JP2002016454A - 差動増幅回路,出力段回路および電圧制御発振回路 - Google Patents

差動増幅回路,出力段回路および電圧制御発振回路

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JP2002016454A
JP2002016454A JP2000198002A JP2000198002A JP2002016454A JP 2002016454 A JP2002016454 A JP 2002016454A JP 2000198002 A JP2000198002 A JP 2000198002A JP 2000198002 A JP2000198002 A JP 2000198002A JP 2002016454 A JP2002016454 A JP 2002016454A
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circuit
terminal
differential amplifier
differential
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Toshio Yoshihara
敏雄 吉原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電源電圧で動作すると共に、電源雑音の影
響を受けにくい差動増幅回路,出力段回路および電圧制
御発振回路を提供する。 【解決手段】 低電源電圧で動作する差動増幅回路を三
段以上リング状に接続すると共に、各差動増幅回路を、
ソース電極を接地した差動トランジスタと、差動トラン
ジスタに対してそれぞれ接続された二つの負荷回路と、
上記差動トランジスタおよび各負荷回路に対してそれぞ
れバイアス電圧を印加するバイアス用トランジスタと、
を設けて、一方の負荷回路が、ダイオード接続されたト
ランジスタから構成されていて、他方の負荷回路が、ゲ
ート電極とドレイン電極が互いに反対極性の出力端子に
接続されることにより、負性抵抗として動作するトラン
ジスタを有する正帰還回路であり、上記バイアス用トラ
ンジスタのゲート電極が制御端子に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電源電圧で使用
する差動増幅回路,出力段回路および電圧制御発振回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電圧制御発振回路は、例えば数1
00MHzの周波数のクロック発生回路に使用する場合
があり、一般的に高周波回路を構成しているが、近年C
MOS−LSI化が要求されてきている。このため、例
えば図7に示すようなCMOS素子を使用した電圧制御
発振回路が提案されている。
【0003】図7において、電圧制御発振回路100
は、複数の増幅回路110,120,・・・,130を
リング状に接続することにより構成されている。個々の
増幅回路110,120,・・・,130は、それぞれ
PMOSトランジスタ111,121,・・・,131
とNMOSトランジスタ112,122,・・・,13
2から成るインバータ回路の接地電源と高電位電源に対
して、それぞれ電流制限用のMOSトランジスタ11
3,123,・・・,133および114,124,・
・・,134を接続することにより、構成されている。
そして、各増幅回路110,120,・・・,130
は、それぞれのインバータ回路が順次に直列に接続され
ると共に、最終段の増幅回路130のインバータ回路
が、初段の増幅回路110に接続されることにより、リ
ング状に接続されている。なお、最終段の増幅回路13
0のインバータ回路は、出力端子151にも接続されて
いる。
【0004】また、各増幅回路110,120,・・
・,130の電流制限用のMOSトランジスタ113,
123,・・・,133は、それぞれゲート電極が互い
に並列に接続されると共に、さらにバイアス電圧発生用
のMOSトランジスタ141のゲート電極とドレイン電
極にも接続され、また電流制限用のMOSトランジスタ
114,124,・・・,134は、それぞれゲート電
極が互いに並列に接続されると共に、さらに定電流源用
のMOSトランジスタ142のゲート電極にも接続され
ている。ここで、上記バイアス電圧発生のMOSトラン
ジスタ141及び定電流源用のMOSトランジスタ14
2は、高電位電源と接地電源の間で互い直列に接続され
ると共に、MOSトランジスタ142のゲート電極が、
バイアス端子152に接続される。
【0005】このような構成の電圧制御発振回路100
によれば、バイアス端子152に印加されるバイアス電
圧に応じて、各増幅回路110,120,・・・,13
0を介して、所定の発振周波数の信号が出力端子151
から出力されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の電圧制御発振回路100においては、各増幅
回路110,120,・・・,130のインバータ回路
と直列に接続された電流制限用のMOSトランジスタ1
13,114,123,124,・・・,133,13
4は、定電流源として電流を制限する動作を行なうため
に、これらのMOSトランジスタ113,114,12
3,124,・・・,133,134のソース電極とド
レイン電極の間には電圧差が必要である。したがって、
電源電圧即ち高電位電源と接地電源との間の電圧の低減
が困難である。また、各増幅回路110,120,・・
・,130は、インバータ回路により構成されているの
で、出力が反転するスレッショルド電圧は、上記電源電
圧に依存することになる。このため、電源電圧の雑音に
よって、誤動作が発生し、発振周波数の変動が生じやす
いという問題があった。
【0007】これに対して、特許第2556265号に
は、低電源電圧で動作する差動増幅回路および電圧制御
発振回路が開示されているが、これらは動作の高速性と
汎用性を失うことなく、図7の従来技術と比較して低電
源電圧で動作することができるようにはなっているが、
最先端の微細化プロセスで標準化されている1.5Vの
電源電圧に対応するには至っていない。
【0008】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、低電源電圧で動作すると共に、電源雑音
の影響を受けにくい差動増幅回路,出力段回路および電
圧制御発振回路の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の差動増幅回路は、非反転入
力端子,反転入力端子と非反転出力端子,反転出力端子
そして制御端子を有する差動増幅回路において、ソース
電極を接地し、ゲート電極をそれぞれ非反転入力端子お
よび反転入力端子に接続し、ドレイン電極をそれぞれ非
反転出力端子および反転出力端子に接続した差動トラン
ジスタと、差動トランジスタに対してそれぞれ接続され
た二つの負荷回路と、上記差動トランジスタおよび各負
荷回路に対してそれぞれバイアス電圧を印加するバイア
ス用トランジスタとを設け、一方の負荷回路が、ダイオ
ード接続されたトランジスタから構成されていて、他方
の負荷回路が、ゲート電極とドレイン電極が互いに反対
極性の出力端子に接続されることにより、負性抵抗とし
て動作するトランジスタを有する正帰還回路であり、上
記バイアス用トランジスタのゲート電極が制御端子に接
続されている構成としてある。
【0010】差動増幅回路をこのような構成とすると、
ゲート電極とドレイン電極が互いに反対極性の出力端子
に接続された負荷トランジスタの正帰還効果によって、
同相利得より大きい差動利得を得ることができると共
に、高電位電源から接地電源までに至る電流パスで、直
列に接続される素子の個数が、差動トランジスタとバイ
アス用トランジスタの二個であることから、高電位電源
すなわち電源電圧を低くしても、各素子(トランジス
タ)に十分な電圧が印加されることになり、各素子を確
実に動作させることができる。さらに、差動増幅を行な
っているので、電源電圧により動作するインバータ回路
が不要であり、電源雑音等による発振周波数変動を抑制
することができる。
【0011】請求項2記載の差動増幅回路は、上記差動
トランジスタおよび負荷回路の各トランジスタが、それ
ぞれNMOSトランジスタである構成としてある。請求
項3記載の差動増幅回路は、上記バイアス用トランジス
タが、それぞれPMOSトランジスタである構成として
ある。差動増幅回路をこのような構成とすると、差動増
幅回路を構成する各トランジスタが、同一半導体基板上
に形成されることにより、全体としてCMOS−LSI
として、小型に構成することができると共に、これらの
トランジスタの寸法を適宜に選定することによって、同
相利得を1以下にし、かつ差動利得を1以上の値に設定
することができる。
【0012】請求項4記載の差動増幅回路は、非反転入
力端子,反転入力端子と非反転出力端子,反転出力端子
そして制御端子を有する差動増幅回路において、ソース
電極を接地した6個のNMOSトランジスタと、ソース
電極を高電位電源に接続した2個のPMOSトランジス
タと、を有し、第一のNMOSトランジスタに関して、
ゲート電極を上記非反転入力端子に接続し、ドレイン電
極を反転出力端子に接続すると共に、第二のNMOSト
ランジスタに関して、ゲート電極を上記反転入力端子に
接続し、ドレイン電極を非反転出力端子に接続して、第
三のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極とドレ
イン電極を反転出力端子に接続すると共に、第四のNM
OSトランジスタに関して、ゲート電極とドレイン電極
を非反転出力端子に接続して、第五のNMOSトランジ
スタに関して、ゲート電極を非反転出力端子に接続し、
ドレイン電極を反転出力端子に接続して、第六のNMO
Sトランジスタに関して、ゲート電極を反転出力端子に
接続し、ドレイン電極を非反転出力端子に接続して、さ
らに、第一のPMOSトランジスタに関して、ゲート電
極を上記制御端子に接続し、ドレイン電極を反転出力端
子に接続すると共に、第二のPMOSトランジスタに関
して、ゲート電極を上記制御端子に接続し、ドレイン電
極を非反転出力端子に接続する構成としてある。
【0013】差動増幅回路をこのような構成とすると、
ゲート電極とドレイン電極が互いに反対極性の出力端子
に接続された負荷トランジスタとしての第五及び第六の
NMOSトランジスタの正帰還効果によって、同相利得
より大きい差動利得を得ることができると共に、高電位
電源から接地電源までに至る電流パスで、直列に接続さ
れる素子の個数が、差動トランジスタとしての第一及び
第二のNMOSトランジスタとバイアス用トランジスタ
としての第一及び第二のPMOSトランジスタの二個で
あることから、高電位電源すなわち電源電圧を低くして
も、各素子(トランジスタ)に十分な電圧が印加される
ことになり、各素子を確実に動作させることができる。
【0014】また、差動増幅を行なっているので、電源
電圧により動作するインバータ回路が不要であり、電源
雑音等による発振周波数変動を抑制することができる。
さらに、各トランジスタがNMOSトランジスタまたは
PMOSトランジスタとして構成されていることによ
り、差動増幅回路を構成する各トランジスタが、同一半
導体基板上に形成されることにより、全体としてCMO
S−LSIとして、小型に構成することができると共
に、これらのトランジスタの寸法を適宜に選定すること
によって、同相利得を1以下にし、かつ差動利得を1以
上の値に設定することができる。
【0015】また、この目的を達成するため、本発明の
請求項5記載の出力段回路は、非反転入力端子,反転入
力端子と論理出力端子そして制御端子を有する出力段回
路において、ソース電極を接地し、ゲート電極をそれぞ
れ非反転入力端子及び反転入力端子に接続し、一方のド
レイン電極を論理出力端子に接続した差動トランジスタ
と、差動トランジスタに対してそれぞれ接続された負荷
回路およびバイアス用トランジスタと、を設けて、上記
負荷回路が、ゲート電極とドレイン電極が相互に接続さ
れている構成としてある。
【0016】出力段回路をこのような構成とすると、高
電位電源から接地電源までに至る電流パスで、直列に接
続される素子の個数が、差動トランジスタとバイアス用
トランジスタの二個であることから、高電位電源すなわ
ち電源電圧を低くしても、各素子(トランジスタ)に十
分な電圧が印加されることになり、各素子を確実に動作
させることができる。
【0017】請求項6記載の出力段回路は、上記差動ト
ランジスタが、それぞれNMOSトランジスタである構
成としてある。請求項7記載の出力段回路は、上記負荷
回路の各トランジスタおよびバイアス用トランジスタ
が、それぞれPMOSトランジスタである構成としてあ
る。出力段回路をこのような構成とすると、出力段回路
を構成する各トランジスタが、同一半導体基板上に形成
されることにより、全体としてCMOS−LSIとし
て、小型に構成することができる。
【0018】請求項8記載の出力段回路は、非反転入力
端子,反転入力端子と論理出力端子そして制御端子を有
する差動増幅回路において、ソース電極を接地した2個
のNMOSトランジスタと、ソース電極を高電位電源に
接続した4個のPMOSトランジスタと、インバータ回
路と、を有し、第一のNMOSトランジスタに関して、
ゲート電極を上記非反転入力端子に接続し、ドレイン電
極を第一のPMOSトランジスタ,第三のPMOSトラ
ンジスタの各ドレイン電極,第四のPMOSトランジス
タのゲート電極そしてインバータ回路の入力端子と接続
すると共に、第二のNMOSトランジスタに関して、ゲ
ート電極を上記反転入力端子に接続し、ドレイン電極を
第二のPMOSトランジスタ,第四のPMOSトランジ
スタの各ドレイン電極,第三のPMOSトランジスタの
ゲート電極と接続して、さらに、第一のPMOSトラン
ジスタ及び第二のPMOSトランジスタの各ゲート電極
を制御端子に接続すると共に、インバータ回路の出力端
子を論理出力端子に接続する構成としてある。
【0019】出力段回路をこのような構成とすると、高
電位電源から接地電源までに至る電流パスで、直列に接
続される素子の個数が、差動トランジスタとバイアス用
トランジスタの二個であることから、高電位電源すなわ
ち電源電圧を低くしても、各素子(トランジスタ)に十
分な電圧が印加されることになり、各素子を確実に動作
させることができる。さらに、出力段回路を構成する各
トランジスタが、同一半導体基板上に形成されることに
より、全体としてCMOS−LSIとして、小型に構成
することができる。
【0020】また、この目的を達成するため、本発明の
請求項9記載の電圧制御発振回路は、請求項1に記載の
少なくとも三個の差動増幅回路と、請求項5に記載の一
つの出力段回路とを有し、各差動増幅回路の出力端子
が、順次に次段の差動増幅回路の入力端子に接続される
と共に、最終段の差動増幅回路の出力端子が初段の差動
増幅回路の入力端子に直流で負帰還となるように接続さ
れ、最終段の差動増幅回路の出力端子が出力段回路の入
力端子に接続されると共に、各差動増幅回路の制御端子
および出力段回路のバイアス端子が、共通の外部制御端
子に接続されている構成としてある。
【0021】電圧制御発振回路をこのような構成とする
と、各差動増幅回路及び出力段回路にて、高電位電源か
ら接地電源までに至る電流パスで、直列に接続される素
子(トランジスタ)の個数が最大で二個であることか
ら、高電位電源すなわち電源電圧を低くしても、各素子
(トランジスタ)を確実に動作させることができる。
【0022】また、各差動増幅回路は、差動増幅を行な
っているので、電源雑音等による発振周波数変動を抑制
することができる。したがって、低電源電圧でも動作す
ると共に、電源雑音等の影響を受けにくい電圧制御発振
回路を構成することができ、この電圧制御発振回路を利
用してPLL回路を集積したCMOS−LSIを容易に
構成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0024】[第一実施形態]まず、本発明による電圧
制御発振回路の第一の実施形態について、図1を参照し
て説明する。図1は、電圧制御発振回路の構成を示す回
路図である。
【0025】図1に示すように、電圧制御発振回路10
は、互いにリング状に接続された複数段の差動増幅回路
11,12,13,14,15と、最終段の差動増幅回
路15に接続された出力段回路16と、制御端子17お
よび出力端子18と、から構成されている。
【0026】各差動増幅回路11〜15は、同じ構成で
あるので、差動増幅回路11について説明する。差動増
幅回路11は、図2に示すように、差動入力端子、すな
わち非反転入力端子11a,反転入力端子11bと、差
動出力端子、すなわち非反転出力端子11c,反転出力
端子11dと、制御端子11eと、を有している。
【0027】ここで、差動増幅回路11は、詳細には図
3に示すように、構成されている。図3において、差動
増幅回路11は、差動入力端子と差動出力端子の間にお
いて、ソース電極が接地電位に接続された差動トランジ
スタ21,22と、この差動トランジスタ21,22の
差動負荷回路として、ゲート電極とドレイン電極を同一
極性の出力端子に接続した負荷トランジスタ23,24
と、ゲート電極とドレイン電極を互いに反対極性の出力
端子に接続した負荷トランジスタ25,26と、これら
のトランジスタをバイアスするためのバイアス用定電流
源回路としてのPMOSトランジスタ27,28と、か
ら構成されている。これにより、差動入力端子11a,
11bに入力された信号は、差動トランジスタ21,2
2のゲート電極に供給され、これらの差動トランジスタ
21,22により増幅され、差動出力端子から電圧出力
される。
【0028】ここで、上記差動負荷回路としての負荷ト
ランジスタ23〜26は、それぞれ差動トランジスタ2
1,22と並列接続されている。一方の負荷回路の負荷
トランジスタ23,24は、ゲート電極とドレイン電極
が同一極性の出力端子に接続されており、通常の負荷回
路として動作する。これに対して、他方の負荷回路の負
荷トランジスタ25,26は、ゲート電極とドレイン電
極が互いに反対極性の出力端子に接続されており、差動
入力信号に対して正帰還の効果により、負性抵抗として
動作する。したがって、上記負荷回路は、全体として差
動入力信号に対して高抵抗となり、同相信号に対しては
低抵抗となるので、差動電圧利得は、同相電圧利得より
も大きくなる。
【0029】そして、各差動増幅回路11〜15は、リ
ング状に接続されることにより、直流の一巡差動利得は
負になり、高周波領域では位相が遅れることから、一巡
差動利得は高周波領域で正の値になり、正帰還によって
発振する。また、各差動増幅回路11〜15の制御端子
11eは、制御端子17に接続されている。
【0030】上記出力段回路16は、差動増幅回路15
の差動出力を論理信号に変換して出力するものであり、
図4に示すように、差動入力端子、すなわち非反転入力
端子16a,反転入力端子16bと、出力端子16c
と、バイアス端子16dと、を有している。
【0031】ここで、出力段回路16は、詳細には図5
に示すように、構成されている。図5において、出力段
回路16は、ソース電極が接地電位に接続された差動ト
ランジスタ31,32と、バイアス用トランジスタ3
3,34および負荷トランジスタ35,36から構成さ
れている。これにより、差動入力端子16a,16bに
入力された信号は、差動トランジスタ31,32のゲー
ト電極に供給される。
【0032】ここで、バイアス用トランジスタ33,3
4は、そのゲート電極がバイアス端子16dに接続され
ている。なお、このバイアス端子16dは、図1に示す
ように、他の差動増幅回路11〜15の各制御端子と共
に、電圧制御発振回路10の制御端子17に接続されて
いる。また、負荷トランジスタ35,36は、そのゲー
ト電極が互いのドレイン電極に接続されており、正帰還
回路を構成している。さらに、差動トランジスタ31
は、そのドレイン電極がインバータ回路37を介して出
力端子16cに接続されている。なお、この出力端子1
6cは、図1に示すように、電圧制御発振回路10の出
力端子18に接続されている。
【0033】ここで、各差動増幅回路11〜15および
出力段回路16は、一つの半導体基板上に構成すること
により、CMOS−LSIとして構成することができ
る。この場合、例えば各差動増幅回路11〜15の差動
トランジスタ21,22及び負荷トランジスタ23〜2
6はNMOSトランジスタとして、バイアス用トランジ
スタ27,28はPMOSトランジスタとして構成され
る。また、出力段回路16の差動トランジスタ31,3
2はNMOSトランジスタとして、バイアス用トランジ
スタ33,34および負荷トランジスタ35,36はP
MOSトランジスタとして構成される。
【0034】次に、本実施形態の電圧制御発振回路10
の動作について説明する。まず、差動増幅回路11〜1
5の動作について、図3により説明する。各トランジス
タ21〜28は、その相互コンダンクタンス(gm)が
ドレインコンダクタンス(gd)より十分大きいものと
し、差動トランジスタ21,22のgmをgmaとし、
負荷トランジスタ23,24のgmをgmbとし、負荷
トランジスタ25,26のgmをgmcとする。また、
非反転入力端子11aの小信号入力電圧をVIP,反転
入力端子11bの小信号入力電圧をVIN,非反転出力
端子11cの小信号出力電圧をVOP,反転出力端子1
1dの小信号出力電圧をVONとする。ここで、バイア
ス用PMOSトランジスタ27,28は、定電流源とし
て動作するための、そのドレインの小信号電流はゼロで
ある。
【0035】したがって、バイアス用PMOSトランジ
スタ27,28のドレイン電極に、そのドレイン電極が
接続される差動トランジスタ21と負荷トランジスタ2
3,25のドレイン電極の小信号電流の和はゼロである
から、次の式
【数1】 が成立する。同様に、差動トランジスタ22と負荷トラ
ンジスタ24,26に関して、次の式
【数2】 が成立する。
【0036】ここで、差動利得をGdとすると、Gd
は、次の式
【数3】 で表わされる。したがって、上記式1,式2および式3
から、Gdは、以下の式
【数4】 により求められる。
【0037】これに対して同相利得をGcとすると、G
cは、次の式
【数5】 で表わされる。したがって、上記式1,式2および式5
から、Gcは、以下の式
【数6】 により求められる。
【0038】ところで、差動増幅器11,12,13,
14,15をリング状に接続して電圧制御発振回路を構
成する場合、差動増幅器は、差動利得を大きくすると共
に、同相利得の絶対値を1以下にする必要がある。例え
ば、差動利得を10倍,同相利得を−2/3倍にするた
めには、上記式4および式6から、gma,gmb,g
mcの比率を、10:8:7にすればよい。なお、MO
Sトランジスタのgmは、チャネル長を同一にした場
合、一般的にチャネル幅に比例するので、上述した比率
を設定することは容易である。
【0039】また、ドレインコンダクタンスgdの影響
を考慮すると、各トランジスタのgdは、負荷インピー
ダンスに並列に接続される抵抗として作用して、差動利
得および同相利得を低下させるが、CMOS−LSIの
プロセスパラメータを使用して、上記比率におけるシミ
ュレーションの結果、7倍の差動利得が得られた。この
ようにして、本発明実施形態による差動増幅回路11〜
15により、電圧制御発振回路の増幅回路として十分な
性能を得ることができる。
【0040】次に、上記差動増幅回路11〜15の入出
力遅延時間について説明する。差動増幅回路の遅延時間
は、主に各トランジスタ21〜28のドレイン電極の寄
生容量と、出力端子11c,11dに接続する負荷容量
の総和と、負荷トランジスタ23〜26のgmと、に依
存する。このうち、上記負荷容量は、図1に示す電圧制
御発振回路10においては、次段の差動増幅回路の入力
端子11a,11bの容量が大部分を占めている。した
がって、上記寄生容量とこの負荷容量は、バイアス用P
MOSトランジスタ27,28のドレイン電流が変化し
ても、顕著には変化しない。
【0041】これに対して、上記負荷トランジスタ23
〜26のgmは、バイアス用PMOSトランジスタ2
7,28のドレイン電流の二乗に比例する。このため、
制御端子11eの電位が上昇すると、バイアス用PMO
Sトランジスタ27,28のドレイン電流は減少するの
で、これに伴って負荷トランジスタ23〜26のgmも
減少することになり、差動増幅回路11〜15の遅延時
間が増大する。したがって、図1の電圧制御発振回路1
0においては、制御端子17の電位が上昇すると、発振
周波数が低下する特性を有する。
【0042】続いて、出力段回路16の動作について説
明する。出力段回路16において、バイアス用トランジ
スタ33,34は、そのゲート電極に対して、電圧制御
発振回路10の制御端子17がバイアス端子16dを介
して接続されていることにより、出力段の同相出力電位
を制御している。このため、バイアス端子16dすなわ
ち制御端子17の電位が変化すると、差動増幅回路11
〜15の同相出力電位変動に対応して、出力段回路16
は、その動作点を最適範囲に維持することができる。
【0043】このようにして、上記電圧制御発振回路1
0においては、制御端子17の制御電圧の変化に対し
て、差動増幅回路15と出力段回路は最適の動作点で動
作することができる。
【0044】ここで、上記電圧制御発振回路10の動作
シミュレーションの結果について以下に示す。各差動増
幅回路における差動トランジスタ21,22のチャネル
幅0.28μm,チャネル長0.28μmとし、負荷ト
ランジスタ23,24のチャネル幅6.4μm,チャネ
ル長0.28μmとし、負荷トランジスタ25,26の
チャネル幅5.6μm,チャネル長0.28μmとし、
バイアス用PMOSトランジスタ27,28のチャネル
幅5μm,チャネル長0.6μmとし、さらに電源電圧
を1.5Vとして、制御電圧を変更したとき、制御電圧
0Vでは、発振周波数230MHz,電源電流0.8m
Aとなり、制御電圧0.2Vでは、発振周波数140M
Hz,電源電流0.48mAとなり、制御電圧0.4V
では、発振周波数77MHz,電源電流0.23mAと
なった。
【0045】この場合、制御電圧0.4Vにおける電圧
制御発振回路10において、第五の差動増幅回路15の
反転出力端子及び非反転出力端子の各電圧波形は、それ
ぞれ図6(a)および(b)に示すようになり、出力段
回路16の出力端子の電圧波形は、図6(c)に示すよ
うになった。
【0046】このようにして、本発明実施形態の電圧制
御発振回路10によれば、各差動増幅回路11〜15に
て、ゲート電極とドレイン電極が互いに反対極性の出力
端子に接続された負荷トランジスタ25,26の正帰還
効果によって、同相利得より大きい差動利得を得ること
ができる。また、差動トランジスタ21,22と負荷ト
ランジスタ23〜26の寸法を適宜に選定することによ
って、同相利得を1以下にし、かつ差動利得を1以上の
値に設定することができる。さらに、各差動増幅回路1
1〜15においては、高電位電源から接地電源までに至
る電流パスで、直列に接続される素子(トランジスタ)
の個数が最大で二個であることから、高電位電源すなわ
ち電源電圧を低くしても、各素子(トランジスタ)を確
実に動作させることができる。
【0047】また、各差動増幅回路11〜15は、図7
に示した従来の電圧制御発振回路100のような電源電
圧により動作するインバータ回路を備えておらず、差動
増幅を行なっているので、電源雑音等による発振周波数
変動を抑制することができる。したがって、低電源電圧
でも動作すると共に、電源雑音等の影響を受けにくい電
圧制御発振回路を構成することができ、この電圧制御発
振回路を利用してPLL回路を集積したCMOS−LS
Iを容易に構成することができる。
【0048】上述した実施形態においては、電圧制御発
振回路10は、五段の差動増幅回路11〜15を有して
いるが、これに限らず、例えば三段,四段または六段以
上の差動増幅回路を備えていてもよいことは明らかであ
る。特に三段または四段の差動増幅回路を備えている場
合には、各差動増幅回路の差動利得をより大きく設定す
ることにより、容易に電圧制御発振回路を構成すること
ができ、簡単な構成により、コストを低減することがで
きる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高電位
電源から接地電位に至る電流パスにて、直列に接続され
る素子の個数が最大で二個である構成に基づいて、低電
源電圧による動作を実現することができる差動増幅回
路,出力段回路及び電圧制御発振回路を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の電圧制御発振回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の電圧制御発振回路における差動増幅回路
の概略図である。
【図3】図1の電圧制御発振回路における差動増幅回路
の回路図である。
【図4】図1の電圧制御発振回路における出力段回路の
概略図である。
【図5】図1の電圧制御発振回路における出力段回路の
回路図である。
【図6】図2の電圧制御発振回路のシミュレーションに
よる内部各所の電圧波形を示すグラフである。
【図7】従来の電圧制御発振回路の一例の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
10 電圧制御発振回路 11,12,13,14,15 差動増幅回路 11a 非反転入力端子 11b 反転入力端子 11c 非反転出力端子 11d 反転出力端子 11e 制御端子 16 出力段回路 16a 非反転入力端子 16b 反転入力端子 16c 論理出力端子 16d バイアス端子 17 制御端子 18 出力端子 21,22 差動トランジスタ 23,24,25,26 負荷トランジスタ 27,28 バイアス用PMOSトランジスタ 31,32 差動トランジスタ 33,34 バイアス用トランジスタ 35,36 負荷トランジスタ 37 インバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 3/0231 H03K 3/023 A 5J106 H03L 7/099 H03L 7/08 F Fターム(参考) 5J043 AA00 AA03 AA06 AA26 FF03 GG02 GG08 5J066 AA01 AA12 CA04 CA37 CA46 FA09 FA10 HA10 HA17 HA19 HA25 KA04 KA06 KA12 MA08 MA12 MA19 MA21 ND01 ND12 ND22 PD02 TA01 TA06 5J069 AA01 AA12 CA04 CA37 CA46 FA09 FA10 HA10 HA17 HA19 HA25 KA04 KA06 KA12 MA08 MA12 MA19 MA21 TA01 TA06 5J081 CC34 DD04 DD29 EE02 EE03 FF19 GG04 MM01 MM02 5J090 AA01 AA12 CA04 CA37 CA46 DN02 FA09 FA10 HA10 HA17 HA19 HA25 KA04 KA06 KA12 MA08 MA12 MA19 MA21 MN01 TA01 TA06 5J106 AA01 CC02 GG19 KK12 KK27

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非反転入力端子,反転入力端子と非反転
    出力端子,反転出力端子そして制御端子を有する差動増
    幅回路において、 ソース電極を接地し、ゲート電極をそれぞれ非反転入力
    端子および反転入力端子に接続し、ドレイン電極をそれ
    ぞれ非反転出力端子および反転出力端子に接続した差動
    トランジスタと、 差動トランジスタに対してそれぞれ接続された二つの負
    荷回路と、 上記差動トランジスタおよび各負荷回路に対してそれぞ
    れバイアス電圧を印加するバイアス用トランジスタとを
    設け、 一方の負荷回路が、ダイオード接続されたトランジスタ
    から構成され、他方の負荷回路が、ゲート電極とドレイ
    ン電極が互いに反対極性の出力端子に接続されることに
    より、負性抵抗として動作するトランジスタを有する正
    帰還回路であり、 上記バイアス用トランジスタのゲート電極が制御端子に
    接続されていることを特徴とする差動増幅回路。
  2. 【請求項2】 上記差動トランジスタおよび負荷回路の
    各トランジスタが、それぞれNMOSトランジスタであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の差動増幅回路。
  3. 【請求項3】 上記バイアス用トランジスタが、それぞ
    れPMOSトランジスタであることを特徴とする請求項
    1または2に記載の差動増幅回路。
  4. 【請求項4】 非反転入力端子,反転入力端子と非反転
    出力端子,反転出力端子そして制御端子を有する差動増
    幅回路において、 ソース電極を接地した6個のNMOSトランジスタと、
    ソース電極を高電位電源に接続した2個のPMOSトラ
    ンジスタと、を有し、 第一のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極を上
    記非反転入力端子に接続し、ドレイン電極を反転出力端
    子に接続すると共に、 第二のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極を上
    記反転入力端子に接続し、ドレイン電極を非反転出力端
    子に接続して、 第三のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極とド
    レイン電極を反転出力端子に接続すると共に、 第四のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極とド
    レイン電極を非反転出力端子に接続して、 第五のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極を非
    反転出力端子に接続し、ドレイン電極を反転出力端子に
    接続して、 第六のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極を反
    転出力端子に接続し、ドレイン電極を非反転出力端子に
    接続して、 さらに、第一のPMOSトランジスタに関して、ゲート
    電極を上記制御端子に接続し、ドレイン電極を反転出力
    端子に接続すると共に、 第二のPMOSトランジスタに関して、ゲート電極を上
    記制御端子に接続し、ドレイン電極を非反転出力端子に
    接続することを特徴とする差動増幅回路。
  5. 【請求項5】 非反転入力端子,反転入力端子と論理出
    力端子そして制御端子を有する出力段回路において、 ソース電極を接地し、ゲート電極をそれぞれ非反転入力
    端子及び反転入力端子に接続し、一方のドレイン電極を
    論理出力端子に接続した差動トランジスタと、 差動トランジスタに対してそれぞれ接続された負荷回路
    およびバイアス用トランジスタと、を設けて、 上記負荷回路が、ゲート電極とドレイン電極が相互に接
    続されていることを特徴とする出力段回路。
  6. 【請求項6】 上記差動トランジスタが、それぞれNM
    OSトランジスタであることを特徴とする請求項5に記
    載の出力段回路。
  7. 【請求項7】 上記負荷回路の各トランジスタおよびバ
    イアス用トランジスタが、それぞれPMOSトランジス
    タであることを特徴とする請求項5または6に記載の出
    力段回路。
  8. 【請求項8】 非反転入力端子,反転入力端子と論理出
    力端子そして制御端子を有する差動増幅回路において、 ソース電極を接地した2個のNMOSトランジスタと、
    ソース電極を高電位電源に接続した4個のPMOSトラ
    ンジスタと、インバータ回路と、を有し、 第一のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極を上
    記非反転入力端子に接続し、ドレイン電極を第一のPM
    OSトランジスタ,第三のPMOSトランジスタの各ド
    レイン電極,第四のPMOSトランジスタのゲート電極
    そしてインバータ回路の入力端子と接続すると共に、 第二のNMOSトランジスタに関して、ゲート電極を上
    記反転入力端子に接続し、ドレイン電極を第二のPMO
    Sトランジスタ,第四のPMOSトランジスタの各ドレ
    イン電極,第三のPMOSトランジスタのゲート電極と
    接続して、 さらに、第一のPMOSトランジスタ及び第二のPMO
    Sトランジスタの各ゲート電極を制御端子に接続すると
    共に、 インバータ回路の出力端子を論理出力端子に接続するこ
    とを特徴とする出力段回路。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の少なくとも三個の差動
    増幅回路と、請求項5に記載の一つの出力段回路とを有
    し、 各差動増幅回路の出力端子が、順次に次段の差動増幅回
    路の入力端子に接続されると共に、最終段の差動増幅回
    路の出力端子が初段の差動増幅回路の入力端子に直流で
    負帰還となるように接続され、 最終段の差動増幅回路の出力端子が出力段回路の入力端
    子に接続されると共に、 各差動増幅回路の制御端子および出力段回路のバイアス
    端子が、共通の外部制御端子に接続されていることを特
    徴とする電圧制御発振回路。
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