JP2002013105A - 下水利用熱源設備、及び、その構築方法 - Google Patents
下水利用熱源設備、及び、その構築方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メンテナンス面で優れ、しかも設備施工が容
易な下水利用熱源設備を提供する。 【解決手段】 一端から導入した熱媒Lを他端から送出
する伝熱管3を、下水路2の水路壁外面に接触又は近接
させて下水路2の周囲地中に埋設する。。
易な下水利用熱源設備を提供する。 【解決手段】 一端から導入した熱媒Lを他端から送出
する伝熱管3を、下水路2の水路壁外面に接触又は近接
させて下水路2の周囲地中に埋設する。。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下水利用の熱源設
備、及び、その構築方法に関する。
備、及び、その構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下水を利用した熱源設備としては
次の(イ)〜(ハ)の形式のものが知られている。
次の(イ)〜(ハ)の形式のものが知られている。
【0003】(イ)図10に示す如く、埋設下水管や下
水開渠などの下水路2から下水WをポンプPにより汲み
出し、その汲み出し下水Wを熱交換器Xで熱媒Lと熱交
換させる形式(例えば、特開平8−21673号公報参
照)。
水開渠などの下水路2から下水WをポンプPにより汲み
出し、その汲み出し下水Wを熱交換器Xで熱媒Lと熱交
換させる形式(例えば、特開平8−21673号公報参
照)。
【0004】(ロ)図11や図12に示す如く、熱媒L
を管内通過させる伝熱管Y(すなわち熱交換器)を下水
W中に浸漬させる状態で下水路2やその途中の下水升部
2′などに設置する形式。
を管内通過させる伝熱管Y(すなわち熱交換器)を下水
W中に浸漬させる状態で下水路2やその途中の下水升部
2′などに設置する形式。
【0005】(ハ)図13に示す如く、ヒートパイプZ
の蒸発部aを埋設下水管2の外面に接触させ、かつ、ヒ
ートパイプZの凝縮部bを融雪対象箇所に位置させる状
態にヒートパイプZを設置し、これにより、下水Wの保
有熱を融雪対象箇所に汲み上げる形式(例えば、特開平
6−136714号公報参照)。
の蒸発部aを埋設下水管2の外面に接触させ、かつ、ヒ
ートパイプZの凝縮部bを融雪対象箇所に位置させる状
態にヒートパイプZを設置し、これにより、下水Wの保
有熱を融雪対象箇所に汲み上げる形式(例えば、特開平
6−136714号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(イ),
(ロ)の従来形式では次のa〜cの問題があった。
(ロ)の従来形式では次のa〜cの問題があった。
【0007】a.下水W中の混在物が熱交換器Xの内部
流路に付着堆積したり、浸漬伝熱管Yに引っ掛かり易
く、これに対するメンテナンスや何らかの防御対策が必
要になる。
流路に付着堆積したり、浸漬伝熱管Yに引っ掛かり易
く、これに対するメンテナンスや何らかの防御対策が必
要になる。
【0008】b.種々の腐食性成分を含む下水Wが熱交
換器Xの内部や浸漬伝熱管Yに直接に接触するため、熱
交換器Xや浸漬伝熱管Yの劣化が早い。
換器Xの内部や浸漬伝熱管Yに直接に接触するため、熱
交換器Xや浸漬伝熱管Yの劣化が早い。
【0009】c.下水路2から下水Wを汲み出したり下
水路2の内部に伝熱管Yを設置するため、下水路2の側
にも構造的な対応が必要になる場合が多い(特に下水管
の場合)。
水路2の内部に伝熱管Yを設置するため、下水路2の側
にも構造的な対応が必要になる場合が多い(特に下水管
の場合)。
【0010】また、上記(ハ)の従来形式では次のd,
eの問題があった。
eの問題があった。
【0011】d.ヒートパイプZには、その設置姿勢が
蒸発部aを下にした縦姿勢に限られる、また、蒸発部a
がパイプの端部位置に限られる、また、実用的な熱運搬
効率を得るのにパイプの最大長さが限られるといった制
約があるため、例えば、下水管2の施設方向における大
きな範囲から下水熱を採取しようとすると、多数のヒー
トパイプZを各々縦姿勢で下水管施設方向に並列に設置
することが必要になる等、設備施工が難しくなる場合が
多く、また、下水管2の施設条件によっては設備の設置
そのものが無理な場合も多い。
蒸発部aを下にした縦姿勢に限られる、また、蒸発部a
がパイプの端部位置に限られる、また、実用的な熱運搬
効率を得るのにパイプの最大長さが限られるといった制
約があるため、例えば、下水管2の施設方向における大
きな範囲から下水熱を採取しようとすると、多数のヒー
トパイプZを各々縦姿勢で下水管施設方向に並列に設置
することが必要になる等、設備施工が難しくなる場合が
多く、また、下水管2の施設条件によっては設備の設置
そのものが無理な場合も多い。
【0012】e.ヒートパイプZの上記の如き設置姿勢
の制約から、ヒートパイプZの下端部を凝縮部にして埋
設下水管2に接触させるといった設備形態、すなわち、
埋設下水管2の下水Wを放熱源に利用する設備形態を採
ることができない。
の制約から、ヒートパイプZの下端部を凝縮部にして埋
設下水管2に接触させるといった設備形態、すなわち、
埋設下水管2の下水Wを放熱源に利用する設備形態を採
ることができない。
【0013】これらの実情に鑑み、本発明の主たる課題
は、下水との熱交換を合理的に行なうことにより、上記
の如き問題を効果的に解消する点にある。
は、下水との熱交換を合理的に行なうことにより、上記
の如き問題を効果的に解消する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】〔1〕請求項1に係る発
明では、下水利用熱源設備を構成するのに、一端から導
入した熱媒を他端から送出する伝熱管を、下水路の水路
壁外面に接触又は近接させて前記下水路の周囲地中に埋
設する。
明では、下水利用熱源設備を構成するのに、一端から導
入した熱媒を他端から送出する伝熱管を、下水路の水路
壁外面に接触又は近接させて前記下水路の周囲地中に埋
設する。
【0015】つまり、この構成では、下水路の周囲地中
で下水路の水路壁外面に接触又は近接させた上記伝熱管
の管内通過過程において、熱媒を伝熱管の管壁、下水路
の水路壁、及び、蓄熱性を有する周囲土壌を介して下水
路内の下水と熱交換させ、これにより、伝熱管に導入す
る熱媒よりも下水温度が高い場合では、下水の保有熱を
熱媒に回収して種々の用途に利用し、また、伝熱管に導
入する熱媒よりも下水温度が低い場合では、下水を放熱
源に利用して熱媒の担う不要熱を効率的に放熱させる。
で下水路の水路壁外面に接触又は近接させた上記伝熱管
の管内通過過程において、熱媒を伝熱管の管壁、下水路
の水路壁、及び、蓄熱性を有する周囲土壌を介して下水
路内の下水と熱交換させ、これにより、伝熱管に導入す
る熱媒よりも下水温度が高い場合では、下水の保有熱を
熱媒に回収して種々の用途に利用し、また、伝熱管に導
入する熱媒よりも下水温度が低い場合では、下水を放熱
源に利用して熱媒の担う不要熱を効率的に放熱させる。
【0016】そして、この構成であれば、先述の(イ)
〜(ハ)の従来形式に比べ、次のA〜Eの効果が得られ
る。
〜(ハ)の従来形式に比べ、次のA〜Eの効果が得られ
る。
【0017】A.先の(イ),(ロ)の形式の如く下水
中の混在物が熱交換器の内部流路に付着堆積したり浸漬
伝熱管に引っ掛かるといったことがないことから、メン
テナンスの負担が小さく、また、下水中混在物の付着堆
積や引っ掛かりに対する特別な防御対策も不要になる。
中の混在物が熱交換器の内部流路に付着堆積したり浸漬
伝熱管に引っ掛かるといったことがないことから、メン
テナンスの負担が小さく、また、下水中混在物の付着堆
積や引っ掛かりに対する特別な防御対策も不要になる。
【0018】B.種々の腐食性成分を含む下水と伝熱管
との直接接触による伝熱管の劣化促進がないことから、
高い耐用性を得ることができる。
との直接接触による伝熱管の劣化促進がないことから、
高い耐用性を得ることができる。
【0019】C.下水路外部の周囲地中に伝熱管を埋設
するだけであるから、下水路の側の構造的な対応がほと
んど不要である。
するだけであるから、下水路の側の構造的な対応がほと
んど不要である。
【0020】D.一端から導入した熱媒を他端から送出
するだけの上記伝熱管については、ヒートパイプの如き
種々の制約(先述した設置姿勢の制限など)がないこと
から、設備施工が容易で、その分、設備コストも安価に
なり、また、下水管の施設条件によって設備の設置その
ものが制限されることも少ない。
するだけの上記伝熱管については、ヒートパイプの如き
種々の制約(先述した設置姿勢の制限など)がないこと
から、設備施工が容易で、その分、設備コストも安価に
なり、また、下水管の施設条件によって設備の設置その
ものが制限されることも少ない。
【0021】E.前記の如く下水からの熱回収と下水へ
の放熱とのいずれにも使用できることで、汎用性に優れ
た下水利用熱源設備となる。
の放熱とのいずれにも使用できることで、汎用性に優れ
た下水利用熱源設備となる。
【0022】なお、請求項1に係る発明の実施におい
て、伝熱管を下水路の水路壁外面に近接させて埋設する
場合、下水と熱媒との相互の温度や、周囲土壌の質など
にもよるが、熱交換効率の観点から、下水路の水路壁外
面と伝熱管との離間寸法は、5m以内、好ましくは3m
以内にするのが望ましい。
て、伝熱管を下水路の水路壁外面に近接させて埋設する
場合、下水と熱媒との相互の温度や、周囲土壌の質など
にもよるが、熱交換効率の観点から、下水路の水路壁外
面と伝熱管との離間寸法は、5m以内、好ましくは3m
以内にするのが望ましい。
【0023】伝熱管は、円形断面形状に限らず、矩形や
楕円など、どのような断面形状のものであってもよく、
また、フィンや蛇腹状の凹凸を設けたものであってもよ
い。
楕円など、どのような断面形状のものであってもよく、
また、フィンや蛇腹状の凹凸を設けたものであってもよ
い。
【0024】下水路は、埋設下水管や下水開渠あるいは
下水暗渠などどのような構造のものであってもよく、ま
た、本発明で言う下水とは、一般下水に限られるもので
はなく、工場排水やトンネルからの湧き水排水などであ
ってもよい。
下水暗渠などどのような構造のものであってもよく、ま
た、本発明で言う下水とは、一般下水に限られるもので
はなく、工場排水やトンネルからの湧き水排水などであ
ってもよい。
【0025】〔2〕請求項2に係る発明では、請求項1
に係る発明の実施において、前記伝熱管を、前記下水路
の水路壁外面に接触又は近接させた地中埋設状態で前記
下水路の施設方向に延設する。
に係る発明の実施において、前記伝熱管を、前記下水路
の水路壁外面に接触又は近接させた地中埋設状態で前記
下水路の施設方向に延設する。
【0026】つまり、この構成であれば、下水路内の下
水と伝熱管内の通過熱媒との熱交換における伝熱面積及
び熱交換時間を、下水路施設方向(下水路の路長方法)
への伝熱管の延設長さによって大きく確保することがで
き、これにより、下水の保有熱を回収する場合にはその
回収熱量を、また、下水を放熱源に利用する場合にはそ
の放熱量を効果的に増大させることができる。
水と伝熱管内の通過熱媒との熱交換における伝熱面積及
び熱交換時間を、下水路施設方向(下水路の路長方法)
への伝熱管の延設長さによって大きく確保することがで
き、これにより、下水の保有熱を回収する場合にはその
回収熱量を、また、下水を放熱源に利用する場合にはそ
の放熱量を効果的に増大させることができる。
【0027】そして、このように回収熱量や放熱量の効
果的な増大を可能にしながらも、設備構成としては、伝
熱管を下水路の周囲地中で下水路施設方向へ延設するだ
けですむから、設備施工は容易であり、また、設備コス
トも安価なものとなる。
果的な増大を可能にしながらも、設備構成としては、伝
熱管を下水路の周囲地中で下水路施設方向へ延設するだ
けですむから、設備施工は容易であり、また、設備コス
トも安価なものとなる。
【0028】なお、伝熱管を下水路施設方向に延設する
にあたっては、伝熱管を1列ないし複数例にして下水路
の施設方向に直線的に延設する形態や、伝熱管を下水路
の水路壁外面に対する接触又は近接状態で蛇行させなが
ら下水路の施設方向に延設する形態、あるいは、伝熱管
を下水路(この場合、埋設下水管)が螺旋中心となる螺
旋状にして下水路の施設方向に延設する形態など、種々
の延設形態を採ることができる。
にあたっては、伝熱管を1列ないし複数例にして下水路
の施設方向に直線的に延設する形態や、伝熱管を下水路
の水路壁外面に対する接触又は近接状態で蛇行させなが
ら下水路の施設方向に延設する形態、あるいは、伝熱管
を下水路(この場合、埋設下水管)が螺旋中心となる螺
旋状にして下水路の施設方向に延設する形態など、種々
の延設形態を採ることができる。
【0029】〔3〕請求項3に係る発明では、請求項1
又は2に係る発明の実施において、前記伝熱管を、面状
の集積状態にして前記下水路の水路壁外面に接触又は近
接させる。
又は2に係る発明の実施において、前記伝熱管を、面状
の集積状態にして前記下水路の水路壁外面に接触又は近
接させる。
【0030】つまり、この構成であれば、下水路内の下
水と伝熱管内の通過熱媒との熱交換における伝熱面積
を、伝熱管の面状集積配置によって大きく確保すること
ができ、これにより、下水の保有熱を回収する場合には
その回収熱量を、また、下水を放熱源に利用する場合に
はその放熱量を効果的に増大させることができる。
水と伝熱管内の通過熱媒との熱交換における伝熱面積
を、伝熱管の面状集積配置によって大きく確保すること
ができ、これにより、下水の保有熱を回収する場合には
その回収熱量を、また、下水を放熱源に利用する場合に
はその放熱量を効果的に増大させることができる。
【0031】なお、一端から導入した熱媒を他端から送
出するだけの伝熱管は、ヒートパイプの如き種々の制約
がなく、また、ヒートパイプに比べ加工も容易であるこ
とから、伝熱管を面状の集積状態にして下水路の水路壁
外面に接触又は近接させることは容易であり、この構成
によって設備施工が特に難しくなる、また、設備コスト
が大きく増大するといったことはない。
出するだけの伝熱管は、ヒートパイプの如き種々の制約
がなく、また、ヒートパイプに比べ加工も容易であるこ
とから、伝熱管を面状の集積状態にして下水路の水路壁
外面に接触又は近接させることは容易であり、この構成
によって設備施工が特に難しくなる、また、設備コスト
が大きく増大するといったことはない。
【0032】伝熱管を面状の集積状態にするには、伝熱
管を同一面内で蛇行状に配置する形態、あるいは、複数
の伝熱管を同一面内で平行姿勢に並置したり格子状に配
置する形態など、種々の集積形態を採ることができる。
管を同一面内で蛇行状に配置する形態、あるいは、複数
の伝熱管を同一面内で平行姿勢に並置したり格子状に配
置する形態など、種々の集積形態を採ることができる。
【0033】〔4〕請求項4に係る発明では、請求項1
〜3のいずれか1項に係る発明の実施において、前記伝
熱管を、前記下水路の底部の水路壁外面に接触又は近接
させる。
〜3のいずれか1項に係る発明の実施において、前記伝
熱管を、前記下水路の底部の水路壁外面に接触又は近接
させる。
【0034】つまり、下水路は一般に非満水状態で下水
を流すことから、また、下水流量の増減もあることか
ら、上記の如く伝熱管を下水路の底部の水路壁外面に接
触又は近接させて埋設すれば、下水路内の下水と伝熱管
内の通過熱媒とを効率的に、また、下水流量の変化によ
る影響の少ない状態で安定的に熱交換させることがで
き、これにより、下水の保有熱を回収する場合にはその
熱回収を、また、下水を放熱源に利用する場合にはその
放熱を、一層効率的かつ安定的なものにすることができ
る。
を流すことから、また、下水流量の増減もあることか
ら、上記の如く伝熱管を下水路の底部の水路壁外面に接
触又は近接させて埋設すれば、下水路内の下水と伝熱管
内の通過熱媒とを効率的に、また、下水流量の変化によ
る影響の少ない状態で安定的に熱交換させることがで
き、これにより、下水の保有熱を回収する場合にはその
熱回収を、また、下水を放熱源に利用する場合にはその
放熱を、一層効率的かつ安定的なものにすることができ
る。
【0035】〔5〕請求項5に係る発明では、請求項1
〜4のいずれか1項に係る発明の実施において、前記伝
熱管に可撓性を有する合成樹脂管を用いる。
〜4のいずれか1項に係る発明の実施において、前記伝
熱管に可撓性を有する合成樹脂管を用いる。
【0036】つまり、伝熱管に可撓性を有する合成樹脂
管を用いれば、剛管である金属管を用いるに比べ、その
可撓性により下水路の種々の施設条件に対する対応性を
高めることができ、また、施工者の取り扱いも容易にす
ることができ、これにより、設備施工を一層容易にする
ことができる。
管を用いれば、剛管である金属管を用いるに比べ、その
可撓性により下水路の種々の施設条件に対する対応性を
高めることができ、また、施工者の取り扱いも容易にす
ることができ、これにより、設備施工を一層容易にする
ことができる。
【0037】また、合成樹脂管は一般に耐食性に優れる
ことから、伝熱管を地中埋設する設備構成において設備
の耐用性を一層高めることもできる。
ことから、伝熱管を地中埋設する設備構成において設備
の耐用性を一層高めることもできる。
【0038】〔6〕請求項6に係る発明では、請求項1
〜5のいずれか1項に係る発明の実施において、融雪用
又は凍結防止用の熱交換器に前記伝熱管の通過熱媒を循
環供給する構成にする。
〜5のいずれか1項に係る発明の実施において、融雪用
又は凍結防止用の熱交換器に前記伝熱管の通過熱媒を循
環供給する構成にする。
【0039】つまり、この構成では、下水路の水路壁外
面に接触又は近接させて地中埋設した前記伝熱管と、融
雪用又は凍結防止用の熱交換器との間で熱媒を循環させ
ることにより、伝熱管の管内通過過程における下水との
熱交換で熱媒に回収した下水保有熱を融雪用又は凍結防
止用の熱交換器で放熱させるようにし、これにより、下
水熱を利用して融雪や凍結防止を行なう。
面に接触又は近接させて地中埋設した前記伝熱管と、融
雪用又は凍結防止用の熱交換器との間で熱媒を循環させ
ることにより、伝熱管の管内通過過程における下水との
熱交換で熱媒に回収した下水保有熱を融雪用又は凍結防
止用の熱交換器で放熱させるようにし、これにより、下
水熱を利用して融雪や凍結防止を行なう。
【0040】そして、この構成であれば、請求項1に係
る発明の前述の如き効果を活かして、メンテナンス面、
設備施工面、設備コスト面、並びに、耐用性の面で有利
な融雪設備又は凍結防止設備にすることができる。
る発明の前述の如き効果を活かして、メンテナンス面、
設備施工面、設備コスト面、並びに、耐用性の面で有利
な融雪設備又は凍結防止設備にすることができる。
【0041】なお、これとは逆に、冷却用熱交換器に伝
熱管の通過熱媒を循環供給するようにすれば、伝熱管の
管内通過過程における下水との熱交換で下水に放熱させ
た熱媒を冷却用熱媒として冷却用熱交換器を冷却対象に
対し冷却作用させることができ、特に下水温度が気温よ
りも低温となる夏季において有効な冷却設備にすること
ができる。
熱管の通過熱媒を循環供給するようにすれば、伝熱管の
管内通過過程における下水との熱交換で下水に放熱させ
た熱媒を冷却用熱媒として冷却用熱交換器を冷却対象に
対し冷却作用させることができ、特に下水温度が気温よ
りも低温となる夏季において有効な冷却設備にすること
ができる。
【0042】〔7〕請求項7に係る発明では、請求項1
〜5のいずれか1項に係る発明の実施において、ヒート
ポンプの吸熱側熱交換器に前記伝熱管の通過熱媒を循環
供給する構成にする。
〜5のいずれか1項に係る発明の実施において、ヒート
ポンプの吸熱側熱交換器に前記伝熱管の通過熱媒を循環
供給する構成にする。
【0043】つまり、この構成では、下水路の水路壁外
面に接触又は近接させて地中埋設した前記伝熱管と、ヒ
ートポンプの吸熱側熱交換器(すなわち、冷媒蒸発器)
との間で熱媒を循環させることにより、伝熱管の管内通
過過程における下水との熱交換で下水保有熱を回収した
熱媒を吸熱対象とするヒートポンプ運転を行なうように
し、これにより、このヒートポンプにおいて、種々の熱
需要に供する温熱を下水熱を利用して効率的に発生させ
る。
面に接触又は近接させて地中埋設した前記伝熱管と、ヒ
ートポンプの吸熱側熱交換器(すなわち、冷媒蒸発器)
との間で熱媒を循環させることにより、伝熱管の管内通
過過程における下水との熱交換で下水保有熱を回収した
熱媒を吸熱対象とするヒートポンプ運転を行なうように
し、これにより、このヒートポンプにおいて、種々の熱
需要に供する温熱を下水熱を利用して効率的に発生させ
る。
【0044】そして、この構成であれば、請求項6に係
る発明と同様、請求項1に係る発明の前述の如き効果を
活かして、メンテナンス面、設備施工面、設備コスト
面、並びに、耐用性の面で有利な温熱発生設備にするこ
とができる。
る発明と同様、請求項1に係る発明の前述の如き効果を
活かして、メンテナンス面、設備施工面、設備コスト
面、並びに、耐用性の面で有利な温熱発生設備にするこ
とができる。
【0045】なお、これとは逆に、ヒートポンプの放熱
側熱交換器(すなわち、冷媒凝縮器)に伝熱管の通過熱
媒を循環供給するようにすれば、伝熱管の管内通過過程
における下水との熱交換で下水に放熱させた熱媒を放熱
対象とするヒートポンプ運転を行なって、種々の冷熱需
要に供する冷熱を下水を放熱源に利用して発生させるこ
とができ、特に下水温度が気温よりも低温となる夏季に
おいて有効な冷熱発生設備にすることができる。
側熱交換器(すなわち、冷媒凝縮器)に伝熱管の通過熱
媒を循環供給するようにすれば、伝熱管の管内通過過程
における下水との熱交換で下水に放熱させた熱媒を放熱
対象とするヒートポンプ運転を行なって、種々の冷熱需
要に供する冷熱を下水を放熱源に利用して発生させるこ
とができ、特に下水温度が気温よりも低温となる夏季に
おいて有効な冷熱発生設備にすることができる。
【0046】〔8〕請求項8に係る発明では、請求項1
〜5のいずれか1項に係る発明の実施において、ヒート
ポンプにおける蒸発対象冷媒を前記熱媒として前記伝熱
管に通過させて、前記伝熱管を前記ヒートポンプの冷媒
蒸発器として機能させる構成にする。
〜5のいずれか1項に係る発明の実施において、ヒート
ポンプにおける蒸発対象冷媒を前記熱媒として前記伝熱
管に通過させて、前記伝熱管を前記ヒートポンプの冷媒
蒸発器として機能させる構成にする。
【0047】つまり、この構成では、下水路の水路壁外
面に接触又は近接させて地中埋設した前記伝熱管にヒー
トポンプの蒸発対象冷媒を通過させることにより、その
蒸発対象冷媒を下水路内の下水と熱交換させて下水保有
熱の奪取により蒸発させる形態のヒートポンプ運転を行
ない、これにより、このヒートポンプにおいて、種々の
熱需要に供する温熱を下水熱を利用して効率的に発生さ
せる。
面に接触又は近接させて地中埋設した前記伝熱管にヒー
トポンプの蒸発対象冷媒を通過させることにより、その
蒸発対象冷媒を下水路内の下水と熱交換させて下水保有
熱の奪取により蒸発させる形態のヒートポンプ運転を行
ない、これにより、このヒートポンプにおいて、種々の
熱需要に供する温熱を下水熱を利用して効率的に発生さ
せる。
【0048】そして、この構成であれば、請求項6,7
に係る発明と同様、請求項1に係る発明の前述の如き効
果を活かして、メンテナンス面、設備施工面、設備コス
ト面、並びに、耐用性の面で有利な温熱発生設備にする
ことができる。
に係る発明と同様、請求項1に係る発明の前述の如き効
果を活かして、メンテナンス面、設備施工面、設備コス
ト面、並びに、耐用性の面で有利な温熱発生設備にする
ことができる。
【0049】なお、これとは逆に、ヒートポンプにおけ
る凝縮対象冷媒を伝熱管に通過させて、伝熱管をヒート
ポンプの冷媒凝縮器として機能させるようにすれば、そ
の凝縮対象冷媒を下水路内の下水と熱交換させて下水へ
の放熱により凝縮させる形態のヒートポンプ運転にし
て、このヒートポンプで種々の冷熱需要に供する冷熱を
下水を放熱源に利用して発生させることができ、特に下
水温度が気温よりも低温となる夏季において有効な冷熱
発生設備にすることができる。
る凝縮対象冷媒を伝熱管に通過させて、伝熱管をヒート
ポンプの冷媒凝縮器として機能させるようにすれば、そ
の凝縮対象冷媒を下水路内の下水と熱交換させて下水へ
の放熱により凝縮させる形態のヒートポンプ運転にし
て、このヒートポンプで種々の冷熱需要に供する冷熱を
下水を放熱源に利用して発生させることができ、特に下
水温度が気温よりも低温となる夏季において有効な冷熱
発生設備にすることができる。
【0050】
〔9〕請求項9に係る発明では、請求項1
〜8のいずれか1項に係る発明の下水利用熱源設備を構
築するのに、前記下水路の施設予定地に掘削形成した溝
孔に前記伝熱管を設置し、それに続き、その溝孔に前記
下水路をその水路壁外面が設置伝熱管に接触又は近接す
る状態に施工する。
〜8のいずれか1項に係る発明の下水利用熱源設備を構
築するのに、前記下水路の施設予定地に掘削形成した溝
孔に前記伝熱管を設置し、それに続き、その溝孔に前記
下水路をその水路壁外面が設置伝熱管に接触又は近接す
る状態に施工する。
【0051】つまり、この方法によれば、下水路の施設
のために掘削形成する溝孔を利用して伝熱管の設置施工
を行なうから、下水路を施設するだけの通常の下水路施
工とほぼ同様の形態で容易に、また、能率良く短期間に
下水利用熱源設備を構築することができる。
のために掘削形成する溝孔を利用して伝熱管の設置施工
を行なうから、下水路を施設するだけの通常の下水路施
工とほぼ同様の形態で容易に、また、能率良く短期間に
下水利用熱源設備を構築することができる。
【0052】なお、溝孔は上方開放で下水路施設方向に
延びる溝、あるいは、トンネル状に下水路施設方向に延
びる孔のいずれであってもよい。
延びる溝、あるいは、トンネル状に下水路施設方向に延
びる孔のいずれであってもよい。
【0053】また、伝熱管の設置に続き下水路を施工す
るにあたっては、設置伝熱管の上にある程度の被せ土を
施した状態で下水路を施工するのがよい。
るにあたっては、設置伝熱管の上にある程度の被せ土を
施した状態で下水路を施工するのがよい。
【0054】〔10〕請求項10に係る発明では、請求
項9に係る発明を実施するのに、前記下水路が複数の水
路形成部材の下水路施設方向への連結により形成される
ものであることに対し、前記伝熱管を前記水路形成部材
の複数連結長にわたらせて前記溝孔に設置した後に、そ
の溝孔における伝熱管設置箇所に対して前記水路形成部
材の連結による下水路施工を行なう。
項9に係る発明を実施するのに、前記下水路が複数の水
路形成部材の下水路施設方向への連結により形成される
ものであることに対し、前記伝熱管を前記水路形成部材
の複数連結長にわたらせて前記溝孔に設置した後に、そ
の溝孔における伝熱管設置箇所に対して前記水路形成部
材の連結による下水路施工を行なう。
【0055】つまり、この方法によれば、溝孔での伝熱
管の設置作業と水路形成部材の連結による下水路形成作
業との分化を進めて、両作業の錯綜による作業の煩雑化
を極力回避した状態で、各作業を能率良く容易に実施で
き、これにより、下水利用熱源設備を一層能率良く容易
に構築することができる
管の設置作業と水路形成部材の連結による下水路形成作
業との分化を進めて、両作業の錯綜による作業の煩雑化
を極力回避した状態で、各作業を能率良く容易に実施で
き、これにより、下水利用熱源設備を一層能率良く容易
に構築することができる
【0056】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は下水利用
の融雪設備を示し、1は降雪地域における道路や駐車場
の路面下に設置した融雪用熱交換器であり、2はそれら
道路や駐車場の近くに埋設された下水管である。
の融雪設備を示し、1は降雪地域における道路や駐車場
の路面下に設置した融雪用熱交換器であり、2はそれら
道路や駐車場の近くに埋設された下水管である。
【0057】3は、同図1及び図2に示す如く、埋設下
水管2の底部の管壁外面に近接させた地中埋設状態で下
水管2に沿わせて下水管施設方向に延設した複数本の伝
熱管であり、これら伝熱管3を蛇行状の直列接続状態に
して対下水熱交換器4を構成し、複数本の伝熱管3を同
一面内で平行姿勢に並置した面状集積状態で埋設下水管
2の底部の管壁外面に近接させることと、各伝熱管3を
下水管施設方向に延設することとで、対下水熱交換器4
の埋設下水管2に対する伝熱面積を大きく確保してあ
る。
水管2の底部の管壁外面に近接させた地中埋設状態で下
水管2に沿わせて下水管施設方向に延設した複数本の伝
熱管であり、これら伝熱管3を蛇行状の直列接続状態に
して対下水熱交換器4を構成し、複数本の伝熱管3を同
一面内で平行姿勢に並置した面状集積状態で埋設下水管
2の底部の管壁外面に近接させることと、各伝熱管3を
下水管施設方向に延設することとで、対下水熱交換器4
の埋設下水管2に対する伝熱面積を大きく確保してあ
る。
【0058】5は熱媒循環路6a,6bを通じて融雪用
熱交換器1と対下水熱交換器4との間で熱媒L(例えば
ブライン)を循環させる循環ポンプであり、この融雪設
備では、熱媒Lを伝熱管3の管内通過過程で伝熱管3の
管壁、下水管2の管壁(すなわち下水路の水路壁)、及
び、蓄熱性を有する周囲土壌を介して下水管2内の下水
Wと熱交換させ、この熱交換で熱媒Lに回収した下水保
有熱を熱媒循環に伴い融雪用熱交換器1で放熱させて道
路や駐車場の融雪を行なう。
熱交換器1と対下水熱交換器4との間で熱媒L(例えば
ブライン)を循環させる循環ポンプであり、この融雪設
備では、熱媒Lを伝熱管3の管内通過過程で伝熱管3の
管壁、下水管2の管壁(すなわち下水路の水路壁)、及
び、蓄熱性を有する周囲土壌を介して下水管2内の下水
Wと熱交換させ、この熱交換で熱媒Lに回収した下水保
有熱を熱媒循環に伴い融雪用熱交換器1で放熱させて道
路や駐車場の融雪を行なう。
【0059】伝熱管3の設置については、図3に示す如
く、下水管2の施設の際、下水管2の施設予定地に掘削
形成した溝孔7(本例では上部開放の溝)に、先ず伝熱
管3を単位下水管2aの複数連結長(水路形成部材の複
数連結長)にわたらせて設置し、それに続き、クッショ
ン材とする土8を所定厚さだけ設置伝熱管3に被せた状
態で、その溝孔7内の被せ土8の上で単位下水管2aを
順次連結し、その後、その溝孔7を埋め戻す方法を採っ
ている。
く、下水管2の施設の際、下水管2の施設予定地に掘削
形成した溝孔7(本例では上部開放の溝)に、先ず伝熱
管3を単位下水管2aの複数連結長(水路形成部材の複
数連結長)にわたらせて設置し、それに続き、クッショ
ン材とする土8を所定厚さだけ設置伝熱管3に被せた状
態で、その溝孔7内の被せ土8の上で単位下水管2aを
順次連結し、その後、その溝孔7を埋め戻す方法を採っ
ている。
【0060】なお、本実施形態では融雪用熱交換器1と
対下水熱交換器4(伝熱管3)との間で熱媒Lを循環さ
せる例を示したが、路面凍結の防止など、種々の凍結防
止を目的として、凍結防止用の熱交換器と対下水熱交換
器4(伝熱管3)との間で熱媒Lを循環させるようにし
てもよい。
対下水熱交換器4(伝熱管3)との間で熱媒Lを循環さ
せる例を示したが、路面凍結の防止など、種々の凍結防
止を目的として、凍結防止用の熱交換器と対下水熱交換
器4(伝熱管3)との間で熱媒Lを循環させるようにし
てもよい。
【0061】伝熱管3には、金属管や合成樹脂管など種
々の材質の管を使用できるが、可撓性を有する合成樹脂
管を用いれば、その可撓性により下水管2の施設条件に
対する対応性を高めて設備施工を容易にすることができ
る。
々の材質の管を使用できるが、可撓性を有する合成樹脂
管を用いれば、その可撓性により下水管2の施設条件に
対する対応性を高めて設備施工を容易にすることができ
る。
【0062】〔第2実施形態〕図4は下水利用のヒート
ポンプ設備を示し、9は圧縮式ヒートポンプであり、こ
のヒートポンプ9は熱源側熱交換器10、負荷側熱交換
器11、圧縮機12、膨張弁13、四方弁14を主要構
成装置とするヒートポンプ回路(冷凍回路)を備え、四
方弁14による冷媒経路の切り換えにより温熱発生運転
と冷熱発生運転との切り換えを行なう。
ポンプ設備を示し、9は圧縮式ヒートポンプであり、こ
のヒートポンプ9は熱源側熱交換器10、負荷側熱交換
器11、圧縮機12、膨張弁13、四方弁14を主要構
成装置とするヒートポンプ回路(冷凍回路)を備え、四
方弁14による冷媒経路の切り換えにより温熱発生運転
と冷熱発生運転との切り換えを行なう。
【0063】すなわち、四方弁14による冷媒経路の切
り換えにより、温熱発生運転では熱源側熱交換器10を
冷媒蒸発器として機能させ、かつ、負荷側熱交換器11
を冷媒凝縮器として機能させる。また、冷熱発生運転で
は逆に、熱源側熱交換器10を冷媒凝縮器として機能さ
せ、かつ、負荷側熱交換器11を冷媒蒸発器として機能
させる。
り換えにより、温熱発生運転では熱源側熱交換器10を
冷媒蒸発器として機能させ、かつ、負荷側熱交換器11
を冷媒凝縮器として機能させる。また、冷熱発生運転で
は逆に、熱源側熱交換器10を冷媒凝縮器として機能さ
せ、かつ、負荷側熱交換器11を冷媒蒸発器として機能
させる。
【0064】15は、第1実施形態と同様、埋設下水管
16の底部の管壁外面に近接させた地中埋設状態で下水
管16に沿わせて下水管施設方向に延設した複数の伝熱
管であり、これら伝熱管15を直列接続(ないし並列接
続)することにより対下水熱交換器17を構成してあ
る。
16の底部の管壁外面に近接させた地中埋設状態で下水
管16に沿わせて下水管施設方向に延設した複数の伝熱
管であり、これら伝熱管15を直列接続(ないし並列接
続)することにより対下水熱交換器17を構成してあ
る。
【0065】18は熱源側循環路19a,19bを通じ
て対下水熱交換器17とヒートポンプ9の熱源側熱交換
器10との間で熱源側熱媒L1を循環させる熱源側循環
ポンプであり、また、20は負荷側循環路21a,21
bを通じてヒートポンプ9の負荷側熱交換器11と負荷
装置22との間で負荷側熱媒L2を循環させる負荷側循
環ポンプである。
て対下水熱交換器17とヒートポンプ9の熱源側熱交換
器10との間で熱源側熱媒L1を循環させる熱源側循環
ポンプであり、また、20は負荷側循環路21a,21
bを通じてヒートポンプ9の負荷側熱交換器11と負荷
装置22との間で負荷側熱媒L2を循環させる負荷側循
環ポンプである。
【0066】つまり、このヒートポンプ設備では、温熱
需要期(特に冬季)にヒートポンプ9の温熱発生運転を
行なうことにより、伝熱管15の管内通過過程における
下水Wとの熱交換で下水保有熱を回収した熱源側熱媒L
1に対して冷媒蒸発器としての熱源側熱交換器10(す
なわち、吸熱側熱交換器)を吸熱作用させる形態で、冷
媒凝縮器としての負荷側熱交換器11(すなわち、放熱
側熱交換器)において温熱を発生させ、この発生温熱を
負荷側熱媒L2の循環をもって負荷装置22に供給す
る。
需要期(特に冬季)にヒートポンプ9の温熱発生運転を
行なうことにより、伝熱管15の管内通過過程における
下水Wとの熱交換で下水保有熱を回収した熱源側熱媒L
1に対して冷媒蒸発器としての熱源側熱交換器10(す
なわち、吸熱側熱交換器)を吸熱作用させる形態で、冷
媒凝縮器としての負荷側熱交換器11(すなわち、放熱
側熱交換器)において温熱を発生させ、この発生温熱を
負荷側熱媒L2の循環をもって負荷装置22に供給す
る。
【0067】また、冷熱需要期(特に夏季)にヒートポ
ンプ9の冷熱発生運転を行なうことにより、伝熱管15
の管内通過過程における下水Wとの熱交換で下水Wに放
熱した熱源側熱媒L1に対して冷媒凝縮器としての熱源
側熱交換器10(すなわち、放熱側熱交換器)を放熱作
用させる形態で、冷媒蒸発器としての負荷側熱交換器1
1(すなわち、吸熱側熱交換器)において冷熱を発生さ
せ、この発生冷熱を負荷側熱媒L2の循環をもって負荷
装置22に供給する。
ンプ9の冷熱発生運転を行なうことにより、伝熱管15
の管内通過過程における下水Wとの熱交換で下水Wに放
熱した熱源側熱媒L1に対して冷媒凝縮器としての熱源
側熱交換器10(すなわち、放熱側熱交換器)を放熱作
用させる形態で、冷媒蒸発器としての負荷側熱交換器1
1(すなわち、吸熱側熱交換器)において冷熱を発生さ
せ、この発生冷熱を負荷側熱媒L2の循環をもって負荷
装置22に供給する。
【0068】〔第3実施形態〕図5は別形式の下水利用
ヒートポンプ設備を示し、23は同一面内で蛇行状に配
置した面状集積状態で下水開渠24の側壁及び底壁の外
面に近接(又は接触)させて地中に埋設した伝熱管であ
り、この面状集積状態の伝熱管23により対下水熱交換
器25を構成してある。
ヒートポンプ設備を示し、23は同一面内で蛇行状に配
置した面状集積状態で下水開渠24の側壁及び底壁の外
面に近接(又は接触)させて地中に埋設した伝熱管であ
り、この面状集積状態の伝熱管23により対下水熱交換
器25を構成してある。
【0069】対下水熱交換器25は、圧縮機26、負荷
側熱交換器27、膨張弁28、四方弁29とともに圧縮
式ヒートポンプ30を構成するものであり、このヒート
ポンプ30では、四方弁29による冷媒経路の切り換え
により、対下水熱交換器25を冷媒蒸発器として機能さ
せ、かつ、負荷側熱交換器27を冷媒凝縮器として機能
させる温熱発生運転と、これとは逆に対下水熱交換器2
5を冷媒凝縮器として機能させ、かつ、負荷側熱交換器
27を冷媒蒸発器として機能させる冷熱発生運転との切
り換えを行なう。
側熱交換器27、膨張弁28、四方弁29とともに圧縮
式ヒートポンプ30を構成するものであり、このヒート
ポンプ30では、四方弁29による冷媒経路の切り換え
により、対下水熱交換器25を冷媒蒸発器として機能さ
せ、かつ、負荷側熱交換器27を冷媒凝縮器として機能
させる温熱発生運転と、これとは逆に対下水熱交換器2
5を冷媒凝縮器として機能させ、かつ、負荷側熱交換器
27を冷媒蒸発器として機能させる冷熱発生運転との切
り換えを行なう。
【0070】また、31は負荷側循環路32a,32b
を通じて上記ヒートポンプ30の負荷側熱交換器27と
負荷装置33との間で負荷側熱媒L′を循環させる負荷
側循環ポンプである。
を通じて上記ヒートポンプ30の負荷側熱交換器27と
負荷装置33との間で負荷側熱媒L′を循環させる負荷
側循環ポンプである。
【0071】つまり、このヒートポンプ設備では、温熱
需要期(特に冬季)にヒートポンプ30の温熱発生運転
を行なうことにより、ヒートポンプ30における蒸発対
象冷媒R(すなわち、膨張弁28を通過した冷媒)を伝
熱管23の管内通過過程で下水開渠24内の下水Wと熱
交換させて下水保有熱の奪取により蒸発させる形態のヒ
ートポンプ運転を実施して、冷媒凝縮器としての負荷側
熱交換器27で温熱を発生させ、この発生温熱を負荷側
熱媒L′の循環をもって負荷装置33に供給する。
需要期(特に冬季)にヒートポンプ30の温熱発生運転
を行なうことにより、ヒートポンプ30における蒸発対
象冷媒R(すなわち、膨張弁28を通過した冷媒)を伝
熱管23の管内通過過程で下水開渠24内の下水Wと熱
交換させて下水保有熱の奪取により蒸発させる形態のヒ
ートポンプ運転を実施して、冷媒凝縮器としての負荷側
熱交換器27で温熱を発生させ、この発生温熱を負荷側
熱媒L′の循環をもって負荷装置33に供給する。
【0072】また、冷熱需要期(特に夏季)にヒートポ
ンプ30の冷熱発生運転を行なうことにより、ヒートポ
ンプ30における凝縮対象冷媒R(すなわち、圧縮機2
6の吐出冷媒)を伝熱管23の管内通過過程で下水開渠
24内の下水Wと熱交換させて下水Wへの放熱により凝
縮させる形態のヒートポンプ運転を実施して、冷媒蒸発
器としての負荷側熱交換器27で冷熱を発生させ、この
発生冷熱を負荷側熱媒L′の循環をもって負荷装置33
に供給する。
ンプ30の冷熱発生運転を行なうことにより、ヒートポ
ンプ30における凝縮対象冷媒R(すなわち、圧縮機2
6の吐出冷媒)を伝熱管23の管内通過過程で下水開渠
24内の下水Wと熱交換させて下水Wへの放熱により凝
縮させる形態のヒートポンプ運転を実施して、冷媒蒸発
器としての負荷側熱交換器27で冷熱を発生させ、この
発生冷熱を負荷側熱媒L′の循環をもって負荷装置33
に供給する。
【0073】〔別実施形態〕次に別実施例を列記する。
【0074】伝熱管を下水管や下水開渠あるいは下水暗
渠などの下水路の水路壁外面に対して接触又は近接させ
た地中埋設状態にするのに、伝熱管の具体的配置形態は
種々変更が可能であり、例えば、図6に示す如く、伝熱
管3を下水路2の水路壁外面に対する接触又は近接状態
で蛇行させながら下水路2の施設方向に延設する形態
や、図7に示す如く、伝熱管3を下水路2が螺旋中心と
なる螺旋状にして下水路3の施設方向に延設する形態を
採用してもよい。
渠などの下水路の水路壁外面に対して接触又は近接させ
た地中埋設状態にするのに、伝熱管の具体的配置形態は
種々変更が可能であり、例えば、図6に示す如く、伝熱
管3を下水路2の水路壁外面に対する接触又は近接状態
で蛇行させながら下水路2の施設方向に延設する形態
や、図7に示す如く、伝熱管3を下水路2が螺旋中心と
なる螺旋状にして下水路3の施設方向に延設する形態を
採用してもよい。
【0075】また、図8に示す如く、熱媒Wの導出入箇
所に対して下水路2の上流側と下流側とに振り分けた状
態に伝熱管3を配置する形態や、図9に示す如く、伝熱
管3を下水路2の上部と下部とに振り分けた状態に配置
する形態を採用してもよく、特に、同図9に示す例の如
く伝熱管3の上流側半部と下流側半部とに高低差を与え
る配置形態では、下水Wからの熱回収時と下水Wへの放
熱時とで熱媒Lの通過向きを反転させて、それら熱回収
と放熱との夫々を効率良く行えるようにしてもよい。
所に対して下水路2の上流側と下流側とに振り分けた状
態に伝熱管3を配置する形態や、図9に示す如く、伝熱
管3を下水路2の上部と下部とに振り分けた状態に配置
する形態を採用してもよく、特に、同図9に示す例の如
く伝熱管3の上流側半部と下流側半部とに高低差を与え
る配置形態では、下水Wからの熱回収時と下水Wへの放
熱時とで熱媒Lの通過向きを反転させて、それら熱回収
と放熱との夫々を効率良く行えるようにしてもよい。
【0076】下水からの熱回収を目的とする場合におい
て、その回収熱の用途はどのようなものであってよく、
また、下水への放熱を目的とする場合において、その放
熱の目的もどのようなものであってもよい。
て、その回収熱の用途はどのようなものであってよく、
また、下水への放熱を目的とする場合において、その放
熱の目的もどのようなものであってもよい。
【図1】第1実施形態を示す融雪設備の構成図
【図2】第1実施形態を示す要部の断面図
【図3】第1実施形態を示す斜視図
【図4】第2実施形態を示すヒートポンプ設備の構成図
【図5】第3実施形態を示すヒートポンプ設備の構成図
【図6】別実施形態を示す斜視図
【図7】別実施形態を示す斜視図
【図8】別実施形態を示す斜視図
【図9】別実施形態を示す斜視図
【図10】従来の設備構成を示す図
【図11】従来の設備構成を示す図
【図12】従来の設備構成を示す図
【図13】従来の設備構成を示す図
1 融雪用熱交換器 2,16,24 下水路 2a 水路形成部材 3,15,23 伝熱管 7 溝孔 9 ヒートポンプ 10 吸熱側熱交換器 30 ヒートポンプ L,L1 熱媒 R 冷媒
Claims (10)
- 【請求項1】 一端から導入した熱媒を他端から送出す
る伝熱管を、下水路の水路壁外面に接触又は近接させて
前記下水路の周囲地中に埋設してある下水利用熱源設
備。 - 【請求項2】 前記伝熱管を、前記下水路の水路壁外面
に接触又は近接させた地中埋設状態で前記下水路の施設
方向に延設してある請求項1記載の下水利用熱源設備。 - 【請求項3】 前記伝熱管を、面状の集積状態にして前
記下水路の水路壁外面に接触又は近接させてある請求項
1又は2記載の下水利用熱源設備。 - 【請求項4】 前記伝熱管を、前記下水路の底部の水路
壁外面に接触又は近接させてある請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の下水利用熱源設備。 - 【請求項5】 前記伝熱管に可撓性を有する合成樹脂管
を用いてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の下水
利用熱源設備。 - 【請求項6】 融雪用又は凍結防止用の熱交換器に前記
伝熱管の通過熱媒を循環供給する構成にしてある請求項
1〜5のいずれか1項に記載の下水利用熱源設備。 - 【請求項7】 ヒートポンプの吸熱側熱交換器に前記伝
熱管の通過熱媒を循環供給する構成にしてある請求項1
〜5のいずれか1項に記載の下水利用熱源設備。 - 【請求項8】 ヒートポンプにおける蒸発対象冷媒を前
記熱媒として前記伝熱管に通過させて、前記伝熱管を前
記ヒートポンプの冷媒蒸発器として機能させる構成にし
てある請求項1〜5のいずれか1項に記載の下水利用熱
源設備。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の下
水利用熱源設備の構築方法であって、 前記下水路の施設予定地に掘削形成した溝孔に前記伝熱
管を設置し、それに続き、その溝孔に前記下水路をその
水路壁外面が設置伝熱管に接触又は近接する状態に施工
する下水利用熱源設備の構築方法。 - 【請求項10】 前記下水路が複数の水路形成部材の下
水路施設方向への連結により形成されるものであること
に対し、 前記伝熱管を前記水路形成部材の複数連結長にわたらせ
て前記溝孔に設置した後に、その溝孔における伝熱管設
置箇所に対して前記水路形成部材の連結による下水路施
工を行なう請求項9記載の下水利用熱源設備の構築方
法。
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JP2000193976A JP2002013105A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 下水利用熱源設備、及び、その構築方法 |
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