JP2002013199A - 木造建築物の接合構造 - Google Patents

木造建築物の接合構造

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JP2002013199A
JP2002013199A JP2000195432A JP2000195432A JP2002013199A JP 2002013199 A JP2002013199 A JP 2002013199A JP 2000195432 A JP2000195432 A JP 2000195432A JP 2000195432 A JP2000195432 A JP 2000195432A JP 2002013199 A JP2002013199 A JP 2002013199A
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pipe pin
pin
wing
fixed
foundation
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JP2000195432A
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Kazuo Sugiyama
和男 杉山
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UESUTO KK
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UESUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一階柱、二階柱、梁、土台あるいは基礎の接
合を、金物を用いて行い、接合に要する手間を省くと共
に、柱等および建築物の強度を良好に保つことのできる
接合構造を提供する。 【解決手段】 胴部を構成するパイプピン1aから翼部
1bを突設した第一接合金物1の該パイプピン1aの下
部を、基礎3に埋込んだアンカーボルト4に螺合結合す
ると共に、前記パイプピン1aの上部を一階柱5の下端
部に嵌入し、ピン11で固定して基礎3と一階柱5とを
組付けると共に、翼部1bに土台6を組付けてピン11
で固定し、さらに、パイプピン2aから翼部2bを突設
した第二接合金物2の該パイプピン2aの下部を一階柱
5の上端部に嵌入し、ピン11で固定して一階柱5と二
階柱12とを組付けると共に、翼部2bに梁13を組付
けてピン11で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、木造の建築物に
おいて、木製の一階柱、二階柱、梁、土台あるいは基礎
の接合を金物を用いて行う接合構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、木造の建築物において、木製の
一階柱、二階柱、梁、土台あるいは基礎を接合する場合
は、現場で鉛直柱等を大きく切欠く等の作業を必要とし
ていたので、多くの手間が掛り、また、当該柱等および
建築物の強度を脆弱化してしまうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 一階柱、二階柱、
梁、土台あるいは基礎の接合を、金物を用いて行い、接
合に要する手間を省くと共に、柱等および建築物の強度
を良好に保つことのできる接合構造を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図5を参照し
て説明する。第一の発明は、胴部を構成するパイプピン
1aから翼部1bを突設した第一接合金物1の該パイプ
ピン1aの下部を、基礎3に埋込んだアンカーボルト4
に螺合結合すると共に、前記パイプピン1aの上部を一
階柱5の下端部に嵌入し、ピン11で固定して基礎3と
一階柱5とを組付けると共に、翼部1bに土台6を組付
けてピン11で固定してなる。
【0005】第二の発明は、胴部を構成するパイプピン
2aから翼部2bを突設した第二接合金物2の該パイプ
ピン2aの下部を一階柱5の上端部に嵌入し、ピン11
で固定して一階柱5と二階柱12とを組付けると共に、
翼部2bに梁13を組付けてピン11で固定してなる。
【0006】なお、パイプピン1a,2aをパイプピン
本体1c,2cと補助パイプピン1d,2dとに分け、
接合ネジ14を介して螺合して、または直接に螺合して
接合すると良い。
【0007】
【発明の実施の形態】 第一の発明に係る木造建築物の
接合構造の第一実施形態を、図1に示す。この接合構造
は、胴部を構成するパイプピン1aから翼部1bを突設
した第一接合金物1の当該パイプピン1aの下部を、基
礎3に埋込んだアンカーボルト4に螺合結合している。
アンカーボルト4にはベースプレート7をネジリング8
と座金9を介してナット10で固定している。そして、
前記パイプピン1aの上部を一階柱5の下端部に嵌入
し、ピン11で固定して基礎3と一階柱5とを組付ける
と共に、翼部1bに土台6を組付けてピン11で固定し
ている。
【0008】第二の発明に係る接合構造の第一実施形態
を、図2に示す。これは、胴部を構成するパイプピン2
aから翼部2bを突設した第二接合金物2の該パイプピ
ン2aの下部を一階柱5の上端部に嵌入し、ピン11で
固定して一階柱5と二階柱12とを組付けると共に、翼
部2bに梁13を組付けてピン11で固定している。こ
のパイプピン2aは、パイプピン本体2cと補助パイプ
ピン2dとに分け、両者を接合ネジ14を介して螺合し
接合している。
【0009】この接合構造においては、パイプピン1
a,2aによって基礎3と一階柱5および一階柱5と二
階柱12とを接合しているので、両者の接合を強固なも
のとすることができ、当該木造建築物の強度を優れたも
のとすることができる。また、パイプピン1a,2aに
翼部1b,2bを一体的に設けているので、翼部1b,
2bに組付けられる土台6および梁13を強固に組付け
ることができる。
【0010】図3は、補助パイプピン2dにも翼部2b
を設け、パイプピン本体2cに翼部2bを設けたものと
接合ネジ14を介して螺合したものであり、これは、実
質的には二つの第二接合金物2を接合ネジ14を介して
接合したものである。こうすることによって、上部梁1
3aと下部梁13bを重ねて設けることができる。
【0011】第一の発明に係る接合構造の第二実施形態
を図4に示すと共に、第二の発明に係る第二実施形態を
図6(a)に示す。これら実施形態においては、第一接
合金物1も、第二接合金物2と同じように、パイプピン
1aをパイプピン本体1cと補助パイプピン1dとに分
け、それらを接合ネジ14を介して、および直接に螺合
して接合している。なお、この場合、土台6と梁13と
は、図5に示すように、連結金物15で接合している。
なお、図6(b)に示す第二接合金物2は、パイプピン
本体2cに補助パイプピン2dを一体成形したものであ
る。
【0012】この接合構造においても、パイプピン1
a,2aによって基礎3と一階柱5および一階柱5と二
階柱12とを接合しているので、両者の接合を強固なも
のとすることができ、当該木造建築物の強度を高めるこ
とができる。また、パイプピン1a,2aに翼部1b,
2bを一体的に設けているので、翼部1b,2bに組付
けられる土台6および梁13を強固に組付けることがで
きる。
【0013】
【発明の効果】 第一および第二の発明は、パイプピン
1a,2aによって基礎3と一階柱5および一階柱5と
二階柱12とを接合しているので、両者の接合を強固な
ものとすることができ、当該木造建築物の強度を優れた
ものとすることができる。これにより、耐震性の高い木
造建築物を提供することができる。また、パイプピン1
a,2aに翼部1b,2bを一体的に設けているので、
翼部1b,2bに組付けられる土台6および梁13を強
固に組付けることができる。
【0014】なお、パイプピン1a,2aをパイプピン
本体1c,2cとに分け、両者を接合ネジ14を介し
て、または直接に螺合して接合することにより、同一種
類の接合金物をあらゆる箇所に使用することが可能とな
るので、他種類の接合金物を製造する必要がなく、よっ
て経済的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の発明の第一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図2】 第二の発明の第一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図3】 図2に示す接合構造の他の態様を示す斜視図
である。
【図4】 第一の発明の第二実施形態を示す斜視図であ
る。
【図5】 図4に示す実施形態における梁と梁との接合
を示す斜視図である。
【図6】 第二の発明の第二実施形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 第一接合金物 1a パイプピン 1b 翼部 1c パイプピン本体 1d 補助パイプピン 2 第二接合金物 2a パイプピン 2b 翼部 2c パイプピン本体 2d 補助パイプピン 3 基礎 4 アンカーボルト 5 一階柱 6 土台 7 ベースプレート 8 ネジリング 9 座金 10 ナット 11 ピン 12 二階柱 13 梁 13a 上部梁 13b 下部梁 14 接合ネジ 15 連結金物
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/58 511 E04B 1/58 511L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部を構成するパイプピン(1a)から
    翼部(1b)を突設した第一接合金物(1)の該パイプ
    ピン(1a)の下部を、基礎(3)に埋込んだアンカー
    ボルト(4)に螺合結合すると共に、前記パイプピン
    (1a)の上部を一階柱(5)の下端部に嵌入し、ピン
    (11)で固定して基礎(3)と一階柱(5)とを組付
    けると共に、翼部(1b)に土台(6)を組付けてピン
    (11)で固定してなる木造建築物の接合構造。
  2. 【請求項2】 胴部を構成するパイプピン(2a)から
    翼部(2b)を突設した第二接合金物(2)の該パイプ
    ピン(2a)の下部を一階柱(5)の上端部に嵌入し、
    ピン(11)で固定して一階柱(5)と二階柱(12)
    とを組付けると共に、翼部(2b)に梁(13)を組付
    けてピン(11)で固定してなる木造建築物の接合構
    造。
  3. 【請求項3】 パイプピン(1a,2a)を、パイプピ
    ン本体(2c)と補助パイプピン(2d)とに分け、接
    合ネジ(14)を介して、または直接に螺合して接合し
    てなる請求項1に記載の木造建築物の接合構造。
JP2000195432A 2000-06-29 2000-06-29 木造建築物の接合構造 Withdrawn JP2002013199A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100920970B1 (ko) * 2009-04-01 2009-10-09 씨제이건설 주식회사 목재체결조인트
JP2010106626A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Misawa Homes Co Ltd 柱と梁の接合部構造

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