JP2002011908A - 携帯型記録装置及びこれを備えた携帯型電子機器 - Google Patents

携帯型記録装置及びこれを備えた携帯型電子機器

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JP2002011908A
JP2002011908A JP2000195835A JP2000195835A JP2002011908A JP 2002011908 A JP2002011908 A JP 2002011908A JP 2000195835 A JP2000195835 A JP 2000195835A JP 2000195835 A JP2000195835 A JP 2000195835A JP 2002011908 A JP2002011908 A JP 2002011908A
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recording
portable
paper
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JP2000195835A
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Ikuo Kawaomo
郁夫 河面
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 閉鎖部材により記録シートを機外に排出する
排出経路が閉鎖された状態で記録動作を実行してもジャ
ムを発生することがなく、排出された記録シートの雨や
雪による水濡れを防止し得る携帯型記録装置及びこれを
備えた携帯型電子機器を提供すること。 【解決手段】 記録後の感熱記録紙3が機外に排出され
る第1排紙部8bと、ロール紙ホルダ9内に延長される
第2排紙部8cを有し、排紙部防滴カバー10が閉じた状
態で記録動作が実行されると排紙部防滴カバー10に設け
られたリブ10aにより記録後の感熱記録紙3が第2排紙
部8cに導かれる。排紙部防滴カバー10と上ホルダ12に
パッキン部材10b,12bが設けられて水密性が確保され
る。排紙部防滴カバー10の開閉状態の確認を確認メッセ
ージにより促すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型記録装置を
装備した携帯型電子機器に係り、特に屋外等で上下水
道、ガス、電気等の検針業務や検針票の出力等を行うた
めの携帯型電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上下水道、ガス、電気等の検針や
検針票の出力等を屋外で行う業務で使用される携帯型記
録装置を備えた携帯型電子機器では、雨天時や降雪時に
おいて記録シートの給送部や排出部から雨滴や雪等の水
滴が侵入したり出力した検針票が雨や雪に濡れないよう
に水濡れ対策が必要となっていた。
【0003】図9〜図14は水濡れ対策が施された従来の
携帯型記録装置を備えた携帯型電子機器の構成を示す。
図9において、51は携帯型記録装置を備えた携帯型電子
機器であり、その内部に図13に示すプリンタユニット52
が設けられている。
【0004】プリンタユニット52はサーマルヘッドの熱
エネルギーにより感熱記録紙53を発色させる形式のサー
マルプリンタであり、感熱記録紙53を供給するプラテン
ローラ54及び該プラテンローラ54に対向して配置された
サーマルヘッド55等を有して構成されている。
【0005】図9に示すように携帯型電子機器51本体の
右側端部にはサーマルヘッド55をプラテンローラ54に当
接させたり、当接を解除するためのヘッドリリースレバ
ー56及びプラテンローラ54を手動により回転するための
フィードノブ57が設けられている。
【0006】プリンタユニット52が内蔵されている部分
は携帯型電子機器51の外装の一部を構成する開閉可能な
プリンタカバー58によって覆われており、該プリンタカ
バー58を取り外すことによりプリンタユニット52が露出
して、感熱記録紙53の紙詰まりの処理やプリンタユニッ
ト52の内部清掃等のメンテナンスが出来るようになって
いる。
【0007】プリンタカバー58にはロール紙ホルダ59内
に保持されたロール状の感熱記録紙53をプリンタユニッ
ト52に導くための給紙部58aと、記録後の感熱記録紙53
を機外に排出するための排紙部58bが形成されている。
【0008】プリンタカバー58の上面部には排紙部58b
を覆うための排紙部防滴カバー60がヒンジ部58cを介し
て回動可能に取り付けられており、通常使用時には図9
に示すように排紙部防滴カバー60を開放しておくことに
より排紙部58bが露出して記録後の感熱記録紙53が排紙
部58bを通って機外に排出されるようになっている。
【0009】ロール紙ホルダ59は、図11に示すように、
ホルダヒンジ部61aを介して開閉可能な下ホルダ61と上
ホルダ62からなり、下ホルダ61に設けられた嵌合爪61b
を介して図10に示す携帯型電子機器51本体に対して着脱
可能に構成されている。
【0010】感熱記録紙53はロール状に巻回したロール
紙の形態で、下ホルダ61及び上ホルダ62内に収容して保
持されており、図13に示すように、給紙部58aからプリ
ンタユニット52に供給された感熱記録紙53はプラテンロ
ーラ54の回転によってサーマルヘッド55が対向する位置
に導かれる。
【0011】使用者が記録動作開始命令を携帯型電子機
器51に入力すると、プラテンローラ54が正方向(図13の
時計回り方向)に回転駆動され、これと同時にサーマル
ヘッド55により感熱記録紙53に画像情報に応じた熱エネ
ルギーが印加され、感熱記録紙53が発色して画像が記録
される。
【0012】サーマルヘッド55により記録された感熱記
録紙53は図12及び図13に示すように排紙部58bから機外
に排出され、所定の記録動作が終了した後にプラテンロ
ーラ54が停止し、その後、図13に示すカッター63を使用
して感熱記録紙53が切り取られる。
【0013】携帯型電子機器51が上下水道、ガス、電気
等の検針や検針票の出力等の目的で屋外で行う業務で使
用される場合、雨天時や降雪時の業務を想定して出力し
た検針票となる感熱記録紙53が雨や雪により濡れないよ
うに、また排紙部58bや給紙部58a等から雨滴や雪によ
る水滴が侵入してプリンタユニット52に悪影響を及ぼさ
ないように水濡れ対策が施されている。
【0014】例えば、図13に示すように、給紙部58aの
上部に止水リブ58dが設けられており、該止水リブ58d
の上部に上ホルダ62の垂下した先端部62aが覆い被さり
給紙部58aから雨滴や雪による水滴が侵入し難いように
なっている。
【0015】また、雨天時や降雪時に携帯型電子機器51
を携行する場合には、図14に示すように排紙部防滴カバ
ー60を閉じることによって排紙部58bを閉鎖して、該排
紙部58bから雨滴や雪による水滴が侵入し難いようにな
っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、図14に示すように排紙部防滴カバー60を閉
じたまま記録動作を実行した場合、感熱記録紙53が排紙
部58bから機外に排出されずに紙詰まりが発生してしま
い、それを除去する作業が必要となるため上下水道、ガ
ス、電気等の検針や検針票の出力等を戸別に多数かかえ
ている作業者にとって業務効率を著しく低下させてしま
うという問題がある。
【0017】また、感熱記録紙53は多くの場合、検針票
の出力用に特定の印刷フォーマットが決められており、
紙詰まりによって使用出来なくなった部分の感熱記録紙
53が無駄になるため紙詰まりによって無駄なコストがか
かっていた。
【0018】上記問題を解決するために排紙部防滴カバ
ー60の開閉状態を検知するセンサを設けて該排紙部防滴
カバー60が閉じられた状態では該センサの検知情報によ
り記録動作の開示命令が入力されても記録動作を開始し
ないようにすることも考えられるが、センサを組み込む
ことによりコストアップとなる上、携帯型電子機器51の
小型化への障害となり、更にはセンサの信頼性の問題が
解消出来ないのが現状である。
【0019】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、閉鎖部材により記録シートを
機外に排出する排出経路が閉鎖された状態で記録動作を
実行してもジャムを発生することがなく、排出された記
録シートの雨や雪による水濡れを防止し得る携帯型記録
装置及びこれを備えた携帯型電子機器を提供せんとする
ものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る携帯型記録装置は、記録シートに画像を
記録する記録手段と、記録シートを前記記録手段に供給
する記録シート供給手段と、前記記録手段により画像が
記録された記録シートを機外に排出する第1の記録シー
ト排出経路と、前記第1の記録シート排出経路を閉鎖す
る閉鎖部材と、前記記録手段により画像が記録された記
録シートを機内に排出する第2の記録シート排出経路
と、前記閉鎖部材に設けられ、該閉鎖部材により前記第
1の記録シート排出経路を閉鎖した際に前記記録手段に
より画像が記録された記録シートを前記第2の記録シー
ト排出経路に導く排出経路変更手段とを有することを特
徴とする。
【0021】本発明は、上述の如く構成したので、閉鎖
部材により記録シートを機外に排出する第1の記録シー
ト排出経路が閉鎖された状態で記録動作を実行しても閉
鎖部材に設けられた排出経路変更手段により記録後の記
録シートを機内に排出する第2の記録シート排出経路に
導くことが出来るため、記録シートがジャムする虞がな
い。また、記録後の記録シートが機内に排出されるた
め、雨天時や降雪時に記録動作を実行しても排出された
記録シートを雨や雪による水濡れから保護することが出
来る。
【0022】また、装置本体に対して固定位置にある第
1の記録シート保持部材と、該第1の記録シート保持部
材に対して回動可能に取り付けられた第2の記録シート
保持部材により未記録の記録シートが保持され、前記第
2の記録シート保持部材を回動することで前記第1の記
録シート保持部材と前記第2の記録シート保持部材とに
より形成された閉鎖空間が露出可能となり、前記第2の
記録シート排出経路は前記第1の記録シート保持部材と
前記第2の記録シート保持部材とにより形成された空間
内に延長された場合には、閉鎖部材により記録シートを
機外に排出する第1の記録シート排出経路が閉鎖された
状態で記録動作を実行しても閉鎖部材に設けられた排出
経路変更手段により記録後の記録シートを第2の記録シ
ート排出経路を介して第1の記録シート保持部材と第2
の記録シート保持部材とにより形成された空間内に収容
することが出来、記録後の記録シートがジャムすること
なく機内に排出収容されるため、雨天時や降雪時に記録
動作を実行しても排出された記録シートを雨や雪による
水濡れから保護することが出来る。
【0023】また、記録後の記録シートが排出収容され
た第1の記録シート保持部材と第2の記録シート保持部
材とにより形成された閉鎖空間を第2の記録シート保持
部材を回動することで露出させて記録後の記録シートを
容易に取り出すことが出来る。
【0024】また、前記閉鎖部材及び/または前記第2
の記録シート保持部材に水滴の侵入を防止するパッキン
部材を設けた場合には、第1、第2の記録シート排出経
路及び記録シート供給経路への水滴の侵入を防止するこ
とが出来る。
【0025】また、前記第1の記録シート排出経路に導
かれた記録シートを切断する第1のカッター部材と、前
記第2の記録シート排出経路に導かれた記録シートを切
断する第2のカッター部材とを有する場合には、記録後
の記録シートが第1の記録シート排出経路に導かれた場
合には第1のカッター部材により切断することが出来、
閉鎖部材に設けられた排出経路変更手段により記録後の
記録シートが第2の記録シート排出経路に導かれた場合
には第2のカッター部材により切断することが出来る。
【0026】また、使用者に前記閉鎖部材による前記第
1の記録シート排出経路の開閉状態の確認を促す確認手
段と、使用者が前記閉鎖部材による前記第1の記録シー
ト排出経路の開閉状態を確認したことを認識する認識手
段と、前記認識手段による認識信号に基づいて記録動作
の実行を許可する制御部とを有する場合には、確認手段
により使用者に対して閉鎖部材による第1の記録シート
排出経路の開閉状態の確認を促すことが出来、閉鎖部材
により第1の記録シート排出経路を閉鎖したまま記録動
作を実行してしまう機会を減らすことが出来る。
【0027】また、認識手段により使用者が閉鎖部材に
よる第1の記録シート排出経路の開閉状態を確認したこ
とを認識することが出来、該認識手段による認識信号に
基づいて制御部が記録動作の実行を許可するため確実な
記録動作が出来る。
【0028】また、記録シートが前記第2の記録シート
排出経路に導かれた場合に前記記録シート供給手段が記
録動作の実行後に該記録シートを正方向に所定量だけ余
分に供給する場合には、記録後の記録シートが第1の記
録シート排出経路に導かれた場合に第1のカッター部材
により切断される位置と、閉鎖部材に設けられた排出経
路変更手段により記録後の記録シートが第2の記録シー
ト排出経路に導かれた場合に第2のカッター部材により
切断される位置とを一致させることが出来る。
【0029】また、記録シートが前記第2の記録シート
排出経路に導かれた場合に前記記録シート供給手段が記
録動作の実行後に該記録シートを正方向に所定量だけ余
分に供給した後、前記記録シートを逆方向に同じ所定量
だけ戻し搬送する場合には、次回の記録開始位置の位置
合せを行うことが出来る。
【0030】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る携帯型記録
装置及びこれを備えた携帯型電子機器の一実施形態を具
体的に説明する。図1は本発明に係る携帯型記録装置を
備えた携帯型電子機器の構成を示す斜視説明図、図2は
記録シート保持部材を取り外した携帯型電子機器本体の
構成を示す斜視説明図、図3は記録シート保持部材の構
成を示す斜視説明図、図4は本発明に係る携帯型記録装
置を備えた携帯型電子機器の回路構成を示すブロック図
である。
【0031】また、図5は本発明に係る携帯型記録装置
を備えた携帯型電子機器に対して使用者が記録動作開始
命令を入力した際に確認手段に表示される内容の一例を
示す平面説明図、図6は本発明に係る携帯型記録装置を
備えた携帯型電子機器の第1の記録シート排出経路から
記録後の記録シートが機外に排出される様子を示す斜視
説明図、図7は本発明に係る携帯型記録装置を備えた携
帯型電子機器の第1の記録シート排出経路から記録後の
記録シートが機外に排出される様子を示す断面説明図、
図8は本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電子
機器の第2の記録シート排出経路から記録後の記録シー
トが機内に排出される様子を示す断面説明図である。
【0032】図1において、1は携帯型記録装置を備え
た携帯型電子機器であり、例えば、屋外等で上下水道、
ガス、電気等の検針業務や検針票の出力等を行うための
携帯型電子機器1として利用出来るものである。携帯型
電子機器1の内部には図7及び図8に示す携帯型記録装
置を構成するプリンタユニット2が設けられている。
【0033】プリンタユニット2はサーマルヘッドの熱
エネルギーにより記録シートとしての感熱記録紙3を発
色させる形式のサーマルプリンタであり、感熱記録紙3
を供給する記録シート供給手段となるプラテンローラ4
及び該プラテンローラ4に対向して配置され、感熱記録
紙3に画像を記録する記録手段となるサーマルヘッド5
等を有して構成されている。
【0034】図1に示すように携帯型電子機器1本体の
右側端部にはサーマルヘッド5をプラテンローラ4に当
接させたり、当接を解除するためのヘッドリリースレバ
ー6及びプラテンローラ4を手動により回転するための
フィードノブ7が設けられている。
【0035】プリンタユニット2が内蔵されている部分
は携帯型電子機器1の外装の一部を構成する開閉可能な
プリンタカバー8によって覆われており、該プリンタカ
バー8を取り外すことによりプリンタユニット2が露出
して、感熱記録紙3の紙詰まりの処理やプリンタユニッ
ト2の内部清掃等のメンテナンスが出来るようになって
いる。
【0036】プリンタカバー8には記録シート保持部材
となるロール紙ホルダ9内に保持されたロール状の感熱
記録紙3をプリンタユニット2に導くための記録シート
供給経路を構成する給紙部8aと、記録後の感熱記録紙
3を機外に排出するための第1の記録シート排出経路を
構成する第1排紙部8bが形成されており、更には該第
1排紙部8bに連続して給紙部8aへ延長され、感熱記
録紙3を機内に排出する第2の記録シート排出経路を構
成する第2排紙部8cが形成されている。
【0037】プリンタカバー8の上面部には第1排紙部
8bを覆って閉鎖するための閉鎖部材となる排紙部防滴
カバー10がヒンジ部8dを介して回動可能に取り付けら
れており、通常使用時には図1に示すように排紙部防滴
カバー10を開放しておくことにより第1排紙部8bが露
出して記録後の感熱記録紙3が該第1排紙部8bを通っ
て機外に排出されるようになっている。
【0038】排紙部防滴カバー10の裏面側には排出経路
変更手段となるリブ10aが所定のピッチで複数立設され
ており、更に排紙部防滴カバー10の裏面側で外周部の内
側に沿って水滴の侵入を防止するためのパッキン部材10
bが設けられている。パッキン部材10bは、例えば、ゴ
ムスポンジのような弾性体であれば好ましい。
【0039】図8に示すように排紙部防滴カバー10を閉
じて第1排紙部8bを閉鎖した際にはパッキン部材10b
がプリンタカバー8の上面に圧接して水密性が確保され
第1排紙部8bからの水滴の侵入を防止する。
【0040】また、排紙部防滴カバー10を閉じて第1排
紙部8bを閉鎖した状態では、プラテンローラ4により
送られてサーマルヘッド5により画像情報に応じた熱エ
ネルギーが印加されて発色した感熱記録紙3は排紙部防
滴カバー10の裏面側に設けられたリブ10aにガイドされ
て第2排紙部8cに導かれ、更に給紙部8aに導かれ
る。
【0041】ロール紙ホルダ9は、図3に示すように、
ホルダヒンジ部11aを介して開閉可能な第1の記録シー
ト保持部材となる下ホルダ11と、第2の記録シート保持
部材となる上ホルダ12からなり、下ホルダ11に設けられ
た嵌合爪11bを介して図2に示す携帯型電子機器1本体
に対して着脱可能に構成されている。
【0042】ロール紙ホルダ9を携帯型電子機器1本体
に装着した状態では下ホルダ11は携帯型電子機器1本体
に対して固定位置にあり、上ホルダ12をホルダヒンジ部
11aを中心に回動して開放することで上ホルダ12と下ホ
ルダ11とにより形成された閉鎖空間が露出可能となる。
【0043】上ホルダ12の垂下した先端部12aの内側に
はパッキン部材12bが設けられている。パッキン部材12
bは、例えば、ゴムスポンジのような弾性体であれば好
ましい。
【0044】そして、図7及び図8に示すように上ホル
ダ12を閉じて該上ホルダ12と下ホルダ11とにより形成さ
れる空間を閉鎖した際にはパッキン部材12bがプリンタ
カバー8の上面に突出された止水リブ8eに圧接して水
密性が確保され給紙部8a及び第2排紙部8cからの水
滴の侵入を防止する。
【0045】未記録の感熱記録紙3はロール状に巻回し
たロール紙の形態で、下ホルダ11及び上ホルダ12内に収
容して保持されており、図7に示すように、給紙部8a
からプリンタユニット2に供給された感熱記録紙3はプ
ラテンローラ4の回転によってサーマルヘッド5が対向
する位置に導かれる。
【0046】プリンタカバー8の第1排紙部8bの排出
口近傍には該第1排紙部8bに導かれて機外に排出され
た感熱記録紙3を切断するための第1のカッター部材13
が設けられており、第2排紙部8cの排出口近傍には該
第2排紙部8cに導かれて機内に排出された感熱記録紙
3を切断するための第2のカッター部材14が設けられて
いる。
【0047】携帯型電子機器1の表面には、入力手段及
び操作手段となるタッチパネル15が組み込まれており、
該タッチパネル15を透かして下部に設置された確認手段
として表示手段となる液晶表示装置16の表示画面が見え
るようになっている。タッチパネル15の手前側には数字
入力を行うためのテンキー17が配置されている。
【0048】携帯型電子機器1の手前右側には電子機器
駆動用の電源となる電池パック18が装着出来る図示しな
い電池パック収納部が設けられており、この電池パック
収納部は電池パックカバー19により開閉出来るようにな
っている。電池パックカバー19にはロックノブ19aが取
り付けられており、該ロックノブ19aをスライドさせる
ことによって電池パックカバー19の開閉に対して施錠出
来るようになっている。
【0049】携帯型電子機器1の中央右側にはシリアル
インターフェイスコネクタ20が格納されており、携帯型
電子機器1の奥右側には外部記憶装置のICメモリカー
ドを装着出来る図示しないICメモリカードスロットが
格納されている。このICメモリカードスロットのカー
ドカバー21にはカードカバーロックノブ21aが取り付け
られており、該カードカバーロックノブ21aをスライド
させることによりカードカバー21の開閉に対して施錠出
来るようになっている。
【0050】タッチパネル15の近傍には各種スイッチ部
が設けられており、携帯型電子機器1の電源の切り換え
のためのオンスイッチ22a、オフスイッチ22b、ブザー
音量や液晶表示装置16の画面表示濃度を調整するための
システムスイッチ22c等が配置されている。
【0051】図4は携帯型電子機器1の回路構成を示す
ブロック図であり、携帯型電子機器1の全体の制御を司
る制御部となるメインCPU(中央演算装置)23が設け
られており、その周辺回路はシリアルインターフェイス
コネクタ20、メモリ24、ICメモリカードインターフェ
イスコネクタ25、液晶表示装置16、拡張インターフェイ
スコネクタ26、サブCPU27、テンキー17、タッチパネ
ル15、電池パック18、プリンタユニット2がアドレスデ
ータバス28により連結されて構成されている。
【0052】電池パック18から供給された電源はサブC
PU27により制御され、アドレスデータバス28を経由し
て各周辺回路へと供給される。サブCPU27は電源系制
御の他にもテンキー17やタッチパネル15によって入力さ
れたデータの処理等を行い、所定のデータ形式としてメ
インCPU23への入力を行っている。
【0053】このようにして入力されたデータはメイン
CPU23によって処理、分類され、アドレスデータバス
28を経由して所定のメモリ24内に格納される。また、メ
モリ24内に格納されたデータは同じようにアドレスデー
タバス28を経由してシリアルインターフェイスコネクタ
20、ICメモリカードインターフェイスコネクタ25、液
晶表示装置16、拡張インターフェイスコネクタ26、プリ
ンタユニット2等の制御を行う。
【0054】図5は携帯型電子機器1の使用者が記録動
作開始命令を入力した時の液晶表示装置16に表示される
メッセージの一例を示す。使用者が記録動作開始命令を
携帯型電子機器1に入力すると、排紙部防滴カバー10が
開いているか閉じているかの実際の状態に関わらず、図
5に示すように、確認手段となる液晶表示装置16に、例
えば、「排紙部防滴カバーは開いていますか?」という
確認メッセージ16aが表示される。
【0055】これにより、排紙部防滴カバー10が開いて
いるか閉じているかの実際の状態に関わらず、使用者に
排紙部防滴カバー10による第1排紙部8bの開閉状態の
確認を促すことが出来る。
【0056】確認メッセージ16aにより排紙部防滴カバ
ー10の開閉状態の確認を促された使用者は排紙部防滴カ
バー10の開閉状態を確認した後、図7に示すように、排
紙部防滴カバー10が開いていれば、認識手段となる「O
K」ボタンに相当するタッチパネル部29を押下すること
により制御部となるサブCPU27及びメインCPU23は
使用者が排紙部防滴カバー10の開閉状態を確認したこと
を認識すると共に排紙部防滴カバー10が開いていると判
断してタッチパネル部29による認識信号に基づいて記録
動作の実行を許可する。
【0057】そして、プラテンローラ4が正方向(図7
の時計回り方向)に回転駆動され、これと同時にサーマ
ルヘッド5により感熱記録紙3に画像情報に応じた熱エ
ネルギーが印加され、感熱記録紙3が発色して画像が記
録される。
【0058】サーマルヘッド5により記録された感熱記
録紙3は図6及び図7に示すように第1排紙部8bから
機外に排出され、所定の記録動作が終了した後にプラテ
ンローラ4が停止し、その後、図7に示す第1のカッタ
ー部材13を使用して感熱記録紙3が切り取られる。
【0059】一方、排紙部防滴カバー10が閉じていた場
合、使用者は排紙部防滴カバー10を開けてからタッチパ
ネル部29を押下し、前述と同様に記録後の感熱記録紙3
は第1排紙部8bから機外に排出され、第1のカッター
部材13を使用して感熱記録紙3が切り取られる。
【0060】上述のような確認メッセージ16aを使用者
に提示して排紙部防滴カバー10を開くように促したにも
関わらず、排紙部防滴カバー10を閉じたままタッチパネ
ル部29を押下して記録動作が開始されても、図8に示す
ように、記録後の感熱記録紙3は排紙部防滴カバー10に
設けられたリブ10aに沿って第2排紙部8cに導かれ、
給紙部8aを経て上ホルダ12と下ホルダ11とにより形成
された閉鎖空間内に導かれて紙詰まりの発生を防止出来
るようになっている。
【0061】図8では、排紙部防滴カバー10は閉じられ
た状態となっており、排紙部防滴カバー10に設けられた
パッキン部材10bがプリンタカバー8の上面に当接する
ことにより第1排紙部8bからの浸水経路を遮断して前
述した従来例よりも強固な防水性能が実現されている。
【0062】また、プリンタカバー8の給紙部8aの上
部に設けられた止水リブ8eが上ホルダ12に設けられた
パッキン部材12bを圧縮変形させて給紙部8aからの浸
水経路を遮断すると同時にロール紙ホルダ9内への浸水
経路も遮断する。これにより、従来例よりも強固な防水
性能が実現されている。
【0063】このような状態にて、記録動作を開始した
場合、サーマルヘッド5により画像が記録された感熱記
録紙3は、前述したように排紙部防滴カバー10に設けら
れたリブ10aにより排紙経路が変更され、第2排紙部8
cに導かれる。第2排紙部8cを通過した感熱記録紙3
は第2排紙部8cから延長されたロール紙ホルダ9内に
排出され、記録後の感熱記録紙3が紙詰まりを発生する
ことがない。
【0064】また、プリンタカバー8の給紙部8aの上
部に設けられた止水リブ8eと、上ホルダ12に設けられ
たパッキン部材12bによってロール紙ホルダ9内は浸水
経路が遮断されているので携帯型電子機器1が上下水
道、ガス、電気等の検針や検針票の出力等の目的で屋外
で行う業務で使用される場合で雨天時や降雪時の業務で
あっても出力した検針票となる感熱記録紙3が雨や雪に
より濡れることがなく、第1排紙部8bや給紙部8a等
から雨滴や雪による水滴が侵入することがないのでプリ
ンタユニット2に悪影響を及ぼすことがない。
【0065】また、雨天時や降雪時に携帯型電子機器1
を携行する場合には、図8に示すように排紙部防滴カバ
ー10及び上ホルダ12を閉じることによって第1排紙部8
b及び給紙部8aを閉鎖して、該第1排紙部8bや給紙
部8aから雨滴や雪による水滴が侵入することがない。
【0066】ところで、携帯型電子機器1が検針業務で
使用される場合、検針票は特定のフォーマットが決めら
れているため所定の長さの帳票として出力される必要が
有るが、図8に示すように、第2排紙部8cに感熱記録
紙3が排出された場合、第2のカッター部材14により切
り取られる感熱記録紙3は第1のカッター部材13と第2
のカッター部材14との経路上の離間距離δだけ短くなっ
てしまう。
【0067】そこで、本実施形態では、排紙部防滴カバ
ー10を閉じたまま記録動作を開始した場合、記録動作終
了後に、図5に示す液晶表示装置16に設けられた「第二
経路リカバリー」ボタンに相当するタッチパネル部30を
押下すると、プラテンローラ4が正方向(図8の時計回
り方向)に回転駆動され、感熱記録紙3が離間距離δだ
け余分に供給されて停止する。この状態で上ホルダ12を
開放し、第2のカッター部材14により感熱記録紙3を切
り取れば、出力された帳票の長さを一定に維持すること
が出来る。
【0068】タッチパネル部30による「第二経路リカバ
リー」の入力命令は次回の記録動作開始までメモリ24内
に記憶されており、次回の記録動作開始命令が入力され
ると、プラテンローラ4が一旦逆方向(図8の反時計回
り方向)に回転駆動され、感熱記録紙3が離間距離δだ
け戻し搬送された後、プラテンローラ4が正方向(図8
の時計回り方向)に回転駆動されて記録動作が実行され
る。これにより感熱記録紙3に対する記録開始位置を一
定に維持することが出来る。
【0069】尚、前記実施形態では、記録シートとして
感熱記録紙を用いて構成したが、普通紙でインクリボン
等を介して熱転写記録するものでも良いし、紙以外の合
成樹脂等で構成された記録シートを用いても良い。ま
た、記録手段としてはサーマルヘッド5以外にもインク
ジェット方式等の各種の記録手段を採用しても良い。
【0070】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、閉鎖部材により記録シートを機外に排出する
排出経路が閉鎖された状態で記録動作を実行してもジャ
ムを発生することがなく、排出された記録シートの雨や
雪による水濡れを防止し得る携帯型記録装置及びこれを
備えた携帯型電子機器を提供することが出来る。
【0071】即ち、閉鎖部材により記録シートを機外に
排出する第1の記録シート排出経路が閉鎖された状態で
記録動作を実行しても閉鎖部材に設けられた排出経路変
更手段により記録後の記録シートを機内に排出する第2
の記録シート排出経路に導くことが出来るため、記録シ
ートがジャムする虞がない。また、記録後の記録シート
が機内に排出されるため、雨天時や降雪時に記録動作を
実行しても排出された記録シートを雨や雪による水濡れ
から保護することが出来る。
【0072】また、装置本体に対して固定位置にある第
1の記録シート保持部材と、該第1の記録シート保持部
材に対して回動可能に取り付けられた第2の記録シート
保持部材により未記録の記録シートが保持され、第2の
記録シート保持部材を回動することで第1の記録シート
保持部材と第2の記録シート保持部材とにより形成され
た閉鎖空間が露出可能となり、第2の記録シート排出経
路は第1の記録シート保持部材と第2の記録シート保持
部材とにより形成された空間内に延長された場合には、
閉鎖部材により記録シートを機外に排出する第1の記録
シート排出経路が閉鎖された状態で記録動作を実行して
も閉鎖部材に設けられた排出経路変更手段により記録後
の記録シートを第2の記録シート排出経路を介して第1
の記録シート保持部材と第2の記録シート保持部材とに
より形成された空間内に収容することが出来、記録後の
記録シートがジャムすることなく機内に排出収容される
ため、雨天時や降雪時に記録動作を実行しても排出され
た記録シートを雨や雪による水濡れから保護することが
出来る。
【0073】また、記録後の記録シートが排出収容され
た第1の記録シート保持部材と第2の記録シート保持部
材とにより形成された閉鎖空間を第2の記録シート保持
部材を回動することで露出させて記録後の記録シートを
容易に取り出すことが出来る。
【0074】また、閉鎖部材及び/または第2の記録シ
ート保持部材に水滴の侵入を防止するパッキン部材を設
けた場合には、第1、第2の記録シート排出経路及び記
録シート供給経路への水滴の侵入を防止することが出来
る。
【0075】また、第1の記録シート排出経路に導かれ
た記録シートを切断する第1のカッター部材と、第2の
記録シート排出経路に導かれた記録シートを切断する第
2のカッター部材とを有する場合には、記録後の記録シ
ートが第1の記録シート排出経路に導かれた場合には第
1のカッター部材により切断することが出来、閉鎖部材
に設けられた排出経路変更手段により記録後の記録シー
トが第2の記録シート排出経路に導かれた場合には第2
のカッター部材により切断することが出来る。
【0076】また、使用者に閉鎖部材による第1の記録
シート排出経路の開閉状態の確認を促す確認手段と、使
用者が閉鎖部材による第1の記録シート排出経路の開閉
状態を確認したことを認識する認識手段と、認識手段に
よる認識信号に基づいて記録動作の実行を許可する制御
部とを有する場合には、確認手段により使用者に対して
閉鎖部材による第1の記録シート排出経路の開閉状態の
確認を促すことが出来、閉鎖部材により第1の記録シー
ト排出経路を閉鎖したまま記録動作を実行してしまう機
会を減らすことが出来る。
【0077】また、認識手段により使用者が閉鎖部材に
よる第1の記録シート排出経路の開閉状態を確認したこ
とを認識することが出来、該認識手段による認識信号に
基づいて制御部が記録動作の実行を許可するため確実な
記録動作が出来る。
【0078】また、記録シートが第2の記録シート排出
経路に導かれた場合に記録シート供給手段が記録動作の
実行後に該記録シートを正方向に所定量だけ余分に供給
する場合には、記録後の記録シートが第1の記録シート
排出経路に導かれた場合に第1のカッター部材により切
断される位置と、閉鎖部材に設けられた排出経路変更手
段により記録後の記録シートが第2の記録シート排出経
路に導かれた場合に第2のカッター部材により切断され
る位置とを一致させることが出来る。
【0079】また、記録シートが第2の記録シート排出
経路に導かれた場合に記録シート供給手段が記録動作の
実行後に該記録シートを正方向に所定量だけ余分に供給
した後、記録シートを逆方向に同じ所定量だけ戻し搬送
する場合には、次回の記録開始位置の位置合せを行うこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電
子機器の構成を示す斜視説明図である。
【図2】記録シート保持部材を取り外した携帯型電子機
器本体の構成を示す斜視説明図である。
【図3】記録シート保持部材の構成を示す斜視説明図で
ある。
【図4】本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電
子機器の回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電
子機器に対して使用者が記録動作開始命令を入力した際
に確認手段に表示される内容の一例を示す平面説明図で
ある。
【図6】本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電
子機器の第1の記録シート排出経路から記録後の記録シ
ートが機外に排出される様子を示す斜視説明図である。
【図7】本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電
子機器の第1の記録シート排出経路から記録後の記録シ
ートが機外に排出される様子を示す断面説明図である。
【図8】本発明に係る携帯型記録装置を備えた携帯型電
子機器の第2の記録シート排出経路から記録後の記録シ
ートが機内に排出される様子を示す断面説明図である。
【図9】従来例を説明する図である。
【図10】従来例を説明する図である。
【図11】従来例を説明する図である。
【図12】従来例を説明する図である。
【図13】従来例を説明する図である。
【図14】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…携帯型電子機器、2…プリンタユニット、3…感熱
記録紙、4…プラテンローラ、5…サーマルヘッド、6
…ヘッドリリースレバー、7…フィードノブ、8…プリ
ンタカバー、8a…給紙部、8b…第1排紙部、8c…
第2排紙部、8d…ヒンジ部、8e…止水リブ、9…ロ
ール紙ホルダ、10…排紙部防滴カバー、10a…リブ、10
b…パッキン部材、11…下ホルダ、11a…ホルダヒンジ
部、11b…嵌合爪、12…上ホルダ、12a…先端部、12b
…パッキン部材、13,14…第1、第2のカッター部材、
15…タッチパネル、16…液晶表示装置、16a…確認メッ
セージ、17…テンキー、18…電池パック、19…電池パッ
クカバー、19a…ロックノブ、20…シリアルインターフ
ェイスコネクタ、21…カードカバー、21a…カードカバ
ーロックノブ、22a…オンスイッチ、22b…オフスイッ
チ、22c…システムスイッチ、23…メインCPU、24…
メモリ、25…ICメモリカードインターフェイスコネク
タ、26…拡張インターフェイスコネクタ、27…サブCP
U、28…アドレスデータバス、29,30…タッチパネル部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 20/02 B65H 20/02 Z 3F104 23/28 23/28 35/06 35/06 Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC03 CC05 2C058 AB16 AC06 AD09 AE04 AE10 AF06 AF31 AF51 LA03 LB03 LB17 LC11 2C060 AA04 BA03 BB13 BC02 BC13 BC33 BC38 BC52 3F052 AA01 AB04 BA02 3F103 AA02 BA04 BA25 3F104 AA02 FA06 FA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録シートに画像を記録する記録手段
    と、 記録シートを前記記録手段に供給する記録シート供給手
    段と、 前記記録手段により画像が記録された記録シートを機外
    に排出する第1の記録シート排出経路と、 前記第1の記録シート排出経路を閉鎖する閉鎖部材と、 前記記録手段により画像が記録された記録シートを機内
    に排出する第2の記録シート排出経路と、 前記閉鎖部材に設けられ、該閉鎖部材により前記第1の
    記録シート排出経路を閉鎖した際に前記記録手段により
    画像が記録された記録シートを前記第2の記録シート排
    出経路に導く排出経路変更手段と、 を有することを特徴とする携帯型記録装置。
  2. 【請求項2】 装置本体に対して固定位置にある第1の
    記録シート保持部材と、該第1の記録シート保持部材に
    対して回動可能に取り付けられた第2の記録シート保持
    部材により未記録の記録シートが保持され、前記第2の
    記録シート保持部材を回動することで前記第1の記録シ
    ート保持部材と前記第2の記録シート保持部材とにより
    形成された閉鎖空間が露出可能となり、前記第2の記録
    シート排出経路は前記第1の記録シート保持部材と前記
    第2の記録シート保持部材とにより形成された空間内に
    延長されたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記閉鎖部材及び/または前記第2の記
    録シート保持部材に水滴の侵入を防止するパッキン部材
    を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の携帯型記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記録シート排出経路に導かれ
    た記録シートを切断する第1のカッター部材と、 前記第2の記録シート排出経路に導かれた記録シートを
    切断する第2のカッター部材と、 を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の携帯型記録装置。
  5. 【請求項5】 使用者に前記閉鎖部材による前記第1の
    記録シート排出経路の開閉状態の確認を促す確認手段
    と、 使用者が前記閉鎖部材による前記第1の記録シート排出
    経路の開閉状態を確認したことを認識する認識手段と、 前記認識手段による認識信号に基づいて記録動作の実行
    を許可する制御部と、 を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の携帯型記録装置。
  6. 【請求項6】 記録シートが前記第2の記録シート排出
    経路に導かれた場合には、前記記録シート供給手段は記
    録動作の実行後に該記録シートを正方向に所定量だけ余
    分に供給することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の携帯型記録装置。
  7. 【請求項7】 記録シートが前記第2の記録シート排出
    経路に導かれた場合に前記記録シート供給手段が記録動
    作の実行後に該記録シートを正方向に所定量だけ余分に
    供給した後、前記記録シートを逆方向に同じ所定量だけ
    戻し搬送することを特徴とする請求項6に記載の携帯型
    記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の携
    帯型記録装置を備えたことを特徴とする携帯型電子機
    器。
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