JP2002012436A - ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス - Google Patents

ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス

Info

Publication number
JP2002012436A
JP2002012436A JP2000190036A JP2000190036A JP2002012436A JP 2002012436 A JP2002012436 A JP 2002012436A JP 2000190036 A JP2000190036 A JP 2000190036A JP 2000190036 A JP2000190036 A JP 2000190036A JP 2002012436 A JP2002012436 A JP 2002012436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
face
treating
plate
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000190036A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Nagai
康之 永井
Kyoichi Yadori
恭一 宿利
Kazuo Yamada
和男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2000190036A priority Critical patent/JP2002012436A/ja
Publication of JP2002012436A publication Critical patent/JP2002012436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B29/00Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
    • C03B29/02Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a discontinuous way
    • C03B29/025Glass sheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板ガラスの切断面を鏡面状にすると共に耐衝
撃性を高めることができるガラスの端面の処理方法、合
わせガラスの中間膜が露出するのを防止し且つ端面を鏡
面状にして合わせガラスの破損防止及びガラス端面の美
観の向上を図ったガラスの端面の処理方法、及び該処理
方法により処理されたガラスを提供することにある。 【解決手段】 板ガラス1の切断面をレーザ発振装置1
1から出射されるレーザ光10照射によりガラスの軟化
点以上の温度に加熱処理する。合わせガラス21は、P
VB(ポリビニルブチラル)等の中間膜22を介して貼
り合わせた2枚の板ガラス22,23から成る。合わせ
ガラス21の端面をレーザ光10照射によりレーザ発振
装置11から出射されるガラスの軟化点温度以上の温度
に加熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスの端面の処
理方法、及び該処理方法により処理されたガラスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用板ガラスは、製造コスト
低減及び品質保持の観点から、ガラス素板の切断工程、
切断された板ガラスの切断面の研磨工程、研磨された板
ガラスの洗浄及び乾燥工程、モール材との接着性を向上
させるための塗布剤のプリント工程、表面強化、曲げ剛
性強化、曲げ加工等の熱処理工程、合わせガラス化等の
後処理工程の各工程により製造している。
【0003】上記板ガラスの切断面の研磨工程では、ガ
ラス素板を切断したときにその切断面に形成されるチッ
ピング及びマイクロクラックを除去するため、且つ続く
熱処理工程及び使用中においては破損防止のために、当
該切断面を通常は砥石を用いて適度に研磨している。
【0004】また、自動車のウィンドシールドガラスと
しては、破損時に視界を確保できなくなる虞がある強化
ガラスに代えて、破損時に視界を確保できる合わせガラ
スが使用されており、更に、最近では、高強度及び遮音
性向上の観点から自動車のサイドガラスにも合わせガラ
スが使用されるようになって来た。
【0005】このような合わせガラスは、中間膜を介し
て2枚のガラスを貼り合わせたものであり、ガラス素板
の切断工程、切断された板ガラスの切断面の研磨工程、
研磨された板ガラスの洗浄及び乾燥工程、モール材との
接着性を向上させるための塗布剤のプリント工程、曲げ
加工等の熱処理工程、PVB(ポリビニルブチラル)等
の中間膜の貼り合わせ・仮接着及び本接着を含む合わせ
ガラス化等の接着工程の各工程により製造している。通
常、後処理工程では、中間膜の本接着後、はみ出した中
間膜を切断により取り除く工程を含む仕上げを行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、砥石に
よる通常の研磨では板ガラスの切断面に研磨傷が残留す
る可能性が高く、続く熱処理工程においてその傷が出発
点になり板ガラスの破損をもたらす場合がある。また、
熱処理工程中に破損しないまでも後の板ガラスの使用中
に上記傷が出発点になって板ガラスの破損に至る場合も
ある。さらに、板ガラスの研磨面の仕上げ状態が十分で
なく、残留する研磨傷のために板ガラス端の研磨面の美
観が損なわれる。
【0007】上記のような板ガラスの破損防止及び板ガ
ラス研磨面の美観の向上のためには、砥石による研磨を
より十分に行うべく研磨工程の所要時間を長くする等の
対策が必要となり、板ガラスの製造コストが増大する。
【0008】また、自動車のウィンドシールドガラスに
は、空気力学的特性向上のためウィンドシールドガラス
本体と周辺装着部を同一平面化すべく、合わせガラスの
端面を露出させるモールレス装着が採用され、サイドガ
ラスばかりでなく、ウィンドシールドガラスでさえも、
その端面が露出される傾向にある。このような合わせガ
ラスの端面が露出したモールレス装着のウィンドシール
ドガラスやサイドガラスにおいては、PVB等から成る
中間膜が外気にさらされ接着力が低下して剥離する場合
があり、合わせガラスの端面の美観が損なわれる。
【0009】また、通常の砥石による研磨では切断面に
研磨傷が残留する可能性がある。モールレス装着の合わ
せガラスでは、端面が露出しているので、モール等で保
護されている場合よりも破損し易い。さらに、通常の砥
石による研磨では、残留する研磨傷のために、用途によ
っては合わせガラス端面の美観が損なわれる。
【0010】上記のような合わせガラスの破損防止及び
合わせガラス端面の美観の向上のためには、砥石による
研磨をより良く行うべく研磨工程の所要時間を長くする
等の対策が必要となり、合わせガラスの製造コストが増
大する。
【0011】本発明の第1の目的は、板ガラスの切断面
を鏡面状にすると共に耐衝撃性を高めることができるガ
ラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理され
たガラスを提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、合わせガラスの中
間膜が露出するのを防止し且つ端面を鏡面状にして合わ
せガラスの破損防止及びガラス端面の美観の向上を図っ
たガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理
されたガラスを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のガラスの端面の処理方法は、板ガラ
スの端面をレーザ光照射によりガラスの軟化点以上の温
度に加熱することにより処理することを特徴とする。
【0014】請求項2記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項1記載のガラスの端面の処理方法において、
中間膜を介して2枚の板ガラスを貼り合わせて成る合わ
せガラスの端面をレーザ光照射により軟化点以上の温度
に加熱することにより処理することを特徴とする。
【0015】請求項3記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項1又は2記載のガラスの端面の処理方法にお
いて、前記板ガラスの母ガラス中の蒸発可能な成分を前
記レーザ光の照射部分において蒸発せしめることを特徴
とする。
【0016】請求項4記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項3記載のガラスの端面の処理方法において、
前記蒸発可能な成分の蒸発量が前記母ガラス中の蒸発可
能な成分の含有量の少なくとも20質量%であることを
特徴とする。
【0017】請求項5記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項3又は4記載のガラスの端面の処理方法にお
いて、前記蒸発可能な成分はアルカリ金属酸化物及び/
又は低融点酸化物を含むことを特徴とする。
【0018】請求項6記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項5記載のガラスの端面の処理方法において、
前記アルカリ金属酸化物はNa2O及び/又はK2Oを含
むことを特徴とする。
【0019】請求項7記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項5又は6に記載のガラスの端面の処理方法に
おいて、前記アルカリ金属酸化物の含有量が5〜15重
量%であることを特徴とする。
【0020】請求項8記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項7記載のガラスの端面の処理方法において、
前記アルカリ金属酸化物の含有量が10〜15重量%で
あることを特徴とする。
【0021】請求項9記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項5乃至8のいずれか1項に記載のガラスの端
面の処理方法において、前記低融点酸化物成分はB23
及び/又はPbOを含むことを特徴とする。
【0022】請求項10記載のガラスの端面の処理方法
は、請求項1記載のガラスの端面の処理方法において、
前記処理の後、前記板ガラスを加熱し、風冷強化したこ
とを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項11記
載のガラスは、請求項1乃至10のいずれか1項に記載
のガラスの端面の処理方法により処理されたことを特徴
とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明者は、上記目的を達成すべ
く鋭意検討を行った結果、板ガラスの端面をレーザ光照
射によりガラスの軟化点以上の温度に加熱することによ
り処理すると、レーザ光照射によるガラスの軟化点以上
の温度への加熱により板ガラスの端面が一旦軟化するこ
とにより、板ガラスの端面を研磨することなく該端面を
ガラス自身の表面張力により鏡面状にすると共に耐衝撃
性を高めることができ、しかも、板ガラスの端面の加熱
をレーザ光照射により行うので、大きなエネルギ密度を
簡単に得ることができ、加えて加熱のエネルギ効率を向
上させることができることを見い出した。
【0025】また、本発明者は、中間膜を介して2枚の
板ガラスが貼り合わされて成る合わせガラスの端面をレ
ーザ光照射によりガラスの軟化点以上の温度に加熱する
ことにより処理すると、レーザ光照射によるガラスの軟
化点以上の温度への加熱により合わせガラスの端面が一
旦軟化することにより、中間膜を密封して中間膜が露出
するのを防止することができ、該端面をガラスの表面張
力により鏡面状にすることができるので、合わせガラス
の破損の防止及びガラス端面の美観の向上を図ることが
でき、しかも、合わせガラスの端面の加熱をレーザ光照
射により行うので、大きなエネルギ密度を簡単に得るこ
とができ、加えて加熱のエネルギ効率を向上させること
ができることを見い出した。
【0026】本発明は、上記研究の結果に基づいてなさ
れたものである。
【0027】以下、本発明の第1の実施の形態に係るガ
ラスの端面の処理方法を図1を参照して説明する。図1
は、本発明の実施の形態に係るガラスの端面の処理方法
の説明図である。
【0028】図1において、板ガラス1は、母ガラスが
ソーダライムガラスから成る、例えば厚さ6〜8mmの
ガラス素板から所定の形状に切断されたものである。こ
のソーダライムガラスの組成は、例えば、SiO260
〜75質量%、Al231〜16質量%、MgO0.1
〜5質量%、CaO0.1〜9質量%、Na2O5〜1
5質量%、K2O0〜9質量%である。この組成に含ま
れるNa2O、 K2O等のアルカリ金属酸化物は、高温
の加熱により容易に蒸発する。
【0029】本実施の形態においては、板ガラス1の切
断面を以下に述べる方法でレーザ光10照射によりガラ
スの軟化点以上の温度、例えば、上記組成のソーダライ
ムガラスの場合は、好ましくは、ソーダライムガラスの
流動温度約900℃以上にまで加熱することにより処理
する。レーザ光10は、レーザ発振装置11から出射さ
れ、このレーザ光10をコリメータ12により所定径の
平行光13とし、次いで、この平行光13をガルバノス
キャナ14により所定角度間で往復回動される反射鏡1
5で板ガラス1の切断面16全面を走査させる。
【0030】図2に本第1の実施の形態に係るガラスの
端面の処理方法により処理された板ガラスの断面図を示
す。
【0031】図2において、板ガラス1の切断面16
は、レーザ光10照射により加熱処理され一旦軟化して
いる。上記加熱処理後、板ガラス1の切断面をガラスの
軟化点温度以下の温度まで冷却する。
【0032】本実施の形態によれば、レーザ光10照射
によるガラスの軟化点以上の温度への加熱により板ガラ
ス1の切断面16が一旦軟化することにより、該端面を
ガラス自身の表面張力により鏡面(曲面)状にすること
ができる。また、このガラス自身の表面張力による鏡面
(曲面)性(平滑性、例えば、表面粗さRa)が増大す
れば(Raが小さくなれば)ガラスの破損に結びつく研
磨傷が減少し、結果として耐衝撃性を高めることができ
る。
【0033】また、上記鏡面性を得るために板ガラス1
の切断面16にレーザ光10を照射すると、該切断面1
6から蒸発し易い成分、主として、Na2O、 K2O等
のアルカリ金属酸化物成分が蒸発する。板ガラス1の成
分としてB23、PbOのような低融点酸化物成分が含
まれているときは、この成分も蒸発する。
【0034】通常、自動車用板ガラスは、製造の容易さ
からNa2Oを10〜15質量%含有している。この成
分の一部が、レーザ光10のパワーに応じて蒸発し、こ
の蒸発量が板ガラス1の母ガラス中のNa2O含有量の
少なくとも20質量%になると、切断面16の加熱処理
部の熱膨張係数が顕著に減少し、加熱処理部の表面と内
部との熱膨張係数の差により加熱処理部の表面が圧縮応
力状態、内部が引張応力状態となり、切断面16を強化
することができる。
【0035】上述した端面の処理の後、更に板ガラスを
強化処理することができる。板ガラス1の強化は、加熱
後に空気の吹き付け(風冷強化)によりガラスの軟化点
以下の温度まで急冷することにり効果的に行うことがで
きる。板ガラス1の表面の急冷により、確実に板ガラス
1の表面が圧縮応力状態、内部が引張応力状態となるか
らである。
【0036】更に又、本実施の形態において、上記切断
面16の加熱処理の前に板ガラス1を予熱することによ
り、レーザ光10による切断面16の加熱時の温度差を
できるだけ低減して熱ショックにより割れが発生するの
を防止し、且つレーザ光10による加熱を効率よく行う
ことができる。
【0037】板ガラス1の切断面16の加熱処理の熱源
としては、上記実施の形態のように、レーザ発振装置1
1のようなレーザ光源が大きなエネルギ密度が簡単に得
やすく、エネルギ効率の良い加熱が可能になるので適し
ており、特にCO2レーザ、YAGレーザ、Arレーザ
がよい。
【0038】レーザ発振装置11から出射されるレーザ
光10は、波長が長いとガラスの温度が充分に上昇せ
ず、波長が短いとエネルギが強くなりガラスが破壊され
る場合があるので、主波長が250〜20000nmで
あるのがよく、より好ましくは、500〜12000n
mであるのがよい。
【0039】また、レーザ発振装置11から出射される
レーザ光10は、エネルギ密度を高くしても加熱速度の
上昇を期待できず、エネルギ密度が低いとガラスの温度
を充分上昇させることができないので、エネルギ密度が
1〜100W/mm2であるのがよく、より好ましく
は、2〜80W/mm2であるのがよい。
【0040】上記実施の形態では、加熱処理される板ガ
ラス1は、自動車用板ガラスを対象としているが、登録
商標「パイロクリア」等の建築用耐熱強化ガラスにも適
用することができる。
【0041】以下、本発明の第2の実施の形態に係るガ
ラスの端面の処理方法を図3を参照して説明する。図3
は、本発明の第2の実施の形態に係るガラスの端面の処
理方法の説明図である。
【0042】図3において、合わせガラス21は、PV
B(ポリビニルブチラル)等の中間膜2を介して貼り合
わせた2枚の板ガラス23,24から成る。この合わせ
ガラス21では、板ガラス23,24のサイズより若干
小さいサイズの中間膜22を用い、その周縁部が合わせ
ガラス21の内部に位置するようにしている。
【0043】上記板ガラス23,24は、母ガラスがソ
ーダライムガラスから成る厚さ3〜4mmのガラス素板
から切断される。このソーダライムガラスの組成は、主
として、SiO260〜75質量%、Al231〜16
質量%、MgO0.1〜5質量%、CaO0.1〜9質
量%、Na2O5〜15質量%、K2O0〜9質量%を含
む。この組成に含まれるNa2O、 K2O等のアルカリ
金属酸化物は、高温の加熱により容易に蒸発する。
【0044】本実施の形態においては、合わせガラス2
1の端面を以下に述べる方法でレーザ光10照射により
ガラスの軟化点以上の温度、例えば、上記組成のソーダ
ライムガラスの場合、好ましくは、ソーダライムガラス
の流動温度約900℃以上にまで加熱処理する。レーザ
光10は、レーザ発振装置11から出射され、このレー
ザ光10をコリメータ12により所定径の平行光13と
し、次いで、この平行光13をガルバノスキャナ14に
より所定角度間で往復回動される反射鏡15で合わせガ
ラス21の端面26全面を走査させる。
【0045】図4に本第2の実施の形態に係るガラスの
端面の処理方法により処理された合わせガラスの断面図
を示す。
【0046】図4において、合わせガラス21の端面2
6は、レーザ光10照射により加熱処理され一旦軟化し
ている。上記加熱処理後、合わせガラス21の端面をガ
ラスの軟化点温度以下の温度まで冷却する。
【0047】また、レーザ光10の照射前の2枚の板ガ
ラス23,24のエッジを揃えることにより、ガラスの
軟化時に合わせガラス21の端面26を半球に近い断面
を得ることができ、また、板ガラス23,24を適度に
ずらすことにより、任意の断面形状を得ることができ
る。
【0048】本実施の形態によれば、レーザ光10照射
によるガラスの軟化点以上の温度への加熱により合わせ
ガラス21の端面26が一旦軟化することにより、中間
膜2を軟化したガラスで覆って中間膜22を密封し、中
間膜22が露出するのを防止すると共に、該端面26を
ガラス自身の表面張力により鏡面(曲面)状にすること
ができる。このガラス自身の表面張力による鏡面性(平
滑性、例えば、表面粗さRa)が増大すれば(Raが小
さくなれば)ガラスの破損に結びつく研磨傷が減少し、
結果として耐衝撃性を高めことができる。
【0049】また、上記鏡面性を得るために合わせガラ
ス21の端面26にレーザ光10を照射すると、該端面
26から揮発し易い成分、主として、Na2O、 K2
等のアルカリ金属酸化物成分が蒸発する。板ガラス2
3,24の成分としてB23、PbOのような低融点酸
化物成分が含まれているときは、この成分も蒸発する。
【0050】通常、自動車用板ガラスは、製造の容易さ
からNa2Oを10〜15質量%含有している。この成
分の一部が、レーザ光10のパワーに応じて蒸発し、こ
の蒸発量が板ガラス23,24の母ガラス中のNa2
含有量の少なくとも20質量%となると、端面26の加
熱処理部の熱膨張係数が顕著に減少し、加熱処理部の表
面と内部との熱膨張係数の差により端面26部分の表面
が圧縮応力状態、内部が引張応力状態となり、端面26
を強化することができる。
【0051】更に、本実施の形態において、端面26の
加熱処理の前に合わせガラス21を予熱することによ
り、レーザ光10による端面26加熱時の温度差をでき
るだけ低減して熱ショックにより割れが発生するのを防
止し、且つレーザ光10による加熱を効率よく行うこと
ができる。
【0052】合わせガラス21の端面26の加熱処理の
熱源は、上記第1の実施の形態と同様のものを使用する
ことができ、レーザ発振装置11から出射されるレーザ
光10の波長及びエネルギ密度については、上記第1の
実施の形態と同じである。
【0053】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0054】まず、厚さ2.5mmのソーダライムガラ
スを2枚準備し、各端面を揃えた状態で該端面にレーザ
光10を照射することにより、2枚のフロートガラスを
加熱処理して溶着し、その後除冷した。
【0055】次いで、加熱処理部断面おけるNa,F
e,S,Kの各原子の分布状況を蛍光X線分析によって
カラーマップとし、加熱処理部のNa,Fe,S,Kの
成分分布を調べた。結果を図5にカラーマップの模式図
として示す。図5(a)は、Naの成分分布、図5
(b)は、Feの成分分布、図5(c)は、Kの成分分
布、図5(d)は、Sの成分分布を夫々示す。図5
(a)〜図5(d)において、破線ハッチング部が該当
成分が減少している部分を示す。
【0056】図5から、加熱処理部は、その他の部分と
比べて、Fe,Sについては溶着部とその以外の部分と
で差異が認められなかったが、Na,K(アルカリ金属
成分)は部分的に減少した。
【0057】次に、上記加熱処理部及びそれ以外の部分
の熱膨張率をリガク製の熱分析装置TAS−100(T
MA)を用いて測定した。測定結果は、加熱処理部の任
意の2点で夫々85.46×10-7/K及び84.00
×10-7/Kであった(いずれも50〜350℃のと
き)。これらの値は、溶着部以外の熱膨張率88.00
×10-7/Kに対して、3〜4%の減少が認められる。
【0058】さらに、上記加熱処理部及びそれ以外の部
分の残留歪みを測定した。測定方法は、セナルモン法に
準拠する。測定結果は、加熱処理部の任意の1点で測定
した結果は、49.6kg/cm2(486N/cm2
であった。この値は、加熱処理部以外の残留歪み18.
6kg/cm2(182N/cm2)に対して約2.7倍
になり、加熱処理部が強化されたことが分かる。
【0059】溶着部の表面粗さRaの測定は、圧子先端
径0.1μmの触針式表面粗さ計を用いて任意の5点に
ついて行った。測定結果を表1に示す。
【0060】
【表1】 表1によれば、測定点1〜5の測定値は、いずれも板ガ
ラスの切断面を砥石で研磨したときの通常値0.8μm
に対して、表面粗さRaが小さくなっている。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のガラスの端面の処理方法によれば、レーザ光照射に
よるガラスの軟化点以上の温度への加熱により板ガラス
の端面が一旦軟化することにより、板ガラスの端面を研
磨することなく該端面をガラス自身の表面張力により鏡
面状にすると共に耐衝撃性を高めることができ、しか
も、板ガラスの端面の加熱をレーザ光照射により行うの
で、大きなエネルギ密度を簡単に得ることができ、加え
て加熱のエネルギ効率を向上させることができる。
【0062】請求項2記載のガラスの端面の処理方法に
よれば、レーザ光照射によるガラスの軟化点以上の温度
への加熱により合わせガラスの端面が一旦軟化すること
により、中間膜を密封して中間膜が露出するのを防止す
ることができ、該端面をガラスの表面張力により鏡面状
にすることができるので、合わせガラスの破損の防止及
びガラス端面の美観の向上を図ることができ、しかも、
合わせガラスの端面の加熱をレーザ光照射により行うの
で、大きなエネルギ密度を簡単に得ることができ、加え
て加熱のエネルギ効率を向上させることができる。
【0063】請求項3記載のガラスの端面の処理方法に
よれば、板ガラスの母ガラス中の蒸発可能な成分をレー
ザ光の照射部分において蒸発せしめるので、加熱処理部
の熱膨張係数が減少し、加熱処理部の表面と内部との熱
膨張係数の差により加熱処理部の表面が圧縮応力状態、
内部が引張応力状態となり、その結果該加熱処理部を強
化することができる。
【0064】請求項4記載のガラスの端面の処理方法の
よれば、請求項3の板ガラスの切断面の処理方法による
作用効果を確実に奏することができる。
【0065】請求項7記載のガラスの端面の処理方法に
よれば、ガラスの軟化点以上の温度への加熱時に、加熱
処理部に含まれるアルカリ金属酸化物をより多く蒸発さ
せることができ、その結果該加熱処理部の冷却時に該加
熱処理部の表面と内部との熱膨張係数の差を大きくする
ことができ、該加熱処理部を効果的に強化することがで
きる。
【0066】請求項8記載のガラスの端面の処理方法の
よれば、請求項7の板ガラスの切断面の処理方法による
作用効果を確実に奏することができる。
【0067】請求項10記載のガラスの端面の処理方法
によれば、端面の処理の後、板ガラスを加熱し、風冷強
化したので、板ガラスの表面が圧縮応力状態、内部が引
張応力状態となり、その結果板ガラスを強化することが
できる。
【0068】請求項11記載のガラスによれば、請求項
1乃至10のいずれか1項に記載のガラスの端面の処理
方法と同様の作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るガラスの端面
の処理方法の説明図である。
【図2】本第1実施の形態に係るガラスの端面の処理方
法により処理されたガラスの断面図を示す。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る合わせガラス
の端面の処理方法の説明図である。
【図4】本第2の実施の形態のに係るガラスの処理方法
により処理されたガラスの断面図を示す。
【図5】カラーマップの模式図であり、(a)は、Na
の成分分布、(b)は、Feの成分分布、(c)は、K
の成分分布、(d)は、Sの成分分布を夫々示す。
【符号の説明】
1 板ガラス 10 レーザ光 11 レーザ発振装置 12 コリメータ 13 ガルバノスキャナ 15 反射鏡 21 合わせガラス 22 中間膜 23,24 板ガラス 26 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 和男 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 4G015 DA05 4G061 AA02 AA04 BA02 CB16 CD03 CD18 DA02 DA06 DA09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスの端面をレーザ光照射によりガ
    ラスの軟化点以上の温度に加熱することにより処理する
    ことを特徴とするガラスの端面の処理方法。
  2. 【請求項2】 中間膜を介して2枚の板ガラスを貼り合
    わせて成る合わせガラスの端面をレーザ光照射により軟
    化点以上の温度に加熱することにより処理することを特
    徴とするガラスの端面の処理方法。
  3. 【請求項3】 前記板ガラスの母ガラス中の蒸発可能な
    成分を前記レーザ光の照射部分において蒸発せしめるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のガラスの端面の処
    理方法。
  4. 【請求項4】 前記蒸発可能な成分の蒸発量が前記母ガ
    ラス中の蒸発可能な成分の含有量の少なくとも20質量
    %であることを特徴とする請求項3記載のガラスの端面
    の処理方法。
  5. 【請求項5】 前記蒸発可能な成分はアルカリ金属酸化
    物及び/又は低融点酸化物を含むことを特徴とする請求
    項3又は4記載の板ガラスの端面の処理方法。
  6. 【請求項6】 前記アルカリ金属酸化物はNa2O及び
    /又はK2Oを含むことを特徴とする請求項5記載のガ
    ラスの端面の処理方法。
  7. 【請求項7】 前記アルカリ金属酸化物の含有量が5〜
    15重量%であることを特徴とする請求項5又は6に記
    載のガラスの端面の処理方法。
  8. 【請求項8】 前記アルカリ金属酸化物の含有量が10
    〜15重量%であることを特徴とする請求項7記載のガ
    ラスの端面の処理方法。
  9. 【請求項9】 前記低融点酸化物はB23及び/又はP
    bOを含むことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか
    1項に記載のガラスの端面の処理方法。
  10. 【請求項10】 前記処理の後、前記板ガラスを加熱
    し、風冷強化したことを特徴とする請求項1記載のガラ
    スの端面の処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載のガラスの端面の処理方法により処理されたことを特
    徴とするガラス。
JP2000190036A 2000-06-23 2000-06-23 ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス Pending JP2002012436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000190036A JP2002012436A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000190036A JP2002012436A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002012436A true JP2002012436A (ja) 2002-01-15

Family

ID=18689572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000190036A Pending JP2002012436A (ja) 2000-06-23 2000-06-23 ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002012436A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005017685A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Asahi Techno Glass Corp プロジェクター用ガラス製反射鏡およびその製造方法
WO2007094160A1 (ja) * 2006-02-15 2007-08-23 Asahi Glass Company, Limited ガラス基板の面取り方法および装置
KR101505470B1 (ko) * 2013-05-03 2015-03-24 주식회사 엘티에스 강화유리 셀의 제조방법
JP2015124142A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 三星ダイヤモンド工業株式会社 ガラス基板の面取り方法及びレーザ加工装置
WO2017007255A1 (ko) * 2015-07-08 2017-01-12 (주)이오테크닉스 유리 가공물 절단방법
EP3036203A4 (en) * 2013-08-23 2017-03-15 "Lascom" Ltd. Method for blunting sharp edges of glass objects
WO2018063910A1 (en) * 2016-09-29 2018-04-05 Corning Incorporated Compositional modification of glass articles through laser heating and methods for making the same
JP2021062982A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 Hoya株式会社 ガラスの割断方法及びガラス材料
KR20220012488A (ko) * 2020-07-22 2022-02-04 (주)하나기술 내충격성이 강화된 초박막 유리 및 그 제조 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711854A (en) * 1980-06-26 1982-01-21 Toyota Motor Corp Laminated glass and its production
JPS62207728A (ja) * 1986-03-07 1987-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 成形用ガラス素材
JPS6360118A (ja) * 1985-04-03 1988-03-16 ハイネケン テクニカル サービシーズ ビー ブイ 再使用せんとするびん表面の機械的および又は化学的損傷修理方法およびその装置
JPH0248423A (ja) * 1988-08-08 1990-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 面取り方法
JPH07330371A (ja) * 1993-09-17 1995-12-19 Saint Gobain Vitrage 窓ガラスの製造用のガラス組成物
JPH0840742A (ja) * 1994-06-23 1996-02-13 Saint Gobain Vitrage 窓ガラスを製造するための透明なガラス組成物
JPH09278466A (ja) * 1996-04-11 1997-10-28 Nippon Sheet Glass Co Ltd 熱強化板ガラス及びその端縁部分の仕上げ方法
JP2000344551A (ja) * 1999-03-03 2000-12-12 Shin Meiwa Ind Co Ltd ガラス板の製造方法及びガラス板
JP2001177082A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nippon Sheet Glass Co Ltd 固体撮像管用カバーガラス及びそれを用いた固体撮像管

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711854A (en) * 1980-06-26 1982-01-21 Toyota Motor Corp Laminated glass and its production
JPS6360118A (ja) * 1985-04-03 1988-03-16 ハイネケン テクニカル サービシーズ ビー ブイ 再使用せんとするびん表面の機械的および又は化学的損傷修理方法およびその装置
JPS62207728A (ja) * 1986-03-07 1987-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 成形用ガラス素材
JPH0248423A (ja) * 1988-08-08 1990-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 面取り方法
JPH07330371A (ja) * 1993-09-17 1995-12-19 Saint Gobain Vitrage 窓ガラスの製造用のガラス組成物
JPH0840742A (ja) * 1994-06-23 1996-02-13 Saint Gobain Vitrage 窓ガラスを製造するための透明なガラス組成物
JPH09278466A (ja) * 1996-04-11 1997-10-28 Nippon Sheet Glass Co Ltd 熱強化板ガラス及びその端縁部分の仕上げ方法
JP2000344551A (ja) * 1999-03-03 2000-12-12 Shin Meiwa Ind Co Ltd ガラス板の製造方法及びガラス板
JP2001177082A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nippon Sheet Glass Co Ltd 固体撮像管用カバーガラス及びそれを用いた固体撮像管

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005017685A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Asahi Techno Glass Corp プロジェクター用ガラス製反射鏡およびその製造方法
WO2007094160A1 (ja) * 2006-02-15 2007-08-23 Asahi Glass Company, Limited ガラス基板の面取り方法および装置
JP5245819B2 (ja) * 2006-02-15 2013-07-24 旭硝子株式会社 ガラス基板の面取り方法および装置
KR101505470B1 (ko) * 2013-05-03 2015-03-24 주식회사 엘티에스 강화유리 셀의 제조방법
EP3036203A4 (en) * 2013-08-23 2017-03-15 "Lascom" Ltd. Method for blunting sharp edges of glass objects
JP2015124142A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 三星ダイヤモンド工業株式会社 ガラス基板の面取り方法及びレーザ加工装置
WO2017007255A1 (ko) * 2015-07-08 2017-01-12 (주)이오테크닉스 유리 가공물 절단방법
CN109803936A (zh) * 2016-09-29 2019-05-24 康宁股份有限公司 通过激光加热使组成改变的玻璃制品及其制造方法
WO2018063910A1 (en) * 2016-09-29 2018-04-05 Corning Incorporated Compositional modification of glass articles through laser heating and methods for making the same
KR20190061028A (ko) * 2016-09-29 2019-06-04 코닝 인코포레이티드 레이저 가열을 통해서 유리 제품의 조성적 개질 및 그 제조방법
JP2019531249A (ja) * 2016-09-29 2019-10-31 コーニング インコーポレイテッド レーザ加熱によるガラス物品の組成変更およびその製造方法
TWI746646B (zh) * 2016-09-29 2021-11-21 美商康寧公司 透過雷射加熱的玻璃製品之組成修飾及其製作方法以及光學波導裝置、電子裝置
US11236017B2 (en) 2016-09-29 2022-02-01 Corning Incorporated Compositional modification of glass articles through laser heating and methods for making the same
JP7094946B2 (ja) 2016-09-29 2022-07-04 コーニング インコーポレイテッド レーザ加熱によるガラス物品の組成変更およびその製造方法
KR102491173B1 (ko) * 2016-09-29 2023-01-20 코닝 인코포레이티드 레이저 가열을 통해서 유리 제품의 조성적 개질 및 그 제조방법
JP2021062982A (ja) * 2019-10-10 2021-04-22 Hoya株式会社 ガラスの割断方法及びガラス材料
JP7284682B2 (ja) 2019-10-10 2023-05-31 Hoya株式会社 ガラスの割断方法及びガラス材料
KR20220012488A (ko) * 2020-07-22 2022-02-04 (주)하나기술 내충격성이 강화된 초박막 유리 및 그 제조 방법
KR102462339B1 (ko) 2020-07-22 2022-11-04 (주)하나기술 내충격성이 강화된 초박막 유리 및 그 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI558552B (zh) 具有機械耐久性邊緣的薄基材及其製造方法
JP6431069B2 (ja) 薄いガラスラミネート構造
JP6080279B2 (ja) イオン交換ガラスを製造する方法および結果として得られた装置
EP1964820A1 (en) Method of glass substrate working and glass part
JPH10506367A (ja) 板ガラスの端部強度の改善
JP2019517976A (ja) 接合ガラスおよび接合ガラスの製造方法
TW200902467A (en) Reinforced plate glass and manufacturing method thereof
JP2019194152A (ja) 積層構造を備えている自動車
JP2002012436A (ja) ガラスの端面の処理方法、及び該処理方法により処理されたガラス
WO2017183381A1 (ja) 車両用合わせガラス
WO2011048313A1 (fr) Espaceur en verre trempe
RU2738065C1 (ru) Способ получения стеклянного листа с покрытием и печатью
JP2015171954A (ja) 積層板の製造方法
WO2013061905A1 (ja) 集光型太陽光発電装置用光学素子、その製造方法および集光型太陽光発電装置
JP2019182692A (ja) ガラス板及びそれを用いたガラス樹脂複合体
CN1308366A (zh) 用于阴极射线管的玻璃面板和阴极射线管及其制作方法
WO2017183382A1 (ja) 車両用合わせガラス
JPWO2018030095A1 (ja) 車両用合わせガラス
US10829412B2 (en) Carriers for microelectronics fabrication
CN113544101A (zh) 具有目标热膨胀系数的用于扇出型封装的玻璃载体及其制造方法
WO2018030094A1 (ja) 車両用合わせガラス
KR101911621B1 (ko) 접합 유리 및 접합 유리의 제조 방법
JP2018145082A (ja) ガラス樹脂複合体
US11485113B2 (en) Glass-resin composite
US11401199B2 (en) Glass plate

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091124