列回路が接
続される前記分圧回路の接続点より基準電圧源側の分圧
抵抗に対して並列に接続され、トランジスタにはPNP
トランジスタ又はpチャネルのMOSFETが使用され
ている。
前記抵抗とトランジスタの直列回路は、該直列回路が接
続される前記分圧回路の接続点より基準電圧源側の分圧
抵抗に対して並列に接続され、トランジスタにはPNP
トランジスタ又はpチャネルのMOSFETが使用され
ている。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、シャントレギュレータを使用してヒステリ
シスを有する比較回路を得ることができる。また、請求
項2及び請求項3に記載の発明によれば、電源電圧に関
係なく比較回路に一定のヒステリシス幅を設けることが
できる。
明によれば、シャントレギュレータを使用してヒステリ
シスを有する比較回路を得ることができる。また、請求
項2及び請求項3に記載の発明によれば、電源電圧に関
係なく比較回路に一定のヒステリシス幅を設けることが
できる。
【図1】 第1の実施の形態の回路図。
【図2】 第2の実施の形態の回路図。
【図3】 第3の実施の形態の回路図。
【図4】 別の実施の形態の回路図。
【図5】 別の実施の形態の回路図。
【図6】 別の実施の形態の部分回路図。
【図7】 従来技術の回路図。
1,11…比較回路、2…シャントレギュレータ、6、
13…分圧回路、7,14…トランジスタ、12…コン
パレータ、R1,R2,R11,R12…分圧抵抗、R
3,R13,R14,R15,R16…抵抗。
13…分圧回路、7,14…トランジスタ、12…コン
パレータ、R1,R2,R11,R12…分圧抵抗、R
3,R13,R14,R15,R16…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 裕介 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 古谷 博信 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 尾崎 公教 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 花岡 健 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 5H410 BB04 CC02 DD02 EA10 EA12 EA33 EB14 EB37 FF03 FF25 GG05 JJ03 5J039 DA12 DB08 DC01 DC02 MM08
Claims (3)
- 【請求項1】 シャントレギュレータの入力側に、分圧
回路を接続し、該分圧回路の少なくとも一つの分圧抵抗
と並列に、抵抗とトランジスタの直列回路を接続し、前
記トランジスタの制御端子と前記シャントレギュレータ
の出力端子とを接続した比較回路。 - 【請求項2】 コンパレータの比較信号入力側に、分圧
回路を接続し、該分圧回路の少なくとも一つの分圧抵抗
と並列に、抵抗とトランジスタの直列回路を接続し、前
記トランジスタの制御端子と前記コンパレータの出力端
子とを接続した比較回路。 - 【請求項3】 コンパレータの基準電圧入力側に、分圧
回路を接続し、該分圧回路の少なくとも一つの分圧抵抗
と並列に、抵抗とトランジスタの直列回路を接続し、前
記トランジスタの制御端子と前記コンパレータの出力端
子とを接続した比較回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156763A JP2002353786A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 比較回路 |
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=19000729
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---|---|---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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