JP2002011432A - 食品廃棄物の処理方法 - Google Patents

食品廃棄物の処理方法

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    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品廃棄物を安全かつ有効に処理すること。 【解決手段】 本発明では、固体状の食品廃棄物と液体
状の食品廃棄物とに王水をそれぞれ混入して脱臭せし
め、その後、固体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄物
とを混合するとともに破砕してペースト状の食品廃棄物
となし、同ペースト状の食品廃棄物を篩選別することに
よってプラスチックを除去し、その後、ペースト状の食
品廃棄物に炭酸ナトリウム又は炭酸カルシウムを混入し
て、発酵菌の栄養源としての硝酸ナトリウム又は硝酸カ
ルシウムを生成せしめた後に発酵菌を含有する菌床に混
入して発酵させ、発酵の際に発生する発酵熱によってペ
ースト状の食品廃棄物に含有される水分を蒸発させて粉
末状の食品廃棄物となし、同粉末状の食品廃棄物の一部
を滅菌乾燥させるとともに篩選別して飼料を生成し、残
りの粉末状の食品廃棄物を2次菌床として再利用するこ
ととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品廃棄物の処理
方法に関するものであり、特に、賞味期限切れの飲料製
品等の含水率の高い液体状の食品廃棄物の処理方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】食品廃棄物は、人々が生活をしていくた
めに必ず日々発生するものであり、その量は膨大であ
り、かかる食品廃棄物を安全かつ有効に処分することは
人々が健全な社会生活を営む上で最も重要な問題の一つ
である。
【0003】現在、食品工場や厨房等で発生する食品廃
棄物のうち残飯や賞味期限切れの食品等に代表される固
体状(固形状)の食品廃棄物は、主に焼却又は埋め立て
によって処分され、一部で種々の処理を施して飼料化又
は肥料化することが行われている。
【0004】また、飲み残しや賞味期限切れの飲料製品
に代表される含水率の高い液体状の食品廃棄物は、殆ど
が海洋投棄によって処分されており、飼料化や肥料化す
る実用的な方法が見出されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、食品廃棄物
を焼却処分するためには、多大な費用がかかってしま
い、また、年々増加する食品廃棄物の全量を焼却処分す
ることは、焼却設備を増設することが地域住民の反対を
受けて極めて困難な状況であることから、現実的な処理
方法とはいえない。
【0006】一方、食品廃棄物を埋め立て処分すること
も、埋め立て処分地が減少し、今後新たに埋め立て処分
地を見出すのも極めて困難な状況であることから、現実
的な処理方法とはいえない。
【0007】また、食品廃棄物を飼料化又は肥料化する
ことも、食品廃棄物に含まれるビニール袋等に代表され
る包装資材を分離することが困難であるために、実用的
な処理方法とまでは至っていない。
【0008】特に、飲み残しや賞味期限切れの飲料製品
に代表される含水率の高い液体状の食品廃棄物は、殆ど
が海洋投棄によって処分されてきたが、今後は環境保全
のために海洋投棄が禁止され、その有効的な処理方法が
見出されていない。
【0009】このように、液体状の食品廃棄物を含む食
品廃棄物を安全かつ有効に処理する方法を見出すこと
が、現在の食品廃棄物の処理における課題となってい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、固
体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄物とを混合した後
に、発酵菌を含有する菌床に混入して食品廃棄物を発酵
させ、発酵の際に発生する発酵熱によって食品廃棄物に
含有される水分を蒸発させることとした。
【0011】また、固体状の食品廃棄物と液体状の食品
廃棄物とを混合した後に、破砕し、篩選別して、食品廃
棄物に含まれるプラスチックを除去することとした。
【0012】また、固体状の食品廃棄物又は液体状の食
品廃棄物の少なくともいずれか一方に王水を混入して、
食品廃棄物の脱臭を行うこととした。
【0013】また、菌床に混入する前の食品廃棄物に炭
酸ナトリウム又は炭酸カルシウムを混入して、硝酸ナト
リウム又は硝酸カルシウムを生成することとした。
【0014】また、発酵熱によって含有水分を蒸発させ
た食品廃棄物を2次菌床として再利用することとした。
【0015】また、発酵熱によって含有水分を蒸発させ
た食品廃棄物を滅菌乾燥することにより飼料を生成する
こととした。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る食品廃棄物の処理方
法は、固体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄物とに王
水をそれぞれ混入して脱臭せしめ、その後、固体状の食
品廃棄物と液体状の食品廃棄物とを混合するとともに破
砕してペースト状の食品廃棄物となし、同ペースト状の
食品廃棄物を篩選別することによってプラスチックを除
去し、その後、ペースト状の食品廃棄物に炭酸ナトリウ
ム又は炭酸カルシウムを混入して、発酵菌の栄養源とし
ての硝酸ナトリウム又は硝酸カルシウムを生成せしめた
後に発酵菌を含有する菌床に混入して発酵させ、発酵の
際に発生する発酵熱によってペースト状の食品廃棄物に
含有される水分を蒸発させて粉末状の食品廃棄物とな
し、同粉末状の食品廃棄物の一部を滅菌乾燥させるとと
もに篩選別して飼料を生成し、残りの粉末状の食品廃棄
物を2次菌床として再利用するものである。
【0017】このように、固体状の食品廃棄物と液体状
の食品廃棄物とを混合した後に、発酵菌を含有する菌床
に混入して食品廃棄物を発酵させ、発酵の際に発生する
発酵熱によって食品廃棄物に含有される水分を蒸発させ
ることによって、脱水乾燥処理するための高価な設備を
用意しなくても安価な設備で特に液体状の食品廃棄物に
含まれている水分を蒸発させることができ、安価に液体
状の食品廃棄物を処理することができるものである。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係る食品廃棄物の処理方法
について図1を参照しながら具体的に説明する。
【0019】まず、残飯や賞味期限切れの食品等に代表
される固体状の食品廃棄物と、飲み残しや賞味期限切れ
の飲料製品に代表される含水率の高い液体状の食品廃棄
物とを食品工場や厨房等から回収する。
【0020】次に、固体状の食品廃棄物と液体状の食品
廃棄物とに脱臭剤3としての濃塩酸と濃硝酸との混合液
である王水(硝酸と塩酸との体積比を1:3とした混合
液)をそれぞれ混入してpH1〜2程度にした後に、貯
留タンク1,2の内部に貯留する。
【0021】このように、固体状の食品廃棄物又は液体
状の食品廃棄物に王水を混入することによって、強酸の
作用によって食品廃棄物の腐敗を防止でき、食品廃棄物
の腐敗による悪臭の発生を未然に防止して、食品廃棄物
を脱臭することができる。
【0022】次に、混合機4によって固体状の食品廃棄
物と液体状の食品廃棄物とを混合した後、破砕機5によ
って食品廃棄物を液中で破砕する。これにより、ペース
ト状の食品廃棄物が生成される。
【0023】このように、食品廃棄物を液中破砕するこ
とによって、破砕時の塵の発生を防止することができ
る。
【0024】次に、振動篩6を用いてペースト状の食品
廃棄物を篩選別することによってプラスチック等の固形
物を除去して、廃棄タンク7に分離収容する。
【0025】このように、固体状の食品廃棄物と液体状
の食品廃棄物とを混合した後に、破砕し、篩選別しする
ことによって、食品廃棄物に含まれる包装資材等のプラ
スチックを人手によらず容易に除去することができ、食
品廃棄物を円滑に処理することができる。
【0026】次に、ペースト状の食品廃棄物に炭酸ナト
リウム又は炭酸カルシウムの中和剤8を混入する。
【0027】これにより、ペースト状の食品廃棄物に混
入した王水を中和して取扱いが容易な中性とするととも
に、王水に含まれる硝酸と反応して、発酵菌の栄養源と
なる硝酸ナトリウム又は硝酸カルシウムが生成される。
尚、王水に含まれる塩酸は、炭酸ナトリウム又は炭酸カ
ルシウムと反応して、塩化ナトリウム又は塩化カルシウ
ムとなる。
【0028】このように、食品廃棄物に炭酸ナトリウム
又は炭酸カルシウムを混入することによって、発酵菌の
栄養源となる硝酸ナトリウム又は硝酸カルシウムを生成
することができ、後述する発酵菌による食品廃棄物の発
酵処理を促進させることができて、食品廃棄物を短時間
で円滑に処理することができる。
【0029】次に、発酵槽9を用いて、中性化したペー
スト状の食品廃棄物を、発酵菌を含有する菌床10に混入
する。その際に、菌床10にペースト状の食品廃棄物を混
入した状態で含水率が50%〜60%程度となるよう
に、必要に応じて加水する。
【0030】尚、ここでいう菌床とは、飼料等に使われ
る米糖やトウモロコシ等に、炭水化物等の有機物を分解
する作用を有する微生物(例えば、乳酸菌)を混入さ
せ、その含水率を10%〜20%程度として、微生物を
安定に貯蔵させたものをいう。
【0031】すると、菌床10に含まれる微生物が含水率
の増加によって活動を開始し、水分や硝酸カルシウムや
硝酸ナトリウムを栄養源として増殖し、発酵槽9の内部
で食品廃棄物に含まれる有機物を分解する。すなわち、
発酵槽9の内部において食品廃棄物が好気的に発酵す
る。
【0032】そして、発酵が進むにつれて発酵熱が発生
し、約10時間後には菌床10の温度が80℃〜85℃に
増加し、約20時間後には発酵が完了する。
【0033】その際に、ペースト状の食品廃棄物は、発
酵の際に生成される発酵熱によってペースト状の食品廃
棄物に含有されている水分が蒸発し、含水率が30%〜
40%程度の粉末状の食品廃棄物となる。
【0034】このように、本実施例では、固体状の食品
廃棄物と液体状の食品廃棄物とを混合した後に、発酵菌
を含有する菌床10に混入して食品廃棄物を発酵させ、発
酵の際に発生する発酵熱によって食品廃棄物に含有され
る水分を蒸発させているため、脱水乾燥処理するための
高価な設備を用意しなくても安価な設備で特に液体状の
食品廃棄物に含まれている水分を蒸発させることがで
き、安価に液体状の食品廃棄物を処理することができ
る。
【0035】しかも、発酵熱によって含有水分を蒸発さ
せた粉末状の食品廃棄物には、炭水化物等の有機物を分
解する作用を有する微生物が多量に含まれていることか
ら、これを2次菌床として再利用することができる。
【0036】このように、発酵熱によって含有水分を蒸
発させた食品廃棄物を2次菌床として再利用することに
よって、食品廃棄物を処理するたびごとに菌床10を生成
する必要がなくなり、低コストで半永久的に食品廃棄物
の処理を行うことができる。
【0037】一方、発酵熱によって含有水分を蒸発させ
た粉末状の食品廃棄物の一部(全体積の30%程度)を
発酵槽9から取出し、それを滅菌乾燥機11を用いて滅菌
乾燥させ、その後、振動篩12を用いて篩選別し、篩上廃
棄物を廃棄タンク13に分離収容するとともに、飼料を飼
料タンク14に分離収容する。
【0038】このように、発酵熱によって含有水分を蒸
発させた食品廃棄物を滅菌乾燥することにより飼料を生
成することによって、食品廃棄物を飼料の原料として有
効利用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】すなわち、本発明では、固体状の食品廃棄
物と液体状の食品廃棄物とを混合した後に、発酵菌を含
有する菌床に混入して食品廃棄物を発酵させ、発酵の際
に発生する発酵熱によって食品廃棄物に含有される水分
を蒸発させているため、脱水乾燥処理するための高価な
設備を用意しなくても安価な設備で特に液体状の食品廃
棄物に含まれている水分を蒸発させることができ、安価
に液体状の食品廃棄物を処理することができる。
【0041】特に、固体状の食品廃棄物と液体状の食品
廃棄物とを混合した後に、破砕し、篩選別しすることに
よって、食品廃棄物に含まれる包装資材等のプラスチッ
クを容易に除去することができ、食品廃棄物を円滑に処
理することができる。
【0042】また、固体状の食品廃棄物又は液体状の食
品廃棄物の少なくともいずれか一方に王水を混入するこ
とによって、食品廃棄物の腐敗を防止でき、食品廃棄物
の腐敗による悪臭の発生を未然に防止することができ
る。
【0043】しかも、菌床に混入する前の食品廃棄物に
炭酸ナトリウム又は炭酸カルシウムを混入することによ
って、菌床に含まれる発酵菌の栄養源となる硝酸ナトリ
ウム又は硝酸カルシウムを生成することができ、発酵菌
による食品廃棄物の発酵処理を促進させることができ
て、食品廃棄物を短時間で円滑に処理することができ
る。
【0044】また、発酵熱によって含有水分を蒸発させ
た食品廃棄物を2次菌床として再利用することによっ
て、処理ごとに菌床を生成する必要がなくなり、低コス
トで半永久的に食品廃棄物の処理を行うことができる。
【0045】一方、発酵熱によって含有水分を蒸発させ
た食品廃棄物を滅菌乾燥することにより飼料を生成する
ことによって、食品廃棄物を飼料の原料として有効利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品廃棄物の処理方法を示す説明
図。
【符号の説明】
1,2 貯留タンク 3 脱臭剤 4 混合機 5 破砕機 6,12 振動篩 7,13 廃棄タンク 8 中和剤 9 発酵槽 10 菌床 11 滅菌乾燥機 14 飼料タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B07B 1/00 B09B 3/00 D ZABC Fターム(参考) 2B150 BA04 BB01 CD37 4D004 AA03 AA04 AA07 AB01 AC05 BA04 CA04 CA07 CA15 CA18 CA34 CA35 CA42 CA48 CB04 CB13 CB28 CC11 CC12 4D021 AA01 AB02 AC01 CA03 EA10 EB00 4D071 AA01 AA12 AB02 AB14 CA03 CA05 DA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄
    物とを混合した後に、発酵菌を含有する菌床に混入して
    食品廃棄物を発酵させ、発酵の際に発生する発酵熱によ
    って食品廃棄物に含有される水分を蒸発させることを特
    徴とする食品廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 固体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄
    物とを混合した後に、破砕し、篩選別して、食品廃棄物
    に含まれるプラスチックを除去することを特徴とする請
    求項1記載の食品廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】 固体状の食品廃棄物又は液体状の食品廃
    棄物の少なくともいずれか一方に王水を混入して、食品
    廃棄物の脱臭を行うことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の食品廃棄物の処理方法。
  4. 【請求項4】 菌床に混入する前の食品廃棄物に炭酸ナ
    トリウム又は炭酸カルシウムを混入して、硝酸ナトリウ
    ム又は硝酸カルシウムを生成することを特徴とする請求
    項3記載の食品廃棄物の処理方法。
  5. 【請求項5】 発酵熱によって含有水分を蒸発させた食
    品廃棄物を2次菌床として再利用することを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれかに記載の食品廃棄物の処
    理方法。
  6. 【請求項6】 発酵熱によって含有水分を蒸発させた食
    品廃棄物を滅菌乾燥することにより飼料を生成すること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の食
    品廃棄物の処理方法。
  7. 【請求項7】 固体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄
    物とに王水をそれぞれ混入して脱臭せしめ、その後、固
    体状の食品廃棄物と液体状の食品廃棄物とを混合すると
    ともに破砕してペースト状の食品廃棄物となし、同ペー
    スト状の食品廃棄物を篩選別することによってプラスチ
    ックを除去し、その後、ペースト状の食品廃棄物に炭酸
    ナトリウム又は炭酸カルシウムを混入して、発酵菌の栄
    養源としての硝酸ナトリウム又は硝酸カルシウムを生成
    せしめた後に発酵菌を含有する菌床に混入して発酵さ
    せ、発酵の際に発生する発酵熱によってペースト状の食
    品廃棄物に含有される水分を蒸発させて粉末状の食品廃
    棄物となし、同粉末状の食品廃棄物の一部を滅菌乾燥さ
    せるとともに篩選別して飼料を生成し、残りの粉末状の
    食品廃棄物を2次菌床として再利用することを特徴とす
    る食品廃棄物の処理方法。
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