JP2002013484A - リニアコンプレッサの駆動制御装置 - Google Patents

リニアコンプレッサの駆動制御装置

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JP2002013484A
JP2002013484A JP2000197702A JP2000197702A JP2002013484A JP 2002013484 A JP2002013484 A JP 2002013484A JP 2000197702 A JP2000197702 A JP 2000197702A JP 2000197702 A JP2000197702 A JP 2000197702A JP 2002013484 A JP2002013484 A JP 2002013484A
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  • Control Of Linear Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動周波数を共振周波数に近づける際に、ピ
ストンのストロークが必要以上に小さくなるのを防止す
ることができるリニアコンプレッサの駆動制御装置を提
供する。 【解決手段】 駆動装置における制御回路5では、駆動
周波数を共振周波数に近づける処理を行なう際に、ピス
トンの振幅が目標の振幅よりも小さい基準振幅(位置)
を超える場合には、電流ゲインを所定の割合だけ減少さ
せる処理を行なう。一方、ピストンの振幅が基準位置を
超えない場合には、電流ゲインを減少させる処理を行な
わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリニアコンプレッサ
の駆動制御装置に関し、特に、リニアモータによってシ
リンダ内でピストンを往復運動させて圧縮ガスを生成す
るリニアコンプレッサの駆動制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫のような冷却装置において
膨張した冷媒ガスを圧縮する機構としてリニアコンプレ
ッサの開発が進められている。このリニアコンプレッサ
では、リニアモータによってシリンダ内でピストンを往
復運動させることでガスの圧縮が行なわれる。
【0003】このようなリニアコンプレッサでは、リニ
アモータの駆動電流とピストンの速度との位相が一致し
ているときに高い効率が得られる。すなわち、駆動電流
の周波数がリニアコンプレッサのハード構成やガスのば
ね定数等から定まる共振周波数に一致しているときに高
い効率が得られることになる。また、ピストンヘッドと
シリンダ内壁端部の最近接距離が最小値に維持されてい
る場合に最も高い効率が得られる。
【0004】一方、リニアコンプレッサの共振周波数は
負荷状況によって変動するため、高い効率で運転を続け
るためには、駆動周波数が共振周波数付近の許容範囲内
に入るように、駆動周波数の変更処理が行なわれる。
【0005】駆動周波数が共振周波数に近づくとピスト
ンの駆動に必要な電力が減少するため、一時的に過大な
駆動電流がリニアモータに供給されることになる。この
ため、ピストンの振幅が目標の振幅を越えてシリンダの
上壁に衝突するおそれがある。
【0006】このようなピストンのオーバーストローク
を回避するために、たとえば、特開平10−11529
0号公報に記載されたリニアコンプレッサの駆動装置で
は、駆動電流の基準となる電流指令値を算出する際の電
流ゲインをあらかじめ数%減少させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たリニアコンプレッサの駆動装置では、以下に示すよう
な問題があった。
【0008】従来のリニアコンプレッサの駆動装置にお
いては、駆動周波数を変更した後に、駆動周波数が共振
周波数付近の許容範囲内であるかどうかが確認される。
駆動周波数がその許容範囲内にない場合には、駆動周波
数が許容範囲内に入るまで駆動周波数の変更とその確認
が繰返される。
【0009】上述したように、駆動周波数を変更する際
にはピストンのオーバーストロークを回避するために電
流ゲインが数%削減される。このため、駆動周波数の変
更が連続するとピストンの振幅(ストローク)が必要以
上に小さくなることがあった。その結果、シリンダ内か
ら吐出する吐出ガスの流量が減少してコンプレッサの効
率が低下するという問題があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、駆動周波数を変更する際に、ピスト
ンのストロークが必要以上に小さくなることが防止でき
るリニアコンプレッサの駆動制御装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリニアコン
プレッサの駆動制御装置は、電流指令手段と、位置検出
手段と、振幅検出手段と、周波数制御手段と、振幅制御
手段とを備えている。電流指令手段は、ピストンの位置
の基準となる位置関数に従って電流指令値を生成し、そ
の電流指令値に応じた駆動電流を発生させる。位置検出
手段は、シリンダ内におけるピストンの位置を検出す
る。振幅検出手段は、シリンダ内のピストンの振幅を検
出する。周波数制御手段は、駆動周波数を目標の共振周
波数に合わせる。振幅制御手段は、振幅検出手段によっ
て検出されたピストンの振幅に基いて、ピストンの振幅
ををあらかじめ定められた目標の振幅に一致させる。周
波数制御手段では、駆動周波数が目標の共振周波数の許
容値の範囲内にない場合に、駆動周波数を目標の共振周
波数に合わせる処理が行なわれ、駆動周波数が許容値の
範囲内にある場合には、駆動周波数を目標の共振周波数
に合わせる処理は行われない。また、振幅制御手段で
は、周波数制御手段において駆動周波数を目標の共振周
波数に合わせる際に、振幅検出手段によって検出された
ピストンの振幅が、目標の振幅よりも小さい所定の基準
振幅を超える場合には、ピストンの振幅を減少させるた
めの振幅減少処理が行なわれ、ピストンの振幅が所定の
基準振幅を超えない場合には振幅減少処理は行われな
い。
【0012】この構成によれば、周波数制御手段におい
て駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる際に、ピス
トンの振幅が目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を
超えない場合には、ピストンの振幅を減少させるための
振幅減少処理を行ない、ピストンの振幅が所定の基準振
幅を超えない場合には振幅減少処理を行なわない。そし
て、駆動周波数が共振周波の許容値の範囲内に入れば、
駆動周波数の変更処理は行なわれず、ピストンの振幅は
目標の振幅に合わせられることになる。これにより、駆
動周波数を共振周波数に近づける処理を繰り返す場合で
も、ピストンの振幅(ストローク)が必要以上に小さくな
ることがなくなる。その結果、ガスの吐出量が低下して
リニアコンプレッサの効率が低下するのを防ぐことがで
きる。
【0013】そのような振幅減少処理としては、電流指
令手段で生成される電流指令値をあらかじめ定められた
割合に減少させる処理を含んでいることが好ましい。ま
た、位置関数の振幅をあらかじめ定められた割合に減少
させる処理を含んでいることが好ましい。
【0014】好ましくは、シリンダ内におけるピストン
の速度を検出するための速度検出手段と、電流指令手段
で生成された電流指令値と速度検出手段で検出された速
度との位相差を検出する位相差検出手段とを備え、周波
数制御手段では、位相差検出手段によって検出された位
相差がなくなるように位置関数の周波数が制御される。
【0015】これにより、駆動周波数が共振周波数に近
づくように制御される。また好ましくは、振幅検出手段
では、その位置検出手段の検出結果に基づいてピストン
の上死点と原点との間の長さに相当する上死点側振幅
と、ピストンの下死点と原点との間の長さに相当する下
死点側振幅とが検出され、振幅制御手段では、振幅検出
手段によって検出された上死点側振幅および下死点側振
幅のうちのいずれか大きい方が予め定められた目標の振
幅に一致するように制御される。
【0016】これにより、ピストンの中立点が原点から
ずれたとしても、ピストンがシリンダの上壁面に衝突す
るのを防止できる。なお、ここでいう原点とは、位置関
数の振動の中心として定義される点である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るリニア
コンプレッサの駆動制御装置について説明する。まず図
3に、リニアコンプレッサの構造の一例を示す。図3に
示すように、リニアコンプレッサ1は、円筒上のケーシ
ング10の上端部および下端部にそれぞれ設けられた1
対のシリンダ11a、11bと、そのシリンダ11a、
11b内にそれぞれ嵌挿された1対のピストン12a、
12bとを備えている。
【0018】ピストン12a、12bのヘッドとシリン
ダ11a、11bの上壁との間には1対の圧縮室13
a、13bがそれぞれ形成されている。各シリンダ11
a、11bには、圧縮室13a、13b内のガス圧に応
じて開閉する吸入バルブ14a、14bと吐出バルブ1
5a、15bがそれぞれ取付けられている。
【0019】1対のピストン12a、12bは、1本の
ロッド16の一方の端部および他方の端部にそれぞれ連
結されている。そのロッド16は、1対の軸受17a、
17bおよびコイルばね18a、18bによって、ケー
シング10およびシリンダ11a、11b内を往復動自
在に支持されている。
【0020】また、リニアコンプレッサ1は、ピストン
12a、12bを往復駆動するためのリニアモータ20
を備えている。リニアモータ20はボイスコイルモータ
であって、ヨーク部10aおよび永久磁石21を含む固
定部と、コイル23および円筒状の支持部材24を含む
可動部とを備えている。ヨーク部10aは、ケーシング
10の一部を構成している。永久磁石21はヨーク部1
0aの内周壁に固定されている。
【0021】支持部材24の一方の端部は、永久磁石2
1と本体胴部12外周壁との間の円筒状空間に遊挿さ
れ、他方の端部はロッド16の中央部に連結されてい
る。コイル23は、支持部材24の一方の端部に取付け
られ、永久磁石21に対向している。
【0022】ロッド16の中央に突設したアーム160
には、N極とS極とが一定ピッチで交互に着磁されたマ
グネット板42が固定されている。ケーシング10の内
面に形成した突部100には、マグネット板42に対向
して、MR素子41が取付けられている。MR素子41
およびマグネット板42によって変位センサ4が構成さ
れる。その変位センサ4は、変位に応じたA相およびB
相の出力と、ロッド16が1対のピストン12a、12
bの原点位置に対したときのZ相への出力を有してい
る。
【0023】上述したリニアコンプレッサ1は、ピスト
ン12a、12b、ロッド16、コイル23および支持
部材24の質量、圧縮室13a、13bのガスのばね定
数、コイルばね18のばね定数などから決まる共振周波
数を有している。この共振周波数は通常商用電力の周波
数(たとえば60Hz)付近に設定される。この共振周
波数でリニアモータ20を駆動することにより、高い効
率にて上下1対の圧縮室13a、13b内で交互にガス
を圧縮することができる。
【0024】次に、リニアコンプレッサの駆動制御装置
としての駆動装置について説明する。図1は駆動装置2
の構成を示すブロック図である。図1に示すように、リ
ニアコンプレッサ1の駆動装置2は、モータドライバ
3、制御回路5およびセンサ信号処理回路6を備えてい
る。モータドライバ3は、リニアコンプレッサ1のリニ
アモータに駆動電流Iを供給する。制御回路5は、CP
U、メモリ等からなるマイクロコンピュータによって構
成され、CPUによる制御周期はたとえば150μse
cである。
【0025】リニアコンプレッサ1に設けられた変位セ
ンサ4から出力されるセンサ信号Sはセンサ信号処理回
路6に供給されて方形波に変換される。その方形波の個
数がカウントされそのカウンタト値に基づいてピストン
の変位を表わす位置データPaが作成されて、制御回路
5に供給される。
【0026】制御回路5は、センサ信号処理回路6から
の位置データPaに応じて制御信号φcを作成し、その
制御信号φcをモータドライバ3へ出力して出力電流I
を制御する。
【0027】図2は、図1に示す制御回路5の構成を示
すブロック図である。図2に示すように、制御回路5
は、位置指令値生成部30、位置・速度制御部31、電
流指令値生成部32、位置・速度検出部33、上下死点
検出部34、電流・速度位相差検出部35、電流ゲイン
制御部36、振幅中立位置制御部37および周波数制御
部38から構成されている。
【0028】位置・速度検出部33は、センサ信号処理
回路6から位置データPaを取入れて、これを位置現在
値Pnowとするとともに、位置現在値Pnowを微分
して速度現在値Vnowを求める。
【0029】上下死点検出部34は、位置・速度検出部
33から得られる一連の位置現在値Pnowに基づい
て、ピストン12a、12bの上死点と原点との間の長
さに相当する上死点側振幅および下死点と原点との間の
長さに相当する下死点側振幅を検出する。上死点側振幅
および下死点側振幅の検出は、位置指令Prefの1サ
イクルが終了するごとに行われる。すなわち、位置指令
Prefがゼロクロス点(−→+)を通過するごとに行
なわれる。
【0030】電流・速度位相差検出部35は、位置・速
度検出部33で生成された位置現在値Vnowと電流指
令値生成部32で生成された電流指令値Irefとの位
相差を検出する。この位相差は、現在の駆動周波数と共
振周波数のずれに応じた値となる。この位相差の検出
は、位置現在値Pnowの1サイクルが終了するごとに
行われる。すなわち、位置現在値Pnowがゼロクロス
点(−→+)を通過するごとに行なわれる。
【0031】周波数制御部38は、電流・速度位相差検
出部35によって検出された位相差があらかじめ定めら
れた許容値を超えているかどうかを判断し、超えている
場合は位相差がなくなるように制御する。すなわち、共
振周波数が得られるように、位置指令値生成部30で用
いられる角周波数ωを補正し、補正後の角周波数ωを目
標駆動周波数として位置指令値生成部30へ供給する。
【0032】振幅中立位置制御部37は、上下死点検出
部34で検出された上死点側振幅と下死点側振幅とを比
較し、両振幅の差が小さくなるように位置指令値生成部
30で用いられるシフト量Bを位置指令値Prefの1
サイクルが終了するごとに制御する。すなわち、振幅中
立位置制御部37は、上死点側振幅の方が下死点側振幅
よりも大きい場合はシフト量Bを負側(下方向)に補正
する。一方、上死点側振幅の方が下死点側振幅よりも小
さい場合はシフト量Bを正側(上方向)に補正する。
【0033】通常、シフト量Bはバルブの非対称性など
の装置の特性によりほぼ一定になるため、シフト量Bの
1回当りの作業量は小さな値(たとえば1μm)に設定
されている。このようにシフト量Bを制御することによ
り、1対のピストン12a、12bのトップクリアラン
スを同じ値に精度よく制御することができる。
【0034】位置指令値生成部30は、メモリに格納さ
れたサインテーブルと、振幅Aと、角周波数ωと、シフ
ト量Bと、式Pref=Asinωt+B(正弦関数)
とに基づいて位置指令値Prefを生成し、生成した位
置指令値Prefを位置・速度制御部31に与える。
【0035】位置指令値Prefの生成に際し、位置指
令値生成部30は、位置関数としてのサインテーブルか
ら一定の周期(たとえば450μsec)で順次データ
を離散的に取出す。このときのデータの取り出し間隔に
よって駆動周波数が決まる。
【0036】位置・速度制御部31は、位置指令値生成
部30で生成された位置指令値Prefと位置・速度検
出部33で生成された位置現在値Pnowと偏差Pre
f−Pnowに基づいて速度指令値Vrefを生成す
る。さらに、速度指令値Vrefと位置・速度検出部3
3で生成された速度現在値Vnowとの偏差Vref−
Vnowに基づいて速度制御値Vcを生成する。
【0037】電流ゲイン制御部36は、上下死点検出部
34で検出された上死点側振幅と下死点側振幅とを比較
し、上死点側振幅および下死点側振幅のうちのいずれか
大きい方を最大振幅現在値Anowとし、この最大振幅
現在値Anowがあらかじめ定められた最大振幅目標値
Arefに一致するように電流指令値生成部32で用い
られる電流ゲインGiの値をピストン12a、12bの
振動の1サイクルごとに制御する。
【0038】また、電流ゲイン制御部36は、ピストン
12a、12bの往復運動の数百サイクルに1回の割合
で、電流・速度位相差検出部35で検出された位相差が
あらかじめ定められた許容値を超えているかどうかを判
断する。その位相差が許容値を超えていると判断される
場合には、さらに位相差が所定の超過判断基準を超えて
いるかどうかを判断する。
【0039】位相差が所定の超過判断基準を超えている
と判断される場合には、駆動周波数が共振周波数に近づ
くように、角周波数ωを補正する。そして、最大振幅現
在値Anowと所定の基準振幅(位置)との大小関係を
判断する。
【0040】最大振幅現在値Anowが、所定の基準振
幅よりも大きく最大振幅目標値Arefよりも小さいと
判断される場合、すなわち、最大振幅現在値Anow
が、所定の基準振幅を超える場合には、電流指令値生成
部で用いられる電流ゲインGiの値を所定の割合だけ減
少させる。一方、最大振幅現在値Anowが所定の基準
振幅を超えない場合には、電流ゲインGiの値を減少さ
せる処理を行なわない。
【0041】また、位相差が所定の許容値を超えている
が、所定の超過判断基準を超えていないと判断される場
合には、電流ゲインGiを減少させることなく、位置指
令値生成部30による最小分解能での周波数変更処理が
実行される。
【0042】なお、この実施の形態では、位相差の所定
の超過判断基準として後述するように2段階の判断基準
が設定されている。
【0043】電流指令値生成部32は、位置・速度制御
部31で生成された速度制御値Vcと、電流ゲインGi
と、式Iref=Gi×Vcとに基づいて電流指令値I
refを生成する。さらに電流指令値Irefを制御信
号φcに変換してモータドライバ3に与える。モータド
ライバ3の出力電流Iの制御は、たとえばPWM方式で
行なわれる。
【0044】上述した制御回路5においては、まず位置
指令値生成部30で位置指令値Prefが生成され、位
置・速度制御部31で速度制御値Vcが生成され、位置
・速度制御部31で制御信号φcが生成される。モータ
ドライバ3からリニアモータ20のコイル23に電流が
供給されると、リニアモータ20の可動部が往復運動を
開始してガスの圧縮が開始される。
【0045】次に、図4および図5に示すフローチャー
トに基づいて、制御回路5の具体的な制御手続について
説明する。まず、ステップS0では、サインテーブルか
ら順次データを取り出す際のデータ取り出し間隔拡張値
が算出される。
【0046】次に、ステップS1では、位置・速度検出
部33によって位置データPaの読込が行なわれ、ステ
ップS2では、位置・速度検出部33によって位置現在
値Pnowおよび速度現在値Vnowが算出される。
【0047】ステップS3では、位置・速度制御部31
によって速度制御が行なわれる。すなわち、位置・速度
制御部31は、速度指令値Vrefと速度現在値Vno
wとの偏差に基づいて速度制御値Vcを生成し、電流指
令値生成部32に与える。
【0048】ステップS4では、電流指令値生成部32
によって速度制御値Vcと電流ゲインGiとの積である
電流指令値Irefが生成される。ステップS5では、
電流指令値生成部32から電流指令値Irefに応じた
電流指令データ、すなわち制御信号φcがモータドライ
バ3に出力される。
【0049】ステップS6では、制御回路6に含まれる
第1カウンタ(図示せず)のカウンタ値がインクリメン
ト(+1)される。ステップS7では、第1カウンタの
カウント値が設定値(本実施の形態では3)に到達した
か否かが判断される。
【0050】ステップS7において、第1カウンタのカ
ウント値が設定値に到達したと判断される場合には、ス
テップS8に移行する。ステップS8では、位置指令値
生成部30において、位置補正量および周波数設定値に
基づいて振幅Aおよび角周波数ωが生成される。さら
に、サインテーブルのデータ、振幅A、シフト量Bおよ
び角周波数ωに基づいて、位置指令値Pref=Asi
nωt+Bが生成される。
【0051】次に、ステップS9では、位置・速度制御
部31によって位置制御が行なわれる。すなわち、位置
・速度制御部31は、位置指令値Prefと位置現在値
Pnowとの偏差に基づいて速度指令値Vrefを生成
する。位置制御が終了した後に、ステップS10に移行
して第1カウンタのカウント値がリセットされる。
【0052】ステップS7において第1カウンタのカウ
ント値が設定値に到達していないと判断される場合に
は、ステップS8〜S10は実行されない。
【0053】次にステップS11では、位置指令値Pr
efの1サイクルが終了したか否かが判断される。な
お、この判断は位置現在値が負の値から正の値にゼロク
ロスしたかどうかの判断に代えることも可能である。
【0054】そのステップS11において、位置指令値
Prefの1サイクルが終了したと判断される場合には
ステップS12に移行する。ステップS12では、上下
死点検出部34によって、位置・速度検出部33から得
られる位置現在値Pnowの最大値および最小値に基づ
いて、ピストン12a、12bの上死点側振幅および下
死点側振幅が算出される。
【0055】次にステップ13では、上死点側振幅と下
死点側振幅の大小関係が比較され、上死点側振幅の方が
下死点側振幅より大きいと判断される場合には、ステッ
プS14に移行する。ステップS14では、振幅中立位
置制御部37によってシフト量Bの補正量として負の補
正量が設定される。次にステップS15では、最大振幅
現在値Anowとして上死点側振幅が設定される。
【0056】ステップS13における上死点側振幅と下
死点側振幅との大小比較の結果、下死点側振幅の方が上
死点側振幅よりも大きいと判断される場合には、ステッ
プS16に移行する。ステップS16では、振幅中立位
置制御部37によってシフト量Bの補正量として正の補
正量が設定される。次にステップS17では、最大振幅
現在値Anowとして下死点側振幅が設定される。
【0057】次にステップS18では、電流ゲイン制御
部36によって最大振幅現在値Anowが最大振幅目標
値Arefに一致するように電流ゲインGiが制御、設
定される。ステップS19では、上下死点検出部34に
おいて位置現在値Pnowの最大値および最小値がリセ
ットされる。
【0058】ステップS11において、位置指令値Pr
efの1サイクルが終了しないと判断される場合には、
ステップS12〜S19は実行されない。次にステップ
S20では、上下死点検出部34において位置現在値P
nowの最大値および最小値の検出・保持が行なわれ
る。
【0059】ステップS21では、位置現在値Pnow
の1サイクルが終了したか否かが判断される。なお、こ
の判断は位置現在値が負の値から正の値にゼロクロスし
たかどうかの判断に代えることも可能である。そのステ
ップS21において、位置現在値Pnowの1サイクル
が終了したと判断される場合には、ステップS22に移
行する。ステップS22では、電流・速度位相差検出部
35によって電流指令値Irefと速度現在値Vnow
の位相差が検出される。
【0060】次にステップS23では、第2カウンタ
(図示せず)のカウント値がインクリメントされる。次
にステップS24では、第2カウンタのカウント値が設
定値(たとえば300)に到達したか否かが判断され
る。ステップS24において、第2カウンタのカウント
値が設定値に到達したと判断される場合には、ステップ
S25に移行する。
【0061】ステップS25では、電流指令値Iref
と速度現在値Vnowの位相差が許容値以内であるか否
かが判断される。ステップS25において、位相差が許
容値以内でないと判断される場合には、ステップS26
に移行する。
【0062】ステップS26では、位相差が第1の超過
判断基準を超えているか否かが判断される。ステップS
26において、位相差が第1の超過判断基準を超えてい
ないと判断される場合にはステップS27に移行する。
【0063】ステップS27では、位相差が第1の超過
判断基準よりもさらに小さな第2の超過判断基準を超え
ているか否かが判断される。ステップS27において、
位相差が第2の超過判断基準を超えていないと判断され
る場合には、ステップS28に移行する。
【0064】ステップS28では、ピストンの駆動周波
数を最小分解能だけ変更するための手続が実行される。
具体的には、周波数を増大させるときにはデータ取り出
し間隔拡張値に1を加算し、周波数を減少させるときに
はデータ取り出し間隔拡張値から1を減算して、データ
取り出し間隔拡張値を更新する手続が実行される。次に
ステップS29では、第2カウンタのカウント値がリセ
ットされる。
【0065】ステップS21において、位置現在値Pn
owの1サイクルが終了していないと判断される場合に
は、ステップS22〜S29は実行されない。
【0066】ステップS24において、第2カウンタの
カウント値が設定値に到達していないと判断される場合
には、ステップS25〜S29は実行されない。またス
テップS25において、位相差が許容値以内であると判
断される場合には、ステップS26〜S28は実行され
ない。
【0067】ステップS26において、位相差が第1の
超過判断基準を超えていると判断される場合にはステッ
プS33に移行する。ステップS33では、周波数の変
更量を大きな値(たとえば0.15Hz)に設定して、
周波数の制御・設定を実行する。
【0068】次にステップS34では、ピストンの振幅
が所定の基準振幅(基準位置)を超えているか否かが判
断される。ステップS34において、図6に示すよう
に、ピストンの振幅が基準位置を超えていると判断され
る場合には、ステップS35に移行する。ステップS3
5では、電流指令値の電流ゲインを所定値(たとえば3
0%)だけ削減して、ステップS29に移行する。
【0069】ステップS34において、ピストンの振幅
が基準位置を超えていると判断されない場合、すなわち
図7に示すように、ピストンの振幅が基準位置よりも小
さい場合には、ステップS35は実行されずステップS
29に移行する。
【0070】またステップS27において、位相差が第
2の超過基準を超えていると判断される場合には、ステ
ップS30に移行する。ステップS30では、周波数の
変更量を小さな値(たとえば0.03Hz)に設定し
て、周波数の制御・設定を実行する。
【0071】次にステップS31では、ピストンの振幅
が所定の基準位置を超えているか否かが判断される。図
6に示すように、ピストンの振幅が所定の基準位置を超
えていると判断される場合にはステップS32に移行す
る。ステップS32では、電流指令値の電流ゲインを所
定値(たとえば15%)だけ削減してステップS29に
移行する。
【0072】ステップS31において、図7に示すよう
に、ピストンの振幅が所定の基準位置を超えない場合に
は、ステップS32は実行されずステップS29に移行
する。
【0073】次にステップS36では、リニアコンプレ
ッサの運転中止等により制御を終了すべきか否かが判断
される。制御を終了すべきと判断される場合には手続を
終了する。一方、制御を終了すべきでないと判断される
場合にはステップS1に戻って上述した制御を繰返す。
【0074】上述したフローチャートによれば、電流と
速度の位相差が許容値の範囲内にある場合には駆動周波
数変更処理は行われないが、その位相差が許容値の範囲
内にない場合、すなわち駆動周波数が共振周波数からず
れている場合には、駆動周波数の変更処理が行なわれる
ことになる。このとき、駆動周波数の変更とともに所定
の電流ゲインの削減処理が行なわれる。
【0075】すなわち、ステップS31、S34におい
て説明したように、ピストンの振幅が所定の基準位置を
超えていると判断される場合には、電流ゲインの削減が
行なわれる。一方、ピストンの振幅が基準位置を超えな
い場合には、電流ゲインの削減は行なわれない。
【0076】このように、駆動周波数の変更の際にピス
トンの振幅が基準位置を超えない場合には電流ゲインの
削減を行なわないようにすることで、駆動周波数の変更
を繰り返して行なう場合にピストンのストロークが必要
以上に小さくなることがなくなる。そして、駆動周波数
が共振周波数の許容値の範囲内に入ると駆動周波数の変
更処理を行わずに、ピストンの振幅が目標の振幅に一致
するように電流ゲインが制御されることで、ピストンが
目標の振幅に早く復帰することができる。
【0077】その結果、吐出ガス量が大きく減少するこ
とがなくなってリニアコンプレッサの効率が低下するの
を防止することができる。また、その基準位置付近がピ
ストンのストロークの最小値となり、目標ストロークの
近傍で駆動することができる。
【0078】なお、上記実施の形態では、ピストンの振
幅を減少させるために電流ゲインを所定の割合だけ減ら
したが、この他に、たとえば、位置関数としてのサイン
テーブルの値を所定の割合だけ減少させるようにしても
よい。
【0079】また、上記実施の形態では、リニアコンプ
レッサとして2ピストン型のものを例に挙げて説明した
が、1ピストン型のものに適用しても、ピストンのスト
ロークが必要以上に小さくなることを防止することがで
きて吐出ガス量が大きく減少するのを防ぐことができ、
リニアコンプレッサの効率の高い運転を行なうことが可
能になる。
【0080】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0081】
【発明の効果】本発明に係るリニアコンプレッサの駆動
制御装置によれば、周波数制御手段において駆動周波数
を目標の共振周波数に合わせる際に、ピストンの振幅が
目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を超える場合に
は、ピストンの振幅を減少させるための振幅減少処理を
行ない、ピストンの振幅が所定の基準振幅を超えない場
合には振幅減少処理を行なわない。そして、駆動周波数
が共振周波の許容値の範囲内に入れば、駆動周波数の変
更処理は行なわれず、ピストンの振幅は目標の振幅に合
わせられることになる。これにより、駆動周波数を共振
周波数に近づける処理を繰り返す場合でも、ピストンの
振幅(ストローク)が必要以上に小さくなることがなくな
る。その結果、ガスの吐出量が低下してリニアコンプレ
ッサの効率が低下するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るリニアコンプレッ
サの駆動制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態において、駆動制御装置におけ
る制御回路のブロック図である。
【図3】 同実施の形態におけるリニアコンプレッサの
構造を示す断面図である。
【図4】 同実施の形態において、制御回路の制御手続
の前半を表わすフローチャートである。
【図5】 同実施の形態において、制御回路の制御手続
の後半を表わすフローチャートである。
【図6】 同実施の形態において、ピストンの変位を示
す第1のグラフである。
【図7】 同実施の形態において、ピストンの変位を示
す第2のグラフである。
【符号の説明】 1 リニアコンプレッサ、2 駆動制御装置、3 モー
タドライバ、4 変位センサ、5 制御回路、11a、
11b シリンダ、12a、12b ピストン、20
リニアモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 AA03 AA08 AA13 AA25 BA33 CA00 CA22 CA29 DA07 EA34 3H076 AA03 BB21 CC06 CC84 CC98 5H540 AA10 BA06 BB04 BB06 EE05 EE08 FA03 GG01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの位置の基準となる位置関数に
    従って電流指令値を生成し、前記電流指令値に応じた駆
    動電流を発生させるための電流指令手段と、 シリンダ内におけるピストンの位置を検出するための位
    置検出手段と、 シリンダ内のピストンの振幅を検出するための振幅検出
    手段と、 前記駆動周波数を目標の共振周波数に合わせるための周
    波数制御手段と、 前記振幅検出手段によって検出されたピストンの前記振
    幅に基いて、ピストンの振幅をあらかじめ定められた目
    標の振幅に一致させるための振幅制御手段とを備え、 前記周波数制御手段では、前記駆動周波数が目標の共振
    周波数の許容値の範囲内にない場合に、前記駆動周波数
    を目標の共振周波数に合わせる処理が行なわれ、前記駆
    動周波数が前記許容値の範囲内にある場合には、前記駆
    動周波数を目標の共振周波数に合わせる処理は行われ
    ず、 前記振幅制御手段では、前記周波数制御手段において前
    記駆動周波数を目標の共振周波数に合わせる際に、前記
    振幅検出手段によって検出されたピストンの前記振幅
    が、前記目標の振幅よりも小さい所定の基準振幅を超え
    る場合には、ピストンの前記振幅を減少させるための振
    幅減少処理が行なわれ、ピストンの前記振幅が前記所定
    の基準振幅を超えない場合には前記振幅減少処理は行わ
    れない、リニアコンプレッサの駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記振幅減少処理は、前記電流指令手段
    で生成される前記電流指令値をあらかじめ定められた割
    合に減少させる処理を含む、請求項1記載のリニアコン
    プレッサの駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記振幅減少処理は、前記位置関数の振
    幅をあらかじめ定められた割合に減少させる処理を含
    む、請求項1記載のリニアコンプレッサの駆動制御装
    置。
  4. 【請求項4】 シリンダ内におけるピストンの速度を検
    出するための速度検出手段と、 前記電流指令手段で生成された電流指令値と、前記速度
    検出手段で検出された速度との位相差を検出する位相差
    検出手段と、 を備え、 前記周波数制御手段では、前記位相差検出手段によって
    検出された位相差がなくなるように前記位置関数の周波
    数が制御される、請求項1〜3のいずれかに記載のリニ
    アコンプレッサの駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 前記振幅検出手段では、前記位置検出手
    段の検出結果に基づいてピストンの上死点と原点との間
    の長さに相当する上死点側振幅と、ピストンの下死点と
    原点との間の長さに相当する下死点側振幅とが検出さ
    れ、 前記振幅制御手段では、前記振幅検出手段によって検出
    された前記上死点側振幅および前記下死点側振幅のうち
    のいずれか大きい方が、あらかじめ定められた前記目標
    の振幅に一致するように制御される、請求項1〜4のい
    ずれかに記載のリニアコンプレッサの駆動制御装置。
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