JP2002015021A - 論理回路解析装置、論理回路解析方法、及び論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

論理回路解析装置、論理回路解析方法、及び論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002015021A
JP2002015021A JP2000196129A JP2000196129A JP2002015021A JP 2002015021 A JP2002015021 A JP 2002015021A JP 2000196129 A JP2000196129 A JP 2000196129A JP 2000196129 A JP2000196129 A JP 2000196129A JP 2002015021 A JP2002015021 A JP 2002015021A
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Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】論理回路の解析を行うための論理回路解析装置
であり、論理式を要することなく、より単純に論理入出
力間の関係を学習すること。 【解決手段】任意の論理動作のグラフデータを作成表示
させて「回路」キー12cを操作入力すると、この論理
グラフの論理入出力値に対応付けられた論理素子あるい
は論理回路図が論理素子テーブルメモリに記憶されてい
るテーブルデータに基づき検索又は作成されて表示され
るので、任意の論理動作をする論理回路がどのようにな
るかを簡単に学習できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理回路の解析を
行うための論理回路解析装置、論理回路解析方法、及び
論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば学習の分野で使用される電
子計算装置としては、通常の四則演算機能の他に、関数
計算や統計計算機能、プログラミングによる計算機能、
そして計算式や計算結果データに応じたグラフを描画表
示するグラフ表示機能などを備えたものが実用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子計算装置では、論理回路の学習に利用できるも
のがなく、論理式の入力や表示、また、その論理式に応
じた真理値の計算、真理値表の作成表示、論理動作のグ
ラフ表示、論理回路の作成表示などを行うことができな
かった。
【0004】そこで、本出願人により出願された特願平
10−110749号に開示されるように、任意入力さ
れた論理式に基づいて、真理値表(論理テーブル)や論
理動作のグラフ(論理グラフ)、論理回路図の作成,表
示を行う論理計算装置が考えられているが、この論理計
算装置により論理回路の学習を行うには、少なくとも論
理式についての知識が必要であり、論理式を要すること
なく、より単純に論理入出力間の関係を論理グラフや論
理回路図で簡単に解析し学習できるものがない問題があ
る。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、論理式を要することなく、より単純に論理入
出力間の関係を学習することが可能になる論理回路解析
装置、論理回路解析方法、及び論理回路解析処理プログ
ラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係る論理回路解析装置では、論理入力値の“1”
“0”変化に応じた論理出力値の“1”“0”変化を表
す任意の論理グラフを作成して表示すると、この表示さ
れた論理グラフにおける論理入力値と論理出力値の
“1”“0”変化に対応する論理回路が作成されて表示
されることになる。
【0007】また、本発明の請求項2に係る論理回路解
析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると、こ
の表示された論理回路について、その論理入力値の
“1”“0”変化の全ての組み合わせに応じた論理出力
値の“1”“0”変化が解析され、この論理入力値対論
理出力値の変化を表す論理グラフが作成されて表示され
ることになる。
【0008】また、本発明の請求項3に係る論理回路解
析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路に対する任意の論理入力値
を、時間経過を示す時刻データと対応付けて設定表示す
ると、この設定表示された前記論理回路に対する各時刻
毎の論理入力値に応じた論理出力値が取得表示され、こ
の取得表示された前記論理回路の各時刻毎の論理出力値
の変化を表す論理グラフが当該各時刻の更新表示に伴い
表示されることになる。
【0009】また、本発明の請求項4に係る論理回路解
析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路の任意の範囲を指定する
と、この指定された範囲内に論理素子が含まれる場合に
は、当該論理素子の回路図が表示されることになる。
【0010】また、本発明の請求項5に係る論理回路解
析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路に対する任意の論理入力値
を設定すると、前記表示された論理回路に対し任意に指
示された位置が検知され、この論理回路上の任意の指示
位置における前記任意の論理入力値に応じた論理動作値
が取得されて表示されることになる。
【0011】また、本発明の請求項6に係る論理回路解
析装置では、任意の論理回路を作成して表示し、この表
示論理回路に対する任意の論理入力値を設定すると共
に、前記表示論理回路上でその入力端子から出力端子の
方向へポインタを順次移動させて表示すると、この論理
回路上で順次移動表示されるポインタ表示位置のそれぞ
れにおける前記任意の論理入力値に応じた論理動作値が
順次取得されて表示されることになる。
【0012】また、本発明の請求項7に係る論理回路解
析装置では、前記請求項6に係る論理回路解析装置にあ
って、前記論理回路上でのポインタ移動表示位置が回路
分岐位置に来た場合はその分岐回路上に新たなポインタ
が追加されて表示され、前記論理回路上でのポインタの
移動表示位置が回路合流位置に来た場合は前記分岐回路
により追加されて表示されたポインタは消去される。そ
して、前記論理回路上で複数のポインタが表示される場
合は当該複数のポインタはそれぞれ異なる色で表示され
ることになる。
【0013】また、本発明の請求項8に係る論理回路解
析装置では、任意の論理回路を作成して表示し、この表
示論理回路に対する任意の論理入力値を設定すると共
に、前記表示論理回路上の任意の位置を指定してポイン
タを表示すると、この論理回路上でのポインタ表示位置
における前記任意の論理入力値に応じた論理動作値が取
得されて表示され、このポインタ表示位置における論理
動作値の“1”“0”に対応させて該ポインタの表示色
が変更表示されることになる。
【0014】また、本発明の請求項9に係る論理回路解
析装置では、論理入力値の“1”“0”の組み合わせと
該各組み合わせに応じた論理出力値とを対応付けて表す
論理テーブルを作成して表示すると、この論理テーブル
における論理入力値と論理出力値に対応する論理回路が
作成され当該論理テーブルと同一画面上に表示される。
そして、前記論理テーブルにおいて表される論理入出力
値のうちの任意の論理値を変更して表示させると、この
論理値変更後の論理テーブルにおける論理入力値と論理
出力値に応じて前記表示論理回路が変更されて表示され
ることになる。
【0015】また、本発明の請求項10に係る論理回路
解析装置では、論理入力値の任意の“1”“0”の組み
合わせを複数通り入力したテーブルを表示すると共に、
任意の論理回路を作成し、前記表示されたテーブルと共
に表示する。そして、前記表示されたテーブルにおける
論理入力値の複数通りの組み合わせの中から、前記表示
された論理回路の入力端子数に応じた任意の組み合わせ
の論理入力値を選択すると、この選択された論理入力値
に応じた前記論理回路の論理出力値が取得され、前記選
択された論理入力値に対応付けされて表示されることに
なる。
【0016】また、本発明の請求項11に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路上の任意の位置を指定して
ポインタを表示すると、この論理回路上でのポインタ表
示位置が論理素子の位置にある場合には当該論理素子の
論理入力値と論理出力値とを対応付けて示す論理テーブ
ルが取得されて表示されることになる。
【0017】また、本発明の請求項12に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路に対する任意の論理入力値
を設定すると、前記表示された論理回路の各部におけ
る、前記任意の論理入力値に応じたそれぞれの論理動作
値が取得され、この取得された前記論理回路の各部にお
けるそれぞれの論理動作値の“1”“0”に応じて、前
記表示論理回路の各部の色が変更されて表示されること
になる。
【0018】また、本発明の請求項13に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路に対する任意の論理入力値
を設定すると、この設定された論理入力値に応じた前記
論理回路の論理出力値が取得されて表示される。そし
て、前記表示論理回路上の任意の部位を指定するのと共
に、この指定された論理回路上の任意の部位における論
理動作値を“1”又は“0”に指定すると、この指定さ
れた論理動作値に応じた色で前記論理回路上の指定部位
が色分け表示されると共に、前記指定された論理動作値
に応じた前記論理回路の論理出力値が再取得されて表示
されることになる。
【0019】また、本発明の請求項14に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示論理回路に対する論理入力値の時間経過に
応じた任意の“1”“0”変化を表す論理入力グラフを
作成して表示すると、この表示された前記論理回路に対
する各時刻毎の論理入力値に応じた論理出力値が取得さ
れ、この取得された前記論理回路の各時刻毎の論理出力
値の変化を表す論理出力グラフが前記論理入力グラフに
対応付けされて表示されることになる。
【0020】また、本発明の請求項15に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示するとと
共に、この表示論理回路に対する論理入力値の時間経過
に応じた任意の“1”“0”変化を表す論理入力グラフ
を作成して表示すると、この表示論理回路に対する各時
刻毎の論理入力値に応じた当該論理回路の各部位におけ
る論理動作値が取得され、この取得された論理回路各部
位それぞれの時間経過に応じた論理動作値の“1”
“0”変化に対応して、その経過時間の更新表示に伴い
当該回路各部位の色が変更されて表示されることにな
る。
【0021】また、本発明の請求項16に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示された論理回路を解析処理すると、前記表
示された論理回路は順次回路記憶手段に複数記憶され保
存される。そして、この回路記憶手段に記憶された論理
回路を再表示すると、この再表示された論理回路を再解
析処理できることになる。
【0022】また、本発明の請求項17に係る論理回路
解析装置では、任意の論理回路を作成して表示すると共
に、この表示論理回路上の任意の部位を指定し、この指
定された前記論理回路上の任意の部位の構成を変更する
と、この構成が変更された論理回路の論理動作を表すデ
ータが取得されて表示されることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0024】図1は本発明の論理回路解析装置の実施形
態に係わる電子計算装置の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0025】この電子計算装置は、コンピュータ等から
なる制御部(CPU)11を備えている。
【0026】制御部(CPU)11は、キー入力部12
から入力されるキー入力データや、カラー液晶表示部1
3の表示画面上に重ねて設けられたタブレット14から
位置検出回路15を介して入力されるタッチペンpen
によるタッチ位置データに応じて、ROM16に予め記
憶されているシステムプログラムを起動させ、あるいは
外部記憶媒体20に予め記憶されている計算装置制御用
プログラムを記憶媒体読み取り部19により読み取らせ
て起動させ、あるいは外部のコンピュータ端末装置から
通信ネットワークNを介して伝送される計算装置制御用
プログラムを伝送制御部21により取り込んで起動さ
せ、RAM17をワークメモリとして回路各部の動作制
御を行なうものである。
【0027】この制御部(CPU)11には、前記キー
入力部12、カラー液晶表示部13、タブレット14、
位置検出回路15、ROM16、RAM17、記憶媒体
読み取り部19、伝送制御部21が接続され、また、カ
ラー液晶表示部13は表示駆動回路18を介して接続さ
れる。
【0028】図2は前記電子計算装置のキー入力部12
に備えられる主要なキーを示す図である。
【0029】キー入力部12には、テンキー,アルファ
ベットキー,演算子キー,記号キー等の文字・記号キー
群からなるデータ入力キー12aが備えられると共に、
「モード」キー12b、「回路」キー12c、「グラ
フ」キー12d、「テーブル変更」キー12e、「回路
変更」キー12f、「色分け」キー12g、「リプレ
イ」キー12h、「実行」キー12i、「確定」キー1
2j、そして、上下左右の各カーソルキー「↑」12
k,「↓」12l,「←」12m,「→」12n、送り
キー「▽」12p,戻しキー「△」12oなどが備えら
れる。
【0030】「モード」キー12bは、この電子計算装
置により処理可能な各種の動作モードのメニュー選択画
面を表示させる際に操作されるものであり、このメニュ
ー選択画面では、1:任意入力された論理動作のグラフ
に対応する論理回路を作成表示するための(論理グラフ
/回路作成モード)、2:任意入力された論理回路に対
応する論理動作のグラフを作成表示するための(論理回
路/グラフ作成モード)、3:所望の論理回路における
論理入力値の時間変化に応じた論理動作のグラフを作成
表示するための(論理ダイナミックグラフモード)、
4:所望の論理素子をズーム指定することで当該素子内
部の回路図を表示するための(論理回路ズームモー
ド)、5:所望の論理回路上の任意指定位置に対応する
論理値を表示するための(論理回路トレースモード)、
6:所望の論理回路上の入出力端子方向にポインタを移
動させながら各ポインタ位置に対応する論理値を表示す
るための(オートトレースモード)、7:所望の論理回
路上でポインタ位置を指定し該ポインタをその指定位置
の論理値に応じた色に変更して表示するための(マニュ
アルトレースモード)、8:所望の論理テーブルと論理
回路図を対応表示させテーブル内論理値の変更に応じた
論理回路図の変更表示を行うための(論理テーブル/回
路対応表示モード)、9:所望の論理回路に対し複数の
論理入力値リストの中から任意の入力リストを選択設定
して対応する論理出力値を表示するための(論理入力選
択設定モード)、10:所望の論理回路上の論理素子を
ポインタで指定して当該指定論理素子の論理テーブルを
表示するための(論理素子トレースモード)、11:所
望の論理回路上の各部位を論理値に応じて色分け表示す
るための(論理回路色分け表示モード)、12:所望の
論理回路上の任意部位を任意の論理値で色分け設定した
場合の論理出力値の変化を表示する(回路内論理値色分
け指定モード)、13:所望の論理回路に対する論理入
力値グラフを作成表示させた場合の論理出力値グラフを
表示する(論理入出力値グラフモード)、14:所望の
論理回路における論理入力値の時間変化に応じて各部位
毎の論理値を色分け表示するための(色分けダイナミッ
ク回路モード)、15:過去に処理済みの論理回路をリ
プレイ表示するための(論理回路リプレイモード)、1
6:所望の論理回路の任意部位を組み替え表示させた場
合の論理グラフ及び論理テーブルを再計算表示するため
の(論理回路組み替えモード)、の何れか所望の動作モ
ードがユーザ操作により選択されて設定される。
【0031】「回路」キー12cは、例えば前記(1:
論理グラフ/回路作成モード)において、論理回路の作
成表示を指示する際に操作される。
【0032】「グラフ」キー12dは、例えば前記
(2:論理回路/グラフ作成モード)において、論理動
作のグラフの作成表示を指示する際に操作される。
【0033】「テーブル変更」キー12eは、例えば前
記(8:論理テーブル/回路対応表示モード)におい
て、論理回路図と対応表示させたテーブル内論理値の変
更を指示する際に操作される。
【0034】「回路変更」キー12fは、例えば前記
(8:論理テーブル/回路対応表示モード)において、
論理テーブルと対応表示させた論理回路の変更を指示す
る際に操作される。
【0035】「色分け」キー12gは、例えば前記(1
1:論理回路色分け表示モード)において、論理回路各
部位の論理値に応じた色分け表示を指示する際に操作さ
れる。
【0036】「リプレイ」キー12hは、例えば前記
(15:論理回路リプレイモード)において、過去の処
理済み論理回路のリプレイ表示を指示する際に操作され
る。
【0037】「実行」キー12iは、選択されたデータ
の設定や機能の実行を指示する際に操作される。
【0038】「確定」キー12jは、任意に作成される
論理テーブル,論理動作グラフ,論理回路図それぞれを
確定する際に操作される。
【0039】カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」1
2k〜12nは、表示されたカーソルの移動操作を行な
う際に操作される。
【0040】送りキー「▽」12p,戻しキー「△」1
2oは、表示データのスクロール操作を行なう際に操作
される。
【0041】タブレット14は、カラー液晶表示部13
の表示画面上に重ねて設けられ、ペンpenによりタッ
チされた位置に応じた電圧信号を発生するもので、この
タブレット14から出力されるタッチ位置に応じた電圧
信号に基づき、位置検出回路15により表示画面に対応
させた座標が検出され、このタッチ位置座標に応じて制
御部(CPU)11により操作の内容が判断される。
【0042】ROM16には、本電子計算装置の電子回
路における全体の処理を司るシステムプログラムデータ
が予め記憶されると共に、図4に示す論理グラフ/回路
作成処理、図6に示す論理回路/グラフ作成処理、図8
に示す論理ダイナミックグラフ処理、図10に示す論理
回路ズーム処理、図12に示す論理回路トレース処理、
図14に示すオートトレース処理、図16に示すマニュ
アルトレース処理、図18に示す論理テーブル/回路対
応表示処理、図20に示す論理入力選択設定処理、図2
2に示す論理素子トレース処理、図24に示す論理回路
色分け表示処理、図26に示す回路内論理値色分け指定
処理、図28に示す論理入出力値グラフ処理、図30に
示す色分けダイナミック回路処理、図32に示す論理回
路リプレイ処理、図34に示す論理回路組み替え処理
等、各種の動作モードの処理を司る制御プログラムデー
タも予め記憶される。
【0043】図3は前記電子計算装置のRAM17に備
えられるデータメモリを示す図である。
【0044】RAM17には、表示データメモリ17
a、論理入出力値テーブルメモリ17b、論理素子テー
ブルメモリ17c、論理グラフメモリ17d、論理回路
メモリ17e、タイマカウンタ(t)メモリ17f、時
系列論理テーブルメモリ17g、論理素子/回路図デー
タメモリ17h、ポインタ(P)メモリ17i、カウン
タメモリ(k)17j,(n)17k、カラーパターン
メモリ17l、及びその他のワークエリア17m等が備
えられる。
【0045】表示データメモリ17aには、カラー液晶
表示部13に表示すべき表示データがビットマップのパ
ターンデータとして記憶される。
【0046】論理入出力値テーブルメモリ17bには、
任意に入力された論理入力値と論理出力値とを対応付け
てなるテーブルデータが記憶される。
【0047】論理素子テーブルメモリ17cには、基本
的な各種の論理素子及び論理回路の記号回路図データと
そのそれぞれの論理入出力値テーブル(真理値表)とを
対応付けたテーブルデータが記憶される。
【0048】論理グラフメモリ17dには、任意入力あ
るいは論理テーブルや論理回路から演算作成された論理
動作のグラフデータが記憶される。
【0049】論理回路メモリ17eには、任意入力ある
いは論理グラフや論理テーブルから演算作成された論理
回路図のデータが記憶される。
【0050】タイマカウンタ(t)メモリ17fには、
論理入出力値の時間経過をカウントするデータが記憶さ
れる。
【0051】時系列論理テーブルメモリ17gには、時
間経過に応じて変化する論理入出力値のテーブルデータ
が記憶される。
【0052】論理素子/回路図データメモリ17hに
は、基本的な論理素子記号とその内部回路図とが対応付
けられて記憶される。
【0053】ポインタ(P)メモリ17iには、表示画
面上に表示させた各ポインタPnそれぞれの座標位置及
び表示色のデータが記憶される。
【0054】カウンタメモリ(k)17j,(n)17
kには、各種動作モードでの必要に応じて種々のカウン
トデータがセットされて記憶される。
【0055】カラーパターンメモリ17lには、カウン
トデータnの値に応じて異ならせた表示色を示すデータ
が記憶される。
【0056】そして、ワークエリア17mには、各種動
作モードの制御処理に伴ない制御部(CPU)11によ
り入出力されるデータが一時的に記憶される。
【0057】次に、前記構成による電子計算装置の論理
回路解析機能について、「モード」キー12bの操作に
応じたメニュー選択画面に従い選択設定される個々の動
作モード毎に説明する。
【0058】(1:論理グラフ/回路作成モード)図4
は前記電子計算装置による論理グラフ/回路作成処理を
示すフローチャートである。
【0059】図5は前記電子計算装置の論理グラフ/回
路作成処理に伴う論理動作のグラフと対応論理回路の作
成表示状態を示す図である。
【0060】制御部(CPU)11の動作モードが論理
グラフ/回路作成モードに設定されることで、ROM1
6に記憶されている当該制御プログラムが起動されると
(ステップA1)、まず、図5(A)に示すように、論
理グラフデータの入力画面が表示部13に表示される
(ステップA2)。
【0061】この論理グラフデータの入力画面では、は
じめに、任意の数の論理入力記号「A」「B」…及び出
力記号「out」を入力表示させた後、各記号位置にお
いて“0” “1”キーを順次入力操作することで、入
力された“0” “1”に対応する論理入出力値のグラ
フが描画表示され、RAM17内の論理グラフメモリ1
7dに記憶される(ステップA2)。
【0062】このように、任意の論理入出力値のグラフ
を作成表示させた状態で、当該論理グラフに対応する論
理回路を知りたい場合に、「回路」キー12cが操作入
力されると(ステップA3)、前記論理グラフメモリ1
7dに作成記憶された論理動作のグラフの論理入出力値
に対応付けられた論理素子記号あるいは論理回路図が論
理素子テーブルメモリ17c内に記憶されているか否か
検索判断される(ステップA4)。
【0063】ここで、前記論理グラフメモリ17dに作
成記憶された論理動作のグラフの論理入出力値に対応付
けられた論理素子記号あるいは論理回路図が論理素子テ
ーブルメモリ17c内に記憶されていると検索判断され
た場合には、当該論理素子テーブル17cから検索され
た論理素子記号あるいは論理回路図のデータが読み出さ
れ、図5(B)に示すように、表示部13に表示される
(ステップA4→A5)。
【0064】一方、前記ステップA4において、前記論
理グラフメモリ17dに作成記憶された論理動作のグラ
フの論理入出力値に対応付けられた論理素子記号あるい
は論理回路図が論理素子テーブルメモリ17c内に記憶
されてないと検索判断された場合には、当該論理素子テ
ーブルメモリ17c内に記憶されている個々の論理素子
の組み合わせ処理により前記論理グラフメモリ17dに
記憶された論理動作のグラフの論理入出力値と一致する
論理回路図が作成され(ステップA4→A6)、表示部
13に表示される(ステップA7)。
【0065】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理グラフ/回路作成機能によれば、任意の論理動
作のグラフデータを作成表示させて「回路」キー12c
を操作入力すると、この論理グラフの論理入出力値に対
応付けられた論理素子あるいは論理回路図が論理素子テ
ーブルメモリ17cに記憶されているテーブルデータに
基づき検索又は作成されて表示されるので、任意の論理
動作をする論理回路がどのようになるかを簡単に学習で
きるようになる。
【0066】(2:論理回路/グラフ作成モード)図6
は前記電子計算装置による論理回路/グラフ作成処理を
示すフローチャートである。
【0067】図7は前記電子計算装置の論理回路/グラ
フ作成処理に伴う論理回路と対応の論理動作のグラフの
作成表示状態を示す図である。
【0068】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路/グラフ作成モードに設定されることで、ROM1
6に記憶されている当該制御プログラムが起動されると
(ステップB1)、まず、RAM17内の論理素子テー
ブルメモリ17cに記憶されている各論理素子あるいは
論理回路図のユーザ選択に従った読み出し表示状態とな
る(ステップB2)。
【0069】すなわち、論理素子テーブルメモリ17c
に記憶されている各論理素子や論理回路図は、送りキー
「▽」12p,戻しキー「△」12oの操作に応じて順
次読み出し表示されると共に、カーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12k〜12nの操作に応じてその
表示位置が移動設定されるもので、これにより任意の論
理素子や論理回路図を選択表示させた後(ステップB
2)、必要に応じて各論理素子間の配線接続処理をタッ
チペンpenによる接続始点/終点の位置指定及び「実
行」キー12iの繰り返し操作に従って行い(ステップ
B3)、「確定」キー12jを操作すると、図7(A)
に示すように、ユーザ任意の論理回路図が表示部13に
作成表示され、論理回路メモリ17eに記憶される(ス
テップB4)。
【0070】そして、前記ユーザ任意の論理回路に対応
する論理動作がどうなるのかを知りたい場合に、「グラ
フ」キー12dが操作入力されると(ステップB5)、
当該論理回路の入力値として“0”“1”の全組み合わ
せからなる論理入力データが指定され、その組み合わせ
それぞれの論理入力に対応する論理出力が、前記論理素
子テーブルメモリ17cに記憶されている各論理素子毎
の論理テーブル(真理値表)に基づき算出される(ステ
ップB6)。
【0071】すると、例えば図7(B)に示すように、
前記論理入力値の全組み合わせに応じたグラフデータ
が、表示部13に対し横軸方向に表示されると共に(ス
テップB7,B8)、この論理入力グラフに対応する論
理出力値のグラフデータも同横軸方向に対応表示され
(ステップB9)、前記ユーザ任意の論理回路に対応す
る論理動作のグラフが作成表示される。
【0072】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理回路/グラフ作成機能によれば、任意の論理回
路を作成表示させて「グラフ」キー12dを操作入力す
ると、この論理回路の論理入力値の“0”“1”の全組
み合わせに対応する論理出力値が取得され、この論理入
出力値に応じた論理動作のグラフデータが作成されて表
示されるので、任意の論理回路の論理動作がどのように
なるかを簡単に学習できるできるようになる。
【0073】(3:論理ダイナミックグラフモード)図
8は前記電子計算装置による論理ダイナミックグラフ処
理を示すフローチャートである。
【0074】図9は前記電子計算装置の論理ダイナミッ
クグラフ処理に伴う一連の表示動作を示す図である。
【0075】制御部(CPU)11の動作モードが論理
ダイナミックグラフモードに設定されることで、ROM
16に記憶されている当該制御プログラムが起動される
と(ステップC1)、まず、ユーザ任意の論理回路の作
成入力表示状態となり、前記図6におけるステップB2
〜B4と同様の操作処理手順に従い、例えば図9(A)
に示すように、ユーザ任意の論理回路が作成されて表示
部13に表示される(ステップC2)。
【0076】すなわち、送りキー「▽」12p,戻しキ
ー「△」12oの操作に応じて論理素子テーブルメモリ
17cに記憶されている各論理素子や論理回路図を順次
読み出し選択表示させると共に、カーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12k〜12nの操作に応じてその
表示位置を任意位置に移動設定する。こうして任意の論
理素子や論理回路図を選択表示させた後、必要に応じて
各論理素子間の配線接続処理をタッチペンpenによる
接続始点/終点の位置指定及び「実行」キー12iの繰
り返し操作に従って行い、「確定」キー12jを操作す
ることで、ユーザ任意の論理回路図が表示部13に作成
表示され、論理回路メモリ17eに記憶される。
【0077】そして、前記作成表示されたユーザ任意の
論理回路に対し、時間経過に応じて変化する任意の論理
入力値を設定するために、「実行」キー12iが操作さ
れると(ステップC3)、当該論理回路の入力端子数に
従って、時間tの経過(0,1,2,…)に対し論理入
力A,Bと論理出力outの入力エリアを対応付けた時
系列論理テーブルの入力画面が、図9(B)に示すよう
に、表示部13に表示される(ステップC4)。
【0078】そして、前記表示部13に表示された時系
列論理テーブルにおいて、各経過時間t(=0,1,
2,…)毎の任意の論理入力値が、その入力位置をカー
ソルキー「↑」「↓」「←」「→」12k〜12nで指
定するのと共にデータ入力キー12aにより数値“0”
“1”を入力することで順次入力表示される(ステップ
C5)。
【0079】こうして前記図9(B)で示したように、
時系列論理テーブルにおいて時間経過に応じて変化する
任意の論理入力値を設定した状態で、この論理入力値を
前記論理回路メモリ17eに記憶された論理回路に加え
た場合の論理出力を得るために「実行」キー12iが操
作されると(ステップC6)、論理素子テーブルメモリ
17cに記憶されている対応論理素子毎の論理テーブル
(真理値表)に基づいて各時間t毎の論理入力値A,B
に応じた論理出力値outが取得され(ステップC
7)、図9(C)に示すように、同時系列論理テーブル
の論理出力エリアoutに表示される(ステップC
8)。
【0080】この際、前記論理回路メモリ17eに記憶
された任意の論理回路(図9(A)参照)に対し設定取
得された時系列論理テーブル(図9(C)参照)は、時
系列論理テーブルメモリ17gに記憶される。
【0081】そして、前記時系列論理テーブルで設定取
得された時間経過に応じた論理入出力値の変化をダイナ
ミック表示させるために、「実行」キー12iが操作さ
れると(ステップC9)、前記論理回路メモリ17eに
記憶された論理回路が読み出され、図9(D)に示すよ
うに、表示部13に表示される(ステップC10)。
【0082】すると、タイマカウンタメモリ17fにお
いて、その時間カウント値t(=0)にイニシャルセッ
トされた後(ステップC11)、この時間tが順次カウ
ントアップ(t=t+1)されて表示画面上の左上に現
在時刻表示される毎に、図9(D)及び図9(E)に示
すように、この現在時刻tに対応する論理入力値A,B
と論理出力値outが前記時系列論理テーブルメモリ1
7gに記憶されたテーブルデータ(図9(C)参照)か
ら読み出されて前記論理回路の入力端子位置と出力端子
位置にそれぞれ現在時刻入力値と現在時刻出力値として
表示され、これと共に、当該論理出力値outの変化に
応じた論理動作のグラフも同出力端子位置に対応表示さ
れる(ステップC12〜C17)。
【0083】これにより、ユーザ任意の論理回路に対し
時間経過に応じて異なる論理入力値を加えた場合の論理
出力値の変化を、当該論理回路を中心にその現在時刻
(t)、現在入力値(A,B)、現在出力値(ou
t)、そして論理グラフを共に変化表示させて確認でき
るもので、この後、時刻tがカウントアップされた際に
(ステップC16)、前記時系列論理テーブルで設定さ
れた最終時刻tmaxを超えたと判断されると、前記一連
の論理ダイナミックグラフ処理は終了される(ステップ
C17→終了)。
【0084】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理ダイナミックグラフ機能によれば、任意の論理
回路を作成入力すると共に、該論理回路に加えるべく時
間経過tに応じて変化する論理入力値A,Bを時系列論
理テーブルとして設定して「実行」キー12iを操作す
ると、各経過時間t毎の設定論理入力値A,Bに応じた
論理出力値outが取得され、これにより得られた時間
tと論理入力値A,Bと論理出力値outを対応付けた
時系列論理テーブルのテーブルデータに基づき、前記論
理回路の表示画面上において現在時刻tを更新表示させ
ながら各時刻tに対応する現在論理入力値A,Bと現在
論理出力値outそして当該論理出力値outの“0”
“1”変化を示す論理動作のグラフが共に表示されるの
で、任意の論理回路における論理入力の時間変化に応じ
た論理出力の変化を各数値及び論理グラフで確認するこ
とができ、任意の論理回路の論理動作がどのようになる
かをより分かり易く学習できるできるようになる。
【0085】(4:論理回路ズームモード)図10は前
記電子計算装置による論理回路ズーム処理を示すフロー
チャートである。
【0086】図11は前記電子計算装置の論理回路ズー
ム処理に伴う論理回路のズーム操作表示状態を示す図で
ある。
【0087】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路ズームモードに設定されることで、ROM16に記
憶されている当該制御プログラムが起動されると(ステ
ップD1)、まず、ユーザ任意の論理回路の作成入力表
示状態となり、前記図6におけるステップB2〜B4と
同様の操作処理手順に従い、例えば図11(A)に示す
ように、ユーザ任意の論理回路が作成されて表示部13
に表示される(ステップD2)。
【0088】すなわち、送りキー「▽」12p,戻しキ
ー「△」12oの操作に応じて論理素子テーブルメモリ
17cに記憶されている各論理素子や論理回路図を順次
読み出し選択表示させると共に、カーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12k〜12nの操作に応じてその
表示位置を任意位置に移動設定する。こうして任意の論
理素子や論理回路図を選択表示させた後、必要に応じて
各論理素子間の配線接続処理をタッチペンpenによる
接続始点/終点の位置指定及び「実行」キー12iの繰
り返し操作に従って行い、「確定」キー12jを操作す
ることで、ユーザ任意の論理回路図が表示部13に作成
表示され、論理回路メモリ17eに記憶される。
【0089】そして、前記作成表示されたユーザ任意の
論理回路において、ズーム処理の対象とする所望の論理
素子を囲む範囲を、タッチペンpenにより対角の2点
を指定した後に「確定」キー12jを操作することで設
定すると(ステップD3,D4)、この指定範囲内に表
示されている論理素子と同一の論理素子データがRAM
17内の論理素子/回路図データメモリ17hに記憶さ
れている各論理素子データの中から検索される(ステッ
プD5)。
【0090】すると、前記検索された同一の論理素子デ
ータに対応付けられて同論理素子/回路図データメモリ
17hに記憶されている回路図データが読み出され、図
11(B)に示すように、前記ズーム対象の論理素子記
号に代えてその内部回路図が表示部13に表示される
(ステップD5→D6)。
【0091】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理回路ズーム機能によれば、表示部13に対し任
意に作成表示させた論理回路図上において、そこに含ま
れる所望の論理素子をズーム対象論理素子として範囲で
囲んで指定すると、当該範囲指定された論理素子に対応
する内部回路図が、論理素子/回路図データメモリ17
kから検索されて表示されるので、論理回路における実
際の回路構造を容易に学習できるようになる。
【0092】(5:論理回路トレースモード)図12は
前記電子計算装置による論理回路トレース処理を示すフ
ローチャートである。
【0093】図13は前記電子計算装置の論理回路トレ
ース処理に伴う論理回路のトレース操作表示状態を示す
図である。
【0094】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路トレースモードに設定されることで、ROM16に
記憶されている当該制御プログラムが起動されると(ス
テップE1)、まず、論理入出力データの入力状態とな
り、ここで、任意の論理入力値の組み合わせと各対応す
る論理出力値を入力表示させて「確定」キー12jが操
作されると、この論理入出力値のテーブルデータは、論
理入出力値テーブルメモリ17bに記憶される(ステッ
プE2)。
【0095】すると、前記任意入力された論理入出力値
のテーブルデータに従い、この論理入出力値で動作する
論理回路図が、論理素子テーブルメモリ17cに記憶さ
れている各種論理素子とその論理テーブル(真理値表)
のデータに基づき作成され、例えば図13(A)に示す
ように、表示部13に表示される(ステップE3)。
【0096】ここで、前記論理回路図の表示画面には、
当該論理回路の論理入力記号A,Bが表示されて任意の
論理入力値の入力待ち状態となり、この論理入力記号
A,Bをカーソル操作で指定してそのそれぞれに“0”
又は“1”の論理入力値を指定入力表示させ(ステップ
E4)、この後、図13(B)〜図13(C)に示すよ
うに、タッチペンpenを操作して前記論理回路図上の
任意の位置を指定すると(ステップE5)、その論理回
路図の表示画面上でのタッチ位置Pが座標データとして
検出される(ステップE6)。
【0097】すると、前記タッチ位置Pに対応するとこ
ろの論理回路図における論理素子の端子が、当該タッチ
位置Pの検出座標データと論理回路図の描画データとに
基づき判断され、この指定位置Pに対応する論理素子端
子における論理値が、この論理回路に指定された論理入
力値A,B及び論理素子テーブルメモリ17cに存在す
る個々の論理素子毎の論理テーブル(真理値表)に基づ
き取得され、表示画面上の右下位置にトレース論理値と
して表示される(ステップE7)。
【0098】これにより、任意にペンタッチして指定し
た論理回路上のトレース位置Pにおける論理値が、予め
指定された論理入力値A,Bと同時表示されて示される
もので、この後、前記タッチペンpenによる表示論理
回路上での位置指定操作が中断されると(ステップE
8)、前記トレース操作位置に応じた論理値表示は消去
される(ステップE9)。
【0099】この後、前記タッチペンpenによる表示
論理回路上での位置指定操作が再び行われて再実行と判
断されると(ステップE10)、前記ステップE5〜E
9の処理が繰り返され、新たに位置指定された論理回路
上のトレース位置Pにおける論理値が取得されトレース
論理値として表示される(ステップE10→E5〜E
9)。
【0100】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理回路トレース機能によれば、任意の論理回路を
作成表示させると共に、その論理入力値A,Bを指定表
示させた状態で、この表示論理回路上の任意の位置をタ
ッチペンpenによりタッチして指定すると、この指定
位置Pが検出されてその検出位置Pに対応するところの
論理素子端子での前記論理入力値A,Bに応じた論理値
が取得され、当該論理回路及び論理入力値A,Bの表示
画面上にトレース位置論理値として同時表示されるの
で、論理回路の各部における論理動作の解析を容易に行
うことができる。
【0101】(6:オートトレースモード)図14は前
記電子計算装置によるオートトレース処理を示すフロー
チャートである。
【0102】図15は前記電子計算装置のオートトレー
ス処理に伴う論理回路のオートトレース表示状態を示す
図である。
【0103】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路のオートトレースモードに設定されることで、RO
M16に記憶されている当該制御プログラムが起動され
ると(ステップF1)、まず、作成すべき論理回路の各
論理入力値の組み合わせそれぞれに対応する論理出力値
を設定するための空欄の論理テーブルが表示部13に表
示され、任意数の論理入力のそれぞれに対する任意の論
理入力値と、これに対応する任意の論理出力値との入力
待ち状態となる(ステップF2)。
【0104】この表示部13に表示された論理テーブル
に従って、任意数の論理入力のそれぞれに対する任意の
論理入力値と、これに対応する任意の論理出力値とを入
力表示させて作成すべき論理回路の論理テーブル(真理
値表)を完成させた状態で(ステップF3)、「回路」
キー12cが操作入力されて論理回路の作成指示が為さ
れると(ステップF4)、前記任意入力された論理入出
力値のテーブルデータに従い、この論理入出力値で動作
する論理回路が、論理素子テーブルメモリ17cに記憶
されている各種論理素子とその論理テーブル(真理値
表)のデータに基づき作成され、例えば図15(A)に
示すように、表示部13に表示される(ステップF
5)。
【0105】この際、前記作成された論理テーブルとそ
の論理回路のデータは、それぞれ論理入出力値テーブル
メモリ17bと論理回路メモリ17eに記憶される。
【0106】ここで、前記論理回路の表示画面には、当
該論理回路の論理入力記号A,Bが表示されて任意の論
理入力値の入力待ち状態となり、この論理入力記号A,
Bをカーソル操作で指定してそのそれぞれに“0”又は
“1”の論理入力値を指定入力表示させ(ステップF
6)、「実行」キー12iを操作してトレースの開始を
指示すると(ステップF7)、その論理入力A,Bの端
子数“2”がカウントデータkとしてカウンタメモリ1
7jにセットされると共に(ステップF8)、カウンタ
メモリ17kにおいて色番号を指定するためのカウント
データnが“1”にイニシャルセットされる(ステップ
F9)。
【0107】すると、図15(B)に示すように、色番
号n(=1)に対応してカラーパターンメモリ17lに
て指定される表示色(白色)により、ポインタP1が第
1の論理入力端子Aの位置に表示される(ステップF1
0)。
【0108】そして、現在のポインタPの表示個数に比
例する色番号n(=1)は、入力端子数k(=2)に到
達してないと判断されることで、当該色番号n(=2)
にカウントアップされ(ステップF11→F12)、こ
の新たな色番号n(=2)に対応してカラーパターンメ
モリ17lにて指定される表示色(黒色)により、ポイ
ンタP2が第2の論理入力端子Bの位置に表示される
(ステップF10)。
【0109】この際、前記各ポインタP1,P2の論理回
路上での表示ドット位置(座標)及びその設定表示色
は、ポインタメモリ17iにおいて記憶管理される。
【0110】すると、現在のポインタPの表示個数に比
例する色番号n(=2)は、入力端子数k(=2)に到
達したと判断され(ステップF11)、前記第1の入力
端子Aの位置に表示された白色ポインタP1及び前記第
2の入力端子Bの位置に表示された黒色ポインタP2
が、それぞれその論理回路の入出力配線方向に1表示ド
ット分移動されて表示される(ステップF13)。
【0111】つまりこの状態では、例えば図15(B)
に示す通り、白色ポインタP1と黒色ポインタP2は、そ
れぞれ第1入力端子Aの位置と第2入力端子Bの位置か
ら何れも1表示ドット分配線方向に移動されて表示され
ているもので、この各ポインタP1,P2の現在の論理回
路位置では、その回路配線上の分岐位置及び合流位置の
何れの位置でもないと判断され(ステップF14→F1
5)、現在の各ポインタP1,P2のトレース位置に相当
する論理素子端子それぞれの論理値が、この論理回路に
指定された論理入力値A,B及び論理素子テーブルメモ
リ17cに存在する個々の論理素子毎の論理テーブル
(真理値表)に基づき取得され、図15(B)で示すよ
うに、各ポインタP1,P2に対応する白と黒の表示色マ
ークに対応付けされて表示される(ステップF16)。
【0112】するとこの後、前記白色ポインタP1,黒
色ポインタP2それぞれの論理回路上での入出力配線方
向に対する1表示ドット分の移動表示、及びその移動表
示毎のトレース位置に相当する論理素子端子の論理値取
得表示が繰り返される(ステップF17→F13〜F1
6)。
【0113】この後、例えば図15(C)に示すよう
に、前記白色ポインタP1,黒色ポインタP2の移動に伴
う現在のそれぞれの論理回路位置が、何れもその回路配
線上の分岐位置に来たと判断された場合には、現在未使
用の色番号n(=3)(=4)に対応してカラーパター
ンメモリ17lにて指定される表示色(青色)(赤色)
により、新たな青色ポインタP3,赤色ポインタP4がそ
れぞれその分岐方向の回路配線上に追加されて表示され
る(ステップF14→F18)。
【0114】そして前記同様に、現在の各ポインタP
1,P2,P3,P4のトレース位置に相当する論理素子端
子それぞれの論理値が取得され、図15(C)で示すよ
うに、当該各ポインタP1,P2,P3,P4に対応する
白,黒,青,赤の各表示色マークに対応付けされて表示
される(ステップF16)。
【0115】するとこの後再び、前記白色ポインタP
1,黒色ポインタP2,青色ポインタP3,赤色ポインタ
P4それぞれの論理回路上での入出力配線方向に対する
1表示ドット分の移動表示、及びその移動表示毎のトレ
ース位置に相当する論理素子端子の論理値取得表示が繰
り返される(ステップF17→F13〜F16)。
【0116】この後、例えば前記白色ポインタP1,黒
色ポインタP2それぞれの論理回路位置が、何れもある
論理素子の出力端子となる回路配線上の合流位置に来た
と判断された場合には、大きい方の色番号n(=2)に
対応する黒色ポインタP2とその黒の表示色マークで対
応付けされた論理値表示が消去され、色番号n(=1)
に対応する白色ポインタP1とその白の表示色マークで
対応付けされた論理値表示が残される(ステップF15
→F19→F16)。
【0117】これにより、任意の論理回路上で、その各
入力端子位置から出力端子方向へ向けてそれぞれ異なる
色のポインタPnを移動表示させながら、各ポインタPn
のトレース位置における論理値表示を各ポインタPnの
表示色マークに対応付けて行えるもので、この後、前記
論理回路上の全てのポインタPnが出力端子の位置へ移
動到達し、さらなる配線方向への移動表示が不可能にな
ると終了と判断され、前記一連のオートトレース処理は
終了される(ステップF17→終了)。
【0118】したがって、前記構成の電子計算装置にお
けるオートトレース機能によれば、所望の論理回路を作
成表示させると共にその論理入力値を指定表示させ、
「実行」キー12iによりトレースの開始を指示する
と、各論理入力端子からそれぞれ異なる色のポインタP
nが当該論理回路の配線上を出力端子の方向へ1表示ド
ット毎移動表示されるのと共に、各ポインタPnそれぞ
れの論理回路上での移動位置における前記論理入力値に
応じた論理値が取得され、該各ポインタPnの表示色と
同一の表示色マークに対応付けされて表示されるので、
論理回路の各部における論理入出力間の動作解析をより
見易く興味を引くようにして行うことができる。
【0119】(7:マニュアルトレースモード)図16
は前記電子計算装置によるマニュアルトレース処理を示
すフローチャートである。
【0120】図17は前記電子計算装置のマニュアルト
レース処理に伴う論理回路のマニュアルトレース表示状
態を示す図である。
【0121】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路のマニュアルトレースモードに設定されることで、
ROM16に記憶されている当該制御プログラムが起動
されると(ステップG1)、まず、作成すべき論理回路
の各論理入力値の組み合わせそれぞれに対応する論理出
力値を設定するための空欄の論理テーブルが表示部13
に表示され、任意数の論理入力のそれぞれに対する任意
の論理入力値と、これに対応する任意の論理出力値との
入力待ち状態となる(ステップG2)。
【0122】この表示部13に表示された論理テーブル
に従って、任意数の論理入力のそれぞれに対する任意の
論理入力値と、これに対応する任意の論理出力値とを入
力表示させて作成すべき論理回路の論理テーブル(真理
値表)を完成させた状態で(ステップG3)、「回路」
キー12cが操作入力されて論理回路の作成指示が為さ
れると(ステップG4)、前記任意入力された論理入出
力値のテーブルデータに従い、この論理入出力値で動作
する論理回路が、論理素子テーブルメモリ17cに記憶
されている各種論理素子とその論理テーブル(真理値
表)のデータに基づき作成され、例えば図17(A)に
示すように、表示部13に表示される(ステップG
5)。
【0123】この際、前記作成された論理テーブルとそ
の論理回路のデータは、それぞれ論理入出力値テーブル
メモリ17bと論理回路メモリ17eに記憶される。
【0124】ここで、前記論理回路の表示画面には、当
該論理回路の論理入力記号A,Bが表示されて任意の論
理入力値の入力待ち状態となり、この論理入力記号A,
Bをカーソル操作で指定してそのそれぞれに“0”又は
“1”の論理入力値を指定入力表示させる(ステップG
6)。
【0125】そして、カーソルキー「↑」「↓」「←」
「→」12k〜12nが操作されると、該カーソル操作
の指定方向に応じて前記論理回路上の任意の指定位置に
ポインタPが表示される(ステップG7)。
【0126】そして、このポインタPの論理回路上での
表示位置における前記論理入力値に応じた論理値が取得
され、例えば図17(B)に示すように、そのポインタ
Pの位置の論理値“0”に応じた表示色(赤)で当該ポ
インタPが表示されるのと共に、その論理値“0”も、
該ポインタPの表示色である赤色マークに対応付けされ
て表示される(ステップG8)。
【0127】この後、前記カーソルキー「↑」「↓」
「←」「→」12k〜12nの操作に応じて、該カーソ
ル操作の指定方向に前記ポインタPは論理回路上を1表
示ドット間隔で移動表示されるのと共に、ポインタPの
移動位置における論理値の取得表示が行われ、例えば図
17(C)に示すように、ポインタPの位置の論理値が
“0”から“1”に変化した場合には、その論理値
“1”に応じた表示色(青)でポインタPの色及び論理
値表示用マークの色も変更されて表示される(ステップ
G9,G10→G8)。
【0128】したがって、前記構成の電子計算装置にお
けるマニュアルトレース機能によれば、所望の論理回路
を作成表示させると共にその論理入力値を指定表示さ
せ、カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」12k〜1
2nを操作すると、当該論理回路上にポインタPが表示
されてカーソル操作の指定方向に移動されると共に、ポ
インタPの移動位置における前記論理入力値に応じた論
理値が取得され、その論理値が“0”の場合には(赤
色)で、“1”の場合には(青色)で、ポインタPが変
色表示され、また同一の表示色マークに対応付けされて
論理値も並行表示されるので、論理回路の各部における
論理動作の変化を色の変化にして容易に学習解析できる
ようになる。
【0129】(8:論理テーブル/回路対応表示モー
ド)図18は前記電子計算装置による論理テーブル/回
路対応表示処理を示すフローチャートである。
【0130】図19は前記電子計算装置の論理テーブル
/回路対応表示処理に伴う論理テーブルと論理回路の対
応表示状態を示す図である。
【0131】制御部(CPU)11の動作モードが論理
テーブル/回路対応表示モードに設定されることで、R
OM16に記憶されている当該制御プログラムが起動さ
れると(ステップH1)、まず、表示データメモリ17
aにおける表示データの書き込みエリアが、論理入出力
値テーブルメモリ17bに記憶される論理テーブルのデ
ータ書き込みエリアと、論理回路メモリ17eに記憶さ
れる論理回路のデータ書き込みエリアとの、左右2画面
用の表示データエリアとして設定される(ステップH
2)。
【0132】すると、作成すべき論理回路の各論理入力
値の組み合わせそれぞれに対応する論理出力値を設定す
るための空欄の論理テーブルが表示部13の右エリアに
表示され、任意数の論理入力のそれぞれに対する任意の
論理入力値と、これに対応する任意の論理出力値との入
力待ち状態となる(ステップH3)。
【0133】この表示部13の右エリアに表示された論
理テーブルに従って、例えば図19(A)に示すよう
に、任意数の論理入力A,Bのそれぞれに対する任意の
論理入力値と、これに対応する任意の論理出力値とを入
力表示させて作成すべき論理回路の論理テーブル(真理
値表)を完成させた状態で(ステップH4)、「回路」
キー12cが操作入力されて論理回路の作成指示が為さ
れると(ステップH5)、前記任意入力された論理入出
力値のテーブルデータに従い、この論理入出力値で動作
する論理回路が、論理素子テーブルメモリ17cに記憶
されている各種論理素子とその論理テーブル(真理値
表)のデータに基づき作成され、表示部13の左エリア
に表示される(ステップH6)。
【0134】こうして、任意の論理テーブルにて設定し
た論理入出力値に対応する論理回路が、左右2画面で対
応表示された状態で、その論理テーブル内の任意の論理
値を変更したい場合に、「テーブル変更」キー12eが
操作されて論理テーブルの変更が指示されると(ステッ
プH7)、当該論理テーブル内の論理値表示位置に反転
カーソルが表示される(ステップH8)。
【0135】そして、カーソルキー「↑」「↓」「←」
「→」12k〜12nの操作に応じて、前記論理テーブ
ル内にある反転カーソルは任意の論理値表示位置に移動
表示され(ステップH9)、変更対象となる任意の論理
値表示位置に反転カーソルが移動表示された状態で
“0”又は“1”の所望の論理値が数値キーにより入力
されると、図19(B)に示すように、その反転カーソ
ルの表示位置に表示されているそれまでの論理値が新た
に数値キー入力された論理値に変更されて表示される
(ステップH10)。
【0136】すると、前記論理値変更表示後の論理入出
力値のテーブルデータに従い、この新たな論理入出力値
で動作する論理回路が、論理素子テーブルメモリ17c
に記憶されている各種論理素子とその論理テーブル(真
理値表)のデータに基づき再作成され、図19(C)に
示すように、表示部13の左エリアにおいてそれまで表
示されていた論理回路と入れ替えられて表示される(ス
テップH11)。
【0137】また、こうして、任意の論理テーブルにて
設定した論理入出力値に対応する論理回路が、左右2画
面で対応表示された状態で、その論理回路内の構成を変
更したい場合に、「回路変更」キー12fが操作されて
論理回路の変更が指示されると(ステップH12)、当
該論理回路の部位(素子・配線・端子など)毎にカーソ
ル操作で指定して反転表示される回路変更入力状態とな
る(ステップH13)。
【0138】ここで、変更対象の回路部位を指定反転表
示させると共に、送りキー「▽」12p,戻しキー
「△」12oの操作に応じて論理素子テーブルメモリ1
7cに記憶されている種々の論理素子や配線・端子など
を順次読み出して前記反転表示部位に変更表示させ、所
望の回路に変更表示された状態で「確定」キー12jが
操作されると(ステップH14)、この変更表示後の論
理回路に応じて前記論理テーブルにて表示されているそ
れまでの入出力論理値が変更されて表示される(ステッ
プH15)。
【0139】この後、前記「テーブル変更」キー12e
又は「回路変更」キー12fが必要に応じて操作入力さ
れる毎に、前記同様の論理テーブル内の論理値変更表示
操作に基づく対応論理回路の変更表示処理(ステップH
16→H7〜H11)、又は前記同様の論理回路の変更
表示操作に基づく対応論理テーブルの論理値変更表示処
理(ステップH16→H12〜H15)が行われる。
【0140】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理テーブル/回路対応表示機能によれば、所望の
論理入出力テーブルとその入出力論理値に対応する論理
回路とを2画面並行表示させた状態で、論理テーブル内
の任意の論理値を変更入力して表示させると、変更後の
論理入出力値に応じた論理回路が再作成されて入れ替え
表示され、また、論理回路内の任意の回路部位を変更入
力して表示させると、変更後の論理回路の動作に対応し
て論理テーブル内の論理入出力値が変更表示されるの
で、論理回路とその論理入出力値との対応関係をリアル
に確認でき学習できるようになる。
【0141】(9:論理入力選択設定モード)図20は
前記電子計算装置による論理入力選択設定処理を示すフ
ローチャートである。
【0142】図21は前記電子計算装置の論理入力選択
設定処理に伴う論理入力選択テーブルと論理回路の並行
表示状態を示す図である。
【0143】制御部(CPU)11の動作モードが論理
入力選択設定モードに設定されることで、ROM16に
記憶されている当該制御プログラムが起動されると(ス
テップI1)、まず、表示データメモリ17aにおける
表示データの書き込みエリアが、論理入出力値テーブル
メモリ17bに記憶される論理テーブルのデータ書き込
みエリアと、論理回路メモリ17eに記憶される論理回
路のデータ書き込みエリアとの、左右2画面用の表示デ
ータエリアとして設定される(ステップI2)。
【0144】すると、複数通りの組み合わせからなる論
理入力値を選択設定するための空欄の論理入力選択テー
ブルが表示部13の右エリアに表示され、複数通りの適
当な組み合わせの論理入力値の入力待ち状態となる(ス
テップI3)。
【0145】この表示部13の右エリアに表示された論
理入力選択テーブルに従って、例えば図21(A)に示
すように、適当な4通りの論理入力データを入力表示さ
せた状態で(ステップI4)、送りキー「▽」12p,
戻しキー「△」12oの操作に応じて論理素子テーブル
メモリ17cに記憶されている種々の論理素子や論理回
路を順次読み出して選択入力すると(ステップI5)、
所望の論理回路が作成されて表示部13の左エリアに表
示される(ステップI6)。
【0146】すると、当該論理回路の入力端子数(この
場合は“2”)が検出されてカウンタメモリ17jには
その入力端子数k(=2)がセットされるのと共に(ス
テップI7)、カウンタメモリ17kに対しては端子指
定番号n(=1)がセットされる(ステップI8)。
【0147】ここで、図21(B)に示すように、前記
論理入力選択テーブルに表示されている4通りの論理入
力データのうちで、前記端子指定番号n(=1)で指定
される第1論理入力端子に対する論理入力データとして
任意の1通りの論理入力リストをカーソル操作で選択し
て指定すると、当該指定された論理入力リストに対し前
記論理回路における第1論理入力端子の端子記号Aが対
応付けられて表示される(ステップI9)。
【0148】すると、前記論理回路の入力端子数k(=
2)対し、前記端子指定番号nの値が到達したか否か判
断され、現在n=1で到達してないと判断されると、当
該端子指定番号n(=2)にカウントアップされる(ス
テップI10→I11)。
【0149】ここでさらに、図21(B)に示すよう
に、前記論理入力選択テーブルに表示されている未指定
の3通りの論理入力データのうちで、前記端子指定番号
n(=2)で指定される第2論理入力端子に対する論理
入力データとして任意の1通りの論理入力リストをカー
ソル操作で選択して指定すると、当該指定された論理入
力リストに対し前記論理回路における第2論理入力端子
の端子記号Bが対応付けられて表示される(ステップI
9)。
【0150】こうして、表示部13に所望の論理回路と
共に表示させた論理入力選択テーブルの中から、任意の
論理入力リストが論理回路の各論理入力端子に対する論
理入力データとして選択指定された状態で、「確定」キ
ー12jにより論理入力確定の指示操作が為されると
(ステップI12)、確定された論理入力データA,B
に応じた論理回路の論理出力データが、当該確定論理入
力データA,B及び論理素子テーブルメモリ17cに存
在する個々の論理素子毎の論理テーブル(真理値表)に
基づき取得され、図21(C)に示すように、前記論理
入力選択テーブルにおける論理出力リストとして表示さ
れる(ステップI13)。
【0151】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理入力選択設定機能によれば、任意の“0”
“1”入力により複数通りの論理入力データをリスト化
した論理入力選択テーブルを表示画面の右エリアに表示
させると共に、任意の論理回路を入力作成して表示画面
の左エリアに並行表示させ、当該論理回路における論理
入力端子数分の各論理入力データを前記複数通りの論理
入力データリストの中から選択して指定すると、この指
定された論理入力データに応じた論理回路の論理出力デ
ータが求められ、前記論理入力選択テーブルにおける指
定された論理入力データリストに対応付けられて表示さ
れるので、所望の論理回路についてその論理入力データ
を様々に変更した場合の論理出力データを容易に解析し
学習できるようになる。
【0152】(10:論理素子トレースモード)図22
は前記電子計算装置による論理素子トレース処理を示す
フローチャートである。
【0153】図23は前記電子計算装置の論理素子トレ
ース処理に伴う論理素子のトレース表示状態を示す図で
ある。
【0154】制御部(CPU)11の動作モードが論理
素子トレースモードに設定されることで、ROM16に
記憶されている当該制御プログラムが起動されると(ス
テップJ1)、まず、作成すべき論理回路の各論理入力
値の組み合わせそれぞれに対応する論理出力値を設定す
るための空欄の論理テーブルが表示部13に表示され、
任意数の論理入力のそれぞれに対する任意の論理入力値
と、これに対応する任意の論理出力値との入力待ち状態
となる(ステップJ2)。
【0155】この表示部13に表示された論理テーブル
に従って、任意数の論理入力のそれぞれに対する任意の
論理入力値と、これに対応する任意の論理出力値とを入
力表示させて作成すべき論理回路の論理テーブル(真理
値表)を完成させた状態で(ステップJ3)、「回路」
キー12cが操作入力されて論理回路の作成指示が為さ
れると(ステップJ4)、前記任意入力された論理入出
力値のテーブルデータに従い、この論理入出力値で動作
する論理回路が、論理素子テーブルメモリ17cに記憶
されている各種論理素子とその論理テーブル(真理値
表)のデータに基づき作成され、例えば図23(A)に
示すように、表示部13に表示される(ステップJ
5)。
【0156】この際、前記作成された論理テーブルとそ
の論理回路のデータは、それぞれ論理入出力値テーブル
メモリ17bと論理回路メモリ17eに記憶される。
【0157】ここで、前記論理回路の表示画面には、当
該論理回路の論理入力記号A,Bが表示されて任意の論
理入力値の入力待ち状態となり、この論理入力記号A,
Bをカーソル操作で指定してそのそれぞれに“0”又は
“1”の論理入力値を指定入力表示させる(ステップJ
6)。
【0158】そして、カーソルキー「↑」「↓」「←」
「→」12k〜12nが操作されると、該カーソル操作
の指定方向に応じて前記論理回路上の任意の指定位置に
ポインタPが表示される(ステップJ7)。
【0159】そして、このポインタPの論理回路上での
表示位置における前記論理入力値に応じた論理値が取得
され、表示画面上の右下に表示される(ステップJ
8)。
【0160】この後、前記カーソルキー「↑」「↓」
「←」「→」12k〜12nの操作に応じて、該カーソ
ル操作の指定方向に前記ポインタPは論理回路上を1表
示ドット間隔で移動表示されるのと共に(ステップJ
9,J10)、その都度移動後のポインタPが当該論理
回路内の論理素子上に移動位置したか、そうでない、つ
まり回路配線上であるかが判断され(ステップJ1
2)、論理素子上ではなく回路配線上であると判断され
た場合には、ポインタPの各移動位置における論理値の
取得表示が行われる(ステップJ12→J8)。
【0161】そして、図23(B)に示すように、前記
カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」12k〜12n
の操作に応じて、ポインタPが論理回路上で移動表示さ
れた際に(ステップJ9,J10)、その移動後のポイ
ンタPが当該論理回路内の論理素子上に位置すると判断
された場合には、このポインタPの位置する論理素子に
対応する論理テーブル(真理値表)が論理素子テーブル
メモリ17cから検索されて表示される(ステップJ1
2→J13)。
【0162】こうして、前記ポインタPの論理回路上で
の移動に伴い当該トレースポインタPが位置する配線上
の論理値表示ならびに論理素子の論理テーブル表示が行
われ(ステップJ8〜J13)、この後、ポインタPの
移動位置が例えば回路終端である出力端子位置まで移動
されて表示された場合には、前記一連の論理素子トレー
ス処理は終了される(ステップJ11→終了)。
【0163】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理素子トレース機能によれば、所望の論理回路を
作成表示させると共にその論理入力値を指定表示させ、
カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」12k〜12n
を操作すると、当該論理回路上にポインタPが表示され
てカーソル操作の指定方向に移動されると共に、ポイン
タPの移動位置が回路配線上である場合には該当位置に
おける前記論理入力値に応じた論理値が取得表示され、
また論理素子上である場合には該当論理素子の論理テー
ブル(真理値表)が取得表示されるので、論理回路を構
成する各論理素子それぞれの論理動作の性質を簡単に確
認して学習解析できるようになる。
【0164】(11:論理回路色分け表示モード)図2
4は前記電子計算装置による論理回路色分け表示処理を
示すフローチャートである。
【0165】図25は前記電子計算装置の論理回路色分
け表示処理に伴う論理回路の色分け表示動作状態を示す
図である。
【0166】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路色分け表示モードに設定されることで、ROM16
に記憶されている当該制御プログラムが起動されると
(ステップK1)、まず、所望の論理回路の作成入力状
態となり、論理素子テーブル17cから選択的に読み出
される各種の論理素子や論理回路の組み合わせにより、
所望の論理回路が作成されて表示される(ステップK
2,K3)。
【0167】すなわち、論理素子テーブルメモリ17c
に記憶されている各論理素子や論理回路図は、送りキー
「▽」12p,戻しキー「△」12oの操作に応じて順
次読み出し表示されると共に、カーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12k〜12nの操作に応じてその
表示位置が移動設定されるもので、これにより任意の論
理素子や論理回路図を選択表示させた後、必要に応じて
各論理素子間の配線接続処理をタッチペンpenによる
接続始点/終点の位置指定及び「実行」キー12iの繰
り返し操作に従って行い、「確定」キー12jを操作す
ることで、図25(A)に示すように、ユーザ任意の論
理回路が表示部13に作成表示され、論理回路メモリ1
7eに記憶される。
【0168】そして、前記作成表示された所望の論理回
路について、その具体的な論理動作を色分け表示により
確認したい場合に、「色分け」キー12gが操作入力さ
れると(ステップK4)、前記論理回路の表示画面に
は、当該論理回路の論理入力記号A,Bが表示されて任
意の論理入力値の入力待ち状態となり、この論理入力記
号A,Bをカーソル操作で指定してそのそれぞれに
“0”又は“1”の論理入力値を設定入力表示させる
(ステップK5)。
【0169】すると、前記論理回路の各部位それぞれに
おける論理動作値が、前記設定入力された論理入力値に
応じて求められ(ステップK6)、図25(B)に示す
ように、この論理回路各部位それぞれにおける論理動作
値の“0”“1”に応じて、当該論理回路の各部位が、
例えば論理値“0”は赤色、論理値“1”は青色として
色分けされて表示される(ステップK7)。
【0170】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理回路色分け表示機能によれば、所望の論理回路
を作成表示させると共に、その論理入力値A,Bを任意
に設定して「色分け」キー12gを操作すると、当該論
理入力値A,Bに応じた論理回路内各部位それぞれの動
作論理値が求められ、その論理値が“0”である回路部
位は赤色で、“1”である回路部位は青色で色分けされ
て表示されるので、論理回路の全体的な論理動作を視覚
的に捉えて容易に学習解析できるようになる。
【0171】(12:回路内論理値色分け指定モード)
図26は前記電子計算装置による回路内論理値色分け指
定処理を示すフローチャートである。
【0172】図27は前記電子計算装置の回路内論理値
色分け指定処理に伴う操作表示状態を示す図である。
【0173】制御部(CPU)11の動作モードが回路
内論理値色分け指定モードに設定されることで、ROM
16に記憶されている当該制御プログラムが起動される
と(ステップL1)、まず、所望の論理回路の作成入力
状態となり、論理素子テーブル17cから選択的に読み
出される各種の論理素子や論理回路の組み合わせによ
り、所望の論理回路が作成されて表示される(ステップ
L2,L3)。
【0174】すなわち、論理素子テーブルメモリ17c
に記憶されている各論理素子や論理回路図は、送りキー
「▽」12p,戻しキー「△」12oの操作に応じて順
次読み出し表示されると共に、カーソルキー「↑」
「↓」「←」「→」12k〜12nの操作に応じてその
表示位置が移動設定されるもので、これにより任意の論
理素子や論理回路図を選択表示させた後、必要に応じて
各論理素子間の配線接続処理をタッチペンpenによる
接続始点/終点の位置指定及び「実行」キー12iの繰
り返し操作に従って行い、「確定」キー12jを操作す
ることで、図27(A)に示すように、ユーザ任意の論
理回路が表示部13に作成表示され、論理回路メモリ1
7eに記憶される。
【0175】すると、前記論理回路の表示画面には、当
該論理回路の論理入力記号A,Bが表示されて任意の論
理入力値の入力待ち状態となり、この論理入力記号A,
Bをカーソル操作で指定してそのそれぞれに“0”又は
“1”の論理入力値を設定入力表示させる(ステップL
4)。この際、対応する論理出力値が求められ、表示画
面の右下に表示される。
【0176】ここで、図27(B)に示すように、論理
回路上の任意の配線部位をタッチペンpen又はカーソ
ル操作に伴うポインタPの表示により指定するのと共に
(ステップL5)、該回路部位の指定状態でその回路部
位の論理動作値として“0”又は“1”を数値キー入力
により強制指定すると、当該回路部位は論理値“0”の
場合には青色で、論理値“1”の場合には赤色で色分け
指定されて表示される(ステップL6)。
【0177】すると、前記色分け指定された回路部位に
おける強制指定された論理動作値に応じた論理出力値が
再計算されて求められ(ステップL7)、表示画面右下
における論理出力値表示が更新される(ステップL
8)。
【0178】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける回路内論理値色分け指定機能によれば、所望の論理
回路を作成表示させると共に、その論理入力値A,Bを
任意に設定表示させて、この論理入力値A,Bに応じた
論理出力値を算出表示させた状態で、当該論理回路内の
任意の回路部位を指定して該当回路部位の論理動作値を
“0”又は“1”に強制指定し、該当回路部位をその論
理値対応表示色で色分け表示させると、前記強制指定さ
れた回路部位の論理動作値に変更された場合の論理出力
値が再計算されて更新表示されるので、任意の回路部位
の論理動作状態を強制的に変更させた場合の出力変化を
容易に確認して学習解析できるようになる。
【0179】(13:論理入出力値グラフモード)図2
8は前記電子計算装置による論理入出力値グラフ処理を
示すフローチャートである。
【0180】図29は前記電子計算装置の論理入出力値
グラフ処理に伴う論理回路と論理入出力動作のグラフ表
示状態を示す図である。
【0181】制御部(CPU)11の動作モードが論理
入出力値グラフモードに設定されることで、ROM16
に記憶されている当該制御プログラムが起動されると
(ステップM1)、まず、所望の論理回路の作成入力状
態となり、論理素子テーブル17cから選択的に読み出
される各種の論理素子や論理回路の組み合わせにより、
例えば図29(A)に示すように、所望の論理回路が作
成されて表示される(ステップM2,M3)。
【0182】そして、「確定」キー12jにより論理回
路作成表示の確定操作が為されると、その論理回路の作
成データは論理回路メモリ17eに記憶され、当該論理
回路の論理入力端子A,Bの数に応じた論理入出力グラ
フの入力画面が、図29(B)に示すように、表示部1
3に表示される(ステップM4,M5)。
【0183】この論理入出力グラフの入力画面では、論
理回路の論理入力端子A,Bの数に応じた論理入力記号
「A」「B」及びその出力記号「O」が画面左端に配列
表示され、その論理入力記号A,Bそれぞれの位置をカ
ーソルで指定して“0” “1”キーを順次選択的に入
力操作することで、入力された“0” “1”に対応す
る論理入力値の変化のグラフが描画表示され、RAM1
7内の論理グラフメモリ17dに記憶される(ステップ
M5)。
【0184】そして、前記論理回路に対し与えられた論
理入力値のグラフデータに応じた論理出力動作のグラフ
を得るために、「実行」キー12iが操作されて論理出
力グラフの作成開始が指示されると(ステップM6)、
図29(C)に示すように、前記論理回路の論理入力端
子A,Bに対する論理入力グラフの“1”“0”変化に
対応する論理出力値が、論理素子テーブルメモリ17c
に記憶されている各論理素子毎の論理テーブル(真理値
表)に基づき求められ、この論理出力値の“1”“0”
変化に応じたグラフデータが前記論理入出力グラフにお
ける論理出力記号「O」の位置に対応付けられて表示さ
れる(ステップM7)。
【0185】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理入出力値グラフ機能によれば、所望の論理回路
を作成表示して「確定」キー12jを操作した後に、こ
の論理回路の論理入力端子に加えるべく論理入力値の
“0”“1”変化を示すグラフデータを作成表示させて
「実行」キー12iを操作すると、当該論理入力グラフ
の“1”“0”変化に対応する論理出力値が求められ、
この論理出力値の“1”“0”変化に応じたグラフデー
タが前記論理入力値のグラフデータに対応付けられて表
示されるので、所望の論理回路に対し任意の論理入力を
与えた場合の出力変化を論理動作のグラフデータとして
容易に表示させて学習できるようになる。
【0186】(14:色分けダイナミック回路モード)
図30は前記電子計算装置による色分けダイナミック回
路処理を示すフローチャートである。
【0187】図31は前記電子計算装置の色分けダイナ
ミック回路処理に伴う表示動作状態を示す図である。
【0188】制御部(CPU)11の動作モードが色分
けダイナミック回路モードに設定されることで、ROM
16に記憶されている当該制御プログラムが起動される
と(ステップN1)、まず、所望の論理回路の作成入力
状態となり、論理素子テーブル17cから選択的に読み
出される各種の論理素子や論理回路の組み合わせによ
り、例えば図31(A)に示すように、所望の論理回路
が作成されて表示される(ステップN2,N3)。
【0189】そして、「確定」キー12jにより論理回
路作成表示の確定操作が為されると、その論理回路の作
成データは論理回路メモリ17eに記憶され、当該論理
回路の論理入力端子A,Bの数に応じた論理入力グラフ
の入力画面が、図31(B)に示すように、表示部13
に表示される(ステップN4,N5)。
【0190】この論理入力グラフの入力画面では、論理
回路の論理入力端子A,Bの数に応じた論理入力記号
「A」「B」が画面左端に配列表示され、その論理入力
記号A,Bそれぞれの位置をカーソルで指定して“0”
“1”キーを順次選択的に入力操作することで、入力
された“0” “1”に対応する論理入力値の変化のグ
ラフが描画表示され、RAM17内の論理グラフメモリ
17dに記憶される(ステップN5)。
【0191】そして、前記論理回路に対する論理入力値
の変化を示すグラフデータの時間経過に従った当該論理
回路各部における論理動作の状態変化表示を行うため
に、「実行」キー12iが操作されて色分けダイナミッ
ク回路表示の開始が指示されると(ステップN6)、前
記論理回路メモリ17eに記憶された論理回路が表示部
13に再表示され(ステップN7)、前記論理グラフメ
モリ17dに記憶された論理入力グラフにおける論理入
力値の変化タイミングである時間軸上の位置を指示する
ためのカウントデータtが“0”にイニシャルセットさ
れる(ステップN8)。
【0192】すると、図31(C)〜図31(D)に示
すように、前記時間カウントデータtが順次カウントア
ップされながら前記論理回路の表示画面における左上に
表示されるのに従い(ステップN13→N9)、前記論
理入力グラフデータの各時刻tでの論理入力値に応じた
論理回路各部位における論理動作値が、論理素子テーブ
ルメモリ17cに記憶されている各種の論理素子,論理
回路と論理テーブル(真理値表)との対応付けデータに
基づき順次求められ(ステップN10)、この論理回路
各部位それぞれにおける時刻t毎の論理動作値の“0”
“1”変化に応じて、当該論理回路の各部位が、例えば
論理値“0”のときは赤色、論理値“1”のときは青色
として順次色分けされて表示される(ステップN11)
[ステップN9〜N13]。
【0193】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける色分けダイナミック回路機能によれば、所望の論理
回路を作成表示して「確定」キー12jを操作した後
に、この論理回路の論理入力端子に加えるべく論理入力
値の“0”“1”時間変化を示すグラフデータを作成表
示させて「実行」キー12iを操作すると、当該論理入
力グラフの“1”“0”の時間変化に対応する時刻t毎
に、前記論理回路各部位における論理動作値が順次求め
られ、表示されている論理回路各部位の表示色がその時
刻t毎の論理動作値に応じて、“0”であるときには赤
色で、“1”であるときには青色で順次色分けされて表
示されるので、論理回路の論理入力変化に応じた論理動
作の状態を視覚的に捉えて容易に学習解析できるように
なる。
【0194】(15:論理回路リプレイモード)図32
は前記電子計算装置による論理回路リプレイ処理を示す
フローチャートである。
【0195】図33は前記電子計算装置の論理回路リプ
レイ処理に伴う各種処理済み論理回路のリプレイ表示状
態を示す図である。
【0196】この論理回路リプレイモードは、他の各種
の動作モードによって論理回路の解析処理を行う前段階
で予め必要に応じ設定しておくことで機能し、過去に処
理済みの論理回路をリプレイ表示するための動作モード
である。従って、この論理回路リプレイモードの設定/
解除は、他の各種の動作モードの設定/解除に影響され
ない。
【0197】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路リプレイモードに設定されることで、ROM16に
記憶されている当該制御プログラムが起動されると(ス
テップO1)、それ以降の各種の動作モードに従い表示
部13に作成表示されて各種解析処理された論理回路
は、その都度、論理回路メモリ17eに記憶されて保存
されたままとなる(ステップO2〜O4)。
【0198】なお、論理回路メモリ17eに記憶保存さ
れる論理回路のデータは、当該論理回路を構成する論理
素子,接続配線など、各回路部品の論理素子テーブル1
7c内での記憶位置情報及びその表示位置情報として記
憶されるので、多数の論理回路が記憶されても少ないメ
モリ量で対応できる。
【0199】そして、各種動作モードの制御に従い幾つ
かの論理回路の解析処理を実行した後の段階で、「リプ
レイ」キー12hが操作されて処理済み論理回路のリプ
レイ表示が指示されると(ステップO4)、図33
(A)〜図33(C)に示すように、「△」キー12o
が操作される毎に、論理回路メモリ17eに記憶保存さ
れている各種動作モードでの表示処理済みの論理回路の
データが、直近に処理されたものから順次呼び出され、
論理素子テーブル17cから展開されて表示部13に入
れ替え表示される(ステップO5〜O9)。
【0200】ここで、前記論理回路メモリ17eに記憶
保存されている各種処理済みの論理回路のデータには、
そのそれぞれの属性データとして当該論理回路を処理対
象とした動作モードを示すデータ付加されており、所望
の論理回路が表示部13にリプレイ表示された状態にお
いて、「実行」キー12iが操作されると、当該表示中
の論理回路を処理対象とした動作モードの制御プログラ
ムが再起動され、対応する論理回路の解析処理へ移行さ
れる(ステップO8→各種再計算へ)。
【0201】したがって、前記構成の電子計算装置にお
ける論理回路リプレイ機能によれば、各種の動作モード
において種々の論理回路の解析処理が成される都度、そ
のそれぞれの処理済みの論理回路のデータが論理回路メ
モリ17eに記憶されて保存され、この後、「リプレ
イ」キー12hが操作されると、「△」キー12oが操
作される毎に、前記論理回路メモリ17eに保存されて
いる種々の処理済み論理回路のデータが呼び出されて表
示部13にリプレイ表示され、しかも、任意の処理済み
論理回路がリプレイ表示された状態で「実行」キー12
iが操作されると、当該論理回路を処理対象とした動作
モードの制御処理が再起動されるので、過去に解析処理
された論理回路を有効に活用してより様々な学習を行う
ことができる。
【0202】(16:論理回路組み替えモード)図34
は前記電子計算装置による論理回路組み替え処理を示す
フローチャートである。
【0203】図35は前記電子計算装置の論理回路組み
替え処理に伴う論理回路の組み替え表示状態を示す図で
ある。
【0204】この論理回路組み替えモードは、他の各種
の動作モードによって論理回路の解析処理を行う前段階
で予め必要に応じ設定しておくことで機能し、任意の動
作モードでの解析処理中における論理回路の任意部位を
組み替え表示させた場合の論理グラフ及び論理テーブル
を再計算表示するための動作モードである。従って、こ
の論理回路組み替えモードの設定/解除は、他の各種の
動作モードの設定/解除に影響されない。
【0205】制御部(CPU)11の動作モードが論理
回路組み替えモードに設定されることで、ROM16に
記憶されている当該制御プログラムが起動された状態に
あって(ステップP1)、例えば図35(A)に示すよ
うに、前述した何れかの動作モードに従って任意の論理
回路が作成表示・確定され、この論理回路を対象とする
論理入力値テーブルの作成表示や論理動作グラフの作成
表示などが成された際に(ステップP2〜P4)、図3
5(B)に示すように、タッチペンpenでの表示論理
回路に対する端子位置の指定とその移動操作、あるいは
論理素子の指定と変更操作が行われると、これに応じて
現在表示処理中の論理回路の構成が任意に組み替えられ
て変更表示される(ステップP5,P6)。
【0206】そして、「確定」キー12jの操作により
変更回路の確定入力が為されると(ステップP7)、こ
の変更後の論理回路に対応する論理テーブル(真理値
表)が論理素子テーブルメモリ17cに記憶されている
各種論理素子とその論理テーブル(真理値表)のデータ
に基づき再取得され(ステップP8)、図35(C)に
示すように、当該変更後の論理回路が表示される同一画
面上にウインドウ表示される(ステップP9)。
【0207】また、この変更後の論理回路に対応する論
理テーブルに基づいて、その“0”“1”の論理動作を
グラフとして示す論理グラフも再取得され(ステップP
10)、当該変更後の論理回路が表示される同一画面上
にウインドウ表示される(ステップP11)。
【0208】したがって、前記構成の論理回路組み替え
機能によれば、ユーザ選択された動作モードにおいて任
意の論理回路の解析処理が成されている状態で、その論
理回路の端子位置指定や論理素子指定をペンタッチによ
り行って該端子の移動や論理素子の変更により論理回路
の構成を変更して表示させると、この構成変更後の論理
回路に対応する論理入出力値のテーブルとその論理動作
のグラフが再取得されて表示されるので、解析処理途中
の論理回路の構成を自在に変更させてその論理動作の特
性を容易に確認し学習できるようになる。
【0209】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図4のフローチャートに示す論理グラフ
/回路作成処理、図6のフローチャートに示す論理回路
/グラフ作成処理、図8のフローチャートに示す論理ダ
イナミックグラフ処理、図10のフローチャートに示す
論理回路ズーム処理、図12のフローチャートに示す論
理回路トレース処理、図14のフローチャートに示すオ
ートトレース処理、図16のフローチャートに示すマニ
ュアルトレース処理、図18のフローチャートに示す論
理テーブル/回路対応表示処理、図20のフローチャー
トに示す論理入力選択設定処理、図22のフローチャー
トに示す論理素子トレース処理、図24のフローチャー
トに示す論理回路色分け表示処理、図26のフローチャ
ートに示す回路内論理値色分け指定処理、図28のフロ
ーチャートに示す論理入出力値グラフ処理、図30のフ
ローチャートに示す色分けダイナミック回路処理、図3
2のフローチャートに示す論理回路リプレイ処理、図3
4のフローチャートに示す論理回路組み替え処理等の各
手法は、何れもコンピュータに実行させることができる
プログラムとして、メモリカード(ROMカード、RA
Mカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハー
ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体20に格納して配
布することができる。そして、コンピュータは、この外
部記憶媒体20に記憶されたプログラムをカード読み取
り装置などの記憶媒体読み取り部19を介して読み込
み、この読み込んだプログラムによって動作が制御され
ることにより、前記実施形態において説明した種々の動
作モードでの論理回路の解析機能を実現し、前述した手
法による同様の処理を実行することができる。
【0210】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネ
ットワークN上を伝送させることができ、このネットワ
ークNに接続された外部のコンピュータ端末からの伝送
制御部21を介して前記のプログラムデータを取り込
み、前述した種々の動作モードでの論理回路の解析機能
を実現することもできる。
【0211】なお、本願発明は、前記実施形態で説明し
た各動作モードでの構成に限定されるものではなく、実
施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形する
ことが可能である。さらに、前記実施形態の各動作モー
ドの構成には種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態の各動作モ
ードにおいて示される全構成要件から幾つかの構成要件
が削除されたり、一つの動作モードでの構成に示される
幾つかの構成要件と他の動作モードでの構成に示される
幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果
の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構
成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として
抽出され得るものである。
【0212】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
論理回路解析装置によれば、論理入力値の“1”“0”
変化に応じた論理出力値の“1”“0”変化を表す任意
の論理グラフを作成して表示すると、この表示された論
理グラフにおける論理入力値と論理出力値の“1”
“0”変化に対応する論理回路が作成されて表示される
ようになる。
【0213】また、本発明の請求項2に係る論理回路解
析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と、この表示された論理回路について、その論理入力値
の“1”“0”変化の全ての組み合わせに応じた論理出
力値の“1”“0”変化が解析され、この論理入力値対
論理出力値の変化を表す論理グラフが作成されて表示さ
れるようになる。
【0214】また、本発明の請求項3に係る論理回路解
析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示すると
共に、この表示された論理回路に対する任意の論理入力
値を、時間経過を示す時刻データと対応付けて設定表示
すると、この設定表示された前記論理回路に対する各時
刻毎の論理入力値に応じた論理出力値が取得表示され、
この取得表示された前記論理回路の各時刻毎の論理出力
値の変化を表す論理グラフが当該各時刻の更新表示に伴
い表示されるようになる。
【0215】また、本発明の請求項4に係る論理回路解
析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示すると
共に、この表示された論理回路の任意の範囲を指定する
と、この指定された範囲内に論理素子が含まれる場合に
は、当該論理素子の回路図が表示されるようになる。
【0216】また、本発明の請求項5に係る論理回路解
析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示すると
共に、この表示された論理回路に対する任意の論理入力
値を設定すると、前記表示された論理回路に対し任意に
指示された位置が検知され、この論理回路上の任意の指
示位置における前記任意の論理入力値に応じた論理動作
値が取得されて表示されるようになる。
【0217】また、本発明の請求項6に係る論理回路解
析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示し、こ
の表示論理回路に対する任意の論理入力値を設定すると
共に、前記表示論理回路上でその入力端子から出力端子
の方向へポインタを順次移動させて表示すると、この論
理回路上で順次移動表示されるポインタ表示位置のそれ
ぞれにおける前記任意の論理入力値に応じた論理動作値
が順次取得されて表示されるようになる。
【0218】また、本発明の請求項7に係る論理回路解
析装置によれば、前記請求項6に係る論理回路解析装置
にあって、前記論理回路上でのポインタ移動表示位置が
回路分岐位置に来た場合はその分岐回路上に新たなポイ
ンタが追加されて表示され、前記論理回路上でのポイン
タの移動表示位置が回路合流位置に来た場合は前記分岐
回路により追加されて表示されたポインタは消去され
る。そして、前記論理回路上で複数のポインタが表示さ
れる場合は当該複数のポインタはそれぞれ異なる色で表
示されるようになる。
【0219】また、本発明の請求項8に係る論理回路解
析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示し、こ
の表示論理回路に対する任意の論理入力値を設定すると
共に、前記表示論理回路上の任意の位置を指定してポイ
ンタを表示すると、この論理回路上でのポインタ表示位
置における前記任意の論理入力値に応じた論理動作値が
取得されて表示され、このポインタ表示位置における論
理動作値の“1”“0”に対応させて該ポインタの表示
色が変更表示されるようになる。
【0220】また、本発明の請求項9に係る論理回路解
析装置によれば、論理入力値の“1”“0”の組み合わ
せと該各組み合わせに応じた論理出力値とを対応付けて
表す論理テーブルを作成して表示すると、この論理テー
ブルにおける論理入力値と論理出力値に対応する論理回
路が作成され当該論理テーブルと同一画面上に表示され
る。そして、前記論理テーブルにおいて表される論理入
出力値のうちの任意の論理値を変更して表示させると、
この論理値変更後の論理テーブルにおける論理入力値と
論理出力値に応じて前記表示論理回路が変更されて表示
されるようになる。
【0221】また、本発明の請求項10に係る論理回路
解析装置によれば、論理入力値の任意の“1”“0”の
組み合わせを複数通り入力したテーブルを表示すると共
に、任意の論理回路を作成し、前記表示されたテーブル
と共に表示する。そして、前記表示されたテーブルにお
ける論理入力値の複数通りの組み合わせの中から、前記
表示された論理回路の入力端子数に応じた任意の組み合
わせの論理入力値を選択すると、この選択された論理入
力値に応じた前記論理回路の論理出力値が取得され、前
記選択された論理入力値に対応付けされて表示されるよ
うになる。
【0222】また、本発明の請求項11に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と共に、この表示された論理回路上の任意の位置を指定
してポインタを表示すると、この論理回路上でのポイン
タ表示位置が論理素子の位置にある場合には当該論理素
子の論理入力値と論理出力値とを対応付けて示す論理テ
ーブルが取得されて表示されるようになる。
【0223】また、本発明の請求項12に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と共に、この表示された論理回路に対する任意の論理入
力値を設定すると、前記表示された論理回路の各部にお
ける、前記任意の論理入力値に応じたそれぞれの論理動
作値が取得され、この取得された前記論理回路の各部に
おけるそれぞれの論理動作値の“1”“0”に応じて、
前記表示論理回路の各部の色が変更されて表示されるよ
うになる。
【0224】また、本発明の請求項13に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と共に、この表示された論理回路に対する任意の論理入
力値を設定すると、この設定された論理入力値に応じた
前記論理回路の論理出力値が取得されて表示される。そ
して、前記表示論理回路上の任意の部位を指定するのと
共に、この指定された論理回路上の任意の部位における
論理動作値を“1”又は“0”に指定すると、この指定
された論理動作値に応じた色で前記論理回路上の指定部
位が色分け表示されると共に、前記指定された論理動作
値に応じた前記論理回路の論理出力値が再取得されて表
示されるようになる。
【0225】また、本発明の請求項14に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と共に、この表示論理回路に対する論理入力値の時間経
過に応じた任意の“1”“0”変化を表す論理入力グラ
フを作成して表示すると、この表示された前記論理回路
に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論理出力値が取
得され、この取得された前記論理回路の各時刻毎の論理
出力値の変化を表す論理出力グラフが前記論理入力グラ
フに対応付けされて表示されるようになる。
【0226】また、本発明の請求項15に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
とと共に、この表示論理回路に対する論理入力値の時間
経過に応じた任意の“1”“0”変化を表す論理入力グ
ラフを作成して表示すると、この表示論理回路に対する
各時刻毎の論理入力値に応じた当該論理回路の各部位に
おける論理動作値が取得され、この取得された論理回路
各部位それぞれの時間経過に応じた論理動作値の“1”
“0”変化に対応して、その経過時間の更新表示に伴い
当該回路各部位の色が変更されて表示されるようにな
る。
【0227】また、本発明の請求項16に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と共に、この表示された論理回路を解析処理すると、前
記表示された論理回路は順次回路記憶手段に複数記憶さ
れ保存される。そして、この回路記憶手段に記憶された
論理回路を再表示すると、この再表示された論理回路を
再解析処理できるようになる。
【0228】また、本発明の請求項17に係る論理回路
解析装置によれば、任意の論理回路を作成して表示する
と共に、この表示論理回路上の任意の部位を指定し、こ
の指定された前記論理回路上の任意の部位の構成を変更
すると、この構成が変更された論理回路の論理動作を表
すデータが取得されて表示されるようになる。
【0229】よって、本発明によれば、論理式を要する
ことなく、より単純に論理入出力間の関係を学習するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の論理回路解析装置の実施形態に係わる
電子計算装置の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算装置のキー入力部に備えられる主
要なキーを示す図。
【図3】前記電子計算装置のRAMに備えられるデータ
メモリを示す図。
【図4】前記電子計算装置による論理グラフ/回路作成
処理を示すフローチャート。
【図5】前記電子計算装置の論理グラフ/回路作成処理
に伴う論理動作のグラフと対応論理回路の作成表示状態
を示す図。
【図6】前記電子計算装置による論理回路/グラフ作成
処理を示すフローチャート。
【図7】前記電子計算装置の論理回路/グラフ作成処理
に伴う論理回路と対応の論理動作のグラフの作成表示状
態を示す図。
【図8】前記電子計算装置による論理ダイナミックグラ
フ処理を示すフローチャート。
【図9】前記電子計算装置の論理ダイナミックグラフ処
理に伴う一連の表示動作を示す図。
【図10】前記電子計算装置による論理回路ズーム処理
を示すフローチャート。
【図11】前記電子計算装置の論理回路ズーム処理に伴
う論理回路のズーム操作表示状態を示す図。
【図12】前記電子計算装置による論理回路トレース処
理を示すフローチャート。
【図13】前記電子計算装置の論理回路トレース処理に
伴う論理回路のトレース操作表示状態を示す図。
【図14】前記電子計算装置によるオートトレース処理
を示すフローチャート。
【図15】前記電子計算装置のオートトレース処理に伴
う論理回路のオートトレース表示状態を示す図。
【図16】前記電子計算装置によるマニュアルトレース
処理を示すフローチャート。
【図17】前記電子計算装置のマニュアルトレース処理
に伴う論理回路のマニュアルトレース表示状態を示す
図。
【図18】前記電子計算装置による論理テーブル/回路
対応表示処理を示すフローチャート。
【図19】前記電子計算装置の論理テーブル/回路対応
表示処理に伴う論理テーブルと論理回路の対応表示状態
を示す図。
【図20】前記電子計算装置による論理入力選択設定処
理を示すフローチャート。
【図21】前記電子計算装置の論理入力選択設定処理に
伴う論理入力選択テーブルと論理回路の並行表示状態を
示す図。
【図22】前記電子計算装置による論理素子トレース処
理を示すフローチャート。
【図23】前記電子計算装置の論理素子トレース処理に
伴う論理素子のトレース表示状態を示す図。
【図24】前記電子計算装置による論理回路色分け表示
処理を示すフローチャート。
【図25】前記電子計算装置の論理回路色分け表示処理
に伴う論理回路の色分け表示動作状態を示す図。
【図26】前記電子計算装置による回路内論理値色分け
指定処理を示すフローチャート。
【図27】前記電子計算装置の回路内論理値色分け指定
処理に伴う操作表示状態を示す図。
【図28】前記電子計算装置による論理入出力値グラフ
処理を示すフローチャート。
【図29】前記電子計算装置の論理入出力値グラフ処理
に伴う論理回路と論理入出力動作のグラフ表示状態を示
す図。
【図30】前記電子計算装置による色分けダイナミック
回路処理を示すフローチャート。
【図31】前記電子計算装置の色分けダイナミック回路
処理に伴う表示動作状態を示す図。
【図32】前記電子計算装置による論理回路リプレイ処
理を示すフローチャート。
【図33】前記電子計算装置の論理回路リプレイ処理に
伴う各種処理済み論理回路のリプレイ表示状態を示す
図。
【図34】前記電子計算装置による論理回路組み替え処
理を示すフローチャート。
【図35】前記電子計算装置の論理回路組み替え処理に
伴う論理回路の組み替え表示状態を示す図。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU) 12 …キー入力部 12a…データ入力キー 12b…「モード」キー 12c…「回路」キー 12d…「グラフ」キー 12e…「テーブル変更」キー 12f…「回路変更」キー 12g…「色分け」キー 12h…「リプレイ」キー 12i…「実行」キー 12j…「確定」キー 12k〜12n…カーソルキー 12o…「△(戻し)」キー 12p…「▽(送り)」キー 13 …カラー液晶表示部 14 …タブレット 15 …位置検出回路 16 …ROM 17 …RAM 17a…表示データメモリ 17b…論理入出力値テーブルメモリ 17c…論理素子テーブルメモリ 17d…論理グラフメモリ 17e…論理回路メモリ 17f…タイマカウンタ(t)メモリ 17g…時系列論理テーブルメモリ 17h…論理素子/回路図データメモリ 17i…ポインタ(P)メモリ 17j…カウンタ(k)メモリ 17k…カウンタ(n)メモリ 17l…カラーパターンメモリ 17m…ワークエリア 18 …表示駆動回路 19 …記憶媒体読み取り部 20 …外部記憶媒体 21 …伝送制御部 pen…タッチペン N …通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/50 672 G06F 17/50 672T 672W

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理入力値の“1”“0”変化に応じた
    論理出力値の“1”“0”変化を表す任意の論理グラフ
    を作成して表示する論理グラフ作成表示手段と、 この論理グラフ作成表示手段により表示された論理グラ
    フにおける論理入力値と論理出力値の“1”“0”変化
    に対応する論理回路を作成して表示する論理回路作成表
    示手段と、を備えたことを特徴する論理回路解析装置。
  2. 【請求項2】 任意の論理回路を作成して表示する論理
    回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    ついて、その論理入力値の“1”“0”変化の全ての組
    み合わせに応じた論理出力値の“1”“0”変化を解析
    し、この論理入力値対論理出力値の変化を表す論理グラ
    フを作成して表示する論理グラフ作成表示手段と、を備
    えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  3. 【請求項3】 任意の論理回路を作成して表示する論理
    回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を、時間経過を示す時刻データ
    と対応付けて設定表示する論理入力設定表示手段と、 この論理入力設定表示手段により設定表示された前記論
    理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論理出力
    値を取得表示する論理出力取得表示手段と、 この論理出力取得表示手段により表示された前記論理回
    路の各時刻毎の論理出力値の変化を表す論理グラフを当
    該各時刻の更新表示に伴い表示する論理出力グラフ表示
    手段と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  4. 【請求項4】 任意の論理回路を作成して表示する論理
    回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路の
    任意の範囲を指定する範囲指定手段と、 この範囲指定手段により指定された範囲内に論理素子が
    含まれる場合には、当該論理素子の回路図を表示する回
    路図表示手段と、を備えたことを特徴とする論理回路解
    析装置。
  5. 【請求項5】 任意の論理回路を作成して表示する論理
    回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段
    と、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の指示位置を検知する指示位置検知手段と、 この指示位置検知手段により検知された論理回路上の任
    意の指示位置における前記任意の論理入力値に応じた論
    理動作値を取得して表示する指示位置動作値取得表示手
    段と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  6. 【請求項6】 任意の論理回路を作成して表示する論理
    回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段
    と、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    でその入力端子から出力端子の方向へポインタを順次移
    動しながら表示するポインタ表示手段と、 このポインタ表示手段により前記論理回路上で順次移動
    表示されるポインタ表示位置のそれぞれにおける前記任
    意の論理入力値に応じた論理動作値を順次取得して表示
    するポインタ位置動作値取得表示手段と、を備えたこと
    を特徴とする論理回路解析装置。
  7. 【請求項7】 前記ポインタ表示手段は、 前記論理回路上でのポインタ移動表示位置が回路分岐位
    置に来た場合はその分岐回路上に新たなポインタを追加
    して表示するポインタ分岐表示手段と、 前記論理回路上でのポインタの移動表示位置が回路合流
    位置に来た場合は前記ポインタ分岐表示手段により追加
    して表示されたポインタを消去するポインタ合流消去手
    段と、 前記論理回路上で複数のポインタが表示される場合は当
    該複数のポインタをそれぞれ異なる色で表示する表示色
    変更手段と、を備えていることを特徴とする請求項6に
    記載の論理回路解析装置。
  8. 【請求項8】 任意の論理回路を作成して表示する論理
    回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段
    と、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の位置を指定する回路位置指定手段と、 この回路位置指定手段により指定された論理回路上の任
    意の位置にポインタを表示するポインタ表示手段と、 このポインタ表示手段による前記論理回路上でのポイン
    タ表示位置における前記任意の論理入力値に応じた論理
    動作値を取得して表示するポインタ位置動作値取得表示
    手段と、 このポインタ位置動作値取得手段により取得されたポイ
    ンタ表示位置における論理動作値の“1”“0”に対応
    させて該ポインタの表示色を変更する表示色変更手段
    と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  9. 【請求項9】 論理入力値の“1”“0”の組み合わせ
    と該各組み合わせに応じた論理出力値とを対応付けて表
    す論理テーブルを作成して表示する論理テーブル作成表
    示手段と、 この論理テーブル作成表示手段により表示された論理テ
    ーブルにおける論理入力値と論理出力値に対応する論理
    回路を作成し当該論理テーブルと同一画面上に表示する
    論理回路作成表示手段と、 前記論理テーブル作成表示手段により表示された論理テ
    ーブルにおいて表される論理入出力値のうちの任意の論
    理値を変更して表示する論理値変更手段と、 この論理値変更手段による論理値変更後の論理テーブル
    における論理入力値と論理出力値に応じて前記論理回路
    作成表示手段により表示された論理回路を変更して表示
    する回路変更表示手段と、を備えたことを特徴する論理
    回路解析装置。
  10. 【請求項10】 論理入力値の任意の“1”“0”の組
    み合わせを複数通り入力したテーブルを表示する論理入
    力候補表示手段と、 任意の論理回路を作成し、前記論理入力候補表示手段に
    より表示されたテーブルと共に表示する論理回路作成表
    示手段と、 前記論理入力候補表示手段により表示されたテーブルに
    おける論理入力値の複数通りの組み合わせの中から、前
    記論理回路作成表示手段により表示された論理回路の入
    力端子数に応じた任意の組み合わせの論理入力値を選択
    する論理入力選択手段と、 この論理入力選択手段により選択された論理入力値に応
    じた前記論理回路の論理出力値を取得し、前記選択され
    た論理入力値に対応付けて表示する論理出力取得表示手
    段と、を備えたことを特徴とする論路回路解析装置。
  11. 【請求項11】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の位置を指定する回路位置指定手段と、 この回路位置指定手段により指定された論理回路上の任
    意の位置にポインタを表示するポインタ表示手段と、 このポインタ表示手段による前記論理回路上でのポイン
    タ表示位置が論理素子の位置にある場合には当該論理素
    子の論理入力値と論理出力値とを対応付けて示す論理テ
    ーブルを取得して表示する論理テーブル取得表示手段
    と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  12. 【請求項12】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段
    と、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路の
    各部における、前記任意の論理入力値に応じたそれぞれ
    の論理動作値を取得する回路動作値取得手段と、 この回路動作値取得手段により取得された前記論理回路
    の各部におけるそれぞれの論理動作値の“1”“0”に
    応じて、前記論理回路作成表示手段により表示された論
    理回路の各部の色を変更して表示する色分け表示手段
    と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  13. 【請求項13】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段
    と、 この論理入力設定手段により設定された論理入力値に応
    じた前記論理回路の論理出力値を取得して表示する論理
    出力取得表示手段と、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の部位を指定する回路部位指定手段と、 この回路部位指定手段により指定された論理回路上の任
    意の部位における論理動作値を“1”又は“0”に指定
    する動作値指定手段と、 この動作値指定手段により指定された論理動作値に応じ
    た色で前記論理回路上の指定部位を表示する色分け表示
    手段と、 前記動作値指定手段により指定された論理動作値に応じ
    た前記論理回路の論理出力値を再取得して表示する論理
    出力再取得表示手段と、を備えたことを特徴とする論理
    回路解析装置。
  14. 【請求項14】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する論理入力値の時間経過に応じた任意の“1”
    “0”変化を表す論理入力グラフを作成して表示する論
    理入力グラフ作成表示手段と、 この論理入力グラフ作成表示手段により表示された前記
    論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論理出
    力値を取得する論理出力取得手段と、 この論理出力取得手段により取得された前記論理回路の
    各時刻毎の論理出力値の変化を表す論理出力グラフを前
    記論理入力グラフに対応付けて表示する論理出力グラフ
    表示手段と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装
    置。
  15. 【請求項15】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する論理入力値の時間経過に応じた任意の“1”
    “0”変化を表す論理入力グラフを作成して表示する論
    理入力グラフ作成表示手段と、 この論理入力グラフ作成表示手段により表示された前記
    論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた当該論
    理回路の各部位における論理動作値を取得する回路動作
    値取得手段と、 この回路動作値取得手段により取得された論理回路各部
    位それぞれの時間経過に応じた論理動作値の“1”
    “0”変化に対応して、その経過時間の更新表示に伴い
    当該回路各部位の色を変更して表示する色分け動作表示
    手段と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装置。
  16. 【請求項16】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路を
    解析処理する回路解析手段と、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路を
    複数記憶する回路記憶手段と、 この回路記憶手段に記憶された論理回路を再表示する論
    理回路再表示手段と、 この論理回路再表示手段により再表示された論理回路を
    再解析処理する回路再解析手段と、を備えたことを特徴
    とする論理回路解析装置。
  17. 【請求項17】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示手段と、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の部位を指定する回路部位指定手段と、 この回路部位指定手段により指定された前記論理回路上
    の任意の部位の構成を変更する回路変更手段と、 この回路変更手段により構成が変更された論理回路の論
    理動作を表すデータを取得して表示する論理動作取得表
    示手段と、を備えたことを特徴とする論理回路解析装
    置。
  18. 【請求項18】 論理入力値の“1”“0”変化に応じ
    た論理出力値の“1”“0”変化を表す任意の論理グラ
    フを作成して表示する論理グラフ作成表示ステップと、 この論理グラフ作成表示ステップにより表示された論理
    グラフにおける論理入力値と論理出力値の“1”“0”
    変化に対応する論理回路を作成して表示する論理回路作
    成表示ステップと、からなることを特徴する論理回路解
    析方法。
  19. 【請求項19】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路について、その論理入力値の“1”“0”変化の全て
    の組み合わせに応じた論理出力値の“1”“0”変化を
    解析し、この論理入力値対論理出力値の変化を表す論理
    グラフを作成して表示する論理グラフ作成表示ステップ
    と、からなることを特徴とする論理回路解析方法。
  20. 【請求項20】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の論理入力値を、時間経過を示す時刻デ
    ータと対応付けて設定表示する論理入力設定表示ステッ
    プと、 この論理入力設定表示ステップにより設定表示された前
    記論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論理
    出力値を取得表示する論理出力取得表示ステップと、 この論理出力取得表示ステップにより表示された前記論
    理回路の各時刻毎の論理出力値の変化を表す論理グラフ
    を当該各時刻の更新表示に伴い表示する論理出力グラフ
    表示ステップと、からなることを特徴とする論理回路解
    析方法。
  21. 【請求項21】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路の任意の範囲を指定する範囲指定ステップと、 この範囲指定ステップにより指定された範囲内に論理素
    子が含まれる場合には、当該論理素子の回路図を表示す
    る回路図表示ステップと、からなることを特徴とする論
    理回路解析方法。
  22. 【請求項22】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定ス
    テップと、 前記論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の指示位置を検知する指示位置検知ステ
    ップと、 この指示位置検知ステップにより検知された論理回路上
    の任意の指示位置における前記任意の論理入力値に応じ
    た論理動作値を取得して表示する指示位置動作値取得表
    示ステップと、からなることを特徴とする論理回路解析
    方法。
  23. 【請求項23】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定ス
    テップと、 前記論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路上でその入力端子から出力端子の方向へポインタを順
    次移動しながら表示するポインタ表示ステップと、 このポインタ表示ステップにより前記論理回路上で順次
    移動表示されるポインタ表示位置のそれぞれにおける前
    記任意の論理入力値に応じた論理動作値を順次取得して
    表示するポインタ位置動作値取得表示ステップと、から
    なることを特徴とする論理回路解析方法。
  24. 【請求項24】 前記ポインタ表示ステップは、 前記論理回路上でのポインタ移動表示位置が回路分岐位
    置に来た場合はその分岐回路上に新たなポインタを追加
    して表示するポインタ分岐表示ステップと、 前記論理回路上でのポインタの移動表示位置が回路合流
    位置に来た場合は前記ポインタ分岐表示ステップにより
    追加して表示されたポインタを消去するポインタ合流消
    去ステップと、 前記論理回路上で複数のポインタが表示される場合は当
    該複数のポインタをそれぞれ異なる色で表示する表示色
    変更ステップと、を備えていることを特徴とする請求項
    23に記載の論理回路解析方法。
  25. 【請求項25】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定ス
    テップと、 前記論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路上の任意の位置を指定する回路位置指定ステップと、 この回路位置指定ステップにより指定された論理回路上
    の任意の位置にポインタを表示するポインタ表示ステッ
    プと、 このポインタ表示ステップによる前記論理回路上でのポ
    インタ表示位置における前記任意の論理入力値に応じた
    論理動作値を取得して表示するポインタ位置動作値取得
    表示ステップと、 このポインタ位置動作値取得ステップにより取得された
    ポインタ表示位置における論理動作値の“1”“0”に
    対応させて該ポインタの表示色を変更する表示色変更ス
    テップと、からなることを特徴とする論理回路解析方
    法。
  26. 【請求項26】 論理入力値の“1”“0”の組み合わ
    せと該各組み合わせに応じた論理出力値とを対応付けて
    表す論理テーブルを作成して表示する論理テーブル作成
    表示ステップと、 この論理テーブル作成表示ステップにより表示された論
    理テーブルにおける論理入力値と論理出力値に対応する
    論理回路を作成し当該論理テーブルと同一画面上に表示
    する論理回路作成表示ステップと、 前記論理テーブル作成表示ステップにより表示された論
    理テーブルにおいて表される論理入出力値のうちの任意
    の論理値を変更して表示する論理値変更ステップと、 この論理値変更ステップによる論理値変更後の論理テー
    ブルにおける論理入力値と論理出力値に応じて前記論理
    回路作成表示ステップにより表示された論理回路を変更
    して表示する回路変更表示ステップと、からなることを
    特徴する論理回路解析方法。
  27. 【請求項27】 論理入力値の任意の“1”“0”の組
    み合わせを複数通り入力したテーブルを表示する論理入
    力候補表示ステップと、 任意の論理回路を作成し、前記論理入力候補表示ステッ
    プにより表示されたテーブルと共に表示する論理回路作
    成表示ステップと、 前記論理入力候補表示ステップにより表示されたテーブ
    ルにおける論理入力値の複数通りの組み合わせの中か
    ら、前記論理回路作成表示ステップにより表示された論
    理回路の入力端子数に応じた任意の組み合わせの論理入
    力値を選択する論理入力選択ステップと、 この論理入力選択ステップにより選択された論理入力値
    に応じた前記論理回路の論理出力値を取得し、前記選択
    された論理入力値に対応付けて表示する論理出力取得表
    示ステップと、からなることを特徴とする論路回路解析
    方法。
  28. 【請求項28】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路上の任意の位置を指定する回路位置指定ステップと、 この回路位置指定ステップにより指定された論理回路上
    の任意の位置にポインタを表示するポインタ表示ステッ
    プと、 このポインタ表示ステップによる前記論理回路上でのポ
    インタ表示位置が論理素子の位置にある場合には当該論
    理素子の論理入力値と論理出力値とを対応付けて示す論
    理テーブルを取得して表示する論理テーブル取得表示ス
    テップと、からなることを特徴とする論理回路解析方
    法。
  29. 【請求項29】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定ス
    テップと、 前記論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路の各部における、前記任意の論理入力値に応じたそれ
    ぞれの論理動作値を取得する回路動作値取得ステップ
    と、 この回路動作値取得ステップにより取得された前記論理
    回路の各部におけるそれぞれの論理動作値の“1”
    “0”に応じて、前記論理回路作成表示ステップにより
    表示された論理回路の各部の色を変更して表示する色分
    け表示ステップと、からなることを特徴とする論理回路
    解析方法。
  30. 【請求項30】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定ス
    テップと、 この論理入力設定ステップにより設定された論理入力値
    に応じた前記論理回路の論理出力値を取得して表示する
    論理出力取得表示ステップと、 前記論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路上の任意の部位を指定する回路部位指定ステップと、 この回路部位指定ステップにより指定された論理回路上
    の任意の部位における論理動作値を“1”又は“0”に
    指定する動作値指定ステップと、 この動作値指定ステップにより指定された論理動作値に
    応じた色で前記論理回路上の指定部位を表示する色分け
    表示ステップと、 前記動作値指定ステップにより指定された論理動作値に
    応じた前記論理回路の論理出力値を再取得して表示する
    論理出力再取得表示ステップと、からなることを特徴と
    する論理回路解析方法。
  31. 【請求項31】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する論理入力値の時間経過に応じた任意の“1”
    “0”変化を表す論理入力グラフを作成して表示する論
    理入力グラフ作成表示ステップと、 この論理入力グラフ作成表示ステップにより表示された
    前記論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論
    理出力値を取得する論理出力取得ステップと、この論理
    出力取得ステップにより取得された前記論理回路の各時
    刻毎の論理出力値の変化を表す論理出力グラフを前記論
    理入力グラフに対応付けて表示する論理出力グラフ表示
    ステップと、からなることを特徴とする論理回路解析方
    法。
  32. 【請求項32】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路に対する論理入力値の時間経過に応じた任意の“1”
    “0”変化を表す論理入力グラフを作成して表示する論
    理入力グラフ作成表示ステップと、 この論理入力グラフ作成表示ステップにより表示された
    前記論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた当
    該論理回路の各部位における論理動作値を取得する回路
    動作値取得ステップと、 この回路動作値取得ステップにより取得された論理回路
    各部位それぞれの時間経過に応じた論理動作値の“1”
    “0”変化に対応して、その経過時間の更新表示に伴い
    当該回路各部位の色を変更して表示する色分け動作表示
    ステップと、からなることを特徴とする論理回路解析方
    法。
  33. 【請求項33】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路を解析処理する回路解析ステップと、 前記論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路を複数記憶する回路記憶ステップと、 この回路記憶ステップにより記憶された論理回路を再表
    示する論理回路再表示ステップと、 この論理回路再表示ステップにより再表示された論理回
    路を再解析処理する回路再解析ステップと、からなるこ
    とを特徴とする論理回路解析方法。
  34. 【請求項34】 任意の論理回路を作成して表示する論
    理回路作成表示ステップと、 この論理回路作成表示ステップにより表示された論理回
    路上の任意の部位を指定する回路部位指定ステップと、 この回路部位指定ステップにより指定された前記論理回
    路上の任意の部位の構成を変更する回路変更ステップ
    と、 この回路変更ステップにより構成が変更された論理回路
    の論理動作を表すデータを取得して表示する論理動作取
    得表示ステップと、からなることを特徴とする論理回路
    解析方法。
  35. 【請求項35】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 論理入力値の“1”“0”変化に応じた論理出力値の
    “1”“0”変化を表す任意の論理グラフを作成して表
    示する論理グラフ作成表示手段、 この論理グラフ作成表示手段により表示された論理グラ
    フにおける論理入力値と論理出力値の“1”“0”変化
    に対応する論理回路を作成して表示する論理回路作成表
    示手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み
    込み可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶
    媒体。
  36. 【請求項36】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    ついて、その論理入力値の“1”“0”変化の全ての組
    み合わせに応じた論理出力値の“1”“0”変化を解析
    し、この論理入力値対論理出力値の変化を表す論理グラ
    フを作成して表示する論理グラフ作成表示手段、として
    機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な論理
    回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  37. 【請求項37】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を、時間経過を示す時刻データ
    と対応付けて設定表示する論理入力設定表示手段、 この論理入力設定表示手段により設定表示された前記論
    理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論理出力
    値を取得表示する論理出力取得表示手段、 この論理出力取得表示手段により表示された前記論理回
    路の各時刻毎の論理出力値の変化を表す論理グラフを当
    該各時刻の更新表示に伴い表示する論理出力グラフ表示
    手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込
    み可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  38. 【請求項38】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路の
    任意の範囲を指定する範囲指定手段、 この範囲指定手段により指定された範囲内に論理素子が
    含まれる場合には、当該論理素子の回路図を表示する回
    路図表示手段、として機能させるようにしたコンピュー
    タ読み込み可能な論理回路解析処理プログラムを記憶し
    た記憶媒体。
  39. 【請求項39】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の指示位置を検知する指示位置検知手段、 この指示位置検知手段により検知された論理回路上の任
    意の指示位置における前記任意の論理入力値に応じた論
    理動作値を取得して表示する指示位置動作値取得表示手
    段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込み
    可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  40. 【請求項40】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    でその入力端子から出力端子の方向へポインタを順次移
    動しながら表示するポインタ表示手段、 このポインタ表示手段により前記論理回路上で順次移動
    表示されるポインタ表示位置のそれぞれにおける前記任
    意の論理入力値に応じた論理動作値を順次取得して表示
    するポインタ位置動作値取得表示手段、として機能させ
    るようにしたコンピュータ読み込み可能な論理回路解析
    処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  41. 【請求項41】 前記ポインタ表示手段は、 前記論理回路上でのポインタ移動表示位置が回路分岐位
    置に来た場合はその分岐回路上に新たなポインタを追加
    して表示するポインタ分岐表示手段、 前記論理回路上でのポインタの移動表示位置が回路合流
    位置に来た場合は前記ポインタ分岐表示手段により追加
    して表示されたポインタを消去するポインタ合流消去手
    段、 前記論理回路上で複数のポインタが表示される場合は当
    該複数のポインタをそれぞれ異なる色で表示する表示色
    変更手段、を備えていることを特徴とする請求項40に
    記載のコンピュータ読み込み可能な論理回路解析処理プ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
  42. 【請求項42】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の位置を指定する回路位置指定手段、 この回路位置指定手段により指定された論理回路上の任
    意の位置にポインタを表示するポインタ表示手段、 このポインタ表示手段による前記論理回路上でのポイン
    タ表示位置における前記任意の論理入力値に応じた論理
    動作値を取得して表示するポインタ位置動作値取得表示
    手段、 このポインタ位置動作値取得手段により取得されたポイ
    ンタ表示位置における論理動作値の“1”“0”に対応
    させて該ポインタの表示色を変更する表示色変更手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能
    な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  43. 【請求項43】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 論理入力値の“1”“0”の組み合わせと該各組み合わ
    せに応じた論理出力値とを対応付けて表す論理テーブル
    を作成して表示する論理テーブル作成表示手段、 この論理テーブル作成表示手段により表示された論理テ
    ーブルにおける論理入力値と論理出力値に対応する論理
    回路を作成し当該論理テーブルと同一画面上に表示する
    論理回路作成表示手段、 前記論理テーブル作成表示手段により表示された論理テ
    ーブルにおいて表される論理入出力値のうちの任意の論
    理値を変更して表示する論理値変更手段、 この論理値変更手段による論理値変更後の論理テーブル
    における論理入力値と論理出力値に応じて前記論理回路
    作成表示手段により表示された論理回路を変更して表示
    する回路変更表示手段、として機能させるようにしたコ
    ンピュータ読み込み可能な論理回路解析処理プログラム
    を記憶した記憶媒体。
  44. 【請求項44】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 論理入力値の任意の“1”“0”の組み合わせを複数通
    り入力したテーブルを表示する論理入力候補表示手段、 任意の論理回路を作成し、前記論理入力候補表示手段に
    より表示されたテーブルと共に表示する論理回路作成表
    示手段、 前記論理入力候補表示手段により表示されたテーブルに
    おける論理入力値の複数通りの組み合わせの中から、前
    記論理回路作成表示手段により表示された論理回路の入
    力端子数に応じた任意の組み合わせの論理入力値を選択
    する論理入力選択手段、 この論理入力選択手段により選択された論理入力値に応
    じた前記論理回路の論理出力値を取得し、前記選択され
    た論理入力値に対応付けて表示する論理出力取得表示手
    段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込み
    可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  45. 【請求項45】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の位置を指定する回路位置指定手段、 この回路位置指定手段により指定された論理回路上の任
    意の位置にポインタを表示するポインタ表示手段、 このポインタ表示手段による前記論理回路上でのポイン
    タ表示位置が論理素子の位置にある場合には当該論理素
    子の論理入力値と論理出力値とを対応付けて示す論理テ
    ーブルを取得して表示する論理テーブル取得表示手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能
    な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  46. 【請求項46】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路の
    各部における、前記任意の論理入力値に応じたそれぞれ
    の論理動作値を取得する回路動作値取得手段、 この回路動作値取得手段により取得された前記論理回路
    の各部におけるそれぞれの論理動作値の“1”“0”に
    応じて、前記論理回路作成表示手段により表示された論
    理回路の各部の色を変更して表示する色分け表示手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能
    な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  47. 【請求項47】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する任意の論理入力値を設定する論理入力設定手段、 この論理入力設定手段により設定された論理入力値に応
    じた前記論理回路の論理出力値を取得して表示する論理
    出力取得表示手段、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の部位を指定する回路部位指定手段、 この回路部位指定手段により指定された論理回路上の任
    意の部位における論理動作値を“1”又は“0”に指定
    する動作値指定手段、 この動作値指定手段により指定された論理動作値に応じ
    た色で前記論理回路上の指定部位を表示する色分け表示
    手段、 前記動作値指定手段により指定された論理動作値に応じ
    た前記論理回路の論理出力値を再取得して表示する論理
    出力再取得表示手段、として機能させるようにしたコン
    ピュータ読み込み可能な論理回路解析処理プログラムを
    記憶した記憶媒体。
  48. 【請求項48】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する論理入力値の時間経過に応じた任意の“1”
    “0”変化を表す論理入力グラフを作成して表示する論
    理入力グラフ作成表示手段、 この論理入力グラフ作成表示手段により表示された前記
    論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた論理出
    力値を取得する論理出力取得手段、 この論理出力取得手段により取得された前記論理回路の
    各時刻毎の論理出力値の変化を表す論理出力グラフを前
    記論理入力グラフに対応付けて表示する論理出力グラフ
    表示手段、として機能させるようにしたコンピュータ読
    み込み可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記
    憶媒体。
  49. 【請求項49】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路に
    対する論理入力値の時間経過に応じた任意の“1”
    “0”変化を表す論理入力グラフを作成して表示する論
    理入力グラフ作成表示手段、 この論理入力グラフ作成表示手段により表示された前記
    論理回路に対する各時刻毎の論理入力値に応じた当該論
    理回路の各部位における論理動作値を取得する回路動作
    値取得手段、 この回路動作値取得手段により取得された論理回路各部
    位それぞれの時間経過に応じた論理動作値の“1”
    “0”変化に対応して、その経過時間の更新表示に伴い
    当該回路各部位の色を変更して表示する色分け動作表示
    手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込
    み可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶媒
    体。
  50. 【請求項50】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路を
    解析処理する回路解析手段、 前記論理回路作成表示手段により表示された論理回路を
    複数記憶する回路記憶手段、 この回路記憶手段により記憶された論理回路を再表示す
    る論理回路再表示手段、 この論理回路再表示手段により再表示された論理回路を
    再解析処理する回路再解析手段、として機能させるよう
    にしたコンピュータ読み込み可能な論理回路解析処理プ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
  51. 【請求項51】 コンピュータを制御して論理回路の解
    析を行うための論理回路解析処理プログラムを記憶した
    記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 任意の論理回路を作成して表示する論理回路作成表示手
    段、 この論理回路作成表示手段により表示された論理回路上
    の任意の部位を指定する回路部位指定手段、 この回路部位指定手段により指定された前記論理回路上
    の任意の部位の構成を変更する回路変更手段、 この回路変更手段により構成が変更された論理回路の論
    理動作を表すデータを取得して表示する論理動作取得表
    示手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み
    込み可能な論理回路解析処理プログラムを記憶した記憶
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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