JP2002014603A - 消火訓練設備 - Google Patents

消火訓練設備

Info

Publication number
JP2002014603A
JP2002014603A JP2000197023A JP2000197023A JP2002014603A JP 2002014603 A JP2002014603 A JP 2002014603A JP 2000197023 A JP2000197023 A JP 2000197023A JP 2000197023 A JP2000197023 A JP 2000197023A JP 2002014603 A JP2002014603 A JP 2002014603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
water
fire extinguishing
training
fire extinguisher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000197023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3762857B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Tanabe
義博 田邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000197023A priority Critical patent/JP3762857B2/ja
Publication of JP2002014603A publication Critical patent/JP2002014603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3762857B2 publication Critical patent/JP3762857B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末消火器で粉末の消火剤を放出するときの
感じを持たせ、短時間に連続して多数の訓練者を訓練で
きる消火訓練設備を提供する。 【解決手段】 消火訓練設備10は、消火器本体14の
開口部13に設けたバルブ機構15、消火器本体14の
内部に形成したエジェクター、及び消火器本体14に開
口部13とは別に内部に気体又は水を充填可能な連結口
31を備えた訓練用消火器11と、火点となるランプ4
2、43、45、ノズル部21から噴出される消火用水
W及び風圧を受けて作動する複数の風圧センサー49、
及び風圧センサー49の出力を入力し、ランプ42、4
3、45の制御を行う制御器56を有している模擬火点
装置12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や事業所等に
設置されている消火器の実践的取扱いの訓練効果を向上
させるための消火訓練設備に関し、特に実際に消火器を
使用して消火の体験と消火器の取扱方法の習得を行う消
火訓練設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消火器を取り扱う消火訓練では、
広場等で訓練専用の燃焼皿に灯油を入れて点火し、消火
薬剤が充填されている消火器を用いて火点に向かって消
火薬剤を放射させ、消火の体験と消火器の取扱方法の習
得を行っていた。しかし、消火動作の都度に消火薬剤が
消費されるので費用が多くかかり、そのうえ、実施でき
る人数が制限されると共に、放射された消火薬剤が火点
の周囲に散乱し、環境を汚染するため、建物の密集して
いる地域では実施が難しかった。これを改善する方法と
して、例えば特開平10−111640号公報に開示さ
れているように、架台に赤色回転灯を点滅させて模擬火
点とし、消火用水と圧縮空気を充填した訓練用消火器を
使用して、模擬火点に向かって訓練用消火器から消火用
水を放射させて、模擬火点に向かって放射された水が一
定量に達したとき、消火されたものとする消火訓練方法
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、訓練用消火器の中に消火用水と圧縮空気
がそれぞれ一定量だけ充填されているため、訓練用消火
器の中に充填される消火用水の量は消火器本体の容積の
50〜60%程度であり、訓練用消火器のバルブ機構の
弁部を開いて消火用水を放射すると、消火用水が散逸し
ない棒状に放出されるので10〜15秒程度で放出して
しまい、1回の消火用水と圧縮空気の充填で1〜2人程
度の訓練者しか訓練できない。また、バルブ機構から消
火用水が棒状に放出されると、水道水を細いホースで放
水している感じになって、粉末消火器によって放射して
いる感じが全くないので訓練効果が期待できない。
【0004】また、次の訓練者が消火動作をするとき、
その都度次の訓練者のために、訓練用消火器からスパナ
等によってバルブ機構を外して消火用水を消火器本体に
所定量(例えば3リットル)充填したあと、バルブ機構
を消火器本体に取付け、更に圧縮空気を空気充填口から
充填して消火用水と圧縮空気を補充すると言う充填作業
をしなければならない。消火用水と圧縮空気を充填する
ためには5分くらいかかり、連続して訓練用消火器を使
用した消火訓練をするときに次の訓練者の待ち時間が長
く、しかも、例えば30分の消火訓練時間の中で1本の
訓練用消火器で3〜4人程度しか訓練できないという問
題があった。また、訓練者の人数を増やすために、多数
の訓練用消火器を準備すると、多くの費用と保管場所が
必要となり、また圧縮空気を訓練用消火器の中に入れた
まま保管しておくと、バルブ機構の取付け部分等から空
気が漏れて消火器本体内の圧縮空気の圧力が低下し、直
ちに使用できないという問題があった。本発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたもので、粉末消火器で粉末の
消火剤を放出するときの感じを持たせ、短時間に連続し
て多数の訓練者を訓練できる消火訓練設備を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る消火訓練設備は、上部に開口部を有し、消火用水を
充填可能な容器からなる消火器本体と、開口部に取付け
られて、消火器本体の内側に開口する導水部、導水部に
連通し外部に開口する放水部、放水部にフレキシブルホ
ースを介して接続されるノズル部、導水部を開閉可能な
弁部及び弁部の上側に突出する操作ロッドを有するバル
ブ機構と、バルブ機構の導水部に上端部が連通し、下端
部は消火器本体の内側下部位置に開口される吸水管と、
吸水管の上端部内側に噴出口を有し、基端は消火器本体
の内側上部位置に開口される通気管とを有し、吸水管の
上端部と通気管の噴出口でエジェクターを形成し、しか
も、消火器本体には、開口部とは別に内部に気体又は水
を充填可能な連結口を備えた訓練用消火器を有してい
る。
【0006】これにより、消火器本体の開口部にバルブ
機構を取付けたまま、連結口から消火用水を消火器本体
が満杯になるまで充填し、次に連結口に圧縮空気を供給
するエアホースを連結して圧縮空気を消火器本体内に供
給することにより、放水の準備ができる。そして、バル
ブ機構の操作ロッドにより弁部を操作して導水部を開放
することにより、吸水管の上端部が減圧されて吸水管の
上端部と通気管の噴出口にエジェクターが形成され、消
火用水は圧縮空気と共に導水部、放水部及びフレキシブ
ルホースを通り、ノズル部から放出される。エアホース
は消火器本体に取付けられたままであるので、消火器本
体に満杯に充填された消火用水は完全に無くなるまで放
出することができる。なお、消火用水の充填量は、従来
の訓練用消火器に比べて2倍近くにすることができ、更
に噴霧状に放水することにより、単位時間当たりの放水
量を従来の1/2程度に出来るので、1本の訓練用消火
器で訓練可能な人数は、従来にくらべて4倍程度(12
〜20人程度)となる。
【0007】また、消火用水は圧縮空気と共にノズル部
から水と空気の混合となって圧縮空気が膨張音を発しな
がら噴霧状態で放出されるので、粉末消火器で放射した
ときによく似た放射状態となり、粉末消火器を操作した
感触が得られる。また、消火用水と圧縮空気を充填する
連結口が消火器本体の開口部とは別に設けられているの
で、消火用水を再充填するときに、バルブ機構を取り外
す必要がなく、連結口に、例えばワンタッチで水ホース
とエアホースとを連結可能なカプラーを取付けておくこ
とにより、短時間に、しかも簡単に消火用水と圧縮空気
を充填することができ、連続して多数の訓練者を訓練す
ることが可能である。
【0008】本発明に係る消火訓練設備において、吸水
管は直管からなって、通気管は直管の内部を挿通して直
管の下端から折れ曲がり、直管の外側に沿って配置され
るU字形管からなるようにしてもよい。この場合、通気
管はU字形管で形成され、直管である吸水管の下端から
通気管の一方端を挿入させて吸水管に固定するだけで、
通気管の一方端が吸水管の上端部とエジェクターを簡単
に形成することができる。また、訓練用消火器の持ち方
によって訓練用消火器の姿勢が変わっても、安定して消
火用水と圧縮空気をエジェクターの部分に供給すること
ができ、例えば、バルブ機構が真下になる、すなわち逆
様になった状態にしても、逆に吸水管に圧縮空気が入
り、通気管に消火用水が入って、導水部付近に圧縮空気
によって消火用水が吸い出されるエジェクターを形成し
て、導水部から圧縮空気と消火用水を放水部に供給する
ことができる。本発明に係る消火訓練設備において、バ
ルブ機構は、開口部の外側に形成された雄ねじに螺合す
る雌ねじを備えたキャップによって密封状態で、消火器
本体に取付けられていてもよい。この場合、バルブ機構
と開口部の間は完全に密封状態にすることができるの
で、水漏れや空気漏れがなくなり、周囲を汚すことがな
い。
【0009】本発明に係る消火訓練設備において、訓練
用消火器とは別に模擬火点装置を備え、模擬火点装置
は、架台と、架台に取付けられた模擬火点となるランプ
と、ノズル部から圧縮空気によって消火用水を噴出させ
る風圧を受けて作動する複数の風圧センサーとを有し、
更に、風圧センサーの出力を入力し、ランプの制御を行
う制御器を有してもよい。この場合、模擬火点装置のラ
ンプを赤色のランプとして制御器によって点滅させて模
擬火点の発火を知らせることができる。また、訓練用消
火器から消火用水をランプに向かって放水することによ
って、ランプの近くに設けられた風圧センサーが放水さ
れた消火用水及び風圧を受けて検出信号を発生し、制御
器が風圧センサーの検出信号を受けてランプを消灯さ
せ、模擬火点が鎮火したものとすることができる。ま
た、制御器に例えばプログラマブルシーケンサーを用い
ることによって、例えば模擬火点が鎮火後、再度ランプ
を点滅させ、再発火する状態を表示するなど、想定され
る火災状況を変えて消火訓練することも可能である。な
お、風圧センサーは、ノズル部から噴出する消火用水の
注水を受けて作動するセンサー(受水センサー)であっ
てもよい。
【0010】本発明に係る消火訓練設備において、模擬
火点装置には、制御器によって制御されるサイレンを有
してもよい。この場合、模擬火点の発火からサイレンを
吹鳴し、訓練火災の臨場感を出して訓練することがで
き、鎮火と共にサイレンの吹鳴を止めることにより、訓
練者に鎮火を知らせることができる。本発明に係る消火
訓練設備において、ランプは、周囲が透明防水シートに
よって覆われていてもよい。この場合、消火用水が模擬
火点を表示するランプに向かって放水されても、直接ラ
ンプに消火用水が掛かって濡れたり漏電するようなこと
はなく、安全な状態を維持することができる。本発明に
係る消火訓練設備において、模擬火点装置は、表示ラン
プ及び警報ブザーを有するガス元栓モニターを有しても
よい。この場合、てんぷら火災を想定して消火訓練を行
い、模擬火点の発火と共に表示ランプと警報ブザーでガ
スの元栓の存在を知らせ、鎮火後にガスの元栓が締まっ
ていないのを知らせて、ガスの元栓を締めて消火操作が
完了するように手順を決めて、てんぷら火災に対する訓
練内容を充実させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る消火訓練設備の構成図、図2は同消火訓練設備
に用いる訓練用消火器の側断面図、図3は同消火訓練設
備に用いる訓練用消火器及び付属機器の構成図、図4は
同消火訓練設備に用いる模擬火点装置の構成図、図5は
同消火訓練設備に用いる模擬火点装置に設けた風圧セン
サーの側断面図、図6は同消火訓練設備に用いる模擬火
点装置に設けたガス元栓モニターの側断面図である。
【0012】図1に示すように、本発明の一実施の形態
に係る消火訓練設備10は、訓練者Mが実際に手に持っ
て消火用水Wを放出できる訓練用消火器11と、訓練用
消火器11とは別に模擬火災が発生したことを表示する
模擬火点装置12とを備えている。訓練用消火器11
は、図2に示すように、上部に開口部13を有し、消火
用水Wを充填可能な容器からなる消火器本体14が設け
られ、その開口部13の内側にはバルブ機構15が取付
けられ、開口部13の外側に形成された雄ねじに螺合す
る雌ねじを備えたキャップ16によって開口部13とバ
ルブ機構15との間が密封状態にされている。バルブ機
構15は、消火器本体14の内側に開口する導水部17
及び導水部17に連通し外部に開口する放水部18を有
するバルブ機構本体19と、放水部18にフレキシブル
ホース20を介して接続されるノズル部21とを備えて
いる。
【0013】また、バルブ機構15は、導水部17を開
閉可能な弁部22及び弁部22の上側にバルブ機構本体
19から突出する操作ロッド23と、操作ロッド22の
上端部に設けたストップリング24とバルブ機構本体1
9との間に設けた圧縮ばね25と、圧縮ばね25に抗し
て操作ロッド23を介して弁部21を下方に押し付けて
導水部17を開放する梃子機構からなるハンドル26と
を設けている。なお、ハンドル26は、常時は安全栓2
6Aによってロックされ、消火時に安全栓26Aを抜い
て操作できるようにしている。消火器本体14の内側に
は、バルブ機構15の導水部17に上端部が連通し、下
端部は消火器本体14の内側下部位置に開口された直管
からなる吸水管27が設けられている。吸水管27の上
端部内側には、先端に噴出口28を有し、基端は吸水管
27の上端部外側で消火器本体14の内側上部位置に開
口する吸入口29を有する通気管30が設けられてい
る。そして通気管30は、吸水管27の内部を挿通して
下端から折れ曲がり、外側に沿って配置され、2個の取
付けバンド30Aによって吸水管27に固定されたU字
形管からなり、吸水管27の上端部と通気管30の噴出
口28とで、圧縮空気により消火用水Wを導水部17に
向かって噴出させるエジェクターを形成している。
【0014】また、消火器本体14には、開口部13と
は別に、圧縮空気や水を消火器本体14内部に充填可能
な連結口31を備え、連結口31には圧縮空気や窒素ガ
ス等の気体を通すエアホース32と水を通す水ホース3
3(図3参照)とをそれぞれ交代でワンタッチで連結可
能なカプラー34を取付けている。図3に示すように、
消火訓練設備10には、2本のエアホース32にそれぞ
れ接続された空気圧縮機35を備え、それぞれのエアホ
ース32には空気圧縮機35に連結する端部にエアコッ
ク36を設け、更にエアホース32の中間部に圧縮空気
を充填しておく補助タンク37を連結させている。ま
た、連結口31に連結される水ホース33の先端には水
コック38を設けて、連結口31に水ホース33を連通
させた状態で連結口31の近くで水コック38を開閉で
きるようにしている。すなわち、一般の水道39から水
ホース33を介して消火器本体14に水を充填したあ
と、水コック38を閉じて水の供給を止めて、直ちに水
ホース33をカプラー34から外し、エアホース32を
カプラー34に連結できるようにしている。
【0015】図4に示すように、模擬火点装置12は、
下部にキャスター40を設け、周囲を壁板で密閉可能に
した箱状の架台41を備え、架台41の上部には模擬火
点として周囲全体を照らして点滅する赤色ランプからな
る第1のランプ42と、前方(図4の手前側)を照らす
赤色ランプからなる第2のランプ43と、架台41に固
定されて、架台41の上方に支柱と横桁を備えて、その
中に箱状の空間部を形成する枠体44と、枠体44に取
付けられて上方を照らす赤色ランプからなる第3のラン
プ45と、架台41内に配置されたサイレン46とを設
けている。枠体44及び架台41の前側で、かつ第1、
第2及び第3のランプ42、43、45の近傍には前面
に平坦部を有する鋼板等の磁性体からなる複数のセンサ
ー取付け部47を設けている。また、枠体44及び架台
41はビニールシート等からなる透明防水シート48に
よって覆われ、第1、第2及び第3のランプ42、4
3、45がノズル部21から放出された消火用水Wによ
って濡れるのを防いでいる。各センサー取付け部47に
は透明防水シート48を挟んでそれぞれ第1、第2及び
第3のランプ42、43、45に対応して、それらの近
傍に消火用水Wが注水される状況を感知する風圧センサ
ー49(第1、第2及び第3の風圧センサー49A、4
9B、49C)が着脱自在に取付けられ、訓練用消火器
11のノズル部21から噴出される消火用水Wによって
作動するようにしている。
【0016】図5に示すように、各風圧センサー49
は、ベース部50の側面に取付け用磁石51が設けら
れ、架台41及び枠体44に設けられたセンサー取付け
部47に磁気吸引力によって着脱自在に取付けられてい
る。ベース部50の上部には逆U字状の枠部52が設け
られ、枠部52には振り子53がその上部で支持ピン5
4によって揺動自在に支持され、ストッパー50Aで揺
動範囲が制限されるようにしている。また、ベース部5
0には周囲が防水材50Bで密封されて防滴構造とした
近接スイッチ55が設けられ、振り子53に圧縮空気と
共に噴出する消火用水Wが注水されて、注水と風圧を受
けて揺動したことを検出して、検出信号を出力するよう
にしている。架台41の内側には、風圧センサー49の
検出信号を入力とし、その検出信号に応じて第1、第
2、第3のランプ42、43、45及びサイレン46の
動作を制御する制御器56を収納している。なお、制御
器56は架台41の内側ではなく、別に消火作業に邪魔
にならない場所に設置しておいてもよい。
【0017】制御器56は(図4参照、但しこの場合、
制御器56を架台41から外に引き出した状態を示して
いる)、商用電源に接続される電源コード57と、第
1、第2、第3のランプ42、43、45、サイレン4
6及びガス元栓モニター66にそれぞれコネクター58
Aを介して電力を供給する電力線58と、模擬火点とな
る第1、第2、第3のランプ42、43、45及びサイ
レン46を動作させるリモートスイッチ59と、複数の
風圧センサー49の検出信号をコネクター60Aを介し
て制御器56に入力する信号線60とが接続されてい
る。また、枠体44には、図6に示すような、ガス元栓
モニター66を取付けている。ガス元栓モニター66に
は、モニター用ガス栓61と、それを開閉するガス栓ハ
ンドル62と、ガス栓ハンドル62にレバー62Aを介
して連動してモニター用ガス栓61の開閉状態を示す信
号を出力するマイクロスイッチ63と、モニター用ガス
栓61が開いていることを表示する表示ランプ64及び
警報ブザー65とを設けている。
【0018】ここで、本発明の一実施の形態に係る消火
訓練設備10を用いた消火訓練方法について説明する。 (1)先ず、訓練用消火器11のカプラー34に水道3
9に接続した水ホース33を連結して、消火器本体14
に消火用水Wを充填する。このとき、ハンドル26を押
し付けて弁部22を圧縮ばね25に抗して押し付けて導
水部17を開き、消火用水Wがフレキシブルホース20
から出てくるまで充填し、消火器本体14に消火用水W
を満杯にする。なお必要に応じて、2本の訓練用消火器
11に消火用水Wを充填しておく。 (2)次に、カプラー34から水ホース33を外し、カ
プラー34にエアホース32を連結し、空気圧縮機35
を駆動して消火器本体14に圧縮空気を供給し、訓練用
消火器11の準備を完了する。なお、必要に応じて2本
の訓練用消火器11にそれぞれエアホース32を連結し
ておく。このとき、吸水管27の内側上端部の圧力と吸
水管27の外側の圧力とは等しい状態となっている。 (3)リモートスイッチ59によって第1、第2、第3
のランプ42、43、45を点滅させ、サイレン46を
吹鳴させ、ガス元栓モニター66の表示ランプ64を点
灯し、警報ブザー65を鳴らして消火訓練設備10の模
擬火点装置12に訓練火災が発生したことを訓練者Mに
知らせる。
【0019】(4)訓練者Mは、安全栓26Aを抜き、
訓練用消火器11を一方の手で持って模擬火点装置12
に所定距離まで近づき、フレキシブルホース20を他方
の手で持ち、ノズル部21を模擬火点装置12に向け
て、一方の手でハンドル26を押して放水する。このと
き、消火器本体14内は圧縮空気によって圧力が高めら
れているが、ハンドル26を押すことにより、弁部22
が押し下げられて導水部17が開き、導水部17付近、
すなわち吸水管27の内側上端部の圧力が吸水管27の
外側の圧力より低下する。そのため、吸水管27の内側
上端部と通気管30の噴出口28でエジェクターが形成
されて、吸水管27内の消火用水Wが通気管30を通っ
てきた圧縮空気によって吸い出され、消火用水Wと圧縮
空気とが混合した状態で導水部17、放水部18を通
り、フレキシブルホース20の先端のノズル部21から
大気に放出される。ノズル部21から消火用水Wが放出
されるとき、圧縮空気が膨張音を発して水噴霧状態とな
る。
【0020】(5)ノズル部21から放出された消火用
水Wが模擬火点装置12に注水される状態になると、架
台41及び枠体44の前面に取付けられた風圧センサー
49にも消火用水Wが注水され、その結果、注水と圧縮
空気の風圧によって風圧センサー49の振り子53が揺
動して、消火用水Wが注水されたことを検出して検出信
号を出力する。風圧センサー49(第1、第2及び第3
の風圧センサー49A、49B、49C)のいずれか
が、それぞれ対応する近傍の模擬火点(第1、第2、第
3のランプ42、43、45)のいずれかに消火用水W
が注水されたことを感知し、制御器56が風圧センサー
49の検出信号を受けて、感知した風圧センサー49の
近傍の模擬火点(第1、第2、第3のランプ42、4
3、45)のいずれかを消灯する。そして、例えば2秒
後に再点滅させて模擬火点が再発火した状態を表示す
る。それで、再度、訓練者Mがノズル部21から消火用
水Wを模擬火点に向けて放出し、風圧センサー49に消
火用水Wを当てると、制御器56が風圧センサー49の
検出信号を受けて、感知した風圧センサー49の近傍の
模擬火点を消灯する。このようにして、制御器56が消
火用水Wを感知した付近の模擬火点のランプを順次消灯
させ、全ての模擬火点(第1、第2、第3のランプ4
2、43、45)が消灯したとき、模擬火点が完全に鎮
火したものとし、制御器56がサイレン46の吹鳴を停
止する。
【0021】(6)1本の訓練用消火器11内の消火用
水Wを全部放水し終わっても、模擬火点が鎮火の状態に
ならない場合は、エアホース32が連結されている2本
目の訓練用消火器11を持ち出して消火活動を行う。 (7)模擬火点が鎮火したことを訓練者Mが確認して訓
練用消火器11の放水を止める。このとき、まだ、ガス
元栓モニター66は表示ランプ64が点灯し、警報ブザ
ー65が鳴っている。 (8)訓練者Mは、模擬火点は鎮火したが、ガス元栓が
閉じられていないことを表示ランプ64と警報ブザー6
5によって知り、ガス栓ハンドル62を操作してモニタ
ー用ガス栓61を閉じ、表示ランプ64と警報ブザー6
5の動作を停止させ、モニター用ガス栓61が閉じられ
たことを確認し、一人の訓練者Mの消火訓練を完了す
る。 (9)ここで、訓練用消火器11内の消火用水Wの充填
量を測り、1回の消火訓練に必要な水量が残っていれ
ば、上記(3)の動作から、次の訓練者Mの消火訓練を
始める。もし、1回の消火訓練に必要な水量が残ってい
なければ、カプラー34からエアホース32を外し、上
記(1)の動作から繰り返して行う。
【0022】このように、消火器本体14の開口部13
にバルブ機構15を取付けたまま、連結口31から消火
用水Wを充填することができるので、短時間で放水の準
備を完了することができる。なお、6リットルの消火用
水Wを充填できる訓練用消火器11に満杯にする時間は
1分30秒程度であり、従来の1/3以下の時間で充填
できることがわかった。また、エアホース32は消火器
本体14に取付けられたままで消火訓練活動を行うの
で、消火器本体14に満杯に充填された消火用水Wが完
全に無くなるまで放出することができ、消火用水Wの充
填量は、従来の訓練用消火器に比べて2倍近くになる。
また、フレキシブルホース20のノズル部21からは、
噴霧状態で放水されるので、単位時間当たりの放水量
は、従来の棒状に放水する場合に比べて1/2程度にな
り、その結果、従来の訓練用消火器に比べて放水時間は
4倍程度になり、1本の訓練用消火器11で12〜20
人程度の消火訓練を連続して行う、効率のよい消火訓練
が可能となる。また、消火用水Wは圧縮空気が膨張音を
発しながら噴霧状態で放出されるので、粉末消火器を放
射したときによく似た状態となり、粉末消火器の操作を
実感できる。
【0023】なお、訓練用消火器11に消火用水Wを充
填したあと、連結口31にエアホース32を連結し、圧
縮空気を訓練用消火器11に充填し、エアコック36を
閉じた状態、すなわち訓練用消火器11内に充填された
圧縮空気のみで消火活動を行うと、粉末消火器と実質的
に同じ放射時間(12〜15秒程度)だけ放水すること
ができ、粉末消火器を使用したときと同じ感覚で消火訓
練を行うことができる。また、訓練用消火器11の中に
消火用水Wを充填しないで、圧縮空気だけを充填して消
火訓練を行うことができる。このときは、圧縮空気がノ
ズル部21から噴射されて、圧縮空気の風圧によって風
圧センサー49を動作させるので、水で汚れることはな
く、防水処置をしていない室内でも消火訓練を行うこと
ができる。更に、エアホース32に補助タンク37を連
結して圧縮空気を充填しているので、空気圧縮機35の
運転を止めても、消火訓練を継続して実施することがで
きる。また、模擬火点装置12は、表示ランプ64及び
警報ブザー65を有するガス元栓モニター66を備えて
いるので、てんぷら火災等を想定して消火訓練を行うと
きの訓練内容を充実させることができる。
【0024】以上、本発明を一実施の形態に係る消火訓
練設備について説明してきたが、本発明は、何ら前記の
実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられ
るその他の実施の形態や変形例も含むものである。例え
ば、てんぷら火災以外の訓練火災を想定したときなどで
は、消火訓練設備からガス元栓モニターを省略してもよ
い。また、前記実施の形態に係る消火訓練設備では、模
擬火点となるランプとして第1、第2、第3のランプを
設け、更にサイレンを備えた例について説明したが、ラ
ンプは3個に限るものではなく、少なくとも1個のラン
プがあればよく、サイレンを省略することもできる。更
に、前記実施の形態に係る消火訓練設備では、空気圧縮
機に2本のエアホースを接続し、それぞれに補助タンク
を接続した例について説明したが、空気圧縮機に1本の
エアホースを接続し、補助タンクを省略してもよい。ま
た、前記実施の形態に係る消火訓練設備では、枠体及び
架台全体をビニールシート等からなる透明防水シートに
よって覆った例について説明したが、複数設けた模擬火
点となるランプを個別に透明防水シートで覆ってもよ
い。また、制御器は、プログラマブルシーケンサーを用
い、想定する訓練火災の状況によって、風圧センサーが
動作してランプの点滅を停止してから再点滅する時間
や、ランプの点滅の停止及び再開の回数を任意に変える
ようにして、想定される様々な訓練火災に対応できるよ
うにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1〜7記載の消火訓練設備におい
ては、上部に開口部を有し、消火用水を充填可能な容器
からなる消火器本体と、開口部に取付けられて、消火器
本体の内側に開口する導水部、導水部に連通し外部に開
口する放水部、放水部にフレキシブルホースを介して接
続されるノズル部、導水部を開閉可能な弁部及び弁部の
上側に突出する操作ロッドを有するバルブ機構と、開口
部とは別に内部に気体又は水を充填可能な連結口を備え
た訓練用消火器を有しているいるので、消火器本体の開
口部にバルブ機構を取付けたまま、連結口から消火用水
を消火器本体が満杯になるまで短時間で再充填すること
ができる。また、消火用水の充填量は、従来の訓練用消
火器に比べて2倍近くにすることができる。更に、水ホ
ースからエアホースへの差替えも短時間で行うことがで
き、1本の訓練用消火器で連続して多くの訓練者の消火
訓練が可能な、効率的消火訓練を行うことができる。ま
た正しく消火器の操作ができなかった人には何回も繰り
返し操作をして訓練効果を高めることができる。
【0026】また、バルブ機構の導水部に上端部が連通
し、下端部は消火器本体の内側下部位置に開口される吸
水管と、吸水管の上端部内側に噴出口を有し、基端は消
火器本体の内側上部位置に開口される通気管とを有し、
吸水管の上端部と通気管の噴出口でエジェクターを形成
した訓練用消火器を有しているので、吸水管の上端部と
通気管の噴出口にエジェクターが形成され、消火用水は
圧縮空気と共にノズル部から水と空気の混合となって圧
縮空気が膨張音を発しながら噴霧状態で放出され、粉末
消火器を放射したときによく似た放水状態となり、粉末
消火器を操作する感触を得られる実践的な消火訓練が可
能である。また、放水量も従来の棒状に放水される場合
よりも、噴霧状態の放水とすることにより水の使用量は
減少し、1本の訓練用消火器で連続して多人数の訓練者
に対して長時間の消火訓練を行うことができる。
【0027】特に、請求項2記載の消火訓練設備におい
ては、吸水管は直管からなって、通気管は直管の内部を
挿通して直管の下端から折れ曲がり、直管の外側に沿っ
て配置されるU字形管からなるので、直管である吸水管
の下端から通気管の一方端を挿入させて吸水管に固定す
るだけで、通気管の一方端が吸水管の上端部とエジェク
ターを形成することができ、エジェクターの形成が簡単
にできる。また、訓練用消火器の持ち方によって訓練用
消火器の姿勢が変わっても、安定して消火用水と圧縮空
気をエジェクターの部分に供給することができる。請求
項3記載の消火訓練設備においては、バルブ機構は、開
口部の外側に形成された雄ねじに螺合する雌ねじを備え
たキャップによって密封状態で、消火器本体に取付けら
れているので、水漏れや空気漏れがなくなり、周囲を汚
すことがない。
【0028】請求項4記載の消火訓練設備においては、
訓練用消火器とは別に模擬火点装置を備え、模擬火点装
置は、架台と、架台に取付けられた模擬火点となるラン
プと、ノズル部から圧縮空気によって消火用水を噴出さ
せる風圧を受けて作動する複数の風圧センサーとを有
し、更に、風圧センサーの出力を入力し、ランプの制御
を行う制御器を有しているので、模擬火点装置のランプ
を赤色のランプとして制御器によって点滅させて模擬火
点の発火を知らせることができる。また、訓練用消火器
から消火用水をランプに向かって放水することによっ
て、ランプの近くに設けられた風圧センサーが放水され
た消火用水及び風圧を受けて検出信号を発生し、その検
出信号を受けて制御器がランプを消灯するようにして模
擬火点が鎮火したものとし、効率的な消火訓練を行うこ
とができる。
【0029】請求項5記載の消火訓練設備においては、
模擬火点装置には、制御器によって制御されるサイレン
を有しているので、模擬火点の発火からサイレンを吹鳴
し、鎮火と共にサイレンの吹鳴を止めることにより、訓
練者及び参加者に鎮火を知らせて訓練者及び参加者に訓
練火災の緊張感と臨場感を感じさせ、しかも興味と真剣
みを起こさせる消火訓練を実施することができる。請求
項6記載の消火訓練設備においては、ランプは、周囲が
透明防水シートによって覆われているので、消火用水が
模擬火点を表示するランプに向かって放水されても、直
接ランプが消火用水で濡れたり漏電するようなことはな
く、消火訓練設備を安全な状態に維持することができ
る。請求項7記載の消火訓練設備においては、模擬火点
装置は、表示ランプ及び警報ブザーを有するガス元栓モ
ニターを有しているので、てんぷら火災を想定して消火
訓練を行い、模擬火点の発火と共に表示ランプと警報ブ
ザーでガスの元栓の存在を知らせ、ガスの元栓を締めて
消火操作が完了するように手順を決めて、てんぷら火災
に対する訓練内容を充実させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る消火訓練設備の構
成図である。
【図2】同消火訓練設備に用いる訓練用消火器の側断面
図である。
【図3】同消火訓練設備に用いる訓練用消火器及び付属
機器の構成図である。
【図4】同消火訓練設備に用いる模擬火点装置の構成図
である。
【図5】同消火訓練設備に用いる模擬火点装置に設けた
風圧センサーの側断面図である。
【図6】同消火訓練設備に用いる模擬火点装置に設けた
ガス元栓モニターの側断面図である。
【符号の説明】
10:消火訓練設備、11:訓練用消火器、12:模擬
火点装置、13:開口部、14:消火器本体、15:バ
ルブ機構、16:キャップ、17:導水部、18:放水
部、19:バルブ機構本体、20:フレキシブルホー
ス、21:ノズル部、22:弁部、23:操作ロッド、
24:ストップリング、25:圧縮ばね、26:ハンド
ル、26A:安全栓、27:吸水管、28:噴出口、2
9:吸入口、30:通気管、30A:取付けバンド、3
1:連結口、32:エアホース、33:水ホース、3
4:カプラー、35:空気圧縮機、36:エアコック、
37:補助タンク、38:水コック、39:水道、4
0:キャスター、41:架台、42:第1のランプ、4
3:第2のランプ、44:枠体、45:第3のランプ、
46:サイレン、47:センサー取付け部、48:透明
防水シート、49:風圧センサー、49A:第1の風圧
センサー、49B:第2の風圧センサー、49C:第3
の風圧センサー、50:ベース部、50A:ストッパ
ー、50B:防水材、51:取付け用磁石、52:枠
部、53:振り子、54:支持ピン、55:近接スイッ
チ、56:制御器、57:電源コード、58:電力線、
58A:コネクター、59:リモートスイッチ、60:
信号線、60A:コネクター、61:モニター用ガス
栓、62:ガス栓ハンドル、62A:レバー、63:マ
イクロスイッチ、64:表示ランプ、65:警報ブザ
ー、66:ガス元栓モニター

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を有し、消火用水を充填可
    能な容器からなる消火器本体と、前記開口部に取付けら
    れて、前記消火器本体の内側に開口する導水部、該導水
    部に連通し外部に開口する放水部、該放水部にフレキシ
    ブルホースを介して接続されるノズル部、前記導水部を
    開閉可能な弁部及び該弁部の上側に突出する操作ロッド
    を有するバルブ機構と、前記バルブ機構の導水部に上端
    部が連通し、下端部は前記消火器本体の内側下部位置に
    開口される吸水管と、前記吸水管の上端部内側に噴出口
    を有し、基端は前記消火器本体の内側上部位置に開口さ
    れる通気管とを有し、前記吸水管の上端部と前記通気管
    の噴出口でエジェクターを形成し、しかも、前記消火器
    本体には、前記開口部とは別に内部に気体又は水を充填
    可能な連結口を備えた訓練用消火器を有することを特徴
    とする消火訓練設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の消火訓練設備において、
    前記吸水管は直管からなって、前記通気管は前記直管の
    内部を挿通して該直管の下端から折れ曲がり、前記直管
    の外側に沿って配置されるU字形管からなることを特徴
    とする消火訓練設備。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の消火訓練設備にお
    いて、前記バルブ機構は、前記開口部の外側に形成され
    た雄ねじに螺合する雌ねじを備えたキャップによって密
    封状態で、前記消火器本体に取付けられていることを特
    徴とする消火訓練設備。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の消
    火訓練設備において、前記訓練用消火器とは別に模擬火
    点装置を備え、前記模擬火点装置は、架台と、該架台に
    取付けられた模擬火点となるランプと、前記ノズル部か
    ら圧縮空気によって前記消火用水を噴出させる風圧を受
    けて作動する複数の風圧センサーとを有し、更に、前記
    風圧センサーの出力を入力し、前記ランプの制御を行う
    制御器を有することを特徴とする消火訓練設備。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の消火訓練設備において、
    前記模擬火点装置には、前記制御器によって制御される
    サイレンを有することを特徴とする消火訓練設備。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の消火訓練設備にお
    いて、前記ランプは、周囲が透明防水シートによって覆
    われていることを特徴とする消火訓練設備。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1項に記載の消
    火訓練設備において、前記模擬火点装置は、表示ランプ
    及び警報ブザーを有するガス元栓モニターを有すること
    を特徴とする消火訓練設備。
JP2000197023A 2000-06-29 2000-06-29 消火訓練設備 Expired - Fee Related JP3762857B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197023A JP3762857B2 (ja) 2000-06-29 2000-06-29 消火訓練設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197023A JP3762857B2 (ja) 2000-06-29 2000-06-29 消火訓練設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002014603A true JP2002014603A (ja) 2002-01-18
JP3762857B2 JP3762857B2 (ja) 2006-04-05

Family

ID=18695412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197023A Expired - Fee Related JP3762857B2 (ja) 2000-06-29 2000-06-29 消火訓練設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3762857B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037592A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Junya Sato 訓練用水消火器への水充填方法及び訓練用消火器
KR100799555B1 (ko) 2006-12-11 2008-01-31 차기만 소방훈련장치
JP2008185639A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Iida Denshi Kk 模擬消火訓練用標的装置
KR100888372B1 (ko) 2007-11-26 2009-03-12 주식회사 샛별교육연구 교육용 소화장치
CN102411868A (zh) * 2011-12-15 2012-04-11 吉林农业大学 灭火器仿真教学装置
JP2014021193A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Yanmar Co Ltd シミュレーション装置
CN103714739A (zh) * 2013-12-30 2014-04-09 中国科学技术大学 一种变低气压变氧浓度的火灾试验箱
CN111388932A (zh) * 2020-04-24 2020-07-10 中国科学技术大学先进技术研究院 一种环保型训练灭火设备
CN112820162A (zh) * 2021-01-13 2021-05-18 四川洲集应急服务有限公司 一种安全应急培训用火情模拟装置
CN112908088A (zh) * 2021-03-11 2021-06-04 中国人民解放军31666部队 一种钻井模拟装置
KR102309095B1 (ko) * 2021-04-06 2021-10-06 나라기업 주식회사 소방훈련용 물 소화기

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5580864B2 (ja) * 2012-10-05 2014-08-27 孝夫 鈴木 防災訓練疑似体験用サイネージ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037592A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Junya Sato 訓練用水消火器への水充填方法及び訓練用消火器
JP4610436B2 (ja) * 2005-07-29 2011-01-12 淳也 佐藤 訓練用水消火器への水充填方法及び訓練用消火器
KR100799555B1 (ko) 2006-12-11 2008-01-31 차기만 소방훈련장치
JP2008185639A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Iida Denshi Kk 模擬消火訓練用標的装置
KR100888372B1 (ko) 2007-11-26 2009-03-12 주식회사 샛별교육연구 교육용 소화장치
CN102411868A (zh) * 2011-12-15 2012-04-11 吉林农业大学 灭火器仿真教学装置
JP2014021193A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Yanmar Co Ltd シミュレーション装置
CN103714739A (zh) * 2013-12-30 2014-04-09 中国科学技术大学 一种变低气压变氧浓度的火灾试验箱
CN111388932A (zh) * 2020-04-24 2020-07-10 中国科学技术大学先进技术研究院 一种环保型训练灭火设备
CN112820162A (zh) * 2021-01-13 2021-05-18 四川洲集应急服务有限公司 一种安全应急培训用火情模拟装置
CN112820162B (zh) * 2021-01-13 2022-05-13 四川洲集应急服务有限公司 一种安全应急培训用火情模拟装置
CN112908088A (zh) * 2021-03-11 2021-06-04 中国人民解放军31666部队 一种钻井模拟装置
KR102309095B1 (ko) * 2021-04-06 2021-10-06 나라기업 주식회사 소방훈련용 물 소화기

Also Published As

Publication number Publication date
JP3762857B2 (ja) 2006-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2557689C (en) Training device for extinguishing fires, method and system of use thereof
AU2007235149B2 (en) Flameless fire extinguisher training methods and apparatus
US9728100B2 (en) Hazard suppression training simulator and method of training
JP3762857B2 (ja) 消火訓練設備
KR102059439B1 (ko) 소화교육용 옥내 소화전
CA2751921C (en) Smoke simulator system for aircraft cockpit
KR102080799B1 (ko) 수계 및 가스계 소화설비 통합 실습장비
CN106110544B (zh) 干粉、泡沫两用灭火装置
JP2699167B2 (ja) 模擬消火訓練装置
KR101733554B1 (ko) 교육훈련용 소화시스템
JP2987763B2 (ja) 水消火器を使用して行う消火訓練自動指導システム
KR102448006B1 (ko) 교육용 빛소화기 체험키트
CN117437819A (zh) 用于消防训练的模拟燃烧装置
KR102295387B1 (ko) 소방 훈련용 장치
JP2008185639A (ja) 模擬消火訓練用標的装置
CN213724591U (zh) 一种灭火器实训演练装置
KR200471633Y1 (ko) 교육용 소화기
JP2009240608A (ja) 消火用具、消火方法および消火装置
CN109701191B (zh) 一种水基自来水式灭火系统及其使用方法
JP3036659U (ja) 水消火器を使用する消火訓練用模擬火災・消火表示装置
CN112999554A (zh) 一种厨房自动灭火动态模拟仿真平台
JPH0334348B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees