JPH11324911A - リニアコンプレッサーの制御装置 - Google Patents

リニアコンプレッサーの制御装置

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JPH11324911A
JPH11324911A JP13189398A JP13189398A JPH11324911A JP H11324911 A JPH11324911 A JP H11324911A JP 13189398 A JP13189398 A JP 13189398A JP 13189398 A JP13189398 A JP 13189398A JP H11324911 A JPH11324911 A JP H11324911A
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新一 松村
Naoto Tojo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急激な負荷変動があった場合にもピストンが
シリンダー上壁に衝突する虞れのないリニアコンプレッ
サーを提供する。 【解決手段】 リニアコンプレッサー1の制御装置は、
電流指令値に応じて駆動電流を生成しリニアモータに供
給するモータドライバー3と、ピストンの位置を検出す
るための変位センサー4と、変位センサー4に接続され
たセンサー信号処理回路6と、センサー信号処理回路6
から得られる位置データに応じて電流指令値を作成しモ
ータドライバー3に供給する制御回路5とを具えてい
る。制御回路5は、ピストンの位置について、制御の目
標となる上死点位置と所定の限界位置の間に、大小2つ
の超過判断基準を有し、ピストンの位置が大なる超過判
断基準を超えたときは、小なる超過判断基準を超えたと
きよりも大きく電流指令値を低減せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータによ
ってシリンダ内でピストンを往復駆動してガスを圧縮す
るリニアコンプレッサーの制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫の如き冷却装置において
は、膨張した冷媒ガスを圧縮する装置として、リニアモ
ータによってシリンダー内でピストンを往復駆動してガ
ス圧縮を行なうリニアコンプレッサーの開発が進められ
ている(例えば特願平8−268446号)。
【0003】リニアコンプレッサーにおいては、ピスト
ンが上死点に達したときのピストンヘッドとシリンダー
上壁の間隙(トップクリアランス)が小さい程、高い体積
効率が得られるので、変位センサーによってピストンの
位置を検知し、該検知信号に基づいて、トップクリアラ
ンスが例えば100μmとなる様、リニアモータのフィ
ードバック制御が行なわれる。
【0004】尚、変位センサーとしては、MRセンサー
(例えば、平成7年電気学会全国大会「磁気抵抗(MR)
素子とセンサ」参照)を採用することが出来る。MRセ
ンサーは、MR素子がマグネット板と対向して一方向に
移動する過程で、正弦波のセンサー信号を出力するもの
であって、該センサー信号を方形波に変換し、該方形波
をカウントすることによって、変位を測定することが出
来る。その他、位置センサーとしては、差動トランスや
レーザ変位計等を採用することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リニア
コンプレッサーにおいては、何らかの原因で負荷が急激
に軽くなったとき、この急激な変化にフィードバック制
御が追従せず、ピストンがシリンダーの上壁に衝突する
虞れがあった。そこで本発明の目的は、例えば急激な負
荷変動があったとしても、ピストンがシリンダー上壁に
衝突する虞れのないリニアコンプレッサーの制御装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るリニアコンプ
レッサーの制御装置は、電流指令値に応じて駆動電流を
生成しリニアモータに供給するモータ駆動手段と、ピス
トンの位置を検出するための位置検出器と、位置検出器
から得られる位置データに応じて電流指令値を作成しモ
ータ駆動手段に供給する電流指令手段と、位置検出器か
ら得られる位置データに基づいて、ピストンが上死点に
て所定の限界位置を超える虞れの有無を判断し、その虞
れがあると判断したときは、前記電流指令手段が出力す
る電流指令値を低減せしめる衝突回避手段とを具えてい
る。
【0007】上記本発明のリニアコンプレッサーにおい
ては、ピストンが上死点にて所定の限界位置を超える虞
れのないときは、ピストンの上死点位置を目標位置に近
づけるべく、位置データに応じたフィードバック制御が
実行される。これに対し、ピストンが上死点にて所定の
限界位置を超える虞れがあるときには、上記フィードバ
ック制御に加えて、衝突回避手段による電流指令値低減
処理が実行されて、ピストンの衝突が確実に回避され
る。
【0008】具体的構成において、衝突回避手段は、ピ
ストンの位置について、制御の目標となる上死点位置と
所定の限界位置の間に、少なくとも大小2つの超過判断
基準を有し、より大なる超過判断基準を超えるほど、よ
り大きく電流指令値を低減せしめる。
【0009】従って、ピストン位置の目標位置からの超
過が小さいときは、電流指令値は僅かに低減されるに過
ぎず、フィードバック制御の安定性を乱すことなく、ピ
ストンの衝突を回避することが出来る。これに対し、ピ
ストン位置の目標位置からの超過が大きいときは、電流
指令値は大きく低減されて、ピストンの衝突が確実に回
避される。
【0010】更に具体的には、衝突回避手段は、大なる
超過判断基準については、ピストンの現在位置が該超過
判断基準を超えたときに電流指令値を低減せしめ、小な
る超過判断基準については、ピストンの上死点位置の複
数サイクルについての平均値が該超過判断基準を超えた
ときに、電流指令値を低減せしめる。
【0011】従って、例えば一時的なノイズの影響でピ
ストンが小なる超過判断基準を超えたと判断されても、
次の1又は複数サイクル内で、この様なノイズは消失す
ることになるので、ピストンの上死点位置の複数サイク
ルについての平均値をとることによって、実際にピスト
ン位置が該超過判断基準を超えたことを検知することが
出来る。従って、通常のフィードバック制御の安定性を
乱すことなく、ピストンの衝突を回避することが出来
る。これに対し、あるサイクルで、ピストンが大なる超
過判断基準を超えたと判断されたときは、上述の如き平
均処理は行なわれず、その時点で或いは次のサイクル
で、電流指令値が大きく低減され、ピストンの衝突が確
実に回避される。
【0012】又、具体的構成においては、更に、最大の
超過判断基準と限界位置の間に非常停止位置が設定さ
れ、ピストンが該非常停止位置に達したときに作動すべ
き非常停止センサーを具え、該非常停止センサーの作動
時には、リニアモータを非常停止させる。ピストンが非
常停止位置を超えたときは、位置センサーからの位置デ
ータを所定の超過判断基準と比較する等の処理が省略さ
れ、非常停止センサーの作動によって、即時にリニアモ
ータが非常停止されるので、ピストンの衝突が確実に回
避される。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るリニアコンプレッサーの制
御装置によれば、例えば急激な負荷変動があったとして
も、ピストンがシリンダー上壁に衝突することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係るリニ
アコンプレッサー(1)は、図3に示す如く、円筒状のケ
ーシング(10)の上端部及び下端部に夫々設けられた一対
のシリンダー(11a)(11b)と、シリンダー(11a)(11b)内に
夫々嵌挿された一対のピストン(12a)(12b)とを具え、ピ
ストン(12a)(12b)のヘッドとシリンダー(11a)(11b)の上
壁の間には、一対の圧縮室(13a)(13b)が形成されてい
る。又、各シリンダー(11a)(11b)には、圧縮室(13a)(13
b)内のガス圧に応じて開閉する吸入バルブ(14a)(14b)と
吐出バルブ(15a)(15b)が取り付けられている。
【0015】一対のピストン(12a)(12b)は夫々、1本の
ロッド(16)の一方の端部及び他方の端部に連結されてお
り、該ロッド(16)は、一対の軸受け(17a)(17b)及びコイ
ルばね(18a)(18b)によって、ケーシング(10)及びシリン
ダー(11a)(11b)内を往復動自在に支持されている。
【0016】また、リニアコンプレッサー(1)は、ピス
トン(12a)(12b)を往復駆動するためのリニアモータ(20)
を具えている。該リニアモータ(20)はボイスコイルモー
タであって、ヨーク部(10a)及び永久磁石(21)を含む固
定部と、コイル(23)及び円筒状の支持部材(24)を含む可
動部とを具えている。ヨーク部(10a)は、ケーシング(1
0)の一部を構成している。永久磁石(21)は、ヨーク部(1
0a)の内周壁に固定されている。支持部材(24)の一方の
端部は、永久磁石(21)と本体胴部(12)外周壁との間の円
筒状空間に遊挿され、他方の端部はロッド(16)の中央部
に連結されている。コイル(23)は、支持部材(24)の前記
一方の端部に取り付けられ、永久磁石(21)に対向してい
る。
【0017】ロッド(16)の中央に突設したアーム(160)
には、N極とS極が一定ピッチで交互に着磁されたマグ
ネット板(42)が固定される一方、ケーシング(10)の内面
に形成した突部(100)には、マグネット板(42)に対向し
て、MR素子(41)が取り付けられ、MR素子(41)及びマ
グネット板(42)によって変位センサー(4)が構成されて
いる。該変位センサー(4)は、変位に応じたA相及びB
相の出力と、ロッド(16)が一対のピストン(12a)(12b)の
原点位置に達したときのZ相の出力を有している。
【0018】上記リニアコンプレッサー(1)は、ピスト
ン(12a)(12b)、ロッド(16)、コイル(23)、及び支持部材
(24)の質量、圧縮室(13a)(13b)のガスのばね定数、コイ
ルばね(18)のばね定数等から決まる共振周波数を有して
おり、該共振周波数は、通常、商用電力の周波数(例え
ば60Hz)付近に設定される。この共振周波数でリニ
アモータ(20)を駆動することにより、上下一対の圧縮室
(13a)(13b)内で交互にガスを圧縮することが出来る。
【0019】図1に示す如く、リニアコンプレッサー
(1)には、モータドライバー(3)、制御回路(5)及びセ
ンサー信号処理回路(6)からなる駆動制御装置(2)が接
続されている。モータドライバー(3)は、リニアコンプ
レッサー(1)のリニアモータに駆動電流Iを供給するも
のである。リニアコンプレッサー(1)のピストンの変位
に応じて変位センサー(4)から出力される正弦波のセン
サー信号Sは、センサー信号処理回路(6)に供給され
て、方形波に変換された後、該方形波の個数がカウント
され、該カウント値に基づいて、ピストンの変位を表わ
す位置データPaが作成され、制御回路(5)に供給され
る。尚、前記カウント値は、変位センサー(4)から得ら
れるZ相の信号に基づいてリセットされ、これによっ
て、位置データPaは、ピストンの原点位置を零点とす
る変位を表わすことになる。ここで、方形波のカウント
は、制御回路(5)に設けたカウンターによって行なう構
成も採用可能である。制御回路(5)は、センサー信号処
理回路(6)からの位置データPaに応じて制御信号φc
を作成し、該信号をモータドライバー(3)へ出力して、
出力電流Iを制御する。
【0020】図2は、図1に示す制御回路(5)の主要部
の構成を表わしている。図示の如く制御回路(5)は、位
置指令値生成部(30)、位置・速度制御部(31)、電流指令
値生成部(32)、位置・速度検出部(33)、上下死点検出部
(34)、電流・速度位相差検出部(35)、電流ゲイン制御部
(36)、振幅中立位置制御部(37)、及び周波数制御部(38)
から構成されている。
【0021】位置・速度検出部(33)は、センサー信号処
理回路(6)から位置データPaを取り入れて、位置現在
値Pnowとするとともに、位置現在値Pnowを微分
して速度現在値Vnowを求める。
【0022】上下死点検出部(34)は、位置・速度検出部
(33)から得られる一連の位置現在値Pnowに基づい
て、ピストン(12a)(12b)の上死点と原点の間の上死点側
振幅、及び下死点と原点の間の下死点側振幅を検出す
る。上死点側振幅及び下死点側振幅の検出は、位置指令
Prefの1サイクルが終了する毎、即ち位置指令Pr
efがゼロクロス点(−→+)を通過するごとに行なわれ
る。
【0023】電流・速度位相差検出部(35)は、位置・速
度検出部(33)で生成された位置現在値Vnowと電流指
令値生成部(32)で生成された電流指令値Irefとの位
相差を検出する。位相差の検出は、位置現在値Pnow
の1サイクルが終了するごと即ち位置現在値Pnowが
ゼロクロス点(−→+)を通過するごとに行なわれる。
【0024】位置指令値生成部(30)は、メモリに格納さ
れたサインテーブルと、振幅Aと、角周波数ωと、シフ
ト量Bと、式Pref=Asinωt+B(正弦関数)
とに基づいて位置指令値Prefを生成し、生成した位
置指令値Prefを位置・速度制御部(31)に与える。
【0025】位置・速度制御部(31)は、位置指令値生成
部(30)で生成された位置指令値Prefと位置・速度検
出部(33)で生成された位置現在値Pnowと偏差Pre
f−Pnowに基づいて速度指令値Vrefを生成し、
更に速度指令値Vrefと位置・速度検出部33で生成さ
れた速度現在値Vnowとの偏差Vref−Vnowに
基づいて速度制御値Vcを生成する。
【0026】電流指令値生成部(32)は、位置・速度制御
部(31)で生成された速度制御値Vcと、電流ゲインGi
と、式Iref=GiVcとに基づいて電流指令値Ir
efを生成し、更に電流指令値Irefを制御信号φc
に変換してモータドライバー(3)に与える。モータドラ
イバー(3)の出力電流Iの制御は、例えばPWM方式で
行なわれる。
【0027】電流ゲイン制御部(36)は、上下死点検出部
(34)で検出された上死点側振幅及び下死点側振幅を比較
し、上死点側振幅及び下死点側振幅のうちのいずれか大
きい方を最大振幅現在値Anowとし、この最大振幅現
在値Anowが予め定められた最大振幅目標値Aref
に一致するように電流指令値生成部(32)で用いられる電
流ゲインGiの値をピストン(12a)(12b)の振動の1サイ
クルごとに制御する。また、電流ゲイン制御部(36)は、
ピストン(12a)(12b)の振動の数百(例えば300)サイ
クルに1回、電流・速度位相差検出部(35)で検出された
位相差が予め定められた許容値を越えているかどうかを
判断し、越えている場合は電流指令値生成部(32)で用い
られる電流ゲインGiの値を数%減少させる。このよう
に位置・速度制御部(31)による位置・速度制御に加えて
最大振幅の制御を行ない、かつ周波数制御に先立って電
流ゲインGiを数%減少させることにより、ピストン(1
2a)(12b)のヘッドとシリンダー(11a)(11b)の上壁との衝
突を回避することが出来る。
【0028】更に、負荷(ガス圧)の急激な低下時におけ
るピストンの衝突を回避するために、ピストンの位置に
ついて図12に示す如く、ピストンの上死点の目標位置
(目標ストローク、例えば5.8mm)と、ピストンがシ
リンダー上壁と衝突することとなる限界位置(限界スト
ローク、例えば6.0mm)の間に、大小2つの超過判断
基準(例えば5.9mm)及び(例えば5.95mm)を
設定する。そして、大なる超過判断基準については、
ピストンの位置現在値が該超過判断基準を超えたとき
に、電流ゲイン制御部(36)のゲインGiを数十%減少さ
せ、小なる超過判断基準については、ピストンの上死
点位置の2〜数サイクルについての平均値が該超過判断
基準を超えたときに、電流ゲイン制御部(36)のゲインG
iを数%減少させる。これによって、負荷(ガス圧)の急
激な低下時におけるピストン(12a)(12b)とシリンダー(1
1a)(11b)上壁との衝突を確実に回避することが出来る。
【0029】図2に示す振幅中立位置制御部(37)は、上
下死点検出部(34)で検出された上死点側振幅及び下死点
側振幅を比較し、上死点側振幅と下死点側振幅の差が小
さくなるように位置指令値生成部(30)で用いられるシフ
ト量Bを位置指令値Prefの1サイクルが終了するご
とに制御する。即ち振幅中立位置制御部(37)は、上死点
側振幅の方が下死点側振幅よりも大きい場合はシフト量
Bを負側(下方向)に補正し、上死点側振幅の方が下死
点側振幅よりも小さい場合はシフト量Bを正側(上方
向)に補正する。通常、シフト量Bはバルブの非対称性
等の装置の特性によりほぼ一定になるため、シフト量B
の1回あたりの制御量は小さな値(例えば1μm)に設
定されている。このようにシフト量Bを制御することに
より、一対のピストン(12a)(12b)のトップクリアランス
を同等に精度よく制御することができる。
【0030】周波数制御部(38)は、電流・速度位相差検
出部(35)によって検出された位相差が予め定められた許
容値を越えているかどうかを判断し、越えている場合は
位相差がなくなるように位置指令値生成部(30)で用いら
れる角周波数ωを補正する。位相差の補正は、電流ゲイ
ン制御部(36)によって電流ゲインGiの値を数%減少す
るのとほぼ同時に行なわれる。これにより、位相差の補
正によって効率が改善され、ピストン(12a)(12b)の振幅
が大きくなってピストン(12a)(12b)のヘッドがシリンダ
ー(11a)(11b)の上壁に衝突することが防止される。
【0031】図4及び図5は、図1に示す制御回路(5)
の動作を示すフローチャートである。このフローチャー
トに従って、図1〜3に示すリニアコンプレッサー(1)
及び駆動制御装置(2)の動作について説明する。まず位
置指令値生成部(30)で位置指令値Prefが生成され、
位置・速度制御部(31)で速度制御値Vcが生成され、位
置・速度制御部(31)で制御信号φcが生成される。モー
タドライバー(3)からリニアモータ(20)のコイル(23)に
電流が供給されると、リニアモータ(20)の可動部が往復
運動を開始して、ガスの圧縮が開始される。
【0032】図4のステップS1では、位置・速度検出
部(33)によって位置データPaの読み込みが行なわれ、
ステップS2では、位置・速度検出部(33)によって位置
現在値Pnow及び速度現在値Vnowが算出される。
ステップS3では、位置・速度制御部(31)によって速度
制御が行なわれる。即ち、位置・速度制御部(31)は、速
度指令値Vrefと速度現在値Vnowとの偏差に基づ
いて速度制御値Vcを生成し電流指令値生成部(32)に与
える。
【0033】ステップS4では、電流指令値生成部(32)
によって速度制御値Vcと電流ゲインGiの積である電
流指令値Irefが生成され、ステップS5において電
流指令値生成部(32)から電流指令値Irefに応じた電
流指令データ即ち制御信号φcがモータドライバー(3)
に出力される。ステップS6にて、制御回路(5)に含ま
れる第1カウンタ(図示せず)のカウント値がインクリ
メント(+1)され、ステップS7において第1カウン
タのカウント値が設定値(例えば3)に到達したか否か
が判断される。
【0034】ステップS7にて第1カウンタのカウント
値が設定値に到達していた場合は、ステップS8に移行
し、位置指令値生成部(30)において位置補正量及び周波
数設定値に基づいて振幅A及び角周波数ωが生成され、
更に、サインテーブル、振幅A、シフト量B及び角周波
数ωに基づいて、位置指令値Pref=Asinωt+
Bが生成される。ステップS9では、位置・速度制御部
(31)によって位置制御が行なわれる。即ち位置・速度制
御部(31)は、位置指令値Prefと位置現在値Pnow
の偏差に基づいて速度指令値Vrefを生成する。位置
制御が終了した後、ステップS10にて第1カウンタの
カウント値がリセットされる。
【0035】ステップS7において第1カウンタのカウ
ント値が設定値に到達していない場合は、ステップS8
〜S10は実行されない。次いでステップS11にて位
置指令値Prefの1サイクルが終了したか否かが判断
される。この判断は、位置現在値が負の値から正の値に
ゼロクロスしたかどうかの判断に代えることも可能であ
る。
【0036】ステップS11において位置指令値Pre
fの1サイクルが終了したと判断した場合はステップS
12に移行し、上下死点検出部(34)によって、位置・速
度検出部(33)から得られる位置現在値Pnowの最大値
及び最小値に基づいて、ピストン(12a)(12b)の上死点側
振幅及び下死点側振幅が算出される。ステップS13に
おいて上死点側振幅と下死点側振幅の大小関係が比較さ
れ、上死点側振幅の方が下死点側振幅より大きい場合
は、ステップS14に移行し、振幅中立位置制御部(37)
によってシフト量Bの補正量として負の補正量が設定さ
れ、ステップS15では、最大振幅現在値Anowとし
て上死点側振幅が設定される。
【0037】ステップS13における大小比較の結果、
下死点側振幅の方が上死点側振幅より大きい場合は、ス
テップS16に移行し、振幅中立位置制御部(37)によっ
てシフト量Bの補正量として正の補正量が設定され、ス
テップS17では、最大振幅現在値Anowとして下死
点側振幅が設定される。ステップS18において電流ゲ
イン制御部(36)によって最大振幅現在値Anowが最大
振幅目標値Arefに一致するように電流ゲインGiが
制御、設定された後、ステップS19に移行し、上下死
点検出部(34)において位置現在値Pnowの最大値及び
最小値がリセットされる。
【0038】ステップS11にて位置指令値Prefの
1サイクルが終了しなかったと判断した場合は、ステッ
プS12〜S19は実行されない。次いでステップS2
0では、上下死点検出部(34)において位置現在値Pno
wの最大値及び最小値の検出・保持が行なわれる。
【0039】その後、図5のステップS21に移行し、
位置現在値Pnowの1サイクルが終了したか否かが判
断される。この判断は、位置現在値が負の値から正の値
にゼロクロスしたかどうかの判断に代えることも可能で
ある。ステップS21にて位置現在値Pnowの1サイ
クルが終了したと判断された場合は、ステップS22に
移行し、電流・速度位相差検出部(35)によって電流指令
値Irefと速度現在値Vnowの位相差が検出され
る。次に、ステップS23において第2カウンタ(図示
せず)のカウント値がインクリメントされ、ステップS
24において第2カウンタのカウント値が設定値(30
0)に到達したか否かが判断される。
【0040】ステップS24において第2カウンタのカ
ウント値が設定値に到達したと判断された場合は、ステ
ップS25に移行し、電流指令値Irefと速度現在値
Vnowの位相差が許容値以内か否かが判断される。ス
テップS25にて許容値以内でないと判断された場合
は、ステップS26に移行し、周波数制御部(38)によっ
て位置指令値Prefの周波数の制御・設定が行なわ
れ、ステップS27では、電流ゲイン制御部(36)によっ
て電流指令値Irefの電流ゲインGiが数%削減され
る。ステップS25において位相差が許容値以内である
と判断された場合は、ステップS26、S27は実行さ
れない。
【0041】次いでステップS28において第2カウン
タのカウント値がリセットされる。ステップS21にて
位置現在値Pnowの1サイクルが終了していないと判
断された場合は、ステップS22〜S28は実行されな
い。ステップS24において第2カウンタのカウント値
が設定値に到達していないと判断された場合は、ステッ
プS25〜S28は実行されない。
【0042】その後、ステップS29では、負荷の急激
な低下時におけるピストンの衝突を回避するための衝突
回避ルーチンを実行した後、ステップS30において制
御手続きを終了するか否かが判断され、イエスの場合は
手続きを終了し、ノーの場合は、再び図4のステップS
1に戻る。衝突回避ルーチンの詳細については後述す
る。
【0043】図6は、図5のステップS29で実行され
る衝突回避ルーチンの具体的処理を表わしている。先ず
図6のステップS51にて、位置現在値が上死点側の超
過判断基準よりも大きいかどうかを判断し、ノーのと
きは更にステップS52にて、位置現在値が下死点側の
超過判断基準よりも小さいかどうかを判断する。ステ
ップS51にてイエスと判断され、或いはステップS5
2にてイエスと判断されたときは、ピストン衝突の虞れ
が大きいため、ステップS53に移行して、電流ゲイン
を大幅に(例えば数十%)削減する。
【0044】ステップS52にてノーと判断されたとき
は、ステップS54に移行して、位置指令値が正側から
負側へゼロクロスしたかどうかを検出し、イエスのとき
はステップS55に移行して、第3カウンタをインクリ
メントする。続いて、ステップS56では、第3カウン
タの値が設定値(例えば2〜5)に到達したかどうかを判
断し、イエスのときは、ステップS57にて、第3カウ
ンタがリセットされてからのピストンの位置最大値(衝
突回避処理用)の平均値と位置最小値(衝突回避処理用)
の平均値を算出する。そして、ステップS58にて、位
置最大値(衝突回避処理用)の平均値が上死点側の超過判
断基準よりも大きいかどうかを判断し、ノーのときは
更にステップS59にて、位置最小値(衝突回避処理用)
の平均値が下死点側の超過判断基準よりも小さいかど
うかを判断する。ステップS58にてイエスと判断さ
れ、或いはステップS59にてイエスと判断されたとき
は、ピストン衝突の虞れがあるため、ステップS60に
移行して、電流ゲインを数%削減する。
【0045】次にステップS61にて、保持している位
置最大値(衝突回避処理用)と位置最小値(衝突回避処理
用)をリセットした後、ステップS62では、第3カウ
ンタをリセットし、ステップS63に移行する。又、前
記ステップS54にてノーと判断されたとき、及び前記
ステップS56にてノーと判断されたときも、ステップ
S63に移行して、当該サイクルについての位置最大値
(衝突回避処理用)及び位置最小値(衝突回避処理用)を検
出し、保持した後、図5のステップS30に戻る。
【0046】上記衝突回避ルーチンによれば、超過判断
基準については、あるサイクルでピストンの位置が該
判断基準を超えたとき、その時点で、電流ゲインが数
十%削減されて、ピストンの衝突が確実に回避される。
又、超過判断基準については、2〜数サイクルにおけ
るピストンの上死点位置又は下死点位置の平均値が該判
断基準を超えたとき、その次のサイクルでは、電流ゲ
インが数%削減されて、ピストンの衝突が回避される。
この場合、あるサイクルで一時的なノイズの影響で上死
点位置が超過判断基準を超えたと判断されても、次の
数サイクル内でこの様なノイズは消失することになるの
で、上死点位置の平均値、若しくは下死点位置の平均値
をとることによって、実際にピストン位置が該判断基準
を超えたことを検知することが出来る。従って、フィー
ドバック制御の安定性を乱すことなく、ピストンの衝突
を回避することが出来る。
【0047】更に図7は、リニアモータを非常停止させ
る実施例を表わしている。該実施例では、図9に示す超
過判断基準と限界ストロークの間に非常停止位置が設
定され、ピストンが該非常停止位置に達したときに、こ
れを即時に検知するための非常停止センサー(43)が装備
される。尚、非常停止センサー(43)は、接点センサー、
近接センサー、フォトマイクロスイッチ等から構成する
ことが出来る。図7に示す如く、非常停止センサー(43)
が作動することによって、該センサーから制御回路(5)
へ直接にON信号が供給され、これに応じて制御回路
(5)はモータドライバー(3)による駆動電流Iの供給を
停止し、リニアモータを非常停止させる。
【0048】この場合、衝突回避ルーチンにおいては、
図8に示す如く先ずステップS71にて、非常停止セン
サーがONとなったかどうかが判断され、ノーの場合は
上記ステップS51へ移行して、通常の衝突回避ルーチ
ンが実行されるが、イエスの場合はステップS72へ移
行して、非常停止処理を実行した後、制御終了フラグを
ONとした後、上記ステップS63へ移行する。従っ
て、ピストンが非常停止位置を超えたときは、図6に示
すステップS51〜S62の処理が省略されて、即時に
リニアモータが停止される。この結果、ピストンの衝突
が確実に回避される。
【0049】上述の如く、本発明に係るリニアコンプレ
ッサーの制御装置によれば、例えば急激な負荷変動があ
った場合にも、ピストンがシリンダー上壁に衝突するこ
とを確実に回避することが出来る。
【0050】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、変位センサーとしては、上
述のMRセンサーに限らず、差動トランスやレーザ変位
計等を採用することも可能である。又、本発明は、図2
に示す如き2ピストン型のリニアコンプレッサーに限ら
ず、1ピストン型のリニアコンプレッサーに実施するこ
とも可能であって、この場合には、図6に示す手続きの
上死点側についての演算処理のみを実行すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニアコンプレッサーの駆動制御
装置の構成を表わすブロック図である。
【図2】駆動制御装置を構成する制御回路のブロック図
である。
【図3】リニアコンプレッサーの構造を表わす断面図で
ある。
【図4】制御回路の制御手続きを表わすフローチャート
である。
【図5】図4の分図である。
【図6】衝突回避ルーチンを表わすフローチャートであ
る。
【図7】駆動制御装置の他の構成例を表わすブロック図
である。
【図8】該構成例における衝突回避ルーチンの要部を表
わすフローチャートである。
【図9】大小2つの超過判断基準を示す図である。
【符号の説明】
(1) リニアコンプレッサー (2) 駆動制御装置 (3) モータドライバー (4) 変位センサー (41) MR素子 (42) マグネット板 (5) 制御回路 (6) センサー信号処理回路 (34) 上下死点検出部 (20) リニアモータ (11a)(11b) シリンダー (12a)(12b) ピストン (13a)(13b) 圧縮室 (16) ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータによってシリンダ内でピス
    トンを往復駆動してガスを圧縮するリニアコンプレッサ
    ーの制御装置において、 電流指令値に応じて駆動電流を生成し、リニアモータに
    供給するモータ駆動手段と、 ピストンの位置を検出するための位置検出器と、 位置検出器から得られる位置データに応じて電流指令値
    を作成し、モータ駆動手段に供給する電流指令手段と、 位置検出器から得られる位置データに基づいて、ピスト
    ンが上死点にて所定の限界位置を超える虞れの有無を判
    断し、その虞れがあると判断したときは、前記電流指令
    手段が出力する電流指令値を低減せしめる衝突回避手段
    とを具えているリニアコンプレッサーの制御装置。
  2. 【請求項2】 衝突回避手段は、ピストンの位置につい
    て、制御の目標となる上死点位置と所定の限界位置の間
    に、少なくとも大小2つの超過判断基準を有し、より大
    なる超過判断基準を超えるほど、より大きく電流指令値
    を低減せしめる請求項1に記載のリニアコンプレッサー
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 衝突回避手段は、大なる超過判断基準に
    ついては、ピストンの現在位置が該超過判断基準を超え
    たときに電流指令値を低減せしめ、小なる超過判断基準
    については、ピストンの上死点位置の複数サイクルにつ
    いての平均値が該超過判断基準を超えたときに、電流指
    令値を低減せしめる請求項2に記載のリニアコンプレッ
    サーの制御装置。
  4. 【請求項4】 更に、最大の超過判断基準と限界位置の
    間に非常停止位置が設定され、ピストンが該非常停止位
    置に達したときに作動すべき非常停止センサーを具え、
    該非常停止センサーの作動時には、リニアモータを非常
    停止させる請求項1乃至請求項3の何れかに記載のリニ
    アコンプレッサーの制御装置。
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